JP5111833B2 - 高圧水素製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水の電気分解により高圧の水素ガスを製造する高圧水素製造装置に関するものである。
従来、図3に示すように、固体高分子電解質膜2と、その両側に相対向して設けられたカソード給電体3、アノード給電体4と、各給電体3,4に積層されたカソード側セパレータ5、アノード側セパレータ6とを備える高圧水素製造装置21が知られている。
高圧水素製造装置21では、各給電体3,4は多孔質部材からなり、それぞれセパレータ5,6を介して通電されるようになっている。また、カソード側セパレータ5にはカソード給電体3が露出するカソード側流体通路7が設けられており、アノード側セパレータ6にはアノード給電体4が露出するアノード側流体通路8が設けられている。
そこで、アノード側流体通路8に水を供給すると共に、セパレータ5,6を介して給電体3,4に通電すると、流体通路8に供給された水が電気分解され、水素イオンと酸素ガスとが生成する。前記水素イオンは、固体高分子電解質膜2を透過してカソード側に移動し、カソード給電体3から電子を受け取って水素ガスとなる。この結果、高圧水素製造装置21では、カソード側流体通路7に高圧の水素ガスを得ることができる。一方、アノード側流体通路8で生成した酸素ガスは、前記水と共に排出される。
ところが、高圧水素製造装置21では、前記のように酸素ガスを排出すると、固体高分子電解質膜2の両側で圧力のバランスが崩れるという問題がある。前記圧力のバランスが崩れると、固体高分子電解質膜2とアノード給電体3とが、生成した水素の圧力によりアノード側セパレータ6方向に圧縮される。この結果、固体高分子電解質膜2は厚さが低減し、カソード給電体3との間に間隙を生じて両者の接触抵抗が大きくなり、電解電圧が増大するために高圧水素製造装置21の性能が低下する。
前記問題を解決するために、固体高分子電解質膜2、各給電体3,4、各セパレータ5,6を、各セパレータ5,6に積層された絶縁部材12,12を介してエンドプレート14,14により挟持し、エンドプレート14,14に取着されたボルト18とナット19とにより締め付けて押圧することが行われている。しかし、生成する水素ガスが高圧になると、各給電体3,4、各セパレータ5,6の加工精度により必要な締め付け圧が大きく異なるために、非常に精密なトルク管理が要求されることになる。
また、前記問題を解決するために、高圧水素製造装置21のカソード側のエンドプレート14にシリンダを設け、該シリンダにピストンを進退自在に配設すると共に、該シリンダ内に生成した水素ガスを導入する構成を備える装置が知られている(特許文献1参照)。また、前記シリンダ内に前記水素ガスを導入するか、または該シリンダ内に圧縮バネを配設した構成を備える装置が知られている(特許文献2参照)。
前記装置によれば、前記シリンダに導入された水素ガスの圧力により、または前記シリンダ内に配設された圧縮バネの応力により、前記ピストンをカソード側セパレータ5に押圧することにより、流体通路7内の水素ガスの圧力を打ち消すことができる。
しかしながら、高圧水素製造装置21では、前記ピストンの押圧力により生成する水素ガスの圧力を相殺しようとしても、生成する水素ガスにより固体高分子電解質膜2が変形するような高圧領域において、該ピストンの押圧力よりも生成する水素ガスの圧力の方が大きい場合には、固体高分子電解質膜2の変形が各給電体3,4の設けられている部分で、各セパレータ5,6で密封されている部分よりも大きくなる。従って、固体高分子電解質膜2とカソード給電体3との間の接触抵抗が大きくなるという不都合がある。
特開2006−117987号公報 特開2003−160891号公報
本発明は、かかる不都合を解消して、高圧の水素ガスによる固体高分子電解質膜とカソード側給電体との離間を防止して、優れた電解効率を得ることができる高圧水素製造装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、固体高分子電解質膜と、該固体高分子電解質膜の内周部で該固体高分子電解質膜の両側に相対向して設けられたカソード給電体及びアノード給電体と、該固体高分子電解質膜及び該カソード給電体に積層されたカソード側セパレータと、該固体高分子電解質膜及び該アノード給電体に積層されたアノード側セパレータと、該カソード側セパレータに設けられ該カソード給電体が露出するカソード側流体通路と、該アノード側セパレータに設けられ該アノード給電体が露出するアノード側流体通路とを備え、該アノード側流体通路に水を供給して、各給電体に通電することにより、該アノード側流体通路に供給された水を電気分解し、該カソード側流体通路に10〜70MPaである高圧の水素ガスを生成させる高圧水素製造装置において、該カソード側セパレータを、該カソード給電体と該固体高分子電解質膜に押圧するピストンと、該ピストンを進退自在に収容するシリンダと、該カソード側流体通路と該シリンダとを接続して該カソード側流体通路に生成した高圧の水素ガスの一部を該シリンダ内に導入する接続路と、該シリンダ内に配設されて該ピストンを該固体高分子電解質膜方向に付勢する弾性体を備え、該カソード給電体の外周側であって、該固体高分子電解質膜が該カソード側セパレータと該アノード側セパレータとによって挟持されている密封部分は、該カソード側流体通路内で生成する高圧水素ガスの圧力と等しい圧力で押圧されることで、該固体高分子電解質膜を平滑化すると共に、該ピストンの該シリンダ内の高圧の水素ガスからの受圧面積S とし、該カソード側セパレータの該固体高分子電解質膜に対向する面積をS とした場合に、前記S とS との関係はd=(S −S )/S で表され、前記dは−0.1〜0.5の範囲となることを特徴とする。
本発明の高圧水素製造装置では、前記ピストンは、前記接続路を介して前記シリンダ内に導入される前記水素ガスの一部の圧力により、前記カソード側セパレータに押圧される。一方、前記カソード側セパレータは、前記カソード側流体通路内に生成した高圧の水素ガスの圧力により、前記ピストン側に押圧される。
そこで、前記ピストンによれば、該ピストンの前記シリンダ内の高圧の水素ガスからの受圧面積と、該カソード側セパレータのカソード給電体に接する面の面積との差に、前記カソード側流体通路内に生成した高圧の水素ガスの圧力を乗じた荷重が、前記固体高分子電解質膜に印加される。
また、前記弾性体の応力は、前記ピストンを介して、前記カソード側セパレータに作用する。そこで、前記弾性体によれば、前記カソード側セパレータの前記固体高分子電解質膜に接する面の面積に、該弾性体の応力を乗じた荷重が、前記固体高分子電解質膜に印加される。
すなわち、前記固体高分子電解質膜に印加される荷重は、前記ピストンによる荷重と、前記弾性体による荷重との合計荷重であり、該合計荷重を該固体高分子電解質膜の前記カソード側セパレータに接する面の面積で除することにより、該ピストンによる該固体高分子電解質膜が該カソード側給電体に接している部分にかかる圧力が求められる。
そこで、本発明の高圧水素製造装置では、前記ピストンの前記シリンダ内の高圧の水素ガスからの受圧面積と、該カソード側セパレータの該カソード給電体に接する面の面積と、前記弾性体の応力とを調整して、該ピストンによる該固体高分子電解質膜が該カソード側給電体に接している部分にかかる圧力を3〜10MPaの範囲の圧力とする。この結果、本発明の高圧水素製造装置によれば、固体高分子電解質膜とカソード側給電体との間隙を小さなものとして、電解電圧の上昇を防止し、優れた電解効率を得ることができる。
前記ピストンによる前記固体高分子電解質膜が前記カソード側給電体に接している部分にかかる圧力が、3MPa未満であるか、または10MPaを超えるときには、共に電解電圧が高くなる。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本実施形態の高圧水素製造装置の構成を示す説明的断面図であり、図2はピストンによる固体高分子電解質膜がカソード側給電体に接している部分にかかる圧力と電解電圧との関係を示すグラフである。
図1に示すように、本実施形態の高圧水素製造装置1は、固体高分子電解質膜2と、その両側に相対向して設けられたカソード給電体3、アノード給電体4と、各給電体3,4に積層されたカソード側セパレータ5、アノード側セパレータ6とを備えている。カソード給電体3、アノード給電体4は、固体高分子電解質膜2の内周部に設けられており、カソード給電体3、アノード給電体4の外周側の固体高分子電解質膜2は、カソード側セパレータ5、アノード側セパレータ6により密封されている。
カソード側セパレータ5にはカソード側流体通路7が設けられ、カソード側流体通路7にはカソード給電体3が露出している。一方、アノード側セパレータ6にはアノード側流体通路8が設けられ、アノード側流体通路8にはアノード給電体4が露出している。
アノード側流体通路8には、水を供給する給水口9と、アノード側流体通路8内で生成した酸素ガスを水と共に排出する排水口10とが設けられている。また、カソード側流体通路7には、カソード側流体通路7内で生成した高圧水素ガスを取り出す水素ガス取出口11が設けられている。尚、給水口9、排水口10、水素ガス取出口11には、それぞれ図示しない開閉弁が備えられている。
カソード側セパレータ5には、その上に積層された絶縁部材12を介してピストン13が圧接されており、ピストン13はその基部が高圧水素製造装置1のカソード側エンドプレート14に設けられたシリンダ15に進退自在に配設されている。カソード側流体通路7は、水素ガス取出口11から分岐する接続路16を介してシリンダ15に接続されており、カソード側流体通路7内で生成した高圧水素ガスの一部がシリンダ15に導入されるようになっている。
また、シリンダ15内には、ピストン13をカソード側セパレータ5方向に付勢する弾性体としての皿バネ17が配設されている。皿バネ17としては、カソード側流体通路7内で生成する高圧水素ガスの圧力にもよるが、例えば、3〜10MPaの範囲の応力を有するものを用いることができる。
一方、アノード側セパレータ6には、絶縁部材12を介して、高圧水素製造装置1のアノード側エンドプレート14が積層されている。
そして、エンドプレート14,14は、両者の間に掛け渡されたボルト18と、ボルト18に螺着されたナット19とにより締め付けられて固定されている。
高圧水素製造装置1では、アノード側セパレータ6に設けられた給水口9からアノード側流体通路8に水を供給すると共に、図示しない電源装置により各セパレータ5,6を介して各給電体3,4に通電する。このようにすると、アノード側流体通路8に供給された水が多孔質部材からなるアノード給電体4内で電気分解され、水素イオンと酸素ガスとが生成する。前記水素イオンは、アノード給電体4内を通過して固体高分子電解質膜2に接触し、さらに固体高分子電解質膜2を透過してカソード給電体3側に移動し、カソード給電体3から電子を受け取って水素ガスとなる。
高圧水素製造装置1では、カソード給電体3もまた前記多孔質部材からなるので、前記水素ガスは、カソード給電体3内を通過して、カソード側流体通路7に至る。この結果、高圧水素製造装置1では、カソード側流体通路7に高圧水素ガスを得ることができ、該高圧水素ガスはカソード側流体通路7に設けられた水素ガス取出口11から取出される。一方、アノード側流体通路8で生成した酸素ガスは、アノード側流体通路8に設けられた排水口10から前記水と共に排出される。
ところで、高圧水素製造装置1では、前述のように酸素ガスを排出すると、カソード側とアノード側とで圧力のバランスが崩れ、カソード側流体通路7内で生成した高圧水素ガスの圧力により固体高分子電解質膜2が圧縮されて変形し、カソード給電体3との間に間隙を生じて電解効率が低下することが懸念される。しかし、高圧水素製造装置1では、ピストン13のシリンダ15内の高圧の水素ガスからの受圧面積(以下、ピストン13の面積と略記する)と、カソード側セパレータ5の固体高分子電解質膜2に接する面の面積(以下、セパレータ5の面積と略記する)と、皿バネ17の応力とを調整することにより、ピストン13による固体高分子電解質膜2がカソード側給電体3に接している部分にかかる圧力を3〜10MPaの範囲の圧力とするようになっている。
この結果、固体高分子電解質膜2とカソード給電体3との間に生じる間隙を小さいものとし、電解電圧の上昇を防止して、電解電圧が低くすることができる。
次に、ピストン13による固体高分子電解質膜2がカソード側給電体3に接している部分にかかる圧力の求め方について説明する。
まず、シリンダ15内にはカソード側流体通路7内で生成した高圧水素ガスの一部が導入されているので、ピストン13は該高圧水素ガスの圧力によりカソード側セパレータ5側に押圧されている。そこで、ピストン13の面積をSとし、前記高圧水素ガスの圧力をPH2とすると、ピストン13の該高圧水素ガスによるカソード側セパレータ5方向への荷重は、
H2×S ・・・(1)
で表すことができる。
次に、皿バネ17の応力は、ピストン13を介してカソード側セパレータ5に作用している。そこで、皿バネ17の応力をTとし、カソード側セパレータ5のカソード給電体3に接する面(以下、カソード給電体3部分と略記する)の面積をS、固体高分子電解質膜2がセパレータ5,6で密封されている部分(以下、密封部分と略記する)の面積をSとすると、皿バネ17によりカソード側セパレータ5を介して固体高分子電解質膜2にかかる荷重は、
T×(S+S) ・・・(2)
で表すことができる。
従って、ピストン13によるカソード側セパレータ5方向への全荷重は(1)と(2)との和であり、
H2×S + T×(S+S
で表すことができる。
次に、カソード側セパレータ5は前記高圧水素ガスの圧力によりピストン13方向に押圧されている。すなわち、カソード側セパレータ5には、ピストン13のカソード側セパレータ5方向への荷重に対する反力が作用している。そこで、カソード側セパレータ5の受ける反力は、
H2×S ・・・(3)
で表すことができる。
固体高分子電解質膜2とカソード給電体3との間隙を小さくするためには、前記カソード給電体3部分と該密封部分とでの固体高分子電解質膜2の変形量の差を解消し、固体高分子電解質膜2を平滑化する必要がある。そこで、カソード給電体3の外周側の前記密封部分に、カソード給電体3が設けられている部分と同一の圧力をかけ、該密封部分を流体通路7内部で生成する高圧水素ガスの圧力と等しい圧力で押圧する。
このとき、ピストン13により、前記密封部分をカソード給電体3が設けられている部分と同一の圧力で圧縮するために必要な荷重は、
H2×S ・・・(4)
で表すことができる。
次に、ピストン13による、固体高分子電解質膜2がカソード給電体3に接している部分にかかる圧力をPとすると、該部分で固体高分子電解質膜2にかかる荷重は、
P×(S+S) ・・・(5)
で表すことができる。
ここで、固体高分子電解質膜2にかかる荷重は、(4)と(5)との和であり、これはピストン13によるカソード側セパレータ5方向への全荷重((1)と(2)との和)とカソード側セパレータ5の受ける反力(3)との差に等しい。従って、固体高分子電解質膜2の面積(S+S)=Sとすると、Pは次式(6)で表すことができる。
P={(S− S)/S}×PH2+T ・・・(6)
次に、皿バネ17の応力Tを3MPa、5MPa、7MPa、10MPaとしたときのそれぞれの場合について、ピストン13の面積S、固体高分子電解質膜2の面積Sと、生成する水素ガスの圧力PH2とに対する、ピストン13による固体高分子電解質膜2がカソード側給電体3に接している部分にかかる圧力Pを表1〜4に示す。表1は皿バネ17の応力Tが3MPaの場合、表2は皿バネ17の応力Tが5MPaの場合、表3は皿バネ17の応力Tが7MPaの場合、表4は皿バネ17の応力Tが10MPaの場合である。尚、ピストン13の面積Sと、固体高分子電解質膜2の面積Sとの関係をdで示す。dは次式(7)で示すことができる。
d=(S− S)/S ・・・(7)
Figure 0005111833
Figure 0005111833
Figure 0005111833
Figure 0005111833
次に、表1〜4に示すピストン13による固体高分子電解質膜2がカソード側給電体3に接している部分にかかる圧力Pに対する電解電圧を図2に示す。図2から、ピストン13による固体高分子電解質膜2がカソード側給電体3に接している部分にかかる圧力Pが3〜10MPaの範囲であることにより、高圧水素製造装置1における電解電圧が極めて低くなり、優れた電解効率を得られることが明らかである。前記電解電圧は、ピストン13による固体高分子電解質膜2がカソード側給電体3に接している部分にかかる圧力Pを前記範囲の圧力とすることにより、固体高分子電解質膜2とカソード給電体3との間隙を小さくすることができることによるものと考えられる。
尚、表1〜4に、固体高分子電解質膜2にかかる応力Pが3〜10MPaの範囲となる領域を太線で囲んで示す。
本発明の高圧水素製造装置の一構成例を示す説明的断面図。 固体高分子電解質膜にかかる応力と電解電圧との関係を示すグラフ。 従来の高圧水素製造装置の一構成例を示す説明的断面図。
符号の説明
1…高圧水素製造装置、 2…固体高分子電解質膜、 3…カソード給電体、 4…アノード給電体、 5…カソード側セパレータ、 6…アノード側セパレータ、 7…カソード側流体通路、 8…アノード側流体通路、 13…ピストン、 15…シリンダ、 16…接続路、 17…弾性体。

Claims (2)

  1. 固体高分子電解質膜と、該固体高分子電解質膜の内周部で該固体高分子電解質膜の両側に相対向して設けられたカソード給電体及びアノード給電体と、該固体高分子電解質膜及び該カソード給電体に積層されたカソード側セパレータと、該固体高分子電解質膜及び該アノード給電体に積層されたアノード側セパレータと、該カソード側セパレータに設けられ該カソード給電体が露出するカソード側流体通路と、該アノード側セパレータに設けられ該アノード給電体が露出するアノード側流体通路とを備え、
    該アノード側流体通路に水を供給して、各給電体に通電することにより、該アノード側流体通路に供給された水を電気分解し、該カソード側流体通路に10〜70MPaである高圧の水素ガスを生成させる高圧水素製造装置において、
    該カソード側セパレータを、該カソード給電体と該固体高分子電解質膜に押圧するピストンと、該ピストンを進退自在に収容するシリンダと、該カソード側流体通路と該シリンダとを接続して該カソード側流体通路に生成した高圧の水素ガスの一部を該シリンダ内に導入する接続路と、該シリンダ内に配設されて該ピストンを該固体高分子電解質膜方向に付勢する弾性体を備え、
    該カソード給電体の外周側であって、該固体高分子電解質膜が該カソード側セパレータと該アノード側セパレータとによって挟持されている密封部分は、該カソード側流体通路内で生成する高圧水素ガスの圧力と等しい圧力で押圧されることで、該固体高分子電解質膜を平滑化すると共に、
    該ピストンの該シリンダ内の高圧の水素ガスからの受圧面積S とし、該カソード側セパレータの該固体高分子電解質膜に対向する面積をS とした場合に、前記S とS との関係はd=(S −S )/S で表され、前記dは−0.1〜0.5の範囲となることを特徴とする高圧水素製造装置。
  2. 請求項1記載の高圧水素製造装置において、前記弾性体の応力は3〜10MPaの範囲の圧力とすることを特徴とする高圧水素製造装置。
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