JP5102382B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、ロック装置付きのキャスタを備えるテーブルに関する。
従来のこの種のテーブルには、脚の下端に設けた4個のキャスタをもって、脚と、この脚によって支持された天板とを支持するとともに、後部の2個のキャスタにロック装置をそれぞれ設け、両ロック装置を、脚の両側上部に互いに連動するように設けた左右1対の操作レバーの操作により、ロックしたり、ロックを解除したりしうるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平11−348506号公報
しかし、上述の従来のものは、4個のキャスタのうち、後部の2個だけにしかロック装置が設けられていないので、テーブルの制動性が十分とは言えず、テーブルの側面前部が押されたとき、テーブルがわずかに傾くおそれがある。
また、操作レバーが脚の両側部にあるので、テーブル使用者が、着座したままでは操作レバーを操作することはできず、立って、テーブルの側方まで移動した上でなければ、操作レバーを操作できないという不便さがある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、4個すべてのキャスタを、1個の操作レバーで簡単にロックおよびロック解除操作することができるとともに、操作レバーの操作性がよく、しかも、簡単な構造で、操作レバーと4個のキャスタ用ロック装置とを連係しうるようにしたテーブルを提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 脚の下端に設けた4個のキャスタをもって、脚と、この脚に、水平軸をもって、ほぼ水平をなす使用位置と上下方向を向く折り畳み位置とに回動可能として枢着した天板とを支持するようにしたテーブルにおいて、前記天板の下面に、ロック位置とアンロック位置とに移動可能とした単一の操作レバーを設け、この操作レバーと、前記4個のキャスタのそれぞれに設けられ、かつ車輪の回転をロックしうるロック装置とを、前記操作レバーのロック位置からアンロック位置への移動に連動して、全ロック装置がロック解除され、前記操作レバーのアンロック位置からロック位置への移動に連動して、全ロック装置がロックされるように互いに連係する連係手段をもって連係し、前記連係手段における前記脚から操作レバーまでの部分を、前記脚に沿って立ち上がり、次いで天板の下面に沿って、操作レバーまで至る可撓性のものとする。
このような構成とすると、脚の下端に設けた4個のキャスタのすべてにロック装置を設け、それらを1個の操作レバーの解除操作で、一度にロック解除できるようにしてあるので、4個のキャスタすべてをロックして、テーブルを確実に動かないようにすることができるとともに、それらの4個のロック装置を、1個の操作レバーの1回の操作で、同時にロック解除することができ、使い勝手がよい。
また、操作レバーを、天板の前部下面に回動可能に設けてあるので、テーブルの使用者が、着座したままで操作レバーを操作して、4個のロック装置を一度にロック解除し、テーブルを所望の位置に動かすことができ、操作性がよい。
さらに、天板を、使用位置と折り畳み位置との間を回動させる際に、操作レバーと各ロック装置とを連係する連係手段が妨げとなることがない。
(2) 上記(1)項において、前記脚におけるほぼ上下方向を向く脚柱の上部に、前記天板を前記水平軸をもって回動可能に枢着するとともに、前記連係手段における前記脚から操作レバーまでの部分を、前記脚柱に沿って立ち上がり、次いで天板の下面に沿って、操作レバーまで至るワイヤと、それを案内する可撓性のガイドチューブからなるものとする。
このような構成とすると、連係手段の構造を簡素化することができる。
(3) 上記(1)または(2)項において、前記操作レバーを、前記天板の下面に設けられたケーシング内に、上下方向を向く軸をもって回動可能に収容する。
このような構成とすると、操作レバーを、天板の前部下面に回動可能に設けてあるので、テーブルの使用者が、着座したままで操作レバーを操作して、4個のロック装置を一度にロック解除し、テーブルを所望の位置に動かすことができ、操作性がよい。
(4) 上記(3)項において、前記操作レバーの前端部に形成された操作部を、前記ケーシングの前面に形成された窓孔を通して前方に突出させる。
このような構成とすると、操作性が向上する。
本発明によると、4個すべてのキャスタを、1個の操作レバーで簡単にロックおよびロック解除操作することができるとともに、操作レバーの操作性がよく、しかも、簡単な構造で、操作レバーと4個のキャスタ用ロック装置とを連係しうるようにしたテーブルを提供することができる。
本発明の実施形態の使用状態の側面図である。 同じく、折畳み状態の側面図である。 同じく、使用状態の背面図である。 同じく、脚の下端部の縦断側面図である。 同じく、キャスタをロック状態としたときの脚の底面図である。 同じく、キャスタをアンロック状態としたときの脚の底面図である。 同じく、操作レバーとそのケーシングとの拡大平面図である。 同じく、操作レバーとそのケーシングとを斜め上方から見た斜視図である。 同じく、前部のキャスタおよびそのロック装置の取付部分の拡大縦断側面図である。 図9のX−X線断面図である。 前部のロック装置を斜め後ろから見た斜視図である。 前部のロック装置を、上下反転させて、斜め後ろから見た斜視図である。 ロック装置の内部機構の分解斜視図である。
本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図13は、本発明の一実施形態を示す。
図1〜図3に示すように、このテーブルは、前後方向を向く水平脚杆1の後部(中間部とすることもある)より脚柱2が立設された側面視ほぼL字状の左右1対の脚3、3の上部に、天板4の中間部を、左右方向を向く水平軸5をもって枢着し、天板4が、図1に示すように、ほぼ水平をなす使用位置と、図2に示すように、脚柱2と平行の上下方向を向く折り畳み位置とに回動しうるようになっている。
天板4と、その後部下方に設けた後面板6とを、図1に示す使用位置と、図2に示すように、後面板6が天板4の直下に位置するようにした折り畳み位置とに回動しうるようにするための回動機構7に関しては、本発明に直接関係しないので、詳細な説明は省略する。
各脚3の水平脚杆1の下面前後部には、キャスタ8、8と、各キャスタ用のロック装置9、9とがそれぞれ設けられている。したがって、脚3、3の下端に設けた4個のキャスタ8をもって、脚3、3と、この脚3、3によって支持された天板4とが支持されている。
天板4の前部下面(左右方向に関しては、一側部または中央部)には、1個の操作レバー10が、上下方向を向く軸11をもって、ロック位置(L)とアンロック位置(U)とに回動可能として枢着されている。
この操作レバー10は、上述した4個のロック装置9と、連係手段12をもって、操作レバー10のロック位置からアンロック位置への回動に連動して、全ロック装置9がロック解除され、また操作レバー10のアンロック位置からロック位置への回動に連動して、全ロック装置9がロックされるように互いに連係されている。
次に、この連係手段12の詳細について説明する。
図4〜図6に示すように、左右の脚3の水平脚杆1の下面における前後方向の中間部には、回動リンク13の中間部が、上下方向を向く軸14をもって、枢着されている。
回動リンク13の一端と前方のロック装置9における作動杆15と、また回動リンク13の他端と後方のロック装置9における作動杆15とは、それぞれ前後方向を向く連結杆16、16をもって、互いに連結されている。
各連結杆16と回動リンク13の各端部との連結は、各連結杆16における軸14に近接した方の端部に固着した平面L字状の接続金具17の遊端部を、回動リンク13の各端部に、上下方向を向く軸18をもって連結することにより、軸14を中心として、両接続金具17が巴状の配置となるようにするのが好ましい。
前方の連結杆16の後端に固着された接続金具17における軸18より後方に突出する延長部17aには、ワイヤ19の一端が止着されている。ワイヤ19は、軸14より後方における水平脚杆1の下面に設けられた保持片20に一端が止着された可撓性のガイドチューブ21内に挿入され、ガイドチューブ21とともに、脚3における水平脚杆1に沿って後方に向かった後、脚柱2内を通って、上方に立ち上がり、次いで天板4の下面に沿って、操作レバー10まで至っている。
図7および図8に示すように、操作レバー10は、天板4の下面に固着したケーシング22内に、軸11をもって枢支された巻取ドラム23と一体に形成され、前端に形成された操作部10aが、ケーシング22の前面に形成された窓孔24を通って、前方に突出している。
左右の脚3から延出してきたガイドチューブ21、21の他端は、そこから引き出された各ワイヤ19、19が、巻取ドラム23に重なることなく円滑に巻きつくように、巻取ドラム23の外周面の接線方向を向くようにして、ケーシング22に止着されている。
各ガイドチューブ21の他端から引き出された各ワイヤ19は、巻取ドラム23の外周面の一部に巻き付けられ、各ワイヤ19の他端に設けられた球状のワイヤエンド25は、巻取ドラム23の外周面に設けられた嵌合孔26に嵌合係止されている。
ケーシング22における巻取ドラム23に近接した部分に設けた収容孔27には、ゴム等の弾性体28と、それによって巻取ドラム23の外周面に圧接させられるようにした上下方向を向く円柱状の押圧体29とが収容されている。
巻取ドラム23の外周面には、操作レバー10を、ロック位置(L)とアンロック位置(U)としたとき、押圧体29が嵌合するようにした上下方向を向く浅い樋状の凹溝30、31が設けられ、操作レバー10を、ロック位置(L)とアンロック位置(U)とにおいて、弾圧保持しうるようにしてある。
操作レバー10の操作部10aを、図7に実線で示すロック位置(L)から、同じく想像線で示すアンロック位置(U)へ回動させると、両ワイヤ19、19が、巻取ドラム23の外周面に巻き付けられて、ガイドチューブ21、21から引き出され、左右の脚3の下面における回動リンク13が、図5に示すロック位置(L)から、図6に示すアンロック位置(U)へ回動させられ、前後の連結杆16、16が互いに軸14に向かって引き寄せられ、4個のロック装置9の作動杆15が、ほぼ同時に引き出されて、すべてのロック装置9がロック解除され、テーブルを自由に動かすことができるようになる。
操作レバー10の操作部10aを、図7に想像線で示すアンロック位置(U)から、同じく実線で示すロック位置(L)へ回動させると、両ワイヤ19、19が緩められ、ロック装置9に内蔵した、後述する圧縮コイルばね48の付勢力により、回動リンク13が上記と逆方向に回動させられ、前後の連結杆16、16が互いに軸14から離れる方向に移動して、4個のロック装置9の作動杆15が、ほぼ同時にロック装置9内に進入し、すべてのロック装置9がロックされ、テーブルは不動となる。
図7および図8に示すように、ケーシング22の前面における窓孔24の下方には、円弧面22aが形成されており、また操作レバー10における操作部10aの基部の下方には、この円弧面22aの半部を覆う円弧状の垂下片10bが設けられている。
操作レバー10を、実線で示すロック位置(L)としたとき、垂下片10bで覆われないで、前方に露呈する円弧面22aの左半部には、赤色に着色するか、または「LOCK」の文字を付し、操作レバー10を、想像線で示すアンロック位置(U)としたとき、垂下片10bで覆われないで、前方に露呈する円弧面22aの右半部には、青色に着色するか、または「FREE」の文字を付しておくのがよい。
以上の構成中、回動リンク13、連結杆16、16、ワイヤ19、ガイドチューブ21等により、連係手段12が形成されている。
次に、各キャスタ8とそのロック装置9との詳細について説明する。なお、以下の説明で、前方のキャスタ8とそのロック装置9とのみについて説明し、後方のキャスタ8とそのロック装置9とについては、前方のキャスタ8とそのロック装置9と前後対称の同一構造であるので、説明を省略する。
図9および図10に示すように、各キャスタ8は、水平脚杆1の下端に、上下方向を向く旋回軸32をもって旋回自在に枢支された旋回部材33と、この旋回部材33の両側面に、水平軸34をもって枢支された1対の車輪35、35とを備えている。
旋回部材33の上面には、旋回軸32を中心とする内歯車状の第1被係合部(36)が設けられており、また、両車輪35、35の対向面には、水平軸34を中心とする内歯車状の第2被係合部37が設けられている。
図9〜図13に示すように、ロック装置9は、水平脚杆1の下端に取り付けられたケーシング38を備えている。このケーシング38は、上端が上端壁38aにより閉塞された角筒状の垂直案内部38bと、この垂直案内部38bの一側面(図5に示す前部のキャスタ8用のロック装置9においては後面)に連設された角筒状の水平案内部38cとを備えている。
ケーシング38の水平案内部38cには、上述の連結杆16に基端部が止着された角柱状の作動杆15が、前方のロック位置と後方のアンロック位置とに、前後方向に摺動可能として嵌合されている。
作動杆15の前端部両側面には、前方に向かって上下に拡開し、上面が前上向き傾斜する傾斜面39をなす側面視ほぼ三角形の突部40、40が設けられている。
また、作動杆15の両側面には、作動杆15がロック位置に達したとき、水平案内部38cの開口端部に当接して、それ以上前方に移動しないようにするためのストッパ15aが設けられている。
ケーシング38の垂直案内部38bには、第1昇降体41における角柱状の本体42が、上下方向に摺動自在に嵌合されている。
本体42の中間部には、作動杆15が貫通しうるようにした前後方向を向く貫通孔43が設けられており、この貫通孔43の両内側面上部には、作動杆15の左右の傾斜面39、39上に摺動自在に載置されるようにした、傾斜面39、39と同一傾斜角度をもって前上向き傾斜する傾斜面44、44が下端に設けられた内向き突部45、45が設けられている。
本体42の下端には、旋回軸32を中心とするリング状とした押え部46と、本体42の直下において、内歯車状の第1被係合部36の一部と噛合しうるようにした1個または複数の歯からなる第1係合部47とが、同一高さとなるようにして、一体的に設けられている。
ケーシング38における垂直案内部38bの上端壁38aと、第1昇降体41における本体42の上端面との間には、第1付勢手段である圧縮コイルばね48が縮設されている。
第1昇降体41は、この圧縮コイルばね48により、常時下向きに付勢され、作動杆15がロック位置に位置しているときは、図9に実線で示すように、第1係合部47が旋回部材33の上面の第1被係合部36と噛合し、またリング状の押え部46が、第1被係合部36以外の旋回部材33の上面に当接または近接するロック位置に位置するようになっている。
この状態から、作動杆15が、連結杆16により後方に引かれて、アンロック位置へ移動させられると、作動杆15の傾斜面39と第1昇降体41の傾斜面44とからなる傾斜カム機構49の作用により、傾斜面44とともに、第1昇降体41が、圧縮コイルばね48の付勢力に抗して押し上げられ、図9に想像線で示すように、第1係合部47が第1被係合部36から上方に離れたアンロック位置となる。
旋回部材33の上面における押え部46の直下の位置には、有底孔50が設けられており、この有底孔50内には、第2昇降体51における上下方向を向く昇降軸52が、上下方向に摺動自在に嵌合されている。
旋回部材33の中間部には、有底孔50の中間部と直交する横孔53が設けられており、この横孔53には、昇降軸52の下端部より二股状に分岐して、旋回部材33の両側方に下向き鉤形をなして突出する、全体として下向きコ字状の二股部材54が、上下方向に摺動自在に嵌合されている。二股部材54の両側下端部には、両車輪35、35の内面に設けられた内歯車状の第2被係合部37、37と係脱する第2係合部55、55が設けられている。
有底孔50の底面と、二股部材54の下面中央との間には、圧縮コイルばね48の付勢力より付勢力が弱い、第2付勢手段である圧縮コイルばね56が縮設されている。
第2昇降体51は、この圧縮コイルばね56により、常時上向きに付勢され、第1昇降体41が、図9に想像線で示すように、アンロック位置に位置しているときは、昇降軸52の上端が、旋回部材33の上面より上方に突出し、かつ両第2係合部55、55が、両車輪35、35の第2被係合部37、37より上方に離れたアンロック位置に位置している。
この状態から、第1昇降体41がロック位置まで下降させられると、昇降軸52の上端が、第1昇降体41の押え部46により押し下げられ、第2昇降体51は、両第2係合部55、55が、両車輪35、35の第2被係合部37、37に噛合するロック位置となる。
以上から明らかなように、この実施形態によると、操作レバー10の操作部10aを、ロック位置(L)からアンロック位置(U)へ回動させると、両ワイヤ1919が引かれて、左右の脚3の下面における回動リンク13が、ロック位置(L)からアンロック位置(U)へ回動させられ、前後の連結杆16、16が互いに軸14に向かって引き寄せられ、4個のロック装置9の作動杆15が、ほぼ同時に引き出され、各ロック装置9においては、傾斜カム機構49の作用により、第1昇降体41がアンロック位置まで上昇させられ、それに伴って、第1係合部47が第1被係合部36から上方に離脱するとともに、第2昇降体51が、圧縮コイルばね56の付勢力により、アンロック位置まで持ち上げられ、両第2係合部55、55が、両車輪35、35の第2被係合部37、37より上方に離脱する。
したがって、4個のキャスタ8がすべてフリー、すなわちアンロック状態となるので、テーブルを自由に動かすことができるようになる。
操作レバー10の操作部10aを、アンロック位置(U)からロック位置(L)へ回動させると、両ワイヤ19、19が緩められ、ロック装置9に内蔵した圧縮コイルばね48の付勢力により、回動リンク13が上記と逆方向に回動させられ、前後の連結杆16、16が互いに軸14から離れる方向に移動して、4個のロック装置9の作動杆15が、ほぼ同時にロック位置に移動させられ、各ロック装置9においては、圧縮コイルばね48の付勢力により、第1昇降体41がロック位置まで押し下げられ、それに伴って、第1係合部47が第1被係合部36と噛合し、水平脚杆1に対する旋回部材33の旋回を強力に阻止するとともに、第2昇降体51の上端が、第1昇降体41の押え部46により、ロック位置まで押し下げられて、両第2係合部55、55が、両車輪35、35の第2被係合部37、37に噛合して、各車輪35の回転が強力に阻止される。
したがって、4個のキャスタ8のすべての旋回部材33の旋回と、各車輪35の回転とが強力に阻止されるので、テーブルは不動となる。
なお、ロック操作時のタイミングによっては、第1係合部47が第1被係合部36の歯の直上に乗り、または第2係合部55の先端が、第2被係合部37のいずれかの歯の先端に乗って、それらが即座に噛合せず、第1昇降体41がロック位置の手前で停止することがあるが、そのような場合は、第1昇降体41に圧縮コイルばね48の下向きの付勢力が常時掛かっているので、その後に、旋回部材33または車輪35がわずかに移動しただけで、それらが確実に噛合するので、支障が生じることはない。
また、このような不完全噛合時に、作動杆15と第1昇降体41と第2昇降体51とのストロークのずれを、圧縮コイルばね48、56により吸収しうるようにしてあるので、各部に過剰な応力が生じることがなく、耐久性を高めることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、次のような変形した態様で、実施することもできる。
(a) 傾斜カム機構49における両傾斜面39、44のうち、いずれか一方を単なるピンとする。
(b) 作動杆のアンロック位置からロック位置、およびその逆方向への移動に連動して、第1昇降体を昇降させる連動機構を、傾斜カム機構49以外の同様の作用をする移動方向変換機構とする。
1 水平脚杆
2 脚柱
3 脚
4 天板
5 水平軸
6 後面板
7 回動機構
8 キャスタ
9 ロック装置
10操作レバー
10a操作部
10b垂下片
11軸
12連係手段
13回動リンク
14軸
15作動杆
15aストッパ
16連結杆
17接続金具
17a延長部
18軸
19ワイヤ
20保持片
21ガイドチューブ
22ケーシング
22a円弧面
23巻取ドラム
24窓孔
25ワイヤエンド
26嵌合孔
27収容孔
28弾性体
29押圧体
30、31凹溝
32旋回軸
33旋回部材
34水平軸
35車輪
36第1被係合部
37第2被係合部
38ケーシング
38a上端壁
38b垂直案内部
38c水平案内部
39傾斜面(第1傾斜面)
40突部
41第1昇降体
42本体
43貫通孔
44傾斜面(第2傾斜面)
45内向き突部
46押え部
47第1係合部
48圧縮コイルばね(第1付勢手段)
49傾斜カム機構
50有底孔
51第2昇降体
52昇降軸
53横孔
54二股部材
55第2係合部
56圧縮コイルばね(第2付勢手段)
(L)ロック位置
(U)アンロック位置

Claims (4)

  1. 脚の下端に設けた4個のキャスタをもって、脚と、この脚に、水平軸をもって、ほぼ水平をなす使用位置と上下方向を向く折り畳み位置とに回動可能として枢着した天板とを支持するようにしたテーブルにおいて、
    前記天板の下面に、ロック位置とアンロック位置とに移動可能とした単一の操作レバーを設け、この操作レバーと、前記4個のキャスタのそれぞれに設けられ、かつ車輪の回転をロックしうるロック装置とを、前記操作レバーのロック位置からアンロック位置への移動に連動して、全ロック装置がロック解除され、前記操作レバーのアンロック位置からロック位置への移動に連動して、全ロック装置がロックされるように互いに連係する連係手段をもって連係し、前記連係手段における前記脚から操作レバーまでの部分を、前記脚に沿って立ち上がり、次いで天板の下面に沿って、操作レバーまで至る可撓性のものとしたことを特徴とするテーブル。
  2. 前記脚におけるほぼ上下方向を向く脚柱の上部に、前記天板を前記水平軸をもって回動可能に枢着するとともに、前記連係手段における前記脚から操作レバーまでの部分を、前記脚柱に沿って立ち上がり、次いで天板の下面に沿って、操作レバーまで至るワイヤと、それを案内する可撓性のガイドチューブからなるものとした請求項1記載のテーブル。
  3. 前記操作レバーを、前記天板の下面に設けられたケーシング内に、上下方向を向く軸をもって回動可能に収容した請求項1または2記載のテーブル。
  4. 前記操作レバーの前端部に形成された操作部を、前記ケーシングの前面に形成された窓孔を通して前方に突出させた請求項3記載のテーブル。
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