JP5139197B2 - スチームコンベクションオーブン及びその洗浄方法 - Google Patents

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Description

本発明は、飽和蒸気を用いて調理を行うスチームコンベクションオーブンとその洗浄方法に関する。特には、蒸気発生タンクの洗浄を考慮したコンベクションオーブンに関する。
スチームコンベクションオーブンは、蒸気を発生させるタンクと、調理される食品が収容される調理庫を備え、蒸気発生タンクで発生した蒸気が調理庫に送られて、食品を加熱調理するものである。このようなスチームコンベクションオーブンにおいては、調理中の食品から油や煮汁などが飛び散って調理庫の壁面に付着して汚れる。そこで、庫内を洗浄する種々の方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法としては、洗剤を壁面に塗布しておき、次に、蒸気発生装置から庫内に蒸気を散布して壁面に付着した汚れを浮き上がらせ、その後、散水装置から庫内に水を散水して、浮き上がった汚れを洗い流すものが一般的である。
実開平3−58223号公報
一方、蒸気発生タンクは調理庫と離れているので、油や煮汁などで汚れることはない。しかし、水道水が供給されて蒸発するので、タンクの壁面に、水道水中に含まれるミネラル分(カルシウムやマグネシウム)などが白い粉状の物質(カルキともいう)として付着する。このような物質は体に害はないが、タンクも定期的に洗浄することが好ましい。この湯アカは、壁面にこびりついてとれにくい。洗浄方法としては、例えば、洗浄剤(例えば、クエン酸やリン酸)を25%程度の濃度となるように薄めて洗浄液を作成し、その洗浄液を蒸気発生タンクに貯留させて一晩程度放置した後、排水及びすすぎを行うことが一般的である。洗浄剤が残留していると、洗浄剤を含んだ蒸気が庫内に噴出するので、タンクを十分にすすぐ必要がある。このため、一連の作業には、9時間程度必要となっていた。
なお、前述の特許文献などは、庫内の洗浄のみを提案したものであり、蒸気発生タンクの洗浄には言及されていない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、蒸気発生タンクの洗浄を考慮したスチームコンベクションオーブンとその洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明のスチームコンベクションオーブンは、 蒸気発生タンク及びその発生した蒸気が送られる食品調理庫を備えるスチームコンベクションオーブンであって、 前記蒸気発生タンクのお湯を循環させる循環系統と、 該循環系統に洗浄剤を投入する洗浄剤投入系統と、をさらに備えることを特徴とする。
ここで、洗浄剤とは、蒸気発生タンクの壁面に白い粉状の物質としてこびりついた、水道水中に含まれるミネラル分(カルシウムやマグネシウム、カルキともいう)などからなる汚れを除去する液や粉末である。
本発明によれば、蒸気発生タンクのお湯を循環させる循環系統を形成し、この循環系統に洗浄剤を投入して、洗浄剤を含んだお湯を同系統内で循環させる。この循環により、蒸気発生タンク内で洗浄剤を含んだお湯が攪拌されるので、タンク内の汚れが落ちやすくなる。従来の方法では、洗浄剤を蒸気発生タンクに貯留させて放置しておくだけであったので、汚れ除去に長い時間が必要があったが、本発明によれば、タンク内で洗浄剤を攪拌することにより、洗浄時間を短くすることができるとともに、必要な洗浄剤の量を少なくすることができる。
本発明においては、 前記循環系統が、 前記蒸気発生タンクのお湯を前記調理庫の庫内上部の吐湯口に送る庫内洗浄管路と、 前記蒸気発生タンクから前記庫内に蒸気を吹き込む蒸気吹き込み口と前記吐湯口との間を繋ぐ仮設連結管と、を有する。
調理庫に庫内洗浄用の吐湯口が設けられているタイプのスチームコンベクションオーブンにおいては、この吐湯口に仮設連絡管を繋ぐことによって、洗浄剤を含んだお湯循環系統内で循環させて、蒸気発生タンク内で洗浄剤を含んだお湯を攪拌させるようにして蒸気発生タンクを洗浄することができる。
または、 前記循環系統が、 前記蒸気発生タンクの底から出て該タンクの上部に入る管路を有することともできる。
調理庫に庫内洗浄用の吐湯口が設けられていないタイプのスチームコンベクションオーブンにおいては、蒸気発生タンクの底から出て該タンクの上部に入る管路に洗浄剤を投入することにより、洗浄剤を含んだお湯を循環系統内で循環させるようにして、蒸気発生タンク内で洗浄剤を含んだお湯を攪拌することができる。
または、 前記循環系統が、 前記蒸気発生タンクのお湯を前記調理庫の庫内上部の吐湯口に送る庫内洗浄管路と、 該庫内洗浄管路から前記蒸気発生タンクへ行く分岐管路と、 前記庫内洗浄管路の前記分岐管路への分岐部に設けられた切換え弁と、を備えることともできる。
本発明においては、調理庫に庫内洗浄用の吐湯口が設けられているタイプのスチームコンベクションオーブンにおいて、庫内洗浄管路から分岐管路を通って蒸気発生タンクに戻る循環系統を形成する。この場合、吐湯口への仮設連絡管路を取り付けることなく、洗浄剤を含んだお湯を循環系統内で循環させるようにして、蒸気発生タンク内で洗浄剤を含んだお湯を攪拌することができる。
本発明のスチームコンベクションオーブンの洗浄方法は、 蒸気発生タンク及びその発生した蒸気が送られる食品調理庫を備えるスチームコンベクションオーブンの洗浄方法であって、 前記蒸気発生タンクのお湯を循環させる循環系統に、洗浄剤を投入し、 該循環系統に洗浄剤を含んだお湯を循環させることにより、前記蒸気発生タンク内で洗浄剤を含んだお湯を攪拌し、該蒸気発生タンクを洗浄することを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、蒸気発生タンク内で洗浄剤を含んだお湯を攪拌させて同タンクを洗浄するので、洗浄時間を短くすることができるとともに、使用する洗剤の量を少なくすることができる。本発明は、調理庫洗浄用の庫内吐湯口が設けられたタイプのものでも、吐湯口が設けられていないタイプのものにも適用できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスチームコンベクションオーブンの構造を模式的に示す図である。
スチームコンベクションオーブン1は、蒸気を発生させるタンク10と、調理される食品が収容される調理庫20とを備える。蒸気発生タンク10と、調理庫20との間には蒸気供給管11が設けられている。さらに、同オーブン1には、蒸気発生タンク10のお湯を循環させる循環系統30と、同循環系統30に洗浄剤を投入する洗浄剤投入系統40と、が備えられている。
蒸気発生タンク10の上面には、蒸気供給管11が接続している。さらに、同タンク10には、開閉弁14を備えた水道水供給管13が接続しており、同供給管13からから水道水が供給されて貯留される。また、同タンク10にはヒータ15が備えられており、タンク10に貯留された水道水を沸騰させて蒸気を発生させる。さらに、同タンク10の底面には、ポンプ18を備えた排水管17が接続している。ポンプ18を駆動することにより、タンク10内を排水する。
調理庫20の側壁には、蒸気吹き出し口21が設けられている。同口21には、蒸気発生タンク10から延びる蒸気供給管11が接続している。蒸気発生タンク10で発生した蒸気は、蒸気供給管11を通って蒸気吹き込み口21から調理庫20内に噴出されて、庫内の食品を加熱調理する。また、調理庫20の上面には、庫内洗浄用の吐湯口22が設けられている。
循環系統30は、蒸気発生タンク10の底部付近と、調理庫20の上壁に設けられた吐湯口22とを接続する庫内洗浄管路31と、吐湯口22と蒸気吹き込み口21との間を繋ぐ仮設連結管33と、を有する。庫内洗浄管路31の途中には、ポンプ32が設けられており、ポンプ32の駆動により、蒸気発生タンク10内の液体が庫内洗浄管路31を通って吐湯口22に送られる。仮設連絡管33は、例えば、フレキシブルなホースなどであり、吐湯口22に取り外し可能に取り付けられる。同連絡管33は、蒸気吹き込み口21から蒸気供給管11内に入り、先端33aが下方に折れ曲がって蒸気発生タンク10内の液面に対して開口している。調理庫20の蒸気吹き込み口21において、同口21の内縁と仮設連絡管33の外面との間は、シール35で塞がれている。
洗浄剤投入系統40は、洗浄剤(例えば、クエン酸やリン酸)が貯留される洗浄剤タンク41と、同タンク41と庫内洗浄管路31との間に設けられた洗浄剤投入管路43を有する。同管路43は、庫内洗浄管路31のポンプ32の下流側に接続している。また、同管路43の途中にはポンプ44が設けられており、ポンプ44の駆動により、洗浄剤が洗浄剤タンク41から洗浄剤挿入管路43を通って庫内洗浄管路31に投入される。
次に、蒸気発生タンク10を洗浄する方法の一例を説明する。
まず、仮設連絡管33を吐湯口22に取り付けて、同管33を蒸気吹き出し口21から蒸気供給管11内に通しておく。そして、蒸気吹き出し口21と仮設連絡管33の周囲との間をシール35で塞いでおく。次に、ヒータ15を作動して蒸気発生タンク10内の水道水を所定の温度(例えば、80℃)に加熱する。所定の温度に加熱後、庫内洗浄管路31のポンプ32を作動して、蒸気発生タンク10内のお湯を庫内洗浄管路31を通して吐湯口22に送る。お湯は、吐湯口22から仮設連絡管33を通って蒸気発生タンク10に戻り、これによりお湯が循環する。お湯が循環し始めた後、洗浄剤供給管路43のポンプ44を作動し、洗浄剤タンク41内の洗浄剤を、洗浄剤供給管路43を通して庫内洗浄管路31に供給する。すると、洗浄剤が含まれたお湯が、庫内洗浄管路31−吐湯口22−仮設連絡管33−蒸気発生タンク10を循環するとともに、蒸気発生タンク10内のお湯が攪拌されることになる。なお、各ポンプ32、44の作動時間や作動サイクルは、適宜調整する。
このように、蒸気発生タンク10内で洗浄剤が含まれたお湯を攪拌することにより、タンク10の壁面に洗浄剤が行き渡り、壁面の汚れを落とすことができる。前述した従来の洗浄方法では、タンク内のお湯を攪拌することができなかったため、洗浄剤を含んだお湯を貯留させて長時間(例えば一晩程度)放置しておくことが必要であった。本例の方法では、従来の方法に比べて、洗浄剤の量を少なくすることができる(一例で1/5程度)とともに、洗浄時間を短縮することができる。
蒸気発生タンク10内を所定時間攪拌した後、排水管17のポンプ18を作動させて蒸気発生タンク10内のお湯を排水する。排水後、循環系統20に、洗浄剤を含まないお湯のみを循環させて蒸気発生タンク10内に残留している洗浄剤を洗い流す。
本例においては、仮設連絡管33の先端33aが、蒸気発生タンク10内に対して開口している。このように、連絡管33の先端33aを蒸気吹き込み口21からできるだけ離すことにより、蒸気吹き込み口21や蒸気供給管11に洗浄剤が付着しないようにされている。しかし、タンク洗浄後に、洗浄剤を含まないお湯を十分に循環させてこれらの部分を洗い流せば、仮設連絡管33の先端33aが蒸気吹き込み口21から近い位置にあっても問題ない。この場合、仮設連絡管22を蒸気供給管11の奥まで挿入する必要がなくなり、同管の取付が容易になる。また、蒸気供給管11内の洗浄も行える。
図2は、本発明の他の実施の形態に係るスチームコンベクションオーブンの構造の一例を模式的に示す図である。
この例においては、蒸気発生タンク10の洗浄方法とともに、調理庫20の洗浄方法も説明する。このスチームコンベクションオーブン1Aも、図1のオーブンと同様に、蒸気を発生させるタンク10と、調理される食品が収容される調理庫20とを備え、タンク10と、調理庫20との間には蒸気供給管11が設けられている。さらに、同オーブン1には、蒸気発生タンクのお湯を循環させる循環系統50と、同循環系統に洗浄剤を投入する洗浄剤投入系統60と、が備えられている。蒸気発生タンク10、調理庫20は、図1のオーブンの各々と同じ作用・構成を有するので、図1と同じ符号を付し説明を省略する。
循環系統50と洗浄剤投入系統60について説明する。
循環系統50は、蒸気発生タンク10の底部付近と、調理庫20の上壁に設けられた吐湯口22とを接続する庫内洗浄管路51と、同庫内洗浄管路51の途中から蒸気供給管路11に分岐した分岐管路53とを有する。庫内洗浄管路51の途中には、ポンプ52が設けられており、ポンプ52の駆動により、蒸気発生タンク10内の液体が庫内洗浄管路51にくみ上げられる。庫内洗浄管路51と分岐管路53との交点には三方弁54が設けられている。ポンプ52を稼働し、三方弁54の、分岐管路側の弁54cを閉じて他の弁54a、54bを開くと、蒸気発生タンク10内の液体は庫内洗浄管路51を通って調理庫20の吐湯口22に送られる。一方、三方弁54の、調理庫側の弁54bを閉じて他の弁54a、54cを開くと、蒸気発生タンク10内の液体は庫内洗浄管路51から分岐管路53を通って、蒸気発生管路11に入り、蒸気発生タンク10に戻される。
なお、図2では、分岐管路53が、蒸気供給管路11の上下方向に延びる部分に連続するように接続しているが、水平方向に延びる部分に接続していてもよい。水平方向に延びる部分に接続する場合は、タンク洗浄時に、蒸気吹き込み口21をキャップなどで塞いでおく必要がある。
洗浄剤投入系統60は、調理庫内を洗浄するための洗浄剤(例えば、アルカリ洗剤)を貯留する庫内洗浄剤タンク61と、同タンク61と庫内洗浄管路51とを接続する庫内洗浄剤供給管路63を有する。庫内洗浄剤供給管路63の途中にはポンプ64が設けられている。
さらに、同系統60は、蒸気発生タンク10を洗浄する洗浄剤(例えば、クエン酸など)を貯留するタンク洗浄剤タンク65と、同タンク65と庫内洗浄剤供給管路63とを接続するタンク洗浄剤供給管路67とを有する。タンク洗浄剤供給管路67と、庫内洗浄剤供給管路63との交点には、三方弁68が設けられている。
庫内洗浄方法の一例を説明する。
初めに、循環系統50において、庫内洗浄管路51と分岐管路53との交点に設けられた三方弁54の、分岐管路側の弁54cを閉じて他の弁54a、54bを開いておく。そして、調理庫20の吐湯口22に、水圧回転ノズル25を取り付けておく。さらに、洗浄剤投入系統60において、庫内洗浄剤供給管路63とタンク洗浄剤供給管路67との交点に設けられた三方弁68の、タンク洗浄剤供給管路側の弁68cの弁を閉じて他の弁68a、68bを開いておく。
汚れがほとんど無い場合は、蒸気発生タンク10内の水道水を加熱した後、ポンプ52を稼働する。すると、蒸気発生タンク10内のお湯は、庫内洗浄管路51を通って吐湯口22へ送られ、水圧回転ノズル25から庫内に噴射される。お湯の温度を比較的高温(例えば80℃)とすることにより、軽度な油汚れを洗い流すことができる。噴射されたお湯は、調理庫20の排水管27から排水される。
汚れがひどい場合は、庫内洗浄剤供給管路63のポンプ64を一定時間稼働して、庫内洗浄剤タンク61から庫内洗浄剤供給管路63に洗浄剤を送る。洗浄剤は、庫内洗浄管路51を流れるお湯に混合され、洗浄剤を含んだお湯が吐湯口22からノズル25を介して庫内に噴射される。その後、蒸気発生タンク10内の水を加熱して蒸気を発生させる。発生した蒸気は蒸気供給管11を通って吹き出し口21から庫内に吹き出す。このように、庫内には洗浄水が噴射されるとともに蒸気が吹き出され、油汚れを分解させる。一定時間経過して汚れが壁面から浮きあがった後、蒸気発生タンク10内のお湯のみを循環系統50を通して庫内に噴出して、壁面を十分に洗い流す。
洗浄剤の投入量や投入タイミングは、汚れの状態によって適宜調整する。
次に、蒸気発生タンク10の洗浄方法の一例を説明する。
初めに、循環系統50において、庫内洗浄管路51と分岐管路53との交点に設けられた三方弁54の、調理庫側の弁54bを閉じて他の弁54a、54cを開いておく。そして、洗浄剤投入系統60において、庫内洗浄剤供給管路63とタンク洗浄剤供給管路67との交点に設けられた三方弁68の、庫内洗浄剤タンクの弁68aを閉じて他の弁68b、68cを開いておく。
次に、蒸気発生タンク10内の水道水を所定の温度(例えば、80℃)に加熱する。所定の温度に加熱後、庫内洗浄管路51のポンプ52を稼働して、蒸気発生タンク10内のお湯を庫内洗浄管路51にくみ上げる。お湯は、庫内洗浄管路51から三方弁54を経て分岐管路53に入り、蒸気供給管路11を通って蒸気発生タンク10に戻り、これによりお湯が循環する。お湯が循環し始めた後、洗浄剤供給管路63のポンプ64を作動する。すると、タンク洗浄剤タンク65内の洗浄剤が、タンク洗浄剤供給管路67から三方弁68を経て洗浄剤投入管路63にくみ上げられ、同管路63から庫内洗浄管路51に投入される。すると、洗浄剤が含まれたお湯が、庫内洗浄管路51−分岐管路53−蒸気供給管路11−蒸気発生タンク10を循環するとともに、蒸気発生タンク10内のお湯が攪拌されることになる。これにより、蒸気発生タンク10が洗浄される。洗浄後は、前述と同様に、洗浄剤の投入を停止して、十分にすすぎを行う。
なお、洗浄中、調理庫20の蒸気発生口21は、キャップなどで塞いでおくことが好ましい。
また、調理庫20に吐湯口22が設けられていない場合は、庫内洗浄管路51を直接蒸気供給管路11に接続して、庫内洗浄管路51−蒸気供給管路11−蒸気発生タンク10からなる循環系統を構成する。
本発明の実施の形態に係るスチームコンベクションオーブンの構造を模式的に示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るスチームコンベクションオーブンの構造の一例を模式的に示す図である。
符号の説明
1 スチームコンベクションオーブン 10 蒸気発生タンク
11 蒸気供給管 13 水道水供給管
14 開閉弁 15 ヒータ
17 排水管 18 ポンプ
20 調理庫 21 蒸気吹き出し口
22 吐湯口 25 水圧回転ノズル
27 排水管 30 循環系統
31 庫内洗浄管路 32 ポンプ
33 仮設連絡管 35 シール
40 洗浄剤投入系統 41 洗浄剤タンク
43 洗浄剤投入管路 44 ポンプ
50 循環系統 51 庫内洗浄管路
52 ポンプ 53 分岐管路
54 三方弁 60 洗浄剤投入系統
61 庫内洗浄剤タンク 63 庫内洗浄剤供給管路
64 ポンプ 65 タンク洗浄剤タンク
67 タンク洗浄剤供給管路 68 三方弁

Claims (5)

  1. 蒸気発生タンク及びその発生した蒸気が送られる食品調理庫を備えるスチームコンベクションオーブンであって、
    前記蒸気発生タンクのお湯を循環させる循環系統と、
    該循環系統に洗浄剤を投入する洗浄剤投入系統と、
    をさらに備えることを特徴とするスチームコンベクションオーブン。
  2. 前記循環系統が、
    前記蒸気発生タンクのお湯を前記調理庫の庫内上部の吐湯口に送る庫内洗浄管路と、
    前記蒸気発生タンクから前記庫内に蒸気を吹き込む蒸気吹き込み口と前記吐湯口との間を繋ぐ仮設連結管と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のスチームコンベクションオーブン。
  3. 前記循環系統が、
    前記蒸気発生タンクの底から出て該タンクの上部に入る管路を有することを特徴とする請求項1記載のスチームコンベクションオーブン。
  4. 前記循環系統が、
    前記蒸気発生タンクのお湯を前記調理庫の庫内上部の吐湯口に送る庫内洗浄管路と、
    該庫内洗浄管路から前記蒸気発生タンクへ行く分岐管路と、
    前記庫内洗浄管路の前記分岐管路への分岐部に設けられた切換え弁と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のスチームコンベクションオーブン。
  5. 蒸気発生タンク及びその発生した蒸気が送られる食品調理庫を備えるスチームコンベクションオーブンの洗浄方法であって、
    前記蒸気発生タンクのお湯を循環させる循環系統に、洗浄剤を投入し、
    該循環系統に洗浄剤を含んだお湯を循環させることにより、前記蒸気発生タンク内で洗浄剤を含んだお湯を攪拌し、該蒸気発生タンクを洗浄することを特徴とするスチームコンベクションオーブンの洗浄方法。
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