JP5135198B2 - 床材の製造方法 - Google Patents

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本発明は、床材の製造方法に関する。
住宅の部屋などの床面を形成する床材には、合板、中密度繊維板(MDF)などの基材の表面に、突板、化粧シートなどの化粧材を貼着した木質系の床材が広く知られている。このような床材について、従来、機能性の改善に向けて各種の検討が進められており、本出願人も、下記特許文献1に記載した床材の製造方法を提案している。
特許文献1に記載した床材の製造方法は、床材の側面からの水やアンモニアなどの侵入を防ぎ、床材の膨らみを抑制することを実現するものである。すなわち、上記床材の製造方法では、基材の表面に表面化粧板を貼着した床材用素板の表面の端部に塗料溜まり溝を形成し、塗料溜まり溝の両側面のうち床材用素板の塗料溜まり溝を設けた側の最端部から遠い方の側面を垂直面とし、次に床材用素板の表面に耐水性の塗料を塗布するとともに塗料溜まり溝に塗料を塗り込み、塗料が硬化した後、塗料溜まり溝に塗り込まれた塗料を垂直面上に塗料が残るように垂直面に沿って上方から垂直面下端部付近まで切断するとともに、床材用素板を切削することにより、垂直面よりも外側方に突出する凸部または内側方に凹む凹部を形成する。
このような床材の製造方法によって、床材の凸部側の側面または凹部側の側面に耐水性の塗料が塗布された床材を製造することができ、凸部側または凹部側の側面から水やアンモニアなどが床材内に侵入するのを防ぐことができる。
特開2003−245908号公報
ところで、住宅の部屋などの床面に要求される性能は、部屋などを使用する人の年齢や好みなどに応じて様々である。たとえば、小さな子どもが居住する住宅の場合には、コップなどから飲料を床面にこぼしやすいので、床材の側面からの飲料の侵入を防ぎ、床材の膨らみを抑制することが特に要求される。上記床材の製造方法は、このような要求に対して満足な床材を製造することができる。
一方、床面の濡れがさほど懸念されず、床面が連続した一平面により形成されているという滑らかな外観が重要視される場合には、上記床材の製造方法では対処が難しいことがある。
表面塗装を行う塗料の塗布量が比較的多い塗装品については、床材同士の接合のために端部に形成される雄実および雌実の周辺、ならびに接合される端部表面側に形成され、接合によって溝部を形成する面取り部に、床材表面の塗装色と違和感が生じないように塗装が行われていた。
しかしながら、図8に示したように、床材31の表面塗装や雄実32の周辺の塗装の際に、床材31の端部において雄実32の上側に位置する垂直面33および雌実34の上側に位置する垂直面35に塗料溜まりが生じることがある。塗料溜まりがそのまま硬化すると、垂直面33、35に形成した塗膜36の厚みが厚くなりやすい。このように厚い塗膜36が垂直面33、35に形成すると、床材31の施工時に雄実32が雌実34に入りきらなくなり、隣接する2枚の床材31の端部に隙間が形成されているように見える、通称、目隙(めすき)と呼ばれる現象が起こる。
一方、面取り部37では、斜め下方に傾斜していることから、塗料溜まりが生じず、このため、面取り部37と床材31の表面部38とでは塗料の付着度合いが異なり、接合に際し、2つの面取り部37が合わさって形成される溝部における塗膜39の色合いが、表面部38に形成した塗膜40と異なるという現象が生じる。
これらの現象は、床材31の端部を認識させてしまうことになり、滑らかで、外観に優れた床面を形成する上では解消しなければならないものである。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、隣接する2枚の床材の接合に際し、目隙現象の発生を抑制するとともに、2つの面取り部が合わさって形成される溝部の色合いを表面部と同等にして、違和感のない良好な外観を有する床面を実現することのできる床材の製造方法を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
第1の発明は、平面視略長方形状の床材の表面部に、床材の対向する2つの辺部に沿って、床材の端縁の近くに位置する垂直面と、この垂直面の上端部よりも床材の端縁から遠くに位置する上端部から垂直面の下端部に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面とを有する溝部を形成し、次いで、溝部と、溝部から内側の床材の表面部とを塗装した後、溝部の傾斜面において、下方に向けて床材の表面部に対して垂直に切削し、切削した箇所から床材の端縁までを切り捨てて実部を形成し、実部の上側に位置する垂直面を、塗装されていない切削面または床材の表面部に形成された塗膜よりも膜厚の薄い塗膜が形成された面に形成することを特徴としている。
第2の発明は、上記第1の発明の特徴において、塗装に際し、溝部に塗料溜まりを形成し、実部の上側に位置する垂直面を塗装されていない切削面に形成することを特徴としている。
第3の発明は、上記第1の発明の特徴において、溝部は、垂直面と傾斜面の間に平滑な底面部を有し、塗装後に垂直面側の底面部から下方に向けて切削して、上面が塗装された雄実を実部として形成し、雄実の上側に位置する垂直面を、床材の表面部に形成された塗膜よりも膜厚の薄い塗膜が形成された面に形成することを特徴としている。
上記第1の発明によれば、溝部の塗装後の傾斜面における切削によって、実部の上側に位置する垂直面を塗装されていない切削面または床材の表面部に形成された塗膜よりも膜厚の薄い塗膜が形成された面に形成するので、床材の端部において実部の上側に形成される垂直面に厚い塗膜は形成されない。したがって、床材の成功に際し、雄実が雌実にほぼ完全に入り込み、隣接する2枚の床材の端部に隙間が形成されにくくなり、目隙現象を抑えることができる。
また、溝部は、表面部とともに塗装されるので、傾斜面に十分な厚みの塗膜が形成され、このように塗装された傾斜面が面取り部を形成し、隣接する2枚の床材の接合に際し、2つが合わさって溝部を形成する。したがって、溝部の色合いは、表面部の色合いと同等となる。
このようにして製造される床材は、違和感のない良好な外観を有する床面を実現する。
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、溝部に形成される塗料溜まりによって、溝部の傾斜面の塗装を容易に行うことができ、しかも、溝部の塗装後の傾斜面における切削によって、実部の上側に位置する垂直面に塗装されていない切削面確実に形成することもできる。
上記第3の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、雄実の上面が塗装されているので、万一、雄実が雌実に完全に入りきらず、目隙現象の発生を十分抑えられなくても、隙間として認識されにくく、違和感を緩和することができる。雄実の上側に位置する垂直面は、溝部の塗装によっても、床材の表面部に形成されるほどの厚さの塗膜は形成されず、十分に薄く、雄実と雌実の嵌合への影響を極力低く抑えることができる。
図1(a)(b)は、それぞれ、本発明の床材の製造方法の第1実施形態における溝部の形成について示した平面図、A−A拡大断面図である。図2は、溝部形成後の床材を示した斜視図である。
溝部の形成が行われる床材1は、合板、MDFなどの単層またはそれらが積層されて形成された板状の基材2の表面に、突板、化粧シートなどの化粧材3が貼着されて形成されたものであり、平面視略長方形の形状を有している。溝部4は、床材1において対向する2つの長辺部5に沿って、ルーターなどの切削加工機によって床材1の表面部に形成される。
溝部4の深さは適宜に調節可能であり、たとえば、基材2の表面部に達するまでの深さにすることができる。溝部4は、たとえば、断面が略V字状の形状のものとすることができ、垂直面6と傾斜面7とを有している。垂直面6は、溝部4において床材1の長辺部5の端縁の近くに位置している。一方、傾斜面7は、床材1の長辺部5の端縁から離れて位置し、その上端部は、垂直面6の上端部よりも床材1の長辺部5の端縁から遠くに位置している。また、傾斜面7は、上端部から垂直面6の下端部に向かって斜め下方に傾斜し、その下端は垂直面6の下端に一致している。したがって、2つの溝部4は、床材1の表面部に、長辺部5方向の中心線に関して対称に配置されている。
このような溝部4の形成が行われた床材1には、次いで塗装が行われる。
図3(a)に示したように、塗装は、床材1の表面部において溝部4から内側の領域に対して行われる。つまり、塗料は、溝部4と、溝部4から内側の床材1の表面部とに塗布される。溝部4の外側に位置する床材1の長辺部5を塗装しないのは、溝部4の外側に位置する床材1の長辺部5が、後に切削によって実部が形成される部分であるからであり、塗料の使用量を経済的に抑えるためである。
溝部4の塗装によって、傾斜面7に十分な厚みの塗膜8が形成される。
塗布する塗料の種類などは、化粧材3の材質、色合いなどに応じて適当なものを選択することができ、塗装の回数も適宜に調節することができる。また、塗装は、ロールコーターなどの塗装機によってこれまでと同様に行うことができる。
また、塗装に際し、溝部4の塗装の品質と効率を高めるために、図3(b)に示したように、溝部4に塗料を充填し、塗料溜まり9を形成することができる。塗料溜まり9によって溝部4の傾斜面7に塗料がより十分に塗布され、傾斜面7に、図3(a)に示したように、十分な厚みの塗膜8が容易に形成される。塗膜8は、溝部4の内側に位置する床材1の表面部に形成される塗膜10と遜色のないものとして得られる。
なお、塗装により溝部4に形成する塗膜は、傾斜面7ばかりでなく、垂直面6に部分的にまたは全体に形成されても塗装品質や後に行われる実加工に何ら影響しない。
このように塗装が行われた床材1には、次いで、図4に示したような実加工が行われる。実加工後の床材1を図5に示している。
実加工は、床材1の長辺部5の端縁部で行われる。実加工にはルーターなどの切削加工機などを、これまでの実加工と同様に使用することができる。本実施形態では、床材1の長辺部5の端縁部において、溝部4の傾斜面7から下方に向けて床材1の表面部に対して垂直に切削される。
長辺部5の端縁部の一方、すなわち、図4図中において左側の端縁部では、上記のとおりに下方に切削後、床材1の厚み方向の中程よりも上側の位置において床材1の外側に向かって切削し、垂直面11を形成する。また、床材1の裏面側から、垂直面11と同じ位置で基材2を上方にむけて垂直に切削し、床材1の厚み方向の中程よりも下側の位置において床材1の外側に向かって切削する。切削した箇所から床材1の端縁までは切り捨てる。このような切削によって、床材1の長辺部5の一方の端縁部に雄実12が、床材1の実部13として形成される。
長辺部5の端縁部のもう一方、すなわち、図4図中において右側の端縁部では、左側の端縁部と同様に、溝部4の傾斜面7側の部分から下方に向けて床材1の表面部に対して垂直に切削し、垂直面11を形成する。この後、床材1の厚み方向の中程よりも上側の位置において床材1の内側に向かって切削が行われる。次いで再び下方に向けて切削が行われ、床材1の厚み方向の中程よりも下側の位置において床材1の外側に向かって切削する。そして、再度下方に向けて切削が行われ、切削した箇所から床材1の端縁までを切り捨てる。このような切削によって、床材1の長辺部5のもう一方の端縁部に雌実14が、床材1の実部13として形成される。雌実14の大きさおよび形状は、雄実12に対応するものであり、床材1の施工に際し、隣接して配置される2枚の床材1では、凸状の雄実12が凹状の雌実14に嵌合し、床材1同士が、実部13において接合される。
このような実加工後の床材1の長辺部5側の端部では、実部13として形成された雄実12および雌実14のいずれにおいても、上側に位置する、基材2および化粧材3に形成された垂直面11は切削面である。すなわち、垂直面11は、塗料が塗布されていない非塗装面であり、塗膜が形成されていない。また、切削後に残る傾斜面7は面取り部15を形成し、面取り部15は、十分に塗装されており、十分な厚さの塗膜8が形成されている。
以上のようにして製造された床材1は、図6に示したように、施工に際して、上記のとおり、隣接して配置される2枚の床材1において雄実12が雌実14に嵌合し、床材1同士が、実部13において接合される。床材1の長辺部5側の端部では、実部13として形成された雄実12および雌実14のいずれにおいても、上側に位置する、基材2および化粧材3に形成された垂直面11は塗装されない切削面であり、塗膜が全く形成されていない。したがって、雄実12が雌実14にほぼ完全に入り込み、隣接する2枚の床材1の端部に隙間が形成されにくく、目隙現象が抑制される。
また、施工によって隣接して配置される2枚の床材1同士において各1つの面取り部15は、2つが合わさり、化粧用の目地となる溝部16を形成する。床材1において面取り部15を形成している傾斜面7には、十分な厚みの塗膜8が形成されている。したがって、溝部16の色合いは、床材1の表面部の色合いと同等となり、塗料の付着度合いの相違に基づく違和感を抑制することができる。
このような床材1によって、違和感のない良好な外観を有する床面を実現することが可能となる。
図7(a)(b)は、それぞれ、本発明の床材の製造方法の第2実施形態を示した要部断面図、図7(c)は、製造された床材の施工状態を示した要部断面図である。
図7(a)(b)(c)において第1実施形態と共通する部分には同一の符号を付し、その説明は以下において省略する。
本実施形態は、雄実12の形成に関して第1実施形態と相違している。
図7(a)に示したように、雄実12の形成のための溝部41は、断面略V字状の形状ではなく、コ字形に近い形状に形成されている。すなわち、溝部41は、垂直面6および傾斜面7とともに、垂直面6と傾斜面7の間に平滑な底面部17を有しており、溝部4に比べ幅広に形成されている。また、傾斜面7の下端と底面部17の一端との間に垂直面19が形成されている。したがって、塗装後には、底面部17の上面に十分な厚みの塗膜18が形成している。一方、垂直面19も塗装されるが、切り立っているため、傾斜面7ほどに塗装はされない。したがって、塗装後、垂直面19は、床材1の表面部に形成された塗膜10よりも膜厚が十分薄い塗膜が形成された面に形成される。
そして、実加工では、図7(b)に示したように、溝部41において、垂直面6側の底面部17(たとえば、垂直面6の下端またはそれに近い位置など)から下方に向けて切削が行われる。切削後には、上面が塗装された雄実121が実部13として形成される。
このようにして製造される床材1では、施工に際し、図7(c)に示したように、万一、雄実121が雌実14に完全に入りきらず、目隙現象の発生を十分に抑えることができなくなったとしても、溝部16において雄実121の塗装された上面が視認される。雄実121の上面に形成した塗膜18は、面取り部15を形成する傾斜面7の塗膜8および床材1の表面部の塗膜10と色合いなどにおいて遜色ないものであり、したがって、溝部16に隙間として認識されにくい。このように、上面が塗装された雄実121を有する床材1は、目隙現象を抑えることを前提とした上で、万一、実部13の形成の誤差などによって目隙現象を十分に抑えることができなくなっても、雄実121の塗装された上面によって違和感を緩和することができる。隣接して配置される2枚の床材1において面取り部15が2つ合わさって形成される溝部16に、隙間が形成されていると視認されるのが抑制される。床材1は、この場合にも、違和感のない良好な外観を有する床面を実現することができる。
そして、雄実121の上側に位置する垂直面19は、溝部4の塗装によっても、床材1の表面部に形成されるほどの厚さの塗膜は形成されず、十分に薄く、雄実121と雌実14の嵌合への影響は極力低く抑えられている。垂直面19が若干塗装されていることによって、雄実121と雌実14の完全な嵌合が阻害されることはない。むしろ、垂直面19が若干塗装されていることによって、素地が露出する場合に比べ違和感を低減させることができる。
本発明は、上記の実施形態によって限定されることはない。床材の大きさおよび構造や実部の構成、形状および大きさ、また、塗装および切削に使用される装置の種類などの細部については、さまざまな態様が可能である。
(a)(b)は、それぞれ、本発明の床材の製造方法の第1実施形態における溝部の形成について示した平面図、A−A拡大断面図である。 溝部形成後の床材を示した斜視図である。 (a)は、塗装後の床材を示した、図1(b)に対応する拡大断面図であり、(b)は、塗装の一形態を示した要部断面図である。 塗装後の床材に行われる実加工と加工後の床材を示した拡大断面図である。 実加工後の床材を示した斜視図である。 床材の施工状態を示した要部断面図である。 (a)(b)は、それぞれ、本発明の床材の製造方法の第2実施形態を示した要部断面図、(c)は、製造された床材の施工状態を示した要部断面図である。 従来の床材の問題点について示した要部断面図である。
符号の説明
1 床材
4 溝部
5 長辺部
6 垂直面
7 傾斜面
9 塗料溜まり
13 実部
17 底面部
19 垂直面
41 溝部
121 雄実

Claims (3)

  1. 平面視略長方形状の床材の表面部に、床材の対向する2つの辺部に沿って、床材の端縁の近くに位置する垂直面と、この垂直面の上端部よりも床材の端縁から遠くに位置する上端部から垂直面の下端部に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面とを有する溝部を形成し、次いで、溝部と、溝部から内側の床材の表面部とを塗装した後、溝部の傾斜面において、下方に向けて床材の表面部に対して垂直に切削し、切削した箇所から床材の端縁までを切り捨てて実部を形成し、実部の上側に位置する垂直面を、塗装されていない切削面または床材の表面部に形成された塗膜よりも膜厚の薄い塗膜が形成された面に形成することを特徴とする床材の製造方法。
  2. 塗装に際し、溝部に塗料溜まりを形成し、実部の上側に位置する垂直面を塗装されていない切削面に形成することを特徴とする請求項1に記載の床材の製造方法。
  3. 溝部は、垂直面と傾斜面の間に平滑な底面部を有し、塗装後に垂直面側の底面部から下方に向けて切削して、上面が塗装された雄実を実部として形成し、雄実の上側に位置する垂直面を、床材の表面部に形成された塗膜よりも膜厚の薄い塗膜が形成された面に形成することを特徴とする請求項1に記載の床材の製造方法。
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