JP5129781B2 - 発光装置及びこれを用いた洗面化粧台 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置及びこれを用いた洗面化粧台に関するものである。
従来から、発光装置が取り付けられた洗面化粧台として、例えば、特許文献1により示すものが知られている。この特許文献1により示される洗面化粧台は、照明となる発光装置が上部キャビネットの上部の前方に取り付けられたものである。この発光装置は、発光部分となる照明カバーや照明灯といった発光装置の大部分が上部キャビネットの前面より前方に突出するようにして取り付けられており、この大きく突出した部分によって、発光装置の下方にある洗面ボウルや上部キャビネットの鏡を照らして、使用者が洗面化粧台を使用しやすいような構成になっている。
特開2008−279171号公報
ところで、この特許文献1のような洗面化粧台は、上述したように、発光装置が上部キャビネットの上部の前方に大きく突出するように取り付けられたことで、突出部分の下方にある洗面ボウルや鏡を照らすことができて、使用性が向上するという利点が得られるものの、突出部分が大きいため、発光装置の照射時のみならず非照射時においても、この突出部分が一際目立ってしまい、意匠的に改善の余地があるものとなっていた。
そこで、本発明者らは、図9に示すように、板状の導光部材20の後方側の(つまり、上部キャビネットの奥側の)端部の端面に対向するように光源1を配設すると共に、導光部材20の前端を傾斜面を備えた出光部3とした発光装置A´を開発した。
このように構成した発光装置A´によれば、出光部3が導光部材20の前端の僅かな部分のみであるので、出光部3を除く発光装置A´の大部分を洗面化粧台の上部キャビネットの内部の見えない部位に埋設すると共に、出光部3のみを上部キャビネットから露出させるようにでき、洗面化粧台の見栄えを大幅に向上させることができた。
しかも、導光部材20の前端を傾斜面(導光面31)を備えた出光部3によって構成したのは、出光部3からの照射を第一出光部32と第二出光部33との異なる2方向に照射可能とするためである。すなわち、導光部材20の前端を傾斜面(導光面31)で構成することで、導光部材20内を多重反射して伝播した光のうち、傾斜面(導光面31)に対して全反射したものは第二出光部33から出射し、傾斜面(導光面31)に対して全反射条件を満たさないものは第一出光部32から出射する。このように異なる2方向へ照射可能とすることで、導光部材20の第一出光部32から前方に向けて照射させて使用者の顔を効果的に照らしながら、他方の発光である第二出光部33から前斜め下方に向けて照射させて、使用者の手元となる洗面化粧台の洗面ボウル側をも照らそうとした。
ところがこのような構成によれば、図9に示すように、光の照射は異なる2方向へ行なうことが可能となるものの、第二出光部33から出光する光は鉛直下方向きに近い方向の光ではなく前斜め下方に向いた光にすぎないため、洗面ボウルを照らせず、洗面ボウルを効果的に照射できないものとなっていた。
ここで、より効果的な照明を行なうべく、第二出光部33からの前斜め下方に向けた照射光の照射方向を、より鉛直下向き側に近づけるように光学操作をするには、上記傾斜面(導光面31)の傾斜角度をより直角に近づけることが考えられる。
しかしながら、図10に示すように、この傾斜面(導光面31´)をより直角に近づけると、第二出光部33´から出射する光は僅かに鉛直下方側に(つまり、洗面ボウル側に)近づくものの、依然として前斜め方向へ照射する光のままであり、その上、導光面31´の角度を直角に近づけると、導光部材20内を伝播する光の導光面31´に対する入射角度が小さくなってしまうため、傾斜面(導光面31´)に全反射して第二出光部33´から出射する光量が大幅に減少してしまうという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発光装置の導光面に反射して出射した前斜め方向の光の光量を保ちながら、該照射光の照射方向の光学操作を行なうことができる発光装置及びそれを用いた洗面化粧台を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の発光装置及び該発光装置を備えた洗面化粧台は以下の構成を備えている。
すなわち、請求項1に係る本発明の発光装置Aは、一対の第一主面21a及び第二主面21bを有し且つ一端部の端面を入光部4とすると共に入光部4とは反対側の端部を出光部3とした板状の導光部材20と、該導光部材20の入光部4に対向して設けられた光源1と、出光部3から出光した光を透過する透過部51を有し出光部3を覆う照明カバー5とを備えている。前記導光部材20の出光部4側の端部に先端ほど第一主面21aから第二主面21bに近づく曲面又は傾斜面からなる導光面31が設けられている。入光部4を後方とすると共に出光部3を前方とすると定義した場合に、導光面31に反射して第二主面21b前端部から出光した前斜め方向の光を、更に後方側へと曲がるように屈折させるレンズ部55を備えている。
このように構成したことで、導光面31に反射して第二主面21b前端部から出光した前斜め方向の光を、光量を低下させることなく、更に後方側へと曲がるように屈折させることができる。
また、請求項2に係る本発明の洗面化粧台7は、洗面ボウル72を有する洗面台71上の洗面ボウル72後方に鏡面部74が立設配置された洗面化粧台である。該鏡面部74の上部に請求項1記載の発光装置Aが設けられている。この発光装置Aにおいて出光部3及びレンズ部55が鏡面部74よりも前方に突出している。照明カバー5のレンズ部55により屈折した光が、前記洗面ボウル72又は鏡面部74のいずれか、或いは、洗面ボウル72及び鏡面部74の両方を照射するようにした。
このように構成したことで、洗面化粧台7において、発光装置Aから出光する光により、洗面ボウル72や鏡73を照らして使用者の手元を照明することができる。
また、請求項3に係る本発明の洗面化粧台7は、請求項2に係る洗面化粧台において、前記発光装置Aに設けられた出光部3は、導光面31を屈折透過して導光部材20内の光を外部へと照射する第一出光部32と、導光面31に反射した光を外部へと照射する第二出光部33とを備えている。
このように構成したことで、洗面化粧台7において、第一出光部32から外部へと照射する光により洗面化粧台7の使用者の顔周辺を照らしながら、第二出光部33から外部へと照射する光により、洗面ボウル72や鏡73を照らして使用者の手元を照明することができる。
また、請求項4に係る本発明の洗面化粧台7は、請求項3に係る洗面化粧台7において、前記照明カバー5の前記透過部51は、前記発光装置Aの第一出光部32から外部へと照射する光を拡散させる光拡散部56を備えている。
このように構成したことで、洗面化粧台7の使用者の顔周辺を照らす第一出光部32からの光により、使用者が眩しく感じるのを防ぐことができ、より一層使用性が向上した洗面化粧台7が提供できる。
本願発明によれば、発光装置の照射方向を第一出光部及び第二出光部の異なる2方向に向けて照射可能とした上で、この第二出光部からの光の光量を保ったまま、第二出光部から出射した前斜め方向の光をより後方側に屈曲させることができる。そのため、この発光装置を洗面化粧台に取り付けた場合においては、第一出光部からの光により使用者の顔周辺を照らしながら、第二出光部からの光により使用者の手元を効果的に照らすことができて、洗面化粧台の使用性を大きく向上させることができる。
本発明の一実施形態の要部側断面図である。 同上の一点鎖線で囲んだ部分の詳細図である。 同上の発光装置の分解側面図である。 同上の発光装置の分解斜視図である。 同上の照明カバーの斜視図である。 同上の全体斜視図である。 同上の斜め下方からみた要部斜視図である。 他の実施形態の要部側断面図である。 参考例の概略側面図である。 参考例の概略側面図である。
以下、本発明について添付図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係る発光装置Aを図1に示し、また図6は、この発光装置Aを取り付けた洗面化粧台7での使用例を示している。この実施形態の洗面化粧台7は、洗面ボウル72を有する洗面台71の後部に鏡面部74を立設配置し、この鏡面部74の上部に発光装置Aが取り付けられたものである。
この発光装置Aは、図1及び図3に示すように、薄板状の導光部2と、導光部2のいずれかの端部の端面に対向して設けられた発光ダイオード(以下、LEDという)11から成る光源1と、導光部2の出光部3を覆った照明カバー5とを備えている。本実施形態においてこの発光装置Aは、薄板状の導光部2の一対の主面21(第一主面21a及び第二主面21b)が、第一主面21aを上方とし、且つ、第二主面21bを下方とした状態で取り付けられる。
導光部2は、図4に示すように、薄板状の光透過性を有する透明な導光部材20を、長手方向に複数連結させて(本実施形態では6個連結させている)構成されている。この導光部2は、平面視において入光部4及び出光部3のある辺がそれぞれ長辺22となっており、入光部4及び出光部3に略直角な辺が短辺23となっている。この長辺22は短辺23に比べて十分長くなっており、全体として平面視帯形状で且つ厚みの薄い薄板状の導光部2となっている。
導光部材20は、図3に示すように、第一主面21a及び第二主面21bの外周を端面で囲んで構成されている。この導光部材20は、後方の端部の(一端部の)端面が入光部4となっており、導光部材20の入光部4とは反対側の端部である前端部が出光部3となっている。
本実施形態の導光部材20は、導光部材20の第二主面21bに対して導光部材20の第一主面21aがやや傾斜しており、この傾斜は、入光部4から出光部3に近づくほど下面と上面との距離が離れるような傾斜になっている。つまり、入光部4から出光部3にかけて徐々に板厚が厚くなるように構成されている。
本実施形態の出光部3は、図2及び図3などに示すように、導光部材20の第一主面21aに設けられ、この第一主面から滑らかに連続した曲面で構成される第一出光部32と、導光部材20の第二主面21bの前端部に位置する第二出光部33とから構成されている。
第一出光部32は、出光部3が形成されている側の端部の先端ほど、第一主面21aから第二主面21bに近づくような(すなわち前端側ほど下方に位置するような)曲面で形成されている。この曲面に入射して全反射せずに屈折透過しながら出射する光が第一出光部32から出射する光となっている。すなわち、導光部材20内において多重反射を行ないながら伝播した光のうちの一部の光が、第一出光部32から出射する光となる。一方、この前方端ほど下方に位置する曲面(すなわち、第一出光部32)は、導光面31ともなっている。この導光面31は、該導光面31に全反射した光を第二出光部33に向けて導光可能となっている。
第二出光部33は、第二主面21bの前端部から導光部材20の長手方向全長に亘って下方に向けて突条部34を突設し、この突条部34の下面に前端ほど上方に位置する凸曲面35を形成したものである。この突条部34の後部が段部36となっており、この段部36が後述するハウジング6の下当接部63に当接して、ハウジング6に対して導光部材20が位置決めできるような構成となっている。この第二出光部33と第一出光部32との境界は、導光部材20の下面と略同じ高さ位置か、又は、導光部材20の下面よりも下方に位置するようになっている。
このような導光部材20に光源1からの光を入射させると、導光部材20内において多重反射を行ないながら光が伝播し、出光部3に差し掛かった光のうち導光面31に対して全反射条件を満たさない光は、第一出光部32から出射する光となると共に、導光面31に対して全反射条件を満たした光は第二出光部33に向かって全反射して、そのうちの大部分が第二出光部33から出射する光となる。すなわち、本実施形態の発光装置Aは第一出光部32と第二出光部33との異なる2箇所から出射できるものであり、第一出光部32から出射する光は、略水平方向前方に向けた光となると共に、第二出光部33から出射する光は、前斜め下方に向けた光となる。
その上、第二出光部33を凸曲面35で構成したから、照明カバー5のレンズ部55に入射する前において、第二出光部33に凸曲面35を設けない場合よりも、一層、鉛直下方側に近い方向に出射させることが可能となる。
光源1は、指向性のある点光源たるLED11を複数設けることで構成されている。詳しく説明すると、光源1は各LED11を一定の間隔で離間させた状態で、導光部材20の幅方向(長辺22に平行な方向)に一直線状に並べて基板上に配置して構成されており、光軸が入光部4と出光部3とを結んだ方向と略平行な方向となるように、後方から前方に向けて(後方から出光部3に向けて)照射するようになっている。このような光源1が、複数の導光部材20を長手方向に連ねて構成された導光部2の入光部4のある長辺22に沿うように配設されている。このようにLED11で光源1を構成することにより、導光部材20の一層の薄板化が図れることとなる。更に言えば、光源1にLED11を採用したことにより低消費電力で発光することができるので、ランニングコストの低コスト化を図ることが可能となる。なお、本実施形態のLED11はチップタイプのチップLED11を用いているが特に限定されない。また、LED11の光の色も特に限定されるものではない。
上記のような構成の導光部材20及び光源1は、図3等に示すように、ハウジング6に内装される。
このハウジング6は、下部ハウジング61と上部ハウジング68とに分割可能となっており、下部ハウジング61と上部ハウジング68とで囲まれる部分に導光部材20と光源1とが内装されている。
下部ハウジング61は、導光部材20が載置される載置部62の前端から下方に向けて下当接部63を突設し、この下当接部63の下端に第一係止部64が設けられている。また、載置部62の下方には、載置部62に連設された第二係止部65が設けられている。さらに下部ハウジング61の後端には、上部ハウジング68と連結される嵌合凹所67が設けられており、嵌合凹所67の奥部には係止突起671が設けられている。さらに、下部ハウジング61の後部で且つ嵌合凹所67の前方には光源収容部66が設けられている。
上部ハウジング68は、この上部ハウジング68の前端に導光部材20が前方に抜け落ちるのを防止する上当接部681が設けられていると共に、この上当接部681の上面には第三係止部682が突設されている。なお本実施形態の上部ハウジング68において、少なくともこの上当接部681の前端部分は透明になっている。また、上部ハウジング68の後部に前記嵌合凹所67に嵌入する嵌合突起683が設けられており、この嵌合突起683の先端には前記嵌合凹所67内の係止突起671に係止される被係止部684が設けられている。
このようなハウジング6内には、上述の通り導光部材20と光源1とが内装される。
まず、下部ハウジング61の載置部62に導光部材20を載置すると共に、下部ハウジング61の前部にある下当接部63に導光部材20の突条部34の後部にある段部36を当接して位置決めする。次に、下部ハウジング61の光源収容部66に、光源1の光軸が導光部材20の入光部4に向くように位置させた上で光源1を設置する。このような状態で、上部ハウジング68の嵌合突起683を下部ハウジング61の嵌合凹所67に嵌入して、上部ハウジング68を設置する。
以上のように、ハウジング6内に導光部材20を配設した状態で、図2に示すように、本発明の照明カバー5が取り付けられる。
照明カバー5は、光透過性を有する透明材料であるアクリル樹脂で構成されている。照明カバー5は、上面部52と正面部53と下面部54とが連設されて断面略コ字形状に形成されており、正面部53と下面部54の一部とが出光部3からの光を透過する透過部51となっている。この照明カバー5は、図4及び図5に示すように、発光装置Aの出光部3を全長に亘って覆う長さに形成されている。
正面部53は、透過部51を透過する光を拡散させる光拡散部56が形成されており、本実施形態においては、シボ加工を施すことで透過する光を乱反射させるようになっている。なお、この光拡散部56は、例えば、乳白色の透過板で構成したり、微細な凹凸を設けて構成されたりしたものであってもよい。
下面部54には、図3に示すように、レンズ部55が設けられている。このレンズ部55は、導光部材20の第二出光部33の直下に長手方向(すなわち、図1並びに図2の紙面に直角な方向)の略全長に亘って設けられており、照明カバー5の下面から下方に向けて突出する凸レンズで構成されている。このレンズ部55のレンズ中心部57(すなわち、レンズ部55の最も厚くなっている部位)は、図2に示すように、導光部材20の第二出光部33の発光部位における後方(又は、第二出光部33の発光部位よりも後方)に位置するようになっており、導光部材20の第二出光部33の直下に位置するレンズ部55の形状は、後方ほど厚みが厚くなるような滑らかな曲面で構成される。このレンズ部55は、第二出光部33からの光を透過させるに当たって、第二出光部33から前斜め下方に向けて出射した出射光を、更に後方側に屈曲させる作用を奏する。つまり、この照明カバー5に設けたレンズ部55によって、第二出光部33から出射した光が、洗面ボウル72又は鏡面部74の鏡73のいずれか、或いは、洗面ボウル72及び鏡面部74の鏡73の両方を照射することができる。
さらに下面部54には、下面部54の開放端側の先端に下部ハウジング61の第二係止部65と係合する被第二係止部542が形成されると共に、この被第二係止部542と離れた部位に下部ハウジング61の第一係止部64と係合する被第一係止部541が形成されている。また、上面部52には上部ハウジング68の第三係止部682と係止する被第三係止部521が設けられている。
以上の構成の照明カバー5をハウジング6に取り付けると、上部ハウジング68の第三係止部682と上面部52の被第三係止部521とが係合し、下部ハウジング61の第二係止部65と照明カバー5の下面部54の被第二係止部542とが係合し、下部ハウジング61の第一係止部64と照明カバー5の下面部54の被第一係止部541とが係合するようになる。このとき、導光部材20は、上部ハウジング68の上当接部681と下部ハウジング61の載置部62と下当接部63とで位置決めされると共に、照明カバー5の弾性力によって挟持固定されるため、導光部材20が抜け落ちたり、がたついたりするのが防止される。
このように構成された発光装置Aは、上述の通り、洗面化粧台7に装着される。
本実施形態の洗面化粧台7は、図6に示すように、洗面ボウル72を備えた洗面台71と、この洗面台71上の洗面ボウル72後方に立設配置された鏡面部74と、鏡面部74の前面に配設された鏡73とを備えており、この鏡面部74の上部に上記発光装置Aが取り付けられている。
洗面ボウル72は、洗面ボウル72の上部に設けられた給水栓70から吐出された湯水を受ける部分であり、上方に開口した椀形状に形成されている。そして洗面ボウル72の最低部には、排水管に連通する排水口部が設けられている。
また、洗面台71の下部は(詳しくは洗面ボウル72の下方は)収納部79となっている。この収納部79は、内部に小物を収納可能で且つスライド自在な引き出し部78を備えている。
この洗面台71の後端から鏡面部74が立設されている。この鏡面部74は、バックボード部74aとキャビネット本体76と扉体77と鏡73とで構成されており、バックボード部74a上部に設けられた矩形箱状のキャビネット本体76の前部に扉体77が開閉自在に枢支されている。そして、この扉体77の前面に鏡73が配設されている。また、キャビネット本体76の上部には、上記発光装置Aが収容される装置収容部75が設けられており、鏡73が配された扉体77の上端は、この装置収容部75の底部よりも僅かに低い部位に位置するように形成されている。なお、このキャビネット本体76の内部は、棚板(図示せず)や縦仕切り板(図示せず)で仕切って収納部(図示せず)が形成されている。
このような装置収容部75に上記発光装置Aを装着すると、図2及び図7に示すように、発光装置Aの出光部3及び照明カバー5のレンズ部55を含む前端部のみが鏡面部74の鏡73よりも前方に突出するようになっている。つまり、この発光装置Aの出光部3及び照明カバー5の前端部以外の部分は、鏡面部74のキャビネット本体76と扉体77とによって外部から見えないように覆われており、鏡73より前方に突出する突出部分がほんの僅かな範囲となるため、突出部分が目立たないものとなる。
しかも、導光部材20は薄板状に形成されたものであるため、出光部3の正面視においては、左右に細長い線状の外観を呈するものとなり、従来にない外観を呈する洗面化粧台7とすることができる。
このような構成の洗面化粧台7の発光装置Aから光を照射させると、第一出光部32から出射する光により洗面化粧台7の使用者の顔周辺を照射できる。さらに、第二出光部33から前斜め下方に出射した後に照明カバー5のレンズ部55により鉛直下向き側に屈折させた光により、使用者の手元となる洗面化粧台7の洗面ボウル72を効果的に照らすことができ、洗面化粧台7の使用性を大幅に向上させる。なお、レンズ部55により後方側に屈折させた第二出光部33からの光は、鉛直下向き方向よりも鏡73側に向いた方向を照らす光も含まれるが、発光装置Aが設置された部位から鏡73側を照らせば、鏡73により反射した光により、間接的に洗面ボウル72を照らすことができ、いずれにしても手元となる洗面ボウル72を照らす光として寄与することができるものとなる。
その上、照明カバー5の正面部53に光拡散部56を設けたから、使用者の顔周辺を照らす第一出光部32からの光が、拡散されてやわらかな光となり、使用者が眩しく感じるのを防止することができる。
また、照明カバー5のレンズ部55を集光可能な曲率で構成し、第二出光部33からの光を屈折させながら集光させるようにして、照明光の輝度を高めるようにしてもよい。
次に、他の実施形態について図8に基づいて説明する。なお、本実施形態は図1乃至図7に示す実施形態と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態の照明カバー5のレンズ部55は、照明カバー5の下面部54に上方に向けて突出した凸レンズから構成されており、下面部54の下面は平坦な面で形成されている。このレンズ部55における前後方向の中間部であるレンズ中心部57(すなわち、レンズ部55の最も厚くなっている部位)は、第二出光部33の発光部位よりも後方に位置しており、具体的には、導光部材20の第二出光部33の突条部34の後方の段部36と略重なるように位置している。
このような構成によっても、第一の実施形態の照明カバー5と同じように、洗面化粧台7の使用者の手元を効果的に照らすことができる。その上、照明カバー5の下面が平面となっているため、より一層突出部分を目立たないものとすることができる。
上記の第一及び第二の実施形態において、発光装置Aの導光部材20は薄板状の透明な部材で構成されているが、例えば、アクリル樹脂、ガラス、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等を好適に使用することができる。また、照明カバー5の材質もアクリル樹脂に限定されるものではなく、上記材質を好適に使用することが可能である。
また、第一及び第二の実施形態において、上記レンズ部55はいずれも滑らかな曲面の凸レンズで構成したが、曲面である必要もなく、例えば、この曲面の曲率を直線で近似したものであってもよい。さらに第一出光部32(導光面31)が曲面で形成され、また第二出光部33が凸曲面35で形成された例で説明したが、この第一出光部32(導光面31)並びに第二出光部33は、直線状の傾斜面で近似した場合であっても同様の効果を得ることができるものである。
さらに、上記実施形態において第二出光部33は、突条部34に凸曲面35を設けた構成で説明したが、この突条部34に凸曲面35を設けた構成は必須のものではなく、突条部34を設けない平面(すなわち、導光部材20の下面が一様な平面である構成)であってもよいものとする。
1 光源
11 LED
2 導光部
20 導光部材
21a 第一主面
21b 第二主面
3 出光部
31 導光面
32 第一出光部
33 第二出光部
34 突条部
35 凸曲面
36 段部
4 入光部
5 照明カバー
51 透過部
52 上面部
53 正面部
54 下面部
55 レンズ部
56 光拡散部
6 ハウジング
61 下部ハウジング
68 上部ハウジング
7 洗面化粧台
73 鏡
74 鏡面部
75 装置収容部
77 扉体
A 発光装置

Claims (4)

  1. 一対の第一主面及び第二主面を有し且つ一端部の端面を入光部とすると共に入光部とは反対側の端部を出光部とした板状の導光部材と、該導光部材の入光部に対向して設けられた光源と、出光部から出光した光を透過する透過部を有し出光部を覆う照明カバーとを備え、前記導光部材の出光部側の端部に先端ほど第一主面から第二主面に近づく曲面又は傾斜面からなる導光面が設けられ、入光部を後方とすると共に出光部を前方とすると定義した場合に、導光面に反射して第二主面前端部から出光した前斜め方向の光を、更に後方側へと曲がるように屈折させるレンズ部を備えたことを特徴とする発光装置。
  2. 洗面ボウルを有する洗面台上の洗面ボウル後方に鏡面部が立設配置された洗面化粧台であって、該鏡面部の上部に請求項1記載の発光装置が設けられ、該発光装置において出光部及びレンズ部が鏡面部よりも前方に突出し、照明カバーのレンズ部により屈折した光が、前記洗面ボウル又は鏡面部のいずれか、或いは、洗面ボウル及び鏡面部の両方を照射するようにしたことを特徴とする洗面化粧台。
  3. 前記発光装置に設けられた出光部は、導光面を屈折透過して導光部材内の光を外部へと照射する第一出光部と、導光面に反射した光を外部へと照射する第二出光部とを備えて成る請求項2記載の洗面化粧台。
  4. 前記照明カバーの前記透過部は、前記発光装置の第一出光部から外部へと照射する光を拡散させる光拡散部を備えて成る請求項3記載の洗面化粧台。
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