JP5125080B2 - 光強度測定装置および光強度測定方法 - Google Patents

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    • H04B10/07955Monitoring or measuring power

Description

この発明は、WDM通信システムにおいて光信号の強度を測定する光強度測定装置および光強度測定方法に関する。
近年の通信トラフィックの増加による基幹通信網の大容量化の要求を満たすため、1波長当たりの伝送速度が10Gbpsの波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)通信システムが商用化されている。しかしながら、依然として通信トラフィックの増加が続いており、伝送速度が40Gbpsの高速通信システムの研究開発が進められている。
このようなWDM通信システムにおいては、たとえば中継装置による光増幅量の制御のために光信号の強度を測定する必要がある。光信号の強度の測定には、一般的には、光スペクトラムアナライザを用いて周波数領域での強度の測定を行う方法が用いられている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
変調された光信号は光スペクトルが広がるため、正確に強度を測定するには光信号の光スペクトル幅に合わせた波長分解能で測定を行う必要がある。また、光信号の光スペクトル幅は通常、高速の光信号であるほど広くなるため、高速の光信号を測定するためには広い波長分解能によって測定を行う必要がある。
特開2001−203414号公報
しかしながら、上述した従来技術では、たとえば40Gbpsの光信号を100GHz間隔で配置した場合、光信号に対して波長分解能を狭く(たとえば、0.2nm)すると、被測定CH(チャネル)の光信号の光スペクトルのすべてがその範囲に含まれず、光信号の強度が小さく評価されてしまうという問題がある。
一方、40Gbpsの光信号に対して波長分解能を広く(たとえば1.0nm)すると、被測定CHの光信号と隣接CHの光信号との波長間隔(100GHz≒0.8nm)が波長分解能より狭い場合、被測定CHの光信号の光スペクトルに隣接CHの光信号の成分が含まれてしまい、被測定CHの光信号の強度が大きめに評価されてしまうという問題がある。
また、隣接CHの光信号のビットレートや変調方式によって隣接CHの光信号の光スペクトル幅が変化する。このため、隣接CHの光信号のビットレートや変調方式によって、隣接CHの光信号の成分が被測定CHの光信号に含まれたり含まれなかったりして、被測定CHの光信号の強度を正確に測定できないという問題がある。
また、WDM通信システムにおいては受信側の光信号対雑音比(OSNR:Optical Signal to Noise Ratio)を一定にするために送信側の光レベルを調節するプリエンファシス制御を用いるが、正確に光信号強度が測定できなければこのプリエンファシス制御を実施することが困難となるという問題がある。
この発明は、上述した問題点を解消するものであり、WDM通信システムにおいても光信号の強度を正確に測定することができる強度測定装置および光強度測定方法を提供することを目的とする。
この発明にかかる光強度測定装置は、波長多重伝送された光信号に関する情報を取得する信号情報取得手段と前記光信号に関する情報に対応した前記光信号の強度の補正値を記憶した記憶手段と、前記信号情報取得手段によって取得された前記光信号に関する情報に対応した補正値を前記記憶手段から選択する選択手段と、前記光信号の光スペクトルを取得するスペクトル取得手段と、前記光スペクトルと前記選択手段によって選択された補正値とに基づいて前記光信号の強度を算出することによって当該光信号の強度を測定する測定手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、スペクトル取得手段によって取得された光信号のスペクトルの強度を記憶手段に記憶されたテーブルの補正値に基づいて補正することで、WDM通信システムにおいても光信号の強度を正確に測定することができる。
この発明によれば、WDM通信システムにおいても光信号の強度を正確に測定することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光強度測定装置および光強度測定方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる光強度測定装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる光強度測定装置100は、信号情報取得部101と、記憶部102と、選択部103と、スペクトル取得部104と、測定部105と、を備えている。光強度測定装置100は、WDM通信システムにおける光信号の強度を測定する光強度測定装置である。
信号情報取得部101は、被測定CHを含む光信号に関する情報を取得する。光信号に関する情報とは、たとえば、WDM伝送において被測定CHと波長が隣接する隣接CHの光信号のON/OFF(有無)、変調方式、ビットレートや波長などの情報である。また、光信号に関する情報には、被測定CHの光信号自体の変調方式、ビットレートや波長などの情報を含めてもよい。
信号情報取得部101は、たとえば、ネットワークマネジメントシステム(NMS:Network Management System)から被測定CHの光信号に関する情報を取得する。信号情報取得部101は、取得した光信号に関する情報を選択部103へ出力する。
記憶部102は、光信号に関する情報に対応した補正値のテーブルを記憶している。たとえば、記憶部102は、被測定CHの隣接CHの光信号のON/OFF、変調方式、ビットレートや波長などの条件毎の補正値のテーブルを記憶している。また、記憶部102は、被測定CHの光信号自体の変調方式、ビットレートや波長などの情報などを含めた条件毎の補正値のテーブルを記憶していてもよい。記憶部102は、記憶しているテーブルを選択部103へ出力する。
選択部103は、信号情報取得部101から出力された光信号に関する情報に対応した補正値を、記憶部102から出力されたテーブルから選択する。選択部103は、選択した補正値を測定部105へ出力する。
スペクトル取得部104は、被測定CHの光信号の光スペクトルを取得する。実施の形態1においては、スペクトル取得部104は、光信号の光スペクトル幅に対して広い幅の波長分解能(ここでは、1.0nm)によって光スペクトルを取得する。スペクトル取得部104は、たとえば光スペクトラムアナライザによって構成される。スペクトル取得部104は、取得した光スペクトルを測定部105へ出力する。
測定部105は、スペクトル取得部104から出力された光スペクトルと、選択部103から出力された補正値と、に基づいて前記光信号の強度を算出することによって当該光信号の強度を測定する。具体的には、測定部105は、スペクトル取得部104から出力された光スペクトルから得た光信号の強度を選択部103から出力された補正値によって補正する。これによって、測定部105は、光スペクトルから得た光信号の強度よりも実際の光信号の強度に近い強度を測定することができる。
図2は、被測定CHおよび隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。図3は、被測定CHおよび隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。図2において、横軸は光信号の相対周波数(Optical Freqency relative to f THz[GHz])を、縦軸は光信号の成分強度(Power[dBm])を示している(図3〜図13,図15〜図20においても同様)。
ここで、CH1〜CH5の光信号は、それぞれ波長が異なり、100GHz間隔で配置された光信号である。光スペクトル201〜光スペクトル205は、CH1〜CH5の光信号の光スペクトルである。ここではCH3の光信号が被測定CHの光信号であるとする。CH2およびCH4の光信号は被測定CHの隣接CHの光信号である。また、40Gの光信号は、RZ−DQPSK変調方式によって変調された光信号であるとする。
図2に示すように被測定CHおよび隣接CHの光信号が40Gの場合、光信号の光スペクトル幅に対して波長分解能の幅が0.1nmと狭いため、被測定CHの光信号の光スペクトル203には隣接CHの光信号の光スペクトル202および204の成分が入り込まない。一方、波長分解能0.1nmにCH3の光信号のすべてが含まれないため、光信号の強度は実際の強度よりも低く測定される。
図3において、光スペクトル301は、隣接CHが存在しない場合にCH3の光信号を測定した光スペクトルである。光スペクトル302は、隣接CHが存在する場合にCH3の光信号を測定した光スペクトルである。光スペクトル301は、CH3の光信号に対して波長分解能が十分に広く(1.0nm)、隣接CHの光信号の成分も存在しないため理想的な光スペクトル測定結果である。
これに対して、光スペクトル302は、CH3の光信号に対して波長分解能が十分広いため、波長分解能にCH3の光信号のすべてが含まれる。一方、光スペクトル302は、CH2およびCH4の光信号の成分が入り込む。このため、光スペクトル302の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.3dB高く測定される。
図4は、被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。図5は、被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。
図4および図5において、図2および図3と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。図4に示すようにCH2の光信号がOFFである場合、図5に示すように、光スペクトル302にはCH2の光信号の成分は入り込まない。一方、光スペクトル302にはCH4の光信号の成分が入り込む。このため、光スペクトル302の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約0.8dB高く測定される。
図6は、被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。図7は、被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。
図6および図7において、図2および図3と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。図6に示すようにCH2およびCH4の光信号がOFFである場合、図7に示すように、光スペクトル302にはCH2およびCH4の光信号の成分は入り込まない。このため、光スペクトル302の強度は、理想的な光スペクトル301と同様に測定される。
図8は、被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。図9は、被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。
図8および図9において、図2および図3と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。ここで、10Gの光信号は、NRZ変調方式によって変調された光信号であるとする(以下同様)。図8に示すようにCH2の光信号が10Gである場合、図9に示すように、光スペクトル302にはCH2およびCH4の光信号の成分が入り込む。このため、光スペクトル302の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.2dB高く測定される。
図10は、被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。図11は、被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。
図10および図11において、図2および図3と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。図10に示すようにCH2およびCH4の光信号が10Gである場合、図11に示すように、光スペクトル302は、CH2およびCH4の光信号の成分が入り込む。このため、光スペクトル302の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.1dB高く測定される。
図12は、被測定CHの光信号が10Gであり隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。図13は、被測定CHの光信号が10Gであり隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。
図12および図13において、図2および図3と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。図12に示すようにCH3の光信号が10Gである場合、図13に示すように、光スペクトル302は、CH2およびCH4の光信号の成分が入り込む。このため、光スペクトル302の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.3dB高く測定される。
図14は、実施の形態1にかかる光強度測定装置の記憶部が記憶しているテーブルを示す図である。図2〜図13で示した結果から、図14に示すようなテーブルを作成することができる。CH2およびCH4の光信号が40Gである場合、補正値は−1.3となる(図2,図3参照)。CH2およびCH4の一方の光信号が40Gであり他方の光信号がOFFである場合、補正値は−0.8となる(図4,図5参照)。CH2およびCH4の光信号がOFFである場合、補正値は0となる(図6,図7参照)。
CH2およびCH4の一方の光信号が40Gであり他方の光信号が10Gである場合、補正値は−1.2となる(図8,図9参照)。CH2およびCH4の光信号が10Gである場合、補正値は−1.1となる(図10,図11参照)。なお、ここでは図示しないが、光強度測定装置100の記憶部102が記憶しているテーブルには、被測定CHであるCH3の条件による補正値を加えてもよい(図12,図13参照)。
このように、実施の形態1にかかる光強度測定装置100によれば、スペクトル取得部104は光スペクトル203の光スペクトル幅よりも広い波長分解能によって光スペクトル203を取得し、選択部103は、記憶部102に記憶されたテーブルのマイナスの補正値に基づいて補正することができる。このため、WDM通信システムにおける光信号の強度を正確に測定することができる。
(実施の形態2)
図15は、被測定CHおよび隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。図15において、図2および図3と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する(図16〜図20についても同様)。実施の形態2においては、スペクトル取得部104は、光信号の光スペクトル幅に対して狭い幅の波長分解能(ここでは、0.2nm)によって光スペクトルを取得する。
図2に示すようにCH2およびCH4の光信号が40Gである場合、図15に示すように、被測定CHであるCH3の光信号の光スペクトル203にはCH2およびCH4の光信号の成分は入り込まない。一方、波長分解能0.2nmにCH3の光信号のすべてが含まれない。このため、光スペクトル203の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.8dB低く測定される。
図16は、被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。図4に示すようにCH2の光信号がOFFである場合、図16に示すように、被測定CHであるCH3の光信号の光スペクトル203にはCH2およびCH4の光信号の成分は入り込まない。一方、波長分解能0.2nmにCH3の光信号のすべてが含まれない。このため、光スペクトル203の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.8dB低く測定される。
図17は、被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。図6に示すようにCH2およびCH4の光信号がOFFである場合、図17に示すように、被測定CHであるCH3の光信号の光スペクトル203にはCH2およびCH4の光信号の成分は入り込まない。一方、波長分解能0.2nmにCH3の光信号のすべてが含まれない。このため、光スペクトル203の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.8dB低く測定される。
図18は、被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。図8に示すようにCH2の光信号が10Gである場合、図18に示すように、被測定CHであるCH3の光信号の光スペクトル203にはCH2およびCH4の光信号の成分は入り込まないが、波長分解能0.2nmにCH3の光信号のすべてが含まれない。このため、光スペクトル203の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.8dB低く測定される。
図19は、被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。図10に示すようにCH2およびCH4の光信号が10Gである場合、図19に示すように、被測定CHであるCH3の光信号の光スペクトル203にはCH2およびCH4の光信号の成分は入り込まない。一方、波長分解能0.2nmにCH3の光信号のすべてが含まれない。このため、光スペクトル203の強度は、理想的な光スペクトル301よりも約1.8dB低く測定される。
図20は、被測定CHの光信号が10Gであり隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。図12に示すようにCH3の光信号が10Gである場合、図20に示すように、光スペクトル203にはCH2およびCH4の光信号の成分は入り込まない。一方、0.2nmの波長分解能にCH3の光信号がすべて含まれる。このため、光スペクトル203の強度は、理想的な光スペクトル301と同様に測定される。
このように、スペクトル取得部104が0.2nmの波長分解能で光スペクトルを取得すると、被測定CHであるCH3が40Gの場合、光スペクトル203の強度は、理想的な光スペクトル301よりも常に1.8dB低く測定され、補正値は常に+1.8dBとなる。一方、CH3が10Gの場合には常に光スペクトル203の強度が理想的な光スペクトル301と同様に測定されるため補正値は0dBとなる。
このように、実施の形態2にかかる光強度測定装置100によれば、スペクトル取得部104は光スペクトル203の光スペクトル幅よりも狭い波長分解能によって光スペクトル203を取得し、選択部103は、記憶部102に記憶されたテーブルのプラスの補正値に基づいて補正することができる。このため、WDM通信システムにおける光信号の強度を正確に測定することができる。
なお、実施の形態1および実施の形態2にかかる光強度測定装置100のスペクトル取得部104は、光信号に関する情報に応じた波長分解能によって光信号の光スペクトルを取得してもよい。たとえば、スペクトル取得部104は、信号情報取得部101から光信号に関する情報を取得し、被測定CHのビットレートが40Gbpsの場合は分解能を1.0nmとする(図3参照)。また、スペクトル取得部104は、被測定CHのビットレートが10Gbpsの場合は分解能を0.2nm、とする(図20参照)。
また、実施の形態1および実施の形態2において、光信号のビットレートおよび変調方式の一例として、RZ−DQPSK変調方式によって変調された40Gの光信号と、NRZ変調方式によって変調された10Gの光信号と、について説明したが、光信号のビットレートおよび変調方式はこれに限られない。
(実施の形態3)
図21は、実施の形態3にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。図21に示すように、実施の形態3にかかる通信システム2100は、送信装置2110と、中継装置2121〜中継装置2124と、受信装置2130と、NMS2140と、光強度測定装置100と、から構成されるWDM通信システムである。
送信装置2110は、送信器2111a〜送信器2111dと、光可変減衰器2112a〜光可変減衰器2112dと、多重部2113と、を備えている。送信器2111a〜送信器2111dは、それぞれ異なる波長の光信号をそれぞれ光可変減衰器2112a〜光可変減衰器2112dへ出力する。
光可変減衰器(VOA:Variable Optical Attenuator)2112a〜光可変減衰器2112dは、送信器2111a〜送信器2111dから出力されたそれぞれの光信号を可変な減衰量だけ減衰させ、多重化部2113へ出力する。多重化部2113は、光可変減衰器2112a〜光可変減衰器2112dから出力されたそれぞれの光信号を多重化し、多重化した光信号を受信装置2130へ送信する。
中継装置2121〜中継装置2124は、送信装置2110から受信装置2130へ送信される光信号を中継する。中継装置2121〜中継装置2124は、たとえば光アンプによって構成されている。光アンプによって構成された中継装置2121〜中継装置2124は、中継する光信号を適宜増幅する。
受信装置2130は、多重分離部2131と、受信器2132a〜受信器2132dと、から構成されている。多重分離部2131は、送信装置2110から中継装置2121〜中継装置2124を介して受信した光信号を、それぞれ波長の異なる複数の光信号に多重分離し、多重分離したそれぞれの光信号を受信器2132a〜受信器2132dへ出力する。受信器2132a〜受信器2132dは、多重分離部2131から出力されたそれぞれの光信号を受信する。
NMS2140は、通信システム2100における通信の監視および制御を行う。たとえば、NMS2140は、通信システム2100におけるWDM伝送の各光信号を監視し、上述した光信号に関する情報を光強度測定装置100へ送信する。また、NMS2140は、通信システム2100におけるWDM伝送の各光信号を制御し、上述した光信号に関する情報を光強度測定装置100へ送信する。
本発明にかかる光強度測定装置100のスペクトル取得部104は、受信装置2130が受信する光信号を光カプラ2150によって分岐して受信し、受信した光信号の光スペクトルを取得する。光強度測定装置100の信号情報取得部101は、NMS2140から送信される光信号に関する情報を受信する。これによって、光強度測定装置100は、WDM通信システムにおいても受信装置2130が受信する光信号の強度を測定することができる。
図22は、実施の形態3にかかる光強度測定装置の動作を示すフローチャートである。図22に示すように、実施の形態3にかかる光強度測定装置100は、まず、信号情報取得部101が、WDM伝送された光信号に関する情報をNMS2140から取得する(ステップS2201)。つぎに、選択部103が、ステップS2201によって取得した光信号に関する情報に対応した補正値を、記憶部102に記憶されたテーブルから選択する(ステップS2202)。
つぎに、スペクトル取得部104が、光カプラ2150によって分岐した光信号の光スペクトルを取得する(ステップS2203)。つぎに、測定部105が、ステップS2203によって取得された光信号の光スペクトルと、ステップS2202によって選択された補正値と、に基づいて光信号の強度を算出することで光信号の強度を測定し(ステップS2204)、一連の処理を終了する。
このように、実施の形態3にかかる光強度測定装置100を適用した通信システム2100によれば、信号情報取得部101がNMS2140から光信号に関する情報を取得し、選択部103はこの光信号に関する情報に基づいて補正値を選択することができる。このため、WDM通信システムにおいても光信号の強度を正確に測定することができる。
なお、光強度測定装置100の動作の順序は上述したものに限られない。たとえば、光強度測定装置100は、まず光信号の光スペクトルを取得し(上述したステップS2203)、つぎに光信号に関する情報を取得し(上述したステップS2201)、つぎに補正値を選択し、(上述したステップS2202)、つぎに光信号の強度を測定(上述したステップS2204)してもよい。
(実施の形態4)
図23は、実施の形態4にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。図23において、図21と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図23に示すように、実施の形態4にかかる光強度測定装置100は、実施の形態1〜3の構成に加えて光アンプ制御部2310を備える。測定部105は、測定した光信号の強度の情報を光アンプ制御部2310へ出力する。
光アンプ制御部2310は、測定部105から出力された光信号の強度の情報に関する情報を中継装置2121〜中継装置2124へ送信する。これにより、光アンプ制御部2310は、中継装置2121〜中継装置2124を構成する光アンプによる光信号の増幅量を制御する。光信号の強度の情報に関する情報とは、光信号の強度の情報そのものであってもよいし、光信号の強度の情報から算出した中継装置2121〜中継装置2124における光アンプの制御情報であってもよい。
このように、実施の形態4にかかる光強度測定装置100を適用した通信システム2100によれば、測定部105が正確に測定した光信号の強度に基づいて光アンプ制御部2310が中継装置2121〜中継装置2124による光信号の増幅量を制御することができる。このため、WDM通信システムにおいても中継装置2121〜中継装置2124による光信号の増幅量の制御を正確に行うことができる。
(実施の形態5)
図24は、実施の形態5にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。図24において、図21と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図24に示すように、実施の形態5にかかる光強度測定装置100は、実施の形態1〜3の構成に加えて信号強度制御部2410を備える。測定部105は、測定した光信号の強度の情報を信号強度制御部2410へ出力する。
信号強度制御部2410は、測定部105から出力された光信号の強度の情報に関する情報を送信装置2110へ送信する。これにより、信号強度制御部2410は、送信装置2110が送信する光信号の強度を制御する。光信号の強度の情報に関する情報とは、光信号の強度の情報そのものであってもよいし、光信号の強度の情報から算出した送信装置2110における光可変減衰器2112a〜光可変減衰器2112dの制御情報であってもよい。
送信装置2110は、信号強度制御部2410から送信された光信号の強度の情報に関する情報に基づいて、光可変減衰器2112a〜光可変減衰器2112dによる光信号の減衰量を制御し、送信器2111a〜送信器2111dから出力される光信号の強度を均一化する。または受信器2132a〜受信器2132dへ入力される光信号の強度を均一化する。また、光雑音レベルを別途実測や計算により求めることによりOSNRを均一化する(プリエンファシス)。
このように、実施の形態5にかかる光強度測定装置100を適用した通信システム2100によれば、測定部105が正確に測定した光信号の強度に基づいて信号強度制御部2410が送信装置2110の光可変減衰器2112a〜2112dを制御することができる。このため、WDM通信システムにおいても送信装置2110の送信器2111a〜送信器2111dから出力される光信号の強度を正確に均一化することができる。または受信装置2130の受信器2132a〜受信器2132dへ入力される光信号の強度を均一化することができる。また、光雑音レベルを別途実測や計算により求めることによりOSNRを均一化することができる。
(実施の形態6)
図25は、実施の形態6にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。図25において、図21と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図25に示すように、実施の形態6にかかる光強度測定装置100を適用した通信システム2100には、中継装置としてOADM(Optical Add Drop Multiplexer)装置2510が用いられている。ここでは、OADM装置2510は複数設けられている。
OADM装置2510は、送信装置2110から受信装置2130へ送信される光信号に他の伝送路からの光信号を加えたり(Add)、送信装置2110から受信装置2130へ送信される光信号のうち一部のCHの光信号を抜き出して(Drop)他の伝送路へ送信したりする。実施の形態6にかかる光強度測定装置100は、実施の形態5にかかる光強度測定装置100と同様に信号強度制御部2410を備える。
測定部105は、測定した光信号の強度の情報を信号強度制御部2410へ出力する。信号強度制御部2410は、測定部105から出力された光信号の強度の情報に関する情報をOADM装置2510へ送信する。これにより、信号強度制御部2410は、OADM装置2510が送信する光信号の強度を制御する。
光信号の強度の情報に関する情報とは、光信号の強度の情報そのものであってもよいし、光信号の強度の情報から算出した送信装置2110における強度の制御情報であってもよい。OADM装置2510は、信号強度制御部2410から送信された光信号の強度の情報に関する情報に基づいて、Add、ThroughおよびDropを行った結果OADM装置2510から送信する各CHの光信号の強度もしくはOSNRを均一化する。または受信器2132a〜受信器2132dへ入力される光信号の強度もしくはOSNRを均一化する(プリエンファシス)。
図26は、図25におけるOADM装置の具体的な構成例を示すブロック図である。図26に示すように、OADM装置2510は、多重分離部2610と、複数の光可変減衰器2620と、多重化部2630と、を備えている。多重分離部2610は、送信装置2110から送信された光信号を多重分離し、多重分離した各CHの光信号を光可変減衰器2620へ出力し(Throhgh)、または抜き出して(Drop)他の伝送路へ送信する。
光可変減衰器2620は、多重分離部2610から出力された光信号を多重化部2630へ出力する(Throhgh)。また、光可変減衰器2620は、他の伝送路から送信された光信号を、多重分離部2610から出力された光信号に加えて(Add)多重化部へ出力する。
多重化部2630は、それぞれの光可変減衰器2620から出力された光信号を多重化して受信装置2130へ送信する。OADM装置2510は、光強度測定装置100から送信された光信号の強度に関する情報に基づいて、それぞれの光可変減衰器2620による光信号の減衰量を制御し、OADM装置2510から送信する各CHの光信号の強度もしくはOSNRを均一化する。または受信器2132a〜受信器2132dへ入力される光信号の強度もしくはOSNRを均一化する(プリエンファシス)。
図27は、図25におけるOADM装置の具体的な他の構成例を示すブロック図である。図27に示すように、OADM装置2510は、多重分離部2710と、光カプラ2721〜光カプラ2723と、光スイッチ2731〜光スイッチ2733と、光可変減衰器2741〜光可変減衰器2743と、多重化部2750と、を備えていてもよい。この場合のOADM装置2510は、AddポートとDropポートとを切換可能なReconfigurable OADM装置である。
多重分離部2710は、送信装置2110から送信された光信号を多重分離し、多重分離した各CHの光信号をそれぞれ光カプラ2721〜光カプラ2723へ出力する。光カプラ2721〜光カプラ2723は、多重分離部2710から出力された各CHの光信号を分岐し、分岐した光信号の一方をそれぞれ光スイッチ2731〜光スイッチ2733へ出力し、他方を抜き出して他の伝送路へ送信する。光スイッチ2731〜光スイッチ2733は、それぞれ光カプラ2721〜光カプラ2723から出力された光信号と、他の伝送路から送信された光信号と、を入力する。
光スイッチ2731〜光スイッチ2733は、光カプラ2721〜光カプラ2723から出力される光信号と、他の伝送路から送信された光信号と、のいずれかをそれぞれ光可変減衰器2741〜光可変減衰器2743へ出力する。光スイッチ2731〜光スイッチ2733が光カプラ2721〜光カプラ2723から出力された光信号を出力した場合、送信装置2110から送信された光信号はThroughされて受信装置2130へ送信される。
光スイッチ2731〜光スイッチ2733が他の伝送路から送信された光信号を出力した場合、送信装置2110から送信された光信号はDropされ、他の伝送路から送信された光信号がAddされて受信装置2130へ送信される。光可変減衰器2741〜光可変減衰器2743は、それぞれ光スイッチ2731〜光スイッチ2733から出力された光信号を多重化部2750へ出力する。
多重化部2750は、光可変減衰器2741〜光可変減衰器2743から出力された光信号を多重化し、多重化した光信号を受信装置2130へ送信する。OADM装置2510は、光強度測定装置100から送信された光信号の強度に関する情報に基づいてそれぞれの光可変減衰器2741〜光可変減衰器2743による光信号の減衰量を制御し、OADM装置2510から送信する各CHの光信号の強度もしくはOSNRを均一化する。または受信器2132a〜受信器2132dへ入力される光信号の強度もしくはOSNRを均一化する(プリエンファシス)。
このように、実施の形態6にかかる光強度測定装置100を適用した通信システム2100によれば、測定部105が正確に測定した光信号の強度に基づいて信号強度制御部2410がOADM装置2510を制御することができる。このため、WDM通信システムにおいてもOADM装置2510から出力される光信号の強度を正確に均一化することができる。
(実施の形態7)
図28は、実施の形態7にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。図28において、図21と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図28に示すように、実施の形態7にかかる光強度測定装置100を適用した通信システム2100には、中継装置としてDOADM(Dynamic OADM)装置2810が用いられている。DOADM装置2810は、波長によってAddとDropとを切換可能なOADM装置である。
DOADM装置2810は、実施の形態6にかかるOADM装置2510と同様に、送信装置2110から受信装置2130へ送信される光信号に他の伝送路からの光信号を加えたり(Add)、送信装置2110から受信装置2130へ送信される光信号のうち一部のCHの光信号を抜き出して(Drop)他の伝送路へ送信したりする。実施の形態7にかかる光強度測定装置100は、実施の形態5にかかる光強度測定装置100と同様に信号強度制御部2410を備える。
測定部105は、測定した光信号の強度の情報を信号強度制御部2410へ出力する。信号強度制御部2410は、測定部105から出力された光信号の強度の情報に関する情報をDOADM装置2810へ送信する。これにより、信号強度制御部2410は、DOADM装置2810が送信する光信号の強度を制御する。
DOADM装置2810は、光カプラ2811と、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selectable Switch)2812と、WSS2813と、を備えている。光カプラ2811は、送信装置2110から送信された光信号を分岐し、分岐した光信号の一方をWSS2812へ出力し、他方をWSS2813へ出力する。WSS2812は、光カプラ2811から出力された光信号のうち、所定の波長の光信号のみを抜き出して(Drop)他の伝送路へ送信する。
WSS2813は、光カプラ2811から出力された光信号のうち、所定の波長の光信号のみを受信装置2130へ送信する(Through)。また、WSS2813は、他の伝送路から送信された光信号のうち所定の波長の光信号のみを、光カプラ2811から出力された光信号に加えて(Add)受信装置2130へ送信する。
WSS2812およびWSS2813は、出力する光信号の強度を制御する機能を有している。DOADM装置2810は、信号強度制御部2410から送信された光信号の強度の情報に関する情報に基づいてWSS2812およびWSS2813を制御し、Add、ThroughおよびDropを行った結果OADM装置2510から送信する光信号の強度もしくはOSNRを均一化するまたは受信器2132a〜受信器2132dへ入力される光信号の強度もしくはOSNRを均一化する(プリエンファシス)。
このように、実施の形態7にかかる光強度測定装置100を適用した通信システム2100によれば、測定部105が正確に測定した光信号の強度に基づいて信号強度制御部2410がDOADM装置2810を制御することができる。このため、WDM通信システムにおいてもDOADM装置2810から出力される光信号の強度を正確に均一化することができる。
以上説明したように、この発明にかかる光強度測定装置および光強度測定方法によれば、WDM通信システムにおいても光信号の強度を正確に測定することができる。特に、光信号のビットレートが高速であったりCH毎の波長間隔が小さかったりして被測定CHの光信号のスペクトルに隣接CHの光信号の成分が入り込む場合でも、対応する補正値をテーブルに記憶しておくことで被測定CHの光信号の強度を正確に測定することができる。
また、WDM通信システムにおいても中継装置による光信号の増幅量の制御を正確に行うことができる。また、WDM通信システムにおいても送信装置から出力される光信号の強度を正確に均一化することができる。また、WDM通信システムにおいてもOADM装置から出力される光信号の強度を正確に均一化することができる。また、WDM通信システムにおいてもDOADM装置から出力される光信号の強度を正確に均一化することができる。
なお、上述した各実施の形態においては、信号情報取得部101は、NMSから光信号に関する情報を取得する構成としたが、信号情報取得部101は、スペクトル取得部104から光スペクトルの情報を取得し、光信号に関する情報を推測してもよい。これによって、光強度測定装置100は、NMSから光信号に関する情報を受信しなくても光信号の強度を正確に測定することができる。
(付記1)波長多重伝送された光信号に関する情報を取得する信号情報取得手段と、
前記光信号の光スペクトルを取得するスペクトル取得手段と、
前記光スペクトルと前記信号情報取得手段によって取得された光信号に関する情報とに基づいて前記光信号の強度を測定する測定手段と、
を備えることを特徴とする光強度測定装置。
(付記2)波長多重伝送された光信号に関する情報を取得する信号情報取得手段と、
前記光信号に関する情報に対応した前記光信号の強度の補正値を記憶した記憶手段と、
前記信号情報取得手段によって取得された前記光信号に関する情報に対応した補正値を前記記憶手段から選択する選択手段と、
前記光信号の光スペクトルを取得するスペクトル取得手段と、
前記光スペクトルと前記選択手段によって選択された補正値とに基づいて前記光信号の強度を算出することによって当該光信号の強度を測定する測定手段と、
を備えることを特徴とする光強度測定装置。
(付記3)前記記憶手段は、前記光信号に関する情報に対応した前記光信号の強度の補正値を有するテーブルを備え、
前記スペクトル取得手段の波長分解能が前記光信号の光スペクトル幅よりも広い場合の前記テーブルの補正値はマイナスの値であることを特徴とする付記2に記載の光強度測定装置。
(付記4)前記記憶手段は、前記光信号に関する情報に対応した前記光信号の強度の補正値を有するテーブルを備え、
前記スペクトル取得手段の波長分解能が前記光信号の光スペクトル幅よりも狭い場合の前記テーブルの補正値はプラスの値であることを特徴とする付記2に記載の光強度測定装置。
(付記5)前記スペクトル取得手段は、前記信号情報取得手段が取得した前記光信号に関する情報に応じた波長分解能によって前記光スペクトルを取得することを特徴とする付記2に記載の光強度測定装置。
(付記6)前記信号情報取得手段は、前記光信号に関する情報として、前記光信号と波長が隣接する隣接光信号に関する情報を取得することを特徴とする付記2〜5のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
(付記7)前記信号情報取得手段は、前記光信号に関する情報として、前記隣接光信号の有無の情報を取得することを特徴とする付記2〜6のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
(付記8)前記信号情報取得手段は、前記光信号に関する情報として、前記隣接光信号のビットレートの情報を取得することを特徴とする付記2〜7のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
(付記9)前記信号情報取得手段は、前記光信号に関する情報として、前記隣接光信号の変調方式の情報を取得することを特徴とする付記2〜8のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
(付記10)前記信号情報取得手段は、前記光信号に関する情報をNMSから取得することを特徴とする付記2〜9のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
(付記11)前記測定手段が測定した前記光信号の強度の情報に関する情報を、ネットワーク上で前記光信号を増幅する中継装置へ送信し、当該中継装置による前記光信号の増幅量を制御する増幅制御手段をさらに備えることを特徴とする付記2〜10のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
(付記12)前記測定手段が測定した前記光信号の強度の情報に関する情報を、前記光信号を送信する送信装置へ送信し、当該送信装置が送信する各チャネルの光信号の強度が均一となるように制御する強度制御手段をさらに備えることを特徴とする付記2〜11のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
(付記13)前記測定手段が測定した前記光信号の強度の情報に関する情報を、ネットワーク上で前記光信号を中継するOADM装置へ送信し、当該OADM装置が送信する各チャネルの光信号の強度が均一となるように制御する第2強度制御手段をさらに備えることを特徴とする付記2〜12のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
(付記14)波長多重伝送された光信号に関する情報を取得する信号情報取得工程と、
前記光信号に関する情報に対応した前記光信号の強度の補正値を有する記憶手段から、前記信号情報取得工程によって取得された前記光信号に関する情報に対応した補正値を選択する選択工程と、
前記光信号の光スペクトルを取得するスペクトル取得工程と、
前記光スペクトルと前記選択工程によって選択された補正値とに基づいて前記光信号の強度を算出することによって当該光信号の強度を測定する測定工程と、
を含むことを特徴とする光強度測定方法。
(付記15)前記スペクトル取得工程における波長分解能が前記光信号の光スペクトル幅よりも広い場合の前記テーブルの補正値はマイナスの値であることを特徴とする付記14に記載の光強度測定方法。
(付記16)前記スペクトル取得工程における波長分解能が前記光信号の光スペクトル幅よりも狭い場合の前記テーブルの補正値はプラスの値であることを特徴とする付記14に記載の光強度測定方法。
(付記17)前記スペクトル取得工程では、前記信号情報取得工程によって取得された前記光信号に関する情報に応じた波長分解能によって前記光スペクトルを取得することを特徴とする付記14に記載の光強度測定方法。
以上のように、この発明にかかる光強度測定装置および光強度測定方法は、WDM通信システムにおける光信号の強度の測定に有用であり、特に、高速な伝送を行う場合に適している。
実施の形態1にかかる光強度測定装置の構成を示すブロック図である。 被測定CHおよび隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。 被測定CHおよび隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。 被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。 被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。 被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が10Gであり隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.1nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が10Gであり隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能1.0nm)を示す図である。 実施の形態1にかかる光強度測定装置の記憶部が記憶しているテーブルを示す図である。 被測定CHおよび隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。 被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号がOFFの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。 被測定CHおよび隣接CHの一方の光信号が40Gであり隣接CHの他方の光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が40Gであり隣接CHの光信号が10Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。 被測定CHの光信号が10Gであり隣接CHの光信号が40Gの場合の光スペクトル(波長分解能0.2nm)を示す図である。 実施の形態3にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる光強度測定装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態5にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態6にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。 図25におけるOADM装置の具体的な構成例を示すブロック図である。 図25におけるOADM装置の具体的な他の構成例を示すブロック図である。 実施の形態7にかかる光強度測定装置を適用した通信システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 光強度測定装置
101 信号情報取得部
102 記憶部
103 選択部
104 スペクトル取得部
105 測定部
201,202,203,204,205,301,302 光スペクトル
2100 通信システム
2110 送信装置
2130 受信装置
2310 光アンプ制御部
2410 信号強度制御部
2510 OADM装置
2810 DOADM装置

Claims (8)

  1. 波長多重伝送された光信号と波長が隣接する隣接光信号のビットレートの情報を取得する信号情報取得手段と、
    前記隣接光信号のビットレートの情報に対応した前記光信号の強度の補正値を記憶した記憶手段と、
    前記信号情報取得手段によって取得された前記隣接光信号のビットレートの情報に対応した補正値を前記記憶手段から選択する選択手段と、
    前記光信号の光スペクトルを取得するスペクトル取得手段と、
    前記光スペクトルと前記選択手段によって選択された補正値とに基づいて前記光信号の強度を算出することによって当該光信号の強度を測定する測定手段と、
    を備えることを特徴とする光強度測定装置。
  2. 前記記憶手段は、前記隣接光信号のビットレートの情報に対応した前記光信号の強度の補正値を有するテーブルを備え、
    前記スペクトル取得手段の波長分解能が前記光信号の光スペクトル幅よりも広い場合の前記テーブルの補正値はマイナスの値であることを特徴とする請求項1に記載の光強度測定装置。
  3. 前記測定手段が測定した前記光信号の強度の情報に関する情報を、ネットワーク上で前記光信号を増幅する中継装置へ送信し、当該中継装置による前記光信号の増幅量を制御する増幅制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光強度測定装置。
  4. 前記測定手段が測定した前記光信号の強度の情報に関する情報を、前記光信号を送信する送信装置へ送信し、当該送信装置が送信する各チャネルの光信号の強度が均一となるように制御する強度制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
  5. 前記測定手段が測定した前記光信号の強度の情報に関する情報を、ネットワーク上で前記光信号を中継するOADM装置へ送信し、当該OADM装置が送信する各チャネルの光信号の強度が均一となるように制御する第2強度制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光強度測定装置。
  6. 波長多重伝送された光信号と波長が隣接する隣接光信号のビットレートの情報を取得する信号情報取得工程と、
    前記隣接光信号のビットレートの情報に対応した前記光信号の強度の補正値を有する記憶手段から、前記信号情報取得工程によって取得された前記隣接光信号のビットレートの情報に対応した補正値を選択する選択工程と、
    前記光信号の光スペクトルを取得するスペクトル取得工程と、
    前記光スペクトルと前記選択工程によって選択された補正値とに基づいて前記光信号の強度を算出することによって当該光信号の強度を測定する測定工程と、
    を含むことを特徴とする光強度測定方法。
  7. 波長多重伝送された光信号と波長が隣接する隣接光信号の変調方式の情報を取得する信号情報取得手段と、
    前記隣接光信号の変調方式の情報に対応した前記光信号の強度の補正値を記憶した記憶手段と、
    前記信号情報取得手段によって取得された前記隣接光信号の変調方式の情報に対応した補正値を前記記憶手段から選択する選択手段と、
    前記光信号の光スペクトルを取得するスペクトル取得手段と、
    前記光スペクトルと前記選択手段によって選択された補正値とに基づいて前記光信号の強度を算出することによって当該光信号の強度を測定する測定手段と、
    を備えることを特徴とする光強度測定装置。
  8. 波長多重伝送された光信号と波長が隣接する隣接光信号の変調方式の情報を取得する信号情報取得工程と、
    前記隣接光信号の変調方式の情報に対応した前記光信号の強度の補正値を有する記憶手段から、前記信号情報取得工程によって取得された前記隣接光信号の変調方式の情報に対応した補正値を選択する選択工程と、
    前記光信号の光スペクトルを取得するスペクトル取得工程と、
    前記光スペクトルと前記選択工程によって選択された補正値とに基づいて前記光信号の強度を算出することによって当該光信号の強度を測定する測定工程と、
    を含むことを特徴とする光強度測定方法。
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