JP5112720B2 - マスカラ塗布具 - Google Patents

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Description

本発明は、マスカラ塗布具に関し、更に詳細には、ブラシ部の先端側にコーム部が設けられたマスカラ塗布具に関するものである。
マスカラ塗布具によるメーキャップは、睫毛のボリューム感の調整と繊細な仕上げの両立が求められる作業であり、とりわけ、睫毛全体のボリューム感をアップさせるために睫毛の根元にマスカラのバルクを塗布したり、目頭や目尻付近に塗布する際のキメ細かな調整は、メーキャップの出来を左右する重要な要素である。
そこで、かかる要望に応えるため、櫛歯状のコームを備えたマスカラ塗布具や、先端に繊維パイルを静電植毛したチップを備えたマスカラ塗布具などが提案されている(特許文献1〜3)。
ところが、特許文献1または2に開示されたもののようにブラシ部を備えないマスカラ塗布具では、塗布部分に含有できる化粧料の量が少なく、睫毛全体にマスカラ液を塗布するのに繰り返し塗布具を容器内でマスカラ液に含浸させなければならないため、時間と手間がかかってしまうものであった。
また、特許文献1または2のように、塗布具の軸側面のみにコームを形成したものは、細かい部分の微調整が難しく、塗布したくない部分にマスカラ液を付けてしまったり、逆に取りたくない部分のマスカラ液まで取ってしまうおそれがあった。
さらに、特許文献3のように先端に繊維パイルを静電植毛したチップを備えたものでは、コームのように、マスカラ液がダマにならないよう睫毛を梳かしたり、余分なマスカラ液を取るなどの微調整が難しかった。
特開2002−336037 特開2005−319004 特開2005−87635
そこで本発明は、従来のマスカラ塗布具のかかる欠点を克服し、睫毛のボリューム感の調整と繊細な仕上げに必要な微調整を可能とする使い勝手のよいマスカラ塗布具を提供することをその課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するものであり、軸部により保持されたブラシ部の先端側にコーム部を備えたマスカラ塗布具であって、前記コーム部の天面部および少なくとも一の側面部にはそれぞれ櫛歯部を形成してなることを特徴とするマスカラ塗布具である。
本発明のマスカラ塗布具は、ブラシ部により睫毛全体にマスカラ液を塗布後、ブラシ部の先端側に設けられたコーム部の側面部で睫毛根元にバルクを塗布することで、ボリューム感をアップする効果を向上させることができる。さらに、コーム部の天面部で目頭や目尻付近などの細部の微調整も容易に行うことができる。
また本発明のマスカラ塗布具は、仕上げを櫛歯状に形成されたコーム部により睫毛を梳かしながら行うため、マスカラ液がダマになることなく睫毛を一本一本均一に仕上げることが可能である。
以下、本発明のマスカラ塗布具の実施態様を、図面に基づいて説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本発明に係るマスカラ塗布具の正面図である。図中、1はコーム部、2はブラシ部、3は軸部、11および12は櫛歯部をそれぞれ示す。
図1に示すように、本実施態様のマスカラ塗布具は、軸部3によりブラシ部2が保持され、ブラシ部2の先端側にはチップ状のコーム部1が形成されている。ブラシ部2は、ブラシ毛を芯材で捻り放射状に形成されたいわゆる捻りブラシタイプのものである。なお、ブラシ部2は十分な量のマスカラ液を含むことができる放射状のものであれば、特にその素材や製法は限定されず、例えば、エラストマー樹脂を放射状に一体成形したものなどでもよい。
図2はコーム部1の平面図である。図に示すように、コーム部1は平面視略楕円形状に形成されたチップであり、その天面部には櫛歯部11がコーム部1の天面部に溝部を形成することにより設けられている。また、その両側面部には、櫛歯部12がそれぞれ棚状に突出するように形成されている。
図1に示すように、櫛歯部12の長さをコーム部1の側面部中央が緩やかに膨出するように形成すると、塗布具を化粧料の容器本体に出し入れする際、ブラシ部に含まれた化粧料の量を調整するために容器本体入り口付近に設けられたシゴキ部を通過しやすくなるため好ましい。コーム部1を形成する素材としては、コーム部としての形状、機能を保有し得るものであれば良く、制限されるものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンやABSなどの合成樹脂や、ゴム、エラストマー等を好適なものとして適宜選択することができる。
本発明のマスカラ塗布具の使用方法の一例は以下の通りである。まず、ブラシ部2にて睫毛全体にマスカラ液を塗布する。この時、ブラシ部2では睫毛の根元にマスカラ液を塗布することは難しいので、次に、コーム部1の側面に形成された櫛歯部12により更にマスカラ液を睫毛根元に塗布してボリューム感の調整を図る。最後に、コーム部1の天面に形成された櫛歯部11にて、更にマスカラ液を塗布したり、逆に付けすぎたマスカラ液を取ったり、形を整えたりなどの微調整を行う。この時、櫛歯部11がコーム部1の天面、即ちマスカラ塗布具の最先端にあるため、睫毛の微調整を行う際に既に塗布および調整が終了した他の睫毛や周辺の皮膚を汚すことなく、容易に微調整を行うことができる。
図3は、本発明のマスカラ塗布具の第二の態様を示す正面図である。この態様のものは、櫛歯部12がコーム部1の一の側面に棚状に突出して形成されている。
図4は、本発明のマスカラ塗布具の第三の態様を示す正面図である。この態様のものは、櫛歯部12がコーム部1の全周面にリブ状に突出して形成されている。
図5は、本発明のマスカラ塗布具の第四の態様を示す正面図、図6は該コーム部のA−A’線断面図である。この態様のものは、コーム部1の天面に断面形状が略三角形に形成された櫛歯11の板片が放射状に形成されており、更に、その両側面には櫛歯12が棚状に突出して形成されている。
図7は、本発明のマスカラ塗布具の第五の態様を示す正面図、図8は該コーム部のA−A’線断面図である。この態様のものは、コーム部1の天面に断面形状が略半円形に形成された櫛歯11の板片が放射状に形成されており、更に、その全周面には櫛歯12が棚状に突出して形成されている。
本発明に係るマスカラ塗布具の正面図。 本発明に係るマスカラ塗布具のコーム部の平面図。 本発明に係るマスカラ塗布具の第二の実施態様の正面図。 本発明に係るマスカラ塗布具の第三の実施態様の正面図。 本発明に係るマスカラ塗布具の第四の実施態様の正面図。 本発明に係るマスカラ塗布具の第四の実施態様のコーム部のA−A’線断面図。 本発明に係るマスカラ塗布具の第五の実施態様の正面図。 本発明に係るマスカラ塗布具の第五の実施態様のコーム部のA−A’線断面図。
符号の説明
1 … … コーム部
2 … … ブラシ部
3 … … 軸部
11 … … 櫛歯部
12 … … 櫛歯部
以 上

Claims (5)

  1. 軸部により保持されたブラシ部の先端側に平面視略楕円形状に形成されたチップ状のコーム部を備えたマスカラ塗布具であって、前記コーム部の天面部および少なくとも一の側面部にはそれぞれ櫛歯部を形成してなり、該側面部の櫛歯が棚状に突出して形成されていることを特徴とするマスカラ塗布具。
  2. 前記櫛歯部が前記コーム部の天面部および一の側面部にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1記載のマスカラ塗布具。
  3. 前記櫛歯部が前記コーム部の天面部および全周面にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1記載のマスカラ塗布具。
  4. 前記コーム部の天面部に形成された前記櫛歯部の各櫛歯が断面略半円形または断面略三角形に形成されるとともに、各櫛歯同士が放射状に形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のマスカラ塗布具。
  5. 前記ブラシ部が、軸部より連設する芯部よりブラシ毛を放射状に形成してなる捻りブラシであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のマスカラ塗布具。
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