JP5130767B2 - 特定方法、特定装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

特定方法、特定装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、業務に関連する変更要求に対して、業務支援システムの変更度合いを特定する特定方法、特定装置及び該特定装置を実現するためのコンピュータプログラムに関する。
様々な業務を支援する業務支援システムの構築には、システムを設計するための各種仕様書、システムを構成するハードウェア群及びソフトウェアモジュール群、システムをテストするためのテストプログラム及びテスト仕様書など、膨大な数の部品、ドキュメント類を必要とする。
このような業務支援システムの導入時、あるいは導入後の運用時には、種々の要因により業務に関する変更要求が生じる。このような場合、その業務支援システムに関連する部品、ドキュメント類などのどの箇所にどのような変更が必要であるかを把握した上で、変更後のシステムが問題なく動作することを検証するとともに、検証した状態を維持管理し、検証結果を記録しておくCSV(Computerized System Validation)活動が行われている。
ソフトウェアの機能変更に伴う影響範囲を抽出する技術として、例えば、ソフトウェアの機能ごとにID番号をつけておき、調査対象となる機能を特定する機能IDが入力された場合、その機能IDを検索し、機能IDに対応付けられているドキュメント内の章番号を含む影響範囲一覧表を表示する影響範囲抽出システムが開示されている(特許文献1参照)。
また、異なる分類に属する2要素間の直接的な関連性の有無を示す関連性データを記憶しておき、特定の要素の指定を受け付けた場合、その要素に直接的又は他の要素を介して間接的に関連性を有する要素を抽出することにより、特定の要素の設計値の変更に伴って影響を受ける他の要素に対して、設計値の変更を行うべきか否かをただちに判断して作業者の負担を大幅に軽減することができる設計支援装置が開示されている(特許文献2参照)。
また、変更要求に対する影響範囲を容易に把握するために、ソフトウェア要求仕様書の記載箇所とソフトウェア設計仕様書の記載箇所との関連性を示す第1のマトリクス欄、ソフトウェア設計仕様書の記載箇所とプログラム仕様書の記載箇所との関連性を示す第2のマトリクス欄、及びプログラム仕様書の記載箇所とソースプログラムの構成単位との関連性を示す第3のマトリクス欄から構成される仕様書間クロスリファレンス表が開示されている(特許文献3参照)。
特開2002−189593号公報 特開2000−172728号公報 特開平10−105390号公報
しかしながら、特許文献1のシステムにあっては、影響範囲を抽出することができるのは、ソフトウェア機能に限定されている。一般的に業務支援システムに対する変更要求は、ソフトウェア機能に限定されるものではなく、ハードウェア、ドキュメント類などのシステムに関連するもの、あるいはシステムに直接関連しない要因、例えば、インフラに関するものなど、様々な要因で変更要求がなされる場合が多く、そのような変更要求に対しては、影響範囲を把握することができないという問題がある。
また、特許文献2の装置にあっては、設計要素に関連のある他の要素を抽出して作業者の労力を軽減するものの、設計要素に限定されているため、特許文献1の例と同様に、業務支援システムのような様々な要因で変更要求がなされる場合には、対応することができないという問題がある。
さらに、特許文献3の例にあっては、ソフトウェアの要求仕様と設計書又はプログラムコードとの関連性を提供することはできるものの、ハードウェア、ネットワークインフラなどシステム全体に及ぼす影響範囲を正確に把握することができないという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、業務に関連する変更要求に対して、業務支援システムに及ぼす影響範囲、すなわちシステム全体の変更度合いを特定することができる特定方法、特定装置及び該特定装置を実現するためのコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
第1発明に係る特定方法は、業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを特定する特定装置による特定方法において、変更要求のための検索条件を受付手段が受け付けるステップと、受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索手段が検索するステップと、検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定手段が特定するステップと、特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び前記検索して得られた情報に基づいて、変更度合特定手段が変更度合いを特定するステップとを含み、前記情報データベースは、ネットワーク及びハードウェアに関連し、ユーザ要件情報、前記検索条件として少なくともインフラ又はネットワークを含む機能要件情報、前記ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報、又は業務支援システムを構成し、前記検索条件として少なくともハードウェアを含む構成要素情報のいずれかを記録してあり、前記情報データベース間で関連する情報が識別子で相互に関連付けられてあり、前記変更度合いを特定するステップは、前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを特定することを特徴とする。
第2発明に係る特定装置は、業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを特定する特定装置において、前記情報データベース間で関連する情報を識別子で相互に関連付けしてあり、変更要求のための検索条件を受け付ける受付手段と、該受付手段で受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索する検索手段と、該検索手段で検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定する特定手段と、該特定手段で特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び前記検索手段で検索して得られた情報に基づいて、変更度合いを特定する変更度合特定手段とを備え、前記情報データベースは、ネットワーク及びハードウェアに関連し、ユーザ要件情報、前記検索条件として少なくともインフラ又はネットワークを含む機能要件情報、前記ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報、又は業務支援システムを構成し、前記検索条件として少なくともハードウェアを含む構成要素情報のいずれかを記録してあり、前記変更度合特定手段は、前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを特定するように構成してあることを特徴とする。
発明に係る特定装置は、記録した情報に対応付けて承認区分を設定する設定手段と、前記変更度合特定手段で特定する変更度合いに関連する情報とともに前記承認区分を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
第4発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを特定させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、変更要求のための検索条件を受け付ける受付手段と、受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索する検索手段と、検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定する特定手段と、特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び前記検索して得られた情報に基づいて、変更度合いを特定する変更度合特定手段として機能させ、前記情報データベースは、ネットワーク及びハードウェアに関連し、ユーザ要件情報、前記検索条件として少なくともインフラ又はネットワークを含む機能要件情報、前記ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報、又は業務支援システムを構成し、前記検索条件として少なくともハードウェアを含む構成要素情報のいずれかを記録してあり、前記情報データベース間で関連する情報が識別子で相互に関連付けられてあり、前記変更度合特定手段は、前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを特定するようにしてあることを特徴とする。
第1発明、第2発明及び第発明にあっては、各情報データベースには、業務支援システムに関連する情報とその情報を識別する識別子とを対応付けて記録してあり、各情報データベース間で関連する情報を識別子で相互に関連付けてある。すなわち、情報データベースをまたがって記録された情報のうち関連する情報は、その情報に対応する識別子同士で関連付けしてある。また、業務支援システムは、種々の業務を支援するためのコンピュータシステムであり、ハードウェア、ソフトウェア、ドキュメント類など様々な構成要素及び情報などにより構成されている。業務に関連する変更要求のための検索条件を受け付けた場合、受け付けた検索条件に応じて、各情報データベースを検索し、検索結果により得られた情報が記録された情報データベースにおいて、その情報を識別する識別子を特定する。この場合、変更要求は、業務に直接関連するものだけではなく、間接的に関連するもの、関連性があると考えられるものなども含まれる。特定した識別子に基づいて、その識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子を特定する。他の情報データベースで特定した識別子に対応する情報及び先の検索結果により得られた情報に基づいて、変更度合いを特定する。
例えば、他の情報データベースで特定した識別子に対応する情報及び先の検索結果により得られた情報の一覧を出力(表示)することにより、業務支援システムに関連する情報のうち、変更要求に対して影響を受ける範囲を明確にすることができる。また、情報の中に変更に必要な工程数、作業量が把握できる情報を含めることにより、定量的に変更度合いを算出することができる。これにより、変更要求に対するシステム全体に及ぼす影響範囲を定性的かつ定量的に把握することができる。また、検索条件により情報データベース内で関連する情報が抽出された場合、識別子を介してその情報に基づいて他の情報データベースから関連する情報も抽出することができるため、変更要求に対して影響を受ける範囲を漏れなく把握することが可能となる。
また、情報データベースそれぞれは、ユーザ要件情報、機能要件情報、該ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報又は業務支援システムを構成する構成要素情報のいずれかを記録してある。例えば、ユーザ要件の情報データベースは、識別子であるユーザ要件番号に対応付けてユーザ要件情報を記録している。また、機能要件の情報データベースは、ユーザ要件番号と機能要件番号(識別子)とを関連付けるとともに、機能要件番号に対応付けて機能要件情報(例えば、機能仕様書)を記録している。また、検証要件の情報データベースは、ユーザ要件番号、機能要件番号及び識別子である検証要件番号(例えば、テストスクリプト番号)を関連付けるとともに、検証要件番号に対応付けて検証要件情報(例えば、テスト内容)を記録している。さらに、構成要素の情報データベースは、ユーザ要件番号、機能要件番号及び識別子である構成要素番号(例えば、構成アイテム番号)を関連付けるとともに、構成要素番号に対応付けて構成要素情報(例えば、アイテム名、又はハードウェア、ソフトウェア若しくはドキュメント等の種別など)を記録している。
変更度合特定手段は、検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを特定する。例えば、検証要件情報に基づいて、テストスクリプト番号及びテスト内容を特定することにより、変更要求に対するテスト量を把握することができる。また、構成要素情報に基づいて、業務支援システムを構成する構成アイテムであるソフトウェア、ハードウェア、又はドキュメント等の変更範囲を把握することができる。これにより、従来のように、単にソフトウェアの機能、設計要素、あるいはプログラムコードなどに対する限定的な影響範囲を把握するのみならず、システム全体を構成する構成アイテムに対する変更度合いを把握することができる。さらに、構成要素の情報データベースが識別子を介して他の情報データベースと関連付けてあるため、システムの構成要素に変更がある場合でも、その変更に対する機能仕様書への影響又はテストへの影響などを把握することができる。
発明にあっては、情報データベースに記録した情報に対応付けて変更要求に対する承認区分(例えば、承認レベル)を設定する。変更度合いを特定する場合、変更要求に対して影響を受ける情報に関連する承認区分を出力する。これにより、変更要求に対する変更度合いに応じた承認レベルを決定することができ、変更度合いを把握した後の実際の変更処理を迅速に行うことが可能となる。
第1発明、第2発明及び第発明にあっては、業務支援システムに関連する情報のうち、変更要求に対して影響を受ける範囲を明確にすることができる。また、情報の中に変更に必要な工程数、作業量が把握できる情報を含めることにより、定量的に変更度合いを特定することができ、変更要求に対するシステム全体に及ぼす影響範囲を定性的かつ定量的に把握することができる。また、検索条件により情報データベース内で関連する情報が抽出された場合、識別子を介してその情報に基づいて他の情報データベースから関連する情報も抽出することができるため、変更要求に対して影響を受ける範囲を漏れなく把握することが可能となる。
また、従来のように、単にソフトウェアの機能、設計要素、あるいはプログラムコードなどに対する限定的な影響範囲を把握するのみならず、システム全体を構成する構成アイテムに対する変更度合いを把握することができる。さらに、構成要素の情報データベースが識別子を介して他の情報データベースと関連付けてあるため、システムの構成要素に変更がある場合でも、その変更に対する機能仕様書への影響又はテストへの影響などを把握することができる。
発明にあっては、変更要求に対する変更度合いに応じた承認レベルを決定することができ、変更度合いを把握した後の実際の変更処理を迅速に行うことが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る算出装置10の構成を示すブロック図である。算出装置10は、入力部11、制御部12、検索処理部13、変更度合い算出部14、記憶部15、出力部16などを備えている。算出装置10は、業務支援システム(不図示)に対する変更要求に基づいて、システムに関する情報に及ぼす影響範囲、すなわち変更度合いを算出するものである。また、業務支援システムは、種々の業務、例えば、GCP(Good Clinical Practice)管理系業務を支援するためのコンピュータシステムであり、ハードウェア、ソフトウェア、ドキュメント類など様々な構成要素及び情報などにより構成されている。なお、業務支援システムは、GCP管理系業務に限定されるものではない。また、変更要求は、業務に直接関連するものだけではなく、間接的に関連するもの、関連性があると考えられるものなども含まれる。
算出装置10には、URSデータベース(ユーザ要件情報データベース)20、FRSデータベース(機能要件情報データベース)30、テスト項目データベース(検証要件情報データベース)40、構成管理アイテムデータベース(構成要素情報データベース)50を接続してある。なお、各データベース20〜50は、算出装置10に内蔵する構成であってもよい。
入力部11は、キーボード、マウスなどを備え、ユーザによる変更依頼表の入力、変更要求に対する検索条件の入力などを受け付ける。検索条件は、例えば、各データベース20〜50に記録された情報を検索するためのキーワード、AND又はOR等の記号、検索範囲などを含む。ユーザは、後述する検索条件入力画面に従って検索条件を入力することができる。
制御部12は、CPU、RAM、ROMなどを備えたパーソナルコンピュータで構成することができ、算出装置10全体の動作を制御する。
検索処理部13は、検索エンジンである。検索処理部13は、入力部11から入力されたキーワードを含む検索条件を取得し、取得した検索条件に基づいて、各データベース20〜50に記録された情報(レコード)を検索する。検索処理部13は、キーワードに一致又は類似する単語が発見された場合、その単語を含むレコードを抽出するとともに、そのレコードを識別するための識別子を特定する。
図2はURSデータベース20の構造を示す説明図である。URSデータベース20は、記録した各情報(レコード)を識別するための識別子であるユーザ要件番号(例えば、URS−001、…)、ユーザ要件番号に対応付けられた要件内容(例えば、テキストベースのレコード)、法律又は規則等の規制要件の有無を示すフラグ、記録したレコードが業務に関連する要件であるか否かを示す要件種別(例えば、ビジネス要件、非業務要件など)、各レコードを変更する場合の承認レベルなどで構成されている。
承認レベルは、業務支援システムに関連する情報の重要度などに応じて設定することができ、例えば、SO(System Owner)、VL(Validation Leader)などである。また、承認レベルは、IT担当者、業務責任者、プロジェクトリーダなどであってもよい。
規制要件の有無、要件種別は、検索条件として受け付けることができ、検索条件に応じてレコードの検索範囲を設定することが可能となる。
図3はFRSデータベース30の構造を示す説明図である。FRSデータベース30は、ユーザ要件番号に関連付けて機能要件番号(例えば、FRS−001、…)を記録している。機能要件番号は、記録した各情報(レコード)を識別するための識別子である。FRSデータベース30は、機能要件番号に対応付けられた要件内容(例えば、テキストベースのレコード)、記録したレコードの要件種別(例えば、アプリケーション、インフラ、ネットワークなど)、各レコードを変更する場合の承認レベルなどで構成されている。
要件種別は、検索条件として受け付けることができ、検索条件に応じてレコードの検索範囲を設定することが可能となる。
図4はテスト項目データベース40の構造を示す説明図である。テスト項目データベース40は、ユーザ要件番号及び機能要件番号に関連付けてテストフェーズ、テストスクリプト番号、テストステップ番号を記録している。テストフェーズ、テストスクリプト番号、テストステップ番号は、記録した各情報(レコード)を識別するための識別子である。
テストフェーズは、例えば、DQ(Design Qualification:ユーザ要件、機能要件通りに設計されたかを検証する段階)、IQ(Installation Qualification:要件通りに設置されたかを検証する段階)、OQ(Operational Qualification:要求機能通りの動作を検証する段階)、PQ(Performance Qualification:業務に使用できるかを検証する段階)などで構成され、業務支援システムの導入又は運用における段階を特定する。
テストスクリプト番号は、特定の機能を検証するための一連のテスト処理を特定するものであり、業務支援システムに対して変更を行う際に、どの程度の検証を行う必要があるかをテストスクリプトの数で見積もることができる。また、テストステップ番号は、各テストスクリプト内の個々のテスト処理ステップを特定する。
また、テスト項目データベース40は、テストフェーズ、テストスクリプト番号、テストステップ番号に対応付けられたテスト内容(例えば、テキストベースのレコード)、テスト結果(例えば、テキストベースのレコード)などを記録している。
図5は構成管理アイテムデータベース50の構造を示す説明図である。構成管理アイテムデータベース50は、ユーザ要件番号及び機能要件番号に関連付けて構成アイテム番号(例えば、ITEM−0001、…)を記録している。構成アイテム番号は、記録した各情報(レコード)を識別するための識別子である。
構成管理アイテムデータベース50は、構成アイテム番号に対応付けられたアイテム名(例えば、テキストベースのレコード)、サプライヤ名(例えば、テキストベースのレコード)、ハードウェア、ソフトウェアあるいはドキュメントの区別を示す種類、ドキュメントの版数などを記録している。
アイテム名は、例えば、部品名又は部品型番、アプリケーション名、ドキュメント名などである。また、サプライヤ名は、例えば、部品等を供給するベンダー名、取引先会社名などである。ハードウェア、ソフトウェアあるいはドキュメントの区別を示す種類は、検索条件として受け付けることができ、検索条件に応じてレコードの検索範囲を設定することが可能となる。
なお、上述の各データベース20〜50は、業務支援システムの導入作業中において生成される。
検索処理部13は、検索の結果、抽出したレコードが記録されたデータベースにおいて、そのレコードを識別する識別子を特定する。例えば、検索の結果、抽出したレコードがユーザ要件である場合、その要件内容に対応するユーザ要件番号を特定する。また、検索の結果、抽出したレコードがアイテム名である場合、そのアイテム名に対応する構成アイテム番号を特定する。
検索処理部13は、検索の結果により特定した識別子に基づいて、その識別子に関連付けられた他のデータベースの識別子を特定する。例えば、検索の結果、URSデータベース20のあるユーザ要件番号が特定された場合、FRSデータベース30、テスト項目データベース40、構成管理アイテムデータベース50において、ユーザ要件番号に関連付けられた識別子(機能要件番号、テストスクリプト番号、構成アイテム番号など)を特定する。また、例えば、検索の結果、構成管理アイテムデータベース50のある構成アイテム番号が特定された場合、URSデータベース20、FRSデータベース30、テスト項目データベース40において、構成アイテム番号に関連付けられた識別子(ユーザ要件番号、機能要件番号、テストスクリプト番号など)を特定する。
検索処理部13は、他のデータベースで特定した識別子に対応するレコード及び先の検索結果により得られたレコードを抽出して、抽出したレコードを変更度合い算出部14へ出力する。
図6はレコード抽出例を示す説明図である。図6の例は、検索条件により各データベースを検索した結果、URSデータベース20で検索ヒットがあった場合を示す。この場合、検索処理部13は、まず、検索結果により抽出したレコードに対応するユーザ要件番号URS−001を特定する。検索処理部13は、次にユーザ要件番号URS−001に関連付けられた機能要件番号FRS−001、FRS−002をFRSデータベース30内で特定する。
さらに、検索処理部13は、URSデータベース20及びFRSデータベース30で特定したユーザ要件番号URS−001、及び機能要件番号FRS−001、FRS−002に関連付けられたスクリプト番号をテスト項目データベース40内で特定するとともに、構成アイテム番号ITEM−0001、ITEM−0002を構成管理アイテムデータベース50内で特定する。
検索処理部13は、特定したユーザ要件番号URS−001、機能要件番号FRS−001、FRS−002、テストスクリプト番号、構成アイテム番号ITEM−0001、ITEM−0002に対応するレコードをすべて抽出する。
図7はレコード抽出例を示す説明図である。図7の例は、検索条件により各データベースを検索した結果、構成管理アイテムデータベース50で検索ヒットがあった場合を示す。この場合、検索処理部13は、まず、検索結果により抽出したレコードに対応する構成アイテム番号ITEM−0002を特定する。検索処理部13は、構成アイテム番号ITEM−0002に関連付けられたユーザ要件番号URS−001、機能要件番号FRS−002を特定する。
検索処理部13は、構成管理アイテムデータベース50で特定したユーザ要件番号URS−001、機能要件番号FRS−002に関連付けられたユーザ要件番号URS−001、機能要件番号FRS−002をFRSデータベース30内で特定するとともに、ユーザ要件番号URS−001をURSデータベース20内で特定する。
検索処理部13は、FRSデータベース30内で特定したユーザ要件番号URS−001、機能要件番号FRS−002に関連付けられたテストスクリプト番号をテスト項目データベース40内で特定する。
さらに、検索処理部13は、ユーザ要件番号URS−001に関連付けられた機能要件番号FRS−001、FRS−001をFRSデータベース30内で特定し、機能要件番号FRS−001、FRS−001に関連付けられたテストスクリプト番号をテスト項目データベース40内で特定するとともに、機能要件番号FRS−001、FRS−001に関連付けられた構成アイテム番号ITEM−0001を構成管理アイテムデータベース50内で特定する。
検索処理部13は、特定したユーザ要件番号URS−001、機能要件番号FRS−001、FRS−002、テストスクリプト番号、構成アイテム番号ITEM−0001、ITEM−0002に対応するレコードをすべて抽出する。
なお、上述の例では、検索ヒットが1つのデータベース内で1つある場合を示したが、1つのデータベース内で複数の検索ヒットがある場合、あるいは、複数のデータベースで検索ヒットがある場合も同様にして関連するレコードをすべて抽出することができる。
変更度合い算出部14は、検索処理部13で抽出したレコードを参照し、例えば、テストスクリプト番号に基づいて変更対象となるスクリプト数を算出する。また、変更度合い算出部14は、抽出されたレコードに対応付けられた承認レベルを特定する。
出力部16は、液晶ディスプレイ、モニタなどの表示装置とのインタフェース機能を備え、変更度合い算出部14で算出されたスクリプト数、承認レベル、抽出されたすべてのレコードを出力する。
記憶部15は、検索条件を記憶する。また、記憶部15は、検索処理部13、変更度合い算出部14などで処理した処理結果を記憶する。また、記憶部15は、変更要求が行われる場合、URSデータベース20、FRSデータベース30、テスト項目データベース40、及び構成管理アイテムデータベース50に記録した情報のうち、変更予定のある情報を一旦記憶し、CSVが完了するまでの間保持する。
上述の制御部12、検索処理部13、変更度合い算出部14での各処理は、専用のハードウェア回路により実現することもできるが、CPU、RAM、ROM等で構成し、各処理の手順を定めたコンピュータプログラムをRAMにロードし、CPUでコンピュータプログラムを実行させることにより実現することもできる。
次に、本発明に係る算出装置10の動作について説明する。図8は変更度合い算出処理の手順を示すフローチャートである。以下、フローチャートでは、動作の主体を制御部12として説明するが、各処理は制御部12のみで行われるものではなく、算出装置10全体で行われる。
業務支援システムに対する変更要求は、まずユーザからの変更依頼に基づいて行われる。図9は変更依頼票入力画面の一例を示す説明図である。図9に示すように、ユーザは、所定の入力画面で変更要求をテキストベースで入力する。入力された変更要求は、例えば、CSV担当者に伝達される。
制御部12は、検索条件入力の有無を判定し(S11)、検索条件入力がない場合(S11でNO)、ステップS11の処理を続け、検索条件が入力されるまで待機する。
図10は検索条件入力画面の一例を示す説明図である。検索条件は、例えば、CSV担当者が、ユーザの変更要求に基づいて適切なキーワード、検索範囲などを設定することができる。図10に示すように、検索条件は、ユーザ要求、機能仕様及び構成アイテムの欄に対して任意のキーワードを入力することができる。また、ユーザ要求に対する要件種類、機能仕様に対する種別、構成アイテムに対する種類をプルダウンメニューから選択することにより検索範囲を指定することができる。なお、キーワードを入力する欄は、1つにまとめることもできる。
検索条件入力があった場合(S11でYES)、制御部12は、各データベースを検索し(S12)、入力した検索条件に基づいてキーワードに一致するレコード(より具体的には、一致するキーワードを含むレコード)の有無を判定する(S13)。なお、キーワードに一致しない場合、キーワードに類似するレコードの有無を判定してもよい。
一致するレコードがある場合(S13でYES)、制御部12は、レコードを抽出し(S14)、抽出したレコードに対応する識別子に基づいて、その識別子に関連付けられた識別子を特定すべく他のデータベースを検索する(S15)。制御部12は、他のデータベース内で特定した識別子に対応するレコード、すなわち関連するレコードを抽出し(S16)、抽出したすべてのレコードの一覧を出力する(S17)。
図11及び図12は検索結果画面の一例を示す説明図である。図11に示すように、変更予定内容を示す画面には、ユーザ要件番号と要件内容、機能要件番号と要件内容、テストボリューム(テストスクリプト数)、承認レベルなどが表示される。また、図12に示すように、変更予定構成アイテムを示す画面には、構成アイテム番号とアイテム名が表示される。担当者は、検索結果画面で表示された変更予定内容又は変更予定構成アイテムにより、変更要求に対するシステムの変更度合いを把握することができる。
なお、担当者は、検索結果画面で表示された内容のうち、実際に変更すべき内容又はアイテムを選択することができ、あるいは、再度検索条件を入力して、変更予定の内容又はアイテムを追加することもできる。また、図11及び図12で示した画面は、1つの画面上で同時に表示させることもできる。
制御部12は、検索条件入力の有無を判定し(S18)、検索条件入力があった場合(S18でYES)、ステップS12以降の処理を続け、再度変更要求に対するレコードの抽出を繰り返す。検索条件入力がない場合(S18でNO)、制御部12は、変更度合いを算出し(S19)、承認レベルを抽出し(S20)、処理を終了する。
図13及び図14は変更後の要件内容を入力する画面の一例を示す説明図である。図13に示すように、変更予定内容及び変更予定構成アイテムは、担当者が選択したものに限定され、選択されなかった内容及びアイテムは一覧から削除されている。また、担当者は、変更予定内容を把握するとともに、変更予定内容を修正すべく変更後の要件内容を入力することができる。
例えば、図13に示すように、変更予定内容として「治験届けの入力画面があること」という要件内容に対して、担当者は、「治験届けの入力画面と入力補助機能があること」のように変更予定内容を変更することができる。また、変更予定内容として、「メモリは、アプリケーションが必要とする1GB以上が確保されていること」という要件内容に対して、担当者は、「メモリは、アプリケーションが必要とする1.5GB以上が確保されていること」のように変更予定内容を変更することができる。なお、図13及び図14で示した画面は、1つの画面上で同時に表示させることもできる。
図15及び図16は変更度合い表示画面の一例を示す説明図である。図15及び図16に示すように、定性的な変更度合いとして変更予定内容が表示され、定量的な変更度合いとして変更予定構成アイテム(アイテム数)、変更ボリューム(スクリプト数)が表示される。また、変更予定内容に関する承認レベルが表示される。なお、図15及び図16で示した画面は、1つの画面上で同時に表示させることもできる。
ステップS13で一致するレコードがない場合(S13でNO)、制御部12は、例えば、検索条件に該当するレコードがない旨を表示して担当者に再度検索条件を入力することを促す。制御部12は、検索条件入力の有無を判定し(S21)、検索条件入力がない場合(S21でNO)、処理を終了する。検索条件入力があった場合(S21でYES)、制御部12は、ステップS12以降の処理を続ける。
以上説明したように、本発明にあっては、業務支援システムなどのハードウェア、ソフトウェア、ドキュメント類等で構築又は運用させるシステムに関連する情報のうち、変更要求に対して影響を受ける範囲を明確にすることができる。また、情報の中に変更に必要な工程数、作業量が把握できる情報を含めることにより、定量的に変更度合いを算出することができ、変更要求に対するシステム全体に及ぼす影響範囲を定性的かつ定量的に把握することができる。また、検索条件により1つのデータベース内で関連するレコードが抽出された場合、識別子を介してそのレコードに基づいて他のデータベースから関連するレコードも抽出することができるため、変更要求に対して影響を受ける範囲を漏れなく把握することが可能となる。
また、従来のように、単にソフトウェアの機能、設計要素、あるいはプログラムコードなどに対する限定的な影響範囲を把握するのみならず、システム全体を構成する構成アイテムに対する変更度合いを把握することができる。さらに、構成管理アイテムデータベースが識別子を介して他のデータベースと関連付けてあるため、システムの構成アイテムに変更がある場合でも、その変更に対する機能仕様書への影響又はテストへの影響などを把握することができる。また、変更要求に対する変更度合いに応じた承認レベルを決定することができ、変更度合いを把握した後の実際の変更処理を迅速に行うことが可能となる。
上述の実施の形態では、URSデータベース20、FRSデータベース30、テスト項目データベース40、構成管理アイテムデータベース50を用いて説明したが、データベースは一例であって、これに限定されるものではなく、また、4つに限定されるものでもない。また、上述の4つのデータベースは、物理的に異なるハードディスク等の記憶装置に記憶する構成でもよく、あるいは、1つの記憶装置にデータベースを分離して記憶する構成であってもよい。
上述の実施の形態では、ユーザ要件番号、機能要件番号などを用いて説明したが、識別子は一例であって、これらに限定されるものではない。また、上述の実施の形態では、業務支援システムの例としてGCP管理系業務の例で説明したが、これに限定されるものではなく。本発明は他の業務を支援するコンピュータシステムに対しても適用することができる。
(付記1)業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを算出する算出方法において、前記情報データベース間で関連する情報を識別子で相互に関連付けるステップと、変更要求のための検索条件を受け付けるステップと、受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索するステップと、検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定するステップと、特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び検索して得られた情報に基づいて、変更度合いを算出するステップとを含むことを特徴とする算出方法。
(付記2)前記情報データベースそれぞれは、ユーザ要件情報、機能要件情報、該ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報又は業務支援システムを構成する構成要素情報のいずれかを記録し、前記算出するステップは、前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを算出することを特徴とする付記1に記載の算出方法。
(付記3)記録した情報に対応付けて承認区分を設定するステップと、前記算出するステップで算出する変更度合いに関連する情報に対応付けられた承認区分を出力するステップとを含むことを特徴とする付記1に記載の算出方法。
(付記4)業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを算出する算出装置において、前記情報データベース間で関連する情報を識別子で相互に関連付ける関連付け手段と、変更要求のための検索条件を受け付ける受付手段と、該受付手段で受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索する検索手段と、該検索手段で検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定する特定手段と、該特定手段で特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び前記検索手段で検索して得られた情報に基づいて、変更度合いを算出する算出手段とを備えることを特徴とする算出装置。
(付記5)前記情報データベースそれぞれは、ユーザ要件情報、機能要件情報、該ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報又は業務支援システムを構成する構成要素情報のいずれかを記録してあり、前記算出手段は、前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを算出するように構成してあることを特徴とする付記4に記載の算出装置。
(付記6)記録した情報に対応付けて承認区分を設定する設定手段と、前記算出手段で算出する変更度合いに関連する情報に対応付けられた承認区分を出力する出力手段とを備えることを特徴とする付記4に記載の算出装置。
(付記7)コンピュータに、業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを算出させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、前記情報データベース間で関連する情報を識別子で相互に関連付ける関連付け手段と、変更要求のための検索条件を受け付ける受付手段と、受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索する検索手段と、検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定する特定手段と、特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び検索して得られた情報に基づいて、変更度合いを算出する算出手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記8)前記情報データベースそれぞれは、ユーザ要件情報、機能要件情報、該ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報又は業務支援システムを構成する構成要素情報のいずれかを記録してあり、コンピュータを、前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを算出する算出手段として機能させることを特徴とする付記7に記載のコンピュータプログラム。
(付記9)コンピュータを、記録した情報に対応付けて承認区分を設定する設定手段として機能させることを特徴とする付記7に記載のコンピュータプログラム。
本発明に係る算出装置の構成を示すブロック図である。 URSデータベースの構造を示す説明図である。 FRSデータベースの構造を示す説明図である。 テスト項目データベースの構造を示す説明図である。 構成管理アイテムデータベースの構造を示す説明図である。 レコード抽出例を示す説明図である。 レコード抽出例を示す説明図である。 変更度合い算出処理の手順を示すフローチャートである。 変更依頼票入力画面の一例を示す説明図である。 検索条件入力画面の一例を示す説明図である。 検索結果画面の一例を示す説明図である。 検索結果画面の一例を示す説明図である。 変更後の要件内容を入力する画面の一例を示す説明図である。 変更後の要件内容を入力する画面の一例を示す説明図である。 変更度合い表示画面の一例を示す説明図である。 変更度合い表示画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 算出装置
11 入力部
12 制御部
13 検索処理部
14 変更度合い算出部
15 記憶部
16 出力部
20 URSデータベース
30 FRSデータベース
40 テスト項目データベース
50 構成管理アイテムデータベース

Claims (4)

  1. 業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを特定する特定装置による特定方法において
    更要求のための検索条件を受付手段が受け付けるステップと、
    受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索手段が検索するステップと、
    検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定手段が特定するステップと、
    特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び前記検索して得られた情報に基づいて、変更度合特定手段が変更度合いを特定するステップと
    を含み、
    前記情報データベースは、
    ネットワーク及びハードウェアに関連し、
    ユーザ要件情報、前記検索条件として少なくともインフラ又はネットワークを含む機能要件情報、前記ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報、又は業務支援システムを構成し、前記検索条件として少なくともハードウェアを含む構成要素情報のいずれかを記録してあり、
    前記情報データベース間で関連する情報が識別子で相互に関連付けられてあり
    前記変更度合いを特定するステップは、
    前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを特定することを特徴とする特定方法。
  2. 業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを特定する特定装置において、
    前記情報データベース間で関連する情報を識別子で相互に関連付けしてあり、
    変更要求のための検索条件を受け付ける受付手段と、
    該受付手段で受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索する検索手段と、
    該検索手段で検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定する特定手段と、
    該特定手段で特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び前記検索手段で検索して得られた情報に基づいて、変更度合いを特定する変更度合特定手段と
    を備え、
    前記情報データベースは、
    ネットワーク及びハードウェアに関連し、
    ユーザ要件情報、前記検索条件として少なくともインフラ又はネットワークを含む機能要件情報、前記ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報、又は業務支援システムを構成し、前記検索条件として少なくともハードウェアを含む構成要素情報のいずれかを記録してあり、
    前記変更度合特定手段は、
    前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを特定するように構成してあることを特徴とする特定装置。
  3. 記録した情報に対応付けて承認区分を設定する設定手段と、
    前記変更度合特定手段で特定する変更度合いに関連する情報とともに前記承認区分を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の特定装置。
  4. コンピュータに、業務支援システムに関連する情報と該情報を識別する識別子とを対応付けて記録した複数の情報データベースに基づいて、業務に関連する変更要求に対する業務支援システムの変更度合いを特定させるためのコンピュータプログラムにおいて
    ンピュータを、
    変更要求のための検索条件を受け付ける受付手段と、
    受け付けた検索条件に基づいて、各情報データベースを検索する検索手段と、
    検索して得られた情報が記録された情報データベースで該情報に対応付けられた識別子を特定する特定手段と、
    特定した識別子に関連付けられた他の情報データベースの識別子に対応付けられた情報及び前記検索して得られた情報に基づいて、変更度合いを特定する変更度合特定手段と
    して機能させ、
    前記情報データベースは、
    ネットワーク及びハードウェアに関連し、
    ユーザ要件情報、前記検索条件として少なくともインフラ又はネットワークを含む機能要件情報、前記ユーザ要件情報若しくは機能要件情報を検証するための検証要件情報、又は業務支援システムを構成し、前記検索条件として少なくともハードウェアを含む構成要素情報のいずれかを記録してあり、
    前記情報データベース間で関連する情報が識別子で相互に関連付けられてあり
    前記変更度合特定手段は、
    前記検証要件情報又は構成要素情報に基づいて、変更度合いを特定するようにしてあることを特徴とするコンピュータプログラム。
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