JP5131101B2 - 動画像編集装置および動画像編集プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、動画像編集装置および動画像編集プログラムに関する。
動画像データの圧縮技術として、H.264やMPEG(Moving Picture Experts Group)−4 Part10:AVC(Advanced Video Coding)が標準化され、注目を集めている。具体的には、H.264は、ITU−T(International Telecommunication Union−Telecommunication Standardization Sector)による勧告である。一方、MPEG−4 Part10:AVCは、ISO(International Organization for Standardization)/IEC(International Electrotechnical Commission) JTC1(Joint Technical Committee 1)による標準である。H.264とMPEG−4 Part10:AVCとは技術的に同じ内容であるので、以下では、これらを総称して、H.264/AVCと呼ぶ。
H.264/AVCでは、I(Intra)ピクチャ以後のピクチャがIピクチャ以前のピクチャを参照することを認めている。このようなピクチャの参照は、ピクチャのヘッダに含まれるframe_numやPOC(Picture Order Count)を用いて制御される。具体的には、frame_numは、参照されるピクチャをカウントアップするカウンタであり、POCは、ピクチャの表示順序をカウントアップするカウンタであり、いずれも連続値となる。
ところで、図11や図12に示すように、動画像編集装置が2つの動画像データを結合する際、例えば、ES(Elementary Stream)2のP12は、P(Predictive)ピクチャであるので、動画像編集装置は、P12を再符号化する。すなわち、前方向の参照ピクチャがP11からp9に変更されるので、動画像編集装置は、例えば、P12をIDR(Instantaneous Decoding Refresh)ピクチャとして再符号化する。また、P12をIDRピクチャとして再符号化すると、frame_numやPOCの値が『0』にリセットされるので、動画像編集装置は、後続ピクチャについても順次再符号化するとともに、後続ピクチャ全てのframe_numやPOCを変更する。
この点、従来、例えば、図13に示すように、動画像編集装置が、次のIDRピクチャまでの間、後続ピクチャのヘッダを変更する手法が提案されている。また、例えば、frame_numやPOCの値が不連続であることを示すフラグを符号化する手法が提案されている。なお、図11および図12は、従来の符号化データの結合を説明するための図であり、図13は、IDRピクチャを用いた場合を説明するための図である。
特開2007−67842号公報 特開2004−274732号公報
ところで、上記した従来の技術では、2つの動画像データを結合する際に、多数のピクチャのヘッダを変更しなければならないという課題があった。例えば、上記したように、次のIDRピクチャまでの間、後続ピクチャのヘッダを変更する手法が提案されているが、先頭ピクチャ以外にIDRピクチャが符号化されていない場合には、結局、後続ピクチャ全てのframe_numやPOCを変更しなければならない。なお、不連続であることを示すフラグを符号化する手法も提案されているが、既存の復号装置との互換性を失うおそれがある。
なお、上記した課題は、動画像編集装置が、結合点のピクチャをIDRピクチャとして再符号化する場合に限られない。例えば、動画像編集装置が、結合点のピクチャをIピクチャとして再符号化する場合であっても、結合前の動画像データ各々においてframe_numやPOCの値が既に設定されているので、frame_numやPOCは、結合の結果、連続値とならなくなる。すると、動画像編集装置は、結合点以降、後続ピクチャ全てのframe_numやPOCを変更しなければならない。
そこで、本発明は、上記した従来の技術の課題を解決するためになされたものであり、2つの動画像データを結合する際に、ヘッダを変更するピクチャの数を抑えることが可能な動画像編集装置および動画像編集プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、結合対象となる符号化データから、結合点の後続ピクチャを含む所定範囲のピクチャを抽出する。また、抽出した所定範囲のピクチャのヘッダに含まれる情報の内、復号時に連続値となるべき情報について、情報が当該所定範囲の内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成する。そして、抽出した所定範囲のピクチャのヘッダに、作成した調整情報を付加し、所定範囲のピクチャを再符号化する。
2つの動画像データを結合する際に、ヘッダを変更するピクチャの数を抑えることが可能になる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る動画像編集装置および動画像編集プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、まず、実施例1に係る動画像編集装置の概要を説明し、続いて、実施例1に係る動画像編集装置の構成、処理手順、効果を説明する。次に、他の実施例を説明する。
[実施例1に係る動画像編集装置の概要]
まず、図1を用いて、実施例1に係る動画像編集装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係る動画像編集装置の概要を説明するための図である。
図1に示すように、実施例1に係る動画像編集装置は、まず、結合対象となる符号化データから、結合点の後続ピクチャを含む所定範囲のピクチャを抽出する。なお、実施例1においては、ES1およびES2が結合対象となる符号化データである。
ここで、所定範囲のピクチャを抽出する手法としては、様々な手法が考えられる。実施例1に係る動画像編集装置は、frame_numやPOCの値の調整が可能な最小範囲を予め判定した上で、判定した最小範囲を含むようにIピクチャの直前のピクチャまでを抽出する手法を用いている。
次に、実施例1に係る動画像編集装置は、抽出された所定範囲のピクチャのヘッダに含まれる情報の内、復号時に連続値となるべき情報について、情報が所定範囲の内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成する。具体的には、図1に示すように、動画像編集装置は、ピクチャのヘッダに含まれるframe_numやPOCについて、frame_numやPOCの値が所定範囲の内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成する。
そして、実施例1に係る動画像編集装置は、図1に示すように、抽出された所定範囲のピクチャのヘッダに調整情報を付加し、再符号化する。
このようなことから、実施例1に係る動画像編集装置によれば、2つの動画像データを結合する際に、ヘッダを変更するピクチャの数を抑えることが可能になる。すなわち、従来、2つの動画像データを結合する際には、動画像編集装置は、frame_numやPOCの値が復号時に連続値となるように、後続ピクチャ全てのframe_numやPOCを変更しなければならなかった。これに対し、実施例1に係る動画像編集装置は、所定範囲のピクチャを抽出し、抽出した範囲内のピクチャでframe_numやPOCの変更が完結するように範囲内で調整を行い、調整情報とともにピクチャを再符号化する。この結果、frame_numやPOCの値を変更するピクチャの数を抑えることが可能になる。
[実施例1に係る動画像編集装置の構成]
次に、図2〜図5を用いて、実施例1に係る動画像編集装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係る動画像編集装置の構成を示すブロック図である。また、図3は、POCタイプ0における符号化データの結合を説明するための図であり、図4は、実施例1におけるPOC変更を説明するための図であり、図5は、実施例1におけるframe_num変更を説明するための図である。
図2に示すように、実施例1に係る動画像編集装置10は、記憶部として、編集前符号化データ記憶部21と、編集後符号化データ記憶部22とを備える。また、動画像編集装置10は、制御部として、ヘッダ解析部31と、符号化データ抽出部32と、POC変更部33と、frame_num変更部34と、H.264復号部35と、H.264符号化部36と、符号化データ結合部37とを備える。
編集前符号化データ記憶部21は、編集前の符号化データを記憶する。具体的には、編集前符号化データ記憶部21は、ヘッダ解析部31とH.264復号部35と符号化データ結合部37と接続される。また、編集前符号化データ記憶部21が記憶する符号化データは、ヘッダ解析部31、H.264復号部35、および符号化データ結合部37の処理に利用される。
例えば、符号化データは、ヘッダ解析部31によって読み出され、ヘッダの解析処理に利用される。また、符号化データは、H.264復号部35や符号化データ結合部37によって読み出され、復号処理や結合処理に利用される。なお、符号化データがH.264復号部35や符号化データ結合部37に読み出される際には、符号化データ抽出部32が、読み出しを制御する。
例えば、編集前符号化データ記憶部21は、符号化データとして、図3に示すようなES1およびES2を記憶する。なお、図3においては、説明の便宜上から、ピクチャのヘッダに含まれるframe_numやPOCをピクチャの上下に示す。ここで、frame_numは、参照されるピクチャをカウントアップするカウンタであり、POCは、ピクチャの表示順序をカウントアップするカウンタである。なお、図3において、POC(LSB)と示すものは、ヘッダに含まれるpic_order_cnt_lsbのことであり、POCの計算に用いられる下位のビットのことである。
例えば、ES1のframe_numは、『10』、『11』、『11』、『11』、『12』、『12』とカウントアップされている。これは、『p8』は他のピクチャから参照されるので、『p9』においてframe_numを『10』から『11』にカウントアップする。一方、『p9』や『p10』は他のピクチャから参照されないので、『p10』や『p11』においてframe_numを『11』からカウントアップしない。同様に、『p11』は他のピクチャから参照されるので、『p12』においてframe_numを『11』から『12』にカウントアップする。一方、『p12』は他のピクチャから参照されないので、『p13』においてframe_numを『12』からカウントアップしない。一方、ES1のPOCは、『20』、『22』、『24』、『26』、『28』、『30』とカウントアップされている。
ここで、ES2のframe_numやPOCに示すように、frame_numは、最大値が『15』であり、POCは、最大値が『126』である。すなわち、frame_numやPOCのカウンタとして準備されるビット数は限られていることから、frame_numやPOCは、最大値までカウントアップすると初期値『0』に戻り、再びカウントアップを始める。
編集後符号化データ記憶部22は、編集後の符号化データを記憶する。具体的には、編集後符号化データ記憶部22は、符号化データ結合部37と接続される。また、編集後符号化データ記憶部22が記憶する符号化データは、符号化データ結合部37によって格納されたものである。
ヘッダ解析部31は、編集前の符号化データのヘッダを解析する。具体的には、ヘッダ解析部31は、編集前符号化データ記憶部21と符号化データ抽出部32と接続される。また、ヘッダ解析部31は、編集前符号化データ記憶部21から編集前の符号化データを読み出し、結合点付近のピクチャのヘッダを復号して解析し、解析結果を符号化データ抽出部32に通知する。
図3を用いて、ヘッダ解析部31による解析処理を説明する。実施例1においては、ES2側の先頭ピクチャをIDRピクチャとして再符号化する手法を用いるので、動画像編集装置10は、ES1側のピクチャを変更する必要がない。このため、ヘッダ解析部31は、ES2の『P12』から『P20』あたりのピクチャのヘッダを復号して解析する。また、実施例1におけるヘッダ解析部31は、frame_numやPOCの値の調整が可能な最小範囲を予め判定した上で、判定した最小範囲を含むようにIピクチャの直前のピクチャまでを抽出する手法を用いている。
ところで、最小範囲の判定は、frame_numやPOCの調整手法と密接に関連している。そこで、実施例1における調整手法についても簡単に説明すると、実施例1においては、POCタイプ0を想定する。このため、実施例1に係る動画像編集装置10は、まず、POCが連続値となるように調整し、次に、参照ピクチャの枚数を調整することでframe_numが連続値となるように調整し、結果として、frame_numとPOCとが連続値となるように調整する調整情報を作成する。
このような調整手法と関連して、実施例1におけるヘッダ解析部31は、まず、復号したPOCが『0』のピクチャを特定する。復号したPOCが『0』のピクチャについて、再符号化時にもPOCが『0』となるように調整すれば、POCが復号時に連続値となるように調整できるからである。図3の例では、ヘッダ解析部31は、『P14』を特定する。
次に、ヘッダ解析部31は、『P14』からのピクチャ枚数が『1』である『P15』について、『P14』からのピクチャ枚数『1』と、『P15』のframe_num『0』とを比較する。POCが『0』となるように調整されたピクチャは、frame_numも『0』となるように調整されるはずであるので、その後、frame_numをカウントアップすると、最大でもピクチャ枚数分しかカウントアップできないことになる。すなわち、参照ピクチャの枚数を調整することでframe_numが連続値となるように調整するには、ピクチャの枚数の方がframe_num以上であるという関係が必要になる。
図3の例では、ピクチャ枚数の方がframe_num以上であるので、ヘッダ解析部31は、frame_numやPOCの値の調整が可能な最小範囲が『P14』までであることを予め判定する。続いて、ヘッダ解析部31は、『P14』からのピクチャ枚数が『3』の範囲内にIピクチャが存在するか否かを判定する。なお、ピクチャ枚数『3』は任意に変更できる。図3の例では、『I17』が存在するので、ヘッダ解析部31は、『I17』の直前のピクチャ『P16』までを抽出することを解析する。そして、ヘッダ解析部31は、解析結果『P12』〜『P16』や、『P12』から『P20』あたりのピクチャのヘッダを復号して取得したPOCに関する情報やframe_numに関する情報を符号化データ抽出部32に通知する。
符号化データ抽出部32は、編集前の符号化データから、結合点の後続ピクチャを含む所定範囲のピクチャを抽出する。具体的には、符号化データ抽出部32は、ヘッダ解析部31とPOC変更部33とframe_num変更部34と接続される。また、符号化データ抽出部32は、ヘッダ解析部31から解析結果を通知されると、解析結果に基づいて、所定範囲のピクチャを抽出するように、編集前符号化データ記憶部21からの読み出しを制御する。また、符号化データ抽出部32は、ヘッダ解析部31から解析結果を通知されると、POCに関する情報をPOC変更部33に通知し、frame_numに関する情報をframe_num変更部34に通知する。
例えば、符号化データ抽出部32は、ヘッダ解析部31から解析結果『P12』〜『P16』を通知されると、編集前符号化データ記憶部21からES1を読み出す際には、符号化データ結合部37によって読み出されるように制御する。また、符号化データ抽出部32は、編集前符号化データ記憶部21からES2を読み出す際には、『P12』〜『P16』以外のピクチャは、符号化データ結合部37によって読み出されるように制御し、『P12』〜『P16』のピクチャは、H.264復号部35によって読み出されるように制御する。
また、例えば、符号化データ抽出部32は、ヘッダ解析部31から、『P12』から『P20』あたりのピクチャのヘッダを復号して取得したPOCに関する情報やframe_numに関する情報も通知されるので、解析結果『P12』〜『P16』とともに、『P12』〜『P17』のPOCに関する情報をPOC変更部33に通知する。また、符号化データ抽出部32は、解析結果『P12』〜『P16』とともに、『P12』〜『P17』のframe_numに関する情報をframe_num変更部34に通知する。
POC変更部33は、POCを調整する調整情報を作成する。具体的には、POC変更部33は、符号化データ抽出部32とH.264符号化部36とframe_num変更部34と接続される。また、POC変更部33は、符号化データ抽出部32からPOCに関する情報を通知されると、POCが、抽出した所定範囲内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成し、作成した調整情報をH.264符号化部36およびframe_num変更部34に通知する。
例えば、POC変更部33は、符号化データ抽出部32から、解析結果『P12』〜『P16』とともに、『P12』〜『P17』のPOCに関する情報を通知されると、POC『0』のピクチャを特定する。POCが『0』のピクチャについて、再符号化時にもPOCが『0』となるように調整すれば、POCが復号時に連続値となるように調整できるからである。図4の例では、POC変更部33は、『P14』を特定する。
そして、POC変更部33は、図4に示すように、特定した『P14』のヘッダに、mmco=5(memory_management_control_operationの5)を付加するように、調整情報を作成する。ここで、mmco=5とは、復号器側のピクチャバッファのリセットを指示する符号化器側からの命令である。『P14』のヘッダにmmco=5が付加されると、復号器側では、図4に示すように、『P14』のPOCを『0』にリセットするのみならず、frame_numを『0』にリセットする。
frame_num変更部34は、frame_numを調整する調整情報を作成する。具体的には、frame_num変更部34は、符号化データ抽出部32とPOC変更部33とH.264符号化部36と接続される。また、frame_num変更部34は、符号化データ抽出部32からframe_numに関する情報を通知され、POC変更部33から調整情報を通知されると、frame_numが、抽出した所定範囲の内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成する。そして、frame_num変更部34は、作成した調整情報をH.264符号化部36に通知する。
例えば、frame_num変更部34は、符号化データ抽出部32から、解析結果『P12』〜『P16』とともに、『P12』〜『P17』のframe_numに関する情報を通知される。また、POC変更部33から、『P14』のヘッダにmmco=5を付加するとの調整情報を通知される。すると、frame_num変更部34は、『P14』のframe_numが『0』にリセットされる結果として図4に示すような不連続が生じることを判定するので、図5に示すように参照ピクチャの枚数を調整することで、調整情報を作成する。すなわち、frame_num変更部34は、例えば、『P15』を『B15』に変更し、他のピクチャから参照されないピクチャに変更する。frame_numは、他のピクチャから参照されると、次のピクチャでカウントアップするので、『B15』を参照されないピクチャに変更すると、frame_numのカウントアップは、『0』、『1』、『1』となり、図5に示すように、後続の『I17』と連続値となる。
H.264復号部35は、符号化データを復号する。具体的には、H.264復号部35は、編集前符号化データ記憶部21とH.264符号化部36と接続される。また、H.264復号部35は、符号化データ抽出部32によって制御されることで、編集前符号化データ記憶部21から所定範囲のピクチャのみを読み出し、読み出したピクチャを復号し、復号したピクチャをH.264符号化部36に送信する。
H.264符号化部36は、復号されたピクチャを再符号化する。具体的には、H.264符号化部36は、POC変更部33とframe_num変更部34とH.264復号部35と符号化データ結合部37と接続される。また、H.264符号化部36は、H.264復号部35から復号したピクチャを送信されると、送信されたピクチャのヘッダにPOC変更部33およびframe_num変更部34から通知された調整情報を付加して再符号化し、符号化データ結合部37に送信する。
例えば、H.264符号化部36は、POC変更部33から、『P14』のヘッダにmmco=5を付加するとの調整情報を通知される。このため、H.264符号化部36は、H.264復号部35から送信された『P14』のヘッダにmmco=5を付加して符号化する。また、H.264符号化部36は、frame_num変更部34から、『P15』を『B15』に変更し、他のピクチャから参照されないピクチャに変更するとの調整情報を通知される。このため、H.264符号化部36は、H.264復号部35から送信された『P15』を『B15』に変更し、他のピクチャから参照されないピクチャに変更して符号化する。
符号化データ結合部37は、符号化データを結合する。具体的には、符号化データ結合部37は、H.264符号化部36と編集前符号化データ記憶部21と編集後符号化データ記憶部22と接続される。また、符号化データ結合部37は、符号化データ抽出部32によって制御されることで、編集前符号化データ記憶部21から所定範囲以外のピクチャのみを読み出す。また、符号化データ結合部37は、読み出した所定範囲以外のピクチャと、H.264符号化部36から送信された再符号化された所定範囲のピクチャとを結合する。また、符号化データ結合部37は、結合したピクチャを編集後符号化データ記憶部22に格納する。
例えば、符号化データ結合部37は、符号化データ抽出部32によって制御されることで、編集前符号化データ記憶部21からES1を読み出す。また、符号化データ結合部37は、符号化データ抽出部32によって制御されることで、編集前符号化データ記憶部21からES2を読み出す際には、『P12』〜『P16』以外のピクチャのみを読み出す。そして、符号化データ結合部37は、編集前符号化データ記憶部21から読み出したピクチャと、H.264符号化部36から送信された再符号化された『P12』〜『P16』のピクチャとを結合し、編集後符号化データ記憶部22に格納する。
[実施例1に係る動画像編集装置による処理手順]
次に、図6を用いて、実施例1に係る動画像編集装置による処理手順を説明する。図6は、実施例1に係る動画像編集装置による処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、ヘッダ解析部31は、結合処理の開始を受け付けたか否かを判定し(ステップS101)、受け付けたと判定した場合に(ステップS101肯定)、ES2の結合点付近のピクチャのヘッダを復号して解析する(ステップS102)。
続いて、ヘッダ解析部31は、ピクチャの抽出範囲を解析し、符号化データ抽出部32に通知する(ステップS103)。
すると、符号化データ抽出部32は、ヘッダ解析部31から通知された解析結果に基づいて、後続ピクチャを含む所定範囲のピクチャを抽出するように、編集前符号化データ記憶部21からの読み出しを制御する(ステップS104)。
また、符号化データ抽出部32から解析結果やPOC、frame_numに関する情報を通知されたPOC変更部33やframe_num変更部34は、POCやframe_numが、抽出した所定範囲の内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成する(ステップS105)。
すると、H.264符号化部36が、抽出された所定範囲のピクチャであって、H.264復号部35において復号されたピクチャのヘッダに、POC変更部33やframe_num変更部34によって作成された調整情報を付加し、再符号化する(ステップS106)。
そして、符号化データ結合部37は、編集前符号化データ記憶部21から読み出した所定範囲以外のピクチャと、H.264符号化部36から送信された所定範囲のピクチャとを結合し、編集後符号化データ記憶部22に格納する(ステップS107)。こうして、動画像編集装置10は、結合処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記してきたように、実施例1に係る動画像編集装置10は、符号化データ抽出部32が、結合対象となる符号化データから、結合点の後続ピクチャを含む所定範囲のピクチャを抽出する。また、POC変更部33およびframe_num変更部34が、所定範囲のピクチャのヘッダに含まれる情報の内、復号時に連続値となるべき情報について、情報が、所定範囲の内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成する。また、H.264符号化部36が、所定範囲のピクチャのヘッダに、調整情報を付加し、所定範囲のピクチャを再符号化する。
このようなことから、実施例1に係る動画像編集装置10によれば、2つの動画像データを結合する際に、ヘッダを変更するピクチャの数を抑えることが可能になる。すなわち、従来、2つの動画像データを結合する際には、動画像編集装置は、frame_numやPOCの値が復号時に連続値となるように、後続ピクチャ全てのframe_numやPOCを変更しなければならなかった。これに対し、実施例1に係る動画像編集装置10は、図7に示すように、所定範囲のピクチャを抽出し、抽出した範囲内のピクチャでframe_numやPOCの変更が完結するように範囲内で調整を行い、調整情報とともにピクチャを再符号化する。この結果、frame_numやPOCの値を変更するピクチャの数を抑えることが可能になる。
また、実施例1に係る動画像編集装置10は、符号化データ抽出部32が、POCの符号化タイプが0である符号化データを結合する場合に、結合点の後続ピクチャのヘッダに含まれるPOCのLSBが、0である第一のピクチャを特定する。また、符号化データ抽出部32は、特定した第一のピクチャよりも後続のピクチャであって、ピクチャのヘッダに含まれるframe_numが、特定した第一のピクチャからのピクチャの枚数以下である第二のピクチャを特定する。さらに、符号化データ抽出部32は、特定した第二のピクチャ以降のピクチャまでのピクチャを所定範囲のピクチャとして抽出する。
また、POC変更部33が、特定された第一のピクチャについて、調整情報として、mmco=5を指示する情報(もしくは、ピクチャタイプをIDRピクチャに変更する情報でもよい)を作成する。また、frame_num変更部34が、第一のピクチャの後続のピクチャについて調整情報として、抽出されなかったピクチャのframe_numと連続値となるように参照ピクチャの枚数を調整する情報を作成する。
このようなことから、実施例1に係る動画像編集装置10によれば、POCの符号化タイプが0である符号化データを結合する場合に、ヘッダを変更するピクチャの数を抑えることが可能になる。
さて、これまで、実施例1として、POCタイプ0を想定してきたが、本発明はこれに限られるものではなく、POCタイプ2にも同様に適用することができる。そこで、以下では、実施例2として、POCタイプ2を想定した場合について説明する。
POCタイプ2の場合、POCは、frame_numから計算されることから、POCに関する情報は符号化されない。すなわち、POCは、
POC=2*(frame_num+k*max_frame_num)
で、frame_numから計算される。
max_frame_numは、frame_numのビット数で決まる最大のframe_num値+1(4ビットならば16)である。kは、frame_numがモジュロ演算されているので、最大のframe_num値から0に戻った回数(ラップアラウンドした回数)である。kは、IDRピクチャもしくはmmco=5で0にリセットされる。このため、frame_numが連続値であれば、POCも連続値となる。
このようなことから、POCタイプ2を想定する実施例2に係る動画像編集装置10は、frame_numが連続値となるように調整する調整情報を作成するが、POCを調整する調整情報を作成しない。
具体的に説明すると、実施例2に係る動画像編集装置10は、実施例1と同様、ヘッダ解析部31が、編集前の符号化データのヘッダを解析する。具体的には、実施例2においても、ES2側の先頭ピクチャをIDRピクチャとして再符号化する手法を用いるので、ヘッダ解析部31は、ES2の『P12』から『P20』あたりのピクチャのヘッダを復号して解析する。また、実施例2におけるヘッダ解析部31は、frame_numの値の調整が可能な最小範囲を予め判定した上で、判定した最小範囲を含むようにIピクチャの直前のピクチャまでを抽出する手法を用いている。
すなわち、実施例2におけるヘッダ解析部31は、復号したframe_numが『0』のピクチャを特定する。復号したframe_numが『0』のピクチャについて、再符号化時にもframe_numが『0』となるように調整すれば、frame_numおよびPOCが復号時に連続値となるように調整できるからである。すなわち、frame_numが『0』となるように調整すれば、ラップアラウンド(kのインクリメント)が解消されるため、POCも連続値となるのである。図8の例では、ヘッダ解析部31は、『P15』を特定する。
次に、実施例2におけるヘッダ解析部31は、『P15』からのピクチャ枚数が『3』の範囲内にIピクチャが存在するか否かを判定する。なお、ピクチャ枚数『3』は任意に変更できる。図8の例では、『I17』が存在するので、ヘッダ解析部31は、『I17』の直前のピクチャ『P16』までを抽出することを解析する。そして、ヘッダ解析部31は、解析結果『P12』〜『P16』や、『P12』から『P20』あたりのピクチャのヘッダを復号して取得したframe_numに関する情報を符号化データ抽出部32に通知する。
実施例2におけるframe_num変更部34は、実施例1と同様、frame_numを調整する調整情報を作成する。例えば、frame_num変更部34は、符号化データ抽出部32から、解析結果『P12』〜『P16』とともに、『P12』〜『P17』のframe_numに関する情報を通知される。すると、frame_num変更部34は、復号したframe_numが『0』のピクチャを特定し、図9に示すように、特定した『P15』のヘッダに、mmco=5を付加するように、調整情報を作成する。『P15』のヘッダにmmco=5が付加されると、復号器側では、図9に示すように、『P15』のframe_numを『0』にリセットするのみならず、POCの計算式のkを『0』にリセットする。この結果、frame_numおよびPOCが連続値となる調整情報が作成される。
[実施例2の効果]
上記してきたように、実施例2に係る動画像編集装置10は、符号化データ抽出部32が、POCの符号化タイプが2である符号化データを結合する場合に、結合点の後続ピクチャのヘッダに含まれるframe_numが、0であるピクチャを特定する。また、符号化データ抽出部32は、特定したピクチャ以降のピクチャまでのピクチャを所定範囲のピクチャとして抽出する。そして、frame_num変更部34が、特定されたピクチャについて、調整情報として、mmco=5を指示する情報(もしくは、ピクチャタイプをIDRピクチャに変更する情報でもよい)を作成する。
このようなことから、実施例2に係る動画像編集装置10によれば、POCの符号化タイプが2である符号化データを結合する場合に、ヘッダを変更するピクチャの数を抑えることが可能になる。
[他の実施例]
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
[符号化データの抽出]
実施例1においては、符号化データから所定範囲のピクチャを抽出する際に、ES2側のピクチャからのみピクチャを抽出していた。これは、実施例1においては、ES2側の先頭ピクチャをIDRピクチャとして再符号化する手法を用いるので、動画像編集装置10は、ES1側のピクチャを変更する必要がないからである。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。例えば、ES2側の先頭ピクチャをIDRピクチャとして再符号化せず、Iピクチャとして再符号化する手法の場合には、所定範囲のピクチャとしてES1側のピクチャを抽出する必要が生じることもある。このような場合には、動画像編集装置10は、ES1とES2との両方にまたがる所定範囲のピクチャを抽出して、調整情報を作成することになる。
また、実施例1においては、動画像編集装置10は、frame_numやPOCの値の調整が可能な最小範囲を予め判定した上で、判定した最小範囲を含むように所定範囲を抽出する手法を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、動画像編集装置10は、予め定めた所定枚数のピクチャを適宜抽出し、抽出した範囲内で必要に応じて調整情報を作成してもよい。この時、予め定める所定枚数には、frame_numやPOCの値の調整が可能と思われる程度の十分な枚数が設定されることが望ましい。もっとも、所定枚数で調整ができなかった場合に、所定範囲を徐々に拡大していく手法でもよい。
[システム構成等]
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順(図6など)、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示(図2など)の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[動画像編集プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する動画像編集プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図10は、動画像編集プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図10に示すように、動画像編集プログラム(コンピュータ)40は、キャッシュ41、RAM(Random Access Memory)42、HDD(Hard Disk Drive)43、ROM(Read Only Memory)44およびCPU45をバス46で接続して構成される。ここで、ROM44には、上記の実施例と同様の機能を発揮する動画像編集プログラム、つまり、図10に示すように、ヘッダ解析プログラム44a、符号化データ抽出プログラム44b、POC変更プログラム44c、frame_num変更プログラム44d、H.264復号プログラム44e、H.264符号化プログラム44f、符号化データ結合プログラム44gが備えられる。
そして、CPU45は、これらのプログラム44a〜44g読み出して実行することで、図10に示すように、各プログラム44a〜44gは、ヘッダ解析プロセス45a、符号化データ抽出プロセス45b、POC変更プロセス45c、frame_num変更プロセス45d、H.264復号プロセス45e、H.264符号化プロセス45f、符号化データ結合プロセス45gとなる。なお、各プロセス45a〜45gは、図2に示した、ヘッダ解析部31、符号化データ抽出部32、POC変更部33、frame_num変更部34、H.264復号部35、H.264符号化部36、符号化データ結合部37にそれぞれ対応する。
また、HDD43は、図10に示すように、編集前符号化データテーブル43aおよび編集後符号化データテーブル43bを備える。なお、編集前符号化データテーブル43aおよび編集後符号化データテーブル43bは、図2に示した編集前符号化データ記憶部21および編集後符号化データ記憶部22にそれぞれ対応する。
ところで、上記した各プログラム44a〜44gについては、必ずしもROM44に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ40に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータ40の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを介してコンピュータ40に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」に記憶させておき、コンピュータ40がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
実施例1に係る動画像編集装置の概要を説明するための図である。 実施例1に係る動画像編集装置の構成を示すブロック図である。 POCタイプ0における符号化データの結合を説明するための図である。 実施例1におけるPOC変更を説明するための図である。 実施例1におけるframe_num変更を説明するための図である。 実施例1に係る動画像編集装置による処理手順を示すフローチャートである。 実施例1の効果を説明するための図である。 POCタイプ2における符号化データの結合を説明するための図である。 実施例2におけるPOC変更、frame_num変更を説明するための図である。 動画像編集プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来の符号化データの結合を説明するための図である。 従来の符号化データの結合を説明するための図である。 IDRピクチャを用いた場合を説明するための図である。
符号の説明
10 動画像編集装置
21 編集前符号化データ記憶部
22 編集後符号化データ記憶部
31 ヘッダ解析部
32 符号化データ抽出部
33 POC変更部
34 frame_num変更部
35 H.264復号部
36 H.264符号化部
37 符号化データ結合部

Claims (4)

  1. 結合対象となる符号化データから、結合点の後続ピクチャを含む所定範囲のピクチャを抽出するピクチャ抽出手段と、
    前記ピクチャ抽出手段によって抽出された所定範囲のピクチャのヘッダに含まれる情報の内、復号時に連続値となるべき情報について、当該情報が当該所定範囲の内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成する調整情報作成手段と、
    前記ピクチャ抽出手段によって抽出された所定範囲のピクチャのヘッダに、前記調整情報作成手段によって作成された調整情報を付加し、当該所定範囲のピクチャを再符号化する再符号化手段と、を備え、
    前記ピクチャ抽出手段は、表示順序を示すPOCの符号化タイプに応じてPOCのLSB又はframe_numが0であるピクチャを特定し、結合点のピクチャから、少なくとも特定したピクチャを含む範囲を抽出することを特徴とする動画像編集装置。
  2. 前記ピクチャ抽出手段は、前記POCの符号化タイプが0である符号化データを結合する場合に、結合点の後続ピクチャのヘッダに含まれるPOCのLSBが、0である第一のピクチャを特定し、特定した当該第一のピクチャよりも後続のピクチャであって、ピクチャのヘッダに含まれるframe_numが、特定した第一のピクチャからのピクチャの枚数以下である第二のピクチャを特定し、結合点のピクチャから特定した当該第二のピクチャ以降のピクチャまでの任意のピクチャを所定範囲のピクチャとして抽出し、
    前記調整情報作成手段は、前記ピクチャ抽出手段によって特定された第一のピクチャについて、前記調整情報として、mmco=5を指示する情報もしくはピクチャタイプをIDRピクチャに変更する情報を作成し、前記ピクチャ抽出手段によって特定された第一のピクチャの後続のピクチャについて、前記調整情報として、前記ピクチャ抽出手段によって抽出されなかったピクチャのframe_numと連続値となるように参照ピクチャの枚数を調整する情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の動画像編集装置。
  3. 前記ピクチャ抽出手段は、POCの符号化タイプが2である符号化データを結合する場合に、結合点の後続ピクチャのヘッダに含まれるframe_numが、0であるピクチャを特定し、結合点のピクチャから特定した当該ピクチャ以降の任意のピクチャまでのピクチャを所定範囲のピクチャとして抽出し、
    前記調整情報作成手段は、前記ピクチャ抽出手段によって特定されたピクチャについて、前記調整情報として、mmco=5を指示する情報もしくはピクチャタイプをIDRピクチャに変更する情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の動画像編集装置。
  4. 結合対象となる符号化データを記憶する記憶部から、結合点の後続ピクチャを含む所定範囲のピクチャを抽出するピクチャ抽出手順と、
    前記ピクチャ抽出手順によって抽出された所定範囲のピクチャのヘッダに含まれる情報の内、復号時に連続値となるべき情報について、当該情報が当該所定範囲の内外で復号時に連続値となるように調整する調整情報を作成する調整情報作成手順と、
    前記ピクチャ抽出手順によって抽出された所定範囲のピクチャのヘッダに、前記調整情報作成手順によって作成された調整情報を付加し、当該所定範囲のピクチャを再符号化する再符号化手順と、をコンピュータに実行させ、
    前記ピクチャ抽出手順は、表示順序を示すPOCの符号化タイプに応じてPOCのLSB又はframe_numが0であるピクチャを特定し、結合点のピクチャから、少なくとも特定したピクチャを含む範囲を抽出することを特徴とする動画像編集プログラム。
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