JP5091818B2 - レバースイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、薄型タイプのデジタルカメラなど、薄型機器の内蔵スイッチ類として使用されるレバースイッチに関し、特に小型で剛性が高く、安定した傾倒動作も得られるようにしたものである。
従来、この種のレバースイッチとしては、例えば、特許文献1に開示されたレバースイッチが知られている。同文献1のレバースイッチは、スイッチカバー(3)に設けられている細長の開口部(3a)から操作レバー(4)が突出している。この突出した操作レバー(4)はスイッチカバー(3)の開口部(3a)長手方向に沿って傾倒させることができ、その操作レバー(4)の傾倒操作によりスイッチONとOFFの切替え動作が行われるようになっている。
しかしながら、先に説明した同文献1のレバースイッチをデジタルカメラ等の電子機器に組込む過程等では、例えば人為的ミス等によって操作レバー(4)の傾倒方向と直角な方向の外力(直角方向外力)が操作レバー(4)に加わる場合もある。この場合、同文献1のレバースイッチによると、その直角方向外力によってスイッチカバー(3)が撓んだり、破損したりするおそれがある。その原因は、同文献1のレバースイッチでは、前記の通り、操作レバー(4)がスイッチカバー(3)の開口部(3a)から突出する構造になっていることから、前記のような直角方向外力によって、操作レバー(4)の一側面がスイッチカバー(3)の開口部(3a)に接触し強く押し付けられるためである。
特に、前記のようなスイッチカバー(3)の撓み・破損の問題は、レバースイッチの小型化のためスイッチカバーの肉厚を薄くした場合に顕著となり、レバースイッチの小型化の障害になっている。
尚、前記カッコ内の符号は特許文献1で用いられている符号である。
特許第3629268号公報
本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、小型で剛性が高く、安定した傾倒動作も得られる防水性のレバースイッチを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、上面が開口したスイッチケースと、前記スイッチケースの上面開口に取り付けられるスイッチカバーと、前記スイッチケース内に収容される固定接点群および可動接点体と、前記可動接点体を変形動作させるための操作レバーと、からなるレバースイッチであって、前記スイッチケースは、そのケース内底面に立設された仕切り壁を有し、この仕切り壁によって、内底面と四方の内側面とが全て壁で塞がれているレバー下部収容室と接点収容室との2室に仕切られてなるとともに、前記仕切り壁の上縁部とこの仕切り壁に対向している前記スイッチケースの側壁の上縁部とに形成した軸受け溝、および、前記レバー下部収容室に設けられ上向きに開口したフランジ受け溝を備え、前記スイッチカバーは、そのカバー全外周縁のうち、前記レバー下部収容室の上方に位置する箇所のみが、細長に切り欠かれてなり、前記固定接点群は、共通接点とその両側に位置する2つの個別接点とからなり、これらの共通接点および個別接点を前記スイッチカバーの切欠きの長手方向に沿って前記接点収容室の内底面に配置してなり、前記可動接点体は、バネ性のある細長の金属片を略逆三角形状に折り曲げ、その逆三角形状の底辺部が前記スイッチカバーの切欠きの方向を向き、その逆三角形状の他の二辺部が前記接点収容室の内底面上で交差し、この交差する二辺部の両端を2つの可動接点として使用してなり、前記操作レバーは、そのレバー下部側が前記レバー下部収容室に収容され、そのレバー上部側は前記スイッチカバーの切欠きから外部へ突出し、前記操作レバーの下部には、前記スイッチケースの軸受け溝に回転可能に設置される軸部と、前記接点収容室に配置されて前記可動接点体の底辺部の表面に当接する押圧カム部と、前記レバー下部収容室のフランジ受け溝に摺動可能に挿入されるフランジ部と、が設けられ、前記レバースイッチは、前記軸部を支点とした前記操作レバーの傾倒によって前記押圧カム部が該レバーと一体にその傾倒方向に傾き、この傾いた押圧カム部によって前記可動接点体の底辺部の片側が押圧されて下降するように変形動作し、この下降の変形動作に連動して、前記一方の可動接点が前記共通接点から外れて前記一方の個別接点に到達し接触することを特徴とする。
本発明にあっては、前記構成の採用により、小型で剛性が高く、安定した傾倒動作も得られる防水性のレバースイッチを提供しうる。すなわち、本発明に係るレバースイッチを機器に組み込む過程等では、操作レバーの傾倒方向と直角な方向から操作レバーに予期しない外力(以下、直角方向外力という)が作用する場合もある。しかしながら、本発明に係るレバースイッチによると、そのような直角方向外力が作用した場合、かかる直角方向外力は、フランジ部とフランジ受け溝を介して最終的に剛性のある土台、すなわち、スイッチケースが受けることになる。かかる直角方向外力がスイッチカバーに直接作用することはない。従って、レバースイッチ全体の小型化のためにスイッチカバーの厚さを薄くしても、かかる直角方向外力によってスイッチカバーが大きく撓んだり破損したりすることや、操作レバーがその傾倒方向と直角な方向に大きく倒れたり、がたついたりすることもない。
また、本発明によると、スイッチカバーの外周縁の一部を切り欠き、この切欠きから操作レバーのレバー上部側が突出する構成を採用することで、操作レバーの一側面がスイッチカバーと接触しないようにしている。このため、前記のような直角方向外力によって操作レバーが倒れようとしても、その倒れる方向に操作レバーの一側面が接触するスイッチカバーはないから、この点でも、かかる直角方向外力によってスイッチカバーが大きく撓んだり破損したりすることもない。
さらに、本発明によると、スイッチケースへのスイッチカバーの取り付けにより、接点収容室の上面はスイッチカバーで覆われる。これにより、接点収容室は、その上面と内底面と四方の内側面とが全て壁で塞がれた隔離室になって、外界から隔離される。可動接点体は、先に説明した隔離室、すなわち接点収容室に収容されている。このことから、スイッチカバーの切欠きからレバー下部収容室に水等の液体が侵入することはあっても、そのような水等の液体が接点収容室まで侵入することはなく、可動接点体が水等の液体に直接晒されることはない(防水)。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
[レバースイッチの概略]
図1は、本発明に係るレバースイッチの説明図、図2は、図1のレバースイッチLSを構成するスイッチケース1の部品図、図3は、図1のレバースイッチLSを構成するスイッチカバー2の部品図、図4は、図1のレバースイッチLSを構成する固定接点群3の部品図、図5は、図1のレバースイッチを構成する可動接点体の説明図、図6は、図1のレバースイッチLSを構成する操作レバー5の説明図、図7は、図1のレバースイッチLSの動作説明図である。
図1のレバースイッチLSは、例えば、薄型タイプのデジタルカメラなど、薄型機器の内蔵スイッチ類として使用されるものであって、上面が開口したスイッチケース1と、スイッチケース1の上面開口に取り付けられるスイッチカバー2と、スイッチケース1内に収容される固定接点群3および可動接点体4と、可動接点体4を変形動作させるための操作レバー5とを備えて構成される。
[スイッチケースの詳細構成]
スイッチケース1は、図2(a)(b)(c)(d)(e)に示したように、上面が開口した箱型の形態でスイッチカバー2に比べ肉厚・高剛性になっていて、そのケース内底面1Bに立設された仕切り壁10を有している。そして、この仕切り壁10によって、スイッチケース1内は、内底面と四方の内側面とが全て壁で塞がれているレバー下部収容室11と接点収容室12との2室に仕切られている。
さらに、スイッチケース1は、2つの軸受け溝13A、13Bと1つのフランジ受け溝14とを備えている。これら2つの軸受溝13A、13Bのうち、一方の軸受け溝13Bは仕切り壁10の上縁部に形成し、他方の軸受け溝13Aは仕切り壁10に対向しているスイッチケース1の側壁の上縁部に形成してある。また、これらの軸受け溝13A、13Bは、後述する操作レバー5の軸部50A、50Bの径に合わせて、断面半円弧状に形成してある。フランジ受け溝14は、レバー下部収容室11に設けられていて、その溝上部が上向きに開口するように形成してある。
スイッチケース1の外側面のうち、互いに対向する2つの外側面には、スイッチカバー2をスイッチケース1に取り付けるための係合突起15が、それぞれ1つずつ突出形成されている。
[スイッチカバー2の詳細構成]
スイッチカバー2は、図3(a)から(f)に示したように、天板部20とその左右に一体成形された一対の側板部21とからなり、そのカバー全外周縁、具体的には天板部20の全外周縁のうち、レバー下部収容室11の上方に位置する箇所のみが細長に切り欠かれた形状になっている。以下の説明では、この切り欠かれた部位のことを「カバー切欠き22」という。
スイッチカバー2の両側板部21には係合孔23が形成されており、この係合孔23を前述のスイッチケース1の係合突起15に嵌め込むことによって(図1(c)参照)、スイッチカバー2は、スイッチケース1の上面開口1Aにワンタッチで着脱可能に取り付け固定されるようになっている。
スイッチケース1へのスイッチカバー2の取り付けにより、先に説明した接点収容室12の上面はスイッチカバー2で覆われる。これにより、接点収容室12は、その上面と内底面と四方の内側面とが全て壁で塞がれた隔離室になって、外界から隔離される。尚、先に説明したレバー下部収容室11はカバー切欠き22を介して外界に通じている。
スイッチカバー2の天板部20裏面のうち、カバー切欠き22側には押え溝24が設けられている。押え溝24は後述する操作レバー5の押圧カム部51の外周形状に合わせて断面半円弧状に形成され、押圧カム部51を下方へ押し付けるものである。そして、この押し付け力により、後述する操作レバー5の軸部50A、50Bは、スイッチケース1の軸受け溝13A、13Bに摺動可能に押し付けられた状態で、安定に回転することができる。
[固定接点群の詳細構成]
固定接点群3は、図4に示したように、1つの共通接点30とその両側に位置する2つの個別接点31、32とから構成されるとともに、これらの共通接点30および個別接点31、32を図2(b)のようにカバー切欠き22の長手方向に沿って接点収容室12の内底面に配置した構造になっている。尚、図4中のハッチング部分はレバースイッチLSの組立段階でカットされる。
これらの固定接点群3(共通接点30と各個別接点31、32)は、それぞれに個別に一体成形された配線パターンWPを介して、図示しない外部回路に接続される。このような固定接点群3は、スイッチベース1を樹脂成形する際に、インサート成形によって接点収容室12の内底面に設けることができる。
[可動接点体の詳細]
図5の可動接点体4は、先に説明した隔離室、すなわち接点収容室12に収容される(図1(c)参照)。従って、カバー切欠き22からレバー下部収容室11に水等の液体が侵入することはあっても、そのような水等の液体が接点収容室12まで侵入することはないから、可動接点体4が水等の液体に直接晒されることはない(防水)。
また、この図5の可動接点体4は、バネ性のある細長の金属片を同図(b)のように略逆三角形状に折り曲げ、その逆三角形状の底辺部40がスイッチカバー2の切欠き22の方向を向き、その逆三角形状の他の二辺部41、42が接点収容室12の内底面上で交差し(図1(c)参照)、この交差する二辺部41、42の両端を2つの可動接点4A、4Bとして使用するようになっている。
前記2つの可動接点4A、4Bは、いずれも図5(b)のように半円弧状に丸く成形することで、共通接点30や個別接点31、32上を滑りやすくなるようにしてある。
[操作レバーの詳細]
図6の操作レバー5は、図1(d)に示したように、そのレバー下部側がレバー下部収容室11に収容され、そのレバー上部側はカバー切欠き22から外部へ突出するように設けられる。
図6(a)から(e)に示したように、操作レバー5の下部には、スイッチケース1の軸受け溝13A、13Bに回転可能に設置される軸部50A、50Bと、接点収容室12に配置されて可動接点体4の底辺部40の表面に当接する押圧カム部51と、レバー下部収容室11のフランジ受け溝14に摺動可能に挿入されるフランジ部52と、が設けられている。
前記軸部50A、50Bは、スイッチケース1の軸受け溝13A、13Bに面している操作レバー5の両側面に突出形成されていて、操作レバー5を傾倒動作させるときの傾倒の支点になる。
前記押圧カム部51は、一方の軸部50Aの先端面に一体に設けられ、軸部50を支点とした操作レバー5の傾倒動作時に、操作レバー5と一体に傾くようになっている。
前記フランジ部52は、軸部50A、50Bの外周に円形状に一体形成されて、スイッチケース1の軸受け溝13A、13B間に配置される(図1(d)参照)。本レバースイッチLSでは、かかるフランジ部52の下部側がレバー下部収容室11のフランジ受け溝14に摺動可能に挿入されることによって、軸部50A、50B方向への操作レバー6の傾倒を禁止・規制している。
本レバースイッチLSでも、例えば機器への組込み過程等において、操作レバー5の傾倒方向と直角な方向から当該操作レバー5に予期しない外力(直角方向外力)が作用する場合もある。しかし、そのような直角方向外力は、フランジ部52とフランジ受け溝14を介して最終的に剛性のある土台、すなわち、スイッチケース1が受けることになる。かかる直角方向外力がスイッチカバー2に直接作用することはない。従って、レバースイッチ全体の小型化のためにスイッチカバー2の厚さを薄くしても、かかる直角方向外力によってスイッチカバー2が大きく撓んだり破損したりすることや、操作レバー5がその傾倒方向と直角な方向に大きく倒れたり、がたついたりすることはない。
さらに、本レバースイッチLSでは、先に説明した通り、スイッチカバー2の外周縁の一部を切り欠き、この切欠き、すなわちカバー切欠き22から操作レバー5のレバー上部側が突出する構成を採用することで、その操作レバー5の一側面がスイッチカバー2と接触しないようにしている。このため、前記のような直角方向外力によって操作レバー5が倒れようとしても、その倒れる方向に操作レバー5の一側面が接触するスイッチカバー2はないから、この点でも、かかる直角方向外力によってスイッチカバー2が大きく撓んだり破損したりすることもない。
本レバースイッチLSの操作に必要不可欠な外力、すなわち操作レバー5を傾倒させる方向(カバー切欠き22の長手方向)の外力が操作レバー5に作用していないとき、この操作レバー5は図1(a)のように起立した姿勢になる。このとき、押圧カム部51はどの方向にも傾くことなく可動接点体4の底辺部40の表面に当接しており、また、可動接点体4は弾性変形しておらず、2つの可動接点4A、4Bはいずれも共通接点30に接触するようにしてある。
図1(a)において、二点破線で示したように操作レバー5を一方側(図1(a)では左側)へ傾倒させることによって、押圧カム部51は図7(a)(b)のように操作レバー5の傾倒角度分だけ当該操作レバー5の傾倒方向に傾く。そして、この傾いた押圧カム部51によって可動接点体4の底辺部40の片側(図7(a)(b)では左側)が押圧されて下降するように変形動作し、この下降の変形動作に連動して一方の可動接点(図7(a)(b)では右側の可動接点4b)が共通接点30から外れて一方の個別接点(図7(a)(b)では右側の個別接点32)に到達し接触するようになる。
尚、本レバースイッチLSにおいては、先に説明した押圧カム部51の断面形状を半月形状とし、その半月のフラット部51Aが可動接点体4の底辺部40に当接するように構成するとともに、その半月の円弧部51Bとフラット部51Aとの境の肩部51C(又は51D)で可動接点体4の底辺部40の片側が押圧されるようにしてある。
[レバースイッチの動作説明]
次に、前記の如く構成されたレバースイッチLSの全体動作について図1と図7を基に説明する。
本レバースイッチLSは、図1(a)のように起立した姿勢にある操作レバー5に対して、矢印L又はRで示す左右方向の力が作用することで、それぞれの方向に当該操作レバー5が軸部50A、50Bを支点に傾倒する。
例えば、矢印L方向の力で操作レバー5を図7(a)のように左側へ倒すと、操作レバー5の傾倒角度分だけ押圧カム部51が操作レバー5の傾倒方向(左側)に傾き、傾いた押圧カム部51の左側の肩部51Cが可動接点体4の底辺部40の片側(左側)を押圧する。このような押圧によって、可動接点体4は底辺部40の片側(左側)が図7(a)のように下降するように変形動作し、この下降の変形動作に連動して、右側の可動接点4Bが右側に滑って共通接点30から外れる。
前記のように共通接点30から外れた右側の可動接点4Bは、更に滑って右側の個別接点32に向かい、最終的に図7(b)のように右側の個別接点32に接触する。この接触によって、右側の個別接点32と共通接点30とが可動接点体4を介して導通し、右側の個別接点32がスイッチONの状態になる。この際、左側の個別接点31は共通接点30に接触した状態を維持(スイッチOFFの状態)している。
前記のように操作レバー5に作用していた矢印L方向の力が解除されると、可動接点体4のバネ性に基づく復元力によって、その底辺部401の片側(左側)が上昇し、この上昇に連動して右側の可動接点4Bが右側の個別接点32から外れて共通接点30に接触するようになる。このようにして右側の可動接点42が元の位置(共通接点30の位置)に戻ることで、前記のような右側の個別接点32と共通接点30との導通は断たれ、右側の可動接点4Bも左側の可動接点4Aと同じくスイッチOFFの状態になる。
一方、前記矢印R方向の力で操作レバー5を右側に倒した場合は、先に説明した左側に倒れた場合と同様の動作で、左側の個別接点4AがスイッチONの状態になる。
すなわち、操作レバー5が右側に倒れると、押圧カム部51が操作レバー5の傾倒方向(右側)に傾き、この傾いた押圧カム部51の右側の肩部51D(図6(c)参照)で可動接点体4の底辺部40の片側(右側)が押圧されて下降する。この下降に連動して、左側の可動接点4Aが共通接点30から外れて左側の個別接点31に接触する。この接触によって、左側の個別接点31と共通接点30とが可動接点体4を介して導通し、左側の個別接点31がスイッチONの状態になる。
また、前記のように操作レバー5に作用していた矢印R方向の力が解除されると、先に説明した矢印L方向の力が解除された場合と同様の動作で、左側の個別接点31も右側の個別接点32と同じくスイッチOFFの状態になる。
図1は本発明に係るレバースイッチの説明図であり、(a)はレバースイッチの正面図、(b)はレバースイッチの平面図、(c)はレバースイッチの断面図、(d)はレバースイッチの断面図、(e)はレバースイッチの側面図である。 図2は図1のレバースイッチを構成するスイッチケースの説明図であり、(a)はスイッチケースの正面図、(b)はスイッチケースの平面図、(c)は(b)中のC−C断面図、(d)は(b)中のB−B断面図、(e)は(a)中のA−A断面図、(f)はスイッチケースの側面図、(g)はスイッチケースの背面図である。 図3は図1のレバースイッチを構成するスイッチカバーの平面図であり、(a)はスイッチカバーの正面図、(b)はスイッチカバーの平面図、(c)はスイッチカバーの裏面図、(d)は(a)中のA−A断面図、(e)はスイッチカバーの側面図、(f)はスイッチカバーの背面図である。 図4は図1のレバースイッチを構成する固定接点群の説明図であり、(a)は固定接点群の平面図、(b)は固定接点群の正面図である。 図5は図1のレバースイッチを構成する可動接点体の説明図であり、(a)は可動接点体の平面図、(b)は可動接点体の正面図、(c)は可動接点体の裏面図である。 図6は図1のレバースイッチを構成する操作レバーの説明図であり、(a)は操作レバーの正面図、(b)は操作レバーの側面図、(c)は操作レバーの背面図、(d)および(e)は操作レバーの裏面図である。 図7(a)(b)は図1のレバースイッチの動作説明図である。
符号の説明
1 スイッチケース
1A スイッチケースの上面開口
1B スイッチケースの内底面
10 仕切り壁
11 レバー下部収容室
12 接点収容室
13A、13B 軸受け溝
14 フランジ受け溝
15 係合突起
2 スイッチカバー
20 天板部
21 側板部
22 カバー切欠き
23 係合孔
3 固定接点群
30 共通接点
31、32 個別接点
4 可動接点体
4A、4B 可動接点
40 可動接点体の底辺部
41、42 可動接点体の二辺部
5 操作レバー
50A、50B 軸部
51 押圧カム部
51A 押圧カム部のフラット部
51B 押圧カム部の円弧部
51C、51D 押圧カム部の肩部
52 フランジ部
LS レバースイッチ
WP 配線パターン

Claims (1)

  1. 上面が開口したスイッチケースと、
    前記スイッチケースの上面開口に取り付けられるスイッチカバーと、
    前記スイッチケース内に収容される固定接点群および可動接点体と、
    前記可動接点体を変形動作させるための操作レバーと、からなるレバースイッチであって、
    前記スイッチケースは、
    そのケース内底面に立設された仕切り壁を有し、この仕切り壁によって、内底面と四方の内側面とが全て壁で塞がれているレバー下部収容室と接点収容室との2室に仕切られてなるとともに、前記仕切り壁の上縁部とこの仕切り壁に対向している前記スイッチケースの側壁の上縁部とに形成した軸受け溝、および、前記レバー下部収容室に設けられ上向きに開口したフランジ受け溝を備え、
    前記スイッチカバーは、
    そのカバー全外周縁のうち、前記レバー下部収容室の上方に位置する箇所のみが、細長に切り欠かれてなり、
    前記固定接点群は、
    共通接点とその両側に位置する2つの個別接点とからなり、これらの共通接点および個別接点を前記スイッチカバーの切欠きの長手方向に沿って前記接点収容室の内底面に配置してなり、
    前記可動接点体は、
    バネ性のある細長の金属片を略逆三角形状に折り曲げ、その逆三角形状の底辺部が前記スイッチカバーの切欠きの方向を向き、その逆三角形状の他の二辺部が前記接点収容室の内底面上で交差し、この交差する二辺部の両端を2つの可動接点として使用してなり、
    前記操作レバーは、
    そのレバー下部側が前記レバー下部収容室に収容され、そのレバー上部側は前記スイッチカバーの切欠きから外部へ突出し、
    前記操作レバーの下部には、
    前記スイッチケースの軸受け溝に回転可能に設置される軸部と、前記接点収容室に配置されて前記可動接点体の底辺部の表面に当接する押圧カム部と、前記レバー下部収容室のフランジ受け溝に摺動可能に挿入されるフランジ部と、が設けられ、
    前記レバースイッチは、
    前記軸部を支点とした前記操作レバーの傾倒によって前記押圧カム部が該レバーと一体にその傾倒方向に傾き、この傾いた押圧カム部によって前記可動接点体の底辺部の片側が押圧されて下降するように変形動作し、この下降の変形動作に連動して、前記一方の可動接点が前記共通接点から外れて前記一方の個別接点に到達し接触すること
    を特徴とするレバースイッチ。
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