JP5105126B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信機能を備えた情報処理装置及び情報処理方法に関するものである。
従来から、入力された音声データを文字に変換する技術についてはすでに提案されている(例えば、特許文献1参照)。このとき、話者を特定するための情報を抽出し、音声データとその話者に関する情報とを視覚的に識別できるようにテキスト出力を行う。
特開平11−242669号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明においては、音声データからテキストデータへ変換されたデータと、元からテキスト形態にて入力されたデータとが混在する状態では、元のデータがいずれのデータであったかを出力されたデータから区別することは困難である。したがって、利用者が出力データを読む際には、全ての出力データにおいて入力された音声データが文字に変換される際に誤変換が生じている可能性を常に踏まえ、利用者自身で正しい変換結果を推測することが求められる。これは、データ入力時に利用者が敢えて誤変換を生じさせることで言いたいことを曖昧にしたい場合に特に不便である。
本発明の情報処理装置は、無線部と、キーボードと、音声データを取得するためのマイクとを備えた情報処理装置であり、さらに、前記音声データをテキストデータへ変換する変換部と、前記変換部にて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を関連付ける変換形態付出力手段と、前記キーボードにて入力されたテキストデータと前記変換部にて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを前記無線部を介して他の情報処理装置に出力する出力部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、テキストデータと、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報とを受信する無線部を備えた情報処理装置であり、さらに、前記無線部で受信したテキストデータを表示する表示部と、受信したテキストデータを、変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、テキストデータと共に前記表示部に出力する変換形態付出力インターフェイス部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、テキストデータと、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報とを送受信する無線部を備えた情報処理装置であり、送信端末として、キーボードと、音声データを取得するためのマイクと、前記音声データをテキストデータへ変換する変換部と、前記変換部にて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を関連付ける変換形態付出力手段と、前記キーボードにて入力されたテキストデータと前記変換部にて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを前記無線部を介して他の情報処理装置に出力する出力部と、を備え、さらに受信端末として、前記無線部で受信した他の情報処理装置から出力されたテキストデータを表示する表示部と、他の情報処理装置から出力されたテキストデータを、変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、テキストデータと共に前記表示部に出力する変換形態付出力インターフェイス部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、テキストデータと、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報とを送受信する無線部と、キーボードと、音声データを取得するマイクと、前記音声データをテキストデータへ変換する変換部と、前記変換部にて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を関連付ける変換形態付出力手段と、前記キーボードにて入力されたテキストデータと前記変換部にて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを前記無線部を介して他の情報処理装置に出力する出力部と、他の情報処理装置から出力されたテキストデータを、変換形態識別情報に基づいて、変換形態を識別可能に出力する変換形態付出力インターフェイス部と、前記変換形態付出力インターフェイス部の出力を表示する表示部と、を備え、前記変換形態付出力インターフェイス部は、複数の情報処理装置から送られてきたテキストデータを、順次複数表示すると共に、前記変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、関連付けられたテキストデータの表示と共に前記表示部に表示するように出力することを特徴とする。
また、上記本発明の情報処理装置の出力部は、変換前の音声データと、前記音声データからテキストデータに変換されたテキストデータと、変換形態識別情報とを、他の情報処理装置に出力することを特徴とする。
本発明の情報処理装置による情報処理方法は、テキストデータと、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報とを無線を介して送受信する情報処理装置による情報処理方法であり、前記情報処理方法は送信ステップとして、キーボードで入力されたテキストデータを取得するテキスト取得ステップと、マイクから入力された音声データを取得する音声取得ステップと、前記音声取得ステップで取得された音声データをテキストデータへ変換する変換ステップと、前記変換ステップにて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を付与する変換形態識別情報付与ステップと、前記テキスト取得ステップで取得したテキストデータと前記変換ステップにて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを無線を介して他の情報処理装置に出力する出力ステップと、を有し、さらに前記情報処理方法は受信ステップとして、無線を介して受信したテキストデータを表示する表示ステップと、前記受信したテキストデータを、変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、テキストデータと共に前記表示ステップにて出力するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置による情報処理方法は、キーボードで入力されたテキストデータを取得するテキスト取得ステップと、マイクから入力された音声データを取得する音声取得ステップと、前記音声取得ステップで取得された音声データをテキストデータへ変換する変換ステップと、前記変換ステップにて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を付与する変換形態識別情報付与ステップと、前記テキスト取得ステップにて取得されたテキストデータと前記変換ステップにて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを無線を介して他の情報処理装置に出力する出力ステップと、無線を介して他の情報処理装置から出力されたテキストデータと変換形態識別情報を受信する受信ステップと、複数の他の情報処理装置から送られてきたテキストデータを順次複数表示する順次複数表示ステップと、前記変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、関連付けられたテキストデータの表示と共に表示するステップと、を有することを特徴とする。
また、上記本発明の情報処理装置による情報処理方法の出力ステップは、変換前の音声データと、前記音声データからテキストデータに変換されたテキストデータと、変換形態識別情報とを、他の情報処理装置に出力することを特徴とする。
以上、説明したように本件発明に係る情報処理装置は、変換されたデータかどうか(加えて、その変換形態)が一目で分かり、変換されたデータについては利用者が誤変換の可能性を考慮しながら注意して読むことができる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1の機能ブロックの一例を示した図(その1) 実施形態1の機能ブロックの一例を示した図(その2) 実施形態1の機能ブロックの一例を示した図(その3) 実施形態1のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態1の処理の流れを示した図 実施形態2を説明するための概念図 実施形態2の機能ブロックの一例を示した図(その1) 実施形態2の機能ブロックの一例を示した図(その2) 実施形態2のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態2の処理の流れを示した図 実施形態3の機能ブロックの一例を示した図 実施形態3のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態3の処理の流れを示した図
以下に、各発明を実施するための最良の形態を説明する。各実施形態と請求項の関係はおおむね次のようなものである。実施形態1は、主に請求項1、3、4、5、6、7、8について説明する。実施形態2は、主に請求項2、3、4、6、7、8について説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
また、以下に記載する各機能ブロックは、ハードウェア、またはメモリ上に展開しハードウェアを制御することでその作用が得られるソフトウェア、またはハードウェア及びソフトウェアの両方として実現されうる。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ、CD−ROM/DVD−ROMなどの読み取りドライブ、各種通信用の送受信ポート・インターフェイス・その他の周辺装置などのハードウェア構成部、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラム、その他アプリケーションプログラムなどが挙げられる。
さらに、この発明は装置またはシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。またこのような発明の一部をソフトウェアとして構成することもできる。さらにそのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である。)
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要> 本実施形態の概要について説明する。本実施形態は、データの表現形態を他の表現形態に変換可能であり、変換された、又は変換されなかったデータを、その旨を示す識別情報に関連付けて出力する情報処理装置である。
図1は、本実施形態の情報処理装置の一例を示すものである。図1(a)には、利用者が情報処理装置に対して音声にて入力を行い、この音声による表現形態のデータを文字の表現形態に変換し、これを他の情報処理装置に対して出力する場面を示した。このとき、音声データを変換した旨を示すために、マイクのアイコンを識別情報として文字データと関連付けて出力している。出力された文字データを受信した他の情報処理装置では、表示画面などに文字データと識別情報を表示することで、文字データが元々音声データであり、表示されている文字データは音声データを変換したものであることが認識できる。
なお、(a)においては情報処理装置がデータを他の情報処理装置に対して出力する場面を示したが、(b)のようにサーバ装置に対して出力し、サーバ装置を介して他の情報処理装置にデータが渡る場合もある。
<実施形態1:構成1> 図2は、本実施形態の機能ブロックの一例を示したものである。 図2に示す本実施形態の「情報処理装置」(0200)は、「取得部」(0201)と、「変換部」(0202)と、「出力部」(0203)と、を有する。
(情報処理装置 0200) 「情報処理装置」は、通信機能を備え、データの表現形態を他の表現形態に変換する処理が可能な装置一般を広く含む。サーバ装置として機能するほか、送信端末装置、受信端末装置のいずれの機能をも有する場合もある。
(取得部 0201) 「取得部」(0201)は、所定表現形態のデータを取得する。「所定表現形態」とは、音声、テキスト、画像などの表現形態をいう。データが音声形態の場合には、マイクなどを介して入力された音声データが取得される。データがテキスト形態の場合には、キーボードなどを介して入力されたテキストデータが取得される。データが画像の場合には、カメラ、スキャナなどを介して入力された画像データが取得される。なお、画像データには、手話などの撮影画像や、OCR、バーコードなどの読み取り画像などが該当する。
取得は、利用者などによって入力された各種データを受け付けることで取得する場合のほか、他の情報処理装置(この場合、他の情報処理装置は送信端末装置やサーバ装置として機能し、取得する情報処理装置自身はサーバ装置や受信装置として機能する。)から出力されたデータを受信することで取得する場合などを想定したものである。
(変換部 0202) 「変換部」(0202)は、前記データの表現形態を他の表現形態に変換する。例えば、音声データをテキスト表現形式へと変換する場合などを想定したものである。また、逆にテキストデータを音声表現形式へと変換する場合や、バーコードなどの読み取り画像データを数字のテキストデータへと変換する場合など様々な態様が例示できる。その他、英語の音声データを日本語のテキスト表現形式へと変換するなど二以上の変換を実行する場合もある。
変換部にて変換が行われるのはデータの一部のみの場合もあるし、変換が行われない場合もある。後者の場合には、変換されなかったデータが出力部へ渡ることになる。データを変換するか否か、変換する場合にはデータの全部を変換するのか、あるいは、一部のみを変換するのか、一部を変換する場合にはどの部分を変換するのかについては、状況に応じて異なるとしてもよい。状況に応じた変換処理の実行については、後述の実施形態3にて説明する。なお、データの一部のみを変換する具体例としては、例えば、「私の電話番号は、090−123−4567です。」という音声データのうち、電話番号部分「090−123−4567」のみをテキスト表現形態へと変換するとしてもよい。
(出力部 0203) 「出力部」(0203)は、変換された、又は変換されなかったデータを、その旨を示す識別情報に関連付けて出力する。「識別情報」とは、出力されるデータが変換部にて変換されたのか、又は、変換されなかったのかを識別するための情報をいう。識別情報としては、例えば、変換の有無に応じて、出力文字データの色、フォント、サイズを定める情報や、アイコンを付すための情報などが例示できる。具体的には、変換されなかったデータについては、黒い文字で表示し、変換されたデータについては、赤い文字で表示するものなどが該当する。なお識別情報は、変換された(あるいは、変換されなかった)旨のみが識別可能であるとしてもよい。つまり、変換されている場合(あるいは、変換されなかった場合)にのみ識別情報が出力されるデータに関連付けられ、変換されなかった場合(あるいは、変換された場合)には識別情報は関連付けがなされない。このように片方の場合のみに識別情報が関連付けされるとしても、変換されたかどうかは推測で区別できる。識別情報がないことで、変換の有無を示すことができる。
また、データが変換された場合には、変換された部分については変換後の表現形態だけでなく、変換前の表現形態も含めた両方が出力されるとしてもよい。つまり、先の例でいう電話番号部分「090−123−4567」の変換の例については、テキスト表現形態の出力に加えて、音声表現形態でも出力されるとしてもよい。
出力先は、他の情報処理装置などが想定される。この場合、出力する情報処理装置自身は、サーバ装置や送信端末装置として機能し、他の情報処理装置は受信端末装置やサーバ装置として機能する。その他、ディスプレイやスピーカーなどに対して出力する場合もある。
<実施形態1:構成2> 図3は、本実施形態の機能ブロックの別の例を示したものである。 図3に示す本実施形態の「情報処理装置」(0300)は、「取得部」(0301)と、「変換部」(0302)と、「出力部」(0303)と、さらに、出力部(0303)は「変換形態付出力手段」(0304)を有する。
(変換形態付出力手段 0304) 「変換形態付出力手段」(0304)は、変換されたデータを、その変換形態を示す変換形態識別情報に関連付けて出力する。「変換形態識別情報」は、変換されたデータの変換形態を示す情報をいい、変換部にて変換される前の表示形態を識別することができる。変換形態識別情報としては、例えば、変換前の表示形態に応じて、出力文字データの色、フォント、サイズを定める情報や、アイコンを付すための情報などが例示できる。具体的には、変換前が音声データであれば、マイクの図柄で示されるアイコンを用いるものなどが該当する。
また、変換される前のデータが情報処理装置に保存されており、このデータが参照できるための参照先情報(URLなど)を、変換されたデータや、変換の有無を示す識別情報、変換形態識別情報とともに、他の情報処理装置などの出力先に対して出力する場合がある。つまり、音声表現形態のデータをテキスト表現形態に変換する場合に、情報処理装置の記憶領域に元の表現形態である音声データを保存しておいて、そのデータを参照可能なURLなどの参照情報を、変換後のデータであるテキストデータや、これに関連付けて変換された旨を示す識別情報などとともに、出力先に対して出力する。出力先となる他の情報処理装置では、この参照情報を表示しておいて、これに基づいて利用者がアクセスした場合には、送信者が元々送信した音声データを参照することができる。
その他、各部の処理については、構成1と同様である。
<実施形態1:具体例> 図4は、本実施形態の具体的機能ブロックの一例を示したものである。 図4に示す本実施形態の「情報処理装置」(0400)は、「無線部」(0401)と、「通信制御部」(0402)と、「表示部」(0403)と、「操作部」(0404)と、と、「マイク」(0405)と、「主制御部」(0406)と、「記憶部」(0407)と、「データ変換部」(0408)と、「スピーカー」(0409)と、を有する。
(取得部0201にて行われる処理) 所定表現形態のデータは、利用者が「マイク」(0406)を介して入力したデータを取得することが想定される。また、他の情報処理装置などから「無線部」(0401)を介して送信されたデータを取得するとしてもよい。このとき、無線部(0401)は「通信制御部」(0402)にて制御される。取得したデータは一旦「記憶部」(0408)などに保持される。
(変換部0202にて行われる処理) 記憶部(0408)などに保持されたデータは、「データ変換部」(0409)にて変換処理が実行される。第一データ認識部にて、データに含まれる変換の手法(変換実行の可否や、変換形態など)を示す情報を抽出し、これに基づいて第二データ変換部にて変換処理を実行する。あるいは、「操作部」(0404)にて利用者の操作を受け付け、これに基づいてデータの変換を行うとしてもよい。
(出力部0203にて行われる処理) 変換されたデータも、変換されていないデータも、変換の有無や、形態を示す識別情報と関連付けて出力を行う。「表示部」(0403)や「スピーカー」(0409)を介して出力を行うとしてもよいし、無線部(0401)を介して他の情報処理装置に対して出力するとしてもよい。なお、これら各部は「主制御部」(0406)にて制御されている。
<実施形態1:ハードウェア構成> 図5は、本実施形態のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、情報処理装置の処理実行におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、情報処理装置は、変換部(0202)における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(0501)と、「メインメモリ」(0502)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(0503)と、を備える。また上記ハードウェア構成部に加え、取得部(0201)における処理を実現するためには「入力インターフェイス」(0504)を、出力部(0203)における処理を実現するためには「出力インターフェイス」(0505)を備える。これらは、「システムバス」(0506)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
記憶装置はCPUにて実行される各種プログラム(例えば、データの取得用プログラム(取得部)、変換用プログラム(変換部)、出力用プログラム(出力部)など)を記憶している。また、メインメモリは記憶装置に記憶されているプログラムを実行するために、そのプログラムを読み出して展開する領域であるワーク領域を提供する。さらに、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理することが可能となっている。また、データは、入力インターフェイスを介して、利用者などから取得する場合や、他の情報処理装置などから受信する場合もある。さらに、出力インターフェイスはデータを識別情報と関連付けて出力する。以上が各ハードウェア構成の機能である。
情報処理装置の電源を入れると、記憶装置に記憶されているデータの取得用プログラム(アドレス01)、変換用プログラム(アドレス02)、出力用プログラム(アドレス03)がメインメモリのワーク領域(アドレス11、12、13)にそれぞれ展開される。
このとき、メインメモリのワーク領域に展開されたデータの取得用プログラムがCPUによって実行される。これにより、入力インターフェイスを介して、所定表現形態のデータが取得でき、メインメモリのデータ領域などに一旦保持される。データは、利用者がマイク、キーボード、カメラ、スキャナなどを用いて入力したものを取得する場合の他、他の情報処理装置が送信したものを取得する場合がある。
次に、変換用プログラムは、メインメモリのデータ領域などに一旦保持されているデータの表現形態を他の表現形態に変換する。変換処理の実行は、データの取得完了通知などがトリガとなる。データの取得完了通知は、データが利用者により入力される場合には所定のスイッチ、キーなどの操作に基づいて生成され取得できることなどが想定される。また、データが他の情報処理装置から送信される場合にはデータ受信終了とともにデータの取得完了通知が生成され取得できるとしてもよい。変換の手法(変換実行の可否や、変換形態など)を示す情報については、データに含まれている。
最後に、出力用プログラムは、出力インターフェイスを介してデータを出力する。変換されたデータも、変換されていないデータも、変換の有無や形態を示す識別情報と関連付けて出力を行う。識別情報は、データに含まれる変換の手法を示す情報を抽出し生成するとしてもよいし、変換処理実行時に生成するとしてもよい。データは識別情報と関連付けが行われた上で、ネットワークを介して他の情報処理装置に対して出力する。また、表示画面やスピーカーなどに対して出力が行われる場合もある。
なお、以上の説明においては、取得部と、変換部と、出力部はソフトウェアで構成されているものとして説明したがハードウェアで構成されていてもよい。
<実施形態1:処理の流れ> 図6は、本実施形態の情報処理装置における処理の流れの一例を示したものである。なお、以下に示す処理の流れは、方法、計算機に実行させるためのプログラムで実行することができ、またこのプログラムを計算機によって読取り可能な記録媒体に記録することができる。(本明細書のその他の処理の流れについても同様である。)
まず、所定表現形態のデータを取得する(取得ステップ S0601)。次に、前記データの表現形態を他の表現形態に変換する(変換ステップ S0602)。その次に、データに変換の有無を示す識別情報を付与する(識別情報付与ステップ S0603)。最後に、変換された、又は変換されなかったデータを識別情報に関連付けて出力する(出力ステップ S0604)。
なお、識別情報付与ステップ(S0603)において、データの変換形態を示す変換形態識別情報をも付与するとしてもよい。
<実施形態1:効果> 本実施形態の情報処理装置は、データの表現形態を他の表現形態に変換可能であり、変換された、又は変換されなかったデータを、その旨を示す識別情報に関連付けて出力することに特徴を有する。変換されたデータかどうかが一目で分かり、変換されたデータについては利用者が誤変換の可能性を考慮しながら注意して読むことができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要> 本実施形態の概要について説明する。本実施形態は、情報処理装置から出力される変換されたデータ又は/及び、変換されていないデータを、前記識別情報に基づいて識別可能に出力することに特徴を有する情報処理装置である。
図7は、本実施形態の情報処理装置の表示の一例を示したものである。(a)では、変換されていないデータを通常の表示とし、変換がなされたデータは太字で表示している場面を示した。また、(b)では、変換されていないデータを通常の表示とし、変換前が音声データであれば、マイクの図柄で示されるアイコンを用い、手話の画像であれば、指の図柄で示されるアイコンで表示している場面を示した。
<実施形態2:構成1> 図8は、本実施形態の機能ブロックの一例を示したものである。 図8に示す本実施形態の「情報処理装置」(0800)は、「出力インターフェイス部」(0801)からなる
(情報処理装置 0800) 「情報処理装置」は、通信機能を備え、データを受信し、出力する処理が可能な装置一般を広く含む。主に、受信端末装置として機能する。
(出力インターフェイス部 0801) 「出力インターフェイス部」は、請求項1又は2に記載された情報処理装置から出力される変換されたデータ又は/及び、変換されていないデータを、前記識別情報に基づいて識別可能に出力する。なお、データの送信元である請求項1又は2に記載された情報処理装置と、データの受け取り側である本実施形態の情報処理装置とは別の装置である。以下区別のため、請求項1又は2に記載された情報処理装置を特に「送信元情報処理装置」と表す。
また、「出力」には、内蔵の表示画面などに対して表示出力する場合の他、外部の表示画面などに対して表示出力するものも含まれる場合がある。「識別可能な出力」とは、例えば、変換の有無に応じて、出力文字データの色、フォント、サイズを定めて出力するものや、アイコンを付して出力するものなどが該当する。具体的には、内蔵、又は外付けの表示画面に対して、変換されなかったデータについては、黒い文字で表示し、変換されたデータについては、赤い文字で表示するものなどが該当する。
なお、出力されるデータが変換されている場合(あるいは、変換されなかった場合)にのみ識別情報が関連付けられ、変換されなかった場合(あるいは、変換された場合)には識別情報は関連付けがなされない場合であっても、識別情報に基づいてデータを出力することで、変換されたかどうかは推測で識別可能となる。
また、送信元情報処理装置から、変換されたデータと識別情報に加えて、変換される前のデータが参照できるための参照先情報を受け付けた場合には、この参照情報も表示出力する。利用者が参照情報を選択するなどしてアクセスした場合には、送信元情報処理装置の所定の記憶領域に保存された変換前のデータを参照することが可能となる。
<実施形態2:構成2> 図9は、本実施形態の機能ブロックの別の例を示したものである。 図9に示す本実施形態の「情報処理装置」(0900)は、「変換形態付出力インターフェイス部」(0901)を有する。
(変換形態付出力インターフェイス部 0901) 「変換形態付出力インターフェイス部」(0901)は、請求項2に記載された送信元情報処理装置から出力される変換されたデータ又は/及び、変換されていないデータを、前記変換形態識別情報に基づいて変換形態を識別可能に出力する。前述と同様に「出力」には、内蔵の表示画面などに対して表示出力する場合の他、外部の表示画面などに対して表示出力するものも含まれる場合がある。「識別可能な出力」とは、例えば、変換前の表示形態に応じて、出力文字データの色、フォント、サイズを定めて出力するものや、アイコンを付して出力するものなどが該当する。具体的には、内蔵、又は外付けの表示画面に対して、変換前が音声データであれば、マイクの図柄で示されるアイコンを用いるものなどが該当する。
その他、各部の処理については、実施形態1などと同様である。
<実施形態2:ハードウェア構成> 図10は、本実施形態のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、情報処理装置の処理実行におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、情報処理装置は、出力インターフェイス部(0801)における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(1001)と、「メインメモリ」(1002)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(1003)と、「入力インターフェイス」(1004)と、「出力インターフェイス」(1005)と、を備える。これらは、「システムバス」(1006)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
記憶装置はCPUにて実行される各種プログラム(例えば、データの取得用プログラム、出力用プログラム(出力インターフェイス部)など)を記憶している。また、メインメモリは記憶装置に記憶されているプログラムを実行するために、そのプログラムを読み出して展開する領域であるワーク領域を提供する。さらに、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理することが可能となっている。また、データは、入力インターフェイスを介して、情報処理装置から受信することを想定している。さらに、出力インターフェイスはデータを識別可能に出力する。以上が各ハードウェア構成の機能である。
情報処理装置の電源を入れると、記憶装置に記憶されているデータの取得用プログラム(アドレス01)、出力用プログラム(アドレス02)がメインメモリのワーク領域(アドレス11、12)にそれぞれ展開される。
このとき、メインメモリのワーク領域に展開されたデータの取得用プログラムがCPUによって実行される。これにより、入力インターフェイスを介して、変換されたデータ又は/及び、変換されていないデータが取得でき、メインメモリのデータ領域などに一旦保持される。このとき、データには、変換の有無を示す識別情報や、変換形態を示す変換形態識別情報と関連付けられており、これも同様にメインメモリのデータ領域などに一旦保持される。変換されたデータ又は/及び、変換されていないデータは、情報処理装置が送信したものである。
次に、出力用プログラムは、メインメモリのデータ領域などに一旦保持されているデータを識別情報や、変換形態識別情報に基づいて変換の有無や形態を識別可能に出力する。これは、識別情報や、変換形態識別情報に基づいて、出力文字データの色、フォント、サイズを変更する処理を実行する、あるいは、所定のアイコンをデータに付して出力することによって実現できる。また、出力インターフェイスを介して、内蔵の表示画面などに対して表示出力する場合の他、外部の表示画面などに対して表示出力するものも含まれる場合がある。
なお、以上の説明においては、出力インターフェイス部はソフトウェアで構成されているものとして説明したがハードウェアで構成されていてもよい。
<実施形態2:処理の流れ> 図11は、本実施形態の情報処理装置における処理の流れの一例を示したものである。
まず、送信元情報処理装置から出力される変換されたデータ又は/及び、変換されていないデータを受信する(受信ステップ S1101)。次に、受信したデータを、これに関連付けられている識別情報に基づいて変換の有無を識別可能に出力する(出力ステップ S1102)。
なお、出力ステップ(S1102)において、データの変換形態を示す変換形態識別情報に基づいて変換形態を識別可能に出力するとしてもよい。
<実施形態2:効果> 本実施形態の情報処理装置は、送信元情報処理装置から出力される変換されたデータ又は/及び、変換されていないデータを、前記識別情報に基づいて識別可能に出力することに特徴を有する。表示されているデータが、変換されたデータかどうかが一目で分かり、変換されたデータについては利用者が誤変換の可能性を考慮しながら注意して読むことができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要> 本実施形態の概要について説明する。本実施形態の情報処理装置は、所定表現形態で取得されたデータを、その表現形態で出力することが適切な出力環境か判断するための条件と、出力環境情報とを比較することに特徴を有する。
<実施形態3:構成> 図12は、本実施形態の機能ブロックの一例を示したものである。 図12に示す本実施形態の「情報処理装置」(1200)は、「取得部」(1201)と、「変換部」(1202)と、「出力部」(1203)と、を有し、さらに、変換部(1102)は「条件保持手段」(1204)と、「出力環境情報取得手段」(1205)と、「比較手段」(1206)と、を有する。
(条件保持手段 1204) 「条件保持手段」(1204)は、所定表現形態で取得されたデータを、その表現形態で出力することが適切な出力環境か判断するための条件を保持する。条件としては、周辺の騒音の閾値(例えば、○dB以上の場合にはテキスト表現形態とするなど)を示す情報などが例示できる。その他、送信データの容量の閾値(例えば、○KB以上の場合にはテキスト表現形態とするなど)や、データが変換済みでないこと、開始時に取得された表現形態とは異なることなどを示す情報などが該当する場合がある。複数の条件がある場合には、優先順位が設定されるとしてもよい。
(出力環境情報取得手段 1205) 「出力環境情報取得手段」(1205)は、前記条件と比較するための出力環境情報を取得する。「出力環境情報」は、データの出力環境を示す情報であり、周辺の騒音のレベルを示す情報などが例示できる。これは、情報処理装置に装備されたマイク等を用いて測定して取得することを想定している。また、出力環境情報は、送信側の通信環境の状況や、データの表現形態の変換の有無、開始時に取得された表現形態との差異などを示す情報などが含まれる場合もある。これらは、取得したデータ自体に付加されている場合や、他の情報処理装置や利用者などから取得する場合もある。
(比較手段 1206) 「比較手段」(1206)は、保持されている条件と、取得した出力環境情報とを比較する。比較処理の結果、合致している場合には変換処理を実行し、合致していない場合には比較処理は実行しないとしてもよい。例えば、変換処理実行の条件が、周辺の騒音などの閾値を定めている場合に、取得した出力環境情報がその値の範囲内にあれば変換処理を実行する。また、変換処理実行の条件が、データが変換済みでないことである場合に、取得した出力環境情報が、すでに変換処理が実行済みであることを示していれば、変換処理は実行しない。さらに、開始時に取得された表現形態とは異なることが条件となる場合には、元の形態が情報処理装置や、サーバ装置などに保存されており、これを参照することで開始時と表現形態が異なるかどうかの比較判断が可能となるとしてもよい。
その他各部の処理については、実施形態1などと同様である。
<実施形態3:ハードウェア構成> 図13は、本実施形態のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、主に実施形態1との差異を中心に、情報処理装置の処理実行におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、情報処理装置は、変換部(1202)、条件保持手段(1204)、出力環境情報取得手段(1205)、比較手段(1206)における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(1301)と、「メインメモリ」(1302)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(1303)と、を備える。また上記ハードウェア構成部に加え、取得部(1201)における処理を実現するためには「入力インターフェイス」(1304)を、出力部(1203)における処理を実現するためには「出力インターフェイス」(1305)を備える。これらは、「システムバス」(1305)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
記憶装置はCPUにて実行される各種プログラム(例えば、データの取得用プログラム(取得部)、変換用プログラム(変換部)、出力用プログラム(出力部)など)と、所定表現形態で取得されたデータを、その表現形態で出力することが適切な出力環境か判断するための条件を記憶している。また、メインメモリは記憶装置に記憶されているプログラムを実行するために、そのプログラムを読み出して展開する領域であるワーク領域を提供する。さらに、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理することが可能となっている。また、データは、入力インターフェイスを介して、利用者などから取得する場合や、他の情報処理装置などから受信する場合もある。このとき、同様に入力インターフェイスを介して、独立して出力環境情報を取得する場合がある(取得したデータに付随する出力環境情報を、データから抽出するとしてもよい。)さらに、出力インターフェイスはデータを識別情報と関連付けて出力する。以上が各ハードウェア構成の機能である。
情報処理装置の電源を入れると、記憶装置に記憶されているデータの取得用プログラム(アドレス01)、変換用プログラム(アドレス02)、出力用プログラム(アドレス03)がメインメモリのワーク領域(アドレス11、12、13)にそれぞれ展開される。
このとき、メインメモリのワーク領域に展開されたデータの取得用プログラムがCPUによって実行される。これにより、入力インターフェイスを介して、所定表現形態のデータが取得でき、メインメモリのデータ領域などに一旦保持される。データは、利用者がマイク、キーボード、カメラ、スキャナなどを用いて入力したものを取得する場合の他、他の情報処理装置が送信したものを取得する場合がある。
なおこのとき、同様に入力インターフェイスを介して、独立して出力環境情報を取得する場合がある。出力環境情報は、図示していないがマイクやアンテナなどを介して、周辺の騒音の状況や通信環境の状況についてのデータを取得する変換処理を行った情報処理装置にて生成したものが取得できる場合もあるし、利用者が入力したものを取得するとしてもよい。その他、出力環境情報は、取得したデータに付随しており、データから抽出するとしてもよい。取得した出力環境情報もメインメモリのデータ領域などに一旦保持される。
次に、変換用プログラムは、データの表現形態を他の表現形態に変換する。このときまず、メインメモリのデータ領域などに一旦保持されている出力環境情報と、記憶装置のアドレス04に予め記憶されている条件を読み出し、両者を比較する。条件が閾値から構成される場合には、出力環境情報で示される値がその閾値の範囲内にあるかどうかを比較する処理が行われ、範囲内にあれば変換処理を実行し、範囲内になければ変換処理は実行しない。出力環境情報と、条件とが、変換済みフラグや、開始時に取得された表現形態との差異を示す識別情報などから構成されている場合は、比較処理の結果、両者が合致している場合には変換処理を実行し、合致していない場合には変換処理は実行しない。なお、このとき出力環境情報を生成、更新する。
最後に、出力用プログラムは、出力インターフェイスを介してデータを出力する。変換されたデータも、変換されていないデータも、変換の有無や形態を示す識別情報と関連付けて出力を行う。データは識別情報と関連付けが行われた上で、ネットワークを介して他の情報処理装置に対して出力する。また、表示画面やスピーカーなどに対して出力が行われる場合もある。
<実施形態3:処理の流れ> 図14は、本実施形態の情報処理装置における処理の流れの一例を示したものである。
まず、所定表現形態のデータを取得する(取得ステップ S1401)。次に、所定表現形態で取得されたデータを、その表現形態で出力することが適切な出力環境か判断するための条件と比較するための出力環境情報を取得する(出力環境情報取得ステップ S1402)。その次に、条件と、出力環境情報とを比較する(比較ステップ S1403)。前記比較ステップ(S1403)による比較結果に基づいて、前記データの表現形態を他の表現形態に変換する(変換ステップ S1404)。その次に、データに変換の有無を示す識別情報を付与する(識別情報付与ステップ S1405)。最後に、変換された、又は変換されなかったデータを識別情報に関連付けて出力する(出力ステップ S1406)。
なお、識別情報付与ステップ(S1405)において、データの変換形態を示す変換形態識別情報をも付与するとしてもよい。
<実施形態3:効果> 本実施形態の情報処理装置は、所定表現形態で取得されたデータを、その表現形態で出力することが適切な出力環境か判断するための条件と、出力環境情報とを比較することに特徴を有する。条件と出力環境とが比較されることにより、変換処理の実行が適切になされ、情報処理装置の処理負担の軽減に繋がることが期待できる。
0200 情報処理装置
0201 取得部
0202 変換部
0203 出力部

Claims (8)

  1. 無線部と、キーボードと、音声データを取得するためのマイクとを備えた情報処理装置であって、
    前記情報処理装置はさらに、
    前記音声データをテキストデータへ変換する変換部と、
    前記変換部にて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を関連付ける変換形態付出力手段と、
    前記キーボードにて入力されたテキストデータと前記変換部にて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを前記無線部を介して他の情報処理装置に出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. テキストデータと、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報とを受信する無線部を備えた情報処理装置であって、
    前記情報処理装置はさらに、
    前記無線部で受信したテキストデータを表示する表示部と、
    受信したテキストデータを、変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、テキストデータと共に前記表示部に出力する変換形態付出力インターフェイス部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  3. テキストデータと、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報とを送受信する無線部を備えた情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は送信端末として、
    キーボードと、
    音声データを取得するためのマイクと、
    前記音声データをテキストデータへ変換する変換部と、
    前記変換部にて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を関連付ける変換形態付出力手段と、
    前記キーボードにて入力されたテキストデータと前記変換部にて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを前記無線部を介して他の情報処理装置に出力する出力部と、を備え、
    さらに前記情報処理装置は受信端末として、
    前記無線部で受信した他の情報処理装置から出力されたテキストデータを表示する表示部と、
    他の情報処理装置から出力されたテキストデータを、変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、テキストデータと共に前記表示部に出力する変換形態付出力インターフェイス部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  4. テキストデータと、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報とを送受信する無線部と、
    キーボードと、
    音声データを取得するマイクと、
    前記音声データをテキストデータへ変換する変換部と、
    前記変換部にて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を関連付ける変換形態付出力手段と、
    前記キーボードにて入力されたテキストデータと前記変換部にて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを前記無線部を介して他の情報処理装置に出力する出力部と、
    他の情報処理装置から出力されたテキストデータを、変換形態識別情報に基づいて、変換形態を識別可能に出力する変換形態付出力インターフェイス部と、
    前記変換形態付出力インターフェイス部の出力を表示する表示部と、を備え、
    前記変換形態付出力インターフェイス部は、複数の情報処理装置から送られてきたテキストデータを、順次複数表示すると共に、前記変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、関連付けられたテキストデータの表示と共に前記表示部に表示するように出力することを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記出力部は、変換前の音声データと、前記音声データからテキストデータに変換されたテキストデータと、変換形態識別情報とを、他の情報処理装置に出力することを特徴とする請求項3又は4記載の情報処理装置。
  6. テキストデータと、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報とを無線を介して送受信する情報処理装置による情報処理方法であって、
    前記情報処理方法は送信ステップとして、
    キーボードで入力されたテキストデータを取得するテキスト取得ステップと、
    マイクから入力された音声データを取得する音声取得ステップと、
    前記音声取得ステップで取得された音声データをテキストデータへ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップにて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を付与する変換形態識別情報付与ステップと、
    前記テキスト取得ステップで取得したテキストデータと前記変換ステップにて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを無線を介して他の情報処理装置に出力する出力ステップと、を有し、
    さらに前記情報処理方法は受信ステップとして、
    無線を介して受信したテキストデータを表示する表示ステップと、
    前記受信したテキストデータを、変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、テキストデータと共に前記表示ステップにて出力するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置による情報処理方法。
  7. キーボードで入力されたテキストデータを取得するテキスト取得ステップと、
    マイクから入力された音声データを取得する音声取得ステップと、
    前記音声取得ステップで取得された音声データをテキストデータへ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップにて変換されたテキストデータに、音声からテキストへの変換形態を示す変換形態識別情報を付与する変換形態識別情報付与ステップと、
    前記テキスト取得ステップにて取得されたテキストデータと前記変換ステップにて変換されたテキストデータと前記変換形態識別情報とを無線を介して他の情報処理装置に出力する出力ステップと、
    無線を介して他の情報処理装置から出力されたテキストデータと変換形態識別情報を受信する受信ステップと、
    複数の他の情報処理装置から送られてきたテキストデータを順次複数表示する順次複数表示ステップと、
    前記変換形態識別情報に基づいて、テキストデータに変換されたテキストデータについては変換前の表示形態を、関連付けられたテキストデータの表示と共に表示するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置による情報処理方法。
  8. 前記出力ステップは、変換前の音声データと、前記音声データからテキストデータに変換されたテキストデータと、変換形態識別情報とを、他の情報処理装置に出力することを特徴とする請求項6又は7記載の情報処理装置による情報処理方法。
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