JP5092243B2 - 狭ピッチフレキシブル配線 - Google Patents

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Description

本発明は、ソケット型のフレキシブルケーブル用コネクタ(以下、FC用コネクタという)に脱着でき高密度配線が可能な狭ピッチのフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)又はフレキシブルプリント配線板(以下、FPCという)を用いた狭ピッチフレキシブル配線に関する。
小型軽量化が進む携帯電話、パソコン、薄型ディスプレイのような電子機器において、それらに使用される配線基板や部品等は、多くが銅や銅合金を配線として使用され、これらを他の配線基板等と電気的に接続する場合、小型化と回路接続の容易さからFPCコネクタ等を用いたコネクタ接続も多く行なわれている。このようなコネクタ接続する場合には、配線とコネクタの接触抵抗を低くして導通不良をなくすために銅配線端子に通常、金、錫−鉛合金等による電解めっきの表面処理が行なわれている。しかしながら、金めっきはコスト的に高くなる問題があり、また鉛を含む合金によるめっき処理では、鉛が溶出して環境を汚染する問題が指摘されており、鉛フリー化が望まれている。このために、純錫めっきや鉛を含まない錫合金系のめっきが検討されている。しかし純錫めっきや鉛を含まない錫合金めっきの場合には、銅配線端子部をFPCコネクタと嵌合して使用すると、FPCコネクタのピンによって押付けられた箇所の周辺のめっき皮膜から、ウイスカと称する髭状の結晶が急速に発生する。そして、このウイスカは、フレキシブル基板のメッキ表面、FPCコネクタのメッキ表面、FPCコネクタにフレキシブル基板を挿入したときに発生するバリの表面等で発生する。いずれもFPCコネクタがフレキシブル基板を挟み込む嵌合力が外部応力として作用することに起因していると言われている。このようなウイスカの成長は、銅配線間等での短絡を生じて電子機器等のトラブルの原因ともなる。
そこで、このようなピンを有するFPCコネクタとの嵌合によって生じるウイスカ発生の抑える従来のフレキシブル配線として、純錫又は錫系合金による電解めっき処理が施されたFPC又はFFCの銅配線端子部と、コネクタの挿抜時の駆動力が小さくて済むZIF(Zero Insertion Force)型コネクタを嵌合する接続部において、銅配線端子部のZIF型コネクタのピンと導通させる部分に予め薄い樹脂被膜層を形成することによってウイスカの発生を抑えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この従来例では、FPC又はFFCの銅配線端子に薄い樹脂被膜層を精度良く形成する必要があり、また、FPC又はFFCに形成された樹脂被膜層の膜圧のバラツキによりZIF型コネクタのピンとの接触抵抗値が変化して大きくなる虞があった。また、繰り返し使用されたとき、ウイスカ発生を抑制することが難しい。
なお、従来におけるフレキシブルコネクタとして、例えば、1枚の絶縁シートの両面に可撓性のある導電性板からなるピンコンタクトを貼り合わせて3層構造として高密度化したコネクタ(例えば、特許文献2参照)や、FPCにおけるベースフィルムのコネクタ対応部の表裏両面にコネクタ配線部を各々接近して平行に配設することにより電極配列を高密度化したコネクタ構造(例えば、特許文献3参照)や、フィルムベースのコンタクト部分に2系列の平行する接触用のランド部を設け、この2つのランド部を表裏両面に設けたリードパターンに接続することによりFPCにおける電極配列を高密度化するフレキブル配線基板及びそれを用いたコネクタ相互接続構造が知られている(例えば、特許文献4参照)。また、FPCにおける絶縁フィルムベースの表面と背面に、表面側リードパターン及び背面側リードパターンを印刷し、接触用のコンタクトを増やして高密度化するフレキブル配線基板接続用コネクタが知られている(例えば、特許文献5参照)。しかしながら、このような各従来のフレキシブルケーブル及びその接続コネクタ構造は、いずれも接触電極の高密度化を目的とした構造であるので、これらのコネクタ構造ではウイスカによる影響を受け易い。
特開2005−302575号公報 実開平7−11783号公報 実開昭64−16083号公報 特開2001−177206号公報 特開2003−59560号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、ウイスカの影響を排除できる狭ピッチフレキシブル配線を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、平面状に横一列に狭ピッチの配線を持つフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)の配線端子を、狭ピッチ配線対応で両面接点型のフラットケーブル用コネクタ(以下、FC用コネクタという)の接触端子に接続する狭ピッチフレキシブル配線において、前記FFCは、絶縁基板上に絶縁樹脂で覆われた前記狭ピッチ配線を備えており、前記FC用コネクタの接触端子と接続される部位において、前記狭ピッチ配線の隣接する各2本配線の一方が前記絶縁基板上面に沿って通り、他方が前記絶縁基板に設けたスルーホールを介して前記絶縁基板下面に沿って通すことで、前記狭ピッチ配線を絶縁基板の表裏に交互に配して配線間隔を2倍に拡大した配線端子を有していることを特徴とする。
請求項2の発明は、平面状に横一列に狭ピッチの配線を持つフレキシブルプリント配線板(以下、FPCという)の配線端子を、狭ピッチ配線対応で両面接点型のフラットケーブル用コネクタ(以下、FC用コネクタという)の接触端子に接続する狭ピッチフレキシブル配線において、前記FPCは、絶縁基板上に前記狭ピッチ配線を備えており、前記FC用コネクタの接触端子と接続される部位において、前記狭ピッチ配線の隣接する各2本配線の一方が前記絶縁基板上面に沿って通り、他方が前記絶縁基板に設けたスルーホールを介して前記絶縁基板下面に沿って通すことで、前記狭ピッチ配線を絶縁基板の表裏に交互に配して配線間隔を2倍に拡大した配線端子を有していることを特徴とする。
請求項1又は2の発明によれば、狭ピッチのFC用コネクタと接続される補助基板の配線端子の配線間隔が、FFC又はFPCの狭ピッチ配線の配線間隔の2倍となるので、FC用コネクタの接触端子が1端子毎にしか補助基板の配線端子と接触しないため、隣接する接触端子間でウイスカの発生が防止できる。従って、ウイスカによる配線端子間及び接触端子間でのそれぞれの端子間短絡の発生を防止することができる。また、配線端子がFFC又はFPC自らの絶縁基板の表裏に形成されるため、別基板が不要で、コンパクト化と低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るフレキシブル配線について、図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態による狭ピッチフレキシブル配線1は、平面状に横一列にピッチ間隔0.5mmの狭ピッチ配線21を持つフレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable;以下、FFCという)2と、このFFC2の、狭ピッチ配線対応で両面接点型のフラットケーブル用コネクタ5(以下、FC用コネクタという)の接触端子と接続される部位に設けた絶縁樹脂からなるフレキシブルな補助基板3とを備えている。このFFC2は、隣り合う狭ピッチ配線21がフレキシブルな絶縁被覆部22内に所定間隔をおいて相互に絶縁されて配列されている。また、この絶縁被覆部22は、フレキシブルな2つの絶縁樹脂22a、22bを持ち、狭ピッチ配線21をこの絶縁樹脂22a、22bで挟み込んでFFC2を形成し、この絶縁被覆部22の厚みは、FFC2にフレキシブル性を持たすため1.00mm以下程度と薄く形成されている。
補助基板3は、その表裏にFFC2の隣接する狭ピッチ配線21が交互に配設され、配線端子23,24となっている。これにより、配線端子23、24は、それぞれ補助基板3の両面において、狭ピッチ配線21の配線間隔(d1)の2倍の端子間間隔を有する。また、補助基板3の両面の配線端子23、24は、FFC2の狭ピッチ配線21を伸延して配線端子23、24の導体配線としている。これにより、FFC2の狭ピッチ配線21と補助基板3の配線端子23、24とは一体化配線されるので、基板間での配線接続によって生じる電気線路の不連続性が生じず、電気信号をスムーズに伝送することができる。
上記FFC2と接続されるFC用コネクタ5は、可撓性を有するFFC2に適したZIF(Zero Insertion Force)構造を用いている。このZIF構造は、FFC2とFC用コネクタ5との接続において、FFC2が接触圧を受けずに低挿入力で挿入することができると共に、FFC2を挿入した後は、所定の接触圧でFC用コネクタ5の接触端子と接続し、安定した電気接続ができるコネクタ接続を得るものである。
このFC用コネクタ5は、図1、図2に示すように、誘電体41の表裏両面に配線42、43と接地導体44を設けたプリント基板4上に実装される絶縁ハウジング6と、絶縁ハウジング6に対して着脱自在に取付けられるスライダ7を備えている。絶縁ハウジング6は、絶縁性プラスチック樹脂により、細長い直方体状に形成され、筺体61と、スライダ7とを係合する係合爪を持つ係合部62a、62bを備えている。筺体61は、その1側面に上底面63と下底面64で挟まれる開口65を有し、この開口65は、さらに上底面63と下底面64の中間に各面に略平行に設けられた可動絶縁板66により2つの横長スリット状の開口に分離される。この可動絶縁板66は、開口65と反対側でその1端が筐体61と一体に固定され、上下方向(開口65の短手方向)に可動する薄い絶縁基板からなる。この可動絶縁板66で分離された2つの開口は、FFC2に接続される補助基板3が挿入される挿入開口部65aとスライダ7の押圧板部72が挿入される挿入開口部65bとからなっている。また、挿入開口部65aの上下両面を形成する可動絶縁板66と下底面64には、互いに対向する下底面64の表面と可動絶縁板66の裏面に、FC用コネクタ5の両接点となるピッチ間隔が0.5mmの接触端子67、68がそれぞれ互いに対称形に対向して設けられている。これにより、FC用コネクタ5は、狭ピッチ配線対応で両面で接触する両面接点型を成す。また、挿入される補助基板3の配線端子23、24と接触する接触端子68、67は、筺体61を貫通するスルーホール61a、61bを通してプリント基板4の配線42.43に接続され、他の接続配線や回路に接続される。
スライダ7は、スライダ本体71と、前方(図1の矢印B1方向)に水平に突設された押圧板部72と、筺体61の側面に設けられた係合部62a、62bに係合する係合爪71a、71bを有している。このスライダ7の係合爪71a、71bと絶縁ハウジング6の係合部62a、62bとの係合により絶縁ハウジング6とスライダ7が強固に結合される。また、押圧板部72の長手方向の横幅は、押圧板部72が筺体61の挿入開口部65bに嵌入できるように挿入開口部65bの横幅に略等しく、その厚さは、押圧板部72の先端部で細く、スライダ本体71に近いほど厚くしている。そして、この厚みは、挿入開口部65bの短手方向の開口幅である上底面63と可動絶縁板66間の間隔と、挿入開口部65aに補助基板3を挿入したときの挿入開口部65aの上下方向(挿入開口部65aの短手方向)の隙間間隔との合計間隔よりもわずかに大きくして、押圧板部72と挿入開口部65bが嵌合するようにしている。これにより、押圧板部72を挿入開口部65bに挿入したときに、可撓性の可動絶縁板66が下底面64側に押圧され、挿入開口部65aに挿入されている補助基板3の配線端子23、24が可動絶縁板66の接触端子68及び下底面64の接触端子67の両方に圧着されて接続されるように構成されている。
このFC用コネクタ5とFFC2との接続においては、図2に示すように、先ず、FFC2の補助基板3がFC用コネクタ5におけるスライダ7の本体71とプリント基板4間の間隙73を通して、絶縁ハウジング6の挿入開口部65aに挿入される。このとき、FC用コネクタ5はZIF構造なので、挿入開口部65aは補助基板3を挿通させるのに十分な開口の間隙があり、挿入抵抗が少なく、FFC2が接触圧を受けずに低挿入力で挿入され、接触端子67、68と略接触する。次に、スライダ7の押圧板部72を絶縁ハウジング6の挿入開口部65bに挿入し、絶縁ハウジング6の両側面の係合部62a、62bとスライダ7の両側面の係合爪71a、71bを係合することにより、絶縁ハウジング6とスライダ7が強固に接続され、押圧板部72が挿入開口部65bの奥まで挿入される。これにより、押圧板部72の厚みにより、可撓性の可動絶縁板66が下底面64の方向(矢印B2の方向)に押付けられ、図3に示すように、補助基板3の配線端子23、24が可動絶縁板66の接触端子68と下底面64の接触端子67に圧接されて強固に接触される。
絶縁ハウジング6の接触端子67、68と接続される補助基板3では、図4、図5、図6に示すように、FFC2の隣接する狭ピッチ配線21が交互に分離されて補助基板3の表裏に配設され、補助基板3の配線端子と23、24となる。従って、FFC2において、0.5mmの狭ピッチ配線間隔d1(隣接する狭ピッチ配線間における配線幅の中心間の距離)を持つ狭ピッチ配線21が、補助基板3においては、狭ピッチ配線間隔d1の2倍の1.0mmの間隔を持つ広ピッチの配線端子間隔d5(隣接する配線端子間における配線幅の中心間の距離)を有することになる。ここで、狭ピッチ配線21の導体配線の線幅を0.3mmとすると、平行して隣接する狭ピッチ配線21間の配線スペース間隔d3(配線と配線間のスペース間隔)は、0.2mmとなる。これにより、補助基板3の広ピッチの配線端子23、24の配線端子間の配線スペース間隔d4は0.7mmとなり、狭ピッチ配線21における0.2mmの配線スペース間隔d3より2倍以上に広くなる。
これにより、補助基板3の表裏で広ピッチの配線端子間隔d5を持つ配線端子23、24は、絶縁ハウジング6の狭ピッチ配線間隔d1を持つ接触端子68、67に対して2倍の端子間隔を持つので、前述の図3(b)に示したように、配線端子23、24は接触端子68、67と1接触端子毎に接触する。即ち、補助基板3とFC用コネクタ5との接触は、広ピッチの配線端子間隔d5(d5=2d1)で接続される。従って、狭ピッチ間隔のFFC2と狭ピッチのFC用コネクタ5の接続は、広ピッチの配線端子間隔d5(ここでは1.0mm)の配線端子23、24と狭ピッチ配線間隔d1(ここでは、0.5mm)の接触端子68、67の接触により行われる。これにより、FFC2の狭ピッチ配線(配線間隔d1)による配線接続が実質的に2倍の配線端子間隔d5を持つ広ピッチの配線接続に変換されることになる。ここで、ウイスカの伸長は、最大約0.15mmと言われている。これにより、補助基板3とFC用コネクタ5との接続において、例えウイスカが発生しても、広ピッチの配線間の隣接する配線スペース間隔d4の0.7mmに対して、ウイスカが最大の0.15mmを発生したとしても、広ピッチの配線端子間でトータルで0.3mmしか発生しないので、配線スペース間隔にまだ0.4mmの余裕がある。従って、補助基板3の表裏の配線端子23、24はFC用コネクタ5との接続で発生するウイスカによる配線端子間の短絡をほぼ完全に排除することができる。また、FC用コネクタ5側においては、狭ピッチの接触端子が1接触端子間隔毎にしか補助基板3の配線端子23、24と接触しないので、隣り合う接触端子間で連続してウイスカが発生しない。すなわち、隣接する接触端子間で片方の接触端子からしかウイスカが発生しない。これにより、ウイスカが最大長の0.15mmで発生したとしても、FC用コネクタ5の接触端子間の配線スペース間隔が0.20mmあるので、ウイスカによる接触端子間の短絡を回避することができる。
このように、本実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線1によれば、0.5mmの狭ピッチ配線21を有するFFC2の、FC用コネクタ5の接触端子67、68と接続される部位に絶縁樹脂からなるフレキシブルな補助基板3を設け、この補助基板3の表裏にFFC2の隣接する狭ピッチ配線21を交互に配設して配線端子23、24とすることにより、この配線端子23、24の補助基板3の両面のそれぞれにおける配線端子間隔(d5)を狭ピッチ配線間隔d1の2倍に拡大できる。これにより、この補助基板3の配線端子23、24をFC用コネクタの接触端子68、67に接続した際、FC用コネクタ5の隣り合う接触端子間でのウイスカの発生を防止できる。この結果、FFC2と両面接点型のFC用コネクタ5の接続におけるウイスカによる配線端子間、接触端子間の短絡を容易に排除することができる。また、ウイスカの影響の排除に特別な化学的処理を用いないので、製造プロセスが簡単であると共に、化学処理に伴う環境問題も発生しない。
また、FFC2からの配線端子23、24を補助基板3に形成する工程では、先に配線端子23、24を補助基板3の表裏に装着した後、狭ピッチ配線21を上下両面より絶縁樹脂22a、22bで固め込んでFFC2を形成することもできる。なお、上記説明では、狭ピッチフレキシブル配線1としてFC用コネクタ2を用いる場合について説明したが、フレキシブルプリント配線板(Flexible Printed Cicuit boards;以下、FPCという)を用いる場合も同様に行うことができる(以下の実施形態においても同様)。
次に、本発明の第2の実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線ついて、図7、図8及び図9(a)、(b)、(c)を参照して説明する。本実施形態の狭ピッチフレキシブル配線1は、平面状に横一列に狭ピッチの配線21を持つフレキシブルフラットケーブル2(以下、FFCという)を、狭ピッチ配線対応で両面接点型のフラットケーブル用コネクタ(以下、FC用コネクタという)の接触端子67、68への接続において、FFC2の、FC用コネクタの接触端子と接続されるコンタクト部2aの表裏にFFC2の隣接する狭ピッチ配線21を交互に配設して配線端子23、24aとし、FFC2の両面のそれぞれの配線端子23、24aの間隔を狭ピッチ配線21の配線間隔の2倍に拡大するものである。
本実施形態における狭ピッチフレキシブル配線1は、図9(a)乃至(d)に示すように、誘電体から成る絶縁基板25の上面に絶縁樹脂22cで覆われた0.5mm間隔の狭ピッチ配線21を備えたFFC2と、このFFC2上の一端に、FC用コネクタ5と接触するコンタクト部2aを設け、このコンタクト部2aの表裏にFFC2の隣接する狭ピッチ配線21を交互に配設して配線端子23、24aを形成する。この配線端子23、24aの内、表面側の配線端子23は隣接する狭ピッチ配線21の一方がコンタクト部2a上に伸延されて形成され、裏面側の配線端子24aは、隣接する狭ピッチ配線21の他方が、コンタクト部2aにおいて、その狭ピッチ配線21に設けたスルーホール27を通して接続されるコンタクト部2aの裏面に配設されることにより形成される。これにより、FFC2におけるコンタクト部2aの両面の配線端子23、24aのそれぞれの間隔を狭ピッチ配線間隔d1の2倍に拡大することができる。
本実施形態の狭ピッチフレキシブル配線1とFC用コネクタ5との接続は、図7、図8に示すように、まず、FFC2のコンタクト部2aを矢印B1の方向からFC用コネクタ5の挿入開口部65aに挿入した後、スライダ7の押圧板部72を挿入開口部65bに挿入する。この押圧板部72の挿入により可撓性の可動絶縁板66が矢印B2の方向の下底面64側に押圧され、挿入開口部65aに挿入されているコンタクト部2aの表裏の配線端子23、24aが可動絶縁板66の接触端子68及び下底面64の接触端子67の両方に圧着されて接続される。
この配線端子23、24aと接触端子68、67の接触では、前記第1の実施形態と同様に、配線端子23、24aの各配線端子間隔d5(1.0mm)が接触端子68、67の狭ピッチ配線間隔d1(0.5mm)の2倍の間隔を持つため、接触端子68、67では1接触端子毎しか接触しない。従って、コンタクト部2aの配線端子23、24aとFC用コネクタの接触端子68、67との接続では、隣り合う接触端子間でのウイスカの発生を防止することができる。これにより、ウイスカによる配線端子23、24aの各配線端子間及び接触端子68、67の各接触端子間における短絡を防止することができる。
このように本実施形態による狭ピッチフレキシブル配線1によれば、狭ピッチ配線を持つFFC2の同一基板に狭ピッチ配線間隔d1の2倍の間隔を持つ広ピッチの配線端子23、24aを簡単に設けることができるので、FFC2とFC用コネクタ5との接続時に生じるウイスカによる配線端子間及び接触端子間でのそれぞれの端子間短絡の発生を容易に防止することができる。また、広ピッチの配線端子23、24aが別基板ではなく、FFC2に一体化して形成されるので、コンパクト化と低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線ついて、図10、図11及び図12(a)乃至(d)を参照して説明する。本実施形態の狭ピッチフレキシブル配線1は、平面状に横一列に0.5mmの狭ピッチの配線21を持つフレキシブルフラットケーブル2(以下、FFCという)と、狭ピッチ配線対応で両面接点型のフラットケーブル用コネクタ(以下、FC用コネクタという)の接触端子67、68の接続において、FFC2の全長に亘って表裏に、隣接する狭ピッチ配線21を全て交互に配設し、FFC2の表裏両面のそれぞれの配線端子23、24の各配線端子間隔d5を狭ピッチ配線間隔d1の2倍に拡大したものである。
本実施形態における狭ピッチフレキシブル配線1は、図12(a)乃至(d)に示すように、誘電体から成る絶縁基板25と、隣接する狭ピッチ配線21を交互に分けた配線21a、21bとを有し、絶縁基板25の全長に亘って表裏に、全て交互に配線21a、21bを分けて配設されたFFC2を備える。この配線21a、21bは、狭ピッチ配線21の狭ピッチ配線間隔d1の2倍の1.0mmの広ピッチ配線間隔を持ち、絶縁樹脂28a、28bで覆われて配設されている。そして、FFC2は、その先端にFC用コネクタ5と接触するコンタクト部2aを有し、このコンタクト部2aでは接触のため絶縁樹脂28a、28bが除去され、広ピッチの配線21a、21bは、コンタクト部2aの表裏において、FC用コネクタ5と接続する配線端子23、24となる。
このFFC2とFC用コネクタ5の接続では、図10、図11に示すように、FFC2はFC用コネクタ5におけるスライダ7の本体71とプリント基板4間の間隙73を通して、絶縁ハウジング6の挿入開口部65aに挿入された後、スライダ7の押圧板部72が挿入開口部65bに挿入される。そして、この押圧板部72による押圧により、可撓性の可動絶縁板66が下底面64の方向(矢印B2方向)に撓むことにより、FC用コネクタ5の接触端子67、68の両方に圧接されて接続される。
また、本実施形態の狭ピッチフレキシブル配線1では、図12(a)乃至(d)に示したように、表裏の全長に亘って狭ピッチ配線端子が交互に配設されている。これにより、平面的に見た配線端子23及び24における表裏それぞれの配線端子間隔d5は、狭ピッチ配線21の狭ピッチ配線間隔d1の2倍の間隔を有する。これにより、前記と同様に、FFC2とFC用コネクタ5の接続において、隣接する接触端子間でウイスカが発生しないので、ウイスカによる配線端子間の短絡及び接触端子間の短絡をほぼ完全に排除することができる。
このように、本実施形態による狭ピッチフレキシブル配線1では、FFC2の全体において配線間隔が狭ピッチ配線21の配線間隔の2倍の間隔を持つので、FFC2の配線ピッチ幅を広ピッチ配線端子に変換する必要がなく、そのまま広ピッチ配線端子としてFC用コネクタ5と接続することができる。これにより、FFC2の配線端子23、24とFC用コネクタ5の接触端子68、67とが隣接して接触しないため、ウイスカによる配線端子間及び接触端子間におけるそれぞれの端子間短絡を容易に防止することができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線ついて、図13、図14(a)乃至(c)を参照して説明する。本実施形態の狭ピッチフレキシブル配線1は、平面状に横一列に0.5mmの狭ピッチの配線21を持つフレキシブルフラットケーブル2(以下、FFCという)と、狭ピッチ配線対応で両面接点型のフラットケーブル用コネクタ5(以下、FC用コネクタという)との接続におけるFFC2の配線端子23、24を、FFC2の、FC用コネクタ5の接触端子68、67と接続される部位に、表裏にFFC2の狭ピッチ配線21の2倍の間隔で配設される配線端子を有する補助配線基板を設けることにより形成したものである。
本実施形態における狭ピッチフレキシブル配線1は、図14(a)乃至(c)に示すように、平面状に横一列にピッチ間隔0.5mmの狭ピッチ配線21を絶縁被覆部22内に配設したFFC2と、このFFC2の、狭ピッチ配線対応で両面接点型のC用コネクタ5の接触端子67、68と接続される部位に設けた絶縁樹脂からなるフレキシブルな補助配線基板8とを備えている。このFFC2では、隣り合う狭ピッチ配線21がフレキシブルな絶縁被覆部22内に所定間隔をおいて相互に絶縁されて配列されている。また、この絶縁被覆部22は、フレキシブルな2つの絶縁樹脂22a、22bを持ち、狭ピッチ配線21をこの絶縁樹脂22a、22bで挟み込んでFFC2を形成し、FFC2にフレキシブル性を持たすため、この絶縁被覆部22の厚みは1.00mm以下程度と薄く形成されている。
補助配線基板8は、両面配線される誘電体の絶縁基板81を備え、その表裏にFFC2の隣接する狭ピッチ配線21の配線間隔(d1)の2倍の配線間隔(d5)で配設された広ピッチ配線端子82、83を有する。この広ピッチ配線端子82、83は、FFC2の隣接する狭ピッチ配線21と交互にそれぞれ接続される。これにより、狭ピッチ配線21を有するFFC2と、狭ピッチの接触端子67、68を持つFC用コネクタ5との接続は、広ピッチ配線端子82、83を持つ補助配線基板8と狭ピッチの接触端子68、67を持つFC用コネクタ5との接続により行うことができる。
この補助配線基板8とFC用コネクタ5との接続では、図13に示すように、狭ピッチの接触端子67、68が広ピッチ配線端子83、82に1接触端子毎に接触するので、隣り合う接触端子間でのウイスカの発生を防止することができる。これにより、前述と同様に、補助配線基板8とFC用コネクタ5の接触によるウイスカが発生したとしても、接触端子67、68と接触する配線端子83、82の配線端子間隔を2倍にしたことにより、ウイスカによる補助配線基板8の配線端子間及びFC用コネクタ5の接触端子間における短絡を排除することができる。
このように、本実施形態による狭ピッチフレキシブル配線1によれば、補助配線基板8
を用いて狭ピッチ配線間隔d1の2倍の配線端子間隔を持つ広ピッチの配線端子82、83を形成できるので、ウイスカによる配線端子間及び接触端子間における短絡等の影響を排除することができる。また、FFC2と独立した補助配線基板8を用いることにより、FFC2側の仕様変更を殆ど伴わず、補助配線基板8側のみ配線設計すればよいので設計が簡単となり、独立して製作できるので、製造が容易になる。また、FFC2側の変更を抑え、補助配線基板8側の設計のみで対応することが可能なので、FFC2の従来の接続互換性を保つことができる。
上述した各種実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線1によれば、平面状に横一列に0.5mmの狭ピッチの配線21を持つFFC2を、狭ピッチ配線対応で両面接点型のFC用コネクタ5の接触端子67、68に接続する狭ピッチフレキシブル配線1において、FFC2の、FC用コネクタ5の接触端子67、68と接続される部位又はこの部位に設けられた基板の各表裏に、FFC2の隣接する狭ピッチ配線21を交互に接続して配線端子23、24を設けることにより配線端子23、24の配線間隔を狭ピッチ配線21の配線端子間隔の2倍に拡大することができる。これにより、配線端子23、24とFC用コネクタ5の接触端子68、67に接続において、隣り合う接触端子間でのウイスカの発生を防止することができ、信頼性の高い狭ピッチフレキシブル配線1を実現することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。上記では、FFCについて述べたがFPCについても、FPCのFC用コネクタとのコンタクト部位において、広ピッチの配線端子を設けることにより同様にウイスカの影響を排除することができる。
本発明の第1の実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線の全体構成図。 図1のY1−Y1断面図。 (a)は図2のA部の拡大斜視図、(b)は(a)のX1−X1断面図。 上記狭ピッチフレキシブル配線の斜視図。 (a)は図4のX2−X2断面図、(b)は図4のY2−Y2断面図。 図4の平面図。 本発明の第2の実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線の全体構成図。 図7のY3−Y3断面図。 (a)は上記狭ピッチフレキシブル配線の平面図、(b)は(a)のY4−Y4断面図、(c)は(b)のX3−X3断面図、(d)は(b)のX4−X4断面図。 本発明の第3の実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線の全体構成図。 図10のY5−Y5断面図。 (a)は上記狭ピッチフレキシブル配線の平面図、(b)は(a)のY6−Y6断面図、(c)は(b)のX5−X5断面図、(d)は(b)のX6−X6断面図。 本発明の第4の実施形態に係る狭ピッチフレキシブル配線の断面構成図。 (a)は上記狭ピッチフレキシブル配線の斜視図、(b)は(a)のY7−Y7断面図、(c)は(b)のX7−X7断面図。
符号の説明
1 狭ピッチフレキシブル配線
2 FFC(フレキシブルフラットケーブル)
3 補助基板
4 プリント基板
5 FC用コネクタ(フレキシブルケーブル用コネクタ)
6 絶縁ハウジング(FC用コネクタ)
7 スライダ部(FC用コネクタ)
8 補助配線基板
21 狭ピッチ配線
23、24、24a 配線端子
67、68 接触端子

Claims (2)

  1. 平面状に横一列に狭ピッチの配線を持つフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)の配線端子を、狭ピッチ配線対応で両面接点型のフラットケーブル用コネクタ(以下、FC用コネクタという)の接触端子に接続する狭ピッチフレキシブル配線において、
    前記FFCは、絶縁基板上に絶縁樹脂で覆われた前記狭ピッチ配線を備えており、前記FC用コネクタの接触端子と接続される部位において、前記狭ピッチ配線の隣接する各2本配線の一方が前記絶縁基板上面に沿って通り、他方が前記絶縁基板に設けたスルーホールを介して前記絶縁基板下面に沿って通すことで、前記狭ピッチ配線を絶縁基板の表裏に交互に配して配線間隔を2倍に拡大した配線端子を有している、ことを特徴とする狭ピッチフレキシブル配線。
  2. 平面状に横一列に狭ピッチの配線を持つフレキシブルプリント配線板(以下、FPCという)の配線端子を、狭ピッチ配線対応で両面接点型のフラットケーブル用コネクタ(以下、FC用コネクタという)の接触端子に接続する狭ピッチフレキシブル配線において、
    前記FPCは、絶縁基板上に前記狭ピッチ配線を備えており、前記FC用コネクタの接触端子と接続される部位において、前記狭ピッチ配線の隣接する各2本配線の一方が前記絶縁基板上面に沿って通り、他方が前記絶縁基板に設けたスルーホールを介して前記絶縁基板下面に沿って通すことで、前記狭ピッチ配線を絶縁基板の表裏に交互に配して配線間隔を2倍に拡大した配線端子を有している、ことを特徴とする狭ピッチフレキシブル配線。
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