JP5107596B2 - 液晶表示装置、及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置、及びその製造方法に関するものである。
液晶表示装置は近年ますます高精細化技術の開発が進んでおり、高機能化、高付加価値化、低コスト化が求められてきている。特に、低コスト化に対する要求は高くなってきており、携帯電話やデジタルカメラなど小型の液晶表示装置では、コスト削減策の一つとして、1枚のマザー基板に出来るだけ多くのパネルを配置する検討が必要不可欠となっている。
1枚のマザー基板に対するパネル面取り数を増加させるには、各パネル間の余分なスペースを極力少なくすることが有効である。さらに各パネル間の間隔を上下左右方向ともにゼロとすることで、1枚の基板から最大のパネル面取り数を確保することが可能となる。
ところで、液晶表示装置には、バックライトをその背面に配置して画像表示を行う透過型液晶表示装置と、基板に反射板を配置して周囲の光を反射板表面で反射させることにより画像表示を行う反射型液晶表示装置とがある。この透過型液晶表示装置は、周囲光が直射日光などの非常に明るい光の場合には、周囲光に比べて表示光が暗いため表示を確認しにくいという問題がある。また、反射型液晶表示装置は、周囲光が暗い場合には視認性が極端に低下するという欠点がある。
これらの問題点を解決するために、光の一部を透過し、光の一部を反射する半透過型液晶表示装置が提案されている。半透過型液晶表示装置では、良好な散乱特性を得るために、表面に凹凸パターンを有する有機膜が絶縁膜の上に設けられている(特許文献1)。例えば、スピンコートにより絶縁膜の上に有機膜を塗布した後、フォトリソグラフィープロセスで有機膜の表面に凹部をパターニングして、有機膜の表面に凹凸パターンを形成している。そのため、有機膜の膜厚は3〜4μm程度と、その他の構成要素である金属膜等に比べて非常に厚くなっている。
この有機膜は、表示領域内では所定の形状にパターニングされるが、従来、表示領域の外側、すなわち額縁領域内ではパターニングされずに全面に形成されていた。しかし、1枚のマザー基板に複数のパネルを配置する多面取りの場合、パネル切断線上の有機膜が妨げとなり、切断精度が低下する。また、有機膜が額縁領域全域に形成されていることにより、FPC端子の貼り付き強度低下、実装用アライメントマークの読み取りが困難になる等の問題が生じる。このため、パネル切断線上、FPC端子貼付け部、及び実装用アライメントマーク周辺では、有機膜を除去している。
さらに近年では、前述のように、パネル面取り数を最大限とする目的のため、各パネル間の間隔を上下左右ともゼロとなるように配置している。このとき、シールパターンの配置として、シールパターンの一部を隣接パネルへはみ出させる方法が用いられる。一般的に、シールパターンには、液晶注入口を形成する注入口シールパターンが表示領域を囲む額縁状のシール枠から突出して設けられている。この注入口シールパターンの一部を、隣接パネルへはみ出した配置にすることによって、シールパターンの位置精度やパネル切断時によるズレ等を考慮した上で、液晶注入のしやすい注入口を確保することができる。ここで、この注入口シールパターンを、シールパターンのツノと称する。シールパターンのツノは、スペースの制約上、FPC端子貼付け部、及び実装用アライメントマークの近傍に配置される。そして、シールパターンの剥がれ等を防止するために、シールパターンのツノ周辺においても有機膜を除去している。
図11は、額縁領域42内における有機膜8のパターニング形状を示した図である。なお、説明の便宜上、図11には後のパネル貼り合わせ工程において形成されるシールパターン11を点線で記している。図11において、注入口の設けられたシール枠の辺に隣接するパネル切断線10上及びその周辺では有機膜8が除去されており、有機膜除去エリアが切断線に沿ってストライプ状に形成されている(有機膜除去エリア13)。そして、切断線に沿ったストライプ状の有機膜除去エリア13から延在するような形で、FPC端子貼付け部上の有機膜が除去されている(有機膜除去エリア14)。同様に、シールパターンのツノ部及びその周辺の有機膜が、切断線に沿ったストライプ状の有機膜除去エリア13から延在して矩形状に除去されている(有機膜除去エリア16)。さらに、実装用アライメントマーク及びその周辺において有機膜が除去されている(有機膜除去エリア15)。
このように、額縁領域42では、凸形状に有機膜8が除去されている。すなわち、パネル切断線10の有機膜除去エリア13にシールパターンのツノ12領域の有機膜除去エリア16が延設されている。
特開2004−294805号公報
しかしながら、額縁領域42にこのような凸形状の有機膜除去エリアを設けると、後続の工程において、スピンコートによりレジストを塗布する際に塗布ムラが発生することがある。図12に示すように、この塗布ムラ17は、凸形状の有機膜除去エリアのコーナー部、すなわち、シールパターンのツノ12領域に設けられた矩形状の有機膜除去エリアのコーナー部を起点として放射状に発生している。また、この塗布ムラ17は額縁領域内42に留まらず、表示領域41にも渡って広範囲に発生する。
ここで、塗布ムラ17の発生メカニズムについて図13を用いて説明する。図13(a)は有機膜除去エリアの凸形状部分を拡大した模式図であり、シールパターンのツノ12領域における有機膜8のパターニング形状を示している。図13(b)は、図13(a)のD−D断面図である。なお、説明の便宜上、図13(a)には後のパネル貼り合わせ工程において形成されるシールパターン11を点線で記している。額縁領域42の有機膜除去エリアは、表示領域41内の有機膜8を所定の形状にパターニングする際、同時に形成される。具体的には、フォトリソグラフィープロセスにて有機膜8をパターニングした後、露出した絶縁膜7をドライエッチングにより除去する。すなわち、有機膜除去エリアでは有機膜8及び絶縁膜7が除去されており、有機膜除去エリアと有機膜除去エリア周辺との間には3〜4μm以上の段差が形成される。また、図13(b)に示すように、有機膜除去エリアの側面は基板1に対して略垂直、又は急嵯なテーパー形状になっている。従って、有機膜除去エリアの凸形状部分は、高くて急嵯な側壁によって3方向が囲まれている。
有機膜除去エリア形成後、後続工程として例えば反射電極や透明電極等を金属膜により形成する。金属膜を成膜し、その上に金属膜をパターニングするためのレジストをスピンコートで塗布する。高くて急嵯な側壁によって3方向が囲まれているため、有機膜除去エリアの凸形状部分(特に、コーナー部)には、スピンコート中レジストが滞留し易い。レジストが溜まって飽和状態になると、滞留していたレジストが凸形状のコーナー部から掻き出されるように放出され、放射状の塗布ムラ17を発生させる。
塗布ムラ17のない部分では、レジストの膜厚は略均一に塗布されているが、このような塗布ムラ17が発生した部分では、レジストの膜厚は不均一である。すなわち、塗布ムラ17の部分では、塗布ムラ17のない部分より膜厚の厚い、あるいは薄いレジストが形成されている。レジストの膜厚が厚いと、除去されるべき領域が除去されずに残ってしまうことがある。従って、塗布ムラ17の部分では、レジストが所望の形状にパターニングされない。さらに、このようなレジストパターンを介して金属膜のエッチングを行うため、塗布ムラ17の部分では所定の形状が得られない。このようなパネルを用いた表示装置では、表示ムラ等が発生し、表示品質や歩留まりの低下を招くという問題がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、表示品質の優れた液晶表示装置、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる液晶表示装置の製造方法は、複数のパネルが切断線を介してマトリクス状に配置されたマザー基板上に、前記切断線をまたぐ液晶注入口シールパターンを有するシールパターンを形成し、前記切断線において前記マザー基板を切断して、前記パネル毎に切断する液晶表示装置の製造方法であって、前記マザー基板上に、有機膜を塗布する工程と、前記有機膜をパターニングして、前記切断線に沿って設けられ、前記有機膜との境界線が曲線となって幅広に形成された幅広部を有する有機膜除去領域を形成する工程と、前記パターニングされた有機膜上に、感光性樹脂を塗布する工程と、前記マザー基板上に、前記パネルの表示領域を囲むシールパターンを形成して、前記液晶注入口シールパターンを隣接する前記パネルの前記幅広部に形成する工程と、前記液晶注入口シールパターンを分離するように前記切断線において前記マザー基板を切断する工程と、を備えるものである。
本発明によれば、表示品質の優れた液晶表示装置、及びその製造方法を提供することができる。
実施の形態1.
始めに、図1を用いて、本発明に係る液晶表示装置について説明する。図1は、液晶表示装置に用いられるTFTアレイ基板の構成を示す正面図である。この液晶表示装置の全体構成については、以下に述べる第1〜第5の実施形態で共通である。
本発明に係る液晶表示装置は、絶縁性を有する基板1を備えている。基板1は、例えば、TFTアレイ基板等のアレイ基板である。基板1には、表示領域41と表示領域41を囲むように設けられた額縁領域42とが設けられている。この表示領域41には、複数のゲート配線(走査信号線)43と複数のソース配線(表示信号線)44とが形成されている。複数のゲート配線43は平行に設けられている。同様に、複数のソース配線44は平行に設けられている。ゲート配線43とソース配線44とは、互いに交差するように形成されている。ゲート配線43とソース配線44とは直交している。隣接するゲート配線43とソース配線44とで囲まれた領域が画素47となる。従って、基板1では、画素47がマトリクス状に配列される。
更に、基板1の額縁領域42には、走査信号駆動回路45と表示信号駆動回路46とが設けられている。ゲート配線43は、表示領域41から額縁領域42まで延設されている。そして、ゲート配線43は、基板1の端部で、走査信号駆動回路45に接続される。ソース配線44も同様に、表示領域41から額縁領域42まで延設されている。そして、ソース配線44は、基板1の端部で、表示信号駆動回路46と接続される。走査信号駆動回路45の近傍には、外部配線48が接続されている。また、表示信号駆動回路46の近傍には、外部配線49が接続されている。外部配線48、49は、例えば、FPC(Flexible Printed Circuit)等の配線基板である。
外部配線48、49を介して走査信号駆動回路45、及び表示信号駆動回路46に外部からの各種信号が供給される。走査信号駆動回路45は外部からの制御信号に基づいて、ゲート信号(走査信号)をゲート配線43に供給する。このゲート信号によって、ゲート配線43が順次選択されていく。表示信号駆動回路46は外部からの制御信号や、表示データに基づいて表示信号をソース配線44に供給する。これにより、表示データに応じた表示電圧を各画素47に供給することができる。なお、走査信号駆動回路45と表示信号駆動回路46は、基板1上に配置される構成に限られるものではない。例えば、TCP(Tape Carrier Package)により駆動回路を接続してもよい。
画素47内には、少なくとも1つのTFT50が形成されている。TFT50はソース配線44とゲート配線43の交差点近傍に配置される。例えば、このTFT50が画素電極に表示電圧を供給する。即ち、ゲート配線43からのゲート信号によって、スイッチング素子であるTFT50がオンする。これにより、ソース配線44から、TFT50のドレイン電極に接続された画素電極に表示電圧が印加される。そして、画素電極と対向電極との間に、表示電圧に応じた電界が生じるなお、基板1の表面には、配向膜(図示せず)が形成されている。
更に、基板1には、対向基板が対向して配置されている。対向基板は、例えば、カラーフィルタ基板であり、視認側に配置される。対向基板には、カラーフィルタ、ブラックマトリクス(BM)、対向電極、及び配向膜等が形成されている。なお、対向電極は、基板1側に配置される場合もある。そして、基板1と対向基板との間に液晶層が狭持される。即ち、基板1と対向基板との間には液晶が導入されている。更に、基板1と対向基板との外側の面には、偏光板、及び位相差板等が設けられる。また、液晶表示パネルの反視認側には、バックライトユニット等が配設される。
画素電極と対向電極との間の電界によって、液晶が駆動される。即ち、基板間の液晶の配向方向が変化する。これにより、液晶層を通過する光の偏光状態が変化する。即ち、偏光板を通過して直線偏光となった光は液晶層によって、偏光状態が変化する。具体的には、バックライトユニットからの光は、アレイ基板側の偏光板によって直線偏光になる。そして、この直線偏光が液晶層を通過することによって、偏光状態が変化する。
従って、偏光状態によって、対向基板側の偏光板を通過する光量が変化する。即ち、バックライトユニットから液晶表示パネルを透過する透過光のうち、視認側の偏光板を通過する光の光量が変化する。液晶の配向方向は、印加される表示電圧によって変化する。従って、表示電圧を制御することによって、視認側の偏光板を通過する光量を変化させることができる。即ち、画素ごとに表示電圧を変えることによって、所望の画像を表示することができる。
次に、半透過型液晶表示装置に用いられるTFTアレイ基板の断面構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態に係る半透過型液晶表示装置のTFTアレイ基板の一構成例を示す断面図である。図2において、基板1上には、ゲート電極2、及び補助容量電極3が第1の電極膜により形成されている。これらゲート電極2、及び補助容量電極3を覆うようにゲート絶縁膜4が第1の絶縁膜により形成されている。ゲート絶縁膜4の上には、半導体層5が設けられており、さらにその上にはソース・ドレイン電極6が第2の金属膜により形成されている。ソース・ドレイン電極6を覆うように、絶縁膜7が形成されている。
絶縁膜7上には有機膜8が設けられる。画素電極の反射部では、有機膜8の表面に凹凸のパターンが形成されている。なお、画素電極の透過部では、有機膜8、ゲート絶縁膜4、及び絶縁膜7は除去されている。そして、これらの上には画素電極9が設けられている。画素電極9として、透過部にはITO等の透明電極9aが設けられており、反射部にはクロム等の反射電極9bがさらにその上に形成されている。このように、表示領域41内において有機膜8は所定の形状にパターニングされている。
このような液晶表示装置は、一般的に1枚のマザー基板に配置された複数のパネルを切断して形成される。図3は、マザー基板内のパネル配置を示す平面図である。図3に示すように、各パネル19は上下左右の間隔がゼロとなるようにマザー基板100上に配置されている。よって、複数のパネル19が切断線を介してマトリクス状に配列されている。このときのシールパターンの配置について、図4を用いて説明する。図4はシールパターンの配置を示す図であり、図3のA領域を拡大した図である。図4において、表示領域41を囲む枠状のシールパターンと、枠状のシールパターンから突出して設けられた液晶注入口シールパターンとを有するシールパターン11が形成されている。ここでは、液晶注入口シールパターンを、シールパターンのツノ12と称する。シールパターンのツノ12は切断線10をまたぐように配置され、隣接するパネル19へはみ出して形成されている。よって、パネル19の額縁領域42には、液晶注入口が設けられた基板の端辺と対向する端辺に、シールパターンのツノ12が形成される。
続いて、額縁領域42内における有機膜8のパターニング形状について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、額縁領域42内における有機膜8のパターニング形状を示した模式図であり、図6は、シールパターンのツノ12領域における有機膜除去エリアを拡大して記載した平面図である。なお、説明の便宜上、図5及び図6には後のパネル貼り合わせ工程において形成されるシールパターン11を点線で記している。
図5において、図11に示す従来技術と同様に、注入口の設けられたシール枠の辺に隣接するパネル切断線10に沿ってストライプ状の有機膜除去エリアが形成されている(有機膜除去エリア13)。そして、実装用アライメントマーク及びその周辺において有機膜が除去されている(有機膜除去エリア15)。また、切断線に沿ったストライプ状の有機膜除去エリア13から延在するような形で、FPC端子貼付け部上の有機膜が除去されている(有機膜除去エリア14)。さらに図6に拡大して示すように、本実施の形態では有機膜が除去されたスリットパターンがシールパターンのツノ12領域を囲むようにコの字型に形成され(有機膜除去エリア161)、ストライプ状の除去エリアに延設されている。
有機膜除去エリア161を形成するコの字型のスリットパターンの幅は、細いほど好ましく、ここでは幅約5μmのスリットパターンが形成されている。コの字型のスリットパターンの内側では有機膜は除去されずに残っている。すなわち、矩形状にふくらんだ開口部に島状の分離パターン20が設けられている。矩形状の分離パターン20は、表示領域41の有機膜8から分離されている。分離パターン20は有機膜除去エリア161と切断線10との間に形成されている。また、分離パターン20は、3辺がコの字型の有機膜除去エリア161によって囲まれており、残りの1辺が有機膜除去エリア13によって囲まれている。シールパターンのツノ12は切断線10を横切るように設けられ、分離パターン20上にシールパターンのツノ12部先端が配置される。
次に、本実施の形態1に係る液晶表示装置の製造方法について説明する。まず初めに、基板1上に第1の電極膜を成膜する。例えば、クロム、モリブデン、タンタル、チタン、アルミニウム、銅やこれらに他の物質を微量に添加した合金、あるいはこれらの積層からなる膜を用いることができる。次にフォトリソグラフィープロセスによりゲート電極2、及び補助容量電極3をパターニングする。次に、ゲート電極2、及び補助容量電極3を覆うように、ゲート絶縁膜4を形成する。ゲート絶縁膜4の上に半導体層5を形成する。半導体層5としてはアモルファスシリコンやポリシリコン等の膜を用いてTFTが形成される部分にパターニングする。さらに、スパッタリングなどの方法で第2の金属膜を成膜し、フォトリソグラフィープロセスでソース・ドレイン電極6を形成するようにパターニングする。次にプラズマCVDにより絶縁膜7を形成する。
続いて有機膜8を形成する。本実施の形態では額縁領域内42に有機膜除去エリアを有する有機膜8を次のように形成する。まず、絶縁膜7の上にスピンコートにより有機膜8を塗布する。有機膜8は、公知の感光性有機膜であり、例えば、JSR製PC335又はPC405が用いられる。有機膜8は3〜4μm程度の膜厚で塗布される。続いて、フォトリソグラフィープロセスにより有機膜8をパターニングする。これにより、表示領域内41において有機膜8が所望の形状にパターニングされるとともに、額縁領域42内では有機膜除去エリアを有する有機膜8が除去される。パネル切断線10に沿ってストライプ状に有機膜8が除去され(有機膜除去エリア13)、このストライプ状の有機膜除去エリアに隣接してコの字型に有機膜8が除去される(有機膜除去エリア161)。また、FPC端子貼付け部、実装用アライメントマーク周辺の有機膜8が除去される(有機膜除去エリア14、15)。その後、露出した絶縁膜7及びゲート絶縁膜4をドライエッチングにより除去する。
有機膜8の形成後、画素電極9を形成する。スパッタリングなどの方法でITO、SnO、IZOなどの透明導電膜を成膜する。次に透明導電膜の上にレジスト(感光性樹脂)をスピンコートにより塗布し、フォトリソグラフィープロセスによりレジストパターンを形成する。レジストパターンを介して透明導電膜を透明電極9a等の形状にエッチングする。さらに、スパッタリングなどの方法で反射電極9bとなる金属薄膜を成膜する。そして、金属薄膜の上にレジストをスピンコートにより塗布し、フォトリソグラフィープロセスによりレジストパターンを形成する。レジストパターンを介して金属薄膜を反射電極9b等の形状にエッチングする。あるいは、多段階露光を用いて透明電極9aと反射電極9bを1回のフォトリソグラフィープロセスにより形成する。特に多段階露光ではレジストの膜厚制御が重要であるため、レジストをスピンコートにより塗布する際に塗布ムラを発生させないことが必要である。以上の工程を経てTFTアレイ基板が完成する。
このように作製したTFTアレイ基板と、カラーフィルタなどの対向基板の上に配向膜を形成する。そして、この配向膜に対して、液晶との接触面に一方向にミクロな傷をつける配向処理(ラビング処理)を施す。次に、シール材を塗布して対向基板と貼り合せる。TFTアレイ基板上に、シールパターンのツノ12部先端がコの字型の有機膜除去エリア161内側の分離パターン20上に配置されるようにシールパターン11を形成し、対向基板と重ね合わせる。あるいは、対向基板上にシールパターン11を形成して、シールパターンのツノ12部先端が分離パターン20上に配置されるようにTFTアレイ基板と重ね合わせてもよい。
セルギャップが所定の値となるように加圧しながらシールパターン11を硬化させた後、切断線10に沿って各パネル19に切断する。シールパターンのツノ12は、切断線10を横切るように形成されているので、分離される。よって、切断後のパネル19には注入口が設けられた端辺と対向する端辺に、シールパターンのツノ12の一部、すなわちシールパターン11と同じシール材料が残る。次に、真空注入法等を用い、液晶注入口から液晶を注入する。又は、スティック状に切断して、複数のパネル19に対して液晶注入を行ってもよい。液晶は2つのツノの間を通って、枠状のシールパターン内に注入される。そして、2つのツノの間に封止用樹脂を充填し、液晶注入口を封止する。このようにして、本実施の形態の液晶表示装置が完成する。
以上のように、本実施の形態ではコの字型の有機膜除去エリア161がストライプ状の有機膜除去エリア13に延設されて形成されている。このような形状に有機膜8が除去されることにより、シールパターンのツノ12領域の有機膜除去エリアは面積が小さくなる。すなわち、後続工程においてスピンコートによりレジスト(感光性樹脂)を塗布する際、この有機膜除去エリア内に滞留するレジストの量が少なくなるため、塗布ムラの発生を防止することができる。例えば、画素電極9の金属薄膜や透明導電膜をパターニングする際のレジストパターンに発生する塗布ムラを防止することができる。従って、このようなパネルを用いた表示装置では表示ムラの発生が防止されるので、表示品質が向上し、歩留まりを向上することができる。
実施の形態2.
本実施の形態の額縁領域内42における有機膜8のパターニング形状について、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態に係る有機膜除去エリアの形状を示した平面図であり、シールパターンのツノ12領域における有機膜除去エリアを拡大して記載している。本実施の形態では、シールパターンのツノ12領域における有機膜除去エリアの形状が実施の形態1と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。なお、説明の便宜上、図7には後のパネル貼り合わせ工程において形成されるシールパターン11を点線で記している。
図7において、注入口の設けられたシール枠の辺に隣接するパネル切断線10に沿ってストライプ状の有機膜除去エリア13が形成されている。そして、パネル切断線10に沿ったストライプ状の有機膜除去エリア13から延在するような形で、シールパターンのツノ12部及びその周辺の有機膜が円弧状にふくらむように除去されている(有機膜除去エリア162)。有機膜除去エリア162はシールパターンの2つのツノの間で最も幅広になる。そして、2つのツノの中間から離れるにしたがって、幅が狭くなる。よって、有機膜除去エリア162の境界線は円弧状の曲線によって形成される。有機膜除去エリア162の外周端が円弧状にふくらんで幅広部が形成される。シールパターンのツノ12は切断線10を横切るように設けられ、この幅広部となる位置である有機膜除去エリア162内にシールパターンのツノ12部先端が配置されている。
次に、本実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法について説明する。本実施の形態では、有機膜8の形成する工程のみが実施の形態1と異なっていて、それ以外の工程については実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。有機膜8を塗布した後、フォトリソグラフィープロセスによりパターニングする。このとき、実施の形態1とは異なるパターンを有するフォトマスクを用いる。これにより、額縁領域42では実施の形態1とは異なる形状の有機膜除去エリアが形成される。その後、露出した絶縁膜7をドライエッチングにより除去する。そして、様々な後続工程を経た後のパネル貼り合せ工程において、シールパターンのツノ12部先端が円弧状の有機膜除去エリア162内側に配置されるようにシールパターン11を形成する。パネル貼り合せ後、切断線10に沿って各パネル19に切断する。切断線10を横切るようにシールパターンのツノ12が形成されているので、切断後のパネル19には注入口が設けられた端辺と対向する端辺に、シールパターンのツノ12の一部、すなわちシールパターン11と同じシール材料が残る。
以上のように、本実施の形態では、円弧状の有機膜除去エリア162がストライプ状の有機膜除去エリア13に延設されて形成されている。このような形状に有機膜8が除去されることによって、シールパターンのツノ12領域の有機膜除去エリアにはコーナー部が形成されない。すなわち、後続工程においてスピンコートによりレジストを塗布する際、この有機膜除去エリアではレジストが滞留しにくくなり、塗布ムラの発生を防止することができる。例えば、画素電極9の金属薄膜や透明導電膜をパターニングする際のレジストパターンに発生する塗布ムラを防止することができる。従って、このようなパネルを用いた表示装置では表示ムラの発生が防止されるので、表示品質が向上し、歩留まりを向上することができる。また、シールパターンのツノ12直下に有機膜8が形成されていないため、シールパターンの剥がれを防止できる。
実施の形態3.
本実施の形態の額縁領域内における有機膜のパターニング形状について、図8を用いて説明する。図8は、本実施の形態に係る有機膜除去エリアの形状を示した平面図であり、シールパターンのツノ12領域における有機膜除去エリアを拡大して記載している。本実施の形態では、シールパターンのツノ12領域における有機膜除去エリアの形状が実施の形態1、2と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態1、2と同様であるため、説明を省略する。なお、説明の便宜上、図8には後のパネル貼り合わせ工程において形成されるシールパターン11を点線で記している。
図8において、注入口の設けられたシール枠の辺に隣接するパネル切断線10に沿ってストライプ状の有機膜除去エリア13が形成されている。そして、パネル切断線10に沿ったストライプ状の有機膜除去エリア13から延在するような形で、2箇所において凸形状にふくらむように有機膜が除去されている(有機膜除去エリア163)。すなわち、シールパターンのツノ12は2本あるが、それぞれのツノ及びその周辺のみが有機膜8が幅広く除去されており、有機膜除去エリア163が形成されている。従って、本実施の形態の矩形は、図13に示す従来技術の凸形状よりもその幅寸法が小さくなる。凸形状の有機膜除去エリアのうち、一方の有機膜除去エリアと他方の有機膜除去エリアの間では有機膜8は除去されずに残っている。すなわち、2つのツノの間に有機膜8が配置される。表示領域41に設けられた有機膜8が2つのツノの間まで延在されている。図8では、有機膜除去エリア163は矩形状を有している。シールパターンのツノ12は切断線10を横切るように設けられ、それぞれの有機膜除去エリア163にシールパターンのツノ12部先端が1つずつ配置される。
次に、本実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法について説明する。本実施の形態では、有機膜8の形成する工程のみが実施の形態1、2と異なっていて、それ以外の工程については実施の形態1、2と同様であるため、説明を省略する。有機膜8を塗布した後、フォトリソグラフィープロセスによりパターニングする。このとき、実施の形態1、2とは異なるパターンを有するフォトマスクを用いる。これにより、額縁領域42では実施の形態1、2とは異なる形状の有機膜除去エリアが形成される。その後、露出した絶縁膜7をドライエッチングにより除去する。そして、様々な後続工程を経た後のパネル貼り合せ工程において、シールパターンのツノ12部先端が凸形状の有機膜除去エリア163内側にそれぞれ配置されるようにシールパターン11を形成する。パネル貼り合せ後、切断線10に沿って各パネル19に切断する。切断線10を横切るようにシールパターンのツノ12が形成されているので、切断後のパネル19には注入口が設けられた端辺と対向する端辺に、シールパターンのツノ12の一部、すなわちシールパターン11と同じシール材料が残る。
以上のように、本実施の形態では凸形状を有する2つの有機膜除去エリア163がストライプ状の有機膜除去エリア13に延設されて形成されている。このような形状に有機膜8が除去されることにより、シールパターンのツノ12領域の有機膜除去エリアは面積が小さくなる。すなわち、後続工程においてスピンコートによりレジストを塗布する際、この有機膜除去エリア内に滞留するレジストの量が少なくなるため、塗布ムラの発生を防止することができる。例えば、画素電極9の金属薄膜や透明導電膜をパターニングする際のレジストパターンに発生する塗布ムラを防止することができる。従って、このようなパネルを用いた表示装置では表示ムラの発生が防止されるので、表示品質が向上し、歩留まりを向上することができる。また、シールパターンのツノ12直下に有機膜8が形成されていないため、シールパターンの剥がれを防止できる。
実施の形態4.
本実施の形態の額縁領域内における有機膜のパターニング形状について、図9を用いて説明する。図9(a)は、本実施の形態に係る有機膜除去エリアの形状を示した平面図であり、シールパターンのツノ12領域における有機膜除去エリアを拡大して記載している。図9(b)は、図9(a)のB−B断面図である。本実施の形態では、額縁領域42における有機膜除去エリアの断面形状に特徴を有していて、実施の形態1〜3、及び図13示す従来技術と断面形状が異なっている。それ以外の構成については実施の形態1〜3と同様であるため、説明を省略する。なお、説明の便宜上、図9(a)には後のパネル貼り合わせ工程において形成されるシールパターン11を点線で記している。
図9(a)において、図13(a)に示す従来技術と同様に、矩形状の有機膜除去エリア16がストライプ状の有機膜除去エリア13に延設されて形成されている。シールパターンのツノ12は切断線10を横切るように設けられ、この矩形状の有機膜除去エリア16内にシールパターンのツノ12部先端が配置される。本実施の形態では、有機膜除去エリアの側面が、図9(b)に示すように基板に対してゆるやかなテーパー形状になっている。有機膜除去エリア16の側面を形成する有機膜8の端部はゆるやかなテーパー角度を有しており、有機膜8の下に設けられた絶縁膜7の端部も有機膜8の端部形状に反映したゆるやかなテーパー角度となっている。例えば、有機膜除去エリア16の側面を形成する有機膜8及び絶縁膜7の傾斜角は、60度以下である。
次に、本実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法について説明する。本実施の形態では、有機膜8の形成する工程のみが実施の形態1〜3と異なっていて、それ以外の工程については実施の形態1〜3と同様であるため、説明を省略する。有機膜8を塗布した後、本実施の形態ではスリットパターンを備えるマスクパターン(スリットパターンマスク)を用いて露光を行う。スリットパターンマスクには、開口部(露光部)の外周に、露光機の解像度以下のスリットパターンが解像度以下の間隔で設けられている。このようなスリットパターンマスクを用いて、露光量を適宜調節しながら露光を行い、現像する。これにより、開口部の外周では開口部よりも少ない露光量が照射されるため、なだらかなテーパー形状となる。その後、露出した絶縁膜7をドライエッチングにより除去する。このとき、露出している絶縁膜7と同時に有機膜8も除去されていくため、ドライエッチング後の絶縁膜7はドライエッチング前の有機膜8のテーパー形状が反映されたテーパー形状となる。
そして、様々な後続工程を経た後のパネル貼り合せ工程において、シールパターンのツノ12部先端が矩形状の有機膜除去エリア16内側に配置されるようにシールパターン11を形成する。パネル貼り合せ後、切断線10に沿って各パネル19に切断する。切断線10を横切るようにシールパターンのツノ12が形成されているので、切断後のパネル19には注入口が設けられた端辺と対向する端辺に、シールパターンのツノ12の一部、すなわちシールパターン11と同じシール材料が残る。
以上のように、本実施の形態では、矩形状の有機膜除去エリア16がストライプ状の有機膜除去エリア13に延設されて形成されている。有機膜除去エリア16の側面は基板に対してゆるやかなテーパー形状を有する。このような形状に有機膜8が除去されることによって、シールパターンのツノ12領域の有機膜除去エリア16は急嵯な側壁によって囲まれず、その側壁はなだらかなに有機膜形成領域へとつながる。すなわち、後続工程においてスピンコートによりレジストを塗布する際、この有機膜除去エリア16ではレジストが滞留しにくくなり、塗布ムラの発生を防止することができる。例えば、画素電極9の金属薄膜や透明導電膜をパターニングする際のレジストパターンに発生する塗布ムラを防止することができる。従って、このようなパネルを用いた表示装置では表示ムラの発生が防止されるので、表示品質が向上し、歩留まりを向上することができる。
実施の形態5.
本実施の形態の額縁領域内における有機膜のパターニング形状について、図10を用いて説明する。図10(a)は、本実施の形態に係る有機膜除去エリアの形状を示した平面図であり、シールパターンのツノ領域における有機膜除去エリアを拡大して記載している。図10(b)は、図10(a)のC−C断面図である。本実施の形態では、額縁領域42における有機膜除去エリアの断面形状に特徴を有していて、実施の形態1〜4、及び図13示す従来技術と断面形状が異なっている。それ以外の構成については実施の形態1〜4と同様であるため、説明を省略する。なお、説明の便宜上、図10(a)には後のパネル貼り合わせ工程において形成されるシールパターン11を点線で記している。
図10(a)において、実施の形態5及び図13(a)に示す従来技術と同様に、矩形状の有機膜除去エリア16がストライプ状の有機膜除去エリア13に延設されて形成されている。シールパターンのツノ12は切断線10を横切るように設けられ、この矩形状の有機膜除去エリア16内にシールパターンのツノ12部先端が配置される。本実施の形態では、有機膜除去エリア16の側面が、図10(b)に示すように階段形状になっている。例えば、図10(b)では1段の絶縁膜7の上に3段の有機膜8が形成されている。
次に、本実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法について説明する。本実施の形態では、有機膜8の形成する工程のみが実施の形態1〜4と異なっていて、それ以外の工程については実施の形態1〜4と同様であるため、説明を省略する。有機膜8を塗布した後、本実施の形態ではハーフトーンマスク、グレイトーンマスク等の複数階調露光を用いて露光を行う。これらのマスクでは、遮光部と露光部との間の領域に中間露光部が設けられている。ハーフトーンマスクの中間露光部には、露光に用いる波長領域(通常350〜450nm)の光の透過量を減少させるようなフィルター膜が形成されている。グレイトーンマスクの中間露光部には、光回折現象を利用しながら露光量を減少させるために、露光機の解像度以下のスリットパターンが設けられている。このようなマスクを用いて、露光量を適宜調節しながら露光を行い、現像する。これにより、中間露光部では露光部よりも少なく遮光部よりも多い露光量が照射されるため、有機膜8パターンの外周部には、膜厚の薄い薄膜部が形成される。従って、2段の階段形状を有する有機膜8が形成される。例えば、露光部と遮光部との間に異なる透過量特性を有する2種類の中間露光部(透過量66%の中間露光部、透過量33%の中間露光部、等)が設けられたマスクを用いると、図10(b)のように3段の有機膜8を形成することができる。
その後、露出した絶縁膜7をドライエッチングにより除去する。このとき、露出している絶縁膜と同時に有機膜8も除去されていくため、ドライエッチング後には1段の絶縁膜がさらに追加された断面形状となる。そして、様々な後続工程を経た後のパネル貼り合せ工程において、シールパターンのツノ12部先端が矩形状の有機膜除去エリア16内側に配置されるようにシールパターン11を形成する。パネル貼り合せ後、切断線10に沿って各パネル19に切断する。切断線10を横切るようにシールパターンのツノ12が形成されているので、切断後のパネル19には注入口が設けられた端辺と対向する端辺に、シールパターンのツノ12の一部、すなわちシールパターン11と同じシール材料が残る。
以上のように、本実施の形態では、矩形状の有機膜除去エリア16がストライプ状の有機膜除去エリア13に延設されて形成されている。有機膜除去エリア16の側面は、階段状の形状を有している。このような形状に有機膜8が除去されることによって、シールパターンのツノ12領域の有機膜除去エリア16は高くて急嵯な側壁によって囲まれず、その側壁は階段状に有機膜形成領域へとつながる。すなわち、後続工程においてスピンコートによりレジストを塗布する際、この有機膜除去エリア16ではレジストが滞留しにくくなり、塗布ムラの発生を防止することができる。例えば、画素電極9の金属薄膜や透明導電膜をパターニングする際のレジストパターンに発生する塗布ムラを防止することができる。従って、このようなパネルを用いた表示装置では表示ムラの発生が防止されるので、表示品質が向上し、歩留まりを向上することができる。
なお、上記実施の形態4、5において、シールパターンのツノ領域における有機膜除去エリアの形状は従来技術と同じ矩形状の場合について例示的に説明をしたが、他の形状であってもよく、例えば実施の形態1〜3のような形状であってもよい。
実施の形態1〜5では、TFTアレイ基板を有するアクティブマトリクス型液晶表示装置について説明したが、パッシブマトリクス型液晶表示装置であってもよい。有機膜8の後続工程において塗布されるレジストは、その下に形成された層のエッチングのマスクに用いた後に除去される場合について例示的に説明をしたが、除去されずにそのまま液晶表示装置を構成するものであってもよい。また、有機膜8の後続工程において塗布されるレジストのパターンを用いて画素電極9を形成する例について説明したが、液晶表示装置の画素電極9以外の構成要素を形成することも可能である。また、有機膜8を用いた液晶表示装置であれば、必ずしも半透過型である必要はない。
以上の説明は、本発明の実施の形態を説明するものであり、本発明が以上の実施の形態に限定されるものではない。また、当業者であれば、以上の実施の形態の各要素を、本発明の範囲において、容易に変更、追加、変換することが可能である。
実施の形態1に係るTFTアレイ基板の構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る半透過型液晶表示装置のTFTアレイ基板の一構成例を示す断面図である。 実施の形態1に係るパネル配置を示す平面図である。 実施の形態1に係るシールパターンの配置を示す図である。 実施の形態1に係る有機膜の額縁領域内におけるパターニング形状を示した模式図である。 実施の形態1に係るシールパターンのツノ領域における有機膜のパターニング形状を示した平面図である。 実施の形態2に係るシールパターンのツノ領域における有機膜のパターニング形状を示した平面図である。 実施の形態3に係るシールパターンのツノ領域における有機膜のパターニング形状を示した平面図である。 実施の形態4に係るシールパターンのツノ領域における有機膜のパターニング形状を示した平面図と断面図である。 実施の形態5に係るシールパターンのツノ領域における有機膜のパターニング形状を示した平面図と断面図である。 額縁領域内における有機膜のパターニング形状を示した模式図である。 額縁領域内における有機膜のパターニング形状に起因した後続工程での塗布ムラを示す図である。 従来技術に係るシールパターンのツノ領域における有機膜のパターニング形状を示した平面図と断面図である。
符号の説明
1 基板、2 ゲート電極、3 補助容量電極、4 ゲート絶縁膜、
5 半導体層、6 ソース・ドレイン電極、7 絶縁膜、
8 有機膜、9 画素電極、9a 透明電極、
9b 反射電極、10 パネル切断線、
11 シールパターン、12 シールパターンのツノ、
13、14、15、16 有機膜除去エリア、
17 塗布ムラ、19 パネル、20 分離パターン、
41 表示領域、42 額縁領域、43 ゲート配線、44 ソース配線、
45 走査信号駆動回路、46 表示信号駆動回路、
47 画素、48、49 外部配線、50 TFT、
100 マザー基板、
161、162、163 有機膜除去エリア

Claims (10)

  1. 基板上に形成された有機膜と、
    前記有機膜上に表示領域を囲むように設けられ、液晶を注入する液晶注入口シールパターンを有するシールパターンと、を有する液晶表示装置であって、
    前記基板の端辺に沿って前記有機膜が除去された有機膜除去領域が設けられ、
    前記基板の前記液晶注入口が設けられた端辺と対向する端辺において、前記有機膜除去領域が幅広になっている幅広部を有し、
    前記幅広部に、製造中にマザー基板上で隣接するパネルの液晶注入口シールパターンの先端が設けられ、
    前記有機膜と前記有機膜除去領域の前記幅広部との境界線が曲線を含んでいる液晶表示装置。
  2. 基板上に形成された有機膜と、
    前記有機膜上に表示領域を囲むように設けられ、液晶を注入する液晶注入口シールパターンを有するシールパターンと、を有する液晶表示装置であって、
    前記基板の端辺に沿って前記有機膜が除去された有機膜除去領域が設けられ、
    前記基板の前記液晶注入口が設けられた端辺と対向する端辺において、前記有機膜除去領域が幅広になっている幅広部を有し、
    前記幅広部に、製造中にマザー基板上で隣接するパネルの、2つに分離した液晶注入口シールパターン先端が設けられ、
    前記2つの液晶注入口シールパターン先端の間に、前記有機膜が配置されている液晶表示装置。
  3. 基板上に形成された有機膜と、
    前記有機膜上に表示領域を囲むように設けられ、液晶を注入する液晶注入口シールパターンを有するシールパターンと、を有する液晶表示装置であって、
    前記基板の端辺に沿って前記有機膜が除去された有機膜除去領域が設けられ、
    前記有機膜が、前記表示領域内に設けられた前記有機膜と分離して設けられた島状の分離パターンを有し、
    前記分離パターン上に製造中にマザー基板上で隣接するパネルの液晶注入口シールパターンの先端が設けられている液晶表示装置。
  4. 前記有機膜除去領域が、幅5μm以下で、前記島状の分離パターンを囲むように形成されている請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 基板上に形成された有機膜と、
    前記有機膜上に表示領域を囲むように設けられ、液晶を注入する液晶注入口シールパターンを有するシールパターンと、を有する液晶表示装置であって、
    前記基板の端辺に沿って前記有機膜が除去された有機膜除去領域が設けられ、
    前記基板の前記液晶注入口が設けられた端辺と対向する端辺において、前記有機膜除去領域が幅広になっている幅広部を有し、
    前記幅広部に製造中にマザー基板上で隣接するパネルの液晶注入口シールパターンの先端が設けられ
    前記有機膜と前記有機膜除去領域の前記幅広部との境界では、前記有機膜の端面がテーパー状、又は階段状に形成されている液晶表示装置。
  6. 複数のパネルが切断線を介してマトリクス状に配置されたマザー基板上に、前記切断線をまたぐ液晶注入口シールパターンを有するシールパターンを形成し、前記切断線において前記マザー基板を切断して、前記パネル毎に切断する液晶表示装置の製造方法であって、
    前記マザー基板上に、有機膜を塗布する工程と、
    前記有機膜をパターニングして、前記切断線に沿って設けられ、前記有機膜との境界線が曲線となって幅広に形成された幅広部を有する有機膜除去領域を形成する工程と、
    前記パターニングされた有機膜上に、感光性樹脂を塗布する工程と、
    前記マザー基板上に、前記パネルの表示領域を囲むシールパターンを形成して、前記液晶注入口シールパターンを隣接する前記パネルの前記幅広部に形成する工程と、
    前記液晶注入口シールパターンを分離するように前記切断線において前記マザー基板を切断する工程と、を備える液晶表示装置の製造方法。
  7. 複数のパネルが切断線を介してマトリクス状に配置されたマザー基板上に、前記切断線をまたぐ2つの液晶注入口シールパターンを有するシールパターンを形成し、前記切断線において前記マザー基板を切断して、前記パネル毎に切断する液晶表示装置の製造方法であって、
    前記マザー基板上に、有機膜を塗布する工程と、
    前記有機膜をパターニングして、前記切断線に沿って設けられ、幅広に形成された幅広部を有する有機膜除去領域を形成する工程と、
    前記パターニングされた有機膜上に、感光性樹脂を塗布する工程と、
    前記マザー基板上に、前記パネルの表示領域を囲むシールパターンを形成して、2つの前記液晶注入口シールパターンの間に前記有機膜が配置されるよう前記液晶注入口シールパターンを隣接する前記パネルの前記幅広部に形成する工程と、
    前記液晶注入口シールパターンを分離するように前記切断線において前記マザー基板を切断する工程と、を備える液晶表示装置の製造方法。
  8. 複数のパネルが切断線を介してマトリクス状に配置されたマザー基板上に、前記切断線をまたぐ液晶注入口シールパターンを有するシールパターンを表示領域を囲むように形成し、前記切断線において前記マザー基板を切断して、前記パネル毎に切断する液晶表示装置の製造方法であって、
    前記マザー基板上に、有機膜を塗布する工程と、
    前記有機膜をパターニングして、前記切断線に沿って設けられた有機膜除去領域と、前記有機膜除去領域と隣接し、前記表示領域内の前記有機膜から分離した島状の分離パターンと、を形成する工程と、
    前記パターニングされた有機膜上に、感光性樹脂を塗布する工程と、
    前記マザー基板上に、前記パネルの表示領域を囲むシールパターンを形成して、前記液晶注入口シールパターンを隣接する前記パネルの前記島状の分離パターン上に形成する工程と、
    前記液晶注入口シールパターンを分離するように前記切断線において前記マザー基板を切断する工程と、を備える液晶表示装置の製造方法。
  9. 複数のパネルが切断線を介してマトリクス状に配置されたマザー基板上に、前記切断線をまたぐ液晶注入口シールパターンを有するシールパターンを形成し、前記切断線において前記マザー基板を切断して、前記パネル毎に切断する液晶表示装置の製造方法であって、
    前記マザー基板上に、有機膜を塗布する工程と、
    前記有機膜をパターニングして、前記切断線に沿って設けられ、幅広に形成された幅広部を有する有機膜除去領域を、前記有機膜と前記幅広部との境界において前記有機膜の端面をテーパー状又は階段状に形成する工程と、
    前記パターニングされた有機膜上に、感光性樹脂を塗布する工程と、
    前記マザー基板上に、前記パネルの表示領域を囲むシールパターンを形成して、前記液晶注入口シールパターンを隣接する前記パネルの前記幅広部に形成する工程と、
    前記液晶注入口シールパターンを分離するように前記切断線において前記マザー基板を切断する工程と、を備える液晶表示装置の製造方法。
  10. 前記有機膜をパターニングする工程では、スリットパターンを有するスリットパターンマスク、又は複数階調露光を用いてパターニングする請求項9に記載の液晶表示装置の製造方法。
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