JP5093731B2 - バイオマス化及び堆肥化に用いる生ゴミ液状化比重別分別方法及び装置 - Google Patents

バイオマス化及び堆肥化に用いる生ゴミ液状化比重別分別方法及び装置 Download PDF

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Description

本願発明は生ゴミをバイオマス及び堆肥化用生ゴミとビニール類、ガラス類、金属類の非バイオマス化及び非堆肥化物とに分別する方法及び装置に関するものである。
生ゴミの比重別分別方法(特許文献1参照)。
生ゴミと水を混合したものを流下させ比重にて分別する方法。
生ゴミと水の混合水を流下させ得る樋状の水路に大量の水を使って流下させて、軽比重のものはオーバーフローで分離し、中比重のものはそのまま出口まで流下させて分離し、重比重のものは沈んだ状態で流下し、沈んだ状態を受入れる受入口を底部に設けて出口で水切りして分離する、生ゴミを種類(比重)によって水深方向の上層、中層、下層に分離し得るように設計された比重別分別装置で分別する方法である。
特開2004−305887公報 袋に収納した生ごみの分別装置及び袋に収納した生ごみの分別方法(特許文献2参照)。生ごみと水とを攪拌し、あふれ出る水と共に破袋した袋を分離させる分別方法。生ゴミを収納した袋と水とを槽内で攪拌破袋させ、水を供給して槽内よりあふれ出る水により破袋した袋を導いて生ゴミから袋を分離させ、袋と生ゴミを簡単に分別する分別方法である。 特開2005−95771公報
背景技術に記載の発明、特許文献1は生ゴミ混合水を樋状の水路を使用し、大量の水を使用して流下させ水流と比重で分別する装置であるが、これは実務的に見ると、生ゴミの中のビニール類は生ゴミが付着しているため重く、水流の上部のみに浮かばず、樋状の水路の上層から下層に縦の形になって流下するので分別できないものが多い。次に有機生ゴミには浮かぶ生ゴミと沈む生ゴミとがあり、これでは分別できないこと。次に生ゴミに付着している、または生ゴミの中に入り込んでいるガラス類、金属類が分離できないこと。
そして生ゴミを水で流して分別すると液化した生ゴミ及び液状化しつつあるどろどろ状態の生ゴミを排水してしまうので河川、海を汚してしまい環境問題を引き起こす欠点を持つ。
背景技術に記載の発明、特許文献2は生ゴミのうち、ビニール袋類を生ゴミと分別するために生ゴミと水を槽内で攪拌破袋させ、水を供給して水をあふれさせることにより軽いビニール袋を分別しようとするものであるが、水をあふれさせると、あふれた水の中にはビニール袋類も取れるが、同時に浮遊する野菜の塊、肉、魚の固まりも取れて、生ゴミの中の堆肥化すべき部分が捨てられることになる欠点を持つ。次に生ゴミに付着している、又は生ごみの中に入り込んでいるガラス類、金属類が分離できないこと。そして生ゴミを水で流して分別すると液化した生ゴミ及び液状化しつつあるどろどろ状態の生ゴミを排水してしまうので河川、海を汚してしまい環境問題を引き起こす欠点を持つ。
本発明は、上記のような従来の欠点を解消するバイオガス化及び堆肥化に用いる生ゴミ液状化比重別分別方法及び装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は次の構成を有している。
第1工程において生ゴミを円筒形の生ゴミ液状化比重別分別装置の本体装置に投入し、水を加えて生ゴミが分離しやすい状態をつくる。
即ち、先ず生ゴミを生ゴミ液状化比重別分別装置に投入する。
次に水を投入する。投入後の水分率は85%から99%まで可能である。
水を加えることで生ゴミ独特の粘りがなくなり生ごみは分離しやすくなる。
第2工程において
生ゴミ液状化比重別分別装置内に空気を送り、生ゴミと水を上下に回転攪拌させる機能を有している、生ゴミ液状化比重別分別装置に既設された攪拌装置で生ゴミ液状化比重別分別装置の中の生ゴミと水を強く攪拌する。
これで軽いものは浮かび、重いものは沈んだ状態がうまれ、さらに生ゴミの中に混ざっている小さなガラス類や金属類が生ゴミから分離しやすくなっている。
この攪拌装置は上下水流を起こすものであればどんな装置でもよい。
第3工程において
浮遊しているビニール類を除去する。
即ち、装置の先端部が畳んだ状態から十字に開いた状態にできて回転できる機能を有している、生ゴミ液状化比重別分別装置に附帯する外部挿入装置である除去装置の先端部の除去棒を畳んだ状態で生ゴミ液状化比重別分別装置の上部からビニール類が浮かんでいるすぐ真下の位置に挿入する。
次に、除去装置の先端部の除去棒を十字の形に開いた状態にしてビニール類を掬い上げる。
次に、除去装置を移動し、装置の先端部の除去棒を畳んだ状態にして貯留槽にビニール類を落とす。この工程はビニール類が無くなるまで数回行う。
貯留槽に溜まったビニール類は廃棄する。
この除去装置は浮遊しているビニール類を取り除くものであればどんな装置でも良い。
第4工程において
浮遊しているビニール類を取り除いた後、残った生ゴミを液状化する。
即ち、装置の先端部が高速回転し破砕する破砕刃を有し、破砕刃を畳んだ状態からT字に開いた状態にできる機能を有している、生ゴミ液状化比重別分別装置に附帯する外部挿入装置である破砕・粉砕装置の破砕刃を畳んだ状態で生ゴミ液状化比重別分別装置の上部から最下部に既設のスクリューコンベヤーの上部の位置に挿入する。
次に、破砕・粉砕装置の先端部の破砕刃をT字に開いた状態にし、高速回転させて生ゴミを破砕・粉砕し液状化する。
次に、液状化が終わると、破砕・粉砕装置の先端部の破砕刃を畳んだ状態にして引き上げる。
この破砕・粉砕装置は生ゴミを液状化、即ちジュース化できるものであればどんな装置でも良い。
第5工程において
水中に空気を送り生ゴミと水を上下に回転攪拌でき、送る空気の強さを変えて水流の強さを強、中、弱に変えられる機能を有している、生ゴミ液状化比重別分別装置に既設されている攪拌装置で生ゴミ液状化比重別分別装置の中の液状化された生ゴミと水を強く攪拌する。
これで軽いものは浮かび、重いものは沈んだ状態がうまれ、さらに生ゴミの中に混ざっている小さなガラス類や金属類が生ゴミから分離し下部に沈む。
この攪拌を強、中、弱と強さを変えて数度行い、徐々に比重の重い非バイオマス化及び非堆肥化物をより下部に沈ませ、比重の軽いバイオマス化及び堆肥化用生ゴミはより上部に位置させる。
一番重いものが最下部のスクリューコンベヤーの中に入るようにする。
第6工程において
液状化された生ゴミをバイオマス化及び堆肥化用生ゴミと非バイオマス化及び非堆肥化物に分離する。
即ち、装置の先端部が4枚羽で構成され、1枚が90度の4分の1の扇形に閉じた状態から360度の全開した状態に変えられる機能を有していて、全開すると細かな網目状の円盤になっている、生ゴミ液状化比重別分別装置に附帯する外部挿入装置である分離装置を生ゴミ液状化比重別分別装置の上部から下部に向かって挿入する。
分離装置を挿入するときは分離装置の先端部を90度の4分の1の扇形に閉じた状態にして軽く回転させながら最下部にあるスクリューコンベヤーの上部に接するぐらいの位置まで挿入する。
次にスクリューコンベヤーの上部に分離装置の先端部が隙間なく覆いかぶさるように分離装置の先端部を360度の円盤状に全開して、スクリューコンベヤーの中に入っている物の内、ガラス類や金属類が分離装置の先端部の円盤部の上部に移動しないようにする。
この分離装置は最下部に分離されたガラス類や金属類の比重の重い非バイオマス化及び非堆肥化物がその上部の液状化された生ゴミ即ち、バイオマス化及び堆肥化用生ゴミの中に再度入らないようにするものならどんな装置でも良い。
次に開閉口を開いて液状化されたバイオマス化及び堆肥化用生ゴミを貯留槽へ導入する。導入が終わると開閉口を閉じる。
スクリューコンベヤーの羽根の間の部分に分離されている比重の重いガラス類、金属類の非バイオマス化及び非堆肥化物を開閉口を開いてスクリューコンベヤーを稼動し排出し廃棄する。
上記工程を終えると開閉口を閉じて最初の工程に戻る。
これで貯留槽にはバイオマス化及び堆肥化用生ゴミが水分85%から99%の水溶物及びドロドロの液状化した物が混在した状態で溜まっている。
これらにはガラス類や金属類が入っていないので安心してバイオマス化及び堆肥化用生ゴミとして使用できる。プラスチック類などが浮遊している場合には貯留槽からバイオマス化及び堆肥化装置へ導入時に網を通して濾せば、バイオマス化及び堆肥化用生ゴミは液状化されているので網を通過し固形物のプラスチック類のみ除去することができる。
この貯留槽に溜まっているバイオマス化及び堆肥化用生ゴミは堆肥化においては独自の堆肥化装置に送られて堆肥化される。
堆肥化においては、これだけ水分が多いものは個液分離して固形部分のみを堆肥化しても良いが、水分の多いものでも個液分離しないで堆肥化できる特徴を持つ独自の装置で堆肥化するのが理想である。
以上の説明から明らかなように、本願発明は生ゴミをバイオマス化及び堆肥化するために、生ゴミの中に存在する可能性があるビニール類やガラス類、金属類を完全に除去できる仕組みと、液体化している生ゴミも含めて生ゴミのほとんどの部分がバイオマス化及び堆肥化できるため次の効果が得られる。
第1工程によれば
磁石、網、風力、水流、比重だけで生ゴミを分別しようとしても、生ゴミの独特の粘りと生ゴミの複雑に絡み合う形態のため、生ゴミに付着しているビニール類やガラス類、金属類は生ゴミから簡単に分離できないが、水を加えて水の中で生ゴミを晒すこの方法であれば生ゴミの粘りを無くし、複雑に絡み合う形態をほぐした状態をつくるので簡単に分離できるし、さらに比重の効果でビニール類は軽く浮かび、金属、ガラス類は重く沈むので分離できる。
第2工程によれば
水中に空気を送って上下に回転水流を起こす攪拌装置で生ゴミと水の攪拌を行うことにより、ビニール類に付着している生ゴミや液状化しつつある生ゴミ及び液状化している生ゴミが水に晒され、粘りが無くなるので分離されやすくなり、軽い物は浮かび、重い物は沈んだ状態がうまれ、さらに生ゴミの中に混ざっている小さなガラス類や金属類が生ゴミから分離しやすくなっている。
第3工程によれば
浮遊している物の内、ビニール類のみを除去できて、同じく浮遊している野菜の塊、肉、魚の塊を残すことができるので、廃棄される非バイオマス化及び非堆肥化物の量が少なくなり、バイオマス化及び堆肥化用生ゴミの実用の範囲を広げることができる。
第4工程によれば
破砕・粉砕装置により生ゴミを液状化することで生ゴミの中に隠れているガラス類、金属類の小さなものまでが水に晒され分離される大きな効果がある。
第5工程によれば
液状化した後、ただ攪拌するだけでは比重の重いガラス類、金属類が液状化した生ゴミの下部にくる可能性が絶対ではないが、攪拌装置にて強、中、弱と液状化した生ゴミを攪拌操作することで、比重の重いものはより下部に、比重の軽いものはより上部に分離した状態をつくることができて、比重の重いガラス類、金属類を比重の軽い液状化した生ゴミの下部に位置させることができる。
第6工程によればバイオマス化及び堆肥化用生ゴミは最下部を除いた大きな幅を持つ上層部にまとまり、最下部のガラス類、金属類を分離装置で完全に分離して取り出せば、簡単にバイオマス化及び堆肥化用生ゴミと非バイオマス化及び非堆肥化物とに分別できる。
図1−図5を参照して本願実施形態の生ゴミ液状化比重別分別装置による生ゴミ液状化比重別分別方法を説明する。
装置の概略説明
図1、全体図
生ゴミと水を投入する生ゴミ液状化比重別分別装置1の本体装置は円筒形で下部が上部より狭くなっていて、最下部はスクリューコンベヤー3の形状に合致した形となっていて最下部のスクリューコンベヤー3に比重の重い非バイオマス化及び非堆肥化物を分離した後、貯留槽6へ導入するための開閉口5とスクリューコンベヤー3が既設され、その上部に生ゴミ液状化比重別分別装置1内の生ゴミと水に空気を送って攪拌する攪拌装置2が既設してあり、分離されたバイオマス化及び堆肥化用生ゴミを貯留槽7へ導入するための開閉口4が既設されていて、貯留槽7からバイオマス化及び堆肥化用生ゴミをバイオマス化及び堆肥化装置に導入するためのポンプ8が既設されている。
さらに生ゴミ液状化比重別分別装置1の本体装置に附帯する外部挿入装置で、装置の先端部の除去棒を畳んだ状態15から十字に開いた状態18の形にできて、浮遊物を掬い上げる機能を有する除去装置9と生ゴミ液状化比重別分別装置1の本体装置に附帯する外部挿入装置で、装置の先端部の破砕刃を畳んだ状態20からT字に開いた状態21の形にできて、生ゴミと水を破砕・粉砕する機能を有している破砕・粉砕装置11及び生ゴミ液状化比重別分別装置1の本体装置に附帯する外部挿入装置で、装置の先端部が90度の4分の1の扇形に閉じた状態22から360度に開いた状態25の網目の円盤状の形にできて、分離されたバイオマス化及び堆肥化用生ゴミと非バイオマス化及び非堆肥化物とが再度、混ざらないように分離する機能を持つ分離装置12を有している。
第1工程
生ゴミを生ゴミ液状化比重別分別装置1の本体装置に投入し、水を加えて生ゴミが分離しやすい状態をつくる工程。
図1で示す。
生ゴミを生ゴミ液状化比重別分別装置1の生ゴミ投入位置13まで投入する。
次に水を加えた位置14になるまで水を投入する。
第2工程
水中に空気を送って上下に回転攪拌できる、生ゴミ液状化比重別分別装置1に既設されている攪拌装置2で生ゴミ液状化比重別分別装置1の中の生ゴミと水を強く攪拌する。
これで軽いものは浮かび重いものは沈んだ状態がうまれ、さらに生ゴミの中に混ざっているガラス類や金属類が生ゴミから分離しやすくなっている。
第3工程
浮遊している比重の軽いビニール類を除去する工程。
図2で示す。
NO1のごとく、生ゴミ液状化比重別分別装置1に附帯する外部挿入装置である除去装置9の先端部の除去棒を畳んだ状態15にして、生ゴミ液状化比重別分別装置1の上部からビニール類16が浮かんでいるすぐ真下の位置17に挿入する。
次に、NO2のごとく、除去装置9の先端部の除去棒を十字の形に開いた状態18にする。
次に、NO3のごとく、先端部の除去棒を十字の形に開いた状態18にした除去装置9でビニール類16を掬い上げる19。
次に除去装置9の先端部の除去棒を十字の形に開いた状態18で少し回転させ、掬い上げる位置を変えて数回、ビニール類が無くなるまで掬い上げる。
次に、NO4のごとく、貯留槽10に除去装置9を移動し、先端部を畳んだ状態15にしてビニール類を落とす。
貯留槽10に溜まったビニール類は廃棄する。
第4工程
浮遊物を除去した後、残った生ゴミを液状化する工程。
図3で示す。
NO1のごとく、生ゴミ液状化比重別分別装置1に附帯する外部挿入装置である破砕・粉砕装置11の破砕刃を畳んだ状態20にして生ゴミ液状化比重別分別装置1のスクリューコンベヤー3の上部の位置まで挿入する。
次に、NO2のごとく、破砕・粉砕装置11の破砕刃をT字に開いた状態21にして、破砕刃を高速回転させて、生ゴミを破砕・粉砕し液状化する。
次に、液状化が終わると、NO3のごとく、破砕・粉砕装置11の破砕刃を畳んだ状態20にして生ゴミ液状化比重別分別装置1から取り出す。
第5工程
液状化された生ゴミをさらに分離する工程。
図4で示す。
水中に空気を送って上下に回転攪拌できる、生ゴミ液状化比重別分別装置1に既設されている攪拌装置2で生ゴミ液状化比重別分別装置1の中の液状化された生ゴミと水を攪拌する。
液状化した後、ただ攪拌するだけでは比重の重いガラス類、金属類が液状化した生ゴミの下部にくる可能性は絶対ではないが、攪拌装置2にて強、中、弱と送る空気の強さを変えることにより攪拌の強さを変えて数回、生ゴミと水を攪拌操作すると比重の効果で比重の重い非バイオマス化及び非堆肥化物はより早く下部に、比重の軽いバイオマス化及び堆肥化用生ゴミはより上部に分離した状態をつくることができる。
第6工程
液状化された生ゴミをバイオマス化及び堆肥化用生ゴミと非バイオマス化及び非堆肥化物に分別する工程。
図5で示す。
NO1のごとく、生ゴミ液状化比重別分別装置1に附帯する外部挿入装置である分離装置12の先端部の網目の円盤を4分の1の扇形に閉じた状態22にして、軽く回転させながら生ゴミ液状化比重別分別装置1の上部からスクリューコンベヤー3の上部に接するぐらいの位置23まで挿入する。
NO2のごとく、位置23でスクリューコンベヤー3に分離装置12の先端部が隙間なく覆いかぶさるように分離装置12の先端部を360度の網目の円盤形に開いた状態25にして、スクリューコンベヤー3の中に入っている非バイオマス化及び非堆肥化物の内、ガラス類、金属類が分離装置12の先端部の網目の円盤部の上部に移動しないようにする。
次に位置23から位置24の部分に存在する液状化されたバイオマス化及び堆肥化用生ゴミを開閉口4を開いて貯留槽7へ導入する。
導入が終わると開閉口4を閉じる。
NO3のごとくスクリューコンベヤー3の羽根の間の部分26に分離されている比重の重いガラス類、金属類の非バイオマス化及び非堆肥化物を開閉口5を開いてスクリューコンベヤー3を稼動し排出する。
この部分はバイオマス化及び堆肥化には使えない物なので廃棄する。
上記工程を終えると開閉口5を閉じて最初の工程に戻る
これでバイオマス化及び堆肥化用生ゴミはNO2の貯留槽7に水分85%から99%までの水溶物及びドロドロの液状化した物が混在した状態で溜まっている。
これらにはビニール類やガラス類、金属類が入っていないので安心してバイオマス化及び堆肥化用生ゴミとして使用できる。プラスチック類などが浮遊している場合には網で濾せばバイオマス化及び堆肥化用生ゴミは液状化されたものなので網を通過し、固形物のプラスチック類のみ除去することができる。
この貯留槽7に溜まっているバイオマス化及び堆肥化用生ゴミは堆肥化の場合、独自の堆肥化装置に送られて堆肥化される。
堆肥化の場合、これだけ水分が多い堆肥化原料は個液分離して固形部分のみを堆肥化してもよいが、この場合は水分の多いものを堆肥化できる独自の堆肥化装置を使用して堆肥化するのが理想である。
生ゴミを収集し、バイオマス化及び堆肥化する場合には(1)生ゴミをビニール袋に入れて収集する場合。この場合は、ビニール袋は破袋して生ゴミを取り出しておく。
(2)生ゴミのみを専用のコンテナ等に集めて収集する場合。などの方法があるが、そのどちらの場合でも、この生ゴミ液状化比重別分別装置は応用できる。
排出される生ゴミを焼却、埋立することはコストの面でも環境の面でも将来、中止の方向に向かうと思われる。しかし生ゴミをバイオマス化及び堆肥化する場合、生ゴミが排出される時点で分別収集されたとしてもなお、危険なガラス類、金属類が混入している可能性があり、堆肥化の場合、堆肥の醗酵未熟と併せて生ゴミの堆肥が使用者側に不人気である。不要なビニール類や危険なガラス類、金属類を除去する、この生ゴミ液状化比重別分別方法と装置を使用すれば生ゴミのバイオマス化及び堆肥化は一層進むと思われる。
本願実施形態の生ゴミ液状化比重別分別方法に使用する円筒形の生ゴミ液状化比重別分別装置1の本体装置の概略図である。 生ゴミ液状化比重別分別装置1に付帯するビニール類を除去する除去装置9の図である。 生ゴミ液状化比重別分別装置1に付帯する生ゴミを液状化する破砕・粉砕装置11の図である。 生ゴミを液状化した後、生ゴミ液状化比重別分別装置1に既設されていて液状化した生ゴミをバイオマス化及び堆肥化用生ゴミと非バイオマス化及び非堆肥化物にはっきり分離するための攪拌装置2の図である。 生ゴミ液状化比重別分別装置1に付帯するバイオマス化及び堆肥化用生ゴミと非バイオマス化及び非堆肥化物に分離する分離装置12の図である。
1は生ゴミ液状化比重別分別装置の本体装置、2は攪拌装置、3はスクリューコンベヤー、4は開閉口、5は開閉口、6は貯留槽、7は貯留槽、8はポンプ、9は除去装置、10は貯留槽、11は破砕・粉砕装置、12は分離装置、13は生ゴミ投入位置、14は水を加えた位置、15は除去装置の先端部の除去棒を畳んだ状態、16はビニール類、17はビニール類のすぐ真下の位置、18は除去装置の先端部の除去棒を十字に開いた状態、19はビニール類を掬い上げた状態、20は先端部の破砕刃を畳んだ状態、21は先端部の破砕刃をT字に開いた状態、22は分離装置の先端部を4分の1の扇形に閉じた状態、23は位置、24は位置、25は分離装置の先端部を360度の網目の円盤状に開いた状態、26はスクリューコンベヤーの羽根の間の部分

Claims (3)

  1. 生ゴミを円筒形の生ゴミ液状化比重別分別装置に投入し、水を加えて生ゴミと生ゴミに含まれるビニール類の浮遊物やガラス類、金属類が分離しやすい状態をつくる第1工程、
    空気を送り、生ゴミと水を上下に回転攪拌させる攪拌装置にて生ゴミの分離を促進する第2工程、
    除去装置にて浮遊するビニール類を除去する第3工程、
    残った生ゴミを破砕・粉砕装置で液状化する第4工程、
    生ゴミを液状化した後、空気を送り、生ゴミと水を上下に回転攪拌させる攪拌装置にて強、中、弱と送る空気の強さを変えることにより攪拌の強さを操作することで、比重の重い非バイオマス化及び非堆肥化物はより下部に、比重の軽いバイオマス化及び堆肥化用生ゴミはより上部に分離された状態をつくる第5工程、
    液状化され分離されたバイオマス化及び堆肥化用生ゴミと非バイオマス化及び非堆肥化物が再度混ざらないように分離し分別する第6工程、
    とからなる、バイオマス化及び堆肥化に用いる生ゴミ液状化比重別分別方法で、生ゴミからビニール類、ガラス類、金属類の非バイオマス化及び非堆肥化物とバイオマス化及び堆肥化用生ゴミとに分別することを特徴とする生ゴミ液状化比重別分別方法。
  2. 生ゴミを本体装置の円筒形の生ゴミ液状化比重別分別装置に投入し、水を加えて生ゴミと生ゴミに含まれるビニール類の浮遊物や金属類、ガラス類が分離しやすい状態をつくる第1工程の生ゴミ液状化比重別分別装置の本体装置、
    攪拌にて分離を促進する生ゴミ液状化比重別分別装置の本体装置に既設された第2工程の空気を送り、生ゴミと水を上下に回転攪拌させる攪拌装置、
    浮遊するビニール類を除去する生ゴミ液状化比重別分別装置の本体装置に付帯する第3工程の除去装置、
    浮遊するビニール類を除去した後、残った生ゴミを破砕・粉砕して液状化する生ゴミ液状化比重別分別装置の本体装置に付帯する第4工程の破砕・粉砕装置、
    生ゴミを液状化した後、強、中、弱と送る空気の強さを変えることにより攪拌の強さを操作することで、比重の重い非バイオマス化及び非堆肥化物はより下部に、比重の軽いバイオマス化及び堆肥化用生ゴミはより上部に分離された状態をつくる生ゴミ液状化比重別分別装置の本体装置に既設された第5工程の空気を送り、生ゴミと水を上下に回転攪拌させる攪拌装置、
    液状化されたバイオマス化及び堆肥化用生ゴミと非バイオマス化及び非堆肥化物が再度、混ざらないように分離する生ゴミ液状化比重別分別装置の本体装置に付帯する第6工程の分離装置、
    とからなる生ゴミ液状化比重別分別装置で、生ゴミからビニール類、ガラス類、金属類の非バイオマス化及び非堆肥化物とバイオマス化及び堆肥化用生ゴミとに分別することを特徴とする生ゴミ液状化比重別分別装置。
  3. 生ゴミに水を加えて水分状態を85%から99%にして分離しやすい状態を作ることを特徴とする請求項2記載の生ゴミ液状化比重別分別装置。
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