JP5097473B2 - レーザモジュール、照明装置および投写型映像表示装置 - Google Patents

レーザモジュール、照明装置および投写型映像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、レーザモジュール、照明装置および投写型映像表示装置に関し、特に、複数のレーザ光源を用いて高輝度化を図る際に用いて好適なものである。
近年、半導体レーザ等の固体レーザ光源を用いた投写型映像表示装置(以下、「プロジェクタ」という)の開発が進められている。レーザ光源は、広い色空間を高輝度かつ高精細に表現する能力に優れており、次世代プロジェクタの発光源として注目されている。
その一方、レーザ光源は、ランプに比べて熱の総発生量が大きく、また、温度変化に対する出力変動が起こり易い。このため、レーザ光源を用いる場合には、冷却効率の向上と厳格な温度管理が要求される。これまでに、レーザ光源を冷却するための方法が種々提案されている(特許文献1〜2)。これらの手法では、ヒートシンク、ペルチェ素子または液冷システムを用いてレーザ光源の冷却が行われている。
また、近年の大画面化に伴い、プロジェクタに搭載される照明装置では、高光量化が求められている。これに対し、以下の特許文献3では、レーザ光源を2次元状もしくは3次元状に配置してアレイ化することにより、照明装置の高光量化が図られている。
なお、レーザ光源としてエッジエミッタ方式の半導体レーザを用いる場合には、出射ビームの立体角がかなり大きくなる。このため、レーザ光を後段の光学系(フライアイレンズ等)に円滑に導くために、シリンドリカルレンズ等によって、適宜、レーザ光を平行光化する必要がある。ここでは、ビーム長軸方向における広がり角が大きいため、少なくともビーム長軸方向において、レーザ光を平行光化する必要がある。
特開平11−103132号公報 特開2006−319011号公報 WO99/49358号公報(再公表公報)
複数のレーザ光源を配置して照明装置を構成する場合には、上記の如くレーザ光源に冷却構造が装着される関係から、レーザ光源間の距離が大きくなってしまう。このため、各レーザ光源からのレーザ光をシリンドリカルレンズ等によって平行光化して照明光を生成すると(たとえば、図2(b)参照)、生成された照明光のサイズはかなり大きくなり、後段側の光学系に入射する際のEtendue値が大きくなってしまう。その結果、照明光を光変調素子(液晶パネル等)に円滑に取り込み難くなり、光の利用効率が低下するとの問題が起こり得る。
本発明は、かかる問題を解消するためになされたものであり、照明光のサイズを円滑かつ効果的に縮小できるレーザモジュール、照明装置およびこれらを搭載した投写型プロジェクタを提供することを目的とする。加えて、この問題を解消する際に、レーザ光源の寿命低下を適正に抑制できるようにすることを目的とする。
なお、以下の実施の形態には、さらに、レーザ光源とシリンドリカルレンズの相対位置を円滑に調整するための構成が示されている。
第1の発明に係る光源モジュールは、第1のレーザ光源と当該第1のレーザ光源が装着された第1の冷却部とを有する第1の発光ユニットと、第2のレーザ光源と当該第2のレーザ光源が装着された第2の冷却部とを有する第2の発光ユニットと、前記第1および第2の発光ユニットの間に配された絶縁体とを備え、前記第1および第2の発光ユニットは、前記第1および第2のレーザ光源が接近し前記第1および第2の冷却部が離間するよう配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、第1および第2のレーザ光源が接近し第1および第2の冷却部が離間するように第1および第2の発光ユニットが配置されているため、第1のレーザ光源と第2のレーザ光源の間の距離を小さくすることができる。よって、これらレーザ光源からのレーザ光をもとに生成される照明光のサイズを抑制することができ、後段側の光学系に入射する際の照明光のEtendue値を抑制することができる。したがって、照明光の高光量化と利用効率の向上を同時に実現することができる。
また、本発明では、第1の発光ユニットと第2の発光ユニットの間に絶縁体が配されているため、このように第1の発光ユニットと第2の発光ユニットを配置しても、第1のレーザ光源と第2のレーザ光源が電気的に接触することはない。よって、たとえば、シリンドリカルレンズに対する各発光ユニットの位置調整を行っているような場合に、誤って第1のレーザ光源が第2のレーザ光源に当接しても、これらレーザ光源が不所望な通電によって破損することはなく、レーザ光源の寿命低下を抑制することができる。
本発明において、第1および第2の発光ユニットには、それぞれ、複数の第1および第2のレーザ光源が一列に並ぶようにこれらレーザ光源を配置することができる。こうすると、偏光方向を揃えた状態での出射が可能となる。
また、本発明に係る光源モジュールと、第1および第2のレーザ光源から出射されたレーザ光を少なくとも一方向において平行光化する光学素子とを組み合わせて照明装置を構成することができる。なお、本発明に係る光源モジュール、または、これを組み込んだ照明装置を投写型映像表示装置に搭載することにより、投写光量の向上を図ることができ、高品質な画像を表示することができる。
第2の発明に係る光源モジュールは、第1のレーザ光源と当該第1のレーザ光源が装着された第1の冷却部とを有する第1の発光ユニットと、第2のレーザ光源と当該第2のレーザ光源が装着された第2の冷却部とを有するとともに前記第2のレーザ光源が前記第1のレーザ光源に接近し前記第2の冷却部が前記第1の冷却部から離間するよう配置された第2の発光ユニットと、前記第1および第2の発光ユニットの間に配された絶縁体と、前記第1のレーザ光源から出射されたレーザ光をビーム長軸方向に収束させて平行光化する第1のシリンドリカルレンズと、前記第2のレーザ光源から出射されたレーザ光をビーム長軸方向に収束させて平行光化する第2のシリンドリカルレンズとを有することを特徴とする。
この発明においても、第1および第2のレーザ光源が接近し第1および第2の冷却部が離間するように第1および第2の発光ユニットが配置されているため、第1のレーザ光源と第2のレーザ光源の間の距離を小さくすることができ、これらレーザ光源からのレーザ光をもとに生成される照明光のサイズを抑制することができる。
また、第1の発光ユニットと第2の発光ユニットの間に絶縁体が配されているため、このように第1の発光ユニットと第2の発光ユニットを配置しても、第1のレーザ光源と第2のレーザ光源が電気的に接触することはなく、不所望な通電によるレーザ光源の寿命低下を抑制することができる。
この発明において、絶縁体は、第1の発光ユニットと第2の発光ユニットの両方または何れか一方に装着するのが好ましい。こうすると、たとえば、絶縁体がフィルム状のものであり容易に撓みまたは変形するようなものであっても、別途、これを保持する部材なしに、絶縁体を第1の発光ユニットと第2の発光ユニットの間に適正に介在させることができる。なお、絶縁体が保持部材に保持されその配置位置が固定されている場合には、たとえば、シリンドリカルレンズに対する各発光ユニットの配置位置を調整する際にこれら発光ユニットが移動すると、何れかのレーザ光源が絶縁体に当接してこれを押し破る等の事態が起こり得るが、上記のように絶縁体を第1の発光ユニットと第2の発光ユニットの両方または何れか一方に装着すると、発光ユニットの移動に伴って絶縁体が移動するため、絶縁体が発光ユニットによって押し破られる等の事態を回避することができる。
以上のとおり本発明によれば、照明光のサイズを円滑かつ効果的に縮小することができ、加えて、レーザ光源の寿命低下を適正に抑制することができる。
本発明およびその他の構成例による効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1に、実施例1に係る光源モジュールの構成を示す。同図(a)は光源モジュールの正面図、同図(b)は光源モジュールの左側面図である。図示の如く、光源モジュールは、2つの発光ユニット100、200を備えている。これら発光ユニット100、200は、それぞれ、冷却部101、201と、レーザ光源102、202と、絶縁素子300を備えている。
冷却部101、102は、レーザ光源102、202で発生した熱を取り除くためのもので、ペルチェ素子や、冷却液が循環することにより除熱される構造体(液冷ジャケット)、ヒートパイプ等、あるいは、これらの素子の組み合わせによって構成される。ここで、冷却部101、102を、ペルチェ素子と液冷ジャケットを重ね合わせた構造体や、ペルチェ素子とヒートパイプを重ね合わせた構造体から構成すると、レーザ光源102、202に対する冷却効率を高めることができ、レーザ出力を安定化させることができる。
レーザ光源102、202は、熱伝導特性が高く且つ導電性の基板(銅板等)102a、202aにエッジエミッタ方式の半導体レーザ素子102b、202bを装着することにより構成されている。さらに、この基板102a、202aを冷却部101、201に装着することにより、レーザ光源102、202が冷却部101、201に装着されている。
本実施例では、冷却部101、102に対する熱伝導を高めるため、基板102a、202aのサイズが半導体レーザ素子102b、202bよりも大きくなっている。基板102a、202aは、半導体レーザ素子102b、202bが装着された領域の外側の領域を、たとえば冷却部101、201にネジ止めすることにより、冷却部101、201に装着される。
なお、同図では、半導体レーザ素子102b、202bの底面(基板側)が陽極となっており、天面が陰極となっている。これらレーザ光源102、202は、冷却部101、201を保持部材(図示せず)に装着することにより、図示の如く、天面側が互いに接近する状態で配置される。ここで、保持部材は、発光ユニット100、200をそれぞれY軸方向に位置調整するためのアクチュエータを備えている。また、レーザ光源102、202からは断面が楕円形状となる広がり角をもってレーザ光が出射され、この楕円形状の長軸と短軸は、それぞれ、同図Y軸とX軸に平行となっている。
絶縁素子300は、たとえば、数μm〜数100μm程度の厚みを有するシート状部材によって構成される。ここで、絶縁素子300は、ポリマー素材やシリコーン素材等の樹脂系材料や、ゴム材料によって形成される。あるいは、磁器素材から絶縁素子を形成しても良い。
なお、同図では、レーザ素子102b、202bの天面から絶縁素子300が離間するように図示されているが、絶縁素子300を粘着性のシート等によって、レーザ素子102b、202bの両方または何れか一方の天面に貼り付けても良い。こうすると、別途絶縁素子300を配置するための部材が不要となるため、部品点数の削減とコストの低減が図られる。また、発光ユニット101、201の位置調整時に、絶縁素子300がレーザ素子102b、202bの天面によって押し破られるといった不具合も回避できる。この他、絶縁性の物質をレーザ素子102b、202bの両方または何れか一方の天面に塗布するようにしても良い。
図2(a)は、図1の光源モジュールにシリンドリカルレンズ111、211を組み合わせて照明装置を構成した状態を示す図である。
一般に、エッジエミッタタイプの半導体レーザでは、ビーム長軸方向に80°、ビーム短軸方向に20°の広がり角をもってレーザ光が出射される。シリンドリカルレンズ111、211は、レーザ光源102、202から出射されたレーザ光を、ビーム長軸方向(同図のY軸方向)において収束させ平行光化する。これらシリンドリカルレンズ111、211によって平行光化されたレーザ光は、照明光として、後段側の光学素子(フライアイレンズ等)へと導かれる。
図2(b)は、冷却部101とレーザ光源102が互いに接近するようにして発光ユニット100、200を配置した場合の構成例を示す図である。この場合、レーザ光源102と202の間に、発光ユニット100の冷却部101が介在するため、レーザ光源102、202間の距離が大きくなる。このため、シリンドリカルレンズ111、211のサイズが大きくなり、また、Y軸方向における照明光のサイズD2もかなり大きくなる。
これに対し、本実施例では、同図(a)に示す如く、レーザ光源102、202が互いに接近するように発光ユニット100、200が配置されているため、同図(b)の構成例に比べ、シリンドリカルレンズ111、211の大きさを顕著に小さくすることができ、また、Y軸方向における照明光のサイズD1を顕著に縮小することができる。よって、後段側の光学系に入射する際の照明光のEtendue値を抑制することができ、照明光の利用効率の向上を図ることができる。
なお、本実施例のように、シリンドリカルレンズ111、211によってレーザ光を平行光化する場合には、シリンドリカルレンズ111、211の光軸に対するレーザ光源102、202の位置を適正化する必要がある。図3(a)および(b)は、それぞれ、レーザ光源102の出射光軸がシリンドリカルレンズ111の光軸に整合する場合と整合しない場合のレーザ光の光路を示す図である。同図(b)のように、レーザ光源102の出射光軸がシリンドリカルレンズ111の光軸からずれると、レーザ光が所望の場所に照射されなくなる。
この場合、両光軸が僅かにずれただけで、レーザ光の照射位置は所期の照射位置から大きくずれる。ところが、この照射位置にフライアイレンズが配される場合、フライアイレンズに取り込み可能とされる光の広がり角は適正な広がり角に対して数度の誤差しか許容されないため、このようにレーザ光の照射位置が初期の照射位置からずれると、フライアイレンズによって取り込まれる光の光量が大きく減少し、光の利用効率が大きく低下する。
かかる不具合を回避するために、シリンドリカルレンズ111、211とレーザ光源102、202の相対位置を高精度に調整するための手段が必要となる。本実施例では、シリンドリカルレンズ111、211は位置が固定されており、レーザ光源102、202の方の位置を、保持機構内のアクチュエータによって調整することとしている。なお、調整用のアクチュエータは、たとえば、図6(実施例2)のアクチュエータを転用することができる。
本実施例は、発光ユニット100、200内に、偏光方向が乱れないような状態で複数のレーザ光源を直線状に配置する場合のものである。
図4(a)は、本実施例に係る光源モジュールの構成を示す図(正面図)である。また、図4(b)は、光源モジュールにシリンドリカルレンズを組み合わせて照明装置を構成したときの構成を示す図(左側面図)である。
同図(a)に示す如く、本実施例では、複数のレーザ光源102、202がX軸方向に直線状に配置され、これらが冷却部101、201に装着されている。上記実施例1と同様、各レーザ光源102、202からは、ビーム長軸方向がY軸方向となるように、レーザ光が出射される。なお、本実施例では、発光ユニット100側の全てのレーザ光源102からのレーザ光を一様に平行光化する一つのシリンドリカルレンズ121が配され、また、発光ユニット200側の全てのレーザ光源202からのレーザ光を一様に平行光化する一つのシリンドリカルレンズ221が配されている。
発光ユニット100側の全てのレーザ光源102と発光ユニット200側の全てのレーザ光源202の間には、絶縁素子300が配されている。上記実施例と同様、絶縁素子300は、粘着性のシート等によって、各レーザ光源102、202の両方または何れか一方に貼り付けても良く、あるいは、レーザ光源102、202の両方または何れか一方の天面に塗布するようにしても良い。
図5(a)はレーザ光源102の構成例を示す図、図5(b)は図5(a)の一部拡大図である。便宜上、同図(a)では、半導体レーザ素子102bが見えるよう、前部を切り欠いた状態で図示されている。なお、同図には、レーザ光源102の構成が示されているが、レーザ光源202もこれと同様の構成となっている。
図示の如く、本実施例では、複数の半導体レーザ素子102bを半導体層中に形成することにより複数のレーザ光源102が構成されている。半導体層の天面には、陰極となる導電板(銅板等)102cが配されており、各半導体レーザ素子102bの陰極(天面)が、ワイヤーボンディングによって、導電板102cに接続されている。また、各半導体レーザ素子102bの底面(陽極)は、上記実施例1と同様、基板102aに装着されている。
導電板102cには、基板102aへと至る孔が形成されており、この孔を通って導電性のネジ102dが基板102aに螺合している。よって、ネジ102dは、半導体レーザ素子102bの陽極に電気的に接続されている。ここで、ネジ102dと孔の間には、絶縁部材102eが介在している。各半導体レーザ素子102bには、ネジ102dを介して正の電位が供給され、また、導電板102cを介して負の電位が供給される。
上記実施例1と同様、基板102aは、冷却部101に対する熱伝導を高めるため、半導体層よりもサイズが大きくなっている。基板102aは、半導体層の配置領域の外側の領域を、ネジ102fを介して冷却部101にネジ止めすることにより、冷却部101に装着される。
図6は、発光ユニット100、200を保持する保持部材の構成を示す図である。同図(a)は保持部材の正面図、同図(b)は保持部材の左側面図である。なお、同図では、発光ユニット200側のレーザ光源200の天面に絶縁素子300が装着されている。ここで、発光ユニット200が図5の構成を有する場合、絶縁素子300は、たとえば、導電板102cとネジ102dにそれぞれ引き出し線を接続した後、導電板102cの天面全領域(ネジ102dの部分を含む)に絶縁性の物質を塗布することにより形成される。
図示の如く、保持部材は、ベース401と、第1の可動枠402と、ネジ403と、第2の可動枠404と、ネジ405から構成されている。ベース401は、断面L字状の形状を有し、壁401aにネジ403と螺合するネジ孔(図示せず)が形成されている。第1の可動枠402の下面には、下方向に延びる壁402aが形成され、さらに、この壁402aには、上下方向に延びる2つのガイド孔402bが形成されている。これらガイド孔402bの幅は、ネジ403のネジ部の径よりも僅かだけ大きくなっている。
2つのネジ403は、ガイド孔402bを介して壁401aのネジ孔に螺合している。2つのネジ403を締め付けることにより、ベース401に対して第1の可動枠402が固定される。また、2つのネジ403を緩めることにより、ベース401に対して第1の可動枠402を上下方向(矢印A方向)に変位させることができる。
さらに、第1の可動枠402の側部にはY軸方向に延びる壁402cが形成され、この壁402cには、2つのネジ405とそれぞれ螺合する2つのネジ孔(図示せず)が形成されている。これらネジ405によって第2の可動枠404が第1の可動枠402に装着される。
第2の可動枠404は断面L字状の形状を有し、壁404aには、上下方向に延びる2つのガイド孔404bが形成されている。これらガイド孔404bの幅は、ネジ405のネジ部の径よりも僅かだけ大きくなっている。
2つのネジ405は、ガイド孔404bを介して壁402cのネジ孔に螺合している。2つのネジ405を締め付けることにより、第1の可動枠402に対して第2の可動枠404が固定される。また、2つのネジ405を緩めることにより、第1の可動枠402に対して第2の可動枠404を上下方向(矢印B方向)に変位させることができる。
発光ユニット100は、第2の可動枠404の保持板部404cの下面に装着され、また、発光ユニット200は、第1の可動枠402の保持板部402dの上面に装着されている。ここで、保持板部404cの下面と保持板部402dの上面は、水平方向(X−Z平面方向)に平行となっている。
図4(b)に示すシリンドリカルレンズ121、221に対する発光ユニット100、200の位置調整は、たとえば、次の手順で行われる。まず、ベース401を光源装置内の所定の部位に装着した後、2つのネジ403を緩めて第1の可動枠402を移動可能にし、シリンドリカルレンズ221に対する発光ユニット200の位置調整を行う。発光ユニット200が適正位置にある状態で2つのネジ403を締め付け、第1の可動枠402を固定する。次に、2つのネジ405を緩めて第2の可動枠404を移動可能にし、シリンドリカルレンズ121に対する発光ユニット100の位置調整を行う。発光ユニット100が適正位置にある状態で2つのネジ405を締め付け、第2の可動枠404を固定する。これにより、シリンドリカルレンズ121、221に対する発光ユニット100、200の位置調整が終了する。
本実施例によれば、複数のレーザ光源が直線状に配置されアレイ化された2つの発光ユニットを、レーザ光源が互いに接近するようにして配置するようにしたので、上記実施例1よりもさらに高密度で、且つ、Etendue値の小さい照明装置を実現することができる。また、各レーザ光源間には絶縁素子が介在しているため、シリンドリカルレンズに対するレーザ光源の位置調整時等に上下のレーザ光源が電気的に接触することはなく、よって、不所望な電気的接触によるレーザ光源の寿命低下を抑制することができる。
なお、図6の構成例では、ネジ403とネジ405をそれぞれZ軸方向とX軸方向から締め付けて第1の可動枠402と第2の可動枠404を固定するようにしたが、ネジ403、405の締め付け方向はこれに限定されるものではなく、第1の可動枠402と第2の可動枠404の構造の変更に応じて適宜変更され得る。ただし、第1の可動枠402と第2の可動枠404は、発光ユニット100、200から出射されるレーザ光を遮らない構造とする必要がある。
本実施例は、複数の光源モジュールを組み合わせて照明光を生成する際の照明装置の構成例である。
図7は、照明装置の構成を示す図である。同図(a)、(b)、(c)および(d)は、それぞれ、照明装置の上面図、背面図(同図(a)を矢印P方向から見た図)、左側面図(同図(a)を矢印Q方向から見た図)および右側面図(同図(a)を矢印R方向から見た図)である。
本実施例における照明装置は、6つの光源モジュール10、20、30、40、50、60と、各光源モジュールに対応して配置された6つのシリンドリカルレンズ11、21、31、41、51、61と、これらシリンドリカルレンズを保持して照明装置内に固定するレンズ保持具71、72、73と、光源モジュール10、20からのレーザ光を正面方向に反射するプリズムミラー81と、光源モジュール30、40からのレーザ光を正面方向に反射するプリズムミラー82とを備えている。
光源モジュール10、20、30、40、50、60には、上記実施例1または2と同様、絶縁素子を介してレーザ光源が互いに接近するようにして、2つの光源ユニットが配置されている。また、光源モジュール10、20、30、40、50、60は、図6と同様の保持部材を備えている。なお、光源モジュール10、20、30、40、50、60は、それぞれ、対応するシリンドリカルレンズを経由した後の各光源モジュールからのレーザ光が、互いに重なり合うことなく、且つ、プリズムミラー81、82によって遮られることのないように配置されている。
シリンドリカルレンズ11、21、31、41、51、61は、光源モジュール10、20、30、40、50、60を構成する2つの光源ユニットからのレーザ光をビーム長軸方向において平行光化する。なお、上記実施例1、2にて示したとおり、一つの光源モジュールを構成する2つの光源ユニットについて2つのシリンドリカルレンズが必要となるが、ここでは、これら2つのシリンドリカルレンズが一体的に形成されている。
レンズ保持具71は、シリンドリカルレンズ11、31を保持して光源装置内の所定の位置に配置する。レンズ保持具72は、シリンドリカルレンズ21、41を保持して光源装置内の所定の位置に配置する。レンズ保持具73は、シリンドリカルレンズ51、61を保持して光源装置内の所定の位置に配置する。
光源モジュール10、20は互いに正対向するように配置されており、これら光源モジュール10、20からのレーザ光の光路中に、プリズムミラー81が配置されている。同図(b)に示す如く、プリズムミラー81は、背面側から見て、光源モジュール60とシリンドリカルレンズ61の配置位置よりも左方向にずれた位置に配置されている。光源モジュール10、20から出射されたレーザ光は、シリンドリカルレンズ11、21によって平行光化された後、プリズムミラー81の各ミラー面によって、正面方向に反射される。
光源モジュール30、40は互いに正対向するように配置されており、これら光源モジュール30、40からのレーザ光の光路中に、プリズムミラー82が配置されている。同図(b)に示す如く、プリズムミラー82は、背面側から見て、光源モジュール50とシリンドリカルレンズ51の配置位置よりも右方向にずれた位置に配置されている。光源モジュール30、40から出射されたレーザ光は、シリンドリカルレンズ31、41によって平行光化された後、プリズムミラー82の各ミラー面によって、正面方向に反射される。
同図(b)に示す如く、レーザモジュール60からのレーザ光は、シリンドリカルレンズ61によって平行光化された後、背面側から見てプリズムミラー81の右側のスペースを通って前方へと進む。また、レーザモジュール50からのレーザ光は、シリンドリカルレンズ51によって平行光化された後、背面側から見てプリズムミラー82の左側のスペースを通って前方へと進む。
図8は、照明装置を正面から見たときの図である。
同図(a)を参照して、レーザモジュール10、20から出射されたレーザ光は、シリンドリカルレンズ11、21を通ってプリズムミラー81の2つのミラー面へと導かれて反射され前方へと導かれる。同図(b)を参照して、レーザモジュール30、40から出射されたレーザ光は、シリンドリカルレンズ31、41を通ってプリズムミラー82の2つのミラー面へと導かれて反射され前方へと導かれる。同図(c)を参照して、レーザモジュール50、60(同図では図示省略)から出射されたレーザ光は、シリンドリカルレンズ51、61を通った後、プリズムミラー82の右側のスペースと、プリズムミラー81の左側のスペースを通って前方へと導かれる。
このように、光源モジュール10、20、30、40、50、60から出射されたレーザ光は、プリズムミラー81、82を経由して、あるいは、これを経由することなく、それぞれ、照明装置の正面方向へと導かれ、全体として照明光とされる。
図9は、本実施例における照明装置を搭載したプロジェクタの光学系を示す図である。図中、501が本実施例に係る照明装置である。なお、照明装置501内には、赤、青、緑の波長帯のレーザ光をそれぞれ出射するレーザ光源が配置されており、照明装置501からは、各色が混在する状態でレーザ光が発光される。ここで、上記図7および図8に示す光源モジュール10、20、30、40、50、60には、それぞれ、同一色のレーザ光源を配置しても良く、あるいは、異なる色のレーザ光源を混在させても良い。
照明装置501からの光は、フライアイレンズ502を介して、コンデンサレンズ503に入射される。フライアイレンズ502は、蝿の目状のレンズセル群を備え、液晶パネル508、512、516に入射する際の光量分布が均一となるよう、照明装置501から入射される光を重畳する。
コンデンサレンズ503によって集光された光は、ダイクロイックミラー504に入射する。ダイクロイックミラー504は、コンデンサレンズ503から入射された光のうち、赤色波長帯の光(以下、「R光」という)のみを透過し、青色波長帯(以下、「B光」という)と緑色波長帯(以下、「G光」という)を反射する。
ダイクロイックミラー504を透過したR光は、2つのレンズ505、507とミラー506を経由して液晶パネル508へと導かれ、入射側偏光板(図示せず)を介して液晶パネル508に入射される。液晶パネル508は、赤色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてR光を変調する。液晶パネル508によって変調されたR光は、出射側偏光板(図示せず)を介して、ダイクロイックプリズム517に入射される。
ダイクロイックミラー504によって反射されたB光とG光は、レンズ509を介して、ダイクロイックミラー510に入射する。このうち、G光は、ダイクロイックミラー510によって反射され、レンズ511に入射される。その後、G光は、入射側偏光板(図示せず)を介して液晶パネル512に入射される。液晶パネル512は、緑色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてG光を変調する。液晶パネル512によって変調されたG光は、出射側偏光板(図示せず)を介して、ダイクロイックプリズム517に入射される。
ダイクロイックミラー510を透過したB光は、2つのミラー513、514を介してレンズ515に入射される。その後、B光は、入射側偏光板(図示せず)を介して液晶パネル516に入射される。液晶パネル516は、青色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてB光を変調する。液晶パネル516によって変調されたB光は、出射側偏光板(図示せず)を介して、ダイクロイックプリズム517に入射される。
ダイクロイックプリズム517は、液晶パネル508,512、516によって変調されたR光、G光およびB光を色合成し、投写レンズ518へと入射させる。投写レンズ518は、投写光を被投写面上に結像させるためのレンズ群と、これらレンズ群の一部を光軸方向に変位させて投写画像のズーム状態およびフォーカス状態を調整するためのアクチュエータを備えている。ダイクロイックプリズム517によって色合成されたカラー映像光は、投写レンズ518によって、スクリーン上に拡大投写される。
図9の構成例では、光変調素子として透過型の液晶パネルを用いたが、反射型の液晶パネルを用いた光学系とすることもできる。
図10は、反射型の液晶パネルを用いる場合の構成例である。なお、図中、照明装置521からコンデンサレンズ523までの構成は、図9の照明装置501からコンデンサレンズ503までの構成と同様である。
コンデンサレンズ523を透過した光は、偏光ビームスプリッタ(PBS)525の偏光面に対してS偏光となっている。この光のうち、G光は、波長選択性の1/2波長板524によってP偏光に変換される。したがって、G光はPBS525を透過し、B光とR光はPBS525によって反射される。
PBS525によって反射されたB光とR光のうち、R光は、波長選択性の1/2波長板526によってP偏光に変換される。したがって、B光とR光のうち、B光はPBS527によって反射され、R光はPBS527を透過する。
PBS527によって反射されたB光は、1/4波長板528によって円偏光に変換された後、反射型の液晶パネル529に入射する。ここで、B光は、液晶パネル529を往復することにより、たとえば、ON状態の画素位置においてのみ円偏光の旋回方向が反転する。したがって、再度、1/4波長板528を通過することにより、B光は、ON状態の画素位置ではP偏光となり、OFF状態の画素位置ではS偏光となる。このうち、ON状態の画素位置に対するP偏光の光みが、PBS527を透過し、1/2波長板532を介してPBS533へ入射する。
同様に、1/2波長板526を透過した後PBS527を透過したR光は、1/4波長板530と反射型の液晶パネル531を往復することにより、ON状態の画素位置に対応する部分のみがPBS527によって反射され波長選択性の1/2波長板532へと導かれる。このR光は、波長選択性の1/2波長板532によってP偏光に変換された後、PBS533に入射する。
このようにして、液晶パネル529、531によって変調されたB光およびR光は、共に、同一の偏光方向にてPBS533に入射する。ここで、PBS533はこれら光がP偏光となるよう構成されているため、これらの光は、共に、PBS533を透過する。
PBS525を透過したG光は、PBS534によって反射され、その後、1/4波長板535と反射型の液晶パネル536を往復することにより、ON状態の画素位置に対応する部分のみがPBS534を透過してPBS533へ入射する。このG光は、S偏光の状態でPBS533に入射するため、PBS533によって反射される。
以上の如く液晶パネル529、531、536によって変調されたB光、R光およびG光は、PBS533を経由することにより合成される。そして、1/2波長板537により偏光方向が90度回転された後、偏光板538を経由して投写レンズ518に入射され、投写レンズ518によって、スクリーン上に拡大投写される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施形態も上記の他に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、半導体レーザ素子の陽極を基板に装着するようにしたが、半導体レーザ素子の陽極を基板に装着するようにしても良い。また、上記実施の形態では、ビーム長軸方向をシリンドリカルレンズによって平行光化するようにしたが、さらにシリンドリカルレンズを追加して、ビーム長軸方向も平行光化するようにしても良い。また、レーザ光の平行光化を、シリンドリカルレンズに替えて、集光レンズ、円筒レンズ屈折率分布レンズ、回折素子等の少なくとも一つあるいはその組み合わせによって行っても良い。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施例1に係る光源モジュールの構成を示す図 実施例1に係る光源モジュールの効果を説明する図 レーザ光源が適正位置からずれたときの問題を説明する図 実施例2に係る光源モジュールの構成を示す図 実施例2に係るレーザ光源の構成例を示す図 実施例2に係る保持部材の構成を示す図 実施例3に係る光源装置の構成を示す図 実施例3に係る光源装置の動作を説明する図 実施例3に係るプロジェクタの光学系を示す図 実施例3に係るプロジェクタの光学系の変更例を示す図
符号の説明
10、20、30、40、50、60 … 光源モジュール
11、21、31、41、51、61 … シリンドリカルレンズ
101 … 冷却部
102 … レーザ光源
111 … シリンドリカルレンズ
201 … 冷却部
202 … レーザ光源
211 … シリンドリカルレンズ
300 … 絶縁素子
501 … 光源装置

Claims (4)

  1. 第1方向に1段目と2段目とが配列されると共に第2方向に1列目と2列目と3列目とが配列される少なくとも6領域を有し、前記6領域からレーザ光を出射するように構成された照明装置であって、
    前記領域から出射されるレーザ光は、第1のレーザ光源と当該第1のレーザ光源が装着された第1の冷却部とを有する第1の発光ユニットと、第2のレーザ光源と当該第2のレーザ光源が装着された第2の冷却部とを有するとともに前記第2のレーザ光源が前記第1のレーザ光源に接近し前記第2の冷却部が前記第1の冷却部から離間するよう配置された第2の発光ユニットと、前記第1および第2の発光ユニットの間に配された絶縁体とにより構成される光源モジュールから出射されるように構成されており、
    前記第1のレーザ光源から出射されたレーザ光は、第1のシリンドリカルレンズによってビーム長軸方向が収束されて平行光化されると共に、前記第2のレーザ光源から出射されたレーザ光は、第2のシリンドリカルレンズによってビーム長軸方向が収束されて平行光化され、
    前記6領域のうち1段目1列目および2段目3列目の領域から出射されるレーザ光は、正面方向に配置された光源モジュールから出射されるように構成されており、
    前記6領域のうち1段目2列目および2段目1列目の領域から出射されるレーザ光は、前記正面方向に対して垂直に設けられた一方の面に配置された光源モジュールからミラーを介して出射されるように構成されており、
    前記6領域のうち1段目3列目および2段目2列目の領域から出射されるレーザ光は、前記正面方向に対して垂直に設けられると共に前記一方の面に正対向するように設けられた他方の面に配置された光源モジュールからミラーを介して出射されるように構成されることを特徴とする照明装置
  2. 請求項1記載の照明装置において、
    前記第1および第2の発光ユニットには、複数の前記第1および第2のレーザ光源がそれぞれ一列に並ぶように配されることを特徴とする照明装置
  3. 請求項1または2に記載の照明装置において、
    前記絶縁体は、前記第1の発光ユニットと前記第2の発光ユニットの両方または何れか一方に装着されることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の照明装置を有することを特徴とする投写型映像表示装置。
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