JP5130126B2 - ライセンス数管理装置、ライセンス数管理方法及びライセンス数管理プログラム - Google Patents
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従来、アプリケーションを利用するため、ユーザは、利用する端末の数分のアプリケーションを購入したうえで、各々アプリケーションをインストールする必要があった。
例えば、アプリケーションが記録されたCD−ROMやDVD等のプログラムメディアを必要数購入したり、ASP(Application Service Provider)のサーバ等を経由して利用端末毎にアプリケーションをダウンロードする必要があった。
例えば、同一のアプリケーションを企業内の複数のユーザ端末で共用する場合、予め共有プログラムメディアと一定数のライセンスを購入しておけば、一定数のプログラムメディアを購入した場合と同様にアプリケーションを利用することができる。
このようにライセンスソフトウェアの導入によって、企業など複数のユーザ端末を有するユーザは同じプログラムを複数部購入する必要が無くなる一方、プログラムの提供者側もプログラムを記録した媒体を多数準備する必要がなくなる等の合理化が図られ、利便性の向上や低価格化等のメリットがあるだけでなく、違法コピーも効果的に防止できる。
このため、このようなライセンス管理を効果的に行うための方法等がいくつか提案されている(例えば、特許文献1、2、3、4参照)。
また、残ライセンス数が0であれば、クライアント用ライセンス管理部によりクライアント用アプリケーションプログラムを起動しないように制御するようにしている。
すなわち、特許文献1乃至特許文献4のいずれの技術によっても、ライセンス数が一定数に達している場合には、それ以上のアプリケーションプログラムの利用はできない。
このため、例えば、アプリケーションプログラムのライセンスが付与されているデバイスが万一故障した場合には、一定数のライセンス数の範囲であるにもかかわらずそのアプリケーションプログラムが利用できなくなるだけでなるといった問題が発生していた。
また、故障したデバイスの代替として別のデバイスを利用する場合には新たにライセンスを購入しなければソフトウェアの利用は出来なくないといった問題も生ずることとなっていた。
特に、本装置によれば、プログラムを有効に取得したデバイスに対し、遠隔操作によってそのプログラムを無効化する無効化命令手段を備えており、さらに、この無効化命令手段の実行に伴い残ライセンス数を増やし、その分、他のデバイスが代替してプログラムを実行できるようになっている。
このため、単にライセンス数の範囲でプログラムの実行管理を行うだけでなく、グループ内におけるデバイスのプログラムを容易に有効化/無効化することが可能となり、柔軟性及び利便性を備えたライセンス数管理装置を実現することができる。
また、所謂ライセンスサーバが不要となり、コストパフォーマンスを向上させることも可能である。
そして、本発明のライセンス数管理装置は、前記記憶手段は、前記グループに属する各デバイスに着脱可能に装着されるようにしてある。
そして、プログラム及びライセンス情報を格納する記憶手段として、装置本体と着脱可能に構成される所謂リムーバブルメディアを利用することも可能としてある。
このため、関連するデバイス相互間で前記記憶手段を順次着脱させることによっても本発明を実現することができる。
したがって、各デバイスが同一ネットワークに属することを必須の要件とせず、簡易な形態によって本発明を実現することができる。
したがって、ユーザは、各デバイスにおけるプログラムの有効/無効を迅速かつ容易に判断でき、かつ、簡易な構成によって本発明を実現することができる。
このため、誤操作や誤操作に伴う故障等を防止することができ、作業効率の低下を防ぐことができるようになる。
したがって、ハードウェアの構成にとらわれることなく発明を実施することができるため、汎用性、拡張性に優れた方法として提供することが可能である。
これにより、パーソナルコンピュータ、MFPのみならず、アプリケーション等の実行が可能な様々な電子機器にこのライセンス数管理プログラムをインストールすることによって本発明を実現することができ、汎用性,拡張性に優れたライセンス数管理プログラムとして提供することができる。
ここで、以下に示す本発明に係るライセンス管理システムを構成するMFP(Multifunction Peripheral)等の情報処理装置は、プログラム(ソフトウェア)の命令によりコンピュータで実行される処理,手段,機能によって実現される。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、以下に示すような所定の処理・機能を行わせる。すなわち、本発明に係るMFP等における各処理・手段は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現される。
なお、プログラムの全部又は一部は、例えば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他任意のコンピュータで読取り可能な記録媒体により提供され、記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータにインストールされて実行される。また、プログラムは、記録媒体を介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもできる。
図1(a)に示す本実施形態のライセンス管理システムは、MFP1,MFP2及びUSBメモリ4から構成され、MFP1とMFP2とは直接的に接続されP2P(ピアツーピア)のネットワーク形態をとっている。
また、本実施形態のライセンス管理システムは、図1(b)に示すように、MFP1,MFP2,MFP3及びUSBメモリ4によって構成され、MFP1を中心としたブロードキャストタイプのネットワーク形態をとることも可能である。
なお、上述のいずれの形態についても、各MFPは同一ネットワークに基づく所定グループに属するものとし、このグループに対して予め所定数のアプリケーションライセンスが付与されているものとする。
ここでは、MFP1の構成について図1を参照しながら詳細に説明する。
なお、MFP2及びMFP3の構成については、MFP1と同様であるため詳細な説明は割愛する。
同図に示すように、MFP1は、本発明のライセンス数管理装置であって、アプリケーション管理手段11及びライセンス情報更新手段12を備えている。
ライセンス数抽出手段112は、USBメモリ4からインストールしたライセンス情報412からデバイスグループに付与されたライセンス数を抽出するものである。
有効/無効データ抽出手段113は、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという)の有効/無効を識別するために設定された有効/無効データを抽出するものである。
実行許諾手段115および無効化命令手段116は、MFP1にインストールされたアプリケーションファイル411を構成するアプリケーションを有効・無効に設定するものである。
具体的には、実行許諾手段115は、自己のデバイスにインストールされたアプリケーションを有効化するとともにその実行を許諾するものである。また、無効化命令手段116は、他のデバイスにおけるアプリケーションを無効化するものである。
有効化命令手段118は、他のデバイスにおけるアプリケーションを有効化するものである。
通知手段119は、実行制御手段117の実行に伴い所定の通知を行うものである。
実際には、取得したアプリケーションが無効化されている場合に、ユーザに対し、そのアプリケーションの実行ができない旨のメッセージを通知するものである。
また、ライセンス情報更新手段12は、ライセンス情報ファイル412の暗号化及び復号化を行うこともできる。
これは、ライセンス情報がMFPを提供するメーカ専用であるため、ライセンス情報の違法な複製を防止するためである。
なお、本実施形態の暗号化に関しては、アプリケーションを動作させるMFPにおける独自アルゴリズムを暗号化アルゴリズムとして利用するものとする。
図1に示すように、本実施形態に係るMFP1の記憶手段4としてUSBメモリ4が装着されるようになっており、このUSBメモリ4にはインストールパッケージ41が予め格納されている。
なお、記憶手段4としては、USBメモリに限らず、ハードディスク、RAM等、読み出しが可能な記憶媒体であれば良い。
同図に示すように、インストールパッケージ41は、アプリケーションファイル411とライセンス情報ファイル412によって構成される。
アプリケーションファイル411は、ある特定の目的のために設計されたアプリケーションプログラムであり、例えば、MFP1において新たな機能を追加したい場合にインストールして用いることができる。
ライセンス情報ファイル412は、アプリケーションファイル411のライセンスを管理するための各種ライセンス情報によって構成される。
そこで、ライセンス情報の内容について図3を参照しながら以下詳細に説明する。
同図に示すように、ライセンス情報は、「ライセンス数」、「有効なデバイス」、「無効なデバイス」の各欄に基づくテーブル形式によってUSBメモリ4に登録される。
なお、ライセンス数の取得方法としては、MFPメーカのWebサイト等からインストールパッケージ41をダウンロードする際にライセンス数を指定する方法の他、SDK(Software Development Kit)等で提供されるインストールパッケージ作成用のツールを利用する際に直接指定する方法がある。
基本的には、ライセンス数の範囲内でアプリケーションを取得したMFPは「有効なデバイス」として認められ、そのデバイス識別子が登録される。
また、無効なアプリケーションが、ユーザの所定操作によって有効化された場合であってもそのデバイスの識別子が登録される。
具体的には、実行許諾手段115によりアプリケーションの利用を許諾されたMFPのシリアル番号、MACアドレス、ホスト名(ネットワークアドレス)等が登録される。
「無効なデバイス」欄には、アプリケーションの利用許諾を受けたデバイスであったが、実行制御手段117によってアプリケーションが無効化されたデバイスの識別子が登録される。
図5は、本実施形態に係るライセンス管理システムにおいて実行されるアプリケーションのインストール処理手順を示したフローチャートである。
なお、本実施形態においては、暗号化処理が施されたアプリケーションファイル411及びライセンス情報ファイル412を格納したUSBメモリ4が、予めMFP1に装着されているものとする(図1参照)。
これにより、ユーザは、USBメモリ4のインストールパッケージ41の存在を、MFP1を介して確認することができるようになる。
次に、ユーザの所定操作に応じて、MFP1のプログラム取得手段111が、インストールパッケージ41をMFP1上に展開する(S502)。
具体的には、USBメモリ4に格納されているインストールパッケージ41をMFP1のハードディスク等の記憶媒体にダウンロードする。
次いで、ライセンス情報更新手段12は、インストールパッケージ41に含まれるライセンス情報ファイル412を復号する(S503)。
具体的には、まず、MFP1の有効/無効データ抽出手段113がネットワーク上の各MFPに問い合わせを行い、対象アプリケーションを有効に取得したデバイス数を算出するとともに、MFP1のライセンス数抽出手段112がUSBメモリ4からライセンス情報ファイル412に含まれるライセンス数を抽出する。
なお、前記有効デバイス数は、USBメモリ4に格納されているライセンス情報ファイル412の「有効なデバイス」欄に登録されているデバイス数を算出することによって導き出しても良い。
その上で、MFP1のライセンス数算出手段114が前記有効デバイス数及びライセンス数に基づき残ライセンス数を算出し、残ライセンス数が0(ゼロ)であれば最大ライセンス数に到達と判定し、残ライセンス数が1以上であれば最大ライセンス数に未到達と判定する。
そして、MFP1の実行許諾手段115が、メモリ等にそのアプリケーションに係る有効/無効データを有効に設定するとともに、上記インストールが行われたデバイスの識別子(即ちMFP1の識別子)をライセンス情報ファイル412の「有効なデバイス」欄に登録する(S506)。
具体的には、MFP1の有効/無効データ抽出手段113が、USBメモリ4に格納されているライセンス情報ファイル412の「有効なデバイス」欄に登録されているMFPのデバイス識別子を取得する。
また、MFP1の有効/無効データ抽出手段113は、ネットワーク上の各MFPに問い合わせを行い、対象アプリケーションが有効に設定されたデバイスの識別子を取得する方法でも良い。
これにより、ユーザは、現在、アプリケーションが実行可能な他のMFPを認識することができるようになる。
なお、アプリ識別子とは、無効化するアプリケーションを特定するための識別情報である。
次いで、MFP1の無効化命令手段116は、任意の他のMFP(本実施形態においては、MFP2)へアプリケーションの無効化を依頼する(S509)。
具体的には、ステップS507において取得した「有効なデバイス」欄のデバイスの中から任意の他のデバイスを選択して依頼する。
なお、ここでは、最大ライセンス数(残ライセンス数)の範囲内において、「無効なデバイス」欄に登録されているデバイスのアプリケーションを有効化することも可能である。
図6は、本実施形態に係るライセンス管理システムにおいて実行されるアプリケーションの無効化処理手順を示したフローチャートである。
同図に示すとおり、まず、MFP1(デバイスA)が、対象となるMFP2(デバイスB)に対し、アプリケーションの無効化を要求する(S601)。
具体的には、MFP1の無効化命令手段116は、ステップS508で取得したアプリ識別子を含む所定の無効化コードを、ネットワーク等を介してMFP2に送信する。
具体的には、MFP2の実行制御手段117が、無効化コードから検出されるアプリ識別子に基づき、対象アプリケーションの有効/無効データを無効に設定してメモリ等に登録する。
次いで、MFP2の通知手段119は、ステップS602で行った無効化設定の結果をMFP1に返す(S603)。
そして、MFP1は、MFP2から無効化設定の結果を取得することによって、MFP2における無効化処理は終了する(S604)。
本実施形態においては、ライセンス情報ファイル412の「有効なデバイス」欄にMFP1のデバイス識別子が登録され、「無効なデバイス」欄にMFP2のデバイス識別子が登録されることとなる。
ステップ506又はS510に続いて、MFP1のライセンス情報更新手段12は、ライセンス情報ファイル412の暗号化を行う(S511)
そして、ライセンス情報更新手段12は、展開したインストールパッケージ41を再パッケージ化した後、USBメモリ4に戻す(S512)ことによって、アプリケーションのインストール処理フローは終了する。
図7は、本実施形態に係るライセンス管理システムにおいて実行されるアプリケーションの起動処理手順を示したフローチャートである。
同図に示すように、MFP1は、まず、ユーザの起動操作に応じ、対象となるアプリケーションの起動設定を確認する(S701)。
具体的には、MFP1の有効/無効データ抽出手段113が、自己のメモリ又はUSBメモリ4に登録された有効/無効データを抽出して、そのアプリケーションが有効か否かを確認することで判定することができる(S702)。
一方、S702の判別結果、対象となるアプリケーションが有効でないと判定された場合(S702:NO)、実行制御手段117が有効に働き、そのアプリケーションの起動ができず、さらに、通知手段119によってその旨がユーザに通知されることとなる(S704)。
例えば、本実施形態においては、MFP2のアプリケーションを無効化することによって、残ライセンス数を増やすことができ、その分、MFP1におけるアプリケーションの実行が可能となる。
しかも、故障したMFPの筐体を他の新たなMFPに交換する場合には、アプリケーションを継続利用するためにライセンスを新たに購入せざるを得なかったため、不経済でかつ不合理な仕組みとなっていた。
しかしながら、本実施形態に係るライセンス管理システムによれば、このようなケースにおいても、合理的な方法によってアプリケーションの利用ができるようになる。
さらに、アプリケーションベンダー側においては管理業務が削減し、ライセンス管理コストを低減させることも可能であるため、この点でもコストパフォーマンスの向上が見込まれる。
次に、本発明の他の実施形態に係るライセンス管理システムについて図8及び図9を参照しつつ説明する。
図8は、本発明の他の実施形態に係るライセンス管理システムの構成を示したシステム構成図である。
同図に示すように本実施形態に係るライセンス管理システムは、前述の実施形態と同様に複数のMFP(デバイス)とUSBメモリ4によって構成されるが、各MFPが同一ネットワークに属さない構成であるところが特徴である。
このため、有効なライセンス数が不足するために、MFP1におけるアプリケーションを無効化して、MFP2のアプリケーションを有効化したいような場合には、まず、USBメモリ4をMFP1に装着して無効化処理を行った後、そのUSBメモリ4をMFP2に装着して有効化処理を行うこととなる。
図9は、本実施形態に係るライセンス管理システムにおいて実行されるアプリケーションのインストール処理手順を示したフローチャートである。
なお、USBメモリ4には、予めアプリケーションファイル411とライセンス情報ファイル412とが格納されており、さらに、ライセンス情報ファイル412の内容としては、「有効なデバイス」欄にMFP1が登録されているものとする。つまり、MFP1は、現在、所定アプリケーションが有効に設定されているものとする。
これにより、ユーザは、USBメモリ4のインストールパッケージ41の存在を、MFP1を介して確認することができるようになる。
続いて、ユーザの所定操作に応じて、プログラム取得手段111が、インストールパッケージ41をMFP1上に展開する(S903)。
具体的には、USBメモリ4に格納されているインストールパッケージ41をMFP1のハードディスク等の記憶媒体にダウンロードする。
これにより、ユーザは、ライセンス情報ファイル412の「有効なデバイス」欄にMFP1が登録されていることを認識することができる。
このとき、MFP1のライセンス数算出手段114を介し、ユーザは、残ライセンス数がゼロであることを認識したものとする。
このため、MFP2に有効なライセンスを取得させるには、残ライセンス数を少なくとも1にする必要がある。
そこで、MFP1では、自己が取得したアプリケーションファイル411の無効化を行う(S905)。
実際には、MFP1の実行制御手段117によってMFP1におけるアプリケーションが無効化設定され、そのアプリケーションの実行が停止されることとなる。
具体的には、これまでライセンス情報ファイル412の「有効なデバイス」欄に登録されていたMFP1のデバイス識別子を、「無効なデバイス」欄の登録に変更する。
そして、展開したインストールパッケージ41を再パッケージ化した後、USBメモリ4に戻す(S908)。
次に、MFP2のプログラム取得手段211は、USBメモリ4に格納されているインストールパッケージ41を認識する(S910)。
これにより、ユーザは、USBメモリ4のインストールパッケージ41の存在を、MFP2を介して確認することができるようになる。
続いて、ユーザの所定操作に応じて、MFP2のプログラム取得手段211が、インストールパッケージ41をMFP2上に展開する(S911)。
具体的には、USBメモリ4に格納されているインストールパッケージ41をMFP2のハードディスク等の記憶媒体にダウンロードする。
これにより、MFP2のライセンス数算出手段214は、予め付与されたライセンス数と有効なライセンス数に基づいて現在の残ライセンス数を認識することができる。
具体的には、ステップS905においてMFP1のアプリケーションが無効化されているため、残ライセンス数は少なくとも1以上あることをユーザは認識することができる。
そして、MFP2のプログラム取得手段211は、アプリケーションファイル411をインストールする(S913)。
そして、MFP2のライセンス情報更新手段22は、展開したインストールパッケージ41を再パッケージ化した後、USBメモリ4に戻す(S916)ことによって、本実施形態に係るアプリケーションのインストール処理フローは終了する。
このため、ネットワークの介在を必要としない本実施形態によっても、前述の実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、ネットワークを併用することにより、万一ネットワークにトラブルが発生した場合でも、USBメモリ4を介して本発明のライセンス管理を確実に実行することができる。
例えば、本発明のライセンス数管理装置は、MFPに限らずライセンスを必要とする他のデバイス、情報処理装置等であってもよい。
また、コピー防止のための暗号化/復号化機能は、MFPの機能としてではなく、USBメモリ4が備えていてもよく、また、ライセンス情報ファイル412が備える構成であっても良い。
このように、本発明のライセンス数管理装置は、様々な実施形態によっても実現することができ、優れた拡張性及び柔軟性を発揮することができる。
11 アプリケーション管理部
12 ライセンス情報更新部
4 USBメモリ
41 インストールパッケージ
411 アプリケーションファイル
412 ライセンス情報ファイル
Claims (8)
- 所定グループに属するデバイスであるとともに、前記グループに属する他のデバイスと接続されている管理するライセンス数管理装置であって、
所定操作に応じ、記憶手段に格納された所定のプログラム及びそのライセンス情報を取得するプログラム取得手段と、
取得した前記ライセンス情報の中からライセンス数を抽出するライセンス数抽出手段と、
デバイス毎の前記プログラムの有効/無効データを、所定グループに属するすべてのデバイスから抽出する有効/無効データ抽出手段と、
前記有効/無効データ及びライセンス数に基づき、前記グループにおける前記プログラムの残ライセンス数を算出するライセンス数算出手段と、
算出した前記残ライセンス数の範囲内において自己が取得した前記プログラムの有効/無効データを有効に設定するとともに、当該プログラムの実行を許諾する実行許諾手段と、
所定操作に応じて所定の無効化コードを前記他のデバイスに送信する無効化命令手段と、
無効化コードの受信に応じて自己が取得した前記プログラムの有効/無効データを無効に設定するとともに、前記プログラムの実行を制限する実行制御手段と、
を備えることを特徴とするライセンス数管理装置。 - 前記残ライセンス数の範囲内における所定操作に応じて所定の有効化コードを前記他のデバイスに送信する有効化命令手段を備え、
前記実行許諾手段は、
有効化コードの受信に応じて自己が取得した所定プログラムの有効/無効データを有効に設定するとともに、当該プログラムの実行を許諾する請求項1記載のライセンス数管理装置。 - 前記記憶手段に格納されるライセンス情報には前記グループに属するデバイス毎の所定プログラムの有効/無効データが含まれ、
前記無効化命令手段の実行に応じ、他のデバイスにおける前記プログラムの有効/無効データを無効に設定して前記ライセンス情報を更新し、
前記実行許諾手段又は有効化命令手段の実行に応じ、自己又は他のデバイスにおける前記プログラムの有効/無効データを有効に設定して前記ライセンス情報を更新するライセンス情報更新手段を備え、
前記有効/無効データ抽出手段は、
前記プログラム取得手段によって取得した前記ライセンス情報の中から前記デバイス毎の前記プログラムの有効/無効データを抽出するとともに、
前記実行制御手段は、
前記有効/無効データ抽出手段が、自己が取得した前記プログラムが無効に設定された有効/無効データを抽出した場合に、当該プログラムの実行を制限する請求項2記載のライセンス数管理装置。 - 前記記憶手段は、前記グループに属する各デバイスに着脱可能に装着される請求項1乃至3のいずれか一項記載のライセンス数管理装置。
- 前記有効/無効データには、各デバイスに一意に定まるシリアル番号、MACアドレス、ホスト名のうちいずれか一以上のデータを含むデバイス識別データが付される請求項1乃至4のいずれか一項記載のライセンス数管理装置。
- 前記実行制御手段の実行に伴い所定のメッセージを通知する通知手段を備える請求項1乃至5のいずれか一項記載のライセンス数管理装置。
- 所定グループに属する複数のデバイス間で所定のプログラムの実行を管理するライセンス数管理方法であって、
あるデバイスにおける所定操作に応じ、記憶手段に格納された所定のプログラム及びそのライセンス情報を取得するステップと、
取得した前記ライセンス情報の中からライセンス数を抽出するステップと、
デバイス毎の前記プログラムの有効/無効データを、所定グループに属するすべてのデバイスから抽出するステップと、
前記有効/無効データ及びライセンス数に基づき、前記グループにおける前記プログラムの残ライセンス数を算出するステップと、
算出した前記残ライセンス数の範囲内において自己が取得した前記プログラムの有効/無効データを有効に設定するとともに、当該プログラムの実行を許諾するステップと、
所定操作に応じて所定の無効化コードを他のデバイスに送信するステップと、
無効化コードの受信に応じて自己が取得した所定プログラムの有効/無効データを無効に設定するとともに、当該プログラムの実行を制限するステップと、
を有することを特徴とするライセンス数管理方法。 - 所定グループに属する複数のデバイス間で所定のプログラムの実行を管理するライセンス数管理プログラムであって、
前記デバイスを構成するコンピュータを、
所定操作に応じ、記憶手段に格納された所定プログラム及びそのライセンス情報を取得するプログラム取得手段、
取得した前記ライセンス情報の中からライセンス数を抽出するライセンス数抽出手段、
デバイス毎の前記プログラムの有効/無効データを、所定グループに属するすべてのデバイスから抽出する有効/無効データ抽出手段、
前記有効/無効データ及びライセンス数に基づき、前記グループにおける前記プログラムの残ライセンス数を算出する残ライセンス数算出手段、
算出した前記残ライセンス数の範囲内において自己が取得した前記プログラムの有効/無効データを有効に設定するとともに、当該プログラムの実行を許諾する実行許諾手段、
所定操作に応じて所定の無効化コードを他のデバイスに送信する無効化命令手段、
無効化コードの受信に応じて自己が取得した所定プログラムの有効/無効データを無効に設定するとともに、当該プログラムの実行を制限する実行制御手段、
として機能させるためのライセンス数管理プログラム。
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