JP5096944B2 - 信号灯器 - Google Patents

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Description

本発明は、信号灯器に関し、特に光源としてLEDを用いた信号灯器に関する。
交通信号機や鉄道用信号機などの信号灯器では、高輝度LEDの普及に伴って、これらLEDを光源として用いられている。このようなLED信号灯器では、多数のLEDを基板に配置してケース内に収容し、基板前面に透明のカバーを配置して密閉する構成がとられている。
一方、信号の誤認や見切り発車などを抑制するため、信号灯器の視野角を制限する場合がある。このような信号灯器の視野角を制限する方法として、カバー前面にルーバーを備えたフードを取り付けて、光の出射方向を制御する方法がある。しかし、このようなフードは、高価で容積が大きく重量もあり、埃や雪が付着しやすい。
従来、LED信号灯器において、このような視野角を制限する方法として、LEDとカバーとの間に、LEDと対向する位置に穴が形成された配光制限板を設け、穴により光の出射方向を制御して、信号灯器の視野角を制限する方法が提案されている。
特開2002−197592号公報
しかしながら、このような従来技術では、配光制限板の穴の側面で光が反射して、前方斜め方向へ光が漏れるため、信号灯器の視野角を十分に制限できないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、配光制限板の穴の側面における光の反射を抑制でき、信号灯器の視野角を十分に制限できる信号灯器を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる信号灯器は、複数のLEDを光源とする信号灯器であって、LEDの前方に設けられた配光制限板を備え、この配光制限板は、各LEDと対向するそれぞれの位置に当該LEDから出射された光が前方へ通過する穴を有し、これら穴の内壁面は前方に向かうにしたがって内径がしだいに小さくなるよう形成されており、当該穴の内壁面は凹曲面からなり、または、当該穴の内壁面は当該LEDからの光の反射を低減する微細凹凸が形成されている。
この際、穴は、テーパー孔から形成してもよい
また、配光制限板を、穴のLED側開口部が対応するLEDの頂部に近接する位置に配置してもよい。
また、穴は、上下方向に縦長の長円形状をなすようにしてもよい。
本発明によれば、配光制限板の穴の内壁面における前方斜め方向への光の反射を抑制でき、結果として信号灯器の視野角を十分に制限することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1−図3を参照して、本発明の一実施の形態にかかる信号灯器について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる信号灯器のLEDユニットの構成を示す断面図である。図2は、信号灯器の外観図である。図3は、配光制限板の穴形状(テーパー)を示す断面図である。
LEDユニット10は、例えば3色灯(三位式)の交通信号灯器100の場合、青、黄、赤の点灯色ごとに個別の灯器として信号灯器本体に取付けられ、外部から供給された電気信号に応じて内部のLEDを点灯させるユニットである。
このLEDユニット10は、前方に向かって開口する有底円筒体からなるケース1と、ケース1の開口部1Aと勘合するようケース1の周壁先端1Bに取り付けられた透光性を有するカバー2と、ケース1の底部1Cに形成されたボス1Dにネジ止めされることによりケース1の内部に取り付けられたプリント配線基板3と、このプリント配線基板3とカバー2との間に配置されるようプリント配線基板3に取り付けられた配光制限板4と、プリント配線基板3と配光制限板4の間に配置されるようプリント配線基板3に取り付けられてLED5のレンズ部が貫通する穴を有する補助板31から構成されている。
プリント配線基板3のうち、前方側の実装面3Aには全体として前方正面視円板形状をなすよう複数のLED5が実装されている。このLED5は、発光部(LEDチップ)の前方にレンズ部が形成された砲弾(弾丸)形状をなす一般的なLEDである。これに加え、プリント配線基板3には、外部から供給された電気信号に応じてこれらLED5を点灯駆動する電気回路(図示せず)が実装面3Aあるいは半田面3Bに実装されている。
配光制限板4は、前方正面視円板形状をなし、プリント配線基板3の各LED5と対向するそれぞれの位置に、当該LED5からの光の出射角度を制限する穴6が形成されている。
配光制限板4の穴6は、その内壁面6Aが前方に向かうにしたがって内径がしだいに小さくなるよう形成されている。図3の例では、各穴6がすり鉢形状をなすテーパー孔で形成されている。
これにより、LED5から出射された光7のうち、穴6の角度方向へ出射された光7Aは、穴6を通過して前方正面方向に出射される。また、光7A以外の前方斜め方向に出射された光7のうち、穴6の内壁面6Aの角度方向へ出射された光7Bは、内壁面6で反射され、その一部または全部がケース1の内側方向へ反射される。
したがって、穴6の内壁面6Aで反射された光7Bのうち穴6から前方へ出射される割合が低減されるため、配光制限板4の穴6の内壁面6Aにおける前方斜め方向への光の反射を抑制でき、結果として信号灯器の視野角を十分に制限することが可能となる。
また、補助板31のうち少なくともカバー2側表面を黒色としたり、あるいは微細凹凸を設けることにより、信号灯器の外部からカバー2を介してプリント配線基板3へ到達する光や、内壁面6Aで反射されてプリント配線基板3へ到達する光の反射を抑制することができ、信号の視認性を高めることが可能となる。
配光制限板4の穴6については、図3のようなテーパー孔に限定されるものではなく、他の形状が考えられる。図4は、配光制限板の穴形状(凹曲面)を示す断面図である。例えば図4に示すように、穴6の内壁面6Aを凹曲面から構成してもよい。
これにより、図3のテーパー孔と比較して、穴6の内壁面6Aにおける前方斜め方向への光の反射を効率よく抑制でき、信号灯器の視野角をさらに制限することが可能となる。
また、穴6の内壁面6Aに加工を施して、内壁面6Aでの光の反射を低減する微細凹凸を形成してもよい。微細凹凸を内壁面6Aに形成する方法としては、エンボス加工や植毛加工が考えられる。これら加工処理については公知の技術を用いればよい。これにより、内壁面6Aにおける光の反射を効率よく抑制できる。
また、穴6の内壁面6Aで反射する光は、当該穴6と対向するLED5から出射された光だけでなく、他の穴6と対向するLED5から出射された光が反射する場合もある。このような場合には、穴6がLED5に近接するよう配光制限板4を配置することにより、内壁面6Aにおける前方斜め方向への光の反射を効率よく抑制できる。
図5は、穴とLEDの位置関係を示す説明図である。図5の例では、穴6のLED側開口部6BがLED5の頂部51に位置するよう、配光制限板4がプリント配線基板3よりに配置されている。これにより、他の穴6と対向するLED5からの光7Cのうち、穴6に入射する割合を低減できる。また、光7Cが穴6へ入射した場合でも、その入射角が浅くなるため、そのほとんどを内壁面6Aによりケース1の内側方向へ反射することができ、内壁面6Aにおいて前方へ出射される光の割合を大幅に低減できる。
図6は、穴とLEDの他の位置関係を示す説明図である。図6に示すように、穴とLEDの位置関係については、LED5の頂部51が穴6のLED側開口部6Bより穴6の内側に位置するよう、配光制限板4をプリント配線基板3よりに配置してもよい。これにより、他の穴6と対向するLED5からの光7Cの入射角をさらに浅くできる。これに加え、光7の一部がLED5のレンズ部で阻害されるため、内壁面6Aへ到達する光7C自体を低減させることができる。このため、内壁面6Aにおいて前方へ出射される光の割合を、図5の構成と比較してさらに低減できる。
図7は、穴とLEDの他の位置関係を示す説明図である。配光制限板4をプリント配線基板3よりに配置する構成に代えて、配光制限板4の厚さをプリント配線基板3側に増やしてもよい。これにより、LED側開口部6BとLED5を図6と同様の位置関係に配置でき、図6の構成と同様の効果が得られる。これに加え、穴6の前方側開口部6CとLED5を図5と同様の位置関係に配置できる。このため、信号灯器の上下方向における光の出射角度範囲7Dを、所望の角度範囲に抑制することが可能となる。
図8は、配光制限板の穴形状(テーパー)を示す正面図である。配光制限板4の穴6は、前方正面視円形をなすものに限定されるものではなく、他の形状であってもよい。例えば、図8Aに示すように、穴6として信号灯器の上下方向に縦長の長円形状を用いた場合、信号灯器の左右方向への光の広がりを抑制しつつ、上下方向への広がりを得ることができる。このため、信号灯器と対向する車道に沿って、信号灯器の下方から遠方までの良好な視野範囲を得ることができるとともに、当該車道に隣接する領域に対する配光を十分制限することができる。
なお、以上で説明した各部の構成については、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。また、穴6の大きさや配光制限板4の厚さ、LED5との距離などの実際の寸法については、信号灯器に求められる視野範囲に応じて適宜設定すればよい。
また、以上の説明では、3色灯(三位式)の交通信号灯器100で用いるLEDユニット10に適用した場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、視野角を制限が必要なLED方式の信号灯器であれば、いずれの信号灯器にも本発明を適用でき、同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施の形態にかかる信号灯器のLEDユニットの構成を示す断面図である。 信号灯器の外観図である。 配光制限板の穴形状(テーパー)を示す断面図である。 配光制限板の穴形状(凹曲面)を示す断面図である。 穴とLEDの位置関係を示す説明図である。 穴とLEDの他の位置関係を示す説明図である。 穴とLEDの他の位置関係を示す説明図である。 配光制限板の穴形状(長円形状)を示す正面図である。
符号の説明
100…交通信号灯器、10…LEDユニット、1…ケース、1A…開口部、1B…周壁先端、1C…底部、1D…ボス、2…カバー、3…プリント配線基板、3A…実装面、3B…半田面、31…補助板、4…配光制限板、5…LED、51…頂部、6…穴、6A…内壁面、6B…LED側開口部、7,7A,7B,7C…光、7D…出射角度範囲。

Claims (4)

  1. 複数のLEDを光源とする信号灯器であって、
    前記LEDの前方に設けられた配光制限板を備え、
    この配光制限板は、前記各LEDと対向するそれぞれの位置に当該LEDから出射された光が前方へ通過する穴を有し、これら穴の内壁面は前方に向かうにしたがって内径がしだいに小さくなるよう形成されており、
    前記穴の内壁面は凹曲面からなり、または、前記穴の内壁面は前記LEDからの光の反射を低減する微細凹凸が形成されている
    ことを特徴とする信号灯器。
  2. 請求項1に記載の信号灯器であって、
    前記穴は、テーパー孔からなることを特徴とする信号灯器。
  3. 請求項1に記載の信号灯器であって、
    前記配光制限板は、前記穴のLED側開口部が対応するLEDの頂部に近接する位置に配置されていることを特徴とする信号灯器。
  4. 請求項1に記載の信号灯器であって、
    前記穴は、上下方向に縦長の長円形状をなすことを特徴とする信号灯器。
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