JP5112273B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置に関し、特に音声出力機能を備えた通信装置に関する。
特許文献1には、電子メールの送受信内容を簡単に把握できるメール受信装置が開示されている。このメール受信装置は、受信した電子メールのうち、入力されたメールアドレスの電子メールの内容を音声信号に変換して出力する。
特開2001−5633号公報
電子メールによって、会議、出張、訪問等のイベントの開催通知を受けることがある。特許文献1に記載のメール受信装置によれば、電子メールの内容を音声で確認することができるので便利である。しかし、電子メールの内容を確認するタイミングによっては、内容を確認してからイベント開催までに時間が空き、イベントの存在を忘れてしまうことがある。特許文献1に記載のメール受信装置はこの点を考慮していない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、所望のタイミングで受信内容を知らせることが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置は、電子メール等のテキストデータを受信して、このテキストデータから、所定形式で記述されている再生日時を取得する。そして、再生日時になったならば、テキストデータを音声データに変換して出力する。
例えば、本発明の通信装置は、
スピーカあるいはスピーカ端子を備えた通信装置であって、
入力されたテキストデータを音声データに変換するテキスト−音声変換手段と、
ネットワークを介して第一のテキストデータを受信するテキスト受信手段と、
前記第一のテキストデータから、所定形式で記述されている再生日時を取得する再生日時取得手段と、
前記再生日時取得手段により前記第一のテキストデータから取得された再生日時に対応付けて当該第一のテキストデータを記憶するテキスト記憶手段と、
現在日時に対応付けられて前記テキスト記憶手段に記憶されている前記第一のテキストデータを前記テキスト−音声変換手段に入力して音声データに変換し、当該音声データを前記スピーカあるいはスピーカ端子から出力する主制御手段と、を有する。
本発明によれば、所望のタイミングで受信内容を知らせることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信装置1を含む通信システムの概略図である。
図示するように、本実施の形態に係る通信装置1は、LAN7を介して収容するPC等のIP端末3、アナログ電話線8を介して収容するアナログ電話機、FAX等のアナログ端末4、および無線LAN等の無線回線を介して収容する図示していない無線端末等を、ONU(Optical Network Unit)等の回線終端装置2を介して、光ファイバ通信加入者網等のWAN6に接続するゲートウェイである。なお、ONUは、通信装置1に内蔵してもよい。
また、本実施の形態に係る通信装置1は、電子メール機能およびWebブラウズ機能を備えている。この通信装置1は、受信した電子メールの再生日時を特定し、特定した再生日時に、この電子メールの本文(テキストデータ)を音声データに変換してスピーカ5から出力する。また、電子メールでURLあるいはキーワードが指定されているならば、このURLのWebサイトあるいはキーワードにより特定されるURLのWebサイトにアクセスしてWebデータ(ハイパーテキストデータ)をダウンロードし、このWebデータを音声データに変換してスピーカ5から出力する。
図2は、本実施の形態に係る通信装置1の概略構成図である。
図示するように、通信装置1は、WANインターフェース部101と、LANインターフェース部102と、FXS(Foreign Exchange Subscriber)インターフェース部103と、電子メーラ部104と、Webブラウザ部105と、ゲートウェイ処理部106と、テキスト−音声変換部107と、オーディオ出力部108と、メール記憶部109と、アドレス記憶部110と、主制御部111と、これ等の各部101〜111を相互接続する内部バス112と、を有する。
WANインターフェース部101は、回線終端装置2を介してWAN6とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
LANインターフェース部102は、LAN7を介してIP端末3とデータの送受信を行うためのインターフェースである。なお、図2では、LANインターフェース部102を複数示しているが、通信装置1が備えるLANインターフェース部102は一つでもよい。
FXSインターフェース部103は、アナログ電話線8を介してアナログ端末4とデータの送受信を行うためのインターフェースである。なお、図2では、FXSインターフェース部103を一つ示しているが、通信装置1が備えるFXSインターフェース部103は複数であってもよい。
電子メーラ部104は、POP3、SMTP等のプロトコルに従い電子メールの送受信を行う。
Webブラウザ部105は、HTTP等のプロトコルに従い、WAN6上の、図示していないWebサイトからWebデータをダウンロードする。
ゲートウェイ処理部106は、WANインターフェース部101、LANインターフェース部102、およびFXSインターフェース部103間のデータ中継処理を行う。具体的には、WANインターフェース部101、LANインターフェース部102、あるいはFXSインターフェース部103により受信した自通信装置1以外を宛先とするデータを、このデータの宛先に対応するWANインターフェース部101、LANインターフェース部102、あるいはFXSインターフェース部103から送信する。
テキスト−音声変換部107は、入力されたテキストデータを音声データに変換する。
オーディオ出力部108は、入力された音声データを、図示していないスピーカ端子に接続されたスピーカ5から出力する。なお、スピーカ5は、通信装置1に内蔵されていてもよい。
メール記憶部109には、電子メールのメール本文(テキストデータ)が、送信者および再生日時に対応付けられて記憶される。
アドレス記憶部110には、複数のキーワードが、それぞれ、そのキーワードに関連するWebサイトのURLに対応付けられて予め記憶されている。
主制御部111は、通信装置1の各部101〜110を統括的に制御する。また、通信装置1の各部101〜110と連携して、後述するテキスト読み上げ処理を行う。
図3および図4は、本実施の形態に係る通信装置1のテキスト読み上げ処理を説明するためのフロー図である。
先ず、電子メーラ部104は、WANインターフェース部101を介してWAN6から、あるいはLANインターフェース部102を介してIP端末3から、自通信装置1宛ての電子メールを受信すると(S101でYES)、この電子メールに再生日時の指定があるか否かを判断する(S102)。
図5(A)は、再生日時の指定を含む電子メールの一例を模式的に表した図である。図示するように、電子メールは、主題(タイトル)201、宛先202、送信者203、およびメール本文204を含むテキストデータで構成される。本実施の形態では、電子メールの主題201に、所定形式で記述された再生日時205が含まれているか否かで、再生日時の指定の有無を判断している。図5(A)に示す例では、年月日を示す数字列と時刻を示す数字列とをアンダーラインで連結した形式で再生日時205を記述している。
受信した電子メールに再生日時205の指定がない場合(S102でNO)、電子メーラ部104は、この電子メールのメール本文204を読み上げ対象メールに設定してS107に進む。一方、受信した電子メールに再生日時205の指定がある場合(S102でYES)、電子メーラ部104は、この電子メールに再生取消しの指示があるか否かをさらに判断する(S103)。
図5(B)は、再生取消しの指定を含む電子メールの一例を模式的に表した図である。図5(B)において、図5(A)に示す電子メールと同じものには同じ符号を付している。本実施の形態では、電子メールの主題201に、所定形式で記述された再生日時205に続けて、所定形式で記述された再生取消しの指示210が含まれているか否かで、再生取消しの指示の有無を判断している。図5(B)に示す例では、文字列「cancel」の先頭にアンダーラインを付加した形式で再生取消しの指示210を記述している。
受信した電子メールに再生取消しの指示210がない場合(S103でNO)、電子メーラ部104は、この電子メールのメール本文204を、この電子メールの送信者203および再生日時205に対応付けてメール記憶部109に記憶する(S104)。その後、電子メーラ部104は、この電子メールの登録が完了したことを通知するための電子メールを返信する(S110)。
一方、受信した電子メールに再生取消しの指示210がある場合(S103でYES)、電子メーラ部104は、この電子メールの送信者203および再生日時205に対応付けられてメール記憶部109に記憶されているこの電子メールのメール本文204を、メール記憶部109から削除する(S105)。その後、電子メーラ部104は、この電子メールの削除が完了したことを通知するための電子メールを返信する(S110)。
また、主制御部111は、例えば定期的にメール記憶部109を参照し、再生日時205が到来した電子メールがあるか否かを判断する(S106)。再生日時205が到来した電子メールがあるならば(S106でYES)、主制御部111は、この電子メールのメール本文204を読み上げ対象メールに設定してS107に進む。
S107において、主制御部111は、S102あるいはS106での処理により設定された読み上げ対象メールから、所定形式で記述されているURLを検索する。図5(A)に示す例では、電子メールのメール本文204に、URL207を、それがURLであることを示すタグで囲む形式で記述している。所定形式で記述されているURL207を検索できたならば(S107でYES)、S111(図4)に進む。
一方、所定形式で記述されているURL207を検索できなかったならば(S107でNO)、主制御部111は、読み上げ対象メールから、所定形式で記述されているキーワードをさらに検索する(S108)。図5(A)に示す例では、電子メールのメール本文204に、キーワード209を、それがキーワードであることを示すタグで囲む形式で記述している。所定形式で記述されているキーワード209を検索できたならば(S108でYES)、S114(図4)に進む。
一方、所定形式で記述されているキーワード209を検索できなかったならば(S108でNO)、主制御部111は、読み上げ対象メールのうち、テキスト−音声変換部107への未入力部分の先頭から最後までのテキストデータを、テキスト−音声変換部107に入力する。これを受けて、テキスト−音声変換部107は、入力されたテキストデータを音声データに変換し、この音声データをオーディオ出力部108から出力する(S109)。その後、主制御部111は、電子メーラ部104に、読み上げ対象メールに対応付けられてメール記憶部109に記憶されている送信者203を通知して、再生完了の通知を指示する。これを受けて、電子メーラ部104は、この送信者203に対して、再生完了を通知するための電子メールを送信する(S110)。
S111において、主制御部111は、読み上げ対象メールのうち、テキスト−音声変換部107への未入力部分の先頭から、所定形式で記述されているURL207までのテキストデータを、テキスト−音声変換部107に入力する。これを受けて、テキスト−音声変換部107は、入力されたテキストデータを音声データに変換し、この音声データをオーディオ出力部108から出力する。図5(A)に示す例では、メール本文204の先頭から、所定形式で記述されているURL207までのテキストデータ206が音声データに変換され、この音声データがオーディオ出力部108から出力される。
次に、主制御部111は、Webブラウザ部105に、S107で検出したURL207を通知する。これを受けて、Webブラウザ部105は、通知されたURL207により特定されるWebサイトにアクセスして、Webデータをダウンロードする。そして、このWebデータを主制御部111に渡す(S112)。
主制御部111は、Webブラウザ部105からWebデータを受け取ると、このWebデータのうち、テキストデータをテキスト−音声変換部107に入力する。これを受けて、テキスト−音声変換部107は、入力されたテキストデータを音声データに変換し、この音声データをオーディオ出力部108から出力する(S113)。その後、S107に戻る。
また、S114において、主制御部111は、読み上げ対象メールのうち、テキスト−音声変換部107への未入力部分の先頭から、所定形式で記述されているキーワード209までのテキストデータを、テキスト−音声変換部107に入力する。これを受けて、テキスト−音声変換部107は、入力されたテキストデータを音声データに変換し、この音声データをオーディオ出力部108から出力する。図5(A)に示す例では、メール本文204において、所定形式で記述されているURL207から、所定形式で記述されているキーワード209までのテキストデータ208が音声データに変換され、この音声データがオーディオ出力部108から出力される。
次に、主制御部111は、アドレス記憶部110を参照し、S108で検出したキーワード209に対応付けられているURLを特定する(S115)。そして、Webブラウザ部105に、この特定したURLを通知する。これを受けて、Webブラウザ部105は、通知されたURLにより特定されるWebサイトにアクセスして、Webデータをダウンロードする。そして、このWebデータを主制御部111に渡す(S116)。
主制御部111は、Webブラウザ部105からWebデータを受け取ると、このWebデータのうち、テキストデータをテキスト−音声変換部107に入力する。これを受けて、テキスト−音声変換部107は、入力されたテキストデータを音声データに変換し、この音声データをオーディオ出力部108から出力する(S117)。その後、S107に戻る。
次に、図1に示す通信システムの動作例を説明する。
図6は、図1に示す通信システムの第一の動作例を説明するためのシーケンス図である。この例では、IP端末3から通信装置1に、図5(A)に示す電子メールが送信された場合の動作を示している。なお、ここでは、IP端末3が通信装置1に電子メールを送信しているが、例えば図示していない、無線端末やIP端末から、WAN6を介して通信装置1に電子メールを送信することもできる。
先ず、IP端末3は、ユーザの指示に従い、再生日時205が指定された電子メールを通信装置1に送信する(S201)。これを受けて、通信装置1は、この電子メールのメール本文204を、この電子メールの送信者203および再生日時205に対応付けて保存する(S202)。また、通信装置1は、この電子メールの送信者203(IP端末3)に、登録が完了したことを通知するための電子メールを送信する(S203)。
さて、通信装置1は、指定された再生日時205が到来すると(S204)、メール本文204のうち、先頭から、所定形式で記述されたURL207までのテキストデータ206を音声データに変換し、この音声データを出力する(S205)。
次に、通信装置1は、所定形式で記述されたURL207、つまりURLであることを示すタグで囲まれた記述「http://www.kaisya.com/」を特定する(S206)。そして、「http://www.kaisya.com/」により特定されるWAN6上のWebサイトにアクセスして(S207)、Webデータをダウンロードする(S208)。それから、通信装置1は、このWebデータのうちのテキストデータを音声データに変換し、この音声データを出力する(S209)。
次に、通信装置1は、メール本文204のうち、所定形式で記述されたURL207から、所定形式で記述されたキーワード209までのテキストデータ208を音声データに変換し、この音声データを出力する(S210)。
次に、通信装置1は、所定形式で記述されたキーワード209の内容、つまりキーワードであることを示すタグで囲まれた記述「天気予報」を特定する(S211)。そして、「天気予報」に対応付けられてアドレス記憶部110に記憶されているURLをさらに特定する(S212)。それから、通信装置1は、この特定したURLにより特定されるWAN6上のWebサイトにアクセスして(S213)、Webデータをダウンロードする(S214)。そして、このWebデータのテキスト部分のデータを音声データに変換し、この音声データを出力する(S215)。
次に、通信装置1は、メール本文204中のすべてのテキストデータの音声変換が完了したことを確認して、この電子メールの送信者203(IP端末3)に、再生完了を通知するための電子メールを送信する(S216)。
図7は、図1に示す通信システムの第二の動作例を説明するためのシーケンス図である。この例では、IP端末3から通信装置1に、図5(B)に示す電子メールが送信された場合の動作を示している。
先ず、IP端末3は、ユーザの指示に従い、図6のS201で送信した電子メールの主題201に記述されている再生日時205に再生取消しの指示210を付加して、この電子メールを再送する(S301)。
これを受けて、通信装置1は、この電子メールの送信者203および再生日時205に対応付けられている電子メールであって、登録されたメール本文204の内容がこの電子メールのメール本文204と一致する電子メールを、自通信装置1に保存されている電子メールの中から検索して削除する(S302)。
その後、通信装置1は、この電子メールの送信者203(IP端末3)に、削除が完了したことを通知するための電子メールを送信する(S303)。
以上、本実施の形態について説明した。
本実施の形態の通信装置1は、受信した電子メールの主題201から、所定形式で記述されている再生日時205を取得して、この再生日時205に対応付けて、この電子メールのメール本文204を保存する。そして、再生日時205が到来したならば、このメール本文204を音声データに変換して出力する。したがって、電子メールの送信者は、所望のタイミングで、音声により、電子メールの受信者に電子メールの内容を知らせることが可能となる。
また、本実施の形態の通信装置1は、受信した電子メールの主題201から取得した再生日時205に、所定形式で記述されている再生取消しの指示201が付加されているならば、この再生日時205に対応付けられて自通信装置1に保存されているメール本文204であって、この電子メールのメール本文204と内容が一致するメール本文204を削除する。したがって、電子メールの送信者は、電子メールの主題201に再生取消しの指示210を追記して、この電子メールを再送することにより、この電子メールの内容の音声による通知を簡単に取り消すことができる。
また、本実施の形態の通信装置1は、再生日時205が到来した電子メールのメール本文204に、所定形式で記述されたURL207が含まれている場合に、このURL207により特定されるWebサイトにアクセスしてWebデータをダウンロードし、このWebデータのテキスト部分を音声データに変換して出力する。したがって、電子メールの送信者は、電子メールの受信者に知らせたい内容が掲載されたWebサイトのURL207を、電子メールのメール本文204に所定の形式で記述しておくことにより、この内容を電子メールのメール本文204に詳細に記載する必要がなくなり、利便性が向上する。
また、本実施の形態の通信装置1は、再生日時205が到来した電子メールのメール本文204に、所定形式で記述されたキーワード209が含まれている場合に、このキーワード209に対応付けられて予め記憶されているURLにより特定されるWebサイトにアクセスしてWebデータをダウンロードし、このWebデータのテキスト部分を音声データに変換して出力する。したがって、電子メールの送信者は、電子メールの受信者に知らせたい内容のキーワード209を電子メールのメール本文204に所定の形式で記述しておくことにより、この内容を電子メールのメール本文204に詳細に記載する必要がなくなり、利便性が向上する。
また、本実施の形態の通信装置1は、電子メールのメール本文204中に、所定形式で記述されたURL207あるいはキーワード209がある場合に、これらのメール本文204中における記述位置でメール本文204の音声データへの変換を中断して、このURL207あるいはこのキーワード209に対応するURLにより特定されるWebサイトからダウンロードしたWebデータの音声データへの変換を開始する。そして、Webデータの音声データへの変換が終了したならば、メール本文204の音声データへの変換を再開する。したがって、電子メールの送信者は、電子メールの受信者に知らせたい内容が掲載されたWebサイトのURL207やキーワード209を所定の形式で電子メールのメール本文204中の適切な位置に記述しておくことにより、自身のコメント等を添えて知らせたいWebサイトの内容を電子メールの受信者に音声で通知することが可能となり、利便性がさらに向上する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態において、通信装置1は、WebサイトからダウンロードしたWebデータにおいて、音声再生のためのプラグイン(音声再生プラグインと呼ぶ)が指定されている場合、Webデータの音声データへの変換をすることなく、音声再生プラグインの再生データを出力するようにしてもよい。
具体的には、Webブラウザ部105は、WebサイトからダウンロードしたWebデータに音声再生プラグインの起動が指定されているか否かを調べ、音声再生プラグインの起動が指定されているならば、Webデータを主制御部111に渡す代わりに、この音声再生プラグインの再生データを主制御部111に渡す。これを受けて、主制御部111は、Webブラウザ部105から受け取った再生データをオーディオ出力部108から出力する。
また、上記実施の形態において、通信装置1は、電子メールのメール本文204中に所定形式で記述されているキーワード209に対応するURLが予め登録されていない場合、所定の検索エンジンサイトにアクセスして、このキーワード209にヒットする何れかのWebサイトからWebデータをダウンロードし、このWebデータを音声データに変換し出力するようにしてもよい。
具体的には、主制御部111は、電子メールのメール本文204から抽出したキーワード209に対応するURLがアドレス記憶部110に記憶されていない場合、Webブラウザ部105に、このキーワード209を通知して検索を指示する。これを受けて、Webブラウザ部105は、デフォルト設定されている検索エンジンサイトにアクセスしてキーワード209の検索を実施して、その検索結果を示す画面のWebデータをダウンロードする。そして、このWebデータに記述されている何れかのURL(例えば最初に記述されているURL)にアクセスして、WebサイトからWebデータをダウンロードする。さらに、このWebデータのテキスト部分を音声データに変換し、この音声データをオーディオ出力部108から出力する。
また、上記実施の形態において、電子メールのメール本文204の音声データへの変換を繰り返し実施できるようにするために、例えば毎月の決められた日時、毎日の決められた時刻、あるいは毎週の決められた曜日の時刻というような形式で再生日時205を指定できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、再生日時205または再生取消しの指示210は電子メールの主題201に記述されているが、他の記述と識別可能な形式(例えば電子メールのメール本文204の冒頭に識別子とともに記述される等)であれば、電子メールのメール本文204に記述されていてもよい。
また、上記実施の形態において、通信装置1は、音声データに変換するテキストデータおよびその再生日時205の指定に電子メールを用いている。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、通信装置1に、Webサーバ機能を搭載して、Web上で設定画面を公開し、この設定画面を介して、IP端末3等のユーザから、再生日時、送信者のアドレス、および音声データに変換するテキストデータを受け付けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、通信装置1の構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実行されるものでもよい。あるいは、DSP(Digital Signal Processor)によりソフト的に実行されるものでもよい。もしくは、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、モデム、およびNIC(Network Interface Card)を備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが、所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
また、上記実施の形態では、通信装置1として、IP端末3およびアナログ端末4をWAN6に接続するゲートウェイを例に取り説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、例えばIP端末3にも適用可能である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る通信装置1を含む通信システムの概略図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る通信装置1の概略構成図である。 図3は、本発明の一実施の携帯に係る通信装置1のテキスト読み上げ処理を説明するためのフロー図である。 図4は、本発明の一実施の携帯に係る通信装置1のテキスト読み上げ処理を説明するためのフロー図である。 図5(A)は、再生日時の指定を含む電子メールの一例を模式的に表した図であり、図5(B)は、再生取消しの指定を含む電子メールの一例を模式的に表した図である。 図6は、図1に示す通信システムの第一の動作例を説明するためのシーケンス図である。 図7は、図1に示す通信システムの第二の動作例を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
1:通信装置、2:回線終端装置、3:IP端末、4:アナログ端末、5:スピーカ、6:WAN、7:LAN、8:アナログ電話線、101:WANインターフェース部、102:LANインターフェース部、103:FXSインターフェース部、104:電子メーラ部、105:Webブラウザ部、106:ゲートウェイ処理部、107:テキスト−音声変換部、108:オーディオ出力部、109:メール記憶部、110:アドレス記憶部、111:主制御部、112:内部バス

Claims (7)

  1. スピーカあるいはスピーカ端子を備えた通信装置であって、
    入力されたテキストデータを音声データに変換するテキスト−音声変換手段と、
    ネットワークを介して第一のテキストデータを受信するテキスト受信手段と、
    前記第一のテキストデータから、所定形式で記述されている再生日時を取得する再生日時取得手段と、
    前記再生日時取得手段により前記第一のテキストデータから取得された再生日時に対応付けて当該第一のテキストデータを記憶するテキスト記憶手段と、
    現在日時に対応付けられて前記テキスト記憶手段に記憶されている前記第一のテキストデータを前記テキスト−音声変換手段に入力して音声データに変換し、当該音声データを前記スピーカあるいはスピーカ端子から出力する主制御手段と、を有し、
    前記主制御手段は、
    前記再生日時取得手段により前記第一のテキストデータから取得された再生日時に再生取消しの指示が付加されている場合に、当該再生日時に対応付けられて前記テキスト記憶手段に記憶されている当該第一のテキストデータを前記テキスト記憶手段から削除する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. スピーカあるいはスピーカ端子を備えた通信装置であって、
    入力されたテキストデータを音声データに変換するテキスト−音声変換手段と、
    ネットワークを介して第一のテキストデータを受信するテキスト受信手段と、
    前記第一のテキストデータから、所定形式で記述されている再生日時を取得する再生日時取得手段と、
    前記再生日時取得手段により前記第一のテキストデータから取得された再生日時に対応付けて当該第一のテキストデータを記憶するテキスト記憶手段と、
    現在日時に対応付けられて前記テキスト記憶手段に記憶されている前記第一のテキストデータを前記テキスト−音声変換手段に入力して音声データに変換し、当該音声データを前記スピーカあるいはスピーカ端子から出力する主制御手段と、
    キーワードとアドレスとの対応関係を記憶するアドレス記憶手段と、有し
    前記主制御手段は、
    現在日時に対応付けられて前記テキスト記憶手段に記憶されている前記第一のテキストデータに、所定形式で記述されているキーワードが含まれているか否かを判断し、当該キーワードが含まれているならば、当該キーワードに対応付けられて前記アドレス記憶手段に記憶されているアドレスを前記テキスト取得手段に入力して前記第二のテキストデータを取得し、当該第二のテキストデータを前記テキスト−音声変換手段に入力して音声データに変換し、当該音声データを前記スピーカあるいはスピーカ端子から出力する
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置であって、
    入力されたアドレスに前記ネットワークを介してアクセスして、第二のテキストデータを取得するテキスト取得手段をさらに有し、
    前記主制御手段は、
    現在日時に対応付けられて前記テキスト記憶手段に記憶されている前記第一のテキストデータに、所定形式で記述されているアドレスが含まれているか否かを判断し、当該アドレスが含まれているならば、当該アドレスを前記テキスト取得手段に入力して前記第二のテキストデータを取得し、当該第二のテキストデータを前記テキスト−音声変換手段に入力して音声データに変換し、当該音声データを前記スピーカあるいはスピーカ端子から出力する
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項2に記載の通信装置であって、
    キーワードとアドレスとの対応関係を記憶するアドレス記憶手段をさらに有し
    前記主制御手段は、
    現在日時に対応付けられて前記テキスト記憶手段に記憶されている前記第一のテキストデータに、所定形式で記述されているキーワードが含まれているか否かを判断し、当該キーワードが含まれているならば、当該キーワードに対応付けられて前記アドレス記憶手段に記憶されているアドレスを前記テキスト取得手段に入力して前記第二のテキストデータを取得し、当該第二のテキストデータを前記テキスト−音声変換手段に入力して音声データに変換し、当該音声データを前記スピーカあるいはスピーカ端子から出力する
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 請求項2乃至4の何れかの一項に記載の通信装置であって、
    前記主制御手段は、
    前記第一のテキストデータにおける前記所定形式の記述の位置で、当該第一のテキストデータの、前記テキスト−音声変換手段への入力を中断して、前記第二のテキストデータを前記テキスト−音声変換手段に入力し、当該第二のテキストデータの、前記テキスト−音声変換手段への入力終了後に、当該第一のテキストデータの、前記テキスト−音声変換手段への入力を再開する
    ことを特徴とする通信装置。
  6. 請求項乃至5の何れか一項に記載の通信装置であって、
    前記アドレスは、URLであり、
    前記第二のテキストデータは、ハイパーテキストデータである
    ことを特徴とする通信装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の通信装置であって、
    前記第一のテキストデータは、電子メールであり、
    前記再生日時取得手段は、
    前記電子メールの主題から、前記所定形式で記述されている再生日時を取得する
    ことを特徴とする通信装置。
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