JP5106204B2 - ファン装置の取付構造 - Google Patents
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Description
また、他のファン装置の取付構造としては例えば図18に示すように、外装箱15の開口部16に、ダクトフランジ33がボルト36で取り付けられ、ダクトフランジ33と外装箱15との間にフォーム34(振動吸収体)が挟まれて取り付けられている。フォーム34は、円環状に形成され、ケーシング14の吐出口17の外径よりも僅かに小さい直径を有する孔部35を備えている。
本体フレームに開口部が形成され、
開口部とファンとの間に、一端が開口部側に連通するとともに他端がファン側に連通して空気の流路を形成する筒状部材が配置され、
ファンと駆動装置と筒状部材とは共通のファン架台に支持されており、
開口部の周縁部と筒状部材の一端との間に、弾性体からなる振動吸収体が設けられ、
振動吸収体は、一方の差込溝を有する一方の接続部と、他方の差込溝を有する他方の接続部と、一方および他方の接続部の径方向における厚みよりも薄く且つ一方の接続部と他方の接続部との間に一体に連設されて径方向および流路方向に弾性変形自在な振動吸収部とを有し、
開口部の周縁部が一方の差込溝に差し込まれるとともに筒状部材の一端の周縁部が他方の差込溝に差し込まれることによって、振動吸収体が接続されるものである。
これによると、ファンを回転駆動することにより、空気が本体フレームの開口部から吸引又は吐出される。この際、ファンと駆動装置と筒状部材とは共通のファン架台に支持されているため、ファンが振動すると、筒状部材はファンと同期して振動する。この筒状部材の振動は振動吸収体によって吸収されるため、筒状部材から本体フレームに伝わる振動が低減され、本体フレームの振動が抑制される。
振動吸収部は一方の接続部の内周部と他方の接続部の外周部との間に一体に連設されて、振動吸収体の径方向の断面はN形状に形成されているものである。
これによると、開口部の周方向の長さと筒状部材の一端の周方向の長さとがほぼ同じ長さになる。したがって、一本の長尺状の素材を開口部と筒状部材の一端との形状に応じて曲げることにより振動吸収体を形成する場合、上記長尺状の素材を開口部の周方向の長さ又は筒状部材の一端の周方向の長さに合わせて切断するだけで、開口部と筒状部材の一端とに接続可能な振動吸収体が形成される。したがって、切断する素材の長さを変えることにより、複数種類のサイズの開口部と筒状部材とに応じて、それぞれサイズの異なる複数種類の振動吸収体を容易に取り付けることができる。
本体フレームに開口部が形成され、
開口部とファンとの間に、一端が開口部側に連通するとともに他端がファン側に連通して空気の流路を形成する筒状部材が配置され、
ファンと駆動装置と筒状部材とは共通のファン架台に支持されており、
開口部の周縁部の形状と筒状部材の一端の周縁部の形状とは円形状で、且つ、略同じ大きさであり、
開口部の周縁部と筒状部材の一端との間に、弾性体からなる振動吸収体が設けられ、
振動吸収体は、一方の差込溝を有する一方の接続部と、他方の差込溝を有する他方の接続部と、これら両接続部間に形成された振動吸収部とを有し、
開口部の周縁部が一方の差込溝に差し込まれるとともに筒状部材の一端の周縁部が他方の差込溝に差し込まれることによって、振動吸収体が接続されるものである。
これによると、一本の長尺状の素材を開口部と筒状部材の一端との形状に応じて湾曲させて円環状に形成することにより、振動吸収体を容易に形成して開口部と筒状部材の一端とに接続することができる。また、振動吸収体には、弾性力により径方向に押し広げる力が発生するので、開口部の周縁部を振動吸収体の一方の差込溝に差し込むとともに筒状部材の一端の周縁部を振動吸収体の他方の差込溝に差し込むだけであっても、振動吸収体が不用意に外れる虞は大幅に減少する。
これによると、駆動装置の駆動運転中においては、主に径方向の振動が発生するが、駆動装置の起動時や停止時においては、上記駆動運転中よりも大きな振動が上記径方向に直交する流路方向に発生する。これに対して、振動吸収体の一方の差込溝および他方の差込溝は開口部の周縁部および筒状部材の一端の周縁部に径方向から差し込まれているため、駆動装置の起動時や停止時の振動の方向(すなわち流路方向)と振動吸収体の差し込み方向(すなわち径方向)とが異なる方向となる。これにより、駆動装置の起動時や停止時に発生する流路方向の振動に対しても、振動吸収体が不用意に外れる虞は大幅に減少する。
これによると、振動吸収体の上部においては、一方の接続部に、常時、自重によって一方の接続部を開口部の周縁部から下方へ離脱させようとする下向きの離脱力が働いており、このような下向きの離脱力に対して、他方の接続部と振動吸収部とによって一方の接続部を上方へ引っ張る引張力が作用するため、一方の接続部が開口部の周縁部から下方へ不用意に離脱する虞は大幅に減少する。
図1に示すように、51は空気調和機であり、その本体ケーシング52は、外部空気が流入する外気流入口53と供給空気を送出する送気口54との間に、上流側から下流側へ順次に、フィルタ室55、加湿器室56、コイル室57、送風機室58とを有している。
これによると、図1に示すように、電動機71を作動してファンホイール70を回転駆動することにより、外部空気が、外気流入口53からフィルタ室55へ流入し、フィルタ室55から加湿器室56、コイル室57を通過し、さらに、入口開口部78を通って送風機室58に吸引され、送気口54から送出される。これにより、温度と湿度とが調整され且つ塵埃等が除去された空気が送気口54から送出されてビルや工場等の施設に供給される。
また、第3の実施の形態として、図10に示すように、ベルマウス89の端部フランジ91の外周縁に、前方(上流方向)に折り曲げられた屈曲部101が形成され、屈曲部101が振動吸収体92の他方の差込溝96に差し込まれているものでもよい。
上記各実施の形態では、ファンの一例として、ファンホイール70が露出したタイプのファンを設けているが、ファンホイールがファンケーシング内に収納されているシロッコファンを設けてもよい。
上記各実施の形態では、筒状部材の一例として、入口側と出口側との径が異なるベルマウス89を挙げたが、入口側と出口側との径が同じ円筒部材であってもよい。
70 ファンホイール(ファン)
71 電動機(駆動装置)
78 入口開口部(開口部)
81 ファン架台
88 流路
89 ベルマウス(筒状部材)
92 振動吸収体
94 一方の差込溝
95 一方の接続部
96 他方の差込溝
97 他方の接続部
98 振動吸収部
A 径方向
do 振動吸収部の下流側端部の外径(他方の接続部側の他端部の外径)
di 振動吸収部の上流側端部の内径(一方の接続部側の一端部の内径)
Claims (5)
- 本体フレーム内に、ファンと、ファンを回転駆動させる駆動装置とが設けられ、
本体フレームに開口部が形成され、
開口部とファンとの間に、一端が開口部側に連通するとともに他端がファン側に連通して空気の流路を形成する筒状部材が配置され、
ファンと駆動装置と筒状部材とは共通のファン架台に支持されており、
開口部の周縁部と筒状部材の一端との間に、弾性体からなる振動吸収体が設けられ、
振動吸収体は、一方の差込溝を有する一方の接続部と、他方の差込溝を有する他方の接続部と、一方および他方の接続部の径方向における厚みよりも薄く且つ一方の接続部と他方の接続部との間に一体に連設されて径方向および流路方向に弾性変形自在な振動吸収部とを有し、
開口部の周縁部が一方の差込溝に差し込まれるとともに筒状部材の一端の周縁部が他方の差込溝に差し込まれることによって、振動吸収体が接続される
ことを特徴とするファン装置の取付構造。 - 開口部の周縁部と筒状部材の一端の周縁部とは、略同形状で、且つ、略同じ大きさであって、
振動吸収部は一方の接続部の内周部と他方の接続部の外周部との間に一体に連設されて、振動吸収体の径方向の断面はN形状に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のファン装置の取付構造。 - 本体フレーム内に、ファンと、ファンを回転駆動させる駆動装置とが設けられ、
本体フレームに開口部が形成され、
開口部とファンとの間に、一端が開口部側に連通するとともに他端がファン側に連通して空気の流路を形成する筒状部材が配置され、
ファンと駆動装置と筒状部材とは共通のファン架台に支持されており、
開口部の周縁部の形状と筒状部材の一端の周縁部の形状とは円形状で、且つ、略同じ大きさであり、
開口部の周縁部と筒状部材の一端との間に、弾性体からなる振動吸収体が設けられ、
振動吸収体は、一方の差込溝を有する一方の接続部と、他方の差込溝を有する他方の接続部と、これら両接続部間に形成された振動吸収部とを有し、
開口部の周縁部が一方の差込溝に差し込まれるとともに筒状部材の一端の周縁部が他方の差込溝に差し込まれることによって、振動吸収体が接続される
ことを特徴とするファン装置の取付構造。 - 振動吸収体の一方の差込溝および他方の差込溝は開口部の周縁部および筒状部材の一端の周縁部に対して径方向に差し込まれることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のファン装置の取付構造。
- 振動吸収部の他方の接続部側の他端部の外径が、一方の接続部側の一端部の内径より大きいことを特徴とする請求項4に記載のファン装置の取付構造。
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JP2008085086A Active JP5106204B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ファン装置の取付構造 |
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