JP5109575B2 - 情報処理装置、テープ印刷装置、情報処理装置の文字列表示方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、テープ印刷装置、情報処理装置の文字列表示方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、定長領域の長さを予め設定する機能を有する情報処理装置、テープ印刷装置、情報処理装置の文字列表示方法およびプログラムに関する。
従来、ユーザが予め印刷テープの長さを設定することで所望の長さの印刷テープを作成する機能、いわゆる定長印刷機能を有するテープ印刷装置が知られている。このテープ印刷装置では、ユーザが入力した文字列に基づく印刷画像が予め設定された定長領域(定長範囲)に収まらない場合、印刷画像を縮小して定長領域に収まるようにする(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−277837号公報
ところで、上記のテープ印刷装置では、入力した文字列に基づく印刷画像が定長領域に収まらない場合、最終的には「定長字余り」という警告表示をしてユーザにその旨を報知している。しかしながら、ユーザからみれば、定長領域に収まらないことは把握できるものの、一体どれくらいの文字数が字余りになっているのかを把握することは困難である。つまり、字余りの文字数を把握するためには、ユーザは警告表示が出なくなるまで、ある程度の文字の削除を繰り返し行う必要があり、手間がかかると共に入力した文字を忘れてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、定長領域の長さを超える文字列を入力したことにより字余りが発生した場合、ユーザが字余り分の文字および文字数を容易に把握することができる情報処理装置、テープ印刷装置、情報処理装置の文字列表示方法およびプログラムを提供する。
本発明の情報処理装置は、印字対象となる文字を入力する入力手段と、定長領域の長さを設定する定長設定手段と、入力された1以上の文字から成る文字列の長さを算出する文字列長算出手段と、算出された文字列の長さが、定長領域の長さを超過するか否かを判別する超過判別手段と、超過判別手段により文字列の長さ>定長領域の長さであると判別した場合、文字列の長さ≦定長領域の長さになるまで、最後に入力された文字から入力順序を遡って文字列から文字を差し引いた文字列の長さと、定長領域の長さと、を比較することで、超過した長さに相当する文字数を算出する超過文字数算出手段と、超過文字数算出手段による算出結果に基づいて、最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した文字数分の文字を超過文字とし、超過文字とそれ以外の文字とを識別可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記の情報処理装置において、表示手段は、文字列の長さが定長領域の長さを超過する原因が、既に入力済の文字列の途中に文字を挿入したことである場合、超過文字数算出手段による算出結果に基づいて、挿入した文字の最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した文字数分の文字を超過文字として表示することを特徴とする。
また、上記の情報処理装置において、表示手段は、超過文字を点滅させて表示すると共に超過文字以外の文字を通常表示することを特徴とする。
また、上記の情報処理装置において、表示手段は、超過文字の文字数をさらに数値表示することを特徴とする。
本発明のテープ印刷装置は、上記に記載の情報処理装置における各手段と、定長領域の長さに相当する印刷テープに、超過文字以外の文字を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理装置の文字列表示方法は、定長領域の長さを設定する定長設定工程と、入力された1以上の文字から成る文字列の長さを算出する文字列長算出工程と、算出された文字列の長さが、定長領域の長さを超過するか否かを判別する超過判別工程と、超過判別工程により文字列の長さ>定長領域の長さであると判別した場合、文字列の長さ≦定長領域の長さになるまで、最後に入力された文字から入力順序を遡って文字列から文字を差し引いた文字列の長さと、定長領域の長さと、を比較することで、超過した長さに相当する文字数を算出する超過文字数算出工程と、超過文字数算出工程による算出結果に基づいて、最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した文字数分の文字を超過文字とし、超過文字とそれ以外の文字とを識別可能に表示する表示工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記に記載の情報処理装置の文字列表示方法における各工程を実行させるためのものであることを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の情報処理装置は、印字対象となる文字を入力する入力手段と、定長領域の長さを設定する定長設定手段と、入力された1以上の文字から成る文字列の長さを算出する文字列長算出手段と、算出された文字列の長さが、定長領域の長さを超過するか否かを判別する超過判別手段と、超過判別手段により文字列の長さが定長領域の長さを超過したと判別された場合、当該超過した長さに相当する文字数を算出する超過文字数算出手段と、超過文字数算出手段による算出結果に基づいて、最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した文字数分の文字である超過文字を当該超過文字以外の文字と識別可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置の文字列表示方法は、定長領域の長さを設定する定長設定工程と、入力された1以上の文字から成る文字列の長さを算出する文字列長算出工程と、算出された文字列の長さが、定長領域の長さを超過するか否かを判別する超過判別工程と、超過判別工程により文字列の長さが定長領域の長さを超過したと判別した場合、当該超過した長さに相当する文字数を算出する超過文字数算出工程と、超過文字数算出工程による算出結果に基づいて、最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した文字数分の文字である超過文字を当該超過文字以外の文字と識別可能に表示する表示工程と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、入力された文字列(文字)の長さが定長領域の長さを超過する場合(入力された文字列が定長領域に収容できず、字余りが発生する場合)、定長領域を超過する文字数を算出する。そして、その算出結果に基づいて、最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過文字(超過した文字数分の文字)を当該超過文字以外の文字と識別できるように表示する。これにより、ユーザはどの文字が超過文字であり、何文字超過しているのかを容易に把握することができる。また、ユーザは超過文字および文字数を把握することで、後何文字削除すれば定長領域に収めることができるか、あるいは、文字列(単語)の一部が超過文字の対象となっている場合には、入力された文字列から超過文字を引いた文字数の文字列(単語)に変更すれば、入力された文字列が定長領域に収まるということを知ることができる。また、例えば、入力した文字列が定長領域を超えてしまう要因の1つとして、一旦文章を作成し、その後、修飾語句(文章の内容を分かり易くするための文字(文字列)、形容詞、副詞)などを挿入して文章の内容をより詳細にするような場合が考えられる。このような場合、文章の最後尾から定長を超えた部分を超過文字として削除すると、文章の意味が損なわれる。そこで、最後に挿入した文字から入力順序を遡って超過文字とすることで(上記の修飾語句の一部または全部に相当)、当該超過文字を削除/変更したとしても文意を損なわずに定長領域内に収めることができる。なお、定長領域とは貼付対象領域に貼付可能な長さの範囲をいう。
この場合、表示手段は、超過文字を点滅させて表示すると共に超過文字以外の文字を通常表示することが好ましい。
この構成によれば、超過文字を点滅させ、それ以外の文字を通常表示させることで、超過文字を一層際立たせることができ、ユーザに対して超過文字をより確実に伝えることができる。
これらの場合、表示手段は、超過文字の文字数をさらに数値表示することが好ましい。
この構成によれば、超過文字の文字数を数値表示することで、ユーザは何文字超過しているかを容易に把握することができる。
本発明のテープ印刷装置は、上記に記載の情報処理装置における各手段と、定長領域の長さに相当する印刷テープに、超過文字以外の文字を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、定長領域を超過する文字列が入力された場合、最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した超過文字および文字数を表示することで、ユーザは何文字削除すればよいのか、あるいは何文字の文字列に変更すれば定長領域に収まるのかを容易に把握することができる。そして、対象となる超過文字を削除/変更することで文章の意味を損ねることなく修正を行い、文字列を定長領域に収めることが容易となる。このため、貼付対象領域に貼付可能な長さ(定長)の印刷テープを印刷(作成)することが求められるテープ印刷装置に適用することで、より効果的である。
本発明のプログラムは、コンピュータに上記に記載の情報処理装置の文字列表示方法における各工程を実行させるためのものであることを特徴とする。
このプログラムを用いることにより、定長領域を超える文字列が入力され字余りが発生した場合、最後に入力された文字から超過した文字数分の超過文字を、当該超過文字以外の文字と識別可能に表示すると共に当該超過文字の文字数を表示することができる。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、情報処理装置の各手段(各工程)を適用した電子機器として、テープ状媒体に印刷を行うことによってラベルを作成するテープ印刷装置を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係るテープ印刷装置1の開閉蓋4を開いた状態の外観斜視図である。図1に示すようにテープ印刷装置1は、装置ケース2により外郭が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーを備えたキーボード3(入力手段)が配置されると共に、後部上面には、その左部に開閉蓋4が取り付けられ、その右部には表示画面5が配設されている。開閉蓋4の内側にはテープカートリッジCを装着するためのカートリッジ装着部6が窪入形成されており、テープカートリッジCは、開閉蓋4を開放した状態でカートリッジ装着部6に着脱可能に装着される。また、開閉蓋4にはこれを閉じた状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓7が形成されている。
キーボード3には、文字キー群3a、および各種動作モード等を指定するための機能キー群3bが配列されている。文字キー群3aは、JIS配列に基づいたフルキー構成であり、操作するキー数の増加を抑えるためのシフトキーを備えるなど、一般のワードプロセッサ等と同様である。また、機能キー群3bには、定長印刷時のテープ長(定長領域)を設定する[定長印刷]キー11、印刷を指示するための[印刷]キー12、カーソル移動やスクロール操作を行うためのカーソルキー([↓],[↑],[←],[→])13、メニューの選択や入力された文字列の確定などを行うための[選択改行]キー14、文字を削除する[削除]キー15などが含まれる。
表示画面5は、液晶ディスプレイであり、ユーザがキーボード3からデータを入力して、文字列(テキスト)や画像などの印刷データを作成・編集したり、その結果等を確認したりする際に用いられる。また、詳細は後述するが、ユーザにより入力された文字列や画像が定長領域を超えた場合には、その旨を通知するための情報を表示する。
装置ケース2の左側部には、カートリッジ装着部6と外部とを連通するテープ排出口21が形成され、このテープ排出口21には、送り出した印刷テープT(テープ状部材)を切断するためのテープカッタ22が臨んでいる。そして、テープ排出口21から印刷済みの印刷テープTが所定長さだけ送り出され、送りを一旦停止させた状態で、この印刷済みの印刷テープTをテープカッタ22により切断することにより、ラベルを作成する。なお、切断処理については、自動カットと手動カットとを切り替え可能であり、定長印刷などの場合には自動(オート)で、任意長印刷などの場合にはキーボード3に含まれるカットキーの操作により手動(マニュアル)で、カッタモータ23(図3参照)を駆動する。
一方、カートリッジ装着部6には、ヘッドカバー25内にサーマルヘッドから成る印刷ヘッド26(印刷手段)が内蔵されたヘッドユニット24と、印刷ヘッド26に対峙するプラテン駆動軸27と、後述のインクリボンRを巻き取る巻き取り駆動軸28と、後述のテープリール32の位置決め突起29とを備えている。また、カートリッジ装着部6の下側には、プラテン駆動軸27および巻き取り駆動軸28を回転させるテープ送りモータ30(図3参照)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース31内部の上部中央部に、一定の幅(4.5mm〜48mm程度)の印刷テープTを巻回したテープリール32と、右下部にインクリボンRを巻回したリボンリール33とを収容して構成されており、印刷テープTとインクリボンRは同じ幅で構成されている。また、テープリール32の左下部には前記ヘッドユニット24を覆うヘッドカバー25に差し込むための貫通孔34が形成されており、印刷テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応して、前記プラテン駆動軸27に嵌合されて回転駆動するプラテンローラ35が配置されている。一方、前記リボンリール33に近接してリボン巻き取りリール36が配置され、リボンリール33から繰り出されたインクリボンRは、ヘッドカバー25を周回するように配置されたリボン巻き取りリール36に巻き取られるようになっている。
印刷テープTは、裏面に粘着剤層が形成された記録テープTa(基材テープ)と、この粘着剤層により記録テープTaに貼付けられた剥離テープTbとから構成されている(図1参照)。印刷テープTは、記録テープTaを外側にし、かつ剥離テープTbを内側にしてロール状に巻回されてカートリッジケース31内に収容されている。また、印刷テープTは、テープ種別(テープ幅、テープ色、インク色など)が異なる複数種のものが用意されており、カートリッジケース31の裏側には、この種別を特定する複数の孔(図示省略)が設けられている。また、複数の孔に対応してカートリッジ装着部6には、これらを識別するテープ識別センサ(マイクロスイッチ)37(図3参照)が、複数設けられており、このテープ識別センサ37により複数の孔の状態を検出することで、テープ種別を判別できるようになっている。
次に、図2を参照し、表示画面5の表示内容について説明する。図2は、表示画面5にテキスト入力画面41を表示した状態を示したものである。表示画面5は、横方向に区切った3つの領域(上から上部インジケータ領域43a、テキスト領域42、下部インジケータ領域43b)に分割されている。上部インジケータ領域43aおよび下部インジケータ領域43bは、表示画面5の上下に標記された各項目に対応する所定の情報を示す領域である。また、テキスト領域42は、縦方向に区切った2つの領域(左端部領域45と、それ以外の領域であるメイン領域46)に分割されている。なお、図2では、上記の各領域を点線で区切っているが、実際の表示画面5上には、この点線は表示されない。また、上記各領域は、物理的には1の液晶ディスプレイで構成される。
テキスト領域42の左端部領域45は、テープ長さ(単位:cm)とテープ幅(単位:mm)とを数値表示する(参照番号51)。テープ長さとは、入力された情報に基づいて算出される印刷テープT(ラベル)の長手方向における長さを指す。また、テープ幅とは、テープ識別センサ37の検出結果に基づく印刷テープTの幅方向における長さを示す。
また、表示画面5にテキスト入力画面41を表示している状態において、テキスト領域42のメイン領域46は、その下側に、入力されたテキスト内容52を表示する。テキスト内容52には、何行目の入力であるかを示す行頭マーク53、入力された文字列54、および入力位置(編集位置)を示すカーソルKが含まれている。さらに、メイン領域46の上側には、入力されたテキスト内容52に基づいて、印刷レイアウト55を反転表示する。
一方、上部インジケータ領域43aおよび下部インジケータ領域43bには、3本の線から成る指標マーク56(56a〜56f)を複数箇所表示する。この指標マーク56は、表示画面5の上下に設けられた項目表示部47の各項目に対応しており、項目表示部47の標記に対応する位置に指標マーク56が表示されている場合、その項目が設定されている、またはカーソル指定されている文字がその項目に該当することを意味する。例えば、図2に示した6つの指標マーク56は、自動カット設定(指標マーク56a)、よこ書設定(指標マーク56b)、文字サイズが26ポイント(指標マーク56c)、ABC入力(指標マーク56d)、定長設定(指標マーク56e)、書体がゴシック体(指標マーク56f)であることを示している。
次に、図3の制御ブロック図を参照し、テープ印刷装置1の制御構成について説明する。テープ印刷装置1は、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)61、RAM(Random Access Memory)62、ROM(Read Only Memory)63、表示画面5、キーボード3、カッタモータ23、テープカッタ22、テープ送りモータ30、印刷ヘッド26およびテープ識別センサ37を備えている。また、これらのうち、ROM63、表示画面5、キーボード3、カッタモータ23、テープ送りモータ30、印刷ヘッド26およびテープ識別センサ37はバス64を介してCPU61と接続されている。また、CPU61は、RAM62と直接接続されており、当該RAM62を、各種制御を行う際のワークエリアとして用いる。
ROM63は、CPU61が各種制御を行うための制御プログラムおよび制御データを記憶している。制御プログラムとしては、具体的に、定長設定プログラム65(定長設定手段)、定長超過判別プログラム66(文字列長算出手段,超過判別手段,超過文字数算出手段)が含まれる。定長設定プログラム65は、作成される印刷テープT(ラベル)の長さ(定長領域)を設定するものである。定長超過判別プログラム66は、入力された文字列の長さが設定された定長領域を超過するか否かを判別し、文字列の長さが定長領域の長さを超過して字余りが発生した場合、超過した文字数を算出すると共に超過対象となる文字(以下、「超過文字」と称す。)を特定するものである。
表示画面5は、入力された文字列や定長字余りの警告を表示するための表示手段として機能する。特に、図4に示すように、入力した文字列の長さが定長領域の長さを超過して字余りが発生した場合、超過文字71を点滅させることで、超過文字71を当該超過文字71以外の文字(以下、「非超過文字72」と称す。)と識別できるように表示を行う。
カッタモータ23は、テープカッタ22と接続され、切断手段として機能する。また、テープ送りモータ30および印刷ヘッド26は、印刷テープT上に印刷を行うための印刷手段として機能する。印刷ヘッド26およびテープ識別センサ37は、上記のとおり、カートリッジ装着部6に設けられ、テープ識別センサ37は、テープカートリッジCに収容された印刷テープTの種別を検出する。
ここで、図5および図6を参照し、入力した文字列が定長領域に収まらない場合の表示画面5(テキスト入力画面41)の状態について説明する。図5に示す画面D01は、まだ何も入力されていない状態のテキスト入力画面41を示している。この状態で、[定長印刷]キー11が押されると、定長印刷設定画面D02に遷移する。定長印刷設定画面D02では、1cm刻みで設定された複数の長さの候補の中から、カーソルキー13の操作によって1の候補を選択できるようになっている。
画面D02に示すように、複数表示される候補の中から、カーソルキー13を操作して候補[7cm]が選択され(反転表示した状態)、この状態で[選択改行]キー14が押されると、定長として「7cm」に設定し、テキスト入力画面D03に遷移する。なお、画面D03では、定長印刷が設定されている旨を示すために「定長印刷:7cm」と表示しているが、実際は、指標マーク56e(図2参照)が点灯し、定長印刷が設定されていることを示す。
画面D03の状態において、ユーザにより文字列として「開発東京支部」が入力され、[選択改行]キー14が押されると、入力された文字列を確定して画面D04に遷移する。画面D04の状態では、入力された「開発東京支部」は定長領域に収まると判別し、次の文字の入力待ち状態となる。
次に、画面D04の状態において、ユーザにより[←]カーソルキー13が4回押され、文字「発」と「東」の間に「グループ」という文字列が挿入されると、図6に示す画面D05の状態に遷移する。この状態で、[選択改行]キー14が押されると、「グループ」を確定して画面D06に遷移する。この画面D06では、挿入した文字列を含めた「開発グループ東京支社」は、設定した定長領域に収まらないと判別し、メイン領域46の上側(印刷レイアウト55)に「定長→字余り」の警告表示を行うと共に、定長領域を超過した文字数の超過文字71を点滅表示する。この超過文字71は、最後に入力した文字から入力順序を遡って超過した文字数分に相当する。つまり、画面D06においては、3文字が超過している(3文字が字余り)と判別し、その対象として最後に入力した「グループ」の末尾の文字「プ」から入力順序を遡って「ー」、「ル」を超過文字71とする。そして、その超過文字71「ループ」を点滅表示する。この時、非超過文字72である「開発グ」および「東京支社」は通常表示される(点滅表示されない)。このように、超過文字71を点滅表示し、非超過文字72を通常表示することで、超過文字71を際立たせることができ、ユーザに対して超過文字71(間接的に超過文字71の文字数)を確実に認識させることができる。つまり、4文字の「グループ」を1文字に変更すれば定長領域に収まると把握できる。
画面D07は、画面D06の状態からユーザにより[削除]キー15が4回押されて「グループ」が削除され、「グループ」を省略した「G」が改めて入力(挿入)された状態を示す。このため、画面D07のように、ユーザにより「グループ」が「G」に変更されることで、所望する文字列(テキスト)の意味を損ねずに定長領域に収めることが可能となる。
次に、図7のフローチャートを参照し、CPU61の制御に基づいて、入力した文字列が定長領域を超過するか否かを判別する処理手順(定長超過判別処理)について説明する。なお、定長領域は所定の長さに設定されているものとする。まず、CPU61は、定長超過判別プログラム66を起動して、ユーザにより入力された文字列の長さ(以下、「文字列長L」と称す。)を算出する(S01,文字列長算出手段)。次に、CPU61は、算出された文字列長Lが、定長領域の長さを超過するか否かを判別する(S02,超過判別手段)。「文字列長L」が「定長領域の長さ」を超過しない場合(S03;No,文字列長L≦定長領域の長さ)、CPU61は、入力された文字列は定長領域に収まると判別し、当該判別処理を終了する。
一方、文字列長Lが定長領域の長さを超過した場合(S03;Yes,文字列長L>定長領域の長さ)、CPU61は、超過文字71の文字数を示す変数n(nは自然数)を1に設定し(S04)、最後に入力された文字から変数n文字分の文字を削除した(差し引いた)文字列長Lnを算出する(S05,超過文字数算出手段)。そして、算出した文字列長Lnが、定長領域の長さを超過するか否かを判別する(S06)。文字列長Lnが定長領域の長さを超過する場合(S07;Yes,文字列長Ln>定長領域の長さ)、CPU61は、変数nを増加させ(S08)、再び、文字列長Lnを算出する(S05)。
一方、文字列長Lnが定長領域の長さを超過しない場合(S07;No,文字列長Ln≦定長領域の長さ)、CPU61は、表示画面5(メイン領域46の上側)に「定長→字余り」の警告を表示すると共に(S09)、最後に入力された文字から入力順序を遡って、変数nの値に対応する文字数分の文字(超過文字71)を点滅表示させる(S10,表示手段)。そして、判別処理を終了する。このように、変数nを増加させながら文字列長Lnと定長領域の長さとを比較する処理を行うことで、文字の大きさ(サイズ)に関わらず、定長領域を超過した長さに相当する超過文字71を確実に判別することができる。
以上のように、本実施形態によれば、入力された文字列の長さが定長領域の長さを超過する場合(字余りが発生する場合)、定長領域を超過する文字数を算出する。そして、その算出結果に基づいて、最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した文字数分の超過文字71と、それ以外の非超過文字72とを識別できるように表示する。これにより、ユーザはどの文字が超過文字71であり、何文字超過しているのかを容易に把握することができる。また、ユーザは超過文字71および文字数を把握することで、後何文字削除すれば定長領域に収めることができるか、あるいは、文字列(単語)の一部が超過文字71の対象となっている場合には、入力された文字列から超過文字71を引いた文字数の文字列(単語)に変更すれば、入力された文字列が定長領域に収まるということを知ることができる。
また、例えば、入力した文字列が定長領域を超えてしまう要因の1つとして、一旦文章を作成し、その後、修飾語句(文章の内容を分かり易くするための文字(文字列)、形容詞や副詞)などを挿入して文章の内容をより詳細にするような場合が考えられる。このような場合、文章の最後尾から定長を超えた部分を超過文字71として削除すると、文章の意味が損なわれる。そこで、最後に挿入した文字から入力順序を遡って超過文字71とすることで(上記の修飾語句の一部または全部に相当)、当該超過文字71を削除/変更したとしても文意を損なわずに定長領域内に収めることができる。
なお、本実施形態では、超過文字71を点滅させることで、超過文字71と非超過文字72とを識別可能に表示するようにしているが、これに限らず、例えば、超過文字71を網掛け表示したり、あるいは、超過文字71に下線を付けるなどして非超過文字72と識別可能に表示するようにしても良い。
また、超過文字71を識別可能に表示することに加え、当該超過文字71の文字数を表示画面5上に数値表示するようにしても良い。これにより、ユーザは何文字超過しているかを容易に把握することができる。
また、上記の実施形態に示したテープ印刷装置1の各構成要素をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、テープ印刷装置1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
開蓋状態のテープ印刷装置の外観斜視図である。 表示画面の表示内容を示す図である。 テープ印刷装置の制御ブロック図である。 文字列長が定長領域を超過した時の表示画面の様子を示す図である。 入力した文字列が定長領域に収まらない場合の表示画面の状態を示す遷移図である。 入力した文字列が定長領域に収まらない場合の表示画面の状態を示す遷移図である。 入力した文字列が定長領域を超過するか否かを判別する処理手順について説明するフローチャートである。
符号の説明
1…テープ印刷装置 3…キーボード 5…表示画面 26…印刷ヘッド 65…定長設定プログラム 66…定長超過判別プログラム 71…超過文字 72…非超過文字 T…印刷テープ L,Ln…文字列長

Claims (7)

  1. 印字対象となる文字を入力する入力手段と、
    定長領域の長さを設定する定長設定手段と、
    入力された1以上の前記文字から成る文字列の長さを算出する文字列長算出手段と、
    算出された前記文字列の長さが、前記定長領域の長さを超過するか否かを判別する超過判別手段と、
    前記超過判別手段により前記文字列の長さ>前記定長領域の長さであると判別した場合、前記文字列の長さ≦前記定長領域の長さになるまで、最後に入力された文字から入力順序を遡って前記文字列から前記文字を差し引いた文字列の長さと、前記定長領域の長さと、を比較することで、超過した長さに相当する文字数を算出する超過文字数算出手段と、
    前記超過文字数算出手段による算出結果に基づいて、前記最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した前記文字数分の文字を超過文字とし、前記過文字とそれ以外の文字とを識別可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示手段は、
    前記文字列の長さが前記定長領域の長さを超過する原因が、既に入力済の前記文字列の途中に前記文字を挿入したことである場合、前記超過文字数算出手段による算出結果に基づいて、挿入した前記文字の最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した前記文字数分の文字を超過文字として表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、
    前記超過文字を点滅させて表示すると共に前記超過文字以外の文字を通常表示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、
    前記超過文字の文字数をさらに数値表示することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の情報処理装置における各手段と、
    前記定長領域の長さに相当する印刷テープに、前記超過文字以外の文字を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
  6. 定長領域の長さを設定する定長設定工程と、
    入力された1以上の文字から成る文字列の長さを算出する文字列長算出工程と、
    算出された前記文字列の長さが、前記定長領域の長さを超過するか否かを判別する超過判別工程と、
    前記超過判別工程により前記文字列の長さ>前記定長領域の長さであると判別した場合、前記文字列の長さ≦前記定長領域の長さになるまで、最後に入力された文字から入力順序を遡って前記文字列から前記文字を差し引いた文字列の長さと、前記定長領域の長さと、を比較することで、超過した長さに相当する文字数を算出する超過文字数算出工程と、
    前記超過文字数算出工程による算出結果に基づいて、前記最後に入力された文字から入力順序を遡って、超過した前記文字数分の文字を超過文字とし、前記超過文字とそれ以外の文字とを識別可能に表示する表示工程と、を備えたことを特徴とする情報処理装置の文字列表示方法。
  7. コンピュータに、請求項に記載の情報処理装置の文字列表示方法における各工程を実行させるためのプログラム。
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