JP5123644B2 - 超音波探傷方法および超音波探傷装置 - Google Patents
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Description
このような点に関して有効な解決策として、事前に超音波を被検体101に向けて発し、その反射波が戻ってくるまでの時間を観測し、実際に検査を行うときには、戻ってきた反射波を反転させた信号を送信することで、検査対象箇所に到達させる方法がある(例えば、特許文献3参照)。
本発明は、送信センサと、受信センサと、集束型の送受信センサとを備え、溶接部を含む被検体を超音波探傷する超音波探傷装置の超音波探傷方法であって、前記送信センサから固定角で拡散して発せられた超音波の反射波を前記受信センサにより複数位置で受信する送受信ステップと、前記送受信ステップによる超音波の伝搬時間、並びに前記送信センサおよび前記受信センサの位置情報に基づき、前記被検体中の音速分布を算定する音速分布算定ステップと、前記送受信センサの収束位置を特定する収束位置特定ステップと、前記被検体中の音速分布に基づき前記特定した収束位置に前記送受信センサによる超音波が収束するような遅延時間を算出する遅延時間算出ステップと、前記遅延時間の設定の下に前記送受信センサによる送受信を行って前記被検体中の欠陥を判別する欠陥検出ステップとを有し、前記送信センサは、互いに異なる位置に配置されたセンサ群であって前記溶接部を跨いだ両側に設置され、前記受信センサは、前記溶接部上に設置される超音波探傷方法を提供する。
上記超音波探傷方法において、送信センサは、互いに異なる位置に配置されたセンサ群であって溶接部を跨いだ両側に設置され、受信センサは、溶接部上に設置される。
このようにすることで、音速分布の精度を向上させることができ、欠陥検出における超音波の収束性をより高めることができる。この結果、欠陥検出精度をより向上させることができる。
このようにすることで、欠陥の検出精度をより向上させることができる。
このようにすることで、音速分布算定のための送受信ステップにおける受信側の検出性が高まり、音速分布の精度を向上させることができ、欠陥検出における超音波の収束性をより高めることができる。この結果、欠陥検出精度をより向上させることができる。
このようにすることで、音速分布の精度を向上させることができ、欠陥検出における超音波の収束性をより高めることができる。この結果、欠陥検出精度をより向上させることができる。
このようにすることで、音速分布算定のための送受信ステップにおいて、任意の分解能で超音波の到達時間の測定を行うことができ、測定ピッチを細かくすることにより測定分解能を向上させることができる。また、2次元走査を行うことにより音速分布の精度を向上させることができ、欠陥検出における超音波の収束性をより高めることができる。これにより、欠陥検出精度をより向上させることができる。
図1は参考例1に係る超音波探傷方法を説明するフローチャートであり、また図2は本参考例の超音波探傷方法および超音波探傷装置による超音波探傷を説明する説明図である。
本参考例に係る超音波探傷装置は、送信センサ10および受信センサ20(図2(a)参照)と、集束型の送受信センサとしてフェーズドアレイUT30(図2(c)参照)と、これら各種センサの超音波の送受信により被検体1を超音波探傷する図示しない制御装置(制御手段)とを備える。
制御装置は、入力部および表示部等を備えたユーザインタフェース部と、マイクロプロセッサMPUやDSP等を備えた情報処理部と、各種センサとのインタフェースを司るインタフェース部とを備えている。
次に、参考例2に係る超音波探傷方法および超音波探傷装置について説明する。図3は本参考例に係る超音波探傷方法および超音波探傷装置による超音波探傷を説明する説明図である。本参考例は、上述した参考例1の送受信ステップ(ステップS101,S102)において、送信センサにフェーズドアレイUT11を用いたものである。
次に、参考例3に係る超音波探傷方法および超音波探傷装置について説明する。図4は本参考例に係る超音波探傷方法および超音波探傷装置による超音波探傷を説明する説明図であり、図4(a)は断面図、図4(b)は送信センサ10および受信センサ21の設置面側の平面図である。
次に、本発明の実施形態に係る超音波探傷方法および超音波探傷装置について説明する。図5は本実施形態に係る超音波探傷方法および超音波探傷装置による超音波探傷を説明する説明図であり、図5(a)は送信センサ10から超音波を発信した際の様子を、また図5(b)は送信センサ12から超音波を発信した際の様子をそれぞれ示す。
3 溶接部
10,12 送信センサ
11 送信センサ(フェーズドアレイUT)
20,21−1〜21−N 受信センサ
30 送受信センサ(フェーズドアレイUT)
31 振動子
41〜45 超音波
Claims (6)
- 送信センサと、受信センサと、集束型の送受信センサとを備え、溶接部を含む被検体を超音波探傷する超音波探傷装置の超音波探傷方法であって、
前記送信センサから固定角で拡散して発せられた超音波の反射波を前記受信センサにより複数位置で受信する送受信ステップと、
前記送受信ステップによる超音波の伝搬時間、並びに前記送信センサおよび前記受信センサの位置情報に基づき、前記被検体中の音速分布を算定する音速分布算定ステップと、
前記送受信センサの収束位置を特定する収束位置特定ステップと、
前記被検体中の音速分布に基づき前記特定した収束位置に前記送受信センサによる超音波が収束するような遅延時間を算出する遅延時間算出ステップと、
前記遅延時間の設定の下に前記送受信センサによる送受信を行って前記被検体中の欠陥を判別する欠陥検出ステップと
を有し、
前記送信センサは、互いに異なる位置に配置されたセンサ群であって前記溶接部を跨いだ両側に設置され、前記受信センサは、前記溶接部上に設置される超音波探傷方法。 - 前記集束型の送受信センサは、フェーズドアレイ型センサである請求項1に記載の超音波探傷方法。
- 前記送信センサは、フェーズドアレイ型センサである請求項1または請求項2に記載の超音波探傷方法。
- 前記受信センサは、互いに異なる位置に配置されたセンサ群である請求項1から請求項3のいずれかに記載の超音波探傷方法。
- 前記受信センサは、所定の測定ピッチで走査される請求項1から請求項3のいずれかに記載の超音波探傷方法。
- 送信センサと、受信センサと、集束型の送受信センサと、これら各種センサの超音波の送受信により溶接部を含む被検体を超音波探傷する制御手段とを備えた超音波探傷装置であって、
前記制御手段は、前記送信センサから固定角で拡散して発せられた超音波の反射波を前記受信センサにより複数位置で受信し、該超音波の送受信における超音波の伝搬時間、並びに前記送信センサと前記受信センサの位置情報に基づき、前記被検体中の音速分布を算定し、前記送受信センサの収束位置を特定し、前記被検体中の音速分布に基づき前記特定した収束位置に前記送受信センサによる超音波が収束するような遅延時間を算出し、該遅延時間の設定の下に前記送受信センサによる送受信を行って前記被検体中の欠陥の有無を判別し、
前記送信センサは、互いに異なる位置に配置されたセンサ群であって前記溶接部を跨いだ両側に設置され、前記受信センサは、前記溶接部上に設置される超音波探傷装置。
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