JP5120181B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

画像処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5120181B2
JP5120181B2 JP2008250946A JP2008250946A JP5120181B2 JP 5120181 B2 JP5120181 B2 JP 5120181B2 JP 2008250946 A JP2008250946 A JP 2008250946A JP 2008250946 A JP2008250946 A JP 2008250946A JP 5120181 B2 JP5120181 B2 JP 5120181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
window
information
specific point
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008250946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010087547A (ja
Inventor
祐次 寺岡
秀彦 河西
真一 加賀谷
雄一郎 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2008250946A priority Critical patent/JP5120181B2/ja
Publication of JP2010087547A publication Critical patent/JP2010087547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5120181B2 publication Critical patent/JP5120181B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、画像処理装置およびプログラムに関する。
レストランのような飲食店やパチンコ店のような遊技場において、内装の改装は新たな顧客を吸引する効果がある。しかし一方で改装にはコストがかかるという問題があった。そこで、改装する代わりに壁にかける絵を変更することが行われている。
ここで、例えば特許文献1には、3次元仮想空間内で任意の画像を抽出するシステムが、特許文献2には、スクリーンに全体画像を投影する際に複数の部分画像に分けて投影する技術が開示されている。
特開平9−212686号公報 特開2004−349984号公報
特許文献1および2に記載された技術によっても、店舗等の部屋の内観を変更することはできなかった。
これに対し本発明は、より低コストで店舗等の部屋の内観を変更する技術を提供する。
本発明は、あらかじめ決められた大きさおよび形状を有する仮想スクリーン上に描かれる画像を取得する画像取得手段と、前記仮想スクリーンと所定の位置関係にある部屋の壁に設けられた窓の位置および形状を特定する窓情報を取得する窓情報取得手段と、前記窓情報により特定される窓と前記窓の枠を通して見える位置に画像を形成する画像形成装置とを対応させる対応情報を取得する対応情報取得手段と、前記部屋の中に存在する特定点の位置を特定する特定点情報を取得する特定点情報取得手段と、前記画像取得手段により取得された画像に対して前記特定点情報により特定される特定点を光源としたときの前記窓における射影を示す画像を抽出する画像抽出手段と、前記画像抽出手段により抽出された画像を、前記対応情報により特定された、前記窓に対応する画像形成装置に出力する出力手段とを有する画像処理装置を提供する。
この画像処理装置によれば、部屋の窓の内観が変更される。
好ましい態様において、前記特定点情報取得手段は、前記部屋の中に設けられたセンサから前記特定点情報を取得してもよい。
この画像処理装置によれば、センサにより取得された特定点情報により特定点が特定される。
別の好ましい態様において、前記画像抽出手段は、前記特定点情報により示される特定点の位置が変化すると、前記射影を示す画像を抽出してもよい。
この画像処理装置によれば、特定点が変化した場合でも、その変化に追従した画像が抽出される。
さらに別の好ましい態様において、前記特定点情報が、前記特定点を基準とする向きを示す情報を含み、前記画像抽出手段は、前記窓の位置が前記特定点および前記向きと所定の条件を満たす場合に、前記射影を示す画像を抽出してもよい。
この画像処理装置によれば、画像抽出の処理量が軽減される。
さらに別の態様において、前記画像処理装置は、前記仮想スクリーン上に描かれる画像を生成する画像生成手段を有し、前記画像取得手段は、前記画像生成手段により生成された画像を取得してもよい。
この画像処理装置によれば、他の装置とのデータ通信量が低減される。
さらに別の好ましい態様において、前記画像処理装置は、ネットワークを介してサーバと通信する通信手段を有し、前記画像取得手段は、前記通信手段を介して前記サーバから前記仮想スクリーン上に描かれる画像を取得してもよい。
この画像処理装置によれば、自装置の処理負荷が軽減される。
さらに別の好ましい態様において、前記通信手段は、前記窓情報を前記サーバに送信し、前記仮想スクリーン上に描かれる画像のうち前記窓情報により特定される窓の位置を基準とする所定の範囲内の画像を、前記仮想スクリーン上に描かれる画像として受信してもよい。
この画像処理装置によれば、サーバ装置から受信するデータ量が低減される。
さらに別の好ましい態様において、前記窓情報が、複数の窓に係る情報を含み、画像抽出手段は、窓を単位として射影を示す画像を抽出し、前記対応情報が、複数の画像形成装置と前記複数の窓とを一対一に対応させる情報を含み、前記出力手段は、前記画像抽出手段が窓を単位として抽出した画像を、前記複数の画像形成装置のうち前記対応情報により前記窓に対応することが示される画像形成装置に出力してもよい。
この画像処理装置によれば、複数の窓がある部屋でも、複数の窓で連携した画像が形成される。
また、本発明は、画像形成装置に画像を出力する出力手段を有する画像処理装置に、あらかじめ決められた大きさおよび形状を有する仮想スクリーン上に描かれる画像を取得するステップと、前記仮想スクリーンと所定の位置関係にある部屋の壁に設けられた窓の位置および形状を特定する窓情報を取得するステップと、前記窓情報により特定される窓と前記窓の枠を通して見える位置に画像を形成する画像形成装置とを対応させる対応情報を取得するステップと、前記部屋の中に存在する特定点の位置を特定する特定点情報を取得するステップと、前記取得された画像に対して前記特定点情報により特定される特定点を光源としたときの前記窓における射影を示す画像を抽出するステップと、前記出力手段が、前記抽出された画像を、前記対応情報により特定された、前記窓に対応する画像形成装置に出力するステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
このプログラムによれば、部屋の窓の内観が変更される。
1.構成
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システム1の構成を示すブロック図である。画像形成システム1は、いわゆるデジタルサイネージシステムである。画像形成システム1は、店舗等の部屋の中(室内)に画像を形成する。画像形成システム1は、複数の画像形成装置40(画像形成装置40−1、画像形成装置40−2、画像形成装置40−3)と、複数のスクリーン50(スクリーン50−1、スクリーン50−2、スクリーン50−3)と、複数のセンサ60(センサ60−1、センサ60−2、センサ60−3)と、情報処理装置10と、サーバ20とを有する。
画像形成装置40およびスクリーン50は、室内に設置されている。画像形成装置40とスクリーン50とは、一対一に対応している。情報処理装置10とサーバ20とは、ネットワーク30(例えばインターネット)を介して接続されている。この例で、部屋の壁に設けられた窓がスクリーン50として用いられる。
1−1.情報処理装置10
図2は、情報処理装置10の機能構成を示す図である。情報処理装置10は、複数の画像形成装置40を制御する、画像処理装置の一例である。画像取得手段11は、あらかじめ決められた大きさおよび形状を有する仮想スクリーン上に描かれる画像(以下、「全体画像」という)を取得する。窓情報取得手段12は、窓情報を取得する。「窓情報」とは、仮想スクリーンと所定の位置関係にある部屋の壁に設けられた窓の位置および形状を特定する情報である。対応情報取得手段13は、対応情報を取得する。「対応情報」とは、窓と画像形成装置40とを対応させる情報である。画像形成装置40は、窓の枠を通して見える位置に画像を形成する。「窓の枠を通して見える位置に画像を形成する」とは、部屋の内部から窓を見たときに、画像形成装置40により形成される画像の少なくとも一部が、窓の枠の中に形成されることをいう。特定点情報取得手段14は、特定点情報を取得する。「特定点情報」とは、その室内に存在する特定点の位置を特定する情報である。「特定点」とは、所定の対象物を代表する点(この例では、店舗内における客の目の位置(より詳細には、2つの目の中点の位置))である。画像抽出手段15は、画像取得手段11により取得された画像に対して特定点情報により特定される特定点を光源としたときの窓における射影を示す画像を抽出する。以下、この射影を示す画像を「射影画像」という。出力手段16は、画像抽出手段15により抽出された画像を、対応情報により窓に対応することが示される画像形成装置40に出力する。
この例で、特定点情報取得手段14は、室内に設けられたセンサ60から特定点情報を取得する。画像抽出手段15は、特定点情報により示される特定点の位置が変化すると、射影画像を抽出する。特定点情報は、特定点を基準とする向きを示す情報を含んでおり、画像抽出手段15は、窓の位置が特定点およびその向きと所定の条件を満たす場合に、射影画像を抽出する。
さらにこの例で、画像生成手段17は、仮想スクリーン上に描かれる画像を生成する。画像抽出手段15は、前記画像生成手段により生成された画像を取得する。記憶手段18は、システムの動作に用いられるプログラムやデータを記憶する。通信手段19は、ネットワーク30を介した通信を行う。
図3は、情報処理装置10のハードウェア構成を示す図である。この例で、情報処理装置10はいわゆるパーソナルコンピュータである。CPU(Central Processing Unit)110は、情報処理装置10の構成要素を制御する制御装置である。ROM(Read Only Memory)120は、情報処理装置10の起動に必要なデータおよびプログラムを記憶する記憶装置である。RAM(Random Access Memory)130は、CPU110がプログラムを実行する際の作業領域として機能する記憶装置である。I/F(Interface)140は、種々の入出力装置や記憶装置との間でデータおよび制御信号の入出力をするインターフェースである。HDD(Hard Disk Drive)150は、各種プログラムおよびデータを記憶する記憶装置である。キーボード・マウス160は、ユーザが情報処理装置10に対して指示入力を行うのに用いられる入力装置である。ディスプレイ170は、データの内容あるいは処理の状況などを表示する出力装置である。ネットワークIF180は、ネットワーク30を介して接続された他の装置との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。USB(Universal Serial Bus)−IF185は、USB規格に従ったインターフェースである。バス190は、データの伝送路である。CPU110、ROM120、RAM130、およびI/F140は、バス190を介して接続されている。
情報処理装置10は、USB−IF185を介して画像形成装置40と接続されている。情報処理装置10は、USB−IF185を介して、画像形成装置40にデータおよび制御信号を出力する。
HDD150は、情報処理装置10を制御する制御プログラムを記憶している。CPU110が制御プログラムを実行することにより、図2に示される機能が情報処理装置10に実装される。この例で、制御プログラムを実行しているCPU110は、画像取得手段11、対応情報取得手段13、対応情報取得手段13、特定点情報取得手段14、画像抽出手段15、および画像生成手段17の一例である。制御プログラムは複数のプログラムモジュールまたはサブルーチンを有し、各プログラムモジュールまたはサブルーチンが、各機能構成要素に対応する。USB−IF185は、出力手段16の一例である。ROM120、RAM130、およびHDD150は、記憶手段18の一例である。ネットワークIF180は、通信手段19の一例である。
1−2.サーバ20
図4は、サーバ20の機能構成を示す図である。記憶手段21は、全体画像の生成に用いられるデータを記憶している。「全体画像の生成に用いられるデータ」とは、全体画像そのもの、あるいは、全体画像の素材を示すデータ(以下、「素材データ」という)である。「全体画像の素材」は、背景画像および前景画像を含む。「前景画像」は複数のオブジェクトを含む。例えば、背景画像は海の中の風景(海底、岩、海水など)を示す画像であり、前景画像は、海の中で動いているもの(魚、海藻など)を示す画像である。「画像」は静止画および動画を含む概念である。選択手段22は、あらかじめ決められたアルゴリズムに従って、選択手段22に記憶されているデータの中から、情報処理装置10に出力するデータを選択する。このアルゴリズムは、例えば、情報処理装置10のリクエストに応じてデータを選択するものである。あるいは、このアルゴリズムは、情報処理装置10の属性(情報処理装置10が設置されている場所、設置されている部屋の大きさまたは用途、情報処理装置10が設置されている場所の時刻など)に応じてデータを選択するものである。出力手段23は、選択手段22により選択されたデータを情報処理装置10に出力する。
図5は、サーバ20のハードウェア構成を示す図である。CPU210は、サーバ20の構成要素を制御する制御装置である。ROM220は、サーバ20の起動に必要なデータおよびプログラムを記憶する記憶装置である。RAM230は、CPU210がプログラムを実行する際の作業領域として機能する記憶装置である。I/F240は、種々の入出力装置や記憶装置との間でデータおよび制御信号の入出力をするインターフェースである。HDD250は、各種プログラムおよびデータを記憶する記憶装置である。キーボード・マウス260は、ユーザがサーバ20に対して指示入力を行うのに用いられる入力装置である。ディスプレイ270は、データの内容あるいは処理の状況などを表示する出力装置である。ネットワークIF280は、ネネットワーク30を介して接続された他の装置との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。バス290は、データの伝送路である。CPU210、ROM220、RAM230、およびI/F240は、バス290を介して接続されている。
HDD250は、サーバ20を制御する制御プログラムを記憶している。CPU210が制御プログラムを実行することにより、図4に示される機能がサーバ20に実装される。この例で、制御プログラムを実行しているCPU210は、記憶手段21、選択手段22、および出力手段23としての機能を有する。制御プログラムは複数のプログラムモジュールまたはサブルーチンを有し、各プログラムモジュールまたはサブルーチンが、各機能構成要素に対応する。
1−3.画像形成装置40
画像形成装置40は、スクリーン50(より具体的には、窓枠を通して見える位置)に画像を形成する装置である。この例で、画像形成装置40は、スクリーン50に映像を投射するプロジェクタである。画像形成装置40はUSB−IF185を介して情報処理装置10に接続されている。情報処理装置10は、形成する画像を示すデータを、USB−IF185を介して画像形成装置40に供給する。
図6は、画像形成装置40とスクリーン50との位置関係を例示する図である。この例で、部屋は壁71により仕切られている。壁71の内部にはさらに壁72が設けられている。壁72には、窓枠73が設けられている。壁71は窓枠73の外側に位置し、スクリーン50として機能する。画像形成装置40は、壁71と壁72の間に設置されている。このような配置により、室内にいるユーザから画像形成装置40が見えない(あるいは見えにくい)状態になり、室内の美観が損なわれない。
1−4.センサ60
センサ60は、室内の状態をセンシングする装置である。この例で、センサ60はカメラすなわち画像センサである。センサ60は、室内の所定の位置に複数設置されている。センサ60はUSB−IF185を介して情報処理装置10に接続されている。情報処理装置10は、カメラが取得した画像を、USB−IF185を介して取得する。
2.動作
続いて、画像形成システム1の動作を説明する。ここでは、部屋がレストランの店舗であり、店舗内の窓に映像を投影する例について説明する。また、この例で仮想スクリーンは半球のドーム状の形状を有している。この半球は、中心が店舗の床の重心と一致するように設定されている。
図7は、画像形成システム1のうち、特に情報処理装置10の動作を示すフローチャートである。図7のフローは、例えばユーザが情報処理装置10に対し制御プログラムの実行を指示したことを契機として開始される。CPU110が制御プログラムを実行することにより、以下の処理が行われる。
ステップS100において、CPU110は、全体画像を取得する。この例で、制御プログラムは、全体画像を生成するモジュールを有しており、CPU110は、このモジュールを実行した結果得られるデータを全体画像として取得する。
全体画像を生成するモジュールの機能は以下のとおりである。CPU110は、サーバ20から、全体画像の素材データを取得する。素材データは、背景画像のデータおよび前景画像のデータを含んでいる。いま、背景画像として海中の風景の画像が、前景画像として魚の画像が用いられる例について説明する。
HDD150は、仮想スクリーンの位置および大きさを特定するパラメータ(例えば、球の中心の座標および球の半径)を記憶している。CPU110は、このパラメータをHDD150から読み出す。CPU110は、読み出したパラメータにより特定される仮想スクリーンに相当する記憶領域を、RAM130上に確保する。この記憶領域は、背景用記憶領域、前景用記憶領域および合成用記憶領域を含んでいる。CPU110は、背景用記憶領域に背景画像のデータを書き込み、前景用記憶領域に前景画像のデータを書き込む。この例で、前景画像は動画である。また、前景画像は、複数のオブジェクト(例えば、複数の魚の画像)を含む。前景画像はオブジェクトを単位として更新される。すなわち、複数の魚が1匹づつ異なる動きをするように、前景画像が更新される。オブジェクトの変化のさせ方(例えば魚の動き)は、あらかじめプログラムされている。CPU110は、所定の時間間隔で、前景画像を書き替える。これにより、例えば魚が泳いで移動する様子が表現される。CPU110は、前景画像と背景画像を合成した画像のデータを合成用記憶領域に書き込む。こうして、全体画像が生成される。
ステップS110において、CPU110は、窓情報を取得する。この例で、窓情報はHDD150にあらかじめ記憶されており、CPU110は、HDD150から窓情報を読み出すことにより、窓情報を取得する。
図8は、窓情報を例示する図である。この例で、窓情報は、窓を特定する識別子(窓ID)と、窓枠の頂点の座標とを含む。
再び図7を参照する。ステップS120において、CPU110は、対応情報を取得する。この例で、対応情報はHDD150にあらかじめ記憶されており、CPU110は、HDD150から対応情報を読み出すことにより、対応情報を取得する。
図9は、対応情報を例示する図である。この例で、対応情報は、窓IDと、その窓に画像を形成する画像形成装置40の識別子(画像形成装置ID)とを含む。すなわち、対応情報は、複数の画像形成装置40と複数の窓とを一対一に対応させる情報を含む。
再び図7を参照する。ステップS130において、CPU110は、特定点情報を取得する。この例で、特定点情報として、カメラ(センサ60)により取得された画像を示す画像データが用いられる。また、この例で、制御プログラムは、画像データを用いて特定点の座標を算出するモジュールを有しており、CPU110は、このモジュールを実行した結果から特定点の座標を取得する。
図10は、特定点の座標を算出する処理を示すフローチャートである。ステップS131において、CPU110は、カメラから画像データを取得する。画像データの取得は、所定のタイミングで(例えば、所定の時間間隔、あるいは所定のイベントをトリガとして)行われる。CPU110は、カメラを特定する識別子(カメラID)とともに、得られた画像データをRAM130に記憶する。カメラはアングルが固定されており、店内の所定の座席に座っている客を撮影できる位置に設置されている。その座席に客が座っていれば、客の顔の画像が取得される。その座席が空席であれば、得られた画像に人間は写っていない。
ステップS132において、CPU110は、取得した画像に対して顔認識処理を行う。顔認識処理には、公知のアルゴリズムが用いられる。座席に客が座っていた場合、顔認識処理により、その客の目の位置が特定される。ステップS133において、CPU110は、顔認識処理の結果を用いて、店舗内における客の目の位置(より詳細には、2つの目の中点の位置)の座標を算出する。HDD150は、カメラIDとカメラにより撮影される領域の座標(例えば、カメラのフレームの端点または中心の座標)を対応させる情報をあらかじめ記憶している。CPU110は、HDD150からこの情報を読み出し、顔認識処理の結果とあわせて、店舗内における客の目の位置を、特定点の座標として算出する。CPU110は、算出した特定点の座標を現在の特定点の座標としてRAM130に記憶する。さらに、CPU110は、1サイクル前に算出した特定点の座標を前回の特定点の座標としてRAM130に記憶する。
ステップS134において、CPU110は、顔における目の位置に基づいて、視線の向きを算出する。すなわち、画像データは、目の位置を基準として視線の向きを示す方向ベクトルを算出する。このように画像から視線の向きが算出されるので、画像データは、特定点を基準とする向きを示す情報を含んでいるといえる。CPU110は、算出した方向ベクトルをRAM130に記憶する。
再び図7を参照する。ステップS140において、CPU110は、現在の特定点の位置と前回の特定点の位置の差が所定の範囲(誤差の範囲)を超えたか、すなわち特定点の位置が変化したか判断する。特定点の位置が変化したと判断された場合(S140:YES)、CPU110は、処理をステップS150に移行する。特定点の位置が変化していないと判断された場合(S140:NO)、CPU110は、処理をステップS130に移行する。ステップS150で説明する射影画像の抽出は、所定の時間間隔で繰り返し行われるが、それに加えて特定点が変化したというような特定のイベントが起こったときにも、射影画像の抽出が行われる。
ステップS150において、CPU110は、全体画像から射影画像を抽出する。射影画像の抽出は、窓を単位として、すなわち窓毎に行われる。詳細には以下のとおりである。まず、CPU110は、あらかじめ決められたアルゴリズムに従って、処理対象となる窓(以下「対象窓」という)を特定する。この例で、CPU110は、まず、特定点および方向ベクトルに対して所定の位置関係を満たす窓、より具体的には、特定点を基準とし、方向ベクトルとなす角度が所定の角度(例えば、人間の視野角に相当する角度)内にある窓を対象窓の候補として特定する。さらに、CPU110は、対象窓の候補として絞り込んだ窓の中から、特定点を基準とし、方向ベクトルとなす角度が小さい窓から1つずつ順番に対象窓を特定する。CPU110は、特定点を光源とし、仮想スクリーン上に対象窓を射影したときの射影の頂点の座標を算出する。
図11は、特定点を光源とし、仮想スクリーン上への対象窓の射影を例示する図である。特定点PSから対象窓Wの窓枠の頂点の座標を結ぶ直線と仮想スクリーンが交わる点P1、P2、P3、およびP4が、射影の頂点の座標である。CPU110は、仮想スクリーン上において射影により切り取られる画像を、対象窓にマッピングする。マッピングにより得られた画像が、射影画像である。
再び図7を参照する。ステップS160において、CPU110は、得られた射影画像を、対象窓に対応する画像形成装置40に出力する。対象窓に対応する画像形成装置40は、対応情報により特定される。特に図7には示していないが、前景画像または背景画像が動画である場合に、ステップS130−160の処理は、所定の時間間隔で繰り返し行われる。
図12は、画像形成システム1により形成される画像を例示する図である。この例で、窓と窓の間には壁がある。仮想スクリーンには海の中を魚が泳いでいる画像が描かれ、窓には客の視点から見た射影画像が形成される。したがって、客から見ると窓にはあたかも自分が海中にいるような画像が形成される。例えば魚が窓と窓の間を泳いでいる途中では壁に隠れて魚の姿が見えなくなるので、店舗の内部によりリアルな画像が提供される。レストランやパチンコ店の改装にはコストと時間がかかるが、画像形成システム1によればコストと時間をかけずに、店の内観を変えることができる。
3.他の実施形態
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、これ以外の態様でも実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。以下において、上述の実施形態と共通する事項については説明を省略し、また、共通する要素には共通の参照符号を用いて説明する。
3−1.変形例1
情報処理装置10は、全体画像を生成する機能、すなわち画像生成手段17を有していなくてもよい。この場合、情報処理装置10は、通信手段19を介して、サーバ20から全体画像を取得する。またこの場合、サーバ20は、全体画像を生成する機能を有する。サーバ20は、情報処理装置10に対していわゆるストリーミング配信の技術を用いて、全体画像を送信する。
3−2.変形例2
変形例1の場合において、情報処理装置10は、全体画像のうち一部のみをサーバ20から取得してもよい。この場合、まず情報処理装置10は、窓情報をサーバ20に送信する。サーバ20は、受信した窓情報を記憶する。サーバ20は、全体情報から、窓情報により特定される窓の位置に応じて全体画像の一部を切り出し、切り出した部分を情報処理装置10に送信する。
窓の位置に応じて全体画像から一部を切り出すアルゴリズムとしては、例えば、窓との距離が所定の範囲内にある部分を切り出すアルゴリズムが採用される。実際に画像形成装置40により形成されるのは窓の部分の画像だけであるから、窓の近傍の画像だけを送信すれば、ネットワークのトラフィックおよび処理すべきデータ量が削減される。
3−3.変形例3
特定点情報は向きを示す情報を含んでいなくてもよい。あるいは、特定点情報が向きを示す情報を含んでいた場合でも、情報処理装置10は、向きを示す情報に応じた処理をしなくてもよい。すなわち、図10のステップS134の処理は省略されてもよい。この場合、CPU110は、視線の向きに応じた対象窓の絞り込みを行わなくてもよい。
3−4.変形例4
射影画像の抽出を行うタイミングは、実施形態で説明したものに限定されない。図7のステップS140の割り込み判定が行わなくてもよい。この場合、射影画像は、所定の時間間隔で定期的に抽出される。
3−5.変形例5
情報処理装置10に特定点情報を供給するセンサ60は、実施形態で説明したカメラに限定されない。特定点情報を供給できるものであれば、どのようなセンサが用いられてもよい。例えば、センサ60としてRFID(Radio Frequency IDentification)リーダが用いられてもよい。この場合、客はRFIDタグを身に付ける。RFIDリーダをレストランのフロアやテーブルに一定の間隔で配置することにより、客の位置を特定することができる。その他、光センサ、温度センサ、タッチセンサ、静電センサなどが用いられてもよい。
また、センサの配置は、特定点の位置を、システムが要求する精度で特定できるものであれば、どのような配置であってもよい。例えば、一つのテーブルを囲むように複数のカメラを配置してもよいし、スクリーン50の周辺に1台のカメラを配置してもよい。
3−6.変形例6
特定点情報の取得元は、センサ60に限定されない。特定点情報取得手段14は、RAM130等の記憶手段18から特定点情報を取得してもよい。この場合、店員が特定点情報として客の位置を情報処理装置10にマニュアルで入力し、情報処理装置10のCPU110は、入力された特定点情報をRAM130に記憶する。図7のステップS130において、CPU110は、RAM130から特定点情報を読み出すことにより、特定点情報を取得する。別の例で、特定点の位置は、システムの設計上ある位置に固定されていてもよい。この場合、特定点情報は、システムのパラメータとしてHDD150に記憶されている。CPU110は、HDD150から特定点情報を読み出すことにより、特定点情報を取得する。
3−7.変形例7
仮想スクリーンは、実施形態で説明したものに限定されない。あらかじめ決められた大きさおよび形状を有し、部屋(窓)との位置関係が規定されているものであれば、どのような仮想スクリーンが用いられてもよい。例えば、仮想スクリーンの形状は半球でなく、球、直方体、多角形、またはこれらの組み合わせなど、どのような形状でもよい。また、図11では仮想スクリーンが部屋の外側にある例を説明したが、仮想スクリーンはその一部または全部が部屋の中にあってもよい。
3−8.変形例8
画像形成装置40とスクリーン50の位置関係は、図6で説明したものに限定されない。店舗の壁が一枚であり、店舗内にある画像形成装置40から窓に画像を投射する構成としてもよい。あるいは図6の例で、1つのスクリーン50に対して複数の画像形成装置40を用いて画像を形成してもよい。例えば、スクリーン50を上下方向および左右方向にそれぞれ2分割、計4分割し、分割された領域に対し1つの画像形成装置40が画像を形成する構成としてもよい(すなわち、4分割された場合は4台の画像形成装置40が用いられる)。この場合、情報処理装置10は、射影画像を4分割し、分割した画像をそれぞれ対応する画像形成装置40に出力する。
3−9.変形例9
画像形成装置40はプロジェクタに限定されない。スクリーン50に画像を形成できるのであれば、どのような装置であってもよい。また、画像形成装置40は、スクリーン50を内蔵していてもよい。例えば、画像形成装置40は、リアプロジェクションディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイであってもよい。
3−10.変形例10
本稿でいう「窓」は、現実および仮想の窓の双方を含む。「現実の窓」とは、物理的な構造体としての窓をいう。この場合、図6のように窓枠とスクリーン50とが異なる面に形成される構造であってもよいし、スクリーン50が窓枠と同じ面(すなわち窓枠の中)に形成される構造であってもよい。「仮想の窓」とは、物理的な構造体としての窓ではないスクリーン50に窓枠も含めた画像を形成したもの、すなわち壁に窓枠も含めた画像を形成したものをいう。
3−11.変形例11
窓情報の取得元は、HDD150に限定されない。窓情報取得手段12は、情報処理装置10以外の他の装置から窓情報を取得してもよい。特に、仮想の窓が用いられ、窓の位置が変化する場合に、窓の位置を検出する装置から窓情報を取得してもよい。
3−12.変形例12
全体画像、窓情報、対応情報、および特定点情報を取得する順番は図7に示されるものに限定されない。射影画像を抽出する時点で処理に用いられる情報が取得できていれば、これらの情報がどのような順番で取得されてもよい。
3−13.他の変形例
情報処理装置10のハードウェア構成は図3で示されるものに限定されない。必要な機能構成を実現できるものであれば、どのようなハードウェア構成を有する装置が用いられてもよい。また、情報処理装置10の機能構成とハードウェア構成の対応関係は、実施形態で説明したものに限定されない。例えば上述の実施形態では、制御プログラムを実行しているCPU110が、画像取得手段11、対応情報取得手段13、対応情報取得手段13、特定点情報取得手段14、画像抽出手段15、および画像生成手段17としての機能を兼ね備えていたが、これらのうち1つ以上の機能が、CPU110以外のプロセッサにより実装されてもよい。また、各機能構成要素は、汎用プロセッサとプログラムの協働により実装されてもよいし、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のように特定の機能を有するプロセッサとして実装されてもよい。あるいは、物理的に別体の複数のプロセッサが協働して、これらの要素として機能してもよい。サーバ20についても同様である。
画像形成装置40が、情報処理装置10としての機能を兼ね備えていてもよい。
実施形態では部屋の壁に複数の窓が存在する例について説明したが、窓の数はひとつであってもよい。
上述の実施形態においてCPU110またはCPU210によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリ(フラッシュROMなど)などのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
一実施形態に係る画像形成システム1の構成を示すブロック図である。 情報処理装置10の機能構成を示す図である。 情報処理装置10のハードウェア構成を示す図である。 サーバ20の機能構成を示す図である。 サーバ20のハードウェア構成を示す図である。 画像形成装置40とスクリーン50との位置関係を例示する図である。 情報処理装置10の動作を示すフローチャートである。 窓情報を例示する図である。 対応情報を例示する図である。 特定点の座標を算出する処理を示すフローチャートである。 仮想スクリーン上への対象窓の射影を例示する図である。 画像形成システム1により形成される画像を例示する図である。
符号の説明
1…画像形成システム、10…情報処理装置、11…画像取得手段、12…窓情報取得手段、13…対応情報取得手段、14…特定点情報取得手段、15…画像抽出手段、16…出力手段、17…画像生成手段、18…記憶手段、19…通信手段、20…サーバ、21…記憶手段、22…選択手段、23…出力手段、30…ネットワーク、40…画像形成装置、50…スクリーン、60…センサ、71…壁、72…壁、73…窓枠、110…CPU、120…ROM、130…RAM、140…I/F、150…HDD、160…キーボード・マウス、170…ディスプレイ、180…ネットワークIF、185…USB−IF、190…バス、210…CPU、220…ROM、230…RAM、240…I/F、250…HDD、260…キーボード・マウス、270…ディスプレイ、280…ネットワークIF、290…バス

Claims (9)

  1. あらかじめ決められた大きさおよび形状を有する仮想スクリーン上に描かれる画像を取得する画像取得手段と、
    前記仮想スクリーンと所定の位置関係にある部屋の壁に設けられた窓の位置および形状を特定する窓情報を取得する窓情報取得手段と、
    前記窓情報により特定される窓と前記窓の枠を通して見える位置に画像を形成する画像形成装置とを対応させる対応情報を取得する対応情報取得手段と、
    前記部屋の中に存在する特定点の位置を特定する特定点情報を取得する特定点情報取得手段と、
    前記画像取得手段により取得された画像に対して前記特定点情報により特定される特定点を光源としたときの前記窓における射影を示す画像を抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段により抽出された画像を、前記対応情報により特定された、前記窓に対応する画像形成装置に出力する出力手段と
    を有する画像処理装置。
  2. 前記特定点情報取得手段は、前記部屋の中に設けられたセンサから前記特定点情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像抽出手段は、前記特定点情報により示される特定点の位置が変化すると、前記射影を示す画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記特定点情報が、前記特定点を基準とする向きを示す情報を含み、
    前記画像抽出手段は、前記窓の位置が前記特定点および前記向きと所定の条件を満たす場合に、前記射影を示す画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれかの項に記載の画像処理装置。
  5. 前記仮想スクリーン上に描かれる画像を生成する画像生成手段を有し、
    前記画像取得手段は、前記画像生成手段により生成された画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1−4のいずれかの項に記載の画像処理装置。
  6. ネットワークを介してサーバと通信する通信手段を有し、
    前記画像取得手段は、前記通信手段を介して前記サーバから前記仮想スクリーン上に描かれる画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1−4のいずれかの項に記載の画像処理装置。
  7. 前記通信手段は、前記窓情報を前記サーバに送信し、前記仮想スクリーン上に描かれる画像のうち前記窓情報により特定される窓の位置を基準とする所定の範囲内の画像を、前記仮想スクリーン上に描かれる画像として受信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記窓情報が、複数の窓に係る情報を含み、
    画像抽出手段は、窓を単位として射影を示す画像を抽出し、
    前記対応情報が、複数の画像形成装置と前記複数の窓とを一対一に対応させる情報を含み、
    前記出力手段は、前記画像抽出手段が窓を単位として抽出した画像を、前記複数の画像形成装置のうち前記対応情報により前記窓に対応することが示される画像形成装置に出力する
    ことを特徴とする請求項1−7のいずれかの項に記載の画像処理装置。
  9. 画像形成装置に画像を出力する出力手段を有する画像処理装置に、
    あらかじめ決められた大きさおよび形状を有する仮想スクリーン上に描かれる画像を取得するステップと、
    前記仮想スクリーンと所定の位置関係にある部屋の壁に設けられた窓の位置および形状を特定する窓情報を取得するステップと、
    前記窓情報により特定される窓と前記窓の枠を通して見える位置に画像を形成する画像形成装置とを対応させる対応情報を取得するステップと、
    前記部屋の中に存在する特定点の位置を特定する特定点情報を取得するステップと、
    前記取得された画像に対して前記特定点情報により特定される特定点を光源としたときの前記窓における射影を示す画像を抽出するステップと、
    前記出力手段が、前記抽出された画像を、前記対応情報により特定された、前記窓に対応する画像形成装置に出力するステップと
    を実行させるためのプログラム。
JP2008250946A 2008-09-29 2008-09-29 画像処理装置およびプログラム Expired - Fee Related JP5120181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008250946A JP5120181B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 画像処理装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008250946A JP5120181B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 画像処理装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010087547A JP2010087547A (ja) 2010-04-15
JP5120181B2 true JP5120181B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=42251107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008250946A Expired - Fee Related JP5120181B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 画像処理装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5120181B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102039601B1 (ko) * 2013-12-09 2019-11-01 스크린엑스 주식회사 다면 상영관의 영상 생성 방법 및 이를 이용한 영상 관리 장치
JP6735052B2 (ja) * 2016-12-14 2020-08-05 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機、及び遊技用装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0617182Y2 (ja) * 1989-10-04 1994-05-02 清水建設株式会社 疑似窓
JP2004151496A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Msk Corp 映像表示装置及び映像表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010087547A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110915208B (zh) 使用深度传感器的虚拟现实环境边界
US10803663B2 (en) Depth sensor aided estimation of virtual reality environment boundaries
US10802278B2 (en) Space carving based on human physical data
JP7079231B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理システム及び制御方法、プログラム
US10089790B2 (en) Predictive virtual reality display system with post rendering correction
KR101993920B1 (ko) 물리적 장면을 표현하기 위한 방법 및 장치
CN109298629B (zh) 在未绘制地图区域中引导移动平台的***及方法
US20160217616A1 (en) Method and System for Providing Virtual Display of a Physical Environment
US20140063008A1 (en) Interactive three dimensional displays on handheld devices
JP7423683B2 (ja) 画像表示システム
CN108283018A (zh) 基于影像和非图像传感器数据的电子设备姿态识别
CN114341943A (zh) 使用平面提取的简单环境求解器
JP2021136017A (ja) 仮想オブジェクトを作成し、レンダリングするための視覚的オブジェクト認識及び記憶された幾何学形状を使用する拡張現実システム
JP6020009B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ、それを作動させる方法およびプログラム
JP5304148B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP5120181B2 (ja) 画像処理装置およびプログラム
KR20120005735A (ko) 증강 현실에서 위치 정보를 표시하는 방법 및 장치
EP4279157A1 (en) Space and content matching for augmented and mixed reality
JP5181980B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6473872B2 (ja) 映像構築装置、擬似視覚体験システム、および映像構築プログラム
JP2010091728A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2010087549A (ja) 情報処理装置、サーバ装置およびプログラム
WO2023032321A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN118235162A (zh) 信息处理装置、信息处理方法和程序
CN118339424A (zh) 用于真实世界测绘的物体和相机定位***以及定位方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121008

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees