JP5124803B2 - メダル預かり払出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲーム場でゲームを行い、獲得又は余剰メダルを預け、かつ、再ゲーム時にメダルの払出をするメダル預かり払出装置に関する。
特に、払い出しメダル数が多い場合に都合がよいメダル預かり払出装置に関する。
さらには、通常のメダルに代えて情報記憶媒体を払出可能なメダル預かり払出装置に関する。
なお、本明細書で使用する「メダル」は、パチスロ機やメダルゲーム機用のメダル、トークン、代用コイン等の遊技媒体の総称であり、「情報記憶媒体」は、電磁気的に情報を記憶する媒体をいい、所謂ICコイン等である。
第1の従来技術として、メダルの受入をする預入部と、メダルの払出をなす払出部と、顧客の掌紋又は指紋の光学的データの入力部と、磁気カード発行部と、カード入力と、所定の制御処理をなす処理部とを備えるメダル預かり払出装置が知られている。
そして、顧客の指紋などの光学データと預入数とを記録した磁気カードを発行し、払出時に磁気カードの記録データと入力された指紋などの光学データとの一致で本人認証を行い、本人認証ができた場合にのみ預入数に応じた払出をする(例えば、特許文献1参照)。
また、第2の従来技術として、投入された貨幣価値に応じた貨幣情報を記憶する記憶手段と無線通信手段を内蔵したICコインを販売する販売機が知られている。
顧客は購入したICコインをメダル貸出機に投入して価値情報に対応するメダルを借り受けて遊技機に投入し、遊技を行う。
そして、顧客が遊技によって獲得したメダルを預入機に投入して計数し、その数に対応する価値情報をICコインに記憶させて発行することも知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、第3の従来技術として、預け入れられた遊技媒体の価値を会員カードに記憶しておき、再プレイする場合、当該会員カードの記憶情報に基づいて複数の種類(例えば、メダル又はパチンコ玉)から選択した遊技媒体の払い出しを受けた後、ゲームを行うことが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平7-171240号(第2頁、第1―2図) 特開2005-135233 (段落番号0044−0051、図1―2) 特開2004-298324 (段落番号0009−0062、図1―9)
第1の従来技術において、預け入れられたメダルを大量に払い出した場合、メダルを収納した多数の容器をゲーム機まで運搬しなければならず、顧客にとっては利用し易いシステムではなかった。
換言すれば、金属製メダルが入った重い多数の容器をゲーム機まで往復して運ばなければならないという問題がある。
第2の従来技術において、未使用の遊技用ICコインは何ら処理手段が無いため遊技のみに使用せねばならず、ICコインに記憶された価値情報を無駄に使用することがあった。
換言すれば、遊技を終了したいにも拘わらず、ICコインの預入手段が無いため、ICコインに記憶された価値情報に相当する分使い切るか、そのまま放置せねばならないという問題があった。
さらに、第1の従来技術と第2の従来技術とを単に組み合わせた場合、預入メダルの払出はICコインのみで行われるので、ICコインに変換されない端数は払い出されず、無駄になる恐れがあった。
また、第3の従来技術においては、カード等の記憶情報に基づいて遊技媒体の払い出しを受けることができるが、当該払出装置は遊技媒体を預け入れることが出来ず、別に預かり装置を設置する必要があり、設置スペース及び設備費用の点で俄に採用することができない。
本発明の第1の目的は、預け入れられたメダルの払出を行う際、嵩張らず、かつ、持ち運びに便利な態様にて払出が可能なメダル預かり払出装置を提供することを目的とする。
本発明の第2の目的は、遊技用ICコインを預入れできるメダル預かり払出装置を提供することを目的とする。
本発明の第3の目的は、ICコインの預入・払出装置を小型にすることにより小設置スペースにしたメダル預かり払出装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明にかかるメダル預かり払出装置は以下のように構成されている。
少なくとも、メダルの預入口に受け入れたメダルをカウントして預入数として記憶する預かり装置並びに前記受け入れたメダルを払い出すメダルの払出装置及び一枚のメダル価値よりも大きな価値情報を記憶する情報記憶媒体の情報記憶媒体払出装置並びに前記メダルの払出装置若しくは前記情報記憶媒体払出装置を選択する払出媒体選択手段を有するメダル預かり払出装置において、
前記預入口は当該メダル預かり払出装置の前面の中央においてほぼ水平に開口され、
前記メダルの払出装置は、前記預入口に隣接配置された容器投入口に投入され、容器保留部に積み重ねられた最下の容器を分離装置によって落下させる容器自動供給装置によって払い出された容器にメダルを払い出し、
前記情報記憶媒体払出装置は、ICコインの保留手段、ICコインの払出手段及び情報書込手段、及びシュートを有し、
前記ICコインは電気的又は電磁気的に情報を記憶可能な素子を内蔵したコイン形の薄円板体であり、
前記保留手段は上下方向に伸びる筒形であって、前記ICコインをバラ状態で保留する保留ボウルであり、
前記ICコインの払出手段は前記ICコインが通過する通孔を有し、前記保留手段の底部に配置された回転ディスクであり、
前記シュートは上下方向に延在する筒状であって、前記ICコインの払出手段によって払い出された前記ICコインが当該シュートの上端の開口に落下した後、下端口から落下してICコインのための払出口に落下可能であり、
前記情報書込手段は、払い出すメダル数に相当する価値情報を前記ICコインに記憶させて払い出す場合前記メダル数から価値情報への換算率を変更する換算率変更手段、情報記憶媒体処理装置からの指令に基づいて無線で書き込むアンテナ及び前記ICコインを前記シュートにおける前記アンテナに相対した位置で停止させるストッパ、前記ストッパを前記シュートの通路に進退させる電磁アクチュエータを含むことを特徴とするメダル預かり払出装置である。
この構成において、顧客は預け入れるメダルを容器に入れ、預かり払出装置に持ってくる。
預け入れるメダルを容器からメダル預かり払出装置の預入口に投入した場合、投入されたメダルはカウントされ、顧客の預入数として記憶される。
顧客が預け入れたメダルを払い出す場合、払出媒体選択手段によってメダル払出装置若しくは情報記憶媒体払出装置を選択できる。
すなわち、払出媒体選択手段によってメダル払出装置を選択した場合、メダル払出装置よって払い出されたメダルを受け取ることができる。
情報記憶媒体払出装置を選択した場合、情報記憶媒体払出装置から一枚のメダル価値よりも大きな価値情報を記憶した情報記憶媒体の払出を受けることができる。
換言すれば、情報記憶媒体の払出を受ける場合、情報記憶媒体の数はメダル数よりも少ないので、持ち運びの際に嵩張らず、かつ、軽量であるため、顧客にとって使い勝手が向上する利点がある。
また、情報記憶媒体に記憶される価値情報は一枚のメダル価値よりも大きな価値情報であるため、メダル預かり払出装置に保留するメダル数を減少できるので、メダル管理に要する時間を短縮できる利点がある。
さらに、情報記憶媒体による払出の場合、メダルの払出数が減少するため、結果として、払出時間が短縮され、顧客の待ち時間を短縮することができ、顧客のイライラ感を解消出来る利点がある。
また、前記払出装置は払い出された情報記憶媒体に所定のメダル数に相当する情報を書き込む書き込み装置を備えるため、情報記憶媒体に書き込む媒体情報を顧客に払い出す直前に書き込む事が出来る。
換言すれば、情報記憶媒体払出装置に保留されている情報記憶媒体を何ら情報が記憶されていない無価値媒体にすることができるので、不慮に窃盗された場合であっても、不正に使用されることが無い利点を有する。
また、価値情報の価値を随時変更できるので、例えば、所定時刻帯における価値を変更したサービスを行うことができる利点がある。
さらに、前記情報書込手段が換算率変更手段を含んでいることが好ましい。この構成において、情報記憶媒体への価値情報の書き込み時に所定の換算率で変更した価値情報を書き込むことができる。
例えば、換算率を変更することにより所定時刻帯における価値を変更したサービスを容易に行うことができる利点がある。
また、本発明に係るメダル預かり払出装置前記情報書込手段が少なくとも日付を書き込むことが好ましい
この構成において、情報記憶媒体には日付が記憶される。
遊技機又はメダル預かり払出機において、この日付を読み込むことにより所定の日付以外の価値媒体を排除することができる。
したがって、所定日付以外の価値媒体の使用を制限できるので、不測の不正を防止できる利点がある。
さらに、情報記憶媒体払出装置が情報書込手段を備える場合、所定日付を記憶した情報記憶媒体を日ごとに入れ替える必要がないので、情報記憶媒体の管理が容易であると共に情報記憶媒体の保有個数を減少できる利点がある。
さらに、本発明に係るメダル預かり払出装置において、さらに、記憶された情報を通信により前記情報記憶媒体から読込み、前記預入数に合算して記憶する情報記憶媒体の預かり装置を備えることが好ましい
この構成により、情報記憶媒体によるメダルの預入が可能である。
情報記憶媒体には一枚のメダル以上の価値情報が記憶されているので、預入枚数が少なくなり、預入時間が短縮できる利点がある。
少なくとも、メダルの預入口に受け入れたメダルをカウントして預入数として記憶する預かり装置及びメダル払出口にメダルを払い出すメダル払出装置を有するメダル預かり払出装置において、前記払出装置が払い出された情報記憶媒体に所定のメダル数に相当する情報を書き込む情報書込手段を備え、前記情報書込手段が少なくとも日付を書き込み、さらに、一枚のメダル価値よりも大きな価値情報を記憶する情報記憶媒体の払出装置、及び、前記メダル払出装置若しくは前記情報記憶媒体払出装置を選択する払出媒体選択手段を備え、さらに、記憶された情報を通信により前記情報記憶媒体から読込み、前記預入数に合算して記憶する情報記憶媒体の預かり装置を備えることを特徴とするメダル預かり払出装置である。
図1は、実施例のメダル預かり払出装置の斜視図である。
図2は、実施例のメダル預かり払出装置の正面図である。
図3は、実施例のメダル預かり払出装置の概略構成を説明するための左後部上方からの斜視図である。
図4は、図2におけるA―A線断面図である
図5は、実施例のメダル預かり払出装置の制御ブロック図である。
図6は、実施例のメダル預かり払出装置に用いられる情報記憶媒体預かり装置である。
図7は、実施例のメダル預かり払出装置に用いられる情報記憶媒体払出装置である。
図8は、本発明の実施例のメダル預かり払出装置の作動説明用のフローチャートである。
図9は、本発明の実施例のメダル預かり払出装置の情報記憶媒体預かり装置の作動説明用フローチャートである。
図10は、本発明の実施例のメダル預かり払出装置の情報記憶媒体払出装置の作動説明用フローチャートである。
図11は、本発明の実施例のメダル預かり払出装置のタッチパネル付ディスプレイにおける表示である。
本実施例は、情報記憶媒体としてICコインを用いた例である。
図1において、メダル預かり払出装置100は、その箱型の筐体102の前面104であってその上部にガイド装置105であるタッチパネル付ディスプレイ106、中間部中央にメダル預入口108、メダル預入口108の右側に本人認証装置109である生体認証装置110、左側に容器投入口112が配置され、容器投入口112の下方に容器取出口114、生体認証装置110の上方にIDカード挿入口116、及び、メダル預入口108の下方に人体センサ118が配置されている。
また、筐体102内には、下部のほぼ全域にメダル保留装置120、その上方に各装置と制御装置122との間のインターフェース装置124、及び、メダルカウンタ126が並置され、メダルカウンタ126の上方にはカードリードライト装置128が配置され、インターフェース装置124の上方にはメダル払出装置130が配置され、メダル払出装置130の側方には制御装置122が並置され、さらに、メダル保留装置120からメダル払出装置130へメダルを供給するメダルリフト装置132が配置され、容器投入口112の下方には、容器自動供給装置134が配置されている。
まず、タッチパネル付ディスプレイ106を説明する。
タッチパネル付ディスプレイ106は、メダル預かり払出装置100の顧客に対するガイド表示装置及び顧客による入力装置を兼用している。
したがって、ガイド表示装置及び入力装置に分離して設けることができる。
もちろん、顧客に限らず、メダル預かり払出装置100の管理のための設定、及び、確認機能、並びに、メンテナンスのための設定、確認機能等を兼用することができる。
次に、メダル預入口108を説明する。
メダル預入口108は、顧客が預け入れようとするメダルを受入れ、メダルカウンタ126へ案内する機能を有する。
具体的には、メダル預かり払出装置100の前面の中央であって、かつ、顧客の平均的腰部高さ位置付近の前下がり斜面134にほぼ水平に開口している。
メダル預入口108には、梯子状若しくは格子状等に横木を配置し、一気に投入されたメダルがジャムしないように、かつ、顧客が預入口108の奥に手を挿入出来ないようにすることが好ましい。
なお、斜面134は、水平にすることもできる。
メダル預入口108の前方に、メダル預入口108とほぼ同一高さ位置に平坦部140を有する容器テーブル142を配置することが好ましい。
タッチパネル付ディスプレイ106を操作する場合、若しくは、生体認証装置110により認証する場合、顧客が持参した容器144を一時置くため等である。
次に本人認証装置109である生体認証装置110を説明する。
生体認証装置110は、メダル預かり払出装置100にメダルを預入又は払出す顧客が本人であることを確認するための機能を有する。
生体認証装置110は、本実施例においては、手のひら静脈認証装置を使用している。
汗等による影響が少なく、識別精度が高く、かつ、比較的安価であるからである。
しかし、本人認証装置109として指紋、掌紋、目、顔認証及びパスワード等本人確認のための各種システムを採用することができる。
生体認証装置110は、メダル預入口108の右側の前下がり斜面134にメダル預入口108と並列配置することが好ましい。
しかし、生体認証装置110は水平に配置することができる。
右側に生体認証装置110を配置する理由は、右利きの人が多いことによる、また、メダル預入口108に並置した理由は、容器144をテーブル142に置いた後、横にずらすだけで、又は、IDカード挿入口116から下方にずらすだけで手をかざすことが出来るからである。
生体認証装置110を前下がり斜面134に平行に配置した場合、手のひらを装置にかざしやすいからである。
メダル預入口108と生体認証装置110との間の前下がり斜面134に仕切板146が配置されている。
メダル預入口108に投入されるメダルが生体認証装置110に落下しないためである。
次に容器投入口112を説明する。
容器投入口112は、メダル預入口108に隣接して並列に配置されている。
このように配置した理由は、収容したメダルをメダル預入口108に投入した後の空容器144を容器投入口112に投入し易いからである。
したがって、本人認証を生体認証装置110と別の方法で行う場合、若しくは、全く行わない場合、容器投入口112は、メダル預入口108の右側に配置することができる。
また、容器投入口112は、メダル預入口108の左側にほぼ水平に配置することが好ましい。
この理由は、右手を生体認証装置110にかざし、タッチパネル付ディスプレイ106も右手で操作されることが多いと予測されるので、空き手である左手で投入可能にするためである。
しかし、容器114の保留量を増すため、平均的身長の顧客が投入できる範囲において、容器投入口112はメダル預入口108よりも上方に配置することができる。
容器投入口112は、傾斜した下端部が前下がり斜面134に固定された円筒状ガイド150の上端152であって、ほぼ水平に配置されている。
容器投入口112は、使用する容器の形状に合わせて形成され、本実施例では円形であり、使用される容器144の全長にわたって最大径よりも僅かに大径であり、かつ、上方から下方に向かって下すぼまりのテーパー状の案内孔154の上端である。
円筒状ガイド150の下方に、メダルの容器自動供給装置134が配置されている。
次に容器自動供給装置134を説明する。
容器自動供給装置134は、制御装置122からの供給信号に基づいてメダルを収納するバケット型のメダル収納容器144を自動的に一つずつ払出装置160に供給する機能を有している。
このため、容器投入口112から投入された容器144が積み重ねられる容器保留部162と、その積み重ねられた最下の容器144を区分けし、払出装置160へ落下させる分離装置164とを有する。
分離装置164は、例えば電気モータによって複数のカムを回転し、当該カムの外周面に形成された螺旋状のカム突条によって容器144の鍔の下面を水平に支え、最下の容器144の鍔の上面を押し下げることにより、最下の容器144を分離し、自由落下させる。
次ぎに払出装置160を説明する。
払出装置160は、容器自動供給装置134によって払い出された容器144にメダルを払い出す機能を有する。
払出装置160において、容器自動供給装置134から落下した容器144は、所定位置に保持され、メダル払出装置130から払い出されたメダルがその容器144に供給される。
払出装置160は、メダル預かり払出装置100の前面104に開口する容器取出口114と上面開口を有し、左側壁、右側壁及び後側壁によって囲われ、かつ、底壁を有するボックスである。
次にIDカード挿入口116を説明する。
IDカード挿入口116は、カードリードライド装置128の縦向き前面に設けられ、メダル預かり払出装置100の前面104に配置されている。
IDカードには、顧客毎のIDが記憶されている。
顧客は、IDカードを挿入口116に挿入する。
カードリードライト装置128は、記憶されているID情報を読込み、制御装置122に出力して次行程の処理に活用する。
次に人体センサ118を説明する。
人体センサ118は、顧客が近づいてきたことを検知し、顧客用のガイドをタッチパネル付ディスプレイ106に表示するためのトリガー信号を発する。
人体センサ118は、例えば赤外線センサであり、人体が約4cmに近づいた場合、顧客検出信号を制御装置122に出力する。
次にメダルカウンタ126を説明する。
メダルカウンタ126は、メダル預入口108に投入されたメダルを受入れ、その数を高速で計数し、計数値を制御装置122に出力する機能を有する。
また、メダルカウンタ126は、直径、厚み、材質の規格外のメダルの排除機能を有していることが好ましいが、少なくとも直径及び厚みの規格外のメダルの排除機能を有していることが好ましい。
次にメダル保留装置120を説明する。
メダル保留装置120は、メダルカウンタ126の出口270から落下したメダルを保留し、メダル払出装置130のフルセンサ182からのフル信号が出力されない場合、横搬送装置184上に所定枚数、例えば20枚のメダルを間欠的に払い出す。
メダル保留装置120は、メダルを保留する保留ボウル186及びその下方に配置した複数の払出ホッパ188によって構成されている。
保留ボウル186内のメダルは、底壁の傾斜によって払出ホッパ188に落下し、払出ホッパ188からカウントされつつ払い出される。
横搬送装置184は、払出ホッパ188から払い出されたメダルをリフト装置132に受け渡す機能を有する。
横搬送装置184は、例えば、ほぼ水平に配置されたベルトであり、払出ホッパ188のメダル払出終了を待って起動され、リフト装置132に払い出されたメダルを受け渡すに十分な時間経過後停止される。
次にリフト装置132を説明する。
リフト装置132は、横搬送装置184から受け取ったメダルを、上方のメダル払出装置130に搬送する機能を有する。
本実施例では、所定間隔でバケット190が配置され、横搬送装置184から落下したメダルをバケット190に受取り、その後次のバケット190が横搬送装置184からの受取位置になるまで上方へ移動して停止する。
バケット190が所定位置に達した場合、バケット190をメダル払出装置130の保留ボウル192側へ下向きに傾け、バケット190内のメダルを保留ボウル192内へ落下させる。
したがって、保留ボウル192のフルセンサ182からフル信号が出力されるまで、払出ホッパ188、横搬送装置184及びリフト装置132の歩進運動が繰り返され、保留ボウル192が満杯にされる。
次にメダル払出装置130を説明する。
メダル払出装置130は、保留ボウル192から流入したメダルを一つずつ区分けし、かつ、カウントしつつ縦向きのメダルシュート194へ払い出す。
メダル払出装置130は、所定数のメダルを払い出した場合、停止される。
メダル払出装置130は、例えば実用新案登録第2538531号に開示された所謂コインホッパーが使用される。
メダル払出装置130は、メダルが払い出される毎に検出信号を出力する払出センサ196(図5参照)を有している。
また、メダルの払出を迅速に行うため、及び、故障した場合に備え、メダル払出装置130を複数配置することができる。
制御装置122は、タッチパネル付ディスプレイ106、生体認証装置110、人体センサ118、容器センサ200及びメダル払出装置130の払出センサ196から信号を入力して所定の演算を行い、タッチパネル付ディスプレイ106に所定の表示を行い、容器自動供給装置134の分離装置164を作動させて容器144を一つずつ落下させ、払出ホッパ188、横搬送装置184及びリフト装置132を所定のタイミングで作動させ、メダル払出装置130から所定数のメダルを払い出す処理を行わせる。
制御装置122は、例えばマイクロプロセッサである。
生体認証装置110の直ぐ上の前下がり斜面134には、ガイド時に発光する認証発光ガイド装置202が取り付けられ、メダル預入口108の直ぐ上の縦壁には預入口発光ガイド装置204が取り付けられ、ICカード挿入口116の直近上部にはカード挿入口発光ガイド装置206が取り付けられている。
さらに本発明においては、情報記憶媒体300、例えばICコイン301のための情報記憶媒体払出預かり装置302が装着されている。
ICコイン301は、電気的又は電磁気的に情報を記憶可能な素子を内蔵した媒体であり、例えば、ICを内蔵したコイン形の薄円板体である。
情報記憶媒体払出預かり装置302は、情報記憶媒体処理装置304、ディススプレイ306、情報記憶媒体払出装置308、払出口310及び情報記憶媒体預かり手段312を含んでいる。
情報記憶媒体預かり手段312は、所定の情報が記憶されたICコイン301を受入れ、当該記憶された情報を読み込んで該当するIDの情報に追加する機能を有している。
しかし、本発明においては、少なくとも情報記憶媒体払出装置308を有していればよい。
情報記憶媒体払出預かり装置302は、本実施例において、縦長のボックス形であって、メダル預かり装置100に後付可能に構成されているが、メダル預かり払出機100の筐体内に内蔵することができる。
まず情報記憶媒体処理装置304を説明する。
情報記憶媒体処理装置304は、制御装置122と通信し、ディスプレイ306、情報記憶媒体預かり装置302、払出手段314、情報書込手段318に所定の指令を与えて所定の機能を発揮させる機能を有する。
次にディスプレイ306を説明する。
ディスプレイ306は、ICコイン301から読み込んだ価値情報を表示、及び、顧客へのガイドを表示する機能を有する。
ディスプレイ306は、例えば、液晶表示器によって構成されるが、ディスプレイ式タッチパネル106に代用させることができる。
次に情報記憶媒体払出装置308を説明する。
情報記憶媒体払出装置308は、所定の価値情報を記憶したICコイン301を払い出す機能を有している。
本実施例においては図5及び7に示すように、情報記憶媒体払出装置308は、ICコイン301の保留手段314、払出手段316及び情報書込手段318を有する。
しかし、価値情報書き込み済みのICコイン301を使用する場合、情報書込手段318は不要である。
保留手段314は、円板状のICコイン301を積み上げ、又は、バラ状態で保留し、払出手段316へ供給する機能を有する。
本実施例において保留手段314は、上下方向に伸びる筒形であって、情報記憶媒体をバラ状態で保留する保留ボウルである。
払出手段316は、ICコイン301を一つずつ区分けして送り出す機能を有する。
本実施例において払出手段316は、ICコイン301が通過する通孔320を有し、保留手段314の底部に配置された回転ディスク322を、制御装置122からの指令によって処理装置304を介して回転することによって、一つずつ送り出す。
送り出されたICコイン301は、カウントセンサ324によって検知された後、
筒状のシュート325によって案内されつつ落下し、情報書込手段318に達する。
情報書込手段318は、払出手段316から払い出されたICコイン301に所定の情報を接触式若しくは非接触式により書込む機能を有する。
本実施例において情報書込手段318は、処理装置304における指令に基づいて無線で書き込むアンテナ326及びICコイン301をシュート325のアンテナ326に相対した位置で停止させるストッパ328、及び、ストッパ328をシュート325の通路に進退させる電磁アクチュエータ330を含んでいる。
情報書込手段318を通過したICコイン301は、払出口310に落下し、保留される。
顧客は、払出口310のICコイン301を受取ることができる。
本発明は、情報書込手段318を設けず、価値情報が記憶されたICコイン301を保留手段314に保留することが出来る。
しかし、価値情報が記憶されたICコイン301が窃取され、悪用される恐れがあるため、本実施例のようにICコイン301を払い出す際に情報を書き込む事が好ましい。
また、ICコイン301を払い出す際に価値情報を書き込む場合、所定の日、時刻、曜日等の情報も併せて書き込む。
これにより、払い出された当日の日付情報等を有するICコイン301のみを真性ICコインとして判断し、当日のみ有効にすることにより、ICコイン301の不正利用を防止できる利点がある。
なお、ICコイン301のストッパ328を設けず、ICコイン301がシュート325を落下する過程において書き込むことができる。
次に払出口310を説明する。
払出口310は、情報記憶媒体払出装置308から払い出されたICコイン301を顧客が取得するのに容易なように構成されている。
本実施例においては、ボックス形の払出部の一側壁を開口することにより構成してある。
次に情報記憶媒体預かり手段312を説明する。
情報記憶媒体預かり手段312は、ICコイン301を受入れ、当該ICコイン301が預入対象でない場合、顧客に返却し、預入対象の場合、ICコイン301に記憶されている価値等の情報を読み込んで制御装置122に出力する機能を有する。
情報記憶媒体預かり手段312は、投入口332、転動通路334、アンテナ336、振分装置338、返却装置342及び保留通路344を備えた箱形である。
まず投入口332を説明する。
投入口332は、ICコイン301の厚み及び直径よりも僅かに大きな縦長矩形の開口であって、本投入口332よりも幅又は高さが大きな媒体の投入を防止する機能を有する。
次に転動通路334を説明する。
転動通路334は、投入口332から投入されたICコイン301を転動させつつ案内する機能を有する。
本実施例において、転動通路334はほぼくの字形をした扁平の通路であり、円板形のICコイン301が転動する。
次にアンテナ336を説明する。
アンテナ336はICコイン301と通信装置346がICコイン301と通信するためのアンテナである。
ICコイン301が転動途中にアンテナ336と相対している間に記憶情報の読込が不能の場合、アンテナ336に相対した位置でICコイン301を停止するためのストッパ(図示せず)を付加することができる。
なお、ICコイン301が接触式の場合、前記ストッパを設けると共にアンテナ336に代えてコンタクタを配置することができる。
次に振分装置338を説明する。
振分装置338は、アンテナ336、通信装置346を介して処理装置304に読み込まれた価値情報等が所定の処理をされ、所定の情報でない場合及び価値情報等の読込が出来ない場合、返却装置342へ案内する機能を有する。
本実施例において振分装置338は、転動通路334を転動してきたICコイン301を返却通路348若しくは保留通路344へ案内する機能を有する、ピボット運動可能な案内片350である。
案内片350は、電磁アクチュエータ351、例えば、ロータリーソレノイドによって通路を返却通路348又は保留通路344に切り換える。
次に返却装置342を説明する。
返却装置342は、返却通路348に案内されたICコイン301を顧客が受取易い状態に保持する機能を有する。
本実施例において、返却装置342は、ICコイン301がほぼ垂立した状態で
保持されるよう下壁、左壁、右壁、及び前壁を囲われた溝を有する。
この構成により、情報記憶媒体の周面が下壁に支えられ、左右面が左右壁にそれぞれ倒れないよう支えられ、かつ、転動の慣性により溝から脱落しないよう前壁によって転動を阻止される。
最後に保留通路344を説明する。
保留通路344は、振分装置338によって受け入れ可能なICコイン301であると判別された場合、保留装置314に案内する機能を有する。
本実施例において、保留通路344は、振分装置338と保留装置314とを接続する筒形ガイドである。
次に図8〜10のフローチャート及び図11のガイド画面も参照して本実施例の作用を説明する。
預かり払出装置100のタッチパネル付ディスプレイ106は、通常、ゲーム場やイベントの紹介等の予め定められているインフォメーションを表示している。
まず、顧客が預かり払出装置100の前面に近づいた場合、人体センサ118によって検知され、図11(A)に示すように、少なくとも、メダル預入ボタン352及びメダル払出ボタン354を含む初期画面が表示される。
これに連動して制御装置122において、制御プログラムが処理を開始する。
すなわち、ステップS1において預入ボタン352が押されたか判別する。
押されていない場合、ステップS2に進み、払出ボタン354が押されたか判別する。
押されていない場合、ステップS1に戻り、ステップS1及びS2をループする。
顧客がメダル預入をする場合、預入ボタン352が押される。
これにより、タッチパネル付ディスプレイ106から預入ボタン352が押されたことを表す信号が出力されるため、ステップSK1に進み、タッチパネル付ディスプレイ106に図11(B)に示すカード挿入ガイド画面を表示すると共に、カード挿入口発光ガイド装置206を発光或いは点滅させ、挿入口116の位置をガイドする。
ステップSK2において、顧客がIDカードを挿入口116に挿入した場合、カードリードライト装置128はIDカードを取り込み、ステップSK3においてIDカードに記憶されているID情報を読み込み、対応する生体情報をサーチし、ステップSK4に進む。
ステップSK4において、タッチパネル付ディスプレイ106に図11(C)に示す生体認証ガイドを表示した後、ステップSK5に進む。
ステップSK5において、顧客が右手の平を生体認証装置110にかざした場合、生体認証装置110はステップSK6において自動的に手のひらの静脈に関するデータを取得し、ステップSK7に進む。
ステップSK6において、認証データが取得されない場合、ステップSK4に戻り、再度、生体認証ガイド画面をタッチパネル付ディスプレイ106に表示し、生体認証装置110への手のひらのかざしを促す。
ステップSK7において、予めサーチされた登録済みデータと今回取得された認証データとを比較し一致する場合、ステップSK9に進む。
ステップSK7において、比較データが一致しない場合、ステップSK8に進み、タッチパネル付ディスプレイ106に一致しない旨を表示した後、ステップSK4に戻る。
ステップSK9において、図11(D)に示すようにタッチパネル付ディスプレイ106に預け入れる媒体の選択画面を表示する。
すなわち、メダル選択ボタン356及びICコイン選択ボタン358、及び、現在の預かり数を表示し、ステップSK10に進む。
ステップSK10において、図11(E)に示すようにメダル及びICコインの投入を促す表示及びカウント開始ボタン364を表示し、ステップSK11に進む。
ステップSK11においてカウント開始ボタン364が押された場合、ステップSK10においてメダル選択ボタン352が選択されている場合、ステップSK12に進み、ステップSK9においてICコイン選択ボタン358が押されている場合ステップSK21に進む。
ステップSK12において、カウンタ126が起動され、預入れられたメダルがカウントされ、ステップSK13に進む。
本実施例のカウンタ126は、正規直径及び厚みのメダルをカウントし、制御装置122へ出力し、規格外のメダルはリジェクトボックス(図示せず)に排除される。
ステップSK13において、図11(F)に示すように容器144の容器投入口112への容器投入を促すガイドを表示した後、ステップSK14に進む。
ステップSK14において、図11(G)に示すようにタッチパネル付ディスプレイ106に過去の預かり数がある場合、その過去の預かり数と今回の預かり数を加えた総数を表示すると共に再投入ボタン364と預入ボタン366とを表示し、ステップSK15に進む。
ステップSK15において、再投入ボタン364が押された場合、ステップSK12に戻り、押されない場合ステップSK16に進む。
再投入ボタン364が押された場合、前述のステップSK12からSK14の処理が再度行われる。
ステップSK16において、預入ボタン366が押されない場合、ステップSK15に戻り、何れかのボタンが押されるのを待つ待機モードになる。
ステップSK16において、預入ボタン366が押された場合、ステップSK17に進む。
ステップSK17において、対応するIDの預かり数を書換え、ステップSK18に進む。
ステップSK18において、図11(H)に示すようにタッチパネル付ディスプレイ106に終了ボタン368を表示し、ステップSK19に進む。
ステップSK19において、終了ボタン368が押された場合、ステップSK20に進み、カードリードライト装置128の挿入口116からIDカードを顧客に戻した後、処理を終了する。
処理が終了した場合、タッチパネル付ディスプレイ106には再びゲーム場の紹介等のガイドが表示される。
次に、ステップSK11においてICコイン選択ボタン358が選択された場合の作用を説明する。
ステップSK21において、情報記憶媒体預かり手段312が起動され、ステップSK22に進む。
換言すれば、制御装置122からの指令によって処理装置304に電源が投入され、通信装置346及び案内片350のアクチュエータ351が作動状態におかれる。
換言すれば、案内片350はアクチュエータ351がオフであり、ICコイン301を返却通路348に案内する位置に配置される。
ステップSK22において、図11(I)に示すようにICコイン投入案内ガイドがタッチパネル付きディスプレイ106に表示され、ステップSK23に進む。
顧客がICコイン301を投入口332に投入した場合、ICコイン301が転動通路334を転動する過程において、アンテナ336を介して通信装置346がICコイン301に内蔵された記憶装置と通信し、ID、価値(メダル)情報等の記憶情報が読み込まれる。
換言すれば、ステップSK23においてICコイン301に記憶されているID情報及びメダルに相当する価値情報を読込み、ステップSK24に進む。
ステップSK24において、読み込まれたID情報の真偽を判別し、真性である場合はステップSK25に進み、真性でない場合はステップSK26に進む。
ステップSK25において、すなわちICコイン301のID情報が真性である場合、アクチュエータ351が励磁され、案内片350が保留通路344へ案内するよう切り替えられ、ステップSK27に進む。
この真性ICコイン301の判断情報として、日付情報を利用することができる。
換言すれば、日付がICコイン発行当日のものでない場合、偽ICコインとして選別することができる。
案内片350が切り替えられた場合、ICコイン301は保留通路344に案内され、保留手段314に保留される。
ステップSK27において、ICコイン301から読み込まれたメダルに相当する価値情報は、制御回路122に送られ、ステップSK28に進む。
ステップSK28において、図11(J)に示すようにタッチパネル付ディスプレイ106に過去の預かり数がある場合、その過去の預かり数と今回の価値(メダル)情報を加えた総数を表示すると共に預入ボタン366を表示し、ステップSK29に進む。
ステップSK29において、通信装置346がICコイン301と通信して再投入を判断した場合、ステップSK22に戻り、再投入を検知しない場合、ステップSK30へ進む。
ステップSK30において、預入ボタン366が押されない場合、ステップSK29へ戻り、待機モードになる。
預入ボタン366が押された場合、ステップSK17に進む。
ステップSK17において、前述のように対応するIDの預かり数を書換え、ステップSK18に進み、以降、前述したステップSK18及びSK19の処理を行う。
よって情報記憶媒体預かり装置369は、ステップSK21からステップSK17に相当する。
ステップSK24において偽ICコインに判別された場合、ステップSK26に進み、タッチパネル付ディスプレイ106にエラー表示を行った後、ステップS1へ戻る。
次に、ステップS2において、払出ボタン354が押された場合、すなわち、メダル若しくはICコインを払い出すケースを説明する。
払出ボタン354が押されると、ステップSD1に進み、タッチパネル付ディスプレイ106に図11(K)に示すIDカード挿入ガイドを表示した後、ステップSD2に進む。
偽ICコインは、案内片350が切り替えられないので返却通路348へ案内される。
ステップSD2において、IDカードがカード挿入口116に挿入された場合、ステップSD3に進み、IDカードからID情報を読込んだ後、ステップSD4に進み、図11(L)に示す手のひら認証画面をタッチパネル付ディスプレイ106に表示する。
ステップSD5において、顧客が手のひらを生体認証装置110にかざすと、自動的に認証情報を取得し、ステップSD6に進む。
顧客が手のひらを生体認証装置110にかざさない場合、認証データを取得出来ないのでステップSD4に戻り、生体認証画面に戻る。
ステップSD6において生体認証データの存在を判別すると、ステップSD7に進む。
ステップSD7において、登録済みのIDに基づくデータと比較し、一致しない場合、ステップSD8に進んでタッチパネル付ディスプレイ106にエラー表示した後、SD4に戻る。
ステップSD7において、生体認証情報が一致する場合、ステップSD9に進む。
ステップSD9において、図11(M)に示すようにメダル払出ボタン382及びICコイン払出ボタン384を表示した後、ステップSD10に進む。
ステップSD10において、メダル払出ボタン382が押された場合、ステップSD11に進み、ICコイン払出ボタン384が押された場合、ステップSD23へ進む。
したがって、ステップSD9及びSD10が払出媒体選択手段370である。
メダルが選択されたステップSD11において、図11(N)に示すように現時点での預かり数を表示し、かつ、払出指示数表示部374、払出数入力のためのテンキー376及び払出開始ボタン378を表示した後、ステップSD12に進む。
ステップSD12において、テンキー376から払出数が入力された場合、ステップSD13に進む。
ステップSD13において、メダルの払出開始ボタン378が押された場合、ステップSD14に進む。
ステップSD14において、カップニアエンプティセンサ254からのニアエンプティ信号があるか判別し、ニアエンプティ信号がない場合ステップSD15に進む。
ステップSD15において、払出指示数が預かり数内であるか判別し、範囲外の場合、ステップSD16に進む。
ステップSD16において、預入範囲外表示をタッチパネル付ディスプレイ106に行った後、ステップSD11に戻る。
範囲内の場合、ステップSD17に進み、分離装置164を作動させて容器保留部162の最下の容器144を払出装置160に供給する。
すなわち、最下の容器144のみが分離装置164によって落下されるので、落下した容器144は払出装置160の所定位置に落下する。
次にステップSD18に進み、容器検出装置260からの容器144の存在信号を判定する。
容器存在信号が無い場合、ステップSD19に進み、エラー表示をして全ての処理を停止する。
ステップSD14において、容器144のニアエンプティを検出した場合、ステップSD19に進み、図11(O)に示すように容器144の払出装置160へのセットを促してステップSD18に進む。
これにより、顧客は、メダル預かり払出装置100の近傍に配置される空容器144を容器投入口112から投入する。
したがって、ニアエンプティセンサ254からニアエンプティ信号が出力されている場合、分離装置164は起動されない。
ステップSD18において容器144の存在を検知した場合、ステップSD20に進み、メダル払出装置130を作動させる。
これにより、メダル払出装置130は、メダルを一個ずつ区分けしてメダルシュート194に払い出す。
メダルシュート194に落下したメダルは、メダルシュート194に案内されて払出装置160の容器144内に落下する。
このメダルの払出と並行してメダル払出装置130に装着されたカウントセンサ324からメダルが払出される毎に出力される検出信号をカウントし、間接的に容器144内のメダル収納量を検出する。
次にステップSD21において、前記カウント値が払出指示数と比較され、指示数に満たない場合、払出が継続される。
ステップSD21において、カウントが払出指示数と一致した場合、ステップSD22に進み、メダル払出装置130を停止し、払出処理が終了する。
このメダル払出装置130の停止と共にタッチパネル付ディスプレイ106にゲーム場の案内等の表示を行う。
ステップSD10において、ICコイン選択ボタン384が選択された場合、ステップSD23に進む。
ステップSD23において、図11(N)に示すように現時点での預かり数を表示し、かつ、払出指示数表示部374、払出数入力のためのテンキー376及び払出開始ボタン378を表示した後、ステップSD24に進む。
ICコイン301は、通常のメダルの価値よりも多い価値情報が記憶される。
例えば、ICコイン301には通常のメダルの50枚に相当する価値情報50が記憶される。
ステップSD24においてテンキー376から払出数が入力された場合、ステップSD25に進む。
ステップSD25において、入力された払出数が価値情報に相当する50により除され、整数が処理装置304にICコイン301の払出数として設定され、ステップSD26に進む。
例えば、払出数の指示が1000である場合、50で除した20が払出数として設定される。
ステップSD25において、価値情報設定手段392を毎回参照することができる。
この場合、価値情報設定手段392の設定情報に基づいてICコイン301への書込が行われるので、状況に応じた顧客へのサービスが可能である。
価値情報設定手段392は、例えば、換算率変更手段394であり、換算率設定を変えることにより、通常メダルにより払い出す場合に比して有利な価値とすることができる。
したがって、ステップSD25が換算率変更手段394である。
価値情報設定手段392の設定変更は、例えばパソコンによって行うことができる。
ステップSD26において、払出装置314が起動され、無記憶のICコイン301が一枚、払出装置308から払い出され、ステップSD27に進む。
ステップSD27において、払い出されたICコイン301が情報書込手段318により、ICコインのID、払い出された日付、価値情報に相当する50等が記憶された後、返却口310に払い出され、ステップSD28に進む。
したがって、ステップSD27が日付書込手段396である
払出装置308は、カウントセンサ324を備えており、1つICコイン301を払出す毎にカウント信号を出力する。
ステップSD28において、ICコイン301の払出数が指示数になったかどうか判別し指示数になった場合、ステップSD29に進む。
換言すれば、カウントセンサ324からの検知信号が指示数になった場合、ステップSD29に進む。
ステップSD29において、払出装置308が停止され、ステップSK17に戻る。
ステップSK17においてIDに対応した預ずかり情報を書換え、以降前述の処理を実行する。
次に払出数指示数が980である場合を説明する。
ステップSD25において、価値情報に相当する50で除した場合、19.6になる。
この場合、980から19に50を乗算した950が減算され、残りの30がメダルによって払い出される。
換言すれば、整数の19が処理装置304に送られ、前述のようにICコイン301が払い出され、残りの30がステップSD12における払出数に設定され、ステップSD13の開始ボタン操作が自動的に行われるようにして前述のようにメダルを払い出す。
これにより、前述のようにICコイン301が価値情報を記憶されて19個、払出口310に払出され、かつ、容器144が払出装置160に払出された後、30枚のメダルが容器144に払出され、前述のように処理を終了する。
なお、ステップSD24において、メダル払出数を価値(メダル)情報相当数で除した整数のみの払出を処理装置304において、所定数のICコイン301のみを払い出すようにすることができる。
この場合、余りに相当するメダルが払い出されない旨の表示をワンタッチパネル付きディスプレイ106に表示する。
本発明において、ガイド装置105は音声によるガイド等他のガイド装置に変更することができる。
また、本人認証装置110は、実施例の生体情報の他、ID番号等本人を識別できるものに変更することができる。
図1は、実施例のメダル預かり払出装置の斜視図である。 図2は、実施例のメダル預かり払出装置の正面図である。 図3は、実施例のメダル預かり払出装置の概略構成を説明するための左後部上方からの斜視図である。 図4は、図2におけるA―A線断面図である 図5は、実施例のメダル預かり払出装置の制御ブロック図である。 図6は、実施例のメダル預かり払出装置に用いられる情報記憶媒体預かり装置である。 図7は、実施例のメダル預かり払出装置に用いられる情報記憶媒体払出装置である。 図8は、本発明の実施例のメダル預かり払出装置の作動説明用のフローチャートである。 図9は、本発明の実施例のメダル預かり払出装置の情報記憶媒体預かり装置の作動説明用フローチャートである。 図10は、本発明の実施例のメダル預かり払出装置の情報記憶媒体払出装置の作動説明用フローチャートである。 図11は、本発明の実施例のメダル預かり払出装置のタッチパネル付ディスプレイにおける表示である。
100 メダル預かり払出装置
108 メダル預入口
126 預かり装置
130 メダル払出装置
208 メダル払出口
300 情報記憶媒体
308 払出装置
302 情報記憶媒体預かり装置
318 書込装置
370 払出媒体選択手段
394 換算率変更手段

Claims (1)

  1. 少なくとも、メダルの預入口(108)に受け入れたメダルをカウントして預入数として記憶する預かり装置(126)並びに前記受け入れたメダルを払い出すメダルの払出装置(160)及び一枚のメダル価値よりも大きな価値情報を記憶する情報記憶媒体(300)の情報記憶媒体払出装置(308)並びに前記メダルの払出装置(160)若しくは前記情報記憶媒体払出装置(308)を選択する払出媒体選択手段(370)を有するメダル預かり払出装置(100)において、
    前記預入口(108)は当該メダル預かり払出装置(100)の前面の中央においてほぼ水平に開口され、
    前記メダルの払出装置(160)は、前記預入口(108)に隣接配置された容器投入口(112)に投入され、容器保留部(162)に積み重ねられた最下の容器(144)を分離装置(164)によって落下させる容器自動供給装置(134)によって払い出された容器(144)にメダルを払い出し、
    前記情報記憶媒体払出装置(308)は、ICコイン(301)の保留手段(314)、ICコインの払出手段(316)及び情報書込手段(318)、及びシュート(325)を有し、
    前記ICコイン(301)は電気的又は電磁気的に情報を記憶可能な素子を内蔵したコイン形の薄円板体であり、
    前記保留手段(314)は上下方向に伸びる筒形であって、前記ICコイン(301)をバラ状態で保留する保留ボウルであり、
    前記ICコインの払出手段(316)は前記ICコイン(301)が通過する通孔(320)を有し、前記保留手段(314)の底部に配置された回転ディスク(322)であり、
    前記シュート(325)は上下方向に延在する筒状であって、前記ICコインの払出手段(316)によって払い出された前記ICコイン(301)が当該シュート(325)の上端の開口に落下した後、下端口から落下してICコインのための払出口(310)に落下可能であり、
    前記情報書込手段(318)は、払い出すメダル数に相当する価値情報を前記ICコイン(301)に記憶させて払い出す場合前記メダル数から価値情報への換算率を変更する換算率変更手段(394)、情報記憶媒体処理装置(304)からの指令に基づいて無線で書き込むアンテナ(326)及び前記ICコイン(301)を前記シュート(325)における前記アンテナ(326)に相対した位置で停止させるストッパ(328)、前記ストッパ(328)を前記シュート(325)の通路に進退させる電磁アクチュエータ(330)を含む
    ことを特徴とするメダル預かり払出装置。
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