JP5105947B2 - コルゲイト管用継手装置 - Google Patents

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Description

本発明はコルゲイト管用継手装置に関する。
ガス配管などにおいて、薄肉の金属製のコルゲイト管が多用されている。このコルゲイト管をガス機器や他の配管と接続するために、コルゲイト管用継手装置が用いられている(特許文献1)。
図6は、このようなコルゲイト管用継手装置の一例を示す。ここで、11は金属製の筒状の継手本体であり、その先端に設けられた外ねじ部12によってガス配管などの他部材13に接合されている。継手本体11における、外ねじ部12が形成された部分とは反対側の部分の開口端の内周には、内ねじ部14が形成されている。そして、内ねじ部14よりも奥側における継手本体11の内周には、シール材収容溝15と、このシール材収容溝15よりも径方向の内側の位置に形成された段部16とが形成されている。17は段部16の端面で、径方向に形成されている。
継手本体11の内部には、コルゲイト管18の端部が挿入されている。このコルゲイト管18は、薄肉ステンレスなどによって蛇腹状に形成されており、管軸方向に沿って複数の山部19と谷部20とが交互に設けられた構成となっている。
継手本体11の内部において、コルゲイト管18には金属製の環状のリテーナ21が外ばめされている。このリテーナ21は、周方向に沿って複数に分割された構成であるとともに、その内周には、コルゲイト管18の山部19と谷部20とに沿った形状の凹凸部22が形成されている。
継手本体11の内ねじ部14には、金属製の筒状の押輪23の先端に形成された外ねじ部24がねじ合わされている。押輪23は、コルゲイト管18に外ばめされた状態で配置されるとともに、外ねじ部24が形成された先端部25が、継手本体11の内部に入り込んで、リテーナ21を継手本体11の奥側に向けて押圧している。
リテーナ21は、コルゲイト管18の先端の一つの山部19が継手本体11の奥側に突出する状態でこのコルゲイト管18に外ばめされ、押輪23の外ねじ部24が継手本体11の内ねじ部14にねじ合わされることで先端部25が継手本体11の内部に挿入されたときに、この先端部25に押されて、図示のように継手本体11の段部16の端面17との間に先端の山部19を挟み込んで管軸方向に潰すようにかしめることが可能である。
このようにかしめられることで、コルゲイト管18の先端には平滑なシール部26が形成される。継手本体11の収容部15にはOリングなどを利用したゴム製の環状のシール材27が収容されており、リテーナ21によってシール部26がシール材27に圧接されることで、継手本体11とコルゲイト管18との間がシールされている。また、コルゲイト管18がリテーナ21によって保持され、かつリテーナ21が押輪23によって押圧されることで、コルゲイト管18が継手本体11に固定されている。
このような継手装置を構成するときには、図5に示すように、継手本体11の収容部15にシール材27を収容したうえで、谷部20においてカットされたコルゲイト管18の先端の一つの山部19を突出させた状態でこのコルゲイト管18にリテーナ21を外ばめし、その状態のリテーナ21とコルゲイト管18とをともに継手本体11の内部に挿入する。次に、あらかじめコルゲイト管18に外ばめしておいた押輪23を継手本体11に接近させ、その外ねじ部24を継手本体11の内ねじ部14にねじ合わせる。すると、図示のように押輪23の先端部25がリテーナ21を継手本体11の奥側に押し込み、それにつれてコルゲイト管18も継手本体11の奥側に押し込まれて、その先端の谷部20が継手本体11の段部16の端面17に当たる。このとき、リテーナ21から突出したコルゲイト管18の先端の山部19は、シール材27に軽く接する。図5は、このときの状態を示す。
この状態からさらに押輪23の外ねじ部24を継手本体11の内ねじ部14にねじ込むと、図6に示すように段部16とリテーナ21との間でコルゲイト管18の先端の山部19が管軸方向に潰されるようにかしめられ、これによってシール部26が形成される。かつ、それとともにリテーナ21がシール部26をシール材27に向けて押圧し、それによってコルゲイト管18と継手本体11との間がシールされる。かつ、上述のようにコルゲイト管18がリテーナ21によって保持され、またリテーナ21が押輪23によって押圧されることで、コルゲイト管18が継手本体11に固定される。
特開平6−241367号公報
押輪23のねじ込み操作によって図5に示すようにコルゲイト管18の先端の谷部20が継手本体11の段部16の端面17に当たると、作業者はそれによる手応えを感じる。また、このときに先端の山部19がシール材27に軽く接するため、漏れ確認を行うと漏れが生じないことが多い。このため、このようなコルゲイト管18の先端の谷部20が継手本体11の段部16に当たっただけのいわば仮締めの状態でも、作業者によって図6に示す本締めが完了したと誤って判断されてしまうことが起り得る。
すると、図5に示されるのはあくまで仮締めの状態であるため、そのまま放置すると漏れが発生しやすいという課題がある。
そこで本発明はこのような課題を解決して、コルゲイト管用継手装置においてコルゲイト管を確実にかしめ処理して十分なシール性能を確保できるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、筒状の継手本体の内部に環状のシール材が配置され、前記継手本体の内部にコルゲイト管が挿入され、前記継手本体の内部に挿入された押輪と継手本体の内部に設けられコルゲイト管の先端が当たる部分に前記コルゲイト管の先端が径方向外側に乗り上げ可能なテーパ面が形成されている段部との間でコルゲイト管の先端部が管軸方向に潰されるようにかしめられることで、コルゲイト管の先端に、押輪により押されることでシール材に圧接されるシール部が形成され、前記シール材と押輪によりかしめられる前のコルゲイト管の先端部とが互いに接触しないように構成したものである。
このような構成であると、コルゲイト管が継手本体に挿入されただけで、かしめ処理によるシール部の形成とシール材へのシール部の押圧とがなされていない作業未完了の場合には、シール材とコルゲイト管の先端部とが接触していないために漏れが発生し、このため作業が未完了であることが確実に検知される。したがって、その後にかしめ処理がされなくなるような事態の発生を防止できる。コルゲイト管の先端の山部を段部に押し付けて管軸方向に潰すようにかしめると、テーパ面の作用によってシール部が径方向の外向きに広がりやすいので、シール部を大きな外径で形成することができ、確実にシール材に接触させて押圧させ、十分なシール性能を確保することができる。
図1に示すように、継手本体11において、段部16の端面17は、シール材収容溝15の奥端よりも十分に継手本体11の開口側となる位置に形成されている。換言すると、シール材収容溝15の奥端は、段部16の端面17よりも十分に継手本体11の奥側となる位置に形成されている。
このような構成において、図示のようにOリングを利用したシール材27を装着した状態の継手本体11の内部にコルゲイト管18とリテーナ21とを挿入したときには、先端の谷部20でカットされたコルゲイト管18の端面が段部16の端面17に当たって仮締めの状態となるが、そのときに、コルゲイト管18はシール材27に接触せず、両者の間には隙間35が形成される。また、この状態において、継手本体11の段部16の端面17とコルゲイト管18の端面とは、単に接触しているだけであるので、シール状態ではない。
このため、隙間35を介してコルゲイト管18の内外が連通されることになり、したがって漏れ試験を行うと必ず漏れが発生し、それによって継手本体11へのコルゲイト管18の接合作業が未完了であることが検知される。
リテーナ21の先端において、コルゲイト管18の山部19における径方向の縁部すなわち山部19の頂部およびその近傍に対向した位置には、リテーナ21の軸心方向に突出する環状突部36が、リテーナ21の周方向に沿って形成されている。このため、図1に示す状態から押輪23のねじ込みを行うと、押輪23によってリテーナ21が継手本体11の奥側に移動され、リテーナ21の環状突部36がコルゲイト管18の先端の山部19における径方向の縁部を重点的に押圧する。これにより、図2に示すように、リテーナ21によってコルゲイト管18の先端の山部19を潰すようにかしめて、シール部26を形成することができる。このとき、上記のようにリテーナ21の環状突部36がコルゲイト管18の先端の山部19における径方向の縁部を重点的に押圧するため、図1に示されていた隙間35を確実に埋めてシール部26をシール材27に押圧することができる。これにより、所期の確実なシールを達成することができる。
継手本体11における段部16は、上述のような径方向の端面17を有したものである代わりに、図3および図4に示すように構成されていてもよい。すなわち、図3および図4においては、段部16におけるコルゲイト管18の先端が当たる部分に、このコルゲイト管18の先端が径方向外向きに乗り上げ可能なテーパ面32が形成されている。
このような構成であると、リテーナ21によってコルゲイト管18の先端の山部19を段部16に押し付けて管軸方向に潰すようにかしめると、テーパ面32の作用によってシール部26が径方向の外向きに広がりやすい。このため、シール部26を大きな外径で形成することができ、確実にシール材27に接触させて押圧させることができる。
本発明の実施の形態のコルゲイト管用継手装置の仮締め状態における要部の断面図である。 図1のコルゲイト管用継手装置の本締め状態における要部の断面図である。 本発明の他の実施の形態のコルゲイト管用継手装置の仮締め状態における要部の断面図である。 図3のコルゲイト管用継手装置の本締め状態における要部の断面図である。 従来のコルゲイト管用継手装置の仮締め状態の断面図である。 従来のコルゲイト管用継手装置の本締め状態の断面図である。
符号の説明
11 継手本体
16 段部
18 コルゲイト管
19 山部
21 リテーナ
23 押輪
26 シール部
27 シール材
35 隙間
36 環状突部

Claims (1)

  1. 筒状の継手本体の内部に環状のシール材が配置され、前記継手本体の内部にコルゲイト管が挿入され、前記継手本体の内部に挿入された押輪と継手本体の内部に設けられコルゲイト管の先端が当たる部分に前記コルゲイト管の先端が径方向外側に乗り上げ可能なテーパ面が形成されている段部との間でコルゲイト管の先端部が管軸方向に潰されるようにかしめられることで、コルゲイト管の先端に、押輪により押されることでシール材に圧接されるシール部が形成され、前記シール材と押輪によりかしめられる前のコルゲイト管の先端部とが互いに接触しないように構成されていることを特徴とするコルゲイト管用継手装置。
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