JP5094252B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関し、更に詳しくは、ダークシェーディング補正を行う撮像装置及びその制御方法に関する。
従来から、デジタルカメラなどの撮像装置に用いられるCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子において、暗電流ノイズを補正するために、様々なダークシェーディング補正方法が提案されている。
図10は、従来のダークシェーディング補正を行うデジタルカメラの機能構成の一例を示す概略ブロック図である。図10に示すカメラにおいて、露出制御動作で決定された撮影条件(絞り、シャッタースピード、感度)で撮像素子1001により被写体を撮影して、撮像素子1001から蓄積された電荷信号を読み出す。読み出された電荷信号はA/D変換器1002でデジタル信号に変換され、バッファメモリ1003に画像信号(以下、「被写体画像信号」と呼ぶ。)として記録される。次に、同じ撮影条件で、撮像素子1001を遮光した状態で撮影を行い、得られた電荷信号をA/D変換器1002でデジタル信号に変換する。このようにして得られた画像信号を、以下、「黒画像信号」と呼ぶ。
A/D変換器1002から黒画像信号が出力されるのと同時に、バッファメモリ1003に蓄積された被写体画像信号が読み出し、減算回路1004において被写体画像信号から黒画像信号を減算することにより、ダークシェーディング補正を行う。ダークシェーディング補正された被写体画像信号は、オフセット回路1005にて任意のオフセット値(例えば10ビット信号で32LSB程度)が加算されてから信号処理回路1006に送られ、1枚の画像の画像信号が生成される。このようにして生成された画像信号は、SDカードなどの汎用の記憶媒体1007に蓄積される。
しかしながら上述したダークシェーディング補正方法では、2枚の画像の画像信号(被写体画像信号、黒画像信号)を用いるため、ダークシェーディング補正を行わない場合と比較して、ランダムノイズが√2倍増えてしまう。また2枚の画像の撮影動作及び読み出しを行うため、撮影終了までに時間がかかってしまう。
特許文献1に記載された発明では、黒画像信号を複数ブロックに分割して、ブロック毎に信号を積算し、積算した信号を被写体画像の解像度に応じて拡大してから、被写体画像から差し引くことが提案されている。この方法によれば、黒画像信号のランダムノイズが低減されるため、ダークシェーディング補正後の画像信号におけるノイズ劣化をほぼ無くすことができる。
特開平11−289494号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法でも、1枚の被写体画像の画像信号を得るために、画像信号の撮影動作及び読み出し動作は、図10を参照して上述した方法と同様に2回ずつ実施される。そのため、撮影終了までに時間がかかり、連写撮影時には、連写スピードが大幅に落ちてしまうという問題点があった。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子と、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記複数フィールドの内の一部のフィールドの第2の画像信号を読み出すように制御する制御手段と、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均し、該平均したブロック毎の画像信号を、前記第1の画像信号の解像度に変換して第3の画像信号を生成する黒画像生成手段と、前記第3の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算手段と、黒浮き量を取得する取得手段と、前記取得した黒浮き量の大きさに応じて、前記撮像素子の露光量を減らすように露出を制御する露出制御手段と、前記露出制御手段により減らされた露光量を補償するように、前記減算手段から出力される画像信号を増幅する増幅手段とを有することを特徴とする。
また、別の構成によれば、本発明の撮像装置は、光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子と、撮影感度に応じて予め設定された、前記撮像素子から読み出すフィールド数を決定する決定手段と、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記決定手段により決定されたフィールド数の第2の画像信号を読み出すように制御する制御手段と、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均し、該平均したブロック毎の画像信号を、前記第1の画像信号の解像度に変換して第3の画像信号を生成する黒画像生成手段と、前記第3の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算手段とを有する。
更に別の構成によれば、本発明の撮像装置は、光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子と、撮影感度に応じて予め設定された、前記撮像素子から読み出すフィールド数を決定する決定手段と、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記決定手段により決定されたフィールド数の第2の画像信号を読み出すように制御する制御手段と、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均して第3の画像信号を生成し、前記第3の画像信号を複数ブロックずつ加算平均して前記ブロック毎に第4の画像信号を生成し、前記第3の画像信号と前記第4の画像信号とを補正テーブルに基づいて前記ブロック毎に加重加算して第5の画像信号を生成し、該第5の画像信号を前記第1の画像信号の解像度に変換して前記第6の画像信号を生成する黒画像生成手段と、前記第6の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算手段とを有する。
また、光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子を有する撮像装置の本発明の制御方法は、制御手段が、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記複数フィールドの内の一部のフィールドの第2の画像信号を読み出すように制御する制御工程と、黒画像生成手段が、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均し、該平均したブロック毎の画像信号を、前記第1の画像信号の解像度に変換して第3の画像信号を生成する黒画像生成工程と、減算手段が、前記第3の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算工程と、取得手段が、黒浮き量を取得する取得工程と、露出制御手段が、前記取得した黒浮き量の大きさに応じて、前記撮像素子の露光量を減らすように露出を制御する露出制御工程と、増幅手段が、前記露出制御工程において減らされた露光量を補償するように、前記減算工程により減算された画像信号を増幅する増幅工程とを有することを特徴とする。
また、別の構成によれば、光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子を有する撮像装置の本発明の制御方法、決定手段が、撮影感度に応じて予め設定された、前記撮像素子から読み出すフィールド数を決定する決定工程と、制御手段が、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記決定工程で決定されたフィールド数の第2の画像信号を読み出すように制御する制御工程と、黒画像生成手段が、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均し、該平均したブロック毎の画像信号を、前記第1の画像信号の解像度に変換して第3の画像信号を生成する黒画像生成工程と、減算手段が、前記第3の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算工程とを有する。
更に別の構成によれば、光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、決定手段が、撮影感度に応じて予め設定された、前記撮像素子から読み出すフィールド数を決定する決定工程と、制御手段が、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記決定工程で決定されたフィールド数の第2の画像信号を読み出すように制御する制御工程と、黒画像生成手段が、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均して第3の画像信号を生成し、前記第3の画像信号を複数ブロックずつ加算平均して前記ブロック毎に第4の画像信号を生成し、前記第3の画像信号と前記第4の画像信号とを補正テーブルに基づいて前記ブロック毎に加重加算して第5の画像信号を生成し、該第5の画像信号を前記第1の画像信号の解像度に変換して第6の画像信号を生成する黒画像生成工程と、減算手段が、前記第6の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算工程とを有する。
本発明によれば、より高速にダークシェーディング補正を行うことができると共に、黒画像に含まれるランダムノイズを低減することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本第1の実施形態におけるダークシェーディング補正を行う撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、120は撮像装置全体を制御するシステム制御回路、50は撮影レンズである。なお、図1では、撮影レンズ50を1つのレンズとして表しているが、実際にはフォーカスレンズやズームレンズ等、複数のレンズから構成されている。123はシステム制御回路120による制御に基づいて、撮影レンズ50のフォーカスレンズを制御する焦点制御部である。51は絞り機能を備えるメカニカルシャッター、122はシステム制御回路120による制御に基づいて、シャッター51を制御する露出制御部である。
101は、光電変換により入射光量に応じた電荷を生成して出力するCCDセンサやCMOSセンサに代表される撮像素子であり、1行または複数行おきに、複数フィールドに分けて電荷を読み出すことができる。本第1の実施形態では、図3(a)に示すように5フィールドに分割して1フレーム分の電荷を読み出すことができるものとする。
121は、システム制御回路120による制御に基づいて撮像素子101を駆動する駆動回路である。即ち、システム制御回路120及び駆動回路121は、制御手段を構成する。
102は撮像素子101から出力される電荷信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、103は、A/D変換器102から出力されるデジタル信号を記憶するメモリである。システム制御回路120は、A/D変換器102から出力されるデジタル信号を用いて、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のオートフォーカス(AF)処理、自動露出(AE)処理、フラッシュプリ発光(EF)処理を行う。
100は、黒画像信号を生成する黒画像生成部であり、ブロック積分回路104、メモリ105、リサイズ部106を含む。ブロック積分回路104は、A/D変換器102から出力されるデジタル信号をブロック毎に積分すると共に、積分した画素数で平均し、ブロック平均信号を取得する。メモリ105はブロック積分回路104からの平均信号を記憶する。また、リサイズ部106はメモリ105に記憶されたブロック平均信号を指定された解像度にリサイズする。
107は、メモリ103に記憶されたデジタル信号から、リサイズ部106によりリサイズされた信号を減算する減算回路、108はデジタルゲイン回路、109はオフセット回路、110は信号処理回路、111は記憶媒体である。
また、124は、例えば、シャッター釦やモード切り換えダイヤルなど、撮影者が撮像装置に指示を入力するための操作部であり、入力内容はシステム制御回路120に通知される。
図2は本実施の形態における撮像装置の撮影時の動作を示すフローチャートである。以下、図1及び図2を参照しながら、本実施の形態におけるダークシェーディング補正方法について説明する。
先ず、ステップS11において、操作部124に含まれるシャッター釦の、例えば途中操作(例えば半押し)によりONとなるスイッチSW1がONされるのを待ち、ONされるとステップS12に進んで、露出制御を行う。露出制御では、システム制御回路120は撮影に用いる露出条件(絞り、シャッタースピード、感度)を決定する。
次に、ステップS13において、システム制御回路120は、ステップS12で決定した感度に応じて、ダークシェーディング補正用の黒撮影時にブロック積分回路104に入力する、撮像素子101から読み出すフィールド数kを決定する。なお、ステップS13における処理については、詳細に後述する。
次に、ステップS14において、焦点調節制御を行う。焦点調節制御では、システム制御回路120は焦点制御部123を介して撮影レンズ50のフォーカスレンズを制御して、焦点を被写体に合わせる。そしてステップS15において、シャッター釦の、例えば全押し操作によりONとなるスイッチSW2がONされたかどうかを判断し、OFFであればステップS11に戻って上記処理を繰り返し、ONであればステップS16に進む。
ステップS16では、ステップS12で決定された露出条件に基づいて露出制御部122、駆動回路121を制御して被写体の撮影を行い、撮影が終了すると、ステップS17において、撮像素子101に蓄積された電荷信号を全て読み出す。即ち、ステップS16及びS17の処理は、第1の読み出し工程に対応する。読み出された電荷信号はA/D変換器102でデジタル信号に変換され、メモリ103に画像信号(以下、「被写体画像信号」と呼ぶ。)として記憶される。なお、被写体画像信号は、第1の画像信号に対応する。
次に、同じ撮影条件で撮像素子101をシャッター51により遮光した状態で撮影(黒撮影)を行う(ステップS18)。続くステップS20からS22において、撮像素子101から電荷信号(第2の画像信号)の読み出しを行うが、この時、フィールド毎に読み出しを行っていく。即ち、ステップS20〜S22の処理は、第2の読み出し工程に対応する。
上述したように、本実施の形態では、図3(a)に示すように撮像素子101から4行おきに5フィールドに分割して1フレーム分の電荷信号を読み出すことができる。また、黒画像生成部100では、撮像素子101の有効領域の画素を水平方向m、垂直方向nの2次元のブロックに分割し、後述するようにブロックを利用して黒画像を生成する。なお、垂直方向には、各ブロックがそれぞれ5(=フィールド数)の整数倍の行数を含むように分割する。
ステップS19では、ステップS13で設定したkフィールド分の電荷信号を読み出したかどうかを判断するが、黒撮影直後はまだ読み出しが行われていない状態なので、必ずNOとなり、ステップS20に進む。
ステップS20では1フィールド分の電荷信号を読み出してA/D変換し、ステップS21において、ブロック積分回路104は、変換した各画素のデジタル信号をm×nの各ブロック毎に積分し、更に、各ブロック毎の積分値を積分した画素数で平均する。この各ブロックごとの平均値(以下、「フィールドブロック平均信号」と呼ぶ。)をステップS22でメモリ105に記憶する。記憶が済むとステップS19に戻って、kフィールド分の電荷信号を読み出したかどうかを判断し、終えていなければ、次のフィールドについて上述したステップS20からS22までの処理を繰り返す。
ステップS19で、kフィールド分の電荷信号の読み出しから記憶を終えたと判断すると、ステップS23に進む。ステップS23では、ブロック積分回路104はメモリ105に記憶したkフィールド分それぞれ(即ちk個)のフィールドブロック平均信号をブロック毎に積分し、更にkで平均する。例えば、5フィールド分の読み出しを行った場合、各フィールドブロック平均信号を
AveBlock1(x,y):第1フィールドのフィールドブロック平均信号
AveBlock2(x,y):第2フィールドのフィールドブロック平均信号
AveBlock3(x,y):第3フィールドのフィールドブロック平均信号
AveBlock4(x,y):第4フィールドのフィールドブロック平均信号
AveBlock5(x,y):第5フィールドのフィールドブロック平均信号
とすると、
AveBlock(x,y) = ( AveBlock1(x,y)+AveBlock2(x,y)+AveBlock3(x,y)
+AveBlock4(x,y)+AveBlock5(x,y) ) /5
となる。なお、x、yはブロックの水平方向及び垂直方向の番号を示し、x=0〜m−1、y=0〜nー1である。このようにすることで、m×nブロックそれぞれの平均を得ることができる。以下、各ブロック毎の平均AveBlock(x,y)を「ブロック平均信号」と呼ぶ。
ステップS23にて算出されたブロック平均信号(第2の領域のブロックの平均信号)は、リサイズ部106により被写体画像信号の解像度に変換(拡大)する。ここで得られる信号を、以下、「黒画像信号」と呼ぶ。なお、黒画像信号は、第3の画像信号または第7の画像信号に対応する。
続いて、ステップS25で、減算回路107にて、ステップS17で得られた被写体画像信号からステップS24で得られた黒画像信号を減算することにより、被写体画像信号がダークシェーディング補正される。このようにして補正された被写体画像信号に、デジタルゲイン回路108にてゲインをかけ(ステップS26)、オフセット回路109にて予め設定されたオフセット値を加える(ステップS27)。その後、信号処理回路110に転送され、汎用の画像信号(例えば、JPEG画像信号)に変換され(ステップS28)、SDカードなどの記憶媒体111に記録される(ステップS29)。
次に、ステップS13で行われる、読み出すフィールド数kを決定する方法について説明する。なお、フィールド数kの決定は、システム制御回路120により行われる(決定手段)。
読み出すフィールド数を少なくすることにより、撮像素子101から電荷を読み出す時間を短縮することができる一方、読み出すフィールド数を少なくすると、積分される1ブロックあたりの画素数が減少するためにS/N比が劣化する。よって、本第1の実施形態では、設定感度毎に読み出しフィールド数kを変更する。低感度時にはセンサーノイズ(ランダムノイズ)が小さいため、フィールド数kを少なくすることによって高速処理を実現し、高感度時にはフィールド数kを多くすることで処理時間は若干遅くなるが、S/N比を劣化させずダークシェーディング画像を作成する。
以下に、kの算出方法について具体例を挙げて説明する。
ノイズ値をN、画素平均する画素数をnとし、ISO100の時に1画素を読み出した場合のノイズ値をN100とすると
N>N100/√n …(1)
となる。式(1)をnについて解くと、
n>(N100/N)2 …(2)
となる。1画素を読み出した場合のノイズ値N100に対し、ノイズ値Nを0.5以下にすれば、複数画素の平均を取った場合に画像信号に影響を及ぼさない。ノイズ値N100を基準(100%、即ち=1)とすると、ISO100の場合には、式(2)からn=4となり、4画素以上読み出せばノイズ値Nが0.5以下になり、ノイズの影響を受けなくなる。
S/N比を電圧比較のデシベル(dB)で表すと、20*log(N/S)で表すことができる。例えばISO100、A/D変換後のデジタル画像信号値Sが200、ノイズ値Nが1の場合、S/N比は、
S/N(ISO100) = 20*log(1/200) ≒ -46dB
である。これに対し、4画の平均を取った場合のS/N比は、
S/N(ISO100) = 20*log(0.5/200) ≒ -52dB
となる。
ISO200のときに、1画素を読み出した場合のノイズ値N200は、ノイズ値N100の2倍(200%)となる。従って、ノイズレベルをISO100同様のN=0.5にするためには、式(2)から
n>(2/0.5)2
n>16
となる。このようにノイズレベルをISO100同様のN=0.5にするために必要な最低画素加算数nは16画素であることが分かる。
同様にして、最低画素加算数nは、ISO400では64画素、ISO800では256画素、ISO1600では1024画素であることがわかる。
図4(b)は、7M(3072×2310)画素、5フィールド読み出しの撮像素子における、読み出しフィールド数別の読み出し時間及び、ブロック分割数を水平方向64分割、垂直方向64分割とした場合の読み出し画素数を示している。この場合、各ブロックには水平方向48列、垂直方向35行(最終ブロックは、105行)分の画素が含まれる。
1フィールド読み出しにより読み出される電荷を各ブロック毎に積分する場合、1ブロックの画素数は水平方向48画素、垂直方向7画素となり、合計48×7=336画素となる。2フィールド分用いる場合の1ブロックの画素数は水平方向48画素、垂直方向14画素となり、合計672画素となる。同様に、3フィールドでは1008画素、4フィールドは1344画素、5フィールドは1728画素となる。1フィールドで読み出される1ブロックあたりの画素数は336画素であるから、ISO800までは、1フィールド(k=1)読み出せば、十分にノイズを少なくすることができる。また、ISO1600の場合、4フィールド(k=4)分読み出せば、ノイズの影響を受けないことになる。
図4(a)は、上述したようにして得られた、ISO100、200、400、800、1600それぞれについて、S/N比を劣化させないための最低加算画素数n及び、最低加算画素数nを読み出すために必要なフィールド数kを感度毎に示した表である。なお、上記説明から分かるように、最低加算画素数n及びフィールド数kは、撮像素子101の解像度や特性等の条件が変化すると、それに応じて変化する。
上述したように読み出すフィールド数を制御することで、黒撮影した電荷信号の読み出し時間を減らすことが可能となり、処理の大幅な高速化が実現できる。例えば撮像素子101が5フィールド読み出しの7メガ画素センサーの場合、駆動周波数にもよるが、全画素読み出すための読み出し時間はおおよそ250msかかるが、1フィールドのみの読み出しに係る時間は約50msとなり、大幅に高速化できる。
上記の通り本第1の実施形態によれば、予め設定感度毎のノイズ値を測定し、ダークシェーディング補正に必要な撮像素子の読み出しフィールド数kを決定することで、処理時間の高速化と、黒画像信号におけるノイズの軽減を実現することができる。以上の説明では、ISO感度に応じて、ダークシェーディング補正に必要な撮像素子の読み出しフィールド数kを決定する動作を説明した。しかしながら、本実施の形態では、ISO感度に関わらず、ダークシェーディング補正に必要なフィールド数を固定にする構成であっても良い。例えば、黒撮影時に、1フィールドの画像を読み出し、ダークシェーディング補正に用いるようにしても良い。
<第2の実施形態>
次の、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2の実施形態は、ダークシェーディング補正に必要な最低ブロック分割数を、ノイズ量と、発生するシェーディングの幾何学パターンによって可変とすることを特徴としている。図6(a)のように部分的に黒が浮いているようなケース(第1の領域のブロックを有するケース)は、例えば図6(b)のような64×64分割程度の分割数では補正残りが生じてしまう。そこで、本第2の実施形態では、下記のような処理により、ダークシェーディング補正に用いる黒画像信号を作成することで、補正残りの低減を実現する。
なお、本第2の実施形態における撮像装置の構成は、上記第1の実施形態で図1を参照して説明したものと同様であるため、ここでは説明を省略する。
本第2の実施形態では、上述した第1の実施形態と同様に、撮像素子101は7M(3072×2310)画素、5フィールド読み出しとし、ブロック分割数を水平方向128分割、垂直方向128分割とする。従って、1ブロック当たり、水平24列、垂直15行(最終ブロックは、390行)分の画素が含まれることになる。
本第2の実施形態における撮像装置の撮影時の動作は基本的に図2のフローチャートに示す動作と同様であるが、ステップS24においてリサイズ部106で行われる処理が上述した第1の実施形態と異なる。従って、以下、この処理について図5のフローチャートを参照して詳しく説明する。上述したように、本第2の実施形態においては図2のステップS23における処理において128×128分割の細かい単位でブロック積分を実施しており、この処理により得られたブロック平均信号を、「第1のブロック積分信号」と呼ぶ。なお、第1のブロック積分信号は、第3の画像信号に対応する。
先ず、ステップS101において、第1のブロック積分信号を4ブロック単位で加算平均し64×64分割のブロック平均信号(以下、「第2のブロック積分信号」と呼ぶ。)を得る。第1のブロック積分信号が例えば、図6(a)のような信号の場合、以下のようにして取得する。
Block2(0,0) = (Block1(0,0)+Block1(1,0)+Block(0,1)+Block(1,1))/4
= (50+55+52+60)/4
= 54
Block2(1,0) = (Block1(2,0)+Block1(3,0)+Block(2,1)+Block(3,1))/4
= (57+59+60+62)/4
= 59
図6(b)は、第2のブロック積分信号を示す図である。
ステップS102において、各ブロックの第2のブロック積分信号を4ブロックに拡大し、128×128分割のブロックのブロック平均信号(以下、「第3のブロック積分信号」と呼ぶ。)を得る。この第3のブロック積分信号は、第4の画像信号に対応する。図6(c)は、第3のブロック積分信号を示す図である。
ステップS103において、図7(a)のような予め設定した128×128個の加重加算係数を用いて、第1のブロック積分信号と第3ブロック積分信号とをブロック毎に加重加算し、第4のブロック積分信号を作成する。この第4のブロック積分信号は、第5の画像信号に対応する。なお、図7(a)に示す加重加算係数は、補正テーブルとして不図示のメモリに予め保持しておく。
Block4(x,y) = Block1(x,y)×α + Block3(x,y)×(1-α)
以上のようにして生成した第4のブロック積分画像を、更に、被写体画像信号の解像度に変換(拡大)することにより、黒画像信号を生成する。この黒画像信号は、第6の画像信号に対応する。このようにして得られた黒画像信号を、図2のステップS25にて、減算回路107により、ステップS17で得られた被写体画像信号から減算することにより、被写体画像信号がダークシェーディング補正される。そして、図7(a)のように、左上付近は、細かく分割しているので、部分的に黒が浮いているようなケースに有効である。
なお、以上のような手法で、ダークシェーディング画像を作成するブロック分割数を多くすると、1ブロックの画素積分数が減るため、黒画像信号のランダムノイズ成分を除去しきれない場合が生じる。つまり、7M画素の撮像素子を128×128分割にブロック分割すると、1ブロックあたりの画素積分数が最大360画素(=24×15)となり、ISO1600の時に必要なノイズ低減画素積分数である1024画素より不足してしまう。そこで、ISO1600の場合には、図7(b)のように、細かい分割が必要なエリアについて、第1のブロック積分画像を使用する加重加算係数を減らす。それにより、、補正残り(細かく分割することにより、補正残りを無くす)とノイズ抑圧(一つのブロックの画素数を多くすることにより、ランダムノイズの影響を少なくする)のバランスをとった設定とすることも可能である。
更に、ダークシェーディングによる黒浮き量が大きいと、高輝度部の信号値が低くなるという弊害が発生する。そこで、本第2の実施形態の撮像装置では、予め黒浮き量を測定し、測定した黒浮き量に応じて露光量を適正露出よりアンダー目に撮影し、デジタルゲインによって飽和レベルを保つように工夫する。以下に、動作を説明する。
図8は、例えば感度ISO100とISO1600における、撮像素子の温度とシャッタースピード(Tv)に対応して起こる黒浮き量の例を示した図である。例えばISO100でTv=1/45秒、撮像素子の温度が45度であった場合の黒浮き量は、図8(a)の例では、A/D変換後のデジタル値で2となる。
例えば、A/D変換器102が10ビットのデジタル信号に変換する場合、飽和信号の画素値は1023である。ここで、ISO1600で撮像素子の温度が62度、シャッタースピードが1/15秒である場合、図8(b)より黒浮き量が128とする。この場合、飽和信号のA/D変換後の値は、
画素値+黒浮き量
= 1023+128
= 1151
となる必要があるが、10ビットのA/D変換であるため、1023にリミットされてしまう。1023から、上述したダークシェーディング補正のための黒画像信号を引くことにより、黒浮き量の128LSBが引かれると
カメラ出力値 − 黒浮き量
= 1023-128
= 895
となる。このように、飽和信号の画素値が1023にならない。これが黒浮きに起因する飽和不足の現象である。
本第2の実施形態では、黒浮き量に応じて、被写体撮影時の露光量を適正よりアンダーに設定して被写体を撮影し、被写体画像信号にダークシェーディング補正を実施した後でデジタルゲインをかけることで、飽和レベルを保つ。以下に、詳細な制御方法について記述する。この処理は、図2のステップS12における露出制御時に行えばよい。
先ず、ステップS201において、撮像素子101の黒浮き量を取得する。黒浮き量は撮像素子101の感度、温度、及びシャッタースピードに依存するため、各感度毎に予め任意の温度とシャッタースピードで、例えば、図8に示すように黒浮き量を測定しておき、この測定データより撮影時における黒浮き量を推測する。
次に、ステップS202において、推測した黒浮き量に基づいて露光量を決定する。例えば、黒浮き量が10ビットの128であった場合、ダークシェーディング補正後の飽和画素の信号値Satは以下の通りである。
Sat = 1023-128
= 895
従って、飽和信号値が1023でなく、895以下になるように露光量をアンダー気味に制御することで、A/D変換後の飽和信号値を1023のリミット以下にすることができる。そして、ダークシェーディング補正により黒浮き量128分、信号値が小さくなった値に、1023になるように(即ち、露光量の低下を補償するように)デジタルゲインをかければ、飽和信号値を保つことができる。飽和信号値を895以下にするには、以下のゲイン以下の露光量を設定すればよい。
Gain = 895/1023
= 0.87
Gain値より、適正露光量より約1/4段アンダー気味に露光量を設定し、被写体の画像を撮影する。この場合、飽和信号の信号値は、
1023×0.8
= 818
となり、黒浮き量が128でも、A/D変換後の信号値は818+128=946となるため、10ビット以内のレンジに収めることができる。
なお、上記処理により約1/4段アンダー気味にして得られた信号値を適正露光に戻すために、図2のステップS26において、デジタルゲイン回路108(増幅手段)により増幅される。この時、上述した露光量の低下を補償するためのゲインとして、1.25(=1/0.8)をかければよい。
上記の通り、本第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、撮像素子に黒浮きが起こった場合であっても、補正残りを低減することが可能となる。
本発明の実施形態における撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における撮影時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の撮像素子における5フィールド読み出し及びブロック分割の一例を説明する為の図である。 本発明の第1の実施形態における感度、最低加算画素数、フィールド数の関係を説明する為の図である。 本発明の第2の実施形態における黒画像信号の生成手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における黒画像信号の生成手順を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における黒画像信号の生成手順を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態におけるISO100とISO1600での、撮像素子の温度とシャッタースピード(Tv)に対する黒浮き量の例を示した図である。 本発明の第2の実施形態における露光量の設定方法を示すフローチャートである。 従来の撮像装置の機能構成を示す概略ブロック図である。
符号の説明
100 黒画像生成部
101 撮像素子
102 A/D変換器
103 メモリ
104 ブロック積分回路
105 メモリ
106 リサイズ部
107 減算回路
108 デジタルゲイン回路
120 システム制御回路
121 駆動回路

Claims (9)

  1. 光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子と、
    前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記複数フィールドの内の一部のフィールドの第2の画像信号を読み出すように制御する制御手段と、
    前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均し、該平均したブロック毎の画像信号を、前記第1の画像信号の解像度に変換して第3の画像信号を生成する黒画像生成手段と、
    前記第3の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算手段と
    黒浮き量を取得する取得手段と、
    前記取得した黒浮き量の大きさに応じて、前記撮像素子の露光量を減らすように露出を制御する露出制御手段と、
    前記露出制御手段により減らされた露光量を補償するように、前記減算手段から出力される画像信号を増幅する増幅手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子と、
    撮影感度に応じて予め設定された、前記撮像素子から読み出すフィールド数を決定する決定手段と、
    前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記決定手段により決定されたフィールド数の第2の画像信号を読み出すように制御する制御手段と、
    前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均し、該平均したブロック毎の画像信号を、前記第1の画像信号の解像度に変換して第3の画像信号を生成する黒画像生成手段と、
    前記第3の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子と、
    撮影感度に応じて予め設定された、前記撮像素子から読み出すフィールド数を決定する決定手段と、
    前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記決定手段により決定されたフィールド数の第2の画像信号を読み出すように制御する制御手段と、
    前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均して第3の画像信号を生成し、前記第3の画像信号を複数ブロックずつ加算平均して前記ブロック毎に第4の画像信号を生成し、前記第3の画像信号と前記第4の画像信号とを補正テーブルに基づいて前記ブロック毎に加重加算して第5の画像信号を生成し、該第5の画像信号を前記第1の画像信号の解像度に変換して第6の画像信号を生成する黒画像生成手段と、
    前記第6の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 前記黒画像生成手段は、前記複数のブロックの内、第1の領域のブロックについて前記第6の画像信号を生成し、前記第1の領域と異なる第2の領域のブロックについて前記第3の画像信号を前記第1の画像信号の解像度に変換した第7の画像信号を出力し、
    前記減算手段は、前記第7の画像信号が出力されていれば、前記第1の画像信号から前記第7の画像信号を減算することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記フィールド数は、前記各ブロックについて、感度毎に予め設定された数の画素から前記第2の画像信号が読み出されるように設定されており、
    前記予め設定された数は、前記黒画像生成手段により前記第2の画像信号を前記各ブロック毎に平均したときに、該平均した画像信号のランダムノイズが予め設定されたノイズ値よりも低くなる画素数であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 黒浮き量を取得する取得手段と、
    前記取得した黒浮き量の大きさに応じて、前記撮像素子の露光量を減らすように露出を制御する露出制御手段と、
    前記露出制御手段により減らされた露光量を補償するように、前記減算手段から出力される画像信号を増幅する増幅手段と
    を更に有することを特徴とする請求項乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、
    制御手段が、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記複数フィールドの内の一部のフィールドの第2の画像信号を読み出すように制御する制御工程と、
    黒画像生成手段が、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均し、該平均したブロック毎の画像信号を、前記第1の画像信号の解像度に変換して第3の画像信号を生成する黒画像生成工程と、
    減算手段が、前記第3の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算工程と
    取得手段が、黒浮き量を取得する取得工程と、
    露出制御手段が、前記取得した黒浮き量の大きさに応じて、前記撮像素子の露光量を減らすように露出を制御する露出制御工程と、
    増幅手段が、前記露出制御工程において減らされた露光量を補償するように、前記減算工程により減算された画像信号を増幅する増幅工程と
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、
    決定手段が、撮影感度に応じて予め設定された、前記撮像素子から読み出すフィールド数を決定する決定工程と、
    制御手段が、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記決定工程で決定されたフィールド数の第2の画像信号を読み出すように制御する制御工程と、
    黒画像生成手段が、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均し、該平均したブロック毎の画像信号を、前記第1の画像信号の解像度に変換して第3の画像信号を生成する黒画像生成工程と、
    減算手段が、前記第3の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算工程と
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 光電変換により得られた1フレーム分の画像信号を複数フィールドに分けて読み出し可能な撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、
    決定手段が、撮影感度に応じて予め設定された、前記撮像素子から読み出すフィールド数を決定する決定工程と、
    制御手段が、前記撮像素子を露光して1フレーム分の第1の画像信号を読み出すと共に、前記撮像素子を遮光して、前記決定工程で決定されたフィールド数の第2の画像信号を読み出すように制御する制御工程と、
    黒画像生成手段が、前記第2の画像信号を、前記1フレームを2次元に分割した複数のブロックのブロック毎に平均して第3の画像信号を生成し、前記第3の画像信号を複数ブロックずつ加算平均して前記ブロック毎に第4の画像信号を生成し、前記第3の画像信号と前記第4の画像信号とを補正テーブルに基づいて前記ブロック毎に加重加算して第5の画像信号を生成し、該第5の画像信号を前記第1の画像信号の解像度に変換して第6の画像信号を生成する黒画像生成工程と、
    減算手段が、前記第6の画像信号を、前記第1の画像信号から減算する減算工程と
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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