JP5136360B2 - 液体容器 - Google Patents

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本発明は、液体を貯留する液体容器に関する。
従来から、液体を貯留する液体容器において、フロート等の液面の変動に応じて移動する移動部材を備え、この移動部材の位置に基づいて液量(液面レベル)を検出することが可能に構成されているものがある。
ところで、このようなフロート等の移動部材を有する液体容器においては、未使用の状態(例えば、輸送中など)で外部から作用した振動によって、液面が大きく揺れたときに移動部材が激しく移動すると、この移動部材や容器内部に損傷や劣化が生じるといった問題があった。また、移動部材の移動によって液体容器中に泡が発生し、この泡が残存した状態で使用すると、泡によって移動部材の移動が阻害されて、液量を正確に検出することができないという問題もあった。そこで、従来から、未使用時には、液体を貯留する容器本体にフロート等の移動部材を固定することが可能に構成されたものがある。
例えば、特許文献1には、液量検出用のフロートを有する自動車用燃料タンクが開示されている。この燃料タンクには、フロートの上下動を規制するストッパーと、このストッパーに連結されたひも(連結部材)を備えている。そして、燃料タンクの輸送時にはストッパーによりフロートの上下動を規制しつつ、輸送が終了したときにはひもを引っ張ることによりストッパーを取り外し、フロートの上下動規制を解除することが可能となっている。
特開2005−145126号公報(図2)
前記特許文献1の液体容器(燃料タンク)において、ストッパーはフロートに直接接触することでその上下移動を機械的に規制するものであり、使用時には容器外からストッパーを取り外すことができるように、ストッパーにはひもが連結されている。しかし、容器外からひもを引っ張ってストッパーによる直接的な移動規制を解除する際に、フロートにひもの引っ張り力が強く作用するなどしてフロートが損傷したり、あるいは、ストッパーが容器外に取り出される前に容器内に接触して損傷を生じたりする虞がある。言い換えれば、容器の使用開始前に、上述したような損傷が起こらないように気を配りながらストッパーを取り外す作業が必要となる。さらに、液体容器としての機能には何ら寄与しない、フロートの移動規制専用の部材(ストッパー及びひも)が必要になることから、コスト面でも不利である。
本発明の目的は、容器本体内の液量に応じて移動する移動部材を、専用の部材を追加することなく、磁力を利用して容器本体に間接的に固定することができ、また、その固定解除も容易な液体容器を提供することである。
第1の発明の液体容器は、液体を貯留する容器本体と、前記容器本体に設けられ、その内部の液体を導出するための液体導出部と、前記容器本体に設けられ、前記容器本体内の液量に応じて前記容器本体に対して移動する移動部材と、前記液体導出部を覆うように前記容器本体に取り外し可能に装着されるキャップとを備え、
前記移動部材と前記キャップには、互いに引き合う方向の磁力が作用する一対の磁性体が設けられ、前記キャップが前記容器本体に装着されている状態では、前記一対の磁性体の間に作用する磁力により、前記移動部材が前記容器本体に対して移動不能に固定されていることを特徴とするものである。
本発明の液体容器においては、容器本体内の液量に応じて移動する移動部材と、容器本体に設けられた液体導出部を保護するキャップに、一対の磁性体が設けられている。そして、キャップが容器本体に装着されている未使用状態では前記一対の磁性体間に生じる磁力によって、移動部材が容器本体に固定される。
そのため、未使用状態において外部から振動が作用した場合でも、容器本体内の液面変動によって移動部材が移動することはなく、移動部材及び容器本体の損傷や異音発生を防止でき、さらには、液体中の泡の発生をも防止できる。また、移動部材は一対の磁性体間に作用する磁力によって間接的に容器本体に固定されていることから、キャップが容器本体から取り外されて一対の磁性体間で磁力が作用しなくなったときに、移動部材の固定が自然と解除されることになり、直接的に移動部材を固定している場合と違って、固定解除時に無理な力が移動部材に作用して損傷が生じるということはない。また、液体導出部を覆っている液漏れ防止用のキャップを取り外すという、容器使用前に通常行う動作をするだけで、移動部材の固定を解除することができる。さらには、移動部材を固定する専用の部材を追加する必要がないため、コスト面でも有利である。
第2の発明の液体容器は、前記第1の発明において、前記キャップに設けられた磁性体は永久磁石であり、前記移動部材に設けられた磁性体は前記永久磁石の磁界によって磁化する軟質磁性体であることを特徴とするものである。ここで、軟質磁性体とは、磁性体の中でも比較的簡単に磁極が消えたり反転したりするものを指す。すなわち、永久磁石の磁界によって比較的簡単に磁化することで永久磁石と引き合う磁力が発生し、永久磁石の磁界が及ばない範囲では、磁極が消えることで自ら磁界を発生させないものを指す。
移動部材側に自ら周囲に磁界を生じさせる永久磁石が設けられている場合には、液体容器の使用中に、その周辺に金属製部材等の別の磁性体が配置されていると、この別の磁性体との間に作用する磁力によって移動部材の動作に影響が出る虞がある。しかし、本発明においては、使用時には容器本体から取り外されるキャップ側に永久磁石が設けられ、移動部材側には自らは磁界を発生させることのない軟質磁性体が設けられているため、上述した問題は生じない。
第3の発明の液体容器は、前記第1又は第2の発明において、前記移動部材は、前記容器本体内の液面変動に応じて移動するフロートであることを特徴とするものである。
この構成によれば、容器本体内の液面変動に応じて、フロートである移動部材は、上下方向(重力方向)に移動する。
第4の発明の液体容器は、前記第1又は第2の発明において、前記容器本体内に、液面変動に応じて移動するフロートと、一端に前記フロートが連結されるとともに前記容器本体に対して回動可能に構成されたアームとが設けられ、
前記移動部材は前記アームの他端に連結されて、前記アームを介して前記フロートの移動に応じて前記容器本体に対して移動するように構成されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、容器本体内の液面変動に応じて、アームの一端に連結されたフロートが上下方向(重力方向)に移動し、これに伴ってアームが回動して、アームの他端に連結された移動部材がフロートとは逆方向に移動する。
第5の発明の液体容器は、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記キャップには、前記移動部材に設けられた磁性体との間で、それぞれ引き合う方向の磁力が作用する、複数の磁性体が設けられていることを特徴とするものである。
このように、キャップに複数の磁性体が設けられていると、これら複数の磁性体によって、移動部材を容器本体に強固に固定することが可能となる。あるいは、複数の磁性体が互いに離れた位置に配置される場合には、移動部材の固定位置を、キャップ側の複数の磁性体の位置にそれぞれ対応した複数の固定位置の中から選択することも可能となる。
第6の発明の液体容器は、前記第1〜第5の何れかの発明において、前記移動部材は、前記液量に応じて所定の一方向に沿って移動可能に構成されており、前記キャップに設けられた磁性体は、前記移動部材の移動経路の延長線上の位置に配置されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、キャップ側の磁性体が、移動部材の移動経路の延長線上に配置されているため、移動部材とキャップの間に作用する磁力の方向が移動経路と平行になり、移動部材を強固に固定することが可能となる。
第7の発明の液体容器は、前記第6の発明において、前記カートリッジ本体には、前記移動部材の移動経路の延長線上にあって、前記移動部材の移動を規制する移動規制部が設けられ、前記キャップが前記カートリッジ本体に装着された状態で、このキャップの前記移動規制部に近接する部分に、前記磁性体が配置されていることを特徴とするものである。
このように、移動部材の移動を規制する移動規制部と近接する、キャップの部分に磁性体が配置されていると、移動部材は、移動規制部によって規制される位置において磁力で固定されることになり、移動部材の固定がより強固なものとなる。
本発明によれば、キャップが容器本体に装着された未使用状態では、移動部材とキャップとにそれぞれ設けられた一対の磁性体間に作用する磁力により、移動部材が容器本体に固定されるため、外部から振動が作用した場合でも、容器本体内の液面変動によって移動部材が移動することはなく、移動部材及び容器本体の損傷や異音発生を防止でき、さらには、液体中の泡の発生をも防止できる。また、移動部材は一対の磁性体間に作用する磁力によって間接的に容器本体に固定されていることから、キャップが容器本体から取り外されて一対の磁性体間で磁力が作用しなくなったときに、移動部材の固定が自然と解除されることになり、直接的に移動部材を固定している場合と違って、固定解除時に無理な力が移動部材に作用して損傷が生じるということはない。また、液体導出部を覆っている液漏れ防止用のキャップを取り外すという、容器使用前に通常行う動作をするだけで、移動部材の固定を解除することができる。さらには、移動部材を固定する専用の部材を追加する必要がないため、コスト面でも有利である。
次に、本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、インクジェットプリンタに装着されて、インクジェットヘッドにインクを供給するインクカートリッジに、本発明を適用したものである。
図1は、本実施形態に係るインクカートリッジが装着されるプリンタの概略構成を示す平面図である。図1に示すように、プリンタ1は、図1の走査方向に沿って往復移動可能に構成されたキャリッジ2と、このキャリッジ2に搭載されたインクジェットヘッド3及びサブタンク4a〜4dと、インクジェットヘッド3で使用されるインクを貯留するインクカートリッジ5a〜5d(液体容器)と、記録用紙Pを図1の紙送り方向に搬送する搬送機構6等を備えている。
キャリッジ2は、図1の左右方向(走査方向)に平行に延びる2本のガイド軸17に沿って往復移動可能に構成されている。また、キャリッジ2には、無端ベルト18が連結されており、キャリッジ駆動モータ19によって無端ベルト18が走行駆動されたときに、キャリッジ2は、無端ベルト18の走行に伴って走査方向に移動するようになっている。
このキャリッジ2には、インクジェットヘッド3と4つのサブタンク4a〜4dが搭載されている。インクジェットヘッド3は、その下面(図1の紙面向こう側の面)に多数の液滴噴射用ノズルを備えている。また、4つのサブタンク4a〜4dは、走査方向に沿って並べて配置されており、これら4つのサブタンク4a〜4dにはチューブジョイント20が一体的に設けられている。そして、チューブジョイント20に連結された可撓性のチューブ11によって、4つのサブタンク4a〜4dと4つのインクカートリッジ5a〜5dとがそれぞれ接続されている。
4つのインクカートリッジ5a〜5dには、例えば、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの、4色のインクがそれぞれ貯留されており、これらのインクカートリッジ5a〜5dは、ホルダ10に設けられた4つのカートリッジ装着部7に挿入されることにより、ホルダ10に取り外し可能に装着される。
そして、4つのインクカートリッジ5a〜5dにそれぞれ貯留された4色のインクは、4本のチューブ11を介して4つのサブタンク4a〜4dに供給され、サブタンク4a〜4dにおいて一時的に貯留された後、インクジェットヘッド3に供給される。そして、インクジェットヘッド3は、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動しつつ、その下面に設けられた多数のノズルから、搬送機構6により図1の下方(紙送り方向)に搬送される記録用紙Pにインクの液滴を噴射する。
搬送機構6は、インクジェットヘッド3よりも紙送り方向上流側に配置された給紙ローラ25と、インクジェットヘッド3よりも紙送り方向下流側に配置された排紙ローラ26とを有する。給紙ローラ25と排紙ローラ26は、それぞれ、給紙モータ27と排紙モータ28により回転駆動される。そして、この搬送機構6は、給紙ローラ25により、記録用紙Pを図1の上方からインクジェットヘッド3に供給するとともに、排紙ローラ26により、インクジェットヘッド3によって画像や文字等が記録された記録用紙Pを図1の下方へ排出するように構成されている。
次に、インクカートリッジ5について詳細に説明する。尚、4色のインクをそれぞれ貯留する4つのインクカートリッジ5a〜5dは同じ構成を有するものであるため、以下では、それらのうちの1つについて説明する。
図2は、インクカートリッジ5の、ホルダ10への装着方向を含む平面に関する断面図である。尚、図2において、ホルダ10への装着方向を前方、装着方向と逆の方向(取り外し方向)を後方と定義する。
図2に示すように、インクカートリッジ5は、インクを貯留するとともにインク導出孔37を有するカートリッジ本体30(容器本体)と、カートリッジ本体30内のインク残量を検出するためのセンサアーム31と、カートリッジ本体30に取り外し可能に装着されるキャップ32等を備えている。
カートリッジ本体30は、合成樹脂材料等の光透過性材料により、ほぼ直方体形状に形成されている。このカートリッジ本体30内には、インクを貯留するためのインク貯留室33が形成されている。また、カートリッジ本体30には、その内部にインク貯留室33と連通するセンサ室34を備えた突出部35が、前壁部36よりもさらに前方へ突出するように設けられ、この突出部35内のセンサ室34には、後述するセンサアーム31の遮光板31cが配置される。
カートリッジ本体30の前壁部36の下端部には、インク貯留室33の下部空間と連通し、このインク貯留室33からインクを導出するためのインク導出孔37(液体導出部)が設けられている。尚、前壁部36のインク導出孔37が設けられた部分には、ゴム等からなる環状のシール部材39が取り付けられている。さらに、前壁部36の上端部には、インク貯留室33の上部空間と連通し、インク貯留室33に大気を導入する大気連通孔38が設けられている。
センサアーム31は、インク貯留室33内においてカートリッジ本体30に回動自在に支持されたアーム部31aと、このアーム部31aの一端に設けられ、インク液面変動に応じて上下に移動するフロート31bと、アーム部31aの他端に設けられた遮光板31cとを有する。遮光板31cは、突出部35内のセンサ室34に収容されており、後述するホルダ10のカートリッジ装着部7にインクカートリッジ5が装着された状態で、このカートリッジ装着部7に設けられた光センサ53(図3参照)の光を遮断することが可能である。
そして、センサアーム31は、インク貯留室33内のインク液面変動に応じてフロート31bが上下に移動したときに、このフロート31bとアーム部31aを介して連結された遮光板31cが、センサ室34内においてカートリッジ本体30に対して上下に移動(揺動)するように構成されている。より具体的には、インク貯留室33内に十分なインクがある場合には、フロート31bに大きな浮力が作用し、アーム部31aに図2の反時計回りの方向のモーメントが働くため、図2に実線で示すように、遮光板31cはセンサ室34の底面に当接する。一方、インク貯留室33内のインク残量が少なくなってフロート31bが液面から一部露出すると、フロート31bに作用する浮力が小さくなり、図2に二点鎖線で示すように、アーム部31aは図2の時計回りの方向に回動して、遮光板31cはセンサ室34の天井面に当接する。
即ち、遮光板31cは、インク液面変動が生じたときに、アーム部31aを介してフロート31bの移動に応じてカートリッジ本体30に対して移動するものであり、本願発明の移動部材に相当する。また、センサ室34の底面及び天井面が、遮光部31cの上下移動を規制する移動規制部に相当する。
キャップ32はゴムや合成樹脂等の軟質材料で形成されており、カートリッジ本体30にそれぞれ当接する上下2つの当接部40,41と、2つの当接部40,41の間に設けられた凹部42と、カートリッジ本体30の上面及び下面にそれぞれ係合する上下2つの係合部43,44とを有する。そして、このキャップ32は、その凹部42にカートリッジ本体30の突出部35が挿入され、カートリッジ本体30の前端部を覆った状態で、2つの係合部43,44がカートリッジ本体30の上面と下面にそれぞれ係合することで、カートリッジ本体30に取り外し可能に装着される。このキャップ32の装着状態では、下側の当接部40がシール部材39に当接してカートリッジ本体30のインク導出孔37を覆うとともに、上側の当接部41がカートリッジ本体30に当接して大気連通孔38を覆うようになっており、カートリッジ本体30からのインクの漏れが防止される。また、後述するように、インクカートリッジ5をホルダ10のカートリッジ装着部7に装着する際には、インク導出孔37及び大気連通孔38を覆うキャップ32はカートリッジ本体30から取り外される。
さらに、このインクカートリッジ5には、インク貯留室33内で回動するセンサアーム31を、ホルダ10へ装着されていない場合には回動不能に固定するための構成が付加されている。具体的には、キャップ32側の、センサ室34が挿入される凹部42の底面には、自ら周囲に磁界を発生させる永久磁石45が設けられる一方で、センサアーム31の遮光板31cには、永久磁石45の磁界によって磁化される軟質磁性体の金属片46が設けられている。ここで、軟質磁性体とは、磁性体の中でも比較的簡単に磁極が消えたり反転したりするものを指す。すなわち、永久磁石の磁界によって比較的簡単に磁化することで永久磁石と引き合う磁力が発生し、永久磁石の磁界が及ばない範囲では、磁極が消えることで自ら磁界を発生させないものを指す。したがって、永久磁石45の磁界によって磁化される金属片46も軟質磁性体に含まれる。そして、キャップ32がカートリッジ本体30に装着されている状態では、キャップ32側の永久磁石45と遮光板31cに設けられた金属片46の間に引き合う方向の磁力が作用しており、遮光板31cは永久磁石45に引き寄せられて、センサ室34の底面に当接した位置(下限位置)でカートリッジ本体30に移動不能に固定されることになる。
尚、キャップ32側の永久磁石45は、突出部35が挿入される凹部42の内面であればどの位置に設けられてもよいのだが、本実施形態では、特に、突出部35が挿入される凹部42の底面、即ち、上下(厳密には円弧上)に移動する遮光板31cの移動経路の延長線上の位置にある。別の言い方をすれば、遮光板31cの下方への移動を規制する、センサ室34の底面と近接する部分に設けられている。この場合には、遮光板31cとキャップ32の間に作用する磁力の方向が遮光板31cの移動経路(上下方向)と平行になり、さらに、センサ室34の底面によって下方への移動が規制された状態で磁力により固定されることになるため、凹部42の側面(遮光板31cの移動経路の脇の位置)に設けられている場合と比較して、遮光板31cを強固に固定することができる。
次に、インクカートリッジ5が装着されるホルダ10について説明する。図1に示すように、ホルダ10は、一方向(図1では走査方向と平行な方向)に配列されて、4つのインクカートリッジ5が装着される4つのカートリッジ装着部7を有する。尚、4つのカートリッジ装着部7は同じ構成を有するものであるため、以下ではそれらのうちの1つについて説明する。
図3(a)はインクカートリッジ未装着状態におけるホルダ10の断面図、図3(b)はインクカートリッジ装着状態におけるホルダ10の断面図である。図3(a)に示すように、ホルダ10の1つのカートリッジ装着部7は、後方に開口したカートリッジ収容室50と、カートリッジ収容室50を形成するホルダ10の前壁部51に設けられたインク導出路52と、同じく前壁部51に設けられた光センサ53とを備えている。
カートリッジ収容室50には、開口した後方からインクカートリッジ5が挿入される。また、前壁部51の下端部はそれよりも上の部分と比べて後方へ張り出しており、この張出部分51aに、インク導出路52が設けられている。このインク導出路52は、図1に示すチューブ11を介してインクジェットヘッド3と接続されている。また、光センサ53は、前壁部51の上下方向中央部に設けられており、図3の紙面垂直方向に関して所定間隔を空けて対向配置された発光部53aと受光部53bとを備えている。
このホルダ10(カートリッジ装着部7)へインクカートリッジ5を装着する際の一連の作用について、図3(b)を参照して説明する。まず、カートリッジ装着部7に装着する前に、カートリッジ本体30からキャップ32が取り外される。すると、遮光板31cに設けられた金属片46に、キャップ32に設けられた永久磁石45による磁力が作用しなくなるため、遮光板31cのカートリッジ本体30に対する固定が解除され、インクの液面変動に応じてセンサアーム31が回動(遮光板31cが上下に移動)できる状態となる。
キャップ32が取り外されたカートリッジ本体30が、カートリッジ装着部7のカートリッジ収容室50に挿入されると、カートリッジ本体30がシール部材39を介して前壁部51の張出部分51aと当接すると同時に、張出部分51aに形成されたインク導出路52と、カートリッジ本体30に形成されたインク導出孔37とが連通する。このとき、カートリッジ本体30に形成された大気連通孔38は開放された状態となっており、その結果、大気連通孔38からインク貯留室33内に大気が導入されて、インク貯留室33内のインクがインク導出孔37から、ホルダ10側のインク導出路52へ導出されることになる。
また、これと同時に、カートリッジ本体30に設けられた突出部35が、光センサ53の発光部53aと受光部53bの間に挿入される。ここで、インク貯留室33内にインクが十分にある場合には、突出部35内のセンサ室34に収容された遮光板31cは、センサ室34の底面に当接する下限位置にあり、このとき、発光部53aからの光は遮光板31cによって遮断されることになり、受光部53bで受光されない。一方、インク貯留室33内のインク残量が少ない場合には、遮光板31cはセンサ室34の天井面に当接する上限位置にあり、このときには、発光部53aからの光は遮光板31cによって遮断されずに受光部53bで受光される。つまり、光センサ53は、発光部53aからの光を受光部53bが受光するか否かによって、インクカートリッジ5のインク残量の有無を検出する。
尚、上述したように、センサアーム31をカートリッジ本体30に固定するために、センサアーム31の遮光板31cとキャップ32に、互いに引き合う磁力が作用する一対の磁性体(金属片46と永久磁石45)が設けられている。ここで、仮に、遮光板31c側に、自ら周囲に磁界を生じさせる永久磁石45が設けられていると、カートリッジ装着部7に装着された状態において、インクカートリッジ5の周辺に金属製部材等の別の磁性体が配置されている場合に、この別の磁性体との間に作用する磁力によってセンサアーム31の動作に影響が出る虞がある。しかし、本実施形態では、装着前に取り外されるキャップ32側に永久磁石45が設けられる一方で、遮光板31c側には自らは磁界を発生させることのない軟質磁性体の金属片46が設けられていることから、上述したような問題は生じない。
以上説明した本実施形態のインクカートリッジ5によれば、キャップ32がカートリッジ本体30に装着されている未使用状態では、センサアーム31の遮光板31cとキャップ32とにそれぞれ設けられた一対の磁性体(金属片46と永久磁石45)間に作用する磁力により、センサアーム31がカートリッジ本体30に固定されるため、カートリッジ本体30内に生じた液面変動によってセンサアーム31が回動(遮光板31cが上下動)することがなく、センサアーム31及びカートリッジ本体30の損傷や異音発生を防止できる。
また、未使用状態においてセンサアームが揺動してしまうと、インク中に泡が発生するが、このような泡が残存した状態でインクカートリッジ5がホルダ10に装着されると、センサアーム31の動きが泡によって阻害されてしまうということも考えられる。しかし、本実施形態においては、未使用状態においてセンサアーム31を揺動不能に固定することで、泡の発生を防止することができる。
また、キャップ32が取り外されて金属片46に磁力が作用しなくなったときに、遮光板31cの固定は自然と解除されることになり、固定解除時に無理な力が遮光板31cに作用して損傷が生じるということはない。また、インクカートリッジ5の装着時にインク導出孔37を覆っているキャップ32を取り外すという、通常行う動作をするだけで、遮光板31cの固定を解除することができる。さらには、遮光板31cを固定する専用の部材を追加する必要がないため、コスト面でも有利である。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]遮光板とキャップにそれぞれ設けられる磁性体は、両者の間に引き合う方向の磁力を発生させるものであれば、前記実施形態の構成に限定されない。例えば、遮光板側に永久磁石が設けられ、キャップ側に金属片が設けられてもよい。または、遮光板とキャップの両方に永久磁石が設けられてもよい。また、両者の間に引き合う方向の磁力を発生させるものであれば、金属片である必要はなく、セラミックス等であってもよい。
2]遮光板とキャップに設けられる磁性体の位置は、前記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、キャップ32に形成された凹部42の天井面に磁性体45が設けられ、磁性体46を有する遮光板31cがセンサ室34の天井面に当接する位置(上限位置)においてカートリッジ本体30に固定されてもよい。また、図示は省略するが、凹部42の側面(鉛直面)に磁性体が設けられてもよい。
また、遮光板とキャップに磁性体が1つずつ設けられる必要は必ずしもなく、複数の磁性体が設けられてもよい。例えば、図5、図6に示すように、キャップ32に、遮光板31c側の磁性体46との間で引き合う方向の力が作用する、2つの磁性体が設けられてもよい。
図5に示すように、凹部42の底面と側面にそれぞれ磁性体45,48が設けられている場合には、これら近接して配置された2つの磁性体45,48と、遮光板31c側の磁性体46との間でそれぞれ磁力が作用することになり、遮光板31cがより強固に固定される。
また、図6に示すように、凹部42の底面と天井面にそれぞれ磁性体45,47が設けられている場合には、遮光板31cを、センサ室34の底面に当接する下限位置と、センサ室34の天井面に当接する上限位置のうちから、何れか一方の固定位置を選択して固定することができる。この場合、インク残量が十分にある状態では遮光板31cは下限位置にあることから、未使用状態ではそのまま遮光板31cを下限位置に固定できる。また、インク残量がほとんどない、ホルダ10から取り外された後の使用済み状態では、遮光板31cは上限位置にあることから、ホルダ10から取り外した後に残存インクが漏れ出さないように再びキャップ32をカートリッジ本体30に装着することによって、遮光板31cを上限位置のままで固定するということが可能である。
さらに、遮光板31cを固定するための磁性体45,46に加えて、カートリッジ本体30とキャップ32にも、互いに引き合う一対の磁性体がそれぞれ設けられてもよい。例えば、図7に示すように、カートリッジ本体30の突出部35の前壁部に磁性体49が設けられる一方で、突出部35が収容されるキャップ32の凹部42に磁性体49との間で引き合う方向の磁力が作用する磁性体48が設けられてもよい。この場合には、一対の磁性体48,49間に作用する互いに引き合う方向の磁力によって、キャップ32がカートリッジ本体30に固定されるため、カートリッジ本体30とキャップ32との固定が強固になり、輸送時等に容易にキャップ32が外れることがなくなるという効果が得られる。
3]カートリッジ本体内の液量の変動に応じて移動する移動部材としては、フロートそのものであってもよい。例えば、図8に示すインクカートリッジ5Aにおいては、インクを貯留するカートリッジ本体30Aの前壁部36Aに、インク導出孔37A及び大気連通孔38Aと、孔37A,38Aを覆うキャップ32Aの係合部43A,44Aが係合する凹部35Aとが設けられ、凹部35Aの下側にはセンサ室34Aが形成されている。そして、このセンサ室34A内に、フロートからなる遮光板31Aが液量の変動に応じて上下方向に移動可能に配設されている。そして、遮光板31Aと、この遮光板31Aの上方の凹部35Aに係合する係合部44Aには、互いに引き合う方向の磁力が作用する一対の磁性体46A,45Aが設けられている。これにより、キャップ32Aがカートリッジ本体30Aに装着されている状態では、フロートからなる遮光板31Aは、係合部44Aに設けられた磁性体45Aによって上方に引き寄せられ、センサ室34Aの天井面(凹部34Aの下側の壁部)に当接した状態でカートリッジ本体30Aに固定されることになる。
4]カートリッジ本体内の液量の変動に応じて移動する移動部材は、発光部と受光部を有する光センサにより位置が検出される遮光板には限られない。例えば、移動部材が、カートリッジ本体内に設けられたフロートと連結されるとともに、フロートの上下移動と連動してカートリッジ本体の外側において移動するものであってもよい。この場合には、ホルダ10(カートリッジ装着部7)側に設けられた、近接センサやリミットスイッチなどの光センサ以外のセンサ類により、カートリッジ本体の外側で移動する移動部材の位置を検出することができるため、移動部材を遮光板で構成する必要は特にない。
以上説明した実施形態は、インクジェットプリンタに用いられるインクカートリッジに本発明を適用した例であるが、本発明の適用対象はインクカートリッジには限られるものではない。即ち、液体を貯留する容器本体と、容器本体内の液量に応じて移動する移動部材と、容器本体に設けられた液体導出部を保護するキャップとを有するものであれば、用途や貯留される液体の種類に関わらず、本発明を適用することが可能である。
本実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。 インクカートリッジの断面図である。 (a)はインクカートリッジの未装着状態におけるホルダの断面図、(b)はインクカートリッジ装着状態におけるホルダの断面図である。 変更形態のインクカートリッジの断面図である。 別の変更形態のインクカートリッジの断面図である。 さらに別の変更形態のインクカートリッジの断面図である。 さらに別の変更形態のインクカートリッジの断面図である。 さらに別の変更形態のインクカートリッジの断面図である。
符号の説明
5,5A インクカートリッジ
30、30A カートリッジ本体
31a アーム部
31b フロート
31c 遮光板
31A 遮光板(フロート)
37,37A インク導出孔
45 永久磁石
46 金属片
47 磁性体
48 磁性体

Claims (7)

  1. 液体を貯留する容器本体と、
    前記容器本体に設けられ、その内部の液体を導出するための液体導出部と、
    前記容器本体に設けられ、前記容器本体内の液量に応じて前記容器本体に対して移動する移動部材と、
    前記液体導出部を覆うように前記容器本体に取り外し可能に装着されるキャップとを備え、
    前記移動部材と前記キャップには、互いに引き合う方向の磁力が作用する一対の磁性体が設けられ、
    前記キャップが前記容器本体に装着されている状態では、前記一対の磁性体の間に作用する磁力により、前記移動部材が前記容器本体に対して移動不能に固定されていることを特徴とする液体容器。
  2. 前記キャップに設けられた磁性体は永久磁石であり、前記移動部材に設けられた磁性体は前記永久磁石の磁界によって磁化する軟質磁性体であることを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
  3. 前記移動部材は、前記容器本体内の液面変動に応じて移動するフロートであることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体容器。
  4. 前記容器本体内に、液面変動に応じて移動するフロートと、一端に前記フロートが連結されるとともに前記容器本体に対して回動可能に構成されたアームとが設けられ、
    前記移動部材は前記アームの他端に連結されて、前記アームを介して前記フロートの移動に応じて前記容器本体に対して移動するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体容器。
  5. 前記キャップには、前記移動部材に設けられた磁性体との間で、それぞれ引き合う方向の磁力が作用する、複数の磁性体が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の液体容器。
  6. 前記移動部材は、前記容器本体内の液量に応じて所定の一方向に沿って移動可能に構成されており、
    前記キャップに設けられた磁性体は、前記移動部材の移動経路の延長線上の位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の液体容器。
  7. 前記カートリッジ本体には、前記移動部材の移動経路の延長線上にあって、前記移動部材の移動を規制する移動規制部が設けられ、
    前記キャップが前記カートリッジ本体に装着された状態で、このキャップの前記移動規制部に近接する部分に、前記磁性体が配置されていることを特徴とする請求項6に記載の液体容器。


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