JP5126280B2 - 空調機 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機(典型的には室外機)内の配線に関する。
空調機では、大電流が流れる圧縮機に関して特に、そのオン・オフや、インバータ駆動による電磁波ノイズが発生しやすい。例えば、室外機内部のノイズ対策として、電装品や圧縮機を収容する機械室の内部の配置を工夫することや、機械室の内部空間を区分けする仕切り板を設けて、電磁波ノイズに対する遮蔽を行う空調機も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−20133号公報(図5)
しかしながら、上記のような従来の空調機は、ファンのある熱交換室との仕切り板とは別に、機械室の内部にも仕切り板が必要であり、そのために、スペースの無駄やコストアップが生じるという問題点がある。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、スペースの無駄もコストアップも生じないノイズ対策を施した空調機を提供することを目的とする。
本発明は、ケーシング内に圧縮機を搭載する空調機であって、前記ケーシング内の空間を仕切る仕切り板と、前記仕切り板に取り付けられ、制御・駆動用の回路を含む電装品箱と、前記電装品箱の近傍に取り付けられ、前記電装品箱内の回路と接続された電線に、前記電装品箱から見て外部から来る電線を接続するための端子台と、前記電装品箱から出て前記圧縮機に至る駆動用電線と、前記駆動用電線の途中に装着されたノイズフィルタとを備え、
前記仕切り板は磁性体金属製であり、かつ、前記駆動用電線のうち、前記ノイズフィルタのある位置から前記圧縮機に至るまでの配線長の少なくとも一部が、前記仕切り板に接触して取り付けられていることにより、前記駆動用電線から発生する電磁波ノイズを前記仕切り板に逃がすことを特徴とする。
上記のように構成された空調機では、駆動用電線の上記一部が、磁性体金属製の仕切り板に接触して取り付けられていることにより、駆動用電線から発生する電磁波ノイズを仕切り板に集中させて逃がすことができ、周辺への電磁波ノイズの影響が低減された。従って、端子台から電装品箱内の回路へ行く電線にはノイズフィルタが不要となった。
また、上記の空調機において、ノイズフィルタのある位置から圧縮機に至るまでの配線長のうち前半が仕切り板に触れるように沿わせてあり、後半が仕切り板から離れて圧縮機に至る、という構成であってもよい。
圧縮機は仕切り板から離れて設置されるので配線長の全てを仕切り板に沿わせることは困難であるが、このように前半を仕切り板に触れるように沿わせることで、周辺への電磁波ノイズの影響が確実に低減された。
本発明の空調機によれば、スペースの無駄もコストアップも生じないノイズ対策を簡単に施すことができる。
本発明の一実施形態に係る空調機の室外機における、外観の一例を示す斜視図である。 図1における天井部を外した状態での、室外機の内部構造の一部を示す平面図である。 図1における底部以外のケーシングを取り払った状態での、室外機の内部構造の一部を示す斜視図である。 室外機内部の主要部のみの実体配線(但し単線)に近い回路図である。 図3の一部を拡大し、かつ、実体配線の一部を示した図である。
《室外機の外観構成》
図1は、本発明の一実施形態に係る空調機の室外機1における、外観の一例を示す斜視図である。図において、この室外機1は、前面部11、後面部12、左右の側面部13、14、天井部15、及び、底部16を有する直方体状のケーシング10を備えている。前面部11は、左側の固定カバー11aと、右側の着脱容易なメンテナンスカバー11bとによって構成されている。左側の固定カバー11aには吹出口11cが形成され、この吹出口11cには吹出グリル11dが被せられている。後面部12及び左の側面部13は、外気をケーシング10内に吸い込み可能な開口が多数形成された格子状の形状となっている。また、底部16の下面には、据付箇所への固定用に固定脚17が設けられている。
上記のメンテナンスカバー11bを取り外すことによって、ケーシング10の前面右側には開口部(サービス用開口部)が形成され、内部の点検ができる構成となっている。なお、メンテナンスカバー11bの右端側は側方へ少し回り込み、側面部14と共に右側面を形成している。
上記ケーシング10は鋼板製であり、相互にねじ止め等で接続されることによって電気的にも接続されている。また、下方の所定部位に接地端子(図示せず。)があり、アース工事を施すことによって、ケーシング10全体が接地される。
《室外機の内部構造》
図2は、図1における天井部15を外した状態での、室外機1の内部構造の一部を示す平面図である。図2において、ケーシング10の内部空間は、鋼板すなわち磁性体金属製の仕切り板24によって、機械室S1と熱交換室S2とに仕切られている。仕切り板24は、前面部11の固定カバー11aと後面部12とを繋ぐように設けられており、電気的にもケーシング10と同様に接地されている。また、仕切り板24には塗装が施されていない。
仕切り板24は、上から見て機械室S1側が凹となる湾曲状に形成されている。また、仕切り板24は、後部が機械室S1側(図2の右側)へ傾くように取り付けられている。
機械室S1には、圧縮機23、電装品箱25等が配置されている。電装品箱25は、圧縮機23やファン22の制御・駆動用の回路を含むものであり、電装品をボックス状にユニット化したものである。一方、熱交換室S2には室外熱交換器21とファン22とが配置されている。
《電装品箱の構成》
図3は、図1における底部16以外のケーシング10を取り払った状態での、室外機1の内部構造の一部を示す斜視図である。図3において、電装品箱25は、仕切り板24における機械室S1側の上部に取り付けられている。この電装品箱25は、基板部26と、これを覆って保護する保護カバー27とを備えている。なお図3では、保護カバー27の左上及び左下の切り欠き部27aから内部の基板26が少しだけ見えている状態であるが、基板部26は保護カバー27内に拡がっている。基板部26には、圧縮機23やファン22等の各種機器の運転を制御するためのマイクロコンピュータや、圧縮機23を駆動するインバータ回路等の電気部品が設けられている。
上記インバータ回路に電源を供給する電路にはリアクトル28が設けられるが、これは、比較的大きく、かつ、発熱部品であるため、例えば保護カバー27の外面に取り付けられている。また、保護カバー27の外面には、上から見て概ねL字(若しくはZ字)状に折り曲げて形成された取付部材29が取り付けられ、この取付部材29に、端子台30が取り付けられている。これにより、端子台30は正面側を向くようになっており、メンテナンスカバー11b(図1,図2)を取り外して行うケーブルの接続作業が容易である。
《実体配線》
図4は、室外機1内部の主要部のみの実体配線(但し単線)に近い回路図である。図において、端子台30は前述のようにして電装品箱25の近傍に取り付けられている。この端子台30は、電源用の電線Lp(例えば3線)と、制御用の電線Lc(例えば3線)とによって、電装品箱25内の回路と接続されている。また、この端子台30に、室内機40からの2本のケーブルで、電源用の電線Lpと、制御用の電線Lcとが接続される。
一方、電装品箱25とファン22とは、電線(ケーブル)Fによって接続される。また、電装品箱25と圧縮機23とは、駆動用電線P(3本)によって接続される。駆動用電線Pが電装品箱25の右上から出て圧縮機23に至る途中には、ノイズフィルタ31が装着(外挿)されている。ノイズフィルタ31は、例えば、分割タイプのフェライトコア又はリングコアである。ここで、本実施形態では、駆動用電線Pのうち、ノイズフィルタ31のある位置から圧縮機23に至るまでの配線長の少なくとも一部(図4のAの部分)に、駆動用電線Pから発生する電磁波ノイズを吸収させ、接地を利用して逃がす方策を講じる。
図5は、図3の一部を拡大し、かつ、実体配線の一部を示した図である。図において、駆動用電線P(3線)は、電装品箱25の右上から出て電装品箱25の右側面に沿って下方へ引き出され、ノイズフィルタ31を通過する。ノイズフィルタ31通過後の駆動用電線Pは途中で薄い平型のコネクタ32を介して圧縮機23に接続されている。ここで、ノイズフィルタ31通過後の駆動用電線Pの前半部分は、仕切り板24に接触するように沿わせて取り付ける。例えば、仕切り板24に小さな孔を空けて、これに通した結束バンド33により駆動用電線Pを仕切り板24に縛り付ける。駆動用電線Pの後半部分は、仕切り板24から離れて圧縮機23に至る。この前半・後半の比は、ほぼ1対1である。
上記のようにして、駆動用電線Pの一部を、磁性体金属製の仕切り板24に接触して取り付けたことにより、駆動用電線Pから発生する電磁波ノイズを仕切り板24に集中させて逃がすことができると解され、結果的に、周辺(特にノイズの影響を受けやすい端子台30周辺)への電磁波ノイズの影響が低減されることが確認された。なお、圧縮機23は仕切り板24から離れて設置されるのでノイズフィルタ31通過後の配線長の全てを仕切り板24に沿わせることは困難であるが、このように前半を仕切り板24に触れるように沿わせることで、周辺への電磁波ノイズの影響が確実に低減されたのである。これにより、従来ならば必要であった端子台30から電装品箱25内の回路へ行く電線Lp,Lcには、ノイズフィルタが不要となった。
こうして、部材を増やすことなく(むしろノイズフィルタを減らした。)、構造を大きく変えることもなく、スペースの無駄もコストアップも生じないノイズ対策を施した空調機を提供することができる。また、ノイズを遮蔽するという考え方ではなく、仕切り板24にノイズを吸収させて逃がすことにより、簡単で確実なノイズ対策とすることができる。
《その他》
なお、上記実施形態ではセパレート型の室外機について説明したが、上記のような配線を適用可能な対象は必ずしも室外機に限定されない。例えば、内外一体型の空調機や、除湿器等であっても、同様な仕切り板及び圧縮機がある構造であれば、同様の配線を施すことは可能である。
10 ケーシング
23 圧縮機
24 仕切り板
25 電装品箱
31 ノイズフィルタ
P 駆動用電線

Claims (2)

  1. ケーシング(10)内に圧縮機(23)を搭載する空調機であって、
    前記ケーシング(10)内の空間を仕切る仕切り板(24)と、
    前記仕切り板(24)に取り付けられ、制御・駆動用の回路を含む電装品箱(25)と、
    前記電装品箱(25)の近傍に取り付けられ、前記電装品箱(25)内の回路と接続された電線に、前記電装品箱(25)から見て外部から来る電線を接続するための端子台(30)と、
    前記電装品箱(25)から出て前記圧縮機(23)に至る駆動用電線(P)と、
    前記駆動用電線(P)の途中に装着されたノイズフィルタ(31)とを備え、
    前記仕切り板(24)は磁性体金属製であり、かつ、前記駆動用電線(P)のうち、前記ノイズフィルタ(31)のある位置から前記圧縮機(23)に至るまでの配線長の少なくとも一部が、前記仕切り板(24)に接触して取り付けられることにより、前記駆動用電線から発生する電磁波ノイズを前記仕切り板に逃がすことを特徴とする空調機。
  2. 前記ノイズフィルタ(31)のある位置から前記圧縮機(23)に至るまでの配線長のうち前半が前記仕切り板(24)に触れるように沿わせてあり、後半が前記仕切り板(24)から離れて前記圧縮機(23)に至る請求項1記載の空調機。
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