JP5091805B2 - 劣化判定回路、電池システム、及び劣化判定方法 - Google Patents

劣化判定回路、電池システム、及び劣化判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機、パーソナルコンピュータなどのモバイル分野、電動工具、掃除機などのパワーツール分野、電動自動車、電動産業用車両、電動バイク、電動アシスト自転車、電動車椅子、電動ロボットなど動力分野、ロードレベリング、ピークシフト、バックアップなどのシステム電源分野の電源等、種々の用途に用いられる二次電池の劣化判定回路、これを用いた電池システム、及び劣化判定方法に関する。
繰り返し充放電や長期保存使用時における電池特性の変化から、二次電池の劣化を検出する種々方法が提案されている。このような電池特性のうち電池の温度に着目し、複数の電池を有するパック電池の温度を検出し、検出した電池温度が変化する電池温度変化率に基づいて二次電池の劣化または故障を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この提案によれば、劣化した二次電池の電池温度変化率が、正常な二次電池に比較して大きくなる特性を利用して、二次電池の劣化や故障を検出するので、従来のように、電池電圧から二次電池の劣化を判定する方法に比べて、確実かつ正確に検出できると述べられている。
特開2001−313087号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、複数の二次電池を備えたパック電池における隣接する二次電池が正常であると仮定して、当該隣接する二次電池の温度との相対比較によって各二次電池の劣化を判定するため、隣接する二次電池が正常でなければ正しく劣化判定を行うことができず、劣化判定の精度が劣るという不都合があった。
本発明の目的は、二次電池の劣化検出精度を向上することができる劣化判定回路、電池システム、及び劣化判定方法を提供することである。
本発明に係る劣化判定回路は、二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、前記二次電池の温度を検出する温度検出部と、前記温度検出部によって検出される温度の、予め設定された設定時間あたりの変化量を算出する変化量算出部と、前記変化量算出部によって算出された変化量を前記電流検出部で検出された電流値の二乗で除算することで前記変化量の換算値を算出する換算値算出部と、予め設定された基準値範囲を記憶する記憶部と、前記換算値算出部によって算出された換算値が、前記記憶部に記憶された基準値範囲に入っているか否かに応じて前記二次電池の劣化の有無を判定する判定部とを備える。
また、本発明に係る劣化判定方法は、電流検出部が、二次電池に流れる電流を検出する工程と、温度検出部が、前記二次電池の温度を検出する工程と、変化量算出部が、前記温度検出部によって検出される温度の、予め設定された設定時間あたりの変化量を算出する工程と、換算値算出部が、前記変化量算出部によって算出された変化量を前記電流検出部で検出された電流値の二乗で除算することで前記変化量の換算値を算出する工程と、記憶部が、予め設定された基準値範囲を記憶する工程と、判定部が、前記換算値算出部によって算出された換算値が前記記憶部に記憶された基準値範囲に入っているか否かに応じて前記二次電池の劣化の有無を判定する工程とを含む。
この構成によれば、変化量算出部によって、温度検出部によって検出される二次電池の温度の、予め設定された設定時間あたりの変化量が算出される。この変化量は、二次電池の劣化の程度に応じて変化することが知られている。しかしながら、二次電池の発熱量は二次電池を流れる電流によっても変化するため、上記変化量を単純に予め設定された基準値と比較して二次電池の劣化を判定しようとすると、二次電池を流れる電流の大小に応じた発熱量の変化によって上記変化量が影響を受けて、正しく劣化を判定することができない。そこで、換算値算出部によって、変化量算出部で算出された変化量を電流検出部で検出された電流値の二乗で除算することで、変化量の換算値を算出する。そうすると、この換算値からは、二次電池を流れる電流に起因する発熱量の変動成分が低減される。そして、判定部によって、このようにして得られた換算値が、記憶部に記憶された基準値範囲に入っているか否かに応じて二次電池の劣化の有無が判定される。この場合、背景技術に記載の劣化判定方法のように、隣接する二次電池と温度を比較する必要がないので、隣接する二次電池が正常か否かに関わりなく劣化を判定することができる結果、背景技術よりも二次電池の劣化検出精度を向上することができる。
また、前記記憶部は、さらに、前記二次電池の温度と対応付けて、当該温度が低いほど前記基準値範囲の値が大きくなるように当該基準値範囲を記憶し、前記判定部は、さらに、前記換算値算出部によって算出された換算値が、前記変化量算出部によって前記変化量を算出する際の前記二次電池の温度を代表する温度である代表温度と対応付けられて前記記憶部によって記憶されている基準値範囲に入っているか否かに基づいて前記二次電池の劣化の有無を判定することが好ましい。
上記換算値は、二次電池の温度が低いほど値が大きくなる。そこで、記憶部に、二次電池の温度と対応付けて、当該温度が低いほど基準値範囲の値が大きくなるように当該基準値範囲を記憶しておき、判定部が、さらに、換算値算出部によって算出された換算値が、上記代表温度と対応付けられて記憶部によって記憶されている基準値範囲に入っているか否かに基づいて二次電池の劣化の有無を判定することで、温度の影響を補正して、劣化判定の精度を向上することができる。
また、前記変化量算出部によって前記変化量を算出する際、前記二次電池が放電状態であるか充電状態であるかを検知する充放電検知部をさらに備え、前記記憶部は、さらに、前記基準値範囲を、前記二次電池の放電及び充電の各状態と対応付けて記憶し、前記判定部は、さらに、前記換算値算出部によって算出された換算値が、前記記憶部によって前記充放電検知部で検知された状態と対応付けられている基準値範囲に入っているか否かに基づいて、前記二次電池の劣化の有無を判定することが好ましい。
二次電池は、放電状態であるか充電状態であるかによって、上記換算値が異なる場合がある。そこで、この構成によれば、記憶部には、基準値範囲が二次電池の放電及び充電の各状態と対応付けて記憶されている。また、充放電検知部によって、二次電池が放電状態であるか充電状態であるかが検知される。そして、判定部によって、換算値算出部によって算出された換算値が、記憶部によって充放電検知部で検知された状態と対応付けられている基準値範囲に入っているか否かに基づいて、二次電池の劣化の有無が判定されるので、放電状態であるか充電状態であるかという状態の違いにより生じる影響を補正して、劣化判定の精度を向上することができる。
また、前記充放電検知部は、前記電流検出部によって検出される電流の極性に基づいて、前記二次電池が放電状態であるか充電状態であるかを検知することが好ましい。
この構成によれば、充放電検知部は、電流検出部で検出される電流の極性を確認することで、二次電池が放電状態であるか充電状態であるかを検知することができるので、充放電検知部を構成することが容易である。
また、前記二次電池のSOCを検出するSOC検出部をさらに備え、前記記憶部は、さらに、前記基準値範囲を、前記二次電池のSOCと対応付けて記憶し、前記判定部は、さらに、前記換算値算出部によって算出された換算値が、前記記憶部によって前記SOC検出部で検出されたSOCと対応付けられている基準値範囲に入っているか否かに基づいて、前記二次電池の劣化の有無を判定することが好ましい。
二次電池は、SOCの違いによって、上記換算値が異なる場合がある。そこで、この構成によれば、記憶部には、基準値範囲が二次電池のSOCと対応付けて記憶されている。また、SOC検出部によって、二次電池のSOCが検出される。そして、判定部によって、換算値算出部によって算出された換算値が、記憶部によってSOC検出部で検知されたSOCと対応付けられている基準値範囲に入っているか否かに基づいて、二次電池の劣化の有無が判定されるので、二次電池は、二次電池のSOCの違いにより生じる影響を補正して、劣化判定の精度を向上することができる。
また、前記二次電池の端子電圧を検出する電圧検出部をさらに備え、前記SOC検出部は、前記電圧検出部によって検出された端子電圧に基づいて、前記SOCを取得することが好ましい。
この構成によれば、SOC検出部は、電圧検出部によって検出された端子電圧に基づいて、SOCを取得することができるので、SOCを取得することが容易である。
また、本発明に係る電池システムは、上述の劣化判定回路と、前記二次電池とを備える。
この構成によれば、上述の劣化判定回路と二次電池とを備えた電池システムにおいて、二次電池の劣化を判定する際に、背景技術に記載の劣化判定方法のように隣接する二次電池と温度を比較する必要がないので、隣接する二次電池が正常か否かに関わりなく劣化を判定することができる結果、背景技術よりも二次電池の劣化検出精度を向上することができる。
このような構成の劣化判定回路及び劣化判定方法は、変化量算出部によって、温度検出部によって検出される二次電池の温度の、予め設定された設定時間あたりの変化量が算出される。この変化量は、二次電池の劣化の程度に応じて変化することが知られている。しかしながら、二次電池の発熱量は二次電池を流れる電流によっても変化するため、上記変化量を単純に予め設定された基準値と比較して二次電池の劣化を判定しようとすると、二次電池を流れる電流の大小に応じた発熱量の変化によって上記変化量が影響を受けて、正しく劣化を判定することができない。そこで、換算値算出部によって、変化量算出部で算出された変化量を電流検出部で検出された電流値の二乗で除算することで、変化量の換算値を算出する。そうすると、この換算値からは、二次電池を流れる電流に起因する発熱量の変動成分が低減される。そして、判定部によって、このようにして得られた換算値が、記憶部に記憶された基準値範囲に入っているか否かに応じて二次電池の劣化の有無が判定される。この場合、背景技術に記載の劣化判定方法のように、隣接する二次電池と温度を比較する必要がないので、隣接する二次電池が正常か否かに関わりなく劣化を判定することができる結果、背景技術よりも二次電池の劣化検出精度を向上することができる。
また、このような構成の電池システムは、二次電池の劣化を判定する際に、背景技術に記載の劣化判定方法のように隣接する二次電池と温度を比較する必要がないので、隣接する二次電池が正常か否かに関わりなく劣化を判定することができる結果、背景技術よりも二次電池の劣化検出精度を向上することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係る劣化判定方法を用いた劣化判定回路、及びこの劣化判定回路を用いた電池システムの一例を示すブロック図である。
図1に示す電池システム100は、劣化判定回路1と、リチウムイオン二次電池12とを備えて構成されている。電池システム100は、例えば電池パックであってもよく、バックアップ電源装置であってもよく、電池搭載機器の一部として構成されていてもよく、その他の電源システムであってもよい。なお、二次電池の一例としてリチウムイオン二次電池を示したが、二次電池としては、ニッケル水素二次電池や鉛蓄電池等、種々の二次電池を用いることができる。
劣化判定回路1には、リチウムイオン二次電池12と、上位装置10と、充放電部11とが接続されている。上位装置10は、例えば携帯型パ−ソナルコンピュータや携帯電話機等、リチウムイオン二次電池12から供給される電力により動作する電池搭載機器の本体部である。充放電部11は、リチウムイオン二次電池12に電流を供給して充電したり、リチウムイオン二次電池12から電力の供給を受けて上位装置10へ供給したりする充放電回路である。
そして、例えば、劣化判定回路1と、リチウムイオン二次電池12と、上位装置10と、充放電部11とが一体に構成されて、電池搭載機器が構成されている。劣化判定回路1は、上位装置10の一部として構成されていてもよく、例えばリチウムイオン二次電池12を含む電池パックの一部として構成されていてもよい。
劣化判定回路1は、充放電部11によって、リチウムイオン二次電池12に入出力される充放電電流の電流値Iを検出する電流検出部2、リチウムイオン二次電池12の端子電圧Vtを検出する電圧検出部3、リチウムイオン二次電池12の温度Tを検出する温度検出部4、タイムカウントを行うタイマ部5、メモリ部6、制御部7、劣化情報を表示する表示部8、及び劣化情報を上位装置10に送信する通信部9を備える。
電流検出部2は、例えばシャント抵抗や電流変成器等の電流センサを用いて構成されている。電流検出部2は、リチウムイオン二次電池12を充電する方向の電流値をプラス、リチウムイオン二次電池12が放電する方向の電流値をマイナスで示すようになっている。
電圧検出部3は、例えばアナログデジタルコンバータを用いて構成されている。温度検出部4は、例えば熱電対やサーミスタ等の温度センサを用いて構成されている。タイマ部5は、タイマ回路を用いて構成されていてもよく、ソフトウェアシーケンスによって実現されていてもよい。
メモリ部6は、例えば、リチウムイオン二次電池12における充電及び放電の各状態、リチウムイオン二次電池12の温度T、及びリチウムイオン二次電池12のSOC(State Of Charge)に対応付けて予め設定された基準値範囲を示す情報が記憶された不揮発性のROM(Read Only Memory)や、劣化情報を記憶するRAM(Random Access Memory)等を含む記憶部である。メモリ部6は、例えば制御部7に内蔵されていてもよい。
表示部8としては、例えばLED(Light Emitting Diode)や液晶表示器等が用いられる。
電流検出部2、電圧検出部3、温度検出部4、タイマ部5、メモリ部6は、それぞれ、制御部7へ接続されており、各部で得られる情報が制御部7へ送信される。そして、各部から送信された情報をもとに、制御部7によって、リチウムイオン二次電池12の劣化状態を示す劣化情報が生成され、メモリ部6に記憶される。この劣化情報が、表示部8に送信され表示され、あるいは通信部9を介して上位装置10へ送信される。
図2は、図1に示す制御部7の構成の一例を示すブロック図である。制御部7は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶されたROMやデータを一時的に記憶するRAM等の記憶部と、これらの周辺回路等とを備えて構成されている。そして、制御部7は、ROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、充放電検知部71、変化量算出部72、換算値算出部73、SOC検出部74、及び判定部75として機能する。
充放電検知部71は、電流検出部2によって検出された電流値Iが、プラスの極性である場合リチウムイオン二次電池12が充電状態であると判定し、マイナスの極性である場合リチウムイオン二次電池12が放電状態であると判定することで、リチウムイオン二次電池12が放電状態であるか充電状態であるかを検知する。
なお、充放電検知部71は、必ずしも電流検出部2によって検出された電流値Iに基づいてリチウムイオン二次電池12が放電状態であるか充電状態であるかを検知する例に限らない。充放電検知部71は、例えばリチウムイオン二次電池12が放電中であるか充電中であるかを示す情報を、充放電部11から、上位装置10及び通信部9を介する等して受信する等、種々の手段により検知することができる。
変化量算出部72は、温度検出部4によって検出される温度Tの、予め設定された設定時間Tsあたりの変化量を算出する。具体的には、例えば変化量算出部72は、温度検出部4によって検出された温度Tを温度Tとして取得した後、タイマ部5によって設定時間tsを計時し、設定時間ts経過後に温度検出部4によって検出された温度Tを温度Tとして取得する。そして、変化量算出部72は、温度Tから温度Tを減算することにより、温度の変化量Txを算出する。
換算値算出部73は、変化量算出部72によって算出された変化量Txと、電流検出部2で検出された電流値Iとに基づいて、例えば下記の式(1)を用いて変化量Txの換算値Xを算出する。
X=a×|Tx|/I
=a×|T−T|/I ・・・(1)
但し、aは任意の定数。
ところで、リチウムイオン二次電池12の発熱量は、おおよそリチウムイオン二次電池12を流れる電流値Iの二乗に比例して増大し、変化量Txもまた増大する。従って、電流値Iを考慮しなければ、変化量Txのみに基づいてリチウムイオン二次電池12の劣化を判定することはできない。この点で、特許文献1に記載の背景技術では、複数の二次電池が直列接続されているので、隣接する二次電池にも同じ電流が流れている。そこで、隣接する二次電池と温度変化量を対比することで、二次電池に流れる電流の影響を排除している。このように、従来、変化量Txを単純に基準値と比較するだけではリチウムイオン二次電池12の劣化を判定することはできなかった。
しかしながら劣化判定回路1は、上記式(1)によって、変化量Txを換算値Xに換算することで、電流値Iが変化量Txに与える影響を排除し、予め設定された基準値範囲と換算値Xとの比較に基づきリチウムイオン二次電池12の劣化を判定することが可能にされている。
SOC検出部74は、リチウムイオン二次電池12のSOC(State Of Charge)を検出する。具体的には、リチウムイオン二次電池は、端子電圧VtとSOCとの間に相関関係がある。そこで、予めリチウムイオン二次電池12の端子電圧VtとSOCとの対応関係を示すルックアップテーブルをメモリ部6に記憶しておく。
そして、SOC検出部74は、電圧検出部3によって検出された端子電圧Vtを、メモリ部6に記憶されたルックアップテーブルを参照してSOCに変換することで、リチウムイオン二次電池12のSOCを検出する。あるいは、SOC検出部74は、電流検出部2によって検出された充放電電流の電流値Iを積算することによりリチウムイオン二次電池12の蓄電電荷量を算出し、この蓄電電荷量からSOCを算出する等、SOCを検出するために種々の方法を用いることができる。
判定部75は、メモリ部6を参照し、充放電検知部71によって検知された状態(充電又は放電)、温度検出部4によって検出されたリチウムイオン二次電池12の温度T、及びSOC検出部74によって検出されたリチウムイオン二次電池12のSOCに、対応付けてメモリ部6に記憶されている基準値範囲の上限値Xuと下限値Xdとを取得する。
そして、判定部75は、換算値算出部73によって算出された換算値Xが、上限値Xu〜下限値Xdの範囲内に入っていれば、リチウムイオン二次電池12は劣化していないと判定し、換算値Xが、上限値Xu〜下限値Xdの範囲外であれば、リチウムイオン二次電池12は劣化していると判定し、その判定結果を示す劣化情報をメモリ部6に記憶させたり、表示部8で表示させたり、通信部9によって上位装置10へ送信させたりする。
次に、図1に示す電池システム100の動作について説明する。図3、図4は、図1に示す劣化判定回路1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、劣化判定回路1が、リチウムイオン二次電池12の劣化検出を開始すると、電流検出部2によって、リチウムイオン二次電池12に流れる充放電電流の電流値Iが検出される(ステップS1)。
次に、充放電検知部71によって、電流検出部2にて検出された電流値Iの絶対値と、使用判定閾値Aの絶対値とが比較される。使用判定閾値Aは、例えば電流検出部2の電流測定誤差や、リチウムイオン二次電池12が不使用であるにもかかわらず流れる漏れ電流程度の微小な電流値が予め設定されている。
そして、電流値Iの絶対値が使用判定閾値Aの絶対値より小さければ(ステップS2でYES)、充放電検知部71によって、電池は不使用状態であると判定されて、再びステップS1へ移行する。一方、電流値Iの絶対値が使用判定閾値Aの絶対値以上であれば(ステップS2でNO)、充放電検知部71によって、電池は使用状態であると判定されて、ステップS3へ移行する。
なお、充放電検知部71は、例えば上位装置10や充放電部11等から、リチウムイオン二次電池12の使用状態を示す信号を受信することにより、リチウムイオン二次電池12の使用状態を検知する構成としてもよい。
次に、ステップS3では、充放電検知部71によって、電流値Iが0(ゼロ)と比較される。そして、充放電検知部71によって、電流値Iが正の極性(I>0)であれば(ステップS3でYES)、リチウムイオン二次電池12が充電状態であると判断され(ステップS4)、電流値Iが負の極性(I<0)であれば(ステップS3でNO)、リチウムイオン二次電池12が放電状態であると判断されて(ステップS5)、ステップS6へ移行する。
次に、ステップS6において、温度検出部4によって検出されたリチウムイオン二次電池12の温度Tが、変化量算出部72によって温度Tとして取得される(ステップS6)。そして、変化量算出部72は、タイマ部5による経過時間tの計時を開始させる(ステップS7)。
次に、電圧検出部3によって、リチウムイオン二次電池12の端子電圧Vtが検出される(ステップS8)。そして、この端子電圧Vtに基づいて、SOC検出部74が、リチウムイオン二次電池12のSOCを算出する(ステップS9)。
変化量算出部72は、タイマ部5の計時時間、すなわち温度Tが検出されてからの経過時間tを監視し(ステップS10)、時間tが予め設定された設定時間ts以上になると(ステップS10でYES)、温度Tを取得するべくステップS11へ移行する。設定時間tsとしては、リチウムイオン二次電池12の充放電に伴う発熱によって生じる温度上昇を観測するために適した時間、例えば10秒〜1分程度の時間が設定されている。
次に、ステップS11において、温度検出部4によって検出されたリチウムイオン二次電池12の温度Tが、変化量算出部72によって、温度Tとして取得される(ステップS11)。この場合、リチウムイオン二次電池12の温度Tは、設定時間ts内に温度Tから温度Tに変化したことを意味している。そして、変化量算出部72によって、温度Tから温度Tが減算されて、変化量Txが算出される(ステップS12)。
次に、換算値算出部73によって、変化量Txと電流値Iとに基づいて、式(1)を用いて変化量Txの換算値Xが算出される(ステップS21)。これにより、設定時間tsで生じた温度の変化量Txから、電流値Iに応じて変化するジュール発熱の要素が補正されて、電流値Iと無関係に設定された基準値範囲と比較することが可能にされている。
次に、判定部75によって、リチウムイオン二次電池12の状態(充電又は放電)、温度T、及びSOCに、対応付けてメモリ部6に記憶されている基準値範囲の上限値Xuと下限値Xdとが取得される(ステップS22)。この場合、温度Tが代表温度の一例に相当している。なお、代表温度は、温度Tに限られず、例えば温度Tであってもよく、温度Tと温度Tとの平均値であってもよく、温度T,Tを代表する他の温度であってもよい。
図5(a)、図5(b)は、メモリ部6に記憶されている基準値範囲の一例を示すグラフである。図5(a)は、放電状態に対応する基準値範囲の一例を示し、図5(b)は、充電状態に対応する基準値範囲の一例を示している。メモリ部6には、図5(a)、図5(b)に示す基準値範囲のグラフが、例えばルックアップテーブルの形式にして記憶されている。
図5(a)、図5(b)に示す基準値範囲は、例えばまだ劣化していないリチウムイオン二次電池12と、劣化しているリチウムイオン二次電池12とを用いて、温度TやSOCの条件を変えながら換算値Xを取得することで、実験的に得ることができる。
図5(a)、図5(b)において、横軸はSOC(%)を示し、縦軸は換算値Xの値を示している。また、グラフG1は温度Tが0℃のときの上限値Xuを示し、グラフG2は温度Tが0℃のときの下限値Xdを示し、グラフG3は温度Tが20℃のときの上限値Xuを示し、グラフG4は温度Tが20℃のときの下限値Xdを示し、グラフG5は温度Tが40℃のときの上限値Xuを示し、グラフG6は温度Tが40℃のときの下限値Xdを示している。なお、図5(a)、図5(b)においては、説明の都合上、温度が0℃、20℃、40℃しか示していないが、メモリ部6には、温度Tとして想定される各温度について、上限値Xuと下限値Xdとがルックアップテーブルとして記憶されている。
ステップS22において、例えばリチウムイオン二次電池12が充電状態であって、温度Tが20℃である場合、判定部75は、図5(b)に示すグラフG3,G4において、SOC検出部74で検出されたSOCに対応する換算値Xを、それぞれ上限値Xuと下限値Xdとして取得する。
次に、判定部75によって、換算値算出部73で算出された換算値Xが、上限値Xu及び下限値Xdと比較される(ステップS23)。そして、換算値Xが、下限値Xd以上、上限値Xu以下の範囲内であれば(ステップS23でYES)、判定部75によって、まだリチウムイオン二次電池12は劣化していないと判定されて、再びステップS1〜S23が繰り返される。
一方、換算値Xが、下限値Xd以上、上限値Xu以下の範囲外であれば(ステップS23でNO)、判定部75によって、リチウムイオン二次電池12が劣化していると判定されて、ステップS24へ移行する。
ステップS24では、判定部75が、リチウムイオン二次電池12が劣化している旨の劣化情報を、表示部8で表示させたり、通信部9によって上位装置10へ送信させたりする(ステップS24)。
劣化情報が表示部8で表示されることにより、リチウムイオン二次電池12の寿命が尽きて上位装置10の消費電力を供給できなくなる前に、ユーザが電池の劣化を認識できるので、ユーザは、予防保全として電池交換等を行うことができる。また、通信部9により、上位装置10へ劣化情報を送ることができるので、上位装置10へ通知できる結果、ユーザは、上位装置10を用いて電池の寿命が尽きる前に電池が劣化したことを知ることができ、ユーザが予防保全として電池交換等を行うことができる。
この場合、図1に示す劣化判定回路1は、背景技術における特許文献1に記載の方法のように隣接する二次電池との比較に基づくことなく、従って隣接する二次電池が正常であるか否かにかかわらず、設定時間ts内の温度変化を換算値Xに換算することで電流値Iが温度変化に与える影響を排除し、予め設定された基準範囲と換算値Xとの比較に基づきリチウムイオン二次電池12の劣化を判定することができるので、特許文献1に記載の方法よりも二次電池の劣化検出精度を向上することができる。
また、リチウムイオン二次電池は、充電中であるか放電中であるかによって、電池の温度変化が異なるとともに、リチウムイオン二次電池における劣化モードは多様であるため、劣化した二次電池の電池温度変化が、正常な二次電池に比較して小さくなることがある。そのため、背景技術における特許文献1に記載の方法では、電池の劣化を検出できないおそれがあった。
しかしながら、図1に示す劣化判定回路1は、充電中であるか放電中であるかによって、異なる基準範囲を用いることができ、また、換算値Xが、基準範囲内であるか否かによって、劣化の有無を判定するので、電池の劣化を検出できないおそれが低減される。
なお、SOCを考慮して基準範囲を設定する例を示したが、図5(a)、図5(b)に示すように、放電状態における低SOCの領域を除けば、SOCの変化に対する上限値Xu、下限値Xdの変化はあまり大きくない。従って、例えばメモリ部6に標準的なSOC、例えばSOC50%のときの上限値Xu、下限値Xdをルックアップテーブルとして記憶しておき、SOC検出部74を備えず、ステップS8、S9を実行しないと共に、ステップS22において充放電状態と温度Tとに対応する基準値範囲(上限値Xu、下限値Xd)を取得するようにしてもよい。
また、図5(a)、図5(b)に示すように、放電状態における低SOCの領域を除けば、放電状態と充電状態との間で、上限値Xu、下限値Xdの差はあまり大きくない。従って、図5(a)、図5(b)に示す基準値範囲のうち、いずれか一方のみをメモリ部6に記憶させておき、充放電検知部71を備えず、ステップS3,S4,S5を実行しないと共に、ステップS22において温度TとSOCとに対応する基準値範囲(上限値Xu、下限値Xd)を取得する構成としてもよい。
また、電池システム100の使用環境が予め判っており、リチウムイオン二次電池12の温度Tがある程度狭い温度範囲に収まることが判っている場合には、このような温度に対応するルックアップテーブルをメモリ部6に記憶させておき、ステップS22において、判定部75が、リチウムイオン二次電池12の状態(充電又は放電)、及びSOCに、対応付けてメモリ部6に記憶されている基準値範囲の上限値Xuと下限値Xdとを取得するようにしてもよい。
あるいは、劣化判定の精度は多少低下するものの、メモリ部6には、上限値Xuと下限値Xdとを固定値として記憶しておき、劣化判定回路1、電圧検出部3、及びSOC検出部74を備えず、ステップS22において、判定部75が、リチウムイオン二次電池12の状態(充電又は放電)、温度T、及びSOCに関わらずメモリ部6に記憶されている基準値範囲の上限値Xuと下限値Xdとを取得するようにしてもよい。
なお、図5(a)、図5(b)に示す基準値範囲は、一例であって、二次電池の種類や電池を構成する材料、設計等によって異なる。従って、基準値範囲は、使用する二次電池の特性に応じて適宜設定すればよい。
また、式(1)についても、二次電池の種類に応じて適宜変更可能である。
本発明に係る劣化判定回路、電池システム、及び劣化判定方法は、二次電池の劣化判定精度を背景技術よりも向上することができるので、携帯電話、パソコンなどのモバイル分野、電動工具、掃除機などのパワーツール分野、電動自動車、電動産業用車両、電動バイク、電動アシスト自転車など動力分野、ピークシフト、バックアップなどのシステム電源分野といった幅広い分野での二次電池の劣化判定回路、電池システム、及び劣化判定方法として、好適に利用することができる。
本発明の一実施形態に係る劣化判定方法を用いた劣化判定回路、及びこの劣化判定回路を用いた電池システムの一例を示すブロック図である。 図1に示す制御部の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す劣化判定回路の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示す劣化判定回路の動作の一例を示すフローチャートである。 図5(a)は、放電状態に対応する基準値範囲の一例を示し、図5(b)は、充電状態に対応する基準値範囲の一例を示している。
符号の説明
1 劣化判定回路
2 電流検出部
3 電圧検出部
4 温度検出部
5 タイマ部
6 メモリ部
7 制御部
8 表示部
9 通信部
10 上位装置
11 充放電部
12 リチウムイオン二次電池
71 充放電検知部
72 変化量算出部
73 換算値算出部
74 SOC検出部
75 判定部
100 電池システム
I 電流値
Ts 設定時間
Tx 変化量
Vt 端子電圧
X 換算値
Xd 下限値
Xu 上限値
t 時間
ts 設定時間

Claims (8)

  1. 二次電池に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記二次電池の温度を検出する温度検出部と、
    前記温度検出部によって検出される温度の、予め設定された設定時間あたりの変化量を算出する変化量算出部と、
    前記変化量算出部によって算出された変化量を前記電流検出部で検出された電流値の二乗で除算することで前記変化量の換算値を算出する換算値算出部と、
    予め設定された基準値範囲を記憶する記憶部と、
    前記換算値算出部によって算出された換算値が、前記記憶部に記憶された基準値範囲に入っているか否かに応じて前記二次電池の劣化の有無を判定する判定部と
    を備えることを特徴とする劣化判定回路。
  2. 前記記憶部は、
    さらに、前記二次電池の温度と対応付けて、当該温度が低いほど前記基準値範囲の値が大きくなるように当該基準値範囲を記憶し、
    前記判定部は、
    さらに、前記換算値算出部によって算出された換算値が、前記変化量算出部によって前記変化量を算出する際の前記二次電池の温度を代表する温度である代表温度と対応付けられて前記記憶部によって記憶されている基準値範囲に入っているか否かに基づいて前記二次電池の劣化の有無を判定すること
    を特徴とする請求項1記載の劣化判定回路。
  3. 前記変化量算出部によって前記変化量を算出する際、前記二次電池が放電状態であるか充電状態であるかを検知する充放電検知部をさらに備え、
    前記記憶部は、
    さらに、前記基準値範囲を、前記二次電池の放電及び充電の各状態と対応付けて記憶し、
    前記判定部は、
    さらに、前記換算値算出部によって算出された換算値が、前記記憶部によって前記充放電検知部で検知された状態と対応付けられている基準値範囲に入っているか否かに基づいて、前記二次電池の劣化の有無を判定すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の劣化判定回路。
  4. 前記充放電検知部は、
    前記電流検出部によって検出される電流の極性に基づいて、前記二次電池が放電状態であるか充電状態であるかを検知すること
    を特徴とする請求項3記載の劣化判定回路。
  5. 前記二次電池のSOCを検出するSOC検出部をさらに備え、
    前記記憶部は、
    さらに、前記基準値範囲を、前記二次電池のSOCと対応付けて記憶し、
    前記判定部は、
    さらに、前記換算値算出部によって算出された換算値が、前記記憶部によって前記SOC検出部で検出されたSOCと対応付けられている基準値範囲に入っているか否かに基づいて、前記二次電池の劣化の有無を判定すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の劣化判定回路。
  6. 前記二次電池の端子電圧を検出する電圧検出部をさらに備え、
    前記SOC検出部は、
    前記電圧検出部によって検出された端子電圧に基づいて、前記SOCを取得すること
    を特徴とする請求項5記載の劣化判定回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の劣化判定回路と、
    前記二次電池とを備えること
    を特徴とする電池システム。
  8. 電流検出部が、二次電池に流れる電流を検出する工程と、
    温度検出部が、前記二次電池の温度を検出する工程と、
    変化量算出部が、前記温度検出部によって検出される温度の、予め設定された設定時間あたりの変化量を算出する工程と、
    換算値算出部が、前記変化量算出部によって算出された変化量を前記電流検出部で検出された電流値の二乗で除算することで前記変化量の換算値を算出する工程と、
    記憶部が、予め設定された基準値範囲を記憶する工程と、
    判定部が、前記換算値算出部によって算出された換算値が前記記憶部に記憶された基準値範囲に入っているか否かに応じて前記二次電池の劣化の有無を判定する工程と
    を含むことを特徴とする劣化判定方法。
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