JP5100577B2 - コーナーパッド - Google Patents

コーナーパッド Download PDF

Info

Publication number
JP5100577B2
JP5100577B2 JP2008224627A JP2008224627A JP5100577B2 JP 5100577 B2 JP5100577 B2 JP 5100577B2 JP 2008224627 A JP2008224627 A JP 2008224627A JP 2008224627 A JP2008224627 A JP 2008224627A JP 5100577 B2 JP5100577 B2 JP 5100577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
side wall
section
corner pad
inner flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008224627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010058798A (ja
Inventor
晃治 島崎
和秀 田口
彰宏 曽我
直樹 横山
靖雄 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008224627A priority Critical patent/JP5100577B2/ja
Publication of JP2010058798A publication Critical patent/JP2010058798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5100577B2 publication Critical patent/JP5100577B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

この発明は、物品のコーナー部に装着されて当該物品のコーナー部を保護するコーナーパッドに関するものである。
物品を運搬する際には、多くの場合、他の物品と接触して傷付いたり、他の物品やヒトを傷付けたりするのを防止するために、当該物品が包装される。物品全体を包装することもあれば、物品の一部、例えば端部やコーナー部のみを包装することもあり、用途に応じた種々の包装資材(梱包資材)が開発されている。
例えば特許文献1には、2つの四角筒体が幅方向に形成されたプラスチック段ボール製の梱包装置本体と、被梱包物の下方端部を支える2つの設置凹部が配置された略直方体状の受け部とからなり、梱包装置本体に受け部が組み付けられた梱包装置が記載されている。当該梱包装置は、1対で2つの被梱包物を梱包するものであり、個々の梱包装置は被梱包物の長手方向端部に装着される。各梱包装置での上記の四角筒体毎に1つの被梱包物の長手方向端部が挿入されて受け部の設置凹部により支持される。
また、特許文献2には、上面壁、下面壁、および2つの側壁を有する三角巾のキャップ状に組み立てられて、製品の隅角(コーナー部)に装着される段ボール製のパッド材が記載されている。
特開平11‐020862号公報 実開平06‐012360号公報
物品の端部やコーナーを保護する従来の包装は、上記特許文献1に記載された梱包装置や特許文献2に記載されたパッド材におけるように、物品の端部やコーナーでの天側、側面側、および地側を包装資材で覆うようにして行われるため、包装後の物品の実効的な厚さは、未包装時の物品の厚さに天側および地側それぞれでの包装資材の厚さを加えた厚さとなる。このため、包装された複数の物品を積層して運搬ないし保管する際には、積層方向に隣り合う2つの物品間に包装資材2枚分のスペースが必要となる。このため、積層高さが高くなり易く、輸送効率や保管時の空間利用効率を向上させ難い。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、複数の物品それぞれのコーナー部に装着して当該複数の物品を積層したときでも積層高さを抑え易いコーナーパッドを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するこの発明のコーナーパッドは、運搬時や保管時に積層される複数の物品それぞれのコーナー部に装着されて該コーナー部での天側、側面側、および地側を覆うコーナーパッドであって、コーナー部での天側を覆う天面部と、天面部に連接してコーナー部での側面側を覆う側壁部と、複数の物品の積層時に下側のコーナーパッドの天面部が嵌合可能な開口部を有し、側壁部に連接してコーナー部での地側を覆う底面部とを備えていることを特徴とするものである。
この発明のコーナーパッドは、他のコーナーパッドの天面部が嵌合可能な開口部を有する底面部を備えているので、複数の物品それぞれのコーナー部に装着して当該複数の物品を積層したときには、積層方向に隣り合う2つのコーナーパッドのうちの下側のコーナーパッドの天面部と上側のコーナーパッドの上記開口部とが互いに嵌合することとなる。その結果として、積層方向に隣り合う2つの物品間のスペースを天面部または底面部1つ分の厚さ程度に容易に抑えることができ、複数の物品を積層したときの積層高さを容易に抑えることができる。積層された複数の物品の輸送効率や保管時の空間利用効率を向上させることができる。
この発明でいう「物品のコーナー部での天側、地側」は、当該物品にコーナーパッドを装着して積層する際の天側、地側を意味する。物品でのコーナー部の形状は当該物品の形状に応じて異なるので、この発明のコーナーパッドの全体形状は物品のコーナー部の形状に応じて適宜選定される。以下、太陽電池モジュールのコーナー部を保護する場合を例にとり、この発明のコーナーパッドの実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、この発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は、この発明のコーナーパッドによりコーナー部が保護される太陽電池モジュールの一例を概略的に示す斜視図であり、図2は、図1中のII−II線に沿った断面の概略図であり、図3は、図1中のIII−III線に沿った断面の概略図である。これらの図に示す太陽電池モジュール130は、太陽電池パネル100と、この太陽電池パネル100の外縁部を囲んで該太陽電池パネル100を保持するフレーム120とを備えており、4つのコーナー部C(図1参照)を有している。
上記の太陽電池パネル100は、複数の太陽電池セル(図示せず)が配列されて電気的に接続された四角形の平板状部材であり、その背面には当該太陽電池パネル100と外部負荷とを電気的に接続する端子箱(図示せず)が配置されている。また、フレーム120は矩形枠状を呈し、太陽電池パネル100を保持して太陽電池モジュール130の設置時には架台に固定される。このフレーム120は、太陽電池パネル100の平面視上の長辺側を保持する1対の枠材111,111と、太陽電池パネル100の平面視上の短辺側を保持する1対の枠材113,113とを有している。
図2に示すように、上記の枠材111は、太陽電池パネル100の上面(受光面)が当接する第1内フランジ部F1、設置時に地側となる第2内フランジ部F2、および第1内フランジ部F1と第2内フランジ部F2との間の領域に設けられて太陽電池パネル100の背面が当接する支持部Sを有しており、各内フランジ部F1,F2および支持部Sはフレーム120の内側に張り出している。また、第2内フランジ部F2と支持部Sとの間には、枠材113と連結するのに用いられるビスホール部BH1が突設されており、該ビスホール部BH1と同様のビスホール部BH2が第2内フランジ部F2の先端側にも設けられている。なお、以下の説明では、支持部Sとビスホール部BH1とを「張り出し部」と総称することがある。
一方、図3に示すように、上記の枠材113も、太陽電池パネル100の上面(受光面)に当接する第1内フランジ部F1と、設置時に地側となる第2内フランジ部F2と、太陽電池パネル100の背面が当接する支持部Sとを有しており、各内フランジ部F1,F2および支持部Sはフレーム120の内側に張り出している。上述した枠材111に設けられているビスホール部BH1,BH2は、枠材113には設けられていない。太陽電池パネル100は、各枠材111,113での第1内フランジ部F1と張り出し部(具体的には支持部S)との間に保持されて、フレーム120に固定されている。
図4は、この発明のコーナーパッドの一例を概略的に示す展開図である。同図に示すコーナーパッド50は段ボールシート製のものであり、太陽電池モジュール130のコーナー部C(図1参照)に装着されて該コーナー部Cを保護する。そのために、コーナーパッド50は、コーナー部Cの天(第1内フランジ部F1(図2または図3参照)の上面)側を覆う天面部5、側面(フレーム120(図1〜図3参照)での外側の側面)側を覆う第1、第2側壁部20A,20B、および地(第2内フランジ部F2(図2または図3参照)の下面)側を覆う第1、第2底面部40A,40Bを有している。このコーナーパッド50は、使用に先だって所定形状に折り曲げられて、組み立てられる。図4においては、組み立て時にフレーム120側から見て山折りされる箇所を一点鎖線で、谷折りされる箇所を破線で、切り込み線を点線で示している。
上記の天面部5は、略直角三角形状の平面形状を有し、コーナー部Cでの天側を覆う。複数の太陽電池モジュール130それぞれのコーナー部Cにコーナーパッド50を装着して当該複数の太陽電池モジュール130を積層する際の位置決めを容易にし、かつ横ずれを防止するために、天面部5を平面視したときの底辺(天面部5の平面形状を直角三角形とみなしたときの底辺)以外の2つの辺それぞれの中央付近を横切るようにして、平爪状の雄型嵌合部10A,10Bが設けられている。これらの雄型嵌合部10A,10Bは互いに異なる方向に延びる左右軸を有しており、コーナーパッド50の組み立て時に切り起こされて、側壁部20での天面部側の端部から天側に突出する。
第1側壁部20Aおよび第2側壁部20Bの各々は、台形の下底側を部分的に切り欠いて上記雄型嵌合部10A,10Bが嵌合可能な形状および大きさの雌型嵌合部15A,15Bを設けた平面形状を有しており、上底側で天面部5に連接してコーナー部Cでの側面側を覆う。具体的には、フレーム120の側面のうちでコーナー部Cで交わる2つの側面、すなわちフレーム120を平面視したときの長辺側の外側の側面と短辺側の外側の側面のうち、長辺側の外側の側面を第1側壁部20Aが覆い、短辺側の外側の側面を第2側壁部20Bが覆う。なお、コーナーパッド50が装着された太陽電池モジュール130を積層したときには、各雌型嵌合部15A,15Bに下側のコーナーパッド50の雄型嵌合部10Aまたは雄型嵌合部10Bが嵌合する。
第1底面部40Aと第2底面部40Bとは、コーナーパッド50が装着された太陽電池モジュール130を積層したときに下側のコーナーパッド50の天面部5が嵌合可能な形状および大きさの開口部を図示のコーナーパッド50の天面部5の下方に残して、コーナー部Cでの地側を覆う。使用時におけるコーナーパッド50は、地側に上記の開口部を有する。この開口部(以下、「底面側雌型嵌合部」という)を形成するために、第1底面部40Aは、1つの斜辺が下底と略直角をなし残りの斜辺が下底と鋭角をなす台形状の第1セクション30Aを有しており、第2底面部40Bは、上記第1セクション30Aと同形状の第1セクション30Bを有している。
各第1セクション30A,30Bは、上記下底と鋭角をなす斜辺同士が2つの雌型嵌合部15A,15Bを間に介して互いに対向する向きで配置されている。第1セクション30Aの上底が第1側壁部20Aの下底の端部に連接して、第1側壁部20Aでの雌型嵌合部15Aの側方および下方に底面側雌型嵌合部の一部となる切り欠き部CO1を形成している。同様に、第1セクション30Bの上底が第2側壁部20Bの下底の端部に連接して、第1側壁部20Bでの雌型嵌合部15Bの側方および下方に底面側雌型嵌合部の一部となる切り欠き部CO2を形成している。
第1底面部40Aは、上述の第1セクション30Aの他に、該第1セクション30Aに連接して第2内フランジ部F2(図2または図3参照)の内側面および上面を覆う第2セクション35Aと、該第2セクション35Aに連接したフレーム120の内側面を覆う第3セクション37Aも有している。同様に、第2底面部40Bは、上述の第1セクション30Bの他に、該第1セクション30Bに連接して第2内フランジ部F2の内側面および上面を覆う第2セクション35Bと、該第2セクション35Bに連接してフレーム120の内側面を覆う第3セクション37Bも有している。
第1底面部40Aでの上記第2セクション35Aは、2つの第1ポーション32A1,32A2と1つの第2ポーション33Aとを有している。各第1ポーション32A1,32A2は四角形状の平面形状を有し、互いに間隔をあけて配置されて第1セクション30Aの下底に部分的に連接している。第1ポーション32A1の側方および第1ポーション32A2の両側には切り込み線が形成されている。また、第2ポーション33Aも四角形状の平面形状を有し、各第1ポーション32A1,32A2に連接していると共に第1セクション30Aの下底に部分的に連接している。第3セクション37Aは、第2ポーション33Aよりも幅狭の四角形状を呈する。
一方、第2底面部40Bでの上記第2セクション35Bは、上述した第1底面部40Aでの第2セクション35Aと同様に、第2内フランジ部F2の内側面を覆う2つの第1ポーション32B1,32B2と、第2内フランジ部F2の上面を覆う第2ポーション33Bとを有している。第3セクション37Bは、第2ポーション33Bよりも幅狭の四角形状を呈する。
以上説明した天面部5、第1側壁部20A、第2側壁部20B、第1底面部40A、および第2底面部40Bを有するコーナーパッド50の展開形状は、天面部5を直角三角形とみなしたときの頂角と底辺の中点とを通る直線を対称軸SAとする線対称形状である。
図5は、図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す平面図であり、図6は、図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す底面図である。また、図7は、図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す正面斜視図であり、図8は、図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す背面斜視図である。そして、図9は、図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す側面図である。
図5および図7〜図9に示すように、図4に示した展開形状のコーナーパッド50を組み立てるときには、各側壁部20A,20Bが天面部5に対して略直角に谷折りされる。その結果として、各雄型嵌合部10A,10Bが起立して天面部5の上方に突出する。コーナーパッド50の天面には、図5〜図8に示すように、各雄型嵌合部10A,10Bが起立した跡に開口部OPが形成される。
また、図5、図6、および図8に示すように、第1底面部40Aを構成する第1セクション30Aは第1側壁部20Aに対して略直角に谷折りされ、第2底面部40Bを構成する第1セクション30Bは第2側壁部20Bに対して略直角に谷折りされる。これにより、図5〜図8に示すように、天面部5と嵌合可能な形状および大きさの開口部、すなわち底面側雌型嵌合部FPが天面部5の下方に形成される。
また、図8に示すように、第1底面部40Aを構成する第2セクション35Aでの各第1ポーション32A1,32A2は上記の第1セクション30Aに対して谷折りされ、第2ポーション33Aは、図5、図6、および図8に示すように、第1ポーション32A1,32A2に対して谷折りされる。同様に、第2底面部40Bを構成する第2セクション35Bでの各第1ポーション32B1,32B2は上記の第1セクション30Bに対して谷折りされ、第2ポーション33Bは第1ポーション32B1,32B2に対して谷折りされる。
そして、図5および図8に示すように、第1底面部40Aでの第3セクション37Aは上記の第2ポーション33Aに対して山折りされ、第2底面部40Bでの第3セクション37Bは上記の第2ポーション33Bに対して山折りされる。これら第3セクション37A,37Bのうち、枠材111の内側面側を覆う第3セクションの上端側は当該枠材111での張り出し部の1つであるビスホール部BH1(図2参照)の下面に係止され、枠材113の内側面側を覆う第3セクションの上端側は当該枠材113での張り出し部である支持部Sの下面に係止される。
各第2ポーション33A,33Bが上述のように谷折りされる一方で、各第3セクション37A,37Bが上述のように山折りされることから、第3セクション37A,37Bの各々が段ボールシートの復元力によって上記張り出し部の下面側で突っ張った状態となって、コーナーパッド50がフレーム120に固定される。したがって、コーナーパッド50を太陽電池モジュール130のコーナー部C(図1参照)に装着するにあたっては、梱包テープや糊等の副資材を用いなくても所望形状を保持させることが可能である。
図10は、複数の太陽電池モジュールそれぞれのコーナー部に上述のコーナーパッドを装着してこれらの太陽電池モジュールを積層したときの状態を概略的に示す部分側面図である。同図に示すように、複数の太陽電池モジュール130それぞれのコーナー部に上述のコーナーパッド50を装着してこれらの太陽電池モジュール130を積層したときには、積層方向に隣り合う2つのコーナーパッド50,50同士が互いに勘合する。
具体的には、下側のコーナーパッド50の天面部5(図8参照)と上側のコーナーパッド50の底面側雌型嵌合部FP(図8参照)とが互いに嵌合する。その結果として、積層方向に隣り合う2つの太陽電池モジュール130間のスペースが、1つのコーナーパッド50での天面部5の厚さ程度、あるいは底面部40A,40Bにおける第1セクション30A,30B(図8参照)の厚さ程度に抑えられる。従来のコーナーパッドを用いた場合に比べ、複数の太陽電池モジュール130を積層したときの積層高さが抑えられる。
このため、これら複数の太陽電池モジュール130を積層して輸送する際の輸送効率や、複数の太陽電池モジュール130を積層して保管する際の空間利用効率を向上させることができる。各コーナーパッド50で底面側雌型嵌合部FPが形成されるので、個々のコーナーパッド50の軽量化や減容化、および包装の減量化や包装容積の減縮等を図ることも容易である。
また、積層方向に隣り合う2つのコーナーパッド50,50のうちの下側のコーナーパッド50の雄型嵌合部10A,10Bと上側のコーナーパッド50の雌型嵌合部15A,15Bとを互いに嵌合させることができるので、複数の太陽電池モジュール130を積層する際の位置決めが容易になると共に、横ずれの防止が容易になる。
以上、この発明のコーナーパッドについて実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、この発明は上記の形態に限定されるものではない。この発明のコーナーパッドは、物品のコーナー部での天側を覆う天面部と、天面部に連接してコーナー部での側面側を覆う側壁部と、側壁部に連接してコーナー部での地側を覆う底面部とを有し、天面部と嵌合可能な形状および大きさの開口部が天面部の下方に形成されるものであれば基本的によい。
この発明のコーナーパッドの全体形状は、装着対象の物品でのコーナー部の形状に応じて適宜選定され、展開したときの形状を線対称形状とすることは必須の要件ではなく任意の要件である。太陽電池モジュール以外の物品に適用することも勿論可能であり、その平面形状は、四角形以外の多角形状であってもよいし、多角形の角部を丸めた形状であってもよいし、これらの形状以外の形状であってもよい。また、形状保持のために梱包テープや糊等の副資材を用いることが必要な形状、例えば底面部での第3セクションを省略した形状とすることも可能である。物品を積層するときの位置決めや横ずれ防止に用いられる雄型嵌合部および雌型嵌合部の形状および数も、これらを設けない場合を含めて、適宜選定可能である。
この発明のコーナーパッドの材料としては、コストや再利用する際の手間等を考慮すると段ボールシートが好ましいが、プラスチック段ボールを用いることも可能である。また、緩衝材を所定形状に成形することで得た非組立て式のものとすることもできる。この発明については、上述した以外にも種々の変形、修飾、組み合わせ等が可能である。
この発明は、物品のコーナー部に装着されて該コーナー部での天側、側面側、および地側を保護する種々の形状のコーナーパッドに適用可能である。
この発明のコーナーパッドによりコーナー部が保護される太陽電池モジュールの一例を概略的に示す斜視図である。 図1中のII−II線に沿った断面の概略図である。 図1中のIII−III線に沿った断面の概略図である。 この発明のコーナーパッドの一例を概略的に示す展開図である。 図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す平面図である。 図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す底面図である。 図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す正面斜視図である。 図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す背面斜視図である。 図4に示した展開形状のコーナーパッドの組み立て時の形状を概略的に示す側面図である。 図5〜図9に示したコーナーパッドを複数の太陽電池モジュールそれぞれのコーナー部に装着してこれらの太陽電池モジュールを積層したときの状態を概略的に示す部分側面図である。
符号の説明
5 天面部
10A,10B 雄型嵌合部
15A,15B 雌型嵌合部
20A 第1側壁部
20B 第2側壁部
30A,30B 第1セクション
32A1,32A2,32B1,32B2 第1ポーション
33A,33B 第2ポーション
35A,35B 第2セクション
37A,37B 第3セクション
40A 第1底面部
40B 第2底面部
50 コーナーパッド
FP 開口部(底面側雌型嵌合部)

Claims (3)

  1. 運搬時や保管時に積層される複数の物品それぞれのコーナー部に装着されて該コーナー部での天側、側面側、および地側を覆うコーナーパッドであって、
    前記コーナー部での天側を覆う天面部と、
    該天面部に連接して前記コーナー部での側面側を覆う側壁部と、
    前記複数の物品の積層時に下側のコーナーパッドの天面部が嵌合可能な開口部を有し、前記側壁部に連接して前記コーナー部での地側を覆う底面部と、
    を備え
    前記物品は、
    上端に形成されて内側に張り出した第1内フランジ部、下端に形成されて内側に張り出した第2内フランジ部、および前記第1内フランジ部と前記第2内フランジ部との間で内側に張り出した張り出し部を有するフレームと、
    前記フレームの前記第1内フランジ部と前記張り出し部との間に保持された太陽電池パネルと、
    を備えた太陽電池モジュールであり、
    前記底面部は、
    前記第2内フランジ部の下面を覆う第1セクションと、
    該第1セクションに連接して前記第2内フランジ部の内側面および上面を覆う第2セクションと、
    前記第2セクションに連接して前記フレームの内側面を覆い、前記張り出し部に上端部が係止される第3セクションと、
    を有することを特徴とするコーナーパッド。
  2. 前記天面部は、略三角形状の平面形状を有し、
    前記側壁部は、前記物品での一側面の端部を覆う第1側壁部と、前記物品での他の側面の端部を覆う第2側壁部とを含み、
    前記底面部は、前記第1側壁部に連接した第1底面部と、前記第2側壁部に連接した第2底面部とを含み、
    1つの段ボールシートに前記天面部、前記側壁部、および前記底面部が設けられて、前記天面部と前記側壁部との境界部、および前記側壁部と前記底面部との境界部をそれぞれ折り曲げることで所定形状に組み立てられて、前記物品のコーナー部に装着される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコーナーパッド。
  3. 前記側壁部での前記天面部側の端部から天側に突出した複数の雄型嵌合部と、
    前記側壁部での前記底面部側に形成され、前記複数の物品の積層時に下側のコーナーパッドの雄型嵌合部が嵌合可能な複数の雌型嵌合部と、
    を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載のコーナーパッド。
JP2008224627A 2008-09-02 2008-09-02 コーナーパッド Expired - Fee Related JP5100577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224627A JP5100577B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 コーナーパッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008224627A JP5100577B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 コーナーパッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010058798A JP2010058798A (ja) 2010-03-18
JP5100577B2 true JP5100577B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=42186091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008224627A Expired - Fee Related JP5100577B2 (ja) 2008-09-02 2008-09-02 コーナーパッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5100577B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5605609B2 (ja) * 2010-04-01 2014-10-15 エクパック サービス ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー フレーム付き光起電性または太陽熱電子性平面モジュールを水平方向または垂直方向に積み重ねるための保持システム
CN102180307A (zh) * 2011-01-28 2011-09-14 常州亿晶光电科技有限公司 一种太阳能电池组件的护角器
CN102148289A (zh) * 2011-02-14 2011-08-10 常州亿晶光电科技有限公司 一种防滑式电池组件托盘
JP5063796B1 (ja) * 2011-04-26 2012-10-31 シャープ株式会社 梱包構造体および梱包方法
JP2012229040A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Sharp Corp 梱包構造体および梱包方法
JP5373849B2 (ja) * 2011-05-11 2013-12-18 タキゲン製造株式会社 太陽電池モジュールの梱包用コーナー支持部材
JP5432951B2 (ja) * 2011-05-20 2014-03-05 タキゲン製造株式会社 太陽電池モジュールの梱包用コーナー支持部材
US20140367305A1 (en) * 2011-12-21 2014-12-18 Sharp Kabushiki Kaisha Supporting structure, loading and packing device, supporting base plate, and packing method
CN108630844B (zh) * 2017-03-24 2024-06-21 北京小米移动软件有限公司 电池的保护结构和装配方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514269U (ja) * 1978-07-15 1980-01-29
JPS60142781U (ja) * 1984-02-29 1985-09-21 ナショナル住宅産業株式会社 コ−ナ−パツト
JP2002370766A (ja) * 2001-06-18 2002-12-24 Tarutani Hoso Sangyo Kk ドア枠包装用補助部材及び補助部材を用いたドア枠梱包装置
JP4563345B2 (ja) * 2006-06-05 2010-10-13 ユーテック株式会社 コーナ緩衝材および梱包装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010058798A (ja) 2010-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5100577B2 (ja) コーナーパッド
US11319134B2 (en) Product packaging system
CN105775303A (zh) 包装盒
JP6135423B2 (ja) トレイ型の包装箱
KR20210007772A (ko) 친환경 노테이핑 택배포장박스
JP2005298031A (ja) 軒樋用梱包材
JP4936933B2 (ja) 梱包用トレイ
JP6637453B2 (ja) 包装箱
JP6048197B2 (ja) 貯湯式給湯機用梱包部材
JP7176862B2 (ja) トレイ及びトレイのブランク
JP2017001731A (ja) 紙製パレット、及び紙製パレットを備える包装ケース
CN205770703U (zh) 树脂版收纳用瓦楞纸盒的捆包体
JP5641428B2 (ja) 包装箱
JP4934539B2 (ja) 折り畳みコンテナー
JP3987835B2 (ja) 電子機器の梱包箱
JP2007055629A (ja) 包装箱
JP3217223U (ja) 包装箱
JP5077387B2 (ja) 梱包装置
US20230144970A1 (en) Pallet component structure and packaging system
JP2010100301A (ja) 多角形の包装容器
JP2017532260A (ja) スタッキング突起切り抜き付き梱包箱、及び、そのような箱を作製するための切り抜きのセット
JP6739371B2 (ja) 太陽電池モジュール梱包体および梱包材
JP4015872B2 (ja) 梱包装置
JP2020075738A (ja) トレイ
JP6078454B2 (ja) フィルムロールの端面保護具及びフィルムロール包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120925

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5100577

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees