JP5123522B2 - 3次元計測方法及びそれを用いた3次元形状計測装置 - Google Patents

3次元計測方法及びそれを用いた3次元形状計測装置 Download PDF

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Description

本発明は、位相シフト法を用いた画像処理により計測対象物の3次元形状を計測する3次元計測方法に及びその装置に関する。
物体の3次元形状を非接触で計測する方法として、基準となるパターン光を計測対象物体に投影して計測対象物体の形状を計測するものがあり、例えば、位相シフト法を用いた方法が挙げられる。この方法では、計測対象物体の表面に正弦波形状の縞パターンを投影し、投影した縞パターンの位相を求める際に、カメラで撮像して得た画像の各画素について、π/2ずつ位相をずらして縞パターンを投影したときの明度値の変化を利用している。
しかしながら、明度値の変化の大きさ(コントラストの強さ)が計測精度に影響し、物体表面の反射率などの影響で明度値が飽和または暗くつぶれていると正しく位相を求めることができないため、3次元形状を測定する過程において、各画素の明度値から規定されるパラメータで、明度値の信頼性を評価する技術が開発されている。
例えば、特許文献1では、ある画素の明度の飽和を検出し、レンズの絞りを変えて再投影、撮像することによって、それぞれの画素について最適な明るさで投影された場合の明度値を選び出し、位相を求めることが開示されている。
また、特許文献2では、各画素についてコントラストを特定の計算式によって算出し、光量を変えて2度以上投影したときに、よりコントラストの大きいほうのデータを用いることで、全体として安定した形状計測結果を得るという方法が提案されている。
さらに、特許文献3では、縞パターンを投影する投影光学部を複数配置し、それぞれ異なる方向から計測対象物を投影し、これにより得られる夫々の画像の各画素でのコントラストの大小を比較し、コントラストが最も大きい投影方向からのデータを基に高さ情報を演算することが開示されている。
特許3525964号公報 特開2005−214653号公報 特開2004−309240号公報
しかしながら、上述のような従来技術においては、コントラストの低下による計測精度の低下並びに明度値の飽和による誤計測への対応は可能であるが、これら以外の計測精度低下の原因、すなわちノイズの重畳や正弦波形状の歪によって誤計測を発生する場合を検出することができず、信頼性の高い計測を行うための対策を行うことができなかった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、画像の各画素でのコントラストが高い場合であっても、ノイズの重畳や正弦波形状の歪みにより3次元形状計測結果の信頼性が低い点を検出することができ、信頼性の高い明度値を持つ画素においてのみ3次元形状計測計算を行うことで、測定の信頼性が高く、計測値の異常値の発生を防止できる3次元計測方法に及びそれを用いた装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、光の明度が正弦波状に変化する縞パターンを計測対象物に投影し、
前記縞パターンが投影された前記計測対象物を投影方向と異なる方向から撮像する過程を
、前記縞パターンの位相を一定間隔でシフトさせて複数回実行する撮像画像取得ステップ
と、前記撮像画像取得ステップにより得られた複数枚の撮像画像における同一点での実測
明度の明度変化に基づいて、前記縞パターンの位相値、バイアス値及び振幅値を演算する
演算ステップと、を備え、前記演算ステップにより求まった位相値から各点での前記計測
対象物の高さ情報を求め、3次元形状を計測する3次元形状計測方法において、前記演算
ステップにより求まった前記各点における位相値、バイアス値及び振幅値を用いて位相毎
の推定明度を計算し、前記実測明度と前記推定明度との差の平方値、又は差の絶対値を、
前記撮像画像取得ステップを実行した回数だけ加算した信頼性パラメータを演算するステ
ップを備え、前記ステップにより得られた信頼性パラメータが予め設定された所定値より
も小さい点のみのデータを用いて、3次元形状を計測する3次元形状計測方法を繰り返し
、前記信頼性パラメータが最小値となる点のみのデータを用いて3次元形状を計測し、前
記撮像画像取得を複数回繰り返し行うに際して、これら複数回の計測毎に、投影する縞パ
ターンの位相値の初期値を一定量変化させることを特徴とする。
請求項2の発明は、光の明度が正弦波状に変化する縞パターンを計測対象物に投影し、
前記縞パターンが投影された前記計測対象物を投影方向と異なる方向から撮像する過程を
、前記縞パターンの位相を一定間隔でシフトさせて複数回実行する撮像画像取得ステップ
と、前記撮像画像取得ステップにより得られた複数枚の撮像画像における同一点での実測
明度の明度変化に基づいて、前記縞パターンの位相値、バイアス値及び振幅値を演算する
演算ステップと、を備え、前記演算ステップにより求まった位相値から各点での前記計測
対象物の高さ情報を求め、3次元形状を計測する3次元形状計測方法において、前記演算
ステップにより求まった前記各点における位相値、バイアス値及び振幅値を用いて位相毎
の推定明度を計算し、前記実測明度と前記推定明度との差の平方値、又は差の絶対値を、
前記撮像画像取得ステップを実行した回数だけ加算した信頼性パラメータを演算するステ
ップを備え、前記ステップにより得られた信頼性パラメータが予め設定された所定値より
も小さい点のみのデータを用いて、3次元形状を計測する3次元形状計測方法を繰り返し
、前記信頼性パラメータが最小値となる点のみのデータを用いて3次元形状を計測し、前
記撮像画像取得を複数回繰り返し行うに際して、これら複数回の計測毎に、縞パターンの
振幅値を定めた値だけ変化させることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、光の明度が正弦波状に変化する縞パターンを計測対象物に投影し、
前記縞パターンが投影された前記計測対象物を投影方向と異なる方向から撮像する過程を
、前記縞パターンの位相を一定間隔でシフトさせて複数回実行する撮像画像取得ステップ
と、前記撮像画像取得ステップにより得られた複数枚の撮像画像における同一点での実測
明度の明度変化に基づいて、前記縞パターンの位相値、バイアス値及び振幅値を演算する
演算ステップと、を備え、前記演算ステップにより求まった位相値から各点での前記計測
対象物の高さ情報を求め、3次元形状を計測する3次元形状計測方法において、前記演算
ステップにより求まった前記各点における位相値、バイアス値及び振幅値を用いて位相毎
の推定明度を計算し、前記実測明度と前記推定明度との差の平方値、又は差の絶対値を、
前記撮像画像取得ステップを実行した回数だけ加算した信頼性パラメータを演算するステ
ップを備え、前記ステップにより得られた信頼性パラメータが予め設定された所定値より
も小さい点のみのデータを用いて、3次元形状を計測する3次元形状計測方法を繰り返し
、前記信頼性パラメータが最小値となる点のみのデータを用いて3次元形状を計測し、前
記撮像画像取得を複数回繰り返し行うに際して、これら複数回の計測毎に、縞パターンの
投影方向を異なる方向に変化させることを特徴とするものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の3次元形状計測方法を用いて3次元形状を計測する3次元形状計測装置である。
請求項1の発明によれば、明度値の信頼性を向上させて、投影する縞パターンの歪みやノイズ等による3次元形状の計測結果における異常値の発生を防止することができる。
請求項2の発明によれば、撮像画像にランダムノイズが重畳した場合であっても、より一層広範囲にわたって、計測対象物の高さ情報を高信頼性で得ることができる
請求項3の発明によれば、位相状態で計測結果が異常値となりやすい点についても、高さ情報を高信頼性で得ることができる。
請求項4の発明によれば、計測対象物の反射率に依存することなく、高さ情報を高信頼性で得ることができる。
請求項5の発明によれば、計測対象物が立体形状であるため影ができるような場合であっても、全体の3次元形状を高信頼性で計測することができる。
請求項6の発明によれば、3次元形状を高信頼性で計測することができる3次元形状計測装置が得られる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る3次元形状計測方法について説明する。図1は本実施形態の3次元形状計測方法が適用される3次元形状計測システムを示す。本システム1は、位相シフト法を用いた物体の3次元形状を非接触で計測するためのものであって、計測対象物6に縞パターンを投影する縞パターン投影部2と、縞パターンが投影された計測対象物6を撮像する撮像部3と、縞パターン投影部2及び撮像部3を制御すると共に、縞パターン投影部2及び撮像部3から出力された各種データを基に計測対象物6における3次元形状の計測計算を行う3次元計測処理部4と、計算結果及び撮像画像等を表示する表示部5と、を備える。
縞パターン投影部2は、照明部21、縞パターン生成部22及び投影光学部23を備える。照明部21は、光源と光源からの光を平行光に変換するコンデンサーレンズと、から成り、縞パターン生成部22は透過型液晶と偏光板から成る。投影光学部23は、縞パターン生成部22で作られた縞パターンを計測対象物6に投影するためのレンズである。なお、本実施形態においては、縞パターン生成部22に透過型液晶と偏光板を使用したが、反射型液晶と偏光板との組合せ、フィルムに焼き付けた縞パターンと所定の位相をずらすためのアクチュエータとの組合せ及びデジタルミラーデバイス(DMD)でも同等の機能を実現することもできる。
撮像部3は、計測対象物6の像を撮像素子32上に作るための光学レンズから成る撮像光学部31と、像を光電変換するための撮像素子32と、を備える。これにより、計測対象物6に投影され、その表面上で変形された縞パターンが撮像光学部31に決像され、撮像素子32によりその画像信号を出力する。
3次元計測処理部4は、縞パターンデータ作成部41と、投影・撮像制御部42と、メ
モリ43と、演算部44と、信頼性パラメータ演算部45と、を備える。縞パターンデー
タ作成部41は、縞パターン生成部22において縞パターンが生成されるに際し、光の明
度が正弦波状に変化する縞パターンデータを作成する。投影・撮像制御部42は、縞パタ
ーンの位相を一定間隔でシフトさせて、縞パターンを計測対象物6に投影し、縞パターン
が投影された計測対象物6を投影方向と異なる方向から撮像するための制御を行う。メモ
リ43は、縞パターン投影部2で設定されたカメラ分解能、入射角度、縞パターンピッチ
及び位相シフトステップ数や、撮像部3で撮像された撮像画像における各点での明度(実
測明度)等、各部によって出力されるデータの記録を行なう。演算部44は、メモリ43
に記録されたデータから、撮像画像における同一点での実測明度の明度変化に基づき縞パ
ターンの位相値、バイアス値及び振幅値を演算し、求まった位相値から各点での計測対象
物6の高さ情報を求める。その際、信頼性パラメータ判定部は、演算部44により求まっ
た各点における位相値、バイアス値及び振幅値を用いて推定明度を計算し、実測明度と推
定明度との差の平方値、又は差の絶対値を、撮像画像取得ステップを実行した回数だけ加
算した信頼性パラメータの演算を行ない、位相値の信頼性の判定を行なう。表示部5は、
上記各部における処理の結果を表示するディスプレイ等である。
次に、本実施形態に係る3次元形状計測方法の計測手順について説明する。図2は本実施形態のフローチャートを示す。ここで、下記に記すのは投影する縞パターンにおける正弦波の位相を1/4周期ずつ変化させる4相の位相シフト法の例であるが、本発明においては、5相以上の位相シフト法であっても構わない。なお、撮像部3で取得する撮像画像のサイズはm×nであって、撮像画像における各点は各画素に対応する。
まず、ステップS1では、計測対象物6の計測結果として表される3次元空間中の座標X(x,y)、Y(x,y)、Z(x,y)を、3次元座標算出不可を表す値γで初期化する。このように、最初にこれらを初期化することにより、3次元形状計測終了後、3次元形状計測結果を利用する際に、初期化の値γであるかどうかを判断し、正しく計測できた結果だけを使うことができる。ここで、(x,y)は撮像画像上の座標である。
次に、ステップS2では、縞パターンの位相を所定の位相π/2ずつシフトさせて縞パターン投影と撮像を繰り返し、4枚の撮像画像をメモリ43に記録する。本ステップについては、後に詳しく説明する。
次に、ステップL1A及びL1Bによって、この間のステップL2AからL2Bまでの処理における座標値をy方向にループさせ、さらにステップL2A及びL2Bによって、この間のステップS3からS5までの処理における座標値を座標x方向にループさせることにより、下記ステップS3,S4,及びS5を、撮像画像における全点について行う。
ステップS3では、保存した4枚の撮像画像の各点について、信頼性パラメータS(x,y)を計算する。本ステップについては、後に詳しく説明する。
次に、ステップS4では、信頼性パラメータS(x,y)が予め設定された所定値αより小さいかを判断する。これにより、信頼性パラメータS(x,y)によって、撮像画像における各点の信頼性を評価する。もっとも信頼性の高い場合にS(x,y)の値は0であり、S(x,y)が大きくなるほど計測の信頼性が低下することを表している。このようにして求めた信頼性パラメータを指標にし、この信頼性パラメータが所定値より小さい場合は、3次元座標の計算を行い、大きい場合には、3次元座標の計算は行わない。
次に、ステップS5では、3次元座標X(x,y)、Y(x,y)、Z(x,y) を計算する。計測対象物6に投影された縞パターンは計測対象物6の3次元形状により変調されているが、投影時の位相φ(u)と、撮像画像から求めた位相φ(x,y)は同じものであるため、撮像素子32上の座標と液晶上の座標の対応関係が得られ、三角測量の原理によって計測対象物6表面の3次元座標が(式1)から求められる。
Figure 0005123522
ここで、u(f)は位相から液晶の素子上の画素へ対応付ける関数、p,pはそれぞれ、撮像部3、縞パターン投影部2のキャリブレーションで求められるパラメータであり、次の(式2)、(式3)を満足する。
Figure 0005123522
以上の手順で、計測対象物6表面の3次元座標が求められる。このように計測の信頼性が高い画素のみにおいて3次元計測を行うことにより、3次元形状データを用いた物体の認識、形状の検査などの処理を高精度に行うことが可能になる。また、信頼性の低い不要なデータを計算しないことにより計算速度の向上も期待できる。ここで、正確な計測値を得るためには、後述する(式5)によって得られる位相値が正確であることと、(式1)の三角測量の計算の際に用いる撮像部3および縞パターン投影部2のパラメータが正確であることが必要である。本実施形態に係る発明はこのうち、前者の位相が正確に求められたかどうかを評価する手法に関する。
ここで、ステップ2に係る位相変化・投影処理について説明する。図3はそのフローチャートを示す。本ステップにおいては、ステップL21A及びL21Bによって、この間のステップS21からS24までを、iπ/2で設定される変化量においてiの値を0〜3まで変化させ、すなわち、正弦波の位相をπ/2ずつ変化させ、繰り返して行う。まず、ステップS21では、縞パターンデータ作成部41において、光の明度が正弦波状に変化する縞パターンデータLi(u,v)を作成する。縞パターンLi(u,v)は(式4)のように表される。
Figure 0005123522
ここで、(u,v)は縞パターン投影部2の液晶上の座標、b(u,v)はバイアス値、a(u,v)は振幅値、φ(u)は位相値、iπ/2は位相シフト量(i=0, 1, 2, 3)である。縞パターンの明度はu方向に対して変化し、uは位相φの関数となっておりu(φ)と表すこともできる。
次に、ステップS22では、縞パターン投影部2により、上記縞パターンデータLi(u,v) の縞パターンを計測対象物6に投影し、ステップS23では、縞パターンが投影された計測対象物6を、撮像部3で撮像する。さらに、ステップS24では、メモリ43に撮像された撮像画像における各点での明度(実測明度)を記録する。
次に、ステップ3に係る信頼性パラメータ算出処理について説明する。図4はそのフローチャートを示す。まず、ステップS31では、演算部44において、ステップ2でメモリ43に記録された4枚の撮像画像における各点の明度Ii(x,y)(i=0,1,2,3)から、各点における縞パターンの位相値φ(x,y)、バイアス値B(x,y)、振幅値A(x,y)を求める。位相値φ(x,y)、バイアス値B(x,y)、振幅値A(x,y)はそれぞれ(式5)、(式6)、(式7)のように表される。
Figure 0005123522
次に、S32では、撮像画像の各点について、推定明度Ii’(x,y)を計算する。ある点において、π/2ずつ位相をシフトして得られた4つの明度Ii(x,y)(i=0,1,2,3)と、位相を求めるために推定する正弦波の関係を図5に示す。推定された正弦波においてπ/2ずつ位相をシフトした各点に対応する推定明度値をIi’(x,y)は(式8)のように表される。
Figure 0005123522
次に、ステップS33では、推定明度Ii’(x,y)を用いて、計算された位相値の信頼性の評価を行うため、信頼性パラメータS(x,y)を計算する。Ii(x,y)とIi’(x,y)の値は、もし投影された正弦波の縞パターンが正確であり、得られた明度に誤差がないとすれば一致するはずである。しかし実際には縞パターン投影時、撮像時の縞パターン生成部22の液晶や撮像素子32で発生するランダムノイズによる明度ばらつき、また、量子化誤差、撮像素子32での飽和等の正弦波形状の歪によって、両者の値にはずれが生じる。そこで、このずれの大きさに着目し、各点の信頼性を評価する。本実施形態においては、信頼性を評価するパラメータS(x,y)を実測明度と推定明度の平方和により(式9)のように表す。信頼性パラメータS(x,y)は実測明度と推定明度との差の大きさを表すものであるから、他に(式10)のように絶対値の和で表してもよい。また、(式9)において差の平方を取っている項の平方根を取った後の和から求めてもよい。
Figure 0005123522
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る3次元形状計測方法について説明する。本実施形態の3次元形状計測方法が適用される3次元形状計測システムについては、第1の実施形態と同様である(以下、同様)。図6は本実施形態のフローチャートを示す。本実施形態は、第1の実施形態に係る計測手順を複数回繰り返し、計測を行う度に、撮像画像における各点について、信頼性パラメータS(x,y)が前回の計測処理時よりも小さい場合のみ3次元座標計算を行って計測結果を更新する。このように、異なるタイミングで計測された結果の中から信頼性の高い結果のみを最終結果として残すことにより、ランダムノイズの重畳により発生する計測劣化の影響を軽減する効果がある。
まず、ステップS1は、前述の図2のステップS1と同様である(以下、同様に、同等のステップには同符号を付す)。次に、ステップS6では、作業用の信頼性パラメータSw(x,y)を、信頼性パラメータ判定の所定値αで初期化する。次に、ステップL3A及びL3Bによって、その間のステップS2からL1Bまでを、予め設定した繰り返し計測回数k回に到達するまで繰り返して行う。
まず、ステップS2を行い、ステップL1A及びL1Bと、ステップL2A及びL2Bで下記ステップS3及びS7を、撮像画像における全点について行う。ステップS3を行った後、次にステップS7では、信頼性パラメータが予め設定された所定値α及び作業用の信頼性パラメータ Sw(x,y)より小さいかを判断し、その判断に基づき、作業用の信頼性パラメータSw(x,y)を更新すると共に、3次元座標X(x,y)、Y(x,y)、Z(x,y) を計算する。ここで、本ステップに係る信頼性パラメータ判断による3次元座標更新処理について詳しく説明する。図7はそのフローチャートを示す。まず、ステップS4では、信頼性パラメータS(x,y)が予め設定された所定値αより小さいかを判断する。この信頼性パラメータが所定値より小さい場合は、ステップS72で作業用の信頼性パラメータSw(x,y) の値と比較を行い、大きい場合には、比較を行わない。ステップS72では、信頼性パラメータS(x,y)が作業用の信頼性パラメータSw(x,y)より小さいかを判断する。この信頼性パラメータが作業用の信頼性パラメータSw(x,y)より小さい場合は、ステップS73において、作業用の信頼性パラメータSw(x,y) を信頼性パラメータS(x,y) で更新し、大きい場合は更新しない。このステップS73の処理後は、前述のステップS5を行う。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る3次元形状計測方法について説明する。図8は本実施形態のフローチャートを示す。本実施形態は、第1の実施形態に係る3次元形状計測方法の計測手順を、投影する縞パターンの位相値の初期値を一定量Δφずつずらして繰り返し、計測を行う度に、撮像画像における各点について、信頼性パラメータ S(x,y)が前回の計測処理時よりも小さい場合のみ3次元座標計算を行って計測結果を更新する。このように、異なる初期位相位置で計測された結果の中から信頼性の高い結果のみを最終結果として残すことにより、(式5)の位相値φ(x,y) の計算において、分子、分母のどちらかが0に近づきアークタンジェントの計算が不安定になる場合の影響を軽減させる効果がある。
まず、ステップS1、S6を行う。次に、ステップL4A及びL4Bによって、その間のステップS8からL1Bまでを、予め設定した初期位相変更ループ回数 k 回に到達するまで繰り返して行う。位相値の初期値をずらす量Δφ、初期位相変更ループ回数kの例としては、 Δφ=π/4、k=2とすることで有効な結果が得られる。
ステップS8では、位相値の初期値を一定量Δφずらし、縞パターンの位相を所定の位相π/2ずつシフトさせて縞パターン投影と撮像を繰り返し、4枚の撮像画像をメモリ43に記録する。本ステップについては、後に詳しく説明する。
次に、ステップL1A及びL1Bと、ステップL2A及びL2Bで下記ステップS3及びS9を、撮像画像における全点について行う。まず、ステップS3を行い、次に、ステップS9では、信頼性パラメータが予め設定された所定値α及び作業用の信頼性パラメータ Sw(x,y)より小さいかを判断し、その判断に基づき、作業用の信頼性パラメータSw(x,y)を更新すると共に、3次元座標X(x,y)、Y(x,y)、Z(x,y) を計算する。本ステップについては、後に詳しく説明する。
ここで、ステップS8に係る位相変化・投影処理について説明する。図9はそのフローチャートを示す。本ステップにおいては、ステップL21AとL21Bによって、下記ステップS81,S22,S23、及びS24を、iπ/2で設定される変化量においてiの値を0〜3まで変化させ、すなわち、正弦波の位相をπ/2ずつ変化させ、繰り返して行う。ステップS81では、縞パターンデータ作成部41において、光の明度が正弦波状に変化する縞パターンデータLi(u,v)を作成する。縞パターンLi(u,v)は(式11)のように表される。
Figure 0005123522
ここで、(u,v)は縞パターン投影部2の液晶上の座標、b(u,v)はバイアス値、a(u,v)は振幅値、φ(u)は位相値、iπ/2は位相シフト量(i=0,1,2,3)である。縞パターンの明度はu方向に対して変化し、uは位相φの関数となっておりu(φ)と表すこともできる。次に、ステップS22、S23、S24を順に行う。
次に、ステップS9に係る信頼性パラメータ判断による3次元座標更新処理について説明する。図10はそのフローチャートを示す。まず、ステップS4、S72、S73を順に行う。次にステップS94では、位相値の初期値をjΔφずらした分だけ算出した位相値Φから差し引く。その後、ステップS5を行う。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る3次元形状計測方法について説明する。図11は本実施形態のフローチャートを示す。本実施形態は、第1の実施形態に係る3次元形状計測方法の計測手順を、投影する縞パターンの振幅値を変化させて繰り返し、計測を行う度に、撮像画像における各点について、信頼性パラメータ S(x,y)が前回の計測処理時よりも小さい場合のみ3次元座標計算を行って計測結果を更新する。このように、異なる振幅値で計測された結果の中から信頼性の高い結果のみを最終結果として残すことにより、明度値が飽和または、暗くつぶれて正しい計測ができない場合の影響を軽減させる効果がある。本実施形態では、縞パターンの振幅値を変化させる方法として、縞パターン投影部2の照明部21の明るさの調節と、縞パターン生成部22での振幅 a(u,v) の調整を組み合わせて行う。
まず、ステップS1、S6を行う。次に、ステップL5A及びL5Bによって、この間のステップS10からL6Bまでを、予め設定した照明調整ループ回数 k 回に到達するまで、繰り返して行う。ステップS10では、縞パターン投影部2の照明部21をL5A及びL5Bの照明調整ループの1回目には最大の明るさに設定し、以降のループ時には減光するように調節する。次に、ステップL6A及びL6Bによって、この間のステップS11からL1Bまでを、予め設定した投影振幅調整ループ回数 t 回に到達するまで、繰り返して行う。ステップS11では、縞パターンデータ作成部41で(式4)中の振幅 a(u,v) を、L6A及びL6Bの投影振幅調整ループの1回目には最大の振幅に設定し、以降のループ時には振幅を小さくするように調節する。
次に、ステップS2を行い、ステップL1A及びL1Bと、ステップL2A及びL2Bで下記ステップS3及びS7を、撮像画像における全点について行う。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る3次元形状計測方法について説明する。図12は、本実施形態の3次元形状計測方法が適用される3次元形状計測システムを示す。このシステムにおいて、縞パターンの投影方向が2つの場合の構成例を示し、図13は投影方向を4つにした場合の縞パターン投影部2の平面配置例を示す。このように本システム1は、縞パターン投影部2を複数備え、縞パターンの投影方向を増やすことで、計測対象物6の形状が複雑な場合にも、計測の信頼性を高めることができるように構成されている。
次に、本実施形態に係る3次元形状計測方法の計測手順について説明する。図14は本実施形態のフローチャートを示す。本実施形態は、第1の実施形態に係る3次元形状計測方法の計測手順を、縞パターンの投影方向を変化させて繰り返し、計測を行う度に、撮像画像における各点について、信頼性パラメータS(x,y)が前回の計測処理時よりも小さい場合のみ3次元座標計算を行って計測結果を更新する。このように、異なる方向から投影された縞パターンで計測された結果の中から信頼性の高い結果のみを最終結果として残すことにより、計測対象物6が立体形状であるため影が発生し、影になる部分の計測が正しくできない場合や、計測対象物6の面が投影方向に対して傾斜が強く撮像部3に縞パターンの反射光が入射しにくい場合の影響を軽減させる効果がある。
まず、ステップS1、S6を行う。次に、ステップL7A及びL7Bによって、この間のステップS12からL1Bまでを、予め設定した投影方向変更ループ回数 k 回に到達するまで、繰り返して行う。ステップS12では、縞パターン投影部2をL7A及びL7Bの投影方向変更ループの1回目には1番の縞パターン投影部2を選択し、以降のループ時には順次、次の縞パターン投影部2を選択する。次に、ステップS2を行い、ステップL1A及びL1Bと、ステップL2A及びL2Bで下記ステップS3及びS7を、撮像画像における全点について行う。
なお、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、縞パターン投影部を複数備え、縞パターンの投影方向を増やした3次元形状計測システムにおいて、3次元形状計測方法の計測手順を、投影する縞パターンのそれぞれの振幅値を個別に変化させて繰り返し、計測を行う度に、撮像画像における各点について、信頼性パラメータ S(x,y)が前回の計測処理時よりも小さい場合のみ3次元座標計算を行って計測結果を更新するものであってもよい。
本発明の第1の実施形態の3次元形状計測方法が適用される3次元形状計測システムを示す構成図。 上記計測方法のフローチャート。 上記計測方法での位相変化・投影処理のフローチャート。 上記計測方法での信頼性パラメータ算出処理のフローチャート。 上記計測方法での撮像画像のある点における実測明度と推定された正弦波の関係を示す図。 本発明の第2の実施形態の3次元形状計測方法のフローチャート。 上記計測方法での信頼性パラメータ判断による3次元座標更新処理のフローチャート。 本発明の第3の実施形態の3次元形状計測方法のフローチャート。 上記計測方法での位相変化・投影処理のフローチャート。 上記計測方法での信頼性パラメータ判断による3次元座標更新処理のフローチャート。 本発明の第4の実施形態の3次元形状計測方法のフローチャート。 本発明の第5の実施形態の3次元形状計測方法が適用される3次元形状計測システムにおいて、縞パターンの投影方向が2つの場合のものを示す構成図。 同システムにおいて、縞パターンの投影方向を4つにした場合の縞パターン投影部の配置状態を示す平面図。 上記計測方法のフローチャート。
符号の説明
1 3次元形状計測システム
2 縞パターン投影部
3 撮像部
4 3次元計測処理部
5 表示部
6 計測対象物
21 照明部
22 縞パターン生成部
23 投影光学部
31 撮像光学部
32 撮像素子
41 縞パターンデータ作成部
42 投影・撮像制御部
43 メモリ
44 演算部
45 信頼性パラメータ演算部

Claims (4)

  1. 光の明度が正弦波状に変化する縞パターンを計測対象物に投影し、前記縞パターンが投
    影された前記計測対象物を投影方向と異なる方向から撮像する過程を、前記縞パターンの
    位相を一定間隔でシフトさせて複数回実行する撮像画像取得ステップと、
    前記撮像画像取得ステップにより得られた複数枚の撮像画像における同一点での実測明
    度の明度変化に基づいて、前記縞パターンの位相値、バイアス値及び振幅値を演算する演
    算ステップと、を備え、
    前記演算ステップにより求まった位相値から各点での前記計測対象物の高さ情報を求め
    、3次元形状を計測する3次元形状計測方法において、
    前記演算ステップにより求まった前記各点における位相値、バイアス値及び振幅値を用
    いて位相毎の推定明度を計算し、前記実測明度と前記推定明度との差の平方値、又は差の
    絶対値を、前記撮像画像取得ステップを実行した回数だけ加算した信頼性パラメータを演
    算するステップを備え、
    前記ステップにより得られた信頼性パラメータが予め設定された所定値よりも小さい点
    のみのデータを用いて、3次元形状を計測する3次元形状計測方法を繰り返し、前記信頼
    性パラメータが最小値となる点のみのデータを用いて3次元形状を計測し、
    前記撮像画像取得を複数回繰り返し行うに際して、これら複数回の計測毎に、投影する
    縞パターンの位相値の初期値を一定量変化させることを特徴とする3次元形状計測方法。
  2. 光の明度が正弦波状に変化する縞パターンを計測対象物に投影し、前記縞パターンが投
    影された前記計測対象物を投影方向と異なる方向から撮像する過程を、前記縞パターンの
    位相を一定間隔でシフトさせて複数回実行する撮像画像取得ステップと、
    前記撮像画像取得ステップにより得られた複数枚の撮像画像における同一点での実測明
    度の明度変化に基づいて、前記縞パターンの位相値、バイアス値及び振幅値を演算する演
    算ステップと、を備え、
    前記演算ステップにより求まった位相値から各点での前記計測対象物の高さ情報を求め
    、3次元形状を計測する3次元形状計測方法において、
    前記演算ステップにより求まった前記各点における位相値、バイアス値及び振幅値を用
    いて位相毎の推定明度を計算し、前記実測明度と前記推定明度との差の平方値、又は差の
    絶対値を、前記撮像画像取得ステップを実行した回数だけ加算した信頼性パラメータを演
    算するステップを備え、
    前記ステップにより得られた信頼性パラメータが予め設定された所定値よりも小さい点
    のみのデータを用いて、3次元形状を計測する3次元形状計測方法を繰り返し、前記信頼
    性パラメータが最小値となる点のみのデータを用いて3次元形状を計測し、
    前記撮像画像取得を複数回繰り返し行うに際して、これら複数回の計測毎に、縞パター
    ンの振幅値を定めた値だけ変化させることを特徴とする、3次元形状計測方法。
  3. 光の明度が正弦波状に変化する縞パターンを計測対象物に投影し、前記縞パターンが投
    影された前記計測対象物を投影方向と異なる方向から撮像する過程を、前記縞パターンの
    位相を一定間隔でシフトさせて複数回実行する撮像画像取得ステップと、
    前記撮像画像取得ステップにより得られた複数枚の撮像画像における同一点での実測明
    度の明度変化に基づいて、前記縞パターンの位相値、バイアス値及び振幅値を演算する演
    算ステップと、を備え、
    前記演算ステップにより求まった位相値から各点での前記計測対象物の高さ情報を求め
    、3次元形状を計測する3次元形状計測方法において、
    前記演算ステップにより求まった前記各点における位相値、バイアス値及び振幅値を用
    いて位相毎の推定明度を計算し、前記実測明度と前記推定明度との差の平方値、又は差の
    絶対値を、前記撮像画像取得ステップを実行した回数だけ加算した信頼性パラメータを演
    算するステップを備え、
    前記ステップにより得られた信頼性パラメータが予め設定された所定値よりも小さい点
    のみのデータを用いて、3次元形状を計測する3次元形状計測方法を繰り返し、前記信頼
    性パラメータが最小値となる点のみのデータを用いて3次元形状を計測し、
    前記撮像画像取得を複数回繰り返し行うに際して、これら複数回の計測毎に、縞パター
    ンの投影方向を異なる方向に変化させることを特徴とする、3次元形状計測方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の3次元形状計測方法を用いて3次元形状
    を計測することを特徴とする3次元形状計測装置。
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