JP5089138B2 - 紙幣取扱装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば金融機関などで使用される現金自動取引装置に実装されるような紙幣取扱装置に関する。
従来、例えば金融機関などで使用される現金自動取引装置に実装される紙幣取扱装置には、利用者に入金された紙幣を一枚ずつ繰り出す機能と出金紙幣を放出する機能を有する紙幣入出金口と、入金紙幣もしくは出金紙幣を判別する紙幣判別部と、入金した紙幣を一旦収納する一時収納部と、紙幣判別部で所定の基準に達しないリジェクト紙幣を収納するリジェクト庫と、入金紙幣を収納・保管し、出金紙幣等として繰り出すリサイクル庫と、これらの各ユニットを接続する紙幣搬送路とが備えられている。
このような紙幣取扱装置では、最近になって多金種化や大容量化が進んだことにより、リサイクル庫は装置の下部に並べて配置し、その他の部分を紙幣取扱装置上部の上部ユニットに集めて配置する構成が一般的になっている(特許文献1参照)。
上記特許文献に記載の紙幣入出金機は、紙幣入出金口、紙幣判別部、一時収納部が装置上部の上部ユニットに配置されており、入金された紙幣を紙幣判別部により判別し、受け入れ可能と判別できた紙幣は一時収納部へ搬送する。このため、入出金口と一時収納部は紙幣判別部をはさんで前後に配置されている。このように、紙幣入出金機では、装置前方から入出金口、紙幣判別部、一時収納部の順で配置されるのが一般的であった。
ここで、紙幣判別部で紙幣を判別し、受け入れ可能な紙幣のみを一時収納部へ搬送するためには、紙幣判別部の判別結果をもって、紙幣の搬送先を振り分ける必要がある。そして、紙幣判別部による判別には一定時間を要するため、紙幣が紙幣判別部を通過後、判定結果が出るまで待ってから一時収納部または入出金口へ紙幣を振り分ける必要がある。この一定時間を稼ぐため、時間稼ぎ用の搬送路を紙幣判別部の後段に設け、この搬送路の後段に振り分けの分岐が設けられている。そして、この搬送路を設けるために、紙幣入出金機の上部ユニットを、長さ方向、又は高さ方向に大きくする必要がある。
しかし、近年では、紙幣入出金機の全体サイズを小型化し、かつ紙幣の収納容量を大量化する小型大容量化が要求されており、上部ユニットが大きくなることは市場の要求に反していた。
特開2003−208654号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、小型大容量化の要望に沿う紙幣取扱装置を提供し、利用者の満足度を向上させることを目的とする。
本発明は、投入された紙幣を繰り出す紙幣繰出部と放出する紙幣を集積する紙幣集積部を有する紙幣入出金部と、紙幣を判別する紙幣判別部と、紙幣を一時集積保管するための一時収納部と、紙幣を収納し再繰り出しする紙幣収納部とを有する紙幣取扱装置であって、紙幣入出金部の後方に一時収納部を配置し、前記一時収納部の後方に紙幣判別部を配置し、前記紙幣繰出部の下方から前記紙幣判別部の前方までの間で紙幣を搬送する第1搬送路と、前記紙幣判別部の後方から一旦上方へ上がって前記一時収納部までの間で紙幣を搬送する第2搬送路と、前記紙幣判別部の後方から前記第2搬送路に進んで最初に搬送先を振り分ける第1分岐部とを備え、該第1分岐部を前記一時収納部の背面に近接して後方上部に配置し、前記第1搬送路の途中で前記紙幣収納部へ向けて搬送方向を切り替える第2分岐部と、該第2分岐部から前記紙幣収納部までの間で紙幣を搬送する第3搬送路とを備え、前記第1搬送路の少なくとも前記紙幣判別部から前記第2分岐部までの間と、前記第2搬送路の前記一時収納部から前記紙幣判別部までの間と、前記第3搬送路とをいずれも双方向に搬送可能に構成したことを特徴とする。
この発明により、小型大容量化の要望に沿う紙幣取扱装置を提供し、利用者の満足度を向上させることができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、現金自動取引装置の外観を示す斜視図である。
現金自動取引装置101の左部内部には、上部正面板101aに設けられたカードスロット102aと連通し利用者のカードを処理し、取引明細票を印字して放出するカード・明細票処理機構102と、取引の内容を表示および入力する顧客操作部105とが備えられている。現金自動取引装置101全体は、装置筐体101cで囲われている。現金自動取引装置101の右部内部には、紙幣を処理する紙幣取扱装置1が備えられており、上部の傾いた正面板101bに入出金口のシャッタ20aが設けられている。この現金自動取引装置101は、カード、紙幣、明細票を媒体とし、前面を接客面として利用者による預け入れ、支払い、振り込みなどの処理を行なうものである。
図2は、現金自動取引装置101の制御関係を示す制御ブロック図である。
現金自動取引装置101に納められたカード・明細票処理機構102、紙幣取扱装置1および顧客操作部105は、それぞれUSB等の回線によって本体制御部107に接続されており、本体制御部107の制御下で必要な動作を行なう。また本体制御部107には、他に、外部インタフェース部107b、係員操作部107c、外部記憶装置107dがバス接続等により接続されており、必要なデータのやりとりを行なう。なお、101dは、上記各機構部分や構成部分に電力を供給する電源部である。
図3は、現金自動取引装置101の中に配置される紙幣取扱装置1の制御関係を示す制御ブロック図である。
紙幣取扱装置1の制御部10は、現金自動取引装置101の本体制御部107と回線を介して接続され、本体制御部107からの指令および入出金機である紙幣取扱装置1の状態検出に応じて紙幣取扱装置1の制御を行い、また、紙幣取扱装置1の状態を必要に応じて本体制御部107に送る。
この紙幣取扱装置1は、各ユニット(紙幣入出金部としての紙幣入出金口20、紙幣判別部30、一時収納部40、紙幣搬送路50、リジェクト庫60、紙幣収納部としてのリサイクル庫71〜74)に駆動モータや電磁ソレノイドやセンサなど(図示せず)も有し、後述の取引に応じて、センサで状態を監視しながら、アクチュエータ(駆動モータや電磁ソレノイド等)を駆動制御する。
図4は、紙幣取扱装置1の構成を示す側面図である。
紙幣取扱装置1は、大別して、上部紙幣機構1aと下部紙幣機構1bとに分割されて構成されている。
上部紙幣機構1aは、主に利用者との紙幣の授受に必要な機構が集められ、利用者が紙幣の投入・取り出しを行なう紙幣入出金口20と、紙幣の判別を行なう紙幣判別部30と、入金した紙幣を取引成立までの間一旦収納する一時収納部40と、出金に供しない紙幣を収納するリジェクト庫60と、制御部10とから構成される。なお、図4では制御部10が図示省略されている。また、一時収納部40は、紙幣を一時的に収納する空間と、該空間に紙幣を集積していくための搬送ローラや羽根車等が備えられており、図に点線で示すようにユニット化されている。
下部紙幣機構1bには、入金された紙幣を金種別に収納し、出金する紙幣を繰り出すためのリサイクル庫71〜74が複数個設けられている。
上部紙幣機構1aについて詳述すると、接客面となる前面側に紙幣入出金口20が配置され、該紙幣入出金口20の後方に一時収納部40が隣接して配置されている。一時収納部40の後方には、該一時収納部40と少し離間して紙幣判別部30が配置されている。
紙幣入出金口20は、上方のシャッタ20aが開いた状態で上から投入された紙幣を下方へ繰り出す紙幣繰出部20bと、下方から搬送されてきた紙幣を集積する紙幣集積部20cとが、この順で前後に配置されて構成されている。
前記紙幣繰出部20bの下端から紙幣判別部30の前面までは、前後方向に伸びる第1搬送路としての搬送路51aおよび搬送路51bにより接続されている。搬送路51aの途中には、下部紙幣機構1bへ紙幣を振り分けるための第2分岐部としての紙幣振り分けゲート50cが設けられている。
紙幣判別部30の後面から一時収納部40の後下部までは、第2搬送路としての搬送路52,53,54により接続されている。搬送路52は、紙幣判別部30の後面の上下方向略中央部から一旦上方へ立ち上がり、紙幣判別部30の上方を前方へ略水平に進んで紙幣判別部30の前面近傍の上方位置に設けられた第1分岐部としての紙幣振り分けゲート50aに接続されている。
この紙幣振り分けゲート50aは、一時収納部40の後方上部の位置で、一時収納部40の背面になるべく近接する位置に配置されている。また、紙幣振り分けゲート50aは、紙幣判別部30の前面より後方側で、紙幣判別部30の上面より上方に位置している。この実施例1では、紙幣判別部30から見て、紙幣判別部30の上方前部の近傍位置に配置されている。
搬送路53は、紙幣振り分けゲート50aから斜め前下方向へ進み、一時収納部40の後下方に設けられた紙幣振り分けゲート50bに接続されている。搬送路54は、紙幣振り分けゲート50bから一時収納部40までを接続している。
紙幣振り分けゲート50bから紙幣集積部20cの下端までは、搬送路55により接続されている。この搬送路55は、前後方向へ略水平に伸びている。従って、紙幣判別部30の後部から紙幣集積部20cまでは、搬送路52,53,55により接続されている。
紙幣振り分けゲート50aからリジェクト庫60の前上端までは、搬送路56により接続されている。この搬送路56は、紙幣振り分けゲート50aから後方へ略水平に伸びた後、斜め後下方向へ向かっている。
紙幣入出金口20と紙幣判別部30とを繋ぐ搬送路51aの途中に設けられた紙幣振り分けゲート50cの下部には、下部紙幣機構1bとの紙幣の受け渡しを行なう第3搬送路としての搬送路57が設けられている。この搬送路57は、上下方向に伸びている。
また、搬送路51aと搬送路51bの間には、紙幣振り分けゲート50jが設けられ、該紙幣振り分けゲート50jから紙幣集積部20cを接続する第4搬送路としての搬送路59が設けられている。これにより、紙幣判別部30を前後どちらの方向へ搬送し判別した紙幣であっても、紙幣入出金口20の紙幣集積部20cに収納することが可能な構成としている。
これらの搬送路のうち少なくとも51b、52、53、54、57は、紙幣が上流から下流および下流から上流のどちらの方向でも搬送可能な双方向搬送路で構成されている。
このようにして、上流から下流へ向かって、入出金口20の紙幣繰出部20b、搬送路51a,51b、紙幣判別部30、搬送路52、紙幣振り分けゲート50a、搬送路53、紙幣振り分けゲート50b、搬送路55,59、紙幣集積部20cの順に接続されている。
下部紙幣機構1bには、金種別に紙幣を収納、再繰り出しするためのリサイクル庫71〜74が設けられ、更にリサイクルに供しない紙幣を収納する為の収納庫61が実装されている。また前記各リサイクル庫71〜74、収納庫61の上部には、前記上部紙幣機構1a下部に設けられた搬送路57と接続する双方向に搬送可能な前後方向に伸びる略水平な搬送路58が設けられている。さらにリサイクル庫71〜74、収納庫61上部には、それぞれに収納すべき紙幣を振り分ける為の紙幣振り分けゲート50d〜50hが設けられている。
次に、入金取引処理の際の紙幣取扱装置1の動作について説明する。
紙幣入出金口20の紙幣繰出部20bは、入金された複数枚の紙幣を一枚ずつ分離して下方へ繰り出す。紙幣繰出部20bから下方へ繰り出された紙幣は、搬送路51a,51bにより略水平に後方へ搬送され、紙幣判別部30を前面から後方へ通過する。紙幣判別部30は、内部に実装されているセンサ等によって、通過する紙幣の真偽、金種、および正損状態を判別する。
紙幣判別部30を通過した紙幣は、紙幣判別部30の後面から搬送路52によって一旦上方へ搬送され、さらに前方へ略水平に搬送される。この搬送路52にて搬送している間に、前記紙幣判別部30による判別が完了すると共に、該判別結果による紙幣振り分けゲート50a、50bの切り替えが実行される。
紙幣判別部30によって受け入れ可能な紙幣であると判別された場合は、紙幣振り分けゲート50a,50bを一時収納部40へ向けて切り替え、搬送路53,54によって紙幣を下方前方へ搬送し該紙幣を一時収納部40内に集積する。
紙幣判別部30によって受け入れできない紙幣であると判別された場合は、紙幣振り分けゲート50a,50bを紙幣集積部20cへ向けて切り替え、入金リジェクト紙幣として紙幣集積部20cに収納し、その後、図示しない押板によってシャッタ20a下部に移動した後、シャッタ20aが開いて利用者に返却される。
このようにして紙幣入出金口20に投入された全ての紙幣を処理し、入金された金額と紙幣取扱装置1の計数した金額とが一致し、利用者によって顧客操作部105(図2参照)で入金取引確定が入力されると、一時収納部40に一時収納していた紙幣をリサイクル庫71〜74へ収納する収納処理を実行する。
この収納処理では、まず紙幣振り分けゲート50a,50bを一時収納部40から紙幣判別部30までを接続するように切り替え、紙幣振り分けゲート50cを紙幣判別部30と搬送路57を接続するように切り替える。
一時収納部40によって一枚ずつ繰り出された紙幣は、搬送路54、紙幣振り分けゲート50b、搬送路53、紙幣振り分けゲート50a、搬送路52を通って紙幣判別部30へ搬送される。紙幣判別部30を通過した紙幣は、搬送路51b,51aによって搬送され、紙幣振り分けゲート50cによって搬送路57へ搬送される。紙幣は、下部紙幣機構1bの搬送路58によって搬送され、金種などによって切り替えられた紙幣振り分けゲート50d〜50hで振り分けられて、収納庫61およびリサイクル庫71〜74のいずれか一つに収納される。
なお、この収納処理の間に紙幣判別部30により紙幣の金種等を判別し、この判別結果によって紙幣振り分けゲート50d〜50hを切り替える構成とした場合、紙幣を搬送路51b,51a,57で搬送している間に、判別を完了して紙幣振り分けゲート50d〜50hを切り替えることができる。
次に、出金取引処理の際に紙幣取扱装置1が実行する動作について説明する。
出金取引処理では、各リサイクル庫71〜74から金種別に紙幣を一枚ずつ所定枚数まで繰り出す。繰り出された紙幣は、搬送路58,57,51a,51bによって紙幣判別部30へ搬送される。
紙幣判別部30は、通過する紙幣が出金可能な紙幣か否かを判定する。
出金可能な紙幣であれば、紙幣振り分けゲート50a,50bを紙幣判別部30と紙幣集積部20cを接続するように切り替え、搬送路52,53,55により紙幣集積部20cまで紙幣を搬送し、紙幣集積部20cに紙幣を集積する。
出金不可能な紙幣であれば、紙幣振り分けゲート50aを紙幣判別部30とリジェクト庫60を接続するように切り替え、紙幣をリジェクト庫60へ搬送する。この判別と判別結果による紙幣振り分けゲート50a,50bの切り替えは、搬送路52で紙幣を搬送している間に完了する。
このようにして紙幣の搬送動作が終了すると、紙幣入出金口20のシャッタ20aを開き、紙幣集積部20cに集積した紙幣を利用者が抜き取れる状態となる。利用者によって紙幣が抜き取られると、シャッタ20aを閉じ、出金処理を終了する。
以上の構成と動作により、小型大容量化の要望に沿う紙幣取扱装置1を提供することができる。詳述すると、入出金口20、一時収納部40、および紙幣判別部30を前方から後方へこの順で一列に配置し、搬送路51〜55をこれら紙幣入出金口20、一時収納部40、および紙幣判別部30の周囲に沿って配置したため、余分なスペースを削除して効率よく空間を使用し、上部紙幣機構1aをコンパクトに小型化することができる。
特に、紙幣判別部30の直後の下流となる搬送路52は、紙幣判別部30の後方出口で上方に立ち上がり、紙幣判別部30の上部で、装置前方に向けて方向を変え、一時収納部40付近に実装された紙幣振り分けゲート50aと接続されているため、判別処理に必要な時間を稼ぐための搬送路と兼用できる。これにより、従来のように紙幣判別部30と一時収納部40との間に判別結果待ち専用の搬送路を設ける必要がなく、無駄のない効率的な実装が可能となる。
また、紙幣判別部30の上部に実装される搬送路52、56は、前後方向に略水平に伸びているため、紙幣を搬送するための搬送ベルトが実装されるだけでよく、高さ方向の実装スペースを小さくすることができる。このため紙幣判別部30とその上部の搬送路52、56をあわせても、高さ方向の実装スペースを小さくすることが可能となる。
また、搬送路52,56の高さ方向の実装スペースを小さくしたことにより、この高さを紙幣入出金口20や一時収納部40と比較しても充分低くすることができ、上部紙幣機構1aにおける紙幣入出金口20、一時収納部40、および紙幣判別部30の各ユニットをほぼ水平に実装することができる。これにより、上部紙幣機構1aの高さを低くすることが可能となる。
また、奥行き方向においても、紙幣入出金口20、一時収納部40、および紙幣判別部30を並べて実装するだけのスペースがあれば十分となり、紙幣判別部30後段で判別結果待ちの専用の搬送路を前後方向に設けるスペースが不要となり、奥行き方向にも小さくすることが可能となる。
また上部紙幣機構1a下部には、一般的に紙幣収納庫(本実施例ではリサイクル庫71〜74)が実装されるが、一時収納部40への搬送ルートを紙幣判別部30後部から上方に立上げ紙幣判別部30上方を通って一時収納部40に接続したことにより、この搬送ルートが一時収納部40から上部紙幣機構1a下部のリサイクル庫71〜74への搬送ルートと交錯することがなく、より効率的な実装が可能となる。
また、搬送路59により、一時収納部40に集積された紙幣を紙幣判別部30に搬送し、判別した後に紙幣入出金口20へ返却することができる。また搬送路59により、入金取引時に取引の途中取り消し等が発生した場合等で、一時収納部40に集積した紙幣を返却する場合に、返却紙幣を計数して返却できる。また搬送路59により、一時収納部40から繰り出した紙幣を直接紙幣入出金口20に搬送するために別途の搬送ルートを設ける必要がなくなる。一時収納部40から繰り出す紙幣は紙幣収納動作等で搬送路54、53、52を通して紙幣判別部30へ搬送する動作が必要なため、一時収納部40から繰り出し直後に紙幣入出金口20側と搬送路54側に切り替えるのは構造上困難であるが、上記のように搬送路51bの途中に紙幣入出金口20の紙幣集積部20cに繋がる搬送路59を設けることで、紙幣入出金口20へ搬送することが実現できる。
また、上部紙幣機構1aの上下方向の高さを小さくすることで、紙幣取扱装置1全体の高さは従来のままで、収納庫61やリサイクル庫71〜74の高さを高くすることができ、収納庫61やリサイクル庫71〜74の紙幣収納容量を増加させることが可能となる。
また、紙幣振り分けゲート50aの先にリジェクト庫60を設けたことにより、紙幣判別部30での判別に必要な距離を搬送路52で稼いだ後に紙幣をリジェクト庫60へ搬送することができる。
なお、上記実施例では、搬送路51aを前部から後方への一方向搬送路で構成されていたが、この搬送路51aを双方向に搬送可能な搬送路で実現してもよい。これにより、搬送路51a,51b等で滞留した紙幣等を、搬送路51a,51b等を逆転することにより紙幣入出金口20へ返却可能となる。特に、紙幣判別部30内の搬送路は、判別用センサの性能上、搬送路の厚さを狭くしておく必要がある。このため、紙幣が紙幣判別部30と紙幣入出金口20の間で滞留した場合、紙幣判別部30を経由して紙幣を入出金口に返却するよりも、搬送路51a、51bを逆転させ直接紙幣入出金口20に返却することにより、より確実に紙幣を紙幣入出金口20に返却可能となる。紙幣入出金口20に戻した紙幣を、上面のシャッタ20aを開いて利用者に返却し再投入してもらうことで、紙幣取扱装置1は取引を継続することが可能となる。
また、上記実施例1では、搬送路51aの途中に、下部紙幣機構1bへの搬送路57と接続する紙幣振り分けゲート50cを設けているが、この紙幣振り分けゲート50cを前後方向へ移動可能とする、もしくは複数の紙幣振り分けゲート50cを設けて複数個所で分岐可能としてもよい。
これにより、現金自動取引装置101などの装置への実装の都合から、下部紙幣機構1bに対して上部紙幣機構1aの実装位置を前後方向へずらす必要が生じた場合、この紙幣振り分けゲート50cの位置を変更することにより容易に対応できる。例えば、図5は上部紙幣機構1aを図4で示した実装状態よりも前方にずらした例を示し、図6は、上部紙幣機構1aを後方にずらした例を示している。
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
現金自動取引装置の外観を示す斜視図。 現金自動取引装置の制御関係を示す制御ブロック図。 現金自動取引装置内の紙幣取扱装置の制御関係を示す制御ブロック図。 紙幣取扱装置の構成を示す側面図。 紙幣取扱装置の他の配置を示す側面図。 紙幣取扱装置の他の配置を示す側面図。
符号の説明
1…紙幣取扱装置、20…紙幣入出金口、20b…紙幣繰出部、20c…紙幣集積部、30…紙幣判別部、40…一時収納部、50a,50c…紙幣振り分けゲート、51a,51b,52,53,54,57,59…搬送路、60…リジェクト庫、71〜74…リサイクル庫

Claims (6)

  1. 投入された紙幣を繰り出す紙幣繰出部と放出する紙幣を集積する紙幣集積部を有する紙幣入出金部と、紙幣を判別する紙幣判別部と、紙幣を一時集積保管するための一時収納部と、紙幣を収納し再繰り出しする紙幣収納部とを有する紙幣取扱装置であって、
    前記紙幣入出金部の後方に前記一時収納部を配置し、
    前記一時収納部の後方に前記紙幣判別部を配置し、
    前記紙幣繰出部の下方から前記紙幣判別部の前方までの間で紙幣を搬送する第1搬送路と、
    前記紙幣判別部の後方から一旦上方へ上がって前記一時収納部までの間で紙幣を搬送する第2搬送路と、
    前記紙幣判別部の後方から前記第2搬送路に進んで最初に搬送先を振り分ける第1分岐部とを備え、
    該第1分岐部を前記一時収納部の背面に近接して後方上部に配置し
    前記第1搬送路の途中で前記紙幣収納部へ向けて搬送方向を切り替える第2分岐部と、
    該第2分岐部から前記紙幣収納部までの間で紙幣を搬送する第3搬送路とを備え、
    前記第1搬送路の少なくとも前記紙幣判別部から前記第2分岐部までの間と、
    前記第2搬送路の前記一時収納部から前記紙幣判別部までの間と、
    前記第3搬送路とをいずれも双方向に搬送可能に構成した
    紙幣取扱装置。
  2. 前記第2搬送路における前記紙幣判別部から前記第1分岐部までの間を、前記紙幣判別部の後部から上方へ立ち上がり前記紙幣判別部の上面に沿って前記紙幣判別部の前部へ向かう構成とした
    請求項1記載の紙幣取扱装置。
  3. 前記紙幣判別部の前方から前記紙幣集積部までの間で紙幣を搬送する第4搬送路を備え、
    前記一時収納部から繰り出した紙幣を前記紙幣判別部で判別して前記紙幣集積部へ搬送可能に構成した
    請求項1または2記載の紙幣取扱装置。
  4. リジェクト紙幣を収納するためのリジェクト庫を備え、
    前記第1分岐部を、前記第2搬送路における前記紙幣判別部からの搬送方向を前記一時収納部と前記リジェクト庫とに切り替える構成にした
    請求項1からのいずれか1つに記載の紙幣取扱装置。
  5. 前記第2搬送路を、前記紙幣判別部の後方から前記紙幣集積部へ紙幣を搬送可能に構成した
    請求項記載の紙幣取扱装置。
  6. 前記第1搬送路を、前記紙幣繰出部から前記紙幣判別部までの間全体で双方向に搬送可能に構成した
    請求項1からのいずれか1つに記載の紙幣取扱装置。
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