JP5124817B2 - 熱交換器およびその製造方法 - Google Patents

熱交換器およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5124817B2
JP5124817B2 JP2008281277A JP2008281277A JP5124817B2 JP 5124817 B2 JP5124817 B2 JP 5124817B2 JP 2008281277 A JP2008281277 A JP 2008281277A JP 2008281277 A JP2008281277 A JP 2008281277A JP 5124817 B2 JP5124817 B2 JP 5124817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
tube
heat exchange
adjacent
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008281277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010107146A (ja
Inventor
直久 東山
基之 ▲高▼木
北斗 峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Behr Thermal Systems Japan Ltd
Original Assignee
Keihin Thermal Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Thermal Technology Corp filed Critical Keihin Thermal Technology Corp
Priority to JP2008281277A priority Critical patent/JP5124817B2/ja
Publication of JP2010107146A publication Critical patent/JP2010107146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5124817B2 publication Critical patent/JP5124817B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

この発明は熱交換器およびその製造方法に関する。
この明細書および特許請求の範囲において、隣接する熱交換管どうしの間の通風間隙を流れる空気の下流側(図2に矢印Xで示す方向)を前、これと反対側を後というものとする。
近年、小型軽量化および高性能化を図りうるカーエアコン用エバポレータに用いられる熱交換器として、本出願人は、先に、互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に設けられた熱交換コアとを備えており、熱交換コアが、幅方向を前後方向に向けるとともにヘッダタンクの長さ方向に間隔をおいて配置され、かつ両端が両ヘッダタンクに接続された複数の扁平状熱交換管と、隣り合う熱交換管どうしの間に配置されたアウターフィンとを有している熱交換器を提案した(特許文献1参照)。
特許文献1記載の熱交換器は、熱交換管およびアウターフィンを別々に形成した後、熱交換管とアウターフィンとを交互に積層状に配置し、他の部品の一括ろう付時に熱交換管とアウターフィンとをろう付して熱交換コアをつくることにより製造されている。近年では、生産技術力の向上により、特許文献1記載の熱交換器を製造する際の熱交換管とアウターフィンとを交互に積層状に配置する作業の自動化が図られて生産効率が上げられているものの、生産効率の向上も限界に近づきつつある。
特開2008−20098号公報
この発明の目的は、上記問題を解決し、特許文献1記載の熱交換器に比べて生産効率を向上しうる熱交換器およびその製造方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の態様からなる。
1)互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に設けられた熱交換コアとを備えており、熱交換コアが、幅方向を前後方向に向けるとともにヘッダタンクの長さ方向に間隔をおいて配置され、かつ両端が両ヘッダタンクに接続された複数の扁平状熱交換管と、隣り合う熱交換管どうしの間に配置されたアウターフィンとを有する熱交換器であって、
熱交換管が、前側縁部または後側縁部において第1連結部により互いに連結された2枚の管形成用金属板どうしを積層状に接合することにより形成され、熱交換管を形成する両管形成用金属板のうちの少なくともいずれか一方が外方に膨出させられることによって、熱交換管に、上下方向にのびるとともに上下両端が開口した少なくとも1つの流体流通部が設けられ、隣り合う熱交換管の近接した管形成用金属板における第1連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第2連結部により連結され、
アウターフィンが、第3連結部により前側縁部または後側縁部において連結された2つのフィン構成部材どうしを積層状に接合することにより形成され、隣り合うアウターフィンの近接したフィン構成部材における第3連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第4連結部により連結されている熱交換器。
2)互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に設けられた熱交換コアとを備えており、熱交換コアが、幅方向を前後方向に向けるとともにヘッダタンクの長さ方向に間隔をおいて配置され、かつ両端が両ヘッダタンクに接続された複数の扁平状熱交換管と、隣り合う熱交換管どうしの間に配置されたアウターフィンとを有する熱交換器であって、
熱交換管が、前側縁部または後側縁部において第1連結部により互いに連結された2枚の管形成用金属板どうしを積層状に接合することにより形成され、熱交換管を形成する両管形成用金属板のうちの少なくともいずれか一方が外方に膨出させられることによって、熱交換管に、上下方向にのびるとともに上下両端が開口した少なくとも1つの流体流通部が設けられ、隣り合う熱交換管の近接した管形成用金属板における第1連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第2連結部により連結され、
アウターフィンが、第3連結部により前側縁部および/または後側縁部において連結された4以上の偶数のフィン構成部材どうしを積層状に接合することにより形成され、隣り合うアウターフィンの近接したフィン構成部材における両端の第3連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第4連結部により連結され、他のすべての第3連結部が前側および後側に交互に位置している熱交換器。
3)管形成用金属板の厚みが0.2mm以下である上記1)または2)記載の熱交換器。
4)フィン構成部材の厚みが0.2mm以下である上記1)〜3)のうちのいずれかに記載の熱交換器。
5)各ヘッダタンクに、ヘッダタンクの長さ方向にのびる少なくとも1つのヘッダ部が設けられるとともに、当該ヘッダ部に管挿通穴が形成され、熱交換管の両端部における流体流通部と対応する部分に、管挿通穴を通してヘッダタンクのヘッダ部内に挿入される挿入部が設けられている上記1)〜4)のうちのいずれかに記載の熱交換器。
6)ヘッダタンクに、前後方向に並んだ複数のヘッダ部が設けられるとともに、熱交換管に、前後方向に間隔をおいて並んだヘッダ部と同数の流体流通部が設けられている上記5)記載のエバポレータ。
7)互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に設けられた熱交換コアとを備えており、熱交換コアが、幅方向を前後方向に向けるとともにヘッダタンクの長さ方向に間隔をおいて配置され、かつ両端が両ヘッダタンクに接続された複数の扁平状熱交換管と、隣り合う熱交換管どうしの間に配置されたアウターフィンとを有する熱交換器を製造する方法であって、
少なくともいずれか一方が外方に膨出させられた2枚の管形成用金属板からなり、かつ両管形成用金属板の側縁部どうしが第1連結部により互いに連結された複数の板状管素材が間隔をおいて並べられるとともに、隣り合う管素材の近接した管形成用金属板における第1連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第2連結部により連結されている熱交換管形成部材を用意すること、
偶数のフィン構成部材からなり、かつ隣り合うフィン構成部材の近接した側縁部どうしが第3連結部により連結された複数の板状フィン素材が間隔をおいて並べられるとともに、隣り合うフィン素材の近接したフィン構成部材における第3連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第4連結部により連結されているアウターフィン形成部材を用意すること、
熱交換管形成部材を、第1および第2連結部において、両連結部での折り曲げ方向が互いに逆向きとなるように折り曲げ、これにより2枚の管形成用金属板が相互に積層されてなり、かつ互いに間隔をおいて配置されるとともに第2連結部により連結された複数の管用組み合わせ体からなる管モジュール形成体をつくること、
アウターフィン形成部材を、第3および第4連結部において、両連結部での折り曲げ方向が互いに逆向きとなるように折り曲げ、これにより偶数のフィン構成部材が相互に積層されてなり、かつ互いに間隔をおいて配置されるとともに第4連結部により連結された複数のフィン用組み合わせ体からなるフィンモジュール形成体をつくること、
管モジュール形成体とフィンモジュール形成体とを、管モジュール形成体の各管用組み合わせ体がフィンモジュール形成体における隣り合うフィン用組み合わせ体間に来るように、管モジュール形成体の第2連結部およびフィンモジュール形成体の第4連結部が反対側に位置するように組み合わせること、
ならびに各管用組み合わせ体の管形成用金属板どうしをろう付して熱交換管をつくるとともに、フィン用組み合わせ体の隣り合うフィン構成部材どうしをろう付してアウターフィンをつくり、さらにアウターフィンの端部のフィン構成部材を熱交換管の管形成用金属板にろう付して熱交換コアをつくることを含む熱交換器の製造方法。
8)フィン素材を構成するフィン構成部材の数を2つにする上記7)記載の熱交換器の製造方法。
9)熱交換管形成部材およびアウターフィン形成部材を、それぞれ金属板にプレス加工を施すことにより形成する上記7)または8)記載の熱交換器の製造方法。
10)熱交換管形成部材およびアウターフィン形成部材をつくる金属板の厚みを0.2mm以下とする上記9)記載の熱交換器の製造方法。
上記1)および2)の熱交換器によれば、上記7)の方法によって熱交換器を製造する際に、複数の管用組み合わせ体からなる管モジュール形成体と、複数のフィン用組み合わせ体からなるフィンモジュール形成体とを組み合わせた後に、各管用組み合わせ体の管形成用金属板どうしをろう付して熱交換管をつくるとともに、フィン用組み合わせ体の隣り合うフィン構成部材どうしをろう付してアウターフィンをつくり、さらにアウターフィンの端部のフィン構成部材を熱交換管の管形成用金属板にろう付して熱交換コアをつくるので、特許文献1記載の熱交換器のように、複数の熱交換管と複数のアウターフィンとを別々につくる作業、および別々につくられた熱交換管とアウターフィンとを交互に配置する作業が不要になり、生産効率が向上する。
上記3)の熱交換器によれば熱交換管の軽量化、ひいては熱交換器全体の軽量化を図ることができる。
上記4)の熱交換器によれば、アウターフィンの軽量化、ひいては熱交換器全体の軽量化を図ることができる。
上記7)の熱交換器の製造方法によれば、複数の管用組み合わせ体からなる管モジュール形成体と、複数のフィン用組み合わせ体からなるフィンモジュール形成体とを組み合わせた後に、各管用組み合わせ体の管形成用金属板どうしをろう付して熱交換管をつくるとともに、フィン用組み合わせ体の隣り合うフィン構成部材どうしをろう付してアウターフィンをつくり、さらにアウターフィンの端部のフィン構成部材を熱交換管の管形成用金属板にろう付して熱交換コアをつくるので、特許文献1記載の熱交換器のように、熱交換管とフィンとを別々につくる作業、および別々につくられた熱交換管とフィンとを交互に配置する作業が不要になり、生産効率が向上する。
上記8)の熱交換器の製造方法によれば、製造される熱交換器のアウターフィンのフィン高さを低くすることができるので、フィン効果が向上し、アウターフィン自体の性能が優れたものになる。
上記9)の熱交換器の製造方法によれば、熱交換管形成部材およびアウターフィン形成部材を比較的簡単につくることができる。
上記10)の熱交換器の製造方法によれば、製造される熱交換器における熱交換管およびアウターフィンの軽量化、ひいては熱交換器全体の軽量化を図ることができる。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。この実施形態は、この発明による熱交換器を、カーエアコンのエバポレータに適用したものである。
なお、以下の説明において、「アルミニウム」という用語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を含むものとする。また、以下の説明において、図1、の上下、左右を上下、左右というものとする。
図1はエバポレータの全体構成を示し、図2〜図3はエバポレータの要部の構成を示す。また、図4〜図11はエバポレータの製造方法を示す。
図1および図2に示すように、エバポレータ(1)(熱交換器)は、上下方向に間隔をおいて配置されかつ左右方向にのびるアルミニウム製第1ヘッダタンク(2)およびアルミニウム製第2ヘッダタンク(3)と、両ヘッダタンク(2)(3)間に設けられた熱交換コア(4)とを備えている。熱交換コア(4)は、幅方向を前後方向に向けるとともに左右方向(ヘッダタンク(2)(3)の長さ方向)に間隔をおいて配置され、かつ上下両端部が両ヘッダタンク(2)(3)に接続された複数のアルミニウム製扁平状熱交換管(5)と、隣接する熱交換管(5)どうしの間の通風間隙、および左右両端の熱交換管(5)の外側にそれぞれ配置されて熱交換管(5)にろう付されたアルミニウム製コルゲート状アウターフィン(6)とを有している。熱交換コア(4)の左右両端のアウターフィン(6)の外側には、それぞれアルミニウム製サイドプレート(7)が配置されてアウターフィン(6)にろう付されている。
第1ヘッダタンク(2)は、前側(通風方向下流側)に位置しかつ左右方向にのびる冷媒入口ヘッダ部(8)と、後側(通風方向上流側)に位置するとともに左右方向にのび、かつ冷媒入口ヘッダ部(8)に連結一体化された冷媒出口ヘッダ部(9)とを備えている。第1ヘッダタンク(2)の冷媒入口ヘッダ部(8)内と冷媒出口ヘッダ部(9)内とは仕切部材(11)により仕切られている。また、第1ヘッダタンク(2)の両ヘッダ部(8)(9)の左右両端は閉鎖されている。第1ヘッダタンク(2)の冷媒入口ヘッダ部(8)の左右いずれか一端部にアルミニウム製冷媒入口管(図示略)が接続され、同じく冷媒出口ヘッダ部(9)における冷媒入口ヘッダ部(8)の入口管が接続された側と同一端部にアルミニウム製冷媒出口管(図示略)が接続されている。第2ヘッダタンク(3)は、前側に位置しかつ左右方向にのびる第1中間ヘッダ部(12)と、後側に位置するとともに左右方向にのび、かつ第1中間ヘッダ部(12)と連結一体化された第2中間ヘッダ部(13)とを備えている。第2ヘッダタンク(3)の第1中間ヘッダ部(12)内と第2中間ヘッダ部(13)内とは連通穴(14)を介して相互に通じさせられている。また、第2ヘッダタンク(3)の両ヘッダ部(12)(13)の左右両端は閉鎖されている。第1ヘッダタンク(2)および第2ヘッダタンク(3)の周壁の外形の横断面形状は同一であり、互いに上下逆向きに配置されている。
第1ヘッダタンク(2)の冷媒入口ヘッダ部(8)および冷媒出口ヘッダ部(9)の下側部分に、それぞれ熱交換管(5)の上端部を挿入する前後方向に長い複数の管挿通穴(15)が形成されている。冷媒入口ヘッダ部(8)の管挿通穴(15)と冷媒出口ヘッダ部(9)の管挿通穴(15)とは左右方向に関して同一位置にある。第2ヘッダタンク(3)の第1中間ヘッダ部(8)および第2中間ヘッダ部(9)の上側部分に、それぞれ熱交換管(5)の下端部を挿入する前後方向に長い複数の管挿通穴(16)が形成されている。第1中間ヘッダ部(12)の管挿通穴(16)と第2中間ヘッダ部(13)の管挿通穴(16)とは左右方向に関して同一位置にある。
図2および図3に示すように、熱交換管(5)は、プレス加工が施されたアルミニウムブレージングシート製の2枚の長方形状管形成用金属板(17)が積層されるとともに前側縁部において第1連結部(18)により全長にわたって一体に連結され、さらに両管形成用金属板(17)の前側縁部の帯状部(17a)どうし、後側縁部の帯状部(17b)どうしおよび前後方向中央部の帯状部(17c)どうしが全長にわたってろう付されることにより形成されたものである。すなわち、熱交換管(5)は、第1連結部(18)により一体に連結された2枚の管形成用金属板(17)からなる素板を第1連結部(18)において折り曲げ、帯状部(17a)(17b)(17c)どうしをろう付することにより形成されている。熱交換管(5)を形成する両管形成用金属板(17)の板厚は0.2mm以下であることが好ましい。熱交換管(5)には、上下方向にのびるとともに上下両端が開口した流体流通部(19)が、前後方向に間隔をおいて2つ、すなわち第1ヘッダタンク(2)および第2ヘッダタンク(3)のヘッダ部(8)(9)(12)(13)の数と同数だけ設けられている。また、隣り合う熱交換管(5)の近接した管形成用金属板(17)の後側縁部の上下両端部どうしが第2連結部(21)により連結されており、これによりエバポレータ(1)は第2連結部(21)により連結された複数の熱交換管(5)からなる熱交換モジュール(22)を備えていることになる。
熱交換管(5)の流体流通部(19)は、両管形成用金属板(17)の前側縁部の帯状部(17a)と前後方向中央部の帯状部(17c)との間の部分、および両管形成用金属板(17)の後側縁部の帯状部(17b)と前後方向中央部の帯状部(17c)との間の部分において、それぞれ両管形成用金属板(17)に全長にわたる外方膨出部(23)が形成されることにより設けられている。熱交換管(5)の流体流通部(19)の左右方向の高さ、すなわち熱交換管(5)の管高さは、1.5mm以下であることが好ましい。この場合、空気の通過面積を大きくすることができるので、通気抵抗の上昇を抑制することができる。また、熱交換管(5)の両流体流通部(19)内に跨るように、アルミニウム製コルゲート状インナーフィン(24)が配置されており、両管形成用金属板(17)にろう付されている。インナーフィン(24)の肉厚は0.1mm以下であることが好ましい。
熱交換管(5)における両管形成用金属板(17)の前後両側縁部の帯状部(17a)(17b)の上下両端部は、前後方向外側縁から上下両端面にかけて切除されている。当該切除部を(25)で示す。また、熱交換管(5)における両管形成用金属板(17)の前後方向中央部の帯状部(17c)の上下両端部は、他の部分よりも前後方向の幅が広くなっており、当該幅広部に上下方向外端部から切り欠き(26)が形成されている。なお、熱交換管(5)における前後方向中央部の帯状部(17c)に幅広部が設けられることにより、流体流通部(19)の上下両端部は、他の部分よりも前後方向の幅が狭くなっている。そして、熱交換管(5)の両管形成用金属板(17)における前後両側縁部の帯状部(17a)(17b)の切除部(23)と、前後方向中央部の帯状部(17c)の切り欠き(26)との間の部分は、流体流通部(19)と対応しているとともに、他の部分よりも上下方向外方に突出しており、この部分に、第1ヘッダタンク(2)および第2ヘッダタンク(3)の管挿通穴(15)(16)内に挿入される挿入部(27)が設けられている。熱交換管(5)の挿入部(27)が第1ヘッダタンク(2)および第2ヘッダタンク(3)の管挿通穴(15)(16)内に挿入された際に、熱交換管(5)の前後方向中央部の帯状部(17c)における切り欠き(26)の底辺部分が第1ヘッダタンク(2)および第2ヘッダタンク(3)の外面に当接しており、当該底辺部分が熱交換管(5)の端部の位置決めを行う位置決め部(28)となっている。なお、熱交換管(5)の挿入部(27)が第1ヘッダタンク(2)および第2ヘッダタンク(3)の管挿通穴(15)(16)内に挿入された際に、熱交換管(5)の前後両側縁部の帯状部(17a)(17b)における切除部(25)に臨むとともに上下方向外方を向いた辺部は、第1ヘッダタンク(2)および第2ヘッダタンク(3)の外面に当接していてもよいし、あるいは当接していなくてもよい。
アウターフィン(5)は、プレス加工が施されたアルミニウムブレージングシートからなる偶数、ここでは2つの長方形状フィン構成部材(29)が積層されて相互にろう付されることにより形成されたものであり、熱交換管(5)の前後両流体流通部(19)に共有されるとともに、その前後方向の幅は熱交換管(5)の幅とほぼ等しくなっている。各アウターフィン(6)の両フィン構成部材(27)は、それぞれ波頂部(29a)および波底部(29b)を有するとともに、波頂部(29a)どうしおよび波底部(29b)どうしが上下方向に位置ずれしているオフセットフィンからなる(図8参照)。両フィン構成部材(29)は熱交換管(5)の管形成用金属板(17)にろう付されるとともに、両フィン構成部材(29)の波頂部(29a)と波底部(29b)とが相互にろう付されている。アウターフィン(6)のフィン高さは1.6〜8mmであることが好ましい。この場合、アウターフィン(6)の成形性を確保するとともに、性能を向上することができる。
各アウターフィン(5)の両フィン構成部材(29)の後側縁部の上下両端部どうしは、平坦な第3連結部(31)により互いに一体に連結されている。また、隣り合うアウターフィン(6)の近接したフィン構成部材(29)の前側縁部の上下両端部どうしが平坦な第4連結部(32)により一体に連結されており、これによりエバポレータ(1)は第4連結部(32)により連結された複数のアウターフィン(6)からなるアウターフィンモジュール(33)を備えていることになる。そして、上下の第3連結部(31)間および上下の第4連結部(32)間は、それぞれ通風部となっている。なお、左右両端に配置されたアウターフィン(6)の左右方向外側のフィン構成部材(29)は管形成用金属板(17)には連結されていない。
次に、エバポレータ(1)の製造方法について説明する。なお、エバポレータの製造方法に関する説明において、図4〜図7の上下、左右を上下、左右というものとする。
まず、図4および図5に示すように、3つの帯状部(17a)(17b)(17c)、2つの外方膨出部(23)、切除部(25)および切り欠き(26)を有する2枚の管形成用金属板(17)からなり、かつ両管形成用金属板(17)の側縁部どうしが第1連結部(18)により互いに連結された複数の板状管素材(36)が間隔をおいて並べられるとともに、隣り合う管素材(36)の近接した管形成用金属板(17)における第1連結部(18)により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第2連結部(21)により連結されている熱交換管形成部材(35)を用意する。熱交換管形成部材(35)は、両面にろう材層を有するアルミニウムブレージングシートにプレス加工を施すことにより形成される。アルミニウムブレージングシートの厚みは0.2mm以下であることが好ましい。
また、図6〜図8に示すように、2つの長方形状フィン構成部材(29)からなり、かつ隣り合うフィン構成部材(29)の近接した側縁部どうしが第3連結部(31)により連結された複数の板状フィン素材(38)が間隔をおいて並べられるとともに、隣り合うフィン素材(38)の近接したフィン構成部材(29)における第3連結部(31)により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第4連結部(32)により連結されているアウターフィン形成部材(37)を用意する。アウターフィン形成部材(37)は、両面にろう材層を有するアルミニウムブレージングシートにプレス加工を施すことにより形成される。アルミニウムブレージングシートの厚みは0.2mm以下であることが好ましい。
ついで、図9に示すように、各熱交換管形成部材(35)を、第1連結部(18)および第2連結部(21)の左右両側において、両連結部(18)(21)での折り曲げ方向が互いに逆向きとなるようにアコーディオンドア状に折り曲げて、各管素材(36)の両管形成用金属板(17)の帯状部(17a)(17b)(17c)どうしを合わせる。この折り曲げ時に、各管素材(36)の管形成用金属板(17)どうしの間にはインナーフィン(24)を配置する。これにより、2枚の管形成用金属板(17)が相互に積層されてなり、かつ互いに間隔をおいて配置されるとともに第2連結部(21)により連結された複数の管用組み合わせ体(41)からなる管モジュール形成体(40)をつくる(図11参照)。
また、図10に示すように、アウターフィン形成部材(37)を、第3連結部(31)および第4連結部(32)の左右両側において、両連結部(31)(32)での折り曲げ方向が互いに逆向きとなるように折り曲げ、これにより2つのフィン構成部材(29)が相互に積層されてなり、かつ互いに間隔をおいて配置されるとともに第4連結部(32)により連結された複数のフィン用組み合わせ体(43)からなるフィンモジュール形成体(42)をつくる(図11参照)。
ついで、図11に示すように、管モジュール形成体(40)とフィンモジュール形成体(42)とを、管モジュール形成体(40)の各管用組み合わせ体(41)がフィンモジュール形成体(42)における隣り合うフィン用組み合わせ体(43)間に来るように、管モジュール形成体(40)の第2連結部(21)およびフィンモジュール形成体(42)の第4連結部(32)が反対側に位置するように組み合わせる。
ついで、第1および第2ヘッダタンクの管挿通穴(15)(16)内に、管モジュール形成体(40)における管形成用金属板(17)からなる管用組み合わせ体(41)の両端の挿入部(27)を挿入するとともに、両端のフィン構成部材(29)からなるフィン用組み合わせ体(43)の外側にサイドプレート(7)を配置する。
その後、各管用組み合わせ体(41)の管形成用金属板(17)どうしをろう付して熱交換管(5)をつくるとともに、複数の熱交換管(5)からなる熱交換管モジュール(22)をつくり、これと同時に、熱交換管(5)を第1および第2ヘッダタンク(2)(3)にろう付し、またフィン用組み合わせ体(43)の隣り合うフィン構成部材(29)どうしをろう付してアウターフィン(6)をつくるとともに、複数のアウターフィン(6)からなるアウターフィンモジュール(33)をつくり、さらに隣り合う熱交換管(5)どうしの間のアウターフィン(6)の両フィン構成部材(29)を熱交換管(5)の管形成用金属板(17)にろう付して熱交換コア(4)をつくる。また、両端のアウターフィン(6)の外側のフィン構成部材(29)にサイドプレート(7)をろう付する。こうして、エバポレータ(1)が製造される。
エバポレータ(1)は、コンプレッサおよび冷媒冷却器としてのコンデンサとともに、フロン系冷媒を使用する冷凍サイクルを構成し、カーエアコンとして車両、たとえば自動車に搭載される。
上述したエバポレータ(1)においては、コンプレッサのオン時には、コンプレッサ、コンデンサおよび膨張弁を通過した気液混相の2相冷媒が、冷媒入口管から第1ヘッダタンク(2)の冷媒入口ヘッダ部(8)内に入り、分流して熱交換管(5)の前側流体流通部(19)内に流入する。熱交換管(5)の前側流体流通部(19)内に流入した冷媒は、流体流通部(19)内を下方に流れて第2ヘッダタンク(3)の第1中間ヘッダ部(12)内に入る。第1中間ヘッダ部(12)内に入った冷媒は、連通穴(14)を通って第2中間ヘッダ部(13)内に入る。
第2中間ヘッダ部(13)内に入った冷媒は、分流して熱交換管(5)の後側流体流通部(19)内に流入し、上方に流れて冷媒出口ヘッダ部(9)内に入り、冷媒出口管を通って流出する。
そして、冷媒が熱交換管(5)の前後両流体流通部(19)内を流れる間に、隣り合う熱交換管(5)どうしの間の通風間隙を通過する空気と熱交換をし、冷媒は気相となって流出する。
図12〜図14はエバポレータ(1)のアウターフィン(6)に用いられるフィン構成部材の変形例を示す。
図12〜図14に示すように、フィン構成部材(50)は、基板(51)に、左右方向外側(図13の紙面裏側)に突出した複数の突起(52)が千鳥配置状に形成されたものである。各アウターフィン(6)を構成する一方のフィン構成部材(50)の突起(52)と、他方のフィン構成部材(50)の突起(52)とはずれた位置にある。そして、管モジュール形成体(40)とフィンモジュール形成体(42)とを組み合わせた際に、各フィン構成部材(50)の突起(52)が管用組み合わせ体(41)の管形成用金属板(17)に当接するようになっている。なお、各アウターフィン(6)を構成する両フィン構成部材(50)の基板(51)の後側縁部どうしが第3連結部(31)により連結され、隣接するアウターフィン(6)の近接したフィン構成部材(50)の基板(51)の前側縁部どうしが第4連結部(32)により連結されている。
その他の構成は上記実施形態のエバポレータ(1)のフィン構成部材(29)と同様である。
上記実施形態において、エバポレータ(1)の熱交換コア(4)を形成する管モジュール形成体(40)およびフィンモジュール形成体(42)の数は適宜変更可能であり、1つの管モジュール形成体(40)と1つのフィンモジュール形成体(42)、1つの管モジュール形成体(40)と複数のフィンモジュール形成体(42)、複数の管モジュール形成体(40)と1つのフィンモジュール形成体(42)、および複数の管モジュール形成体(40)と複数のフィンモジュール形成体(42)により熱交換コア(4)が形成されていてもよい。
また、上記実施形態において、1つのアウターフィンは2つのフィン構成部材からなるが、これに限定されるものではなく、フィン構成部材の数は偶数であれば適宜変更可能である。フィン構成部材の数が4以上の場合、隣り合うアウターフィンの近接したフィン構成部材における両端の第3連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第4連結部により連結され、他のすべての第3連結部が前側および後側に交互に位置することになる。
さらに、上記実施形態においては、この発明による熱交換器がエバポレータに適用されているが、これに限定されるものではなく、コンデンサ、ヒータコアなどの他の機能を有する熱交換器にも適用可能である。
この発明による熱交換器を適用したエバポレータの実施形態の全体構成を示す背面図である。 一部を省略した図1のA−A線拡大断面図である。 図2のB−B線拡大断面図である。 図1のエバポレータの熱交換管をつくる熱交換管形成部材を示す正面図である。 図4の部分拡大図である。 図1のエバポレータのアウターフィンをつくるアウターフィン形成部材を示す正面図である。 図6の部分拡大図である。 図7のC−C線拡大断面図である。 図1のエバポレータを製造するにあたって熱交換管形成部材を折り曲げる状態を示す平面図である。 図1のエバポレータを製造するにあたってアウターフィン形成部材を折り曲げる状態を示す平面図である。 図1のエバポレータを製造するにあたって管モジュール形成体とフィンモジュール形成体とを組み合わせる方法を示す平面図である。 図1のエバポレータのアウターフィンを形成するフィン構成部材の変形例を示す図3相当の図である。 図1のエバポレータのアウターフィンを形成するフィン構成部材の変形例を示す図5相当の図である。 図13のD−D線拡大断面図である。
符号の説明
(1):エバポレータ(熱交換器)
(2)(3):ヘッダタンク
(4):熱交換コア
(5):熱交換管
(6):アウターフィン
(8):冷媒入口ヘッダ部
(9):冷媒出口ヘッダ部
(12)(13):中間ヘッダ部
(15)(16):管挿通穴
(17):管形成用金属板
(18):第1連結部
(19):流体流通部
(21):第2連結部
(23):外方膨出部
(27):挿入部
(29)(50):フィン構成部材
(31):第3連結部
(32):第4連結部

Claims (10)

  1. 互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に設けられた熱交換コアとを備えており、熱交換コアが、幅方向を前後方向に向けるとともにヘッダタンクの長さ方向に間隔をおいて配置され、かつ両端が両ヘッダタンクに接続された複数の扁平状熱交換管と、隣り合う熱交換管どうしの間に配置されたアウターフィンとを有する熱交換器であって、
    熱交換管が、前側縁部または後側縁部において第1連結部により互いに連結された2枚の管形成用金属板どうしを積層状に接合することにより形成され、熱交換管を形成する両管形成用金属板のうちの少なくともいずれか一方が外方に膨出させられることによって、熱交換管に、上下方向にのびるとともに上下両端が開口した少なくとも1つの流体流通部が設けられ、隣り合う熱交換管の近接した管形成用金属板における第1連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第2連結部により連結され、
    アウターフィンが、第3連結部により前側縁部または後側縁部において連結された2つのフィン構成部材どうしを積層状に接合することにより形成され、隣り合うアウターフィンの近接したフィン構成部材における第3連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第4連結部により連結されている熱交換器。
  2. 互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に設けられた熱交換コアとを備えており、熱交換コアが、幅方向を前後方向に向けるとともにヘッダタンクの長さ方向に間隔をおいて配置され、かつ両端が両ヘッダタンクに接続された複数の扁平状熱交換管と、隣り合う熱交換管どうしの間に配置されたアウターフィンとを有する熱交換器であって、
    熱交換管が、前側縁部または後側縁部において第1連結部により互いに連結された2枚の管形成用金属板どうしを積層状に接合することにより形成され、熱交換管を形成する両管形成用金属板のうちの少なくともいずれか一方が外方に膨出させられることによって、熱交換管に、上下方向にのびるとともに上下両端が開口した少なくとも1つの流体流通部が設けられ、隣り合う熱交換管の近接した管形成用金属板における第1連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第2連結部により連結され、
    アウターフィンが、第3連結部により前側縁部および/または後側縁部において連結された4以上の偶数のフィン構成部材どうしを積層状に接合することにより形成され、隣り合うアウターフィンの近接したフィン構成部材における両端の第3連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第4連結部により連結され、他のすべての第3連結部が前側および後側に交互に位置している熱交換器。
  3. 管形成用金属板の厚みが0.2mm以下である請求項1または2記載の熱交換器。
  4. フィン構成部材の厚みが0.2mm以下である請求項1〜3のうちのいずれかに記載の熱交換器。
  5. 各ヘッダタンクに、ヘッダタンクの長さ方向にのびる少なくとも1つのヘッダ部が設けられるとともに、当該ヘッダ部に管挿通穴が形成され、熱交換管の両端部における流体流通部と対応する部分に、管挿通穴を通してヘッダタンクのヘッダ部内に挿入される挿入部が設けられている請求項1〜4のうちのいずれかに記載の熱交換器。
  6. ヘッダタンクに、前後方向に並んだ複数のヘッダ部が設けられるとともに、熱交換管に、前後方向に間隔をおいて並んだヘッダ部と同数の流体流通部が設けられている請求項5記載のエバポレータ。
  7. 互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に設けられた熱交換コアとを備えており、熱交換コアが、幅方向を前後方向に向けるとともにヘッダタンクの長さ方向に間隔をおいて配置され、かつ両端が両ヘッダタンクに接続された複数の扁平状熱交換管と、隣り合う熱交換管どうしの間に配置されたアウターフィンとを有する熱交換器を製造する方法であって、
    少なくともいずれか一方が外方に膨出させられた2枚の管形成用金属板からなり、かつ両管形成用金属板の側縁部どうしが第1連結部により互いに連結された複数の板状管素材が間隔をおいて並べられるとともに、隣り合う管素材の近接した管形成用金属板における第1連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第2連結部により連結されている熱交換管形成部材を用意すること、
    偶数のフィン構成部材からなり、かつ隣り合うフィン構成部材の近接した側縁部どうしが第3連結部により連結された複数の板状フィン素材が間隔をおいて並べられるとともに、隣り合うフィン素材の近接したフィン構成部材における第3連結部により連結された側縁部とは反対側の側縁部どうしが第4連結部により連結されているアウターフィン形成部材を用意すること、
    熱交換管形成部材を、第1および第2連結部において、両連結部での折り曲げ方向が互いに逆向きとなるように折り曲げ、これにより2枚の管形成用金属板が相互に積層されてなり、かつ互いに間隔をおいて配置されるとともに第2連結部により連結された複数の管用組み合わせ体からなる管モジュール形成体をつくること、
    アウターフィン形成部材を、第3および第4連結部において、両連結部での折り曲げ方向が互いに逆向きとなるように折り曲げ、これにより偶数のフィン構成部材が相互に積層されてなり、かつ互いに間隔をおいて配置されるとともに第4連結部により連結された複数のフィン用組み合わせ体からなるフィンモジュール形成体をつくること、
    管モジュール形成体とフィンモジュール形成体とを、管モジュール形成体の各管用組み合わせ体がフィンモジュール形成体における隣り合うフィン用組み合わせ体間に来るように、管モジュール形成体の第2連結部およびフィンモジュール形成体の第4連結部が反対側に位置するように組み合わせること、
    ならびに各管用組み合わせ体の管形成用金属板どうしをろう付して熱交換管をつくるとともに、フィン用組み合わせ体の隣り合うフィン構成部材どうしをろう付してアウターフィンをつくり、さらにアウターフィンの端部のフィン構成部材を熱交換管の管形成用金属板にろう付して熱交換コアをつくることを含む熱交換器の製造方法。
  8. フィン素材を構成するフィン構成部材の数を2つにする請求項7記載の熱交換器の製造方法。
  9. 熱交換管形成部材およびアウターフィン形成部材を、それぞれ金属板にプレス加工を施すことにより形成する請求項7または8記載の熱交換器の製造方法。
  10. 熱交換管形成部材およびアウターフィン形成部材をつくる金属板の厚みを0.2mm以下とする請求項9記載の熱交換器の製造方法。
JP2008281277A 2008-10-31 2008-10-31 熱交換器およびその製造方法 Expired - Fee Related JP5124817B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008281277A JP5124817B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 熱交換器およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008281277A JP5124817B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 熱交換器およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010107146A JP2010107146A (ja) 2010-05-13
JP5124817B2 true JP5124817B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=42296767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008281277A Expired - Fee Related JP5124817B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 熱交換器およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5124817B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61110985U (ja) * 1984-12-21 1986-07-14
JP2001165587A (ja) * 1999-12-06 2001-06-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱交換器用チューブ
JP4540839B2 (ja) * 2000-12-13 2010-09-08 株式会社日本クライメイトシステムズ 複合型熱交換器
JP2004060934A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Toyo Radiator Co Ltd 蒸発器
JP2006116117A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Keisuke Ueno 物干し方法及び物干し装置
JP4626472B2 (ja) * 2005-10-11 2011-02-09 株式会社デンソー 熱交換器および熱交換器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010107146A (ja) 2010-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4724433B2 (ja) 熱交換器
JP2005326135A (ja) 熱交換器
JPH04203895A (ja) 熱交換器
JP4751662B2 (ja) 偏平管製造用板状体、偏平管の製造方法および熱交換器の製造方法
JP2007298260A (ja) 熱交換器
US20080264620A1 (en) Flat Tube, Platelike Body for Making the Flat Tube and Heat Exchanger
JP5194278B2 (ja) エバポレータ
JP2013213636A (ja) 熱交換器およびその製造方法
JP2011163666A5 (ja)
JP2011163666A (ja) 熱交換器
JP2013024517A (ja) 積層型熱交換器
US20080245518A1 (en) Flat Tube Making Platelike Body, Flat Tube, Heat Exchanger and Process for Fabricating Heat Exchanger
JP5140803B2 (ja) 熱交換器およびその製造方法
JP4972488B2 (ja) 熱交換器
JP4898672B2 (ja) 熱交換器
JP2007147173A (ja) 熱交換器およびその製造方法
JP5124817B2 (ja) 熱交換器およびその製造方法
JP4764647B2 (ja) 偏平管製造用板状体、偏平管、熱交換器および熱交換器の製造方法
JPH1071463A (ja) 偏平状熱交換管の製造方法
JP2008089188A (ja) 熱交換器
JP5250210B2 (ja) 扁平管および熱交換器
JP2007178017A (ja) 熱交換器
JP2006029765A (ja) 熱交換器
JP5525805B2 (ja) 熱交換器
JP2010286222A (ja) 熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120911

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20121009

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20121009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5124817

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees