JP5088482B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5088482B2
JP5088482B2 JP2007310290A JP2007310290A JP5088482B2 JP 5088482 B2 JP5088482 B2 JP 5088482B2 JP 2007310290 A JP2007310290 A JP 2007310290A JP 2007310290 A JP2007310290 A JP 2007310290A JP 5088482 B2 JP5088482 B2 JP 5088482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
adjustment
forming apparatus
image forming
items
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007310290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009134092A (ja
Inventor
直 松平
心平 河崎
有宝 彭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2007310290A priority Critical patent/JP5088482B2/ja
Publication of JP2009134092A publication Critical patent/JP2009134092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5088482B2 publication Critical patent/JP5088482B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置内のいずれかの部位に対して複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードを備えた画像形成装置に関する。
感光体に形成したトナー像を記録紙に転写する画像形成装置において、該トナー像を画像データに応じた適正な濃度に形成するべく、各部の電位や現像剤の濃度など各種の調整動作を行うようにしている。
そして、このような調整として、複数の項目の調整を、連続的に自動実行する自動調整モードを備えた画像形成装置が存在している。
このような画像形成装置の複数項目の連続的な調整において、いずれかの項目でエラーが発生すると、その時点で自動調整を中断し、表示部などに図11のようなエラーコードを表示して動作を停止するように構成されている。
この種の調整の際のエラー表示について、以下の特許文献1に提案がなされている。
特開2004−341231号公報(第14頁、第19頁、図6)
以上の特許文献1記載の発明では、エラー表示の際に、一般利用者とサービスマンとに対して、それぞれ異なるレベルのエラー表示を行うことで、一般利用者の混乱を避けつつ、サービスマンに対しては復旧作業を行いやすくするように、それぞれ配慮している。
しかし、この特許文献1でも、また、従来の画像形成装置であっても、エラーが発生した場合に装置の調整動作を中断して動作を停止するように構成されている。
この場合、エラーが表示された項目について修復を施したとしても、他にも障害を内在していて再び別項目のエラーが発生して動作が中断することがあり得る。
すなわち、複数の障害を有する場合には、エラー停止、修復、動作再開、エラー停止、修復、動作再開、〜、というように、連続して修復とエラー停止状態とを交互にを繰り返す恐れがある。
この場合には、画像形成装置が動作できない時間、すなわち装置停止時間が増加し、利用者に不利益を与えてしまうことになる。
しかしながら、複数項目の調整を連続して行う画像形成装置では、このような動作を行うことしか考えられておらず、停止時間に配慮された適切な技術も存在していなかった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであって、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において、いずれか複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがない画像形成装置を実現することを目的とする。
以上の課題を解決する本発明は、以下に記載するようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、画像形成装置内のいずれかの部位に対して複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードの制御を行う制御手段と、前記制御手段の指示に基づいて調整が自動実行される被調整部位と、前記制御手段の指示に基づいて各種情報表示を行う表示手段と、を備え、前記制御手段は、調整においてエラーが発生した項目が生じた場合であっても、調整動作を停止させずに最終の項目まで調整を自動実行するよう制御し、前記自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受ける項目について、実行した調整の信頼性を前記表示手段に表示するよう制御する、ことを特徴とする画像形成装置である。
(2)請求項2記載の発明は前記制御手段は、前記自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目についての表示を前記表示手段に行う、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
(3)請求項3記載の発明は、前記制御手段は、前記自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目について、エラー回復のため処理内容の表示を前記表示手段に行う、ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置である。
(4)請求項4記載の発明は、前記制御手段は、エラー回復のため処理内容の表示を、回復のための処理を実行する順に前記表示手段に行う、ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置である。
(5)請求項5記載の発明は、前記制御手段は、エラー回復のため処理内容の表示を、回復のための処理を実行する作業者に応じた内容で、前記表示手段に行う、ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置である。
(6)請求項6記載の発明は、前記制御手段は、前記自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受け、実行が困難になるか、あるいは、調整を正しく行えない項目についてはスキップして調整動作を停止させない、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置である。
本発明によると以下に列記するような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明では、画像形成装置内のいずれかの部位に対して複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードの制御において、調整においてエラーが発生した項目が生じた場合であっても、そのエラーによって調整動作を停止させずに、最終の項目まで調整を自動実行するよう制御する。
すなわち、一連の複数項目の調整に関して複数の障害を有する場合であっても、エラーが発生しても自動調整モードを中断せずに実行することで、エラー停止、修復、動作再開、エラー停止、修復、動作再開、〜、というように、連続して修復とエラー停止状態とを交互にを繰り返す動作がなくなり、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなる。
また、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受ける項目について、実行した調整の信頼性を制御手段が表示手段に表示することにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、さらに、実行した調整の信頼性を表示するため、全体として意味のある調整が連続して実行されることになる。
(2)請求項2記載の発明では、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目についての表示を制御手段が表示手段に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容を後に確認することが可能になる。
(3)請求項3記載の発明では、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目について、エラー回復のため処理内容の表示を制御手段が表示手段に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容やエラーからの回復手順を表示手段において確認することが可能になる。
(4)請求項4記載の発明では、エラー回復のため処理内容の表示を、回復のための処理を実行する順に制御手段が表示手段に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容やエラーからの回復手順をその回復処理順に表示手段において確認して回復処理を実行することが可能になる。
(5)請求項5記載の発明では、エラー回復のため処理内容の表示を、回復のための処理を実行する作業者に応じた内容で、制御手段が表示手段に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容やエラーからの回復手順を、作業者のスキルに応じて、表示手段において確認することが可能になる。
(6)請求項6記載の発明では、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受け、実行が困難になるか、あるいは、調整を正しく行えない項目については、スキップすることで調整動作を停止させないように制御手段が制御しており、これにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、さらに、単純な強制実行でないため、全体として意味のある調整が連続して実行されることになる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(実施形態)を詳細に説明する。まず、本実施形態の画像形成装置100の第1の実施形態の構成を、図1に基づいて詳細に説明する。
なお、この実施形態では、画像形成装置100の特徴に関する構成要件を中心に説明する。したがって、画像形成装置として一般的であり、周知となっている構成要件については省略している。
制御部101は画像形成の各種制御を行う制御部であり、本実施形態では特に、画像形成装置内のいずれかの部位に対して複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードの制御を行うことが可能であり、調整においてエラーが発生した項目が生じた場合であっても、調整動作を停止させずに最終の項目まで調整を自動実行するよう制御するように構成されている。
記憶部102は各種データを記憶する記憶手段であり、自動調整に関する調整項目のデータやエラー時のデータを記憶する機能を有する。
操作表示部103は使用者が各種操作を行う操作パネルと、使用者に対して各種情報を表示する表示パネルとを備えて構成されている。
スキャナ部105は原稿を読み取って画像データを生成し、後述する画像処理部107に伝達する読取手段である。なお、このスキャナ部105は、画像形成装置が複写機である場合に備えるものであり、画像形成装置がプリンタの場合には備えることを必要としない。
画像処理部107はスキャナ部105で生成された画像データや外部機器からの画像データに所定の画像処理を施して、後述するプリントエンジン109に伝達する画像処理手段である。
プリントエンジン109は供給される画像データに応じて記録紙上に可視像を形成して出力する画像形成部である。
なお、このプリントエンジン109は、ベルト状の中間転写体を備え、各色の感光体から該中間転写体に画像データに応じた可視像を転写して形成し、該可視像を記録紙に転写する画像形成装置を一例としているが、これに限定されるものではない。
以下、プリントエンジン109については、図1のブロック図と図3の断面構成図とを参照して説明を行う。
給紙部110は所定のサイズの記録紙が載置されており、この記録紙は搬送部115により画像形成のために送り出される。
露光部120は電子写真方式の画像形成のために画像データに応じた光ビームを後述する感光体部に照射するものであり、カラー画像形成の場合には、各色毎の露光部120Y〜120Kを備えて構成されている。
感光体部130は露光部120により照射された光ビームにより潜像が形成され、後述する現像部によりトナー像などの可視像が形成される。なお、カラー画像形成の場合には各色毎の感光体部130Y〜130Kを備えて構成されている。なお、この実施形態では、複数の感光体を、感光体部130と呼ぶ。
感光体駆動部135は感光体部130を構成する複数の感光体を回転駆動する。なお、この実施形態では、制御部101の指示に基づいて感光体駆動部135が複数の各感光体を回転位相が揃うように所定の状態で回転駆動すると共に、この所定の状態の回転駆動を実現するために所定の位置の停止を実行する。
現像部140は感光体部130に生成された潜像を可視像に現像するものであり、カラー画像形成の場合には各色毎の現像部140Y〜140Kを備えて構成されている。
中間転写部150は感光体部130に生成されたトナー像が転写され、その後に記録紙上に転写するものであり、ベルト状の中間転写体151と、該中間転写体151を駆動するローラ152,153などを備えて構成されている。なお、カラー画像形成の場合には、各色の感光体部130Y〜130における可視像が位置合わせされた状態で重ねあわされる。
転写部160は感光体部130の可視像を中間転写部150に転写する際の転写極であり、カラー画像形成の場合には、各色の転写部160Y〜160Kを備えて構成されている。また、転写部170は中間転写体151上の可視像を記録紙に転写する際の転写極である。
定着部180は可視像が転写された記録紙を熱と圧力とによって定着させる定着ローラと加熱ローラとを備えた定着手段である。
なお、図示されていないが、各部の帯電電位を検知するセンサ、トナー濃度を検知するセンサ、色ずれを検知するセンサなどが配置されており、検知結果は、制御部101に伝達されるよう構成されている。
〔第一の実施形態〕
以下、図2のフローチャート、図4以降の説明図を参照し、本実施形態の画像形成装置の動作説明を行う。
まず、制御部101は、画像形成装置100の電源オン時などのタイミングで、画像形成装置100内の予め定められた部位(被調整部位)に対して複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードを開始する。
この場合、制御部101は記憶部102の記憶内容を参照し、自動調整モードで実行すべき調整項目を選択する(図2中のステップS201)。
そして、選択した調整項目について、制御手段101は調整を実行する(図2中のステップS202)。この調整では、帯電電位を検知して電位を調整したり、センサの検知結果を構成したり、形成する画像の濃度を調整したりといった、予め定められた項目が存在している。
たとえば、カラー画像形成装置の場合には、各色毎に画像調整を行い、その後、全色でカラーレジスト調整、カラーセンサ補正を実行する。また、各色の画像調整としては、各種センサ(ガンマセンサ、Dmaxセンサ)などのセンサ補正、感光体の帯電電位補正、露光電位補正、ガンマ補正、濃度補正、などが該当する。
ここで、調整の実行(図2中のステップS202)により全ての項目の自動調整が完了した場合には(図2中のステップS203でYES)、制御部101は、この自動調整の処理を終了する(図2エンド)。
ここで、調整の実行(図2中のステップS202)により全ての項目の自動調整が完了しておらず(図2中のステップS203でNO)、調整の実行(図2中のステップS202)においてエラーの発生がなければ(図2中のステップS204でNO)、制御部101は、記憶部102の記憶内容を参照し、自動調整モードで実行すべき次の調整項目を選択し(図2中のステップS201)、選択した調整項目についての調整を実行する(図2中のステップS202)。以下、この動作を、全ての項目について調整を完了する(図2中のステップS203でYES)まで繰り返す。
ここで、調整の実行(図2中のステップS202)においてエラーが発生した場合(図2中のステップS204でYES)、制御部101は、該エラーにおける内容や状態(エラーコード、エラー名称、エラー時の検出値、制御状態など)を取得して記憶部102に記憶させる(図2中のステップS205)。
そして、制御部101は、この調整時のエラー発生によって自動調整モードを中断させることなく、記憶部102を参照して自動調整モードで実行すべき次の調整項目を選択する(図2中のステップS206)。
なお、ここで、制御部101は、選択された次の調整項目に対してエラーが与える影響を判断する(図2中のステップS208)。このエラーが与える影響については、予め記憶部102に、各エラーとその状態とが影響を与える他の調整項目の一覧をテーブル形式で備えておく。
この場合、エラーの影響によって、他の各調整項目について、影響大のため実行不可(影響大のため、調整で良好な結果を得ることができないため、調整を実行する意味がない)、影響中程度で実行可(信頼性低下)、影響小のため実行可(信頼性低下せず)、影響なし実行可(信頼性低下せず)、などを格納しておくことが望ましい。
ここで、制御部101は、選択された調整項目に対してエラーが与える影響の判断結果を記憶部102に記憶させておく(図2中のステップS209)。なお、このエラーによる影響判断と、その判断結果の記憶については、エラー発生後の各調整項目について実行することが望ましい。
そして、制御部101は、エラーが与える影響が大で実行不可の場合には(図2中のステップS210でYES)、選択された調整項目を省略し(図2中のステップS211)、自動調整モードを中断させることなく、記憶部102を参照して自動調整モードで実行すべき次の調整項目を選択する(図2中のステップS206)。以下、この調整項目の選択とエラーの影響判断の動作を、残りの全ての項目について調整を完了する(図2中のステップS207でYES)まで繰り返す。
一方、制御部101は、エラーが与える影響が大でなく実行可の場合には(図2中のステップS210でNO)、選択した調整項目についての調整を実行する(図2中のステップS212)。以下、この調整項目の選択とエラーの影響判断の動作を、残りの全ての項目について調整を完了する(図2中のステップS207でYES)まで繰り返す。
そして、この調整項目の選択とエラーの影響判断の動作を、残りの全ての項目について繰り返して調整を完了した場合(図2中のステップS207でYES)、制御部101は、記憶部102に記憶させておいた該エラーにおける内容や状態(エラーコード、エラー名称、エラー時の検出値、制御状態など)、エラーによる調整項目への影響の判断結果(実行せずにスキップした調整項目、実行したものの信頼性が低下した調整項目など)、エラー回復のため処理内容を、操作表示部103に表示させる(図2中のステップS213)。
図4は操作表示部103への表示の一例であり、表示画面301において、自動調整中にエラー発生の旨の表示311と、エラー発生調整項目数の表示312と、エラー内容の表示321〜324と、エラー回復対処方法表示のタブ351と、が表示されている。この場合、エラー回復対処方法表示のタブ351を利用者が操作することで、各エラーについての対処方法が、操作表示部103に表示される。
なお、この対処方法を表示するにあたって、制御部101は、利用者の画像形成装置に対する権限を確認するため、パスワードの確認、指紋入力、特定キー入力、カードキー確認などを行っても良い。このようにすることで、サービスマンあるいは権限のある利用者に対してのみエラー回復対処方法を知らせることができる。
図5は操作表示部103への表示の一例であり、表示画面301において、自動調整中にエラー発生の旨の表示311と、エラー発生調整項目数の表示312と、エラー内容の表示321〜324と、各エラーに対するエラー回復対処方法表示のタブ331〜334と、対処済みか未対処かのステータス表示341〜344と、が表示されている。この場合、各エラーに対するエラー回復対処方法表示のタブ331〜334を利用者が操作することで、各エラーについての対処方法が、操作表示部103に表示される。
この場合、制御部101は、図4や図5におけるエラー回復対処方法表示のタブについて、エラー回復のために実行すべき順番に表示することが望ましい。これにより、サービスマンあるいは権限のある利用者は、表示画面の上から順に操作することで、正しい順序でエラー回復対処方法を実行することができる。
なお、制御部101はパスワードの確認、指紋入力、特定キー入力、カードキー確認などを行った場合に、図4の表示から図5の表示に切り換えても良い。このようにすることで、サービスマンあるいは権限のある利用者に対してのみエラー回復対処方法を知らせることができる。
さらに、図4や図5に加え、図6のように、スキップした調整項目が存在する場合には、スキップした調整項目が存在する旨の表示361と、スキップした調整項目の内容表示362を、制御部101は操作表示部103に表示しても良い。
また、図示していないが、実行した調整項目であっても、エラーによって信頼性が低下したものについては、信頼性についての表示を行っても良い。また、実行した全ての調整項目について、エラーの与える影響や信頼性を表示しても良い。なお、以上の場合で、発生したエラーが4の場合を例示したが、これに限定されるものではない。
以上説明したように、一連の複数項目の調整に関して複数の障害を有する場合であっても、エラーが発生しても自動調整モードを中断せずに実行することで、エラー停止、修復、動作再開、エラー停止、修復、動作再開、〜、というように、連続して修復とエラー停止状態とを交互にを繰り返す動作がなくなり、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなる。
そして、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目についての表示を制御部101が操作表示部103に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容を後に確認することが可能になる。
また、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受け、実行が困難になるか、あるいは、調整を正しく行えない項目については、スキップすることで調整動作を停止させないように制御部101が制御しており、これにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、さらに、単純な強制実行でないため、全体として意味のある調整が連続して実行されることになる。
また、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目について、エラー回復のため処理内容の表示を制御部101が操作表示部103に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容やエラーからの回復手順を操作表示部103において確認することが可能になる。
また、エラー回復のため処理内容の表示を、回復のための処理を実行する順に制御部101が操作表示部103に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容やエラーからの回復手順をその回復処理順に操作表示部103において確認して回復処理を実行することが可能になる。
また、エラー回復のため処理内容の表示を、回復のための処理を実行する作業者に応じた内容で、制御部101が操作表示部103に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容やエラーからの回復手順を、作業者のスキルに応じて、操作表示部103において確認することが可能になる。
また、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受ける項目について、実行した調整の信頼性を制御部101が操作表示部103に表示することにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、さらに、実行した調整の信頼性を表示するため、全体として意味のある調整が連続して実行されることになる。
〔第二の実施形態〕
以下、第二の実施形態として、図7と図8の具体例を用いて動作説明を行う。ここでは、各色毎の画像補正、全色の色ずれに関するカラーレジスト補正、全色を検知するカラーセンサ補正の順に、複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードについて説明する。
まず、制御部101は、画像形成装置100の電源オン時などのタイミングで、画像形成装置100内の予め定められた部位(被調整部位)に対して複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードを開始する。この場合、制御部101は記憶部102の記憶内容を参照し、自動調整モードで実行すべき調整項目を選択する。
ここで、制御部101は、各色の画像補正として、まず、イエローYについての画像補整を実行する(図7中のステップS701)。この色毎の画像補整としては、各色毎の、各種センサ補正、電位補正、露光電位補正、ガンマ補正、濃度補正、などが該当する。
この画像補整として、まず制御部101は、ガンマセンサ、Dmaxセンサなど、画像の濃度を読み取る各種センサの補正を実行する(図8中のステップS801)。
このセンサ補正でエラーが発生すれば(図8中のステップS802でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図8中のステップS803)。
なお、センサ補正でエラーが生じない場合(図8中のステップS802でYES)だけでなく、エラーが発生した場合(図8中のステップS802でNO)にも、制御部101は、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目として電位補正として電位センサの補正を実行する(図8中のステップS804)。
この電位補正でエラーが発生すれば(図8中のステップS805でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図8中のステップS806)。
なお、電位補正でエラーが生じない場合(図8中のステップS805でYES)だけでなく、エラーが発生した場合(図8中のステップS805でNO)にも、制御部101は、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目として露光電位補正として感光体の帯電電位の補正を実行する(図8中のステップS807)。
この露光電位補正でエラーが発生すれば(図8中のステップS808でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図8中のステップS809)。
なお、露光電位補正でエラーが生じない場合(図8中のステップS808でYES)だけでなく、エラーが発生した場合(図8中のステップS808でNO)にも、制御部101は、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目としてガンマ補正として各濃度のトナー像を形成して適正なガンマ特性が得られるように各部の補正を実行する(図8中のステップS810)。
このガンマ補正でエラーが発生すれば(図8中のステップS811でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図8中のステップS812)。
なお、ガンマ補正でエラーが生じない場合(図8中のステップS811でYES)だけでなく、エラーが発生した場合(図8中のステップS811でNO)にも、制御部101は、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目として濃度補正として所定の濃度のトナー像を形成して適正な濃度特性が得られるように各部の補正を実行する(図8中のステップS813)。
この濃度補正でエラーが発生すれば(図8中のステップS814でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図8中のステップS815)。
このように、各種の補正でエラーが生じない場合だけでなく、エラーが発生した場合にも、制御部101は、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目を選択して、画像補整を完了させる(図8中のエンド)。
そして、制御部101は、以上の図9の画像補正の処理をイエローYに続いて、マゼンタM、シアンC、黒Kの各色について順次実行する(図7中のステップS701、S702、S703、S704)。
この後、制御部101は、全色の色ずれに関するカラーレジスト補正を実行する(図7中のステップS705)。
このカラーレジスト補正でエラーが発生すれば(図7中のステップS706でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図7中のステップSS707)。
なお、カラーレジスト補正でエラーが生じない場合(図7中のステップS706でYES)だけでなく、エラーが発生した場合(図7中のステップS706でNO)にも、制御部101は、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目として、全色を検知するカラーセンサ補正として各色で所定のトナー像を形成して適正な特性が得られるように各部の補正を実行する(図8中のステップS708)。
このカラーセンサ補正でエラーが発生すれば(図7中のステップS709でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図7中のステップSS710)。
ここで、以上の画像補正(図7中のステップS701、S702、S703、S704)、カラーレジスト補正(図7中のステップS705)、カラーセンサ補正(図7中のステップS708)のいずれでもエラーが発生していない場合には(図7中のステップS711で、なし)、制御部101は、自動調整モードを終了する(図7中のエンド)。
また、以上の画像補正(図7中のステップS701、S702、S703、S704)、カラーレジスト補正(図7中のステップS705)、カラーセンサ補正(図7中のステップS708)の一連の自動調整モードを実行し、その中のいずれかでエラーが発生している場合には(図7中のステップS711で、あり)、制御部101は、記憶部102に記憶させておいた該エラーにおける内容や状態(エラーコード、エラー名称、エラー時の検出値、制御状態など)、エラーによる調整項目への影響の判断結果(実行せずにスキップした調整項目、実行したものの信頼性が低下した調整項目など)、エラー回復のため処理内容を、操作表示部103に表示させる(図7中のステップS712)。この表示については、既に図4,図5,図6で示したように行う。
すなわち、一連の複数項目の調整に関して複数の障害を有する場合であっても、エラーが発生しても自動調整モードを中断せずに実行することで、エラー停止、修復、動作再開、エラー停止、修復、動作再開、〜、というように、連続して修復とエラー停止状態とを交互にを繰り返す動作がなくなり、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなる。
そして、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目についての表示を制御部101が操作表示部103に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容を後に確認することが可能になる。
〔第三の実施形態〕
以下、第三の実施形態として、図9と図10の具体例を用いて動作説明を行う。ここでは、各色毎の画像補正、全色の色ずれに関するカラーレジスト補正、全色を検知するカラーセンサ補正の順に、複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードについて説明する。
ここでは、エラー発生によって自動調整モードを中断させないだけでなく、エラーの影響を受ける調整項目についてはスキップする実施形態について説明を行う。
エラー発生とスキップ有無との関係としては、たとえば、以下のように定めることができる。
(1)感光体上のトナー濃度を読み取るセンサの補正でエラーが発生した場合には、電位調整と露光電位調整は実施するものの、ガンマ補正と濃度補正とは実施せずスキップして次の調整項目に移る。
(2)ある色の画像調整内で電位補正や露光電位補正やガンマ補正でエラーが発生した場合、同色の次の画像調整は実行しない。
(3)ある色の画像調整で一つでもエラーが発生した場合、カラーセンサ補正は実行しない。
なお、これ以外にも、エラーが発生した場合の影響で、補正が正確に行えない調整項目についてはスキップすることが望ましい。
まず、制御部101は、画像形成装置100の電源オン時などのタイミングで、画像形成装置100内の予め定められた部位(被調整部位)に対して複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードを開始する。この場合、制御部101は記憶部102の記憶内容を参照し、自動調整モードで実行すべき調整項目を選択する。
ここで、制御部101は、各色の画像補正として、まず、イエローYについての画像補整を実行する(図9中のステップS901)。この色毎の画像補整としては、各色毎の、各種センサ補正、電位補正、露光電位補正、ガンマ補正、濃度補正、などが該当する。
この画像補整として、まず制御部101は、ガンマセンサ、Dmaxセンサなど、画像の濃度を読み取る各種センサの補正を実行する(図10中のステップS1001)。
このセンサ補正でエラーが発生すれば(図10中のステップS1002でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図10中のステップS1003)。
なお、センサ補正でエラーが生じない場合(図10中のステップS1002でYES)だけでなく、エラーが発生した場合(図10中のステップS1002でNO)にも、制御部101は、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目として電位補正として電位センサの補正を実行する(図10中のステップS1004)。
この電位補正でエラーが発生すれば(図10中のステップS1005でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させ(図10中のステップS1006)、上記(2)の基準のように、これ以後の調整を実行しない(図10中のエンド)。
なお、電位補正でエラーが生じない場合(図10中のステップS1005でYES)には、自動調整モードで実行すべき次の調整項目として露光電位補正として感光体の帯電電位の補正を実行する(図10中のステップS1007)。
この露光電位補正でエラーが発生すれば(図10中のステップS1008でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させ(図10中のステップS1009)、上記(2)の基準のように、これ以後の調整を実行しない(図10中のエンド)。
なお、露光電位補正でエラーが生じない場合(図10中のステップS1008でYES)であって、上記のセンサ補正でエラーが発生していない場合(図10中のステップS1010でYES)には、制御部101は、自動調整モードで実行すべき次の調整項目としてガンマ補正として各濃度のトナー像を形成して適正なガンマ特性が得られるように各部の補正を実行する(図10中のステップS1011)。
また、上記のセンサ補正でエラーが発生していれば(図10中のステップS1010でNO)、上記(1)の基準により、電位調整と露光電位調整は実施するものの、ガンマ補正と濃度補正とは実施せずスキップする(図10中のエンド)。
このガンマ補正でエラーが発生すれば(図10中のステップS1012でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させ(図10中のステップS1013)、上記(2)の基準のように、これ以後の調整を実行しない(図10中のエンド)。
なお、ガンマ補正でエラーが生じない場合(図10中のステップS1012でYES)には、制御部101は、自動調整モードで実行すべき次の調整項目として濃度補正として所定の濃度のトナー像を形成して適正な濃度特性が得られるように各部の補正を実行する(図10中のステップS1014)。
この濃度補正でエラーが発生すれば(図10中のステップS1015でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図10中のステップS1016)。
このように、各種の補正でエラーが生じない場合だけでなく、エラーによって後続の調整項目に悪影響を与えない状況ではエラーが発生した場合にも、制御部101は、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目を選択して、画像補整を完了させる(図10中のエンド)。また、エラーによって後続の調整項目に悪影響を与える状況では、調整動作を中断せずに、後続の調整項目をスキップして、画像補整を完了させる(図10中のエンド)。
そして、制御部101は、以上の図9の画像補正の処理をイエローYに続いて、マゼンタM、シアンC、黒Kの各色について順次実行する(図9中のステップS901、S902、S903、S904)。
この後、制御部101は、全色の色ずれに関するカラーレジスト補正を実行する(図9中のステップS905)。
このカラーレジスト補正でエラーが発生すれば(図9中のステップS906でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図9中のステップSS907)。
なお、カラーレジスト補正でエラーが生じない場合(図9中のステップS906でYES)だけでなく、カラーレジスト補正でエラーが発生した場合(図9中のステップS906でNO)にも、制御部101は、上記画像補正のいずれかでエラーが発生したか否かを調べる(図9中のステップS908)。
ここで、カラーレジスト補正でエラーが生じない場合(図9中のステップS906でYES)だけでなく、カラーレジスト補正でエラーが発生した場合(図9中のステップS906でNO)であっても、上記画像補正のいずれかでエラーが発生していなければ(図9中のステップS908で、なし)、自動調整モードを中断させることなく、自動調整モードで実行すべき次の調整項目として、全色を検知するカラーセンサ補正として各色で所定のトナー像を形成して適正な特性が得られるように各部の補正を実行する(図10中のステップS909)。
一方、カラーレジスト補正でエラーが生じない場合(図9中のステップS906でYES)だけでなく、カラーレジスト補正でエラーが発生した場合(図9中のステップS906でNO)であっても、上記画像補正のいずれかでエラーが発生していれば(図9中のステップS908で、あり)、上記(3)の基準のように、これ以後の調整を実行せずにエラー表示を行う(図9中のステップS913)。
このカラーセンサ補正でエラーが発生すれば(図9中のステップS910でNO)、そのエラーの内容やエラー時の測定値を制御部101は記憶部102に記憶させる(図9中のステップSS911)。
ここで、以上の画像補正(図9中のステップS901、S902、S903、S904)、カラーレジスト補正(図9中のステップS905)、カラーセンサ補正(図9中のステップS909)のいずれでもエラーが発生していない場合には(図9中のステップS912で、なし)、制御部101は、自動調整モードを終了する(図9中のエンド)。
また、以上の画像補正(図9中のステップS901、S902、S903、S904)、カラーレジスト補正(図9中のステップS905)、カラーセンサ補正(図9中のステップS909)の一連の自動調整モードを実行し、その中のいずれかでエラーが発生している場合には、(図9中のステップS912で、あり)制御部101は、記憶部102に記憶させておいた該エラーにおける内容や状態(エラーコード、エラー名称、エラー時の検出値、制御状態など)、エラーによる調整項目への影響の判断結果(実行せずにスキップした調整項目、実行したものの信頼性が低下した調整項目など)、エラー回復のため処理内容を、操作表示部103に表示させる(図9中のステップS912)。この表示については、既に図4,図5,図6で示したように、制御部101が操作表示部103に対して行う。
以上説明したように、一連の複数項目の調整に関して複数の障害を有する場合であっても、エラーが発生しても自動調整モードを中断せずに実行することで、エラー停止、修復、動作再開、エラー停止、修復、動作再開、〜、というように、連続して修復とエラー停止状態とを交互にを繰り返す動作がなくなり、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなる。
そして、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目についての表示を制御部101が操作表示部103に行うことにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、その際に発生した複数項目のエラーの内容を後に確認することが可能になる。
また、自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受け、実行が困難になるか、あるいは、調整を正しく行えない項目については、スキップすることで調整動作を停止させないように制御部101が制御しており、これにより、画像形成装置の複数項目の連続的な自動調整において複数の項目でエラーが発生しても装置停止時間による不便さを利用者に対して与えることがなくなり、さらに、単純な強制実行でないため、全体として意味のある調整が連続して実行されることになる。
〔その他の実施形態〕
以上の各実施形態において、各種ネットワークを介したリモート管理システムによるメンテナンスを実行する際には、制御部101は、ネットワークを介したリモート管理システムの端末に対して、図4〜図6に類似したエラー内容などの各種表示画面を表示すればよい。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の画像形成装置の動作状態を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す断面構成図である。 本発明の実施形態の画像形成装置における表示画面の例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置における表示画面の例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置における表示画面の例を示す説明図である。 本発明の第一実施形態の画像形成装置の動作状態を説明するフローチャートである。 本発明の第一実施形態の画像形成装置の動作状態を説明するフローチャートである。 本発明の第二実施形態の画像形成装置の動作状態を説明するフローチャートである。 本発明の第二実施形態の画像形成装置の動作状態を説明するフローチャートである。 従来の画像形成装置における表示画面の例を示す説明図である。
符号の説明
100 画像形成装置
101 制御部
102 記憶部
103 操作表示部
105 スキャナ部
107 画像処理部
109 画像形成部

Claims (6)

  1. 画像形成装置内のいずれかの部位に対して複数の項目の調整を自動実行する自動調整モードの制御を行う制御手段と、
    前記制御手段の指示に基づいて調整が自動実行される被調整部位と、
    前記制御手段の指示に基づいて各種情報表示を行う表示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、調整においてエラーが発生した項目が生じた場合であっても、調整動作を停止させずに最終の項目まで調整を自動実行するよう制御し、
    前記自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受ける項目について、実行した調整の信頼性を前記表示手段に表示するよう制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記制御手段は、前記自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目についての表示を前記表示手段に行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目について、エラー回復のため処理内容の表示を前記表示手段に行う、
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、エラー回復のため処理内容の表示を、回復のための処理を実行する順に前記表示手段に行う、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、エラー回復のため処理内容の表示を、回復のための処理を実行する作業者に応じた内容で、前記表示手段に行う、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記自動実行した調整動作においてエラーを発生した項目によって影響を受け、実行が困難になるか、あるいは、調整を正しく行えない項目についてはスキップして調整動作を停止させない、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2007310290A 2007-11-30 2007-11-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5088482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310290A JP5088482B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310290A JP5088482B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009134092A JP2009134092A (ja) 2009-06-18
JP5088482B2 true JP5088482B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=40866008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007310290A Expired - Fee Related JP5088482B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5088482B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5144565B2 (ja) * 2009-03-13 2013-02-13 シャープ株式会社 画像形成装置
JP5783672B2 (ja) * 2009-08-04 2015-09-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP6977277B2 (ja) 2017-03-02 2021-12-08 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置、情報処理装置及びプログラム
JP2018144275A (ja) 2017-03-02 2018-09-20 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、情報処理装置及びプログラム
JP2019066721A (ja) 2017-10-03 2019-04-25 富士ゼロックス株式会社 画像形成制御装置、画像形成装置及びプログラム
JP7484502B2 (ja) 2020-07-03 2024-05-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3674250B2 (ja) * 1997-07-14 2005-07-20 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像補正方法
JP2000132017A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Canon Inc 画像形成装置
JP2004287403A (ja) * 2003-02-26 2004-10-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像位置ずれ補正方法および記憶媒体
JP2004341231A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Seiko Epson Corp 画像形成装置および該装置におけるエラー報知方法
JP2005268832A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成システム
JP2006231675A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Canon Inc 印刷処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009134092A (ja) 2009-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4506807B2 (ja) 画像形成装置の異音診断装置および診断プログラム
JP5088482B2 (ja) 画像形成装置
US8879075B2 (en) Setting apparatus, inspection system, setting method of inspection processing, and program
US7587463B2 (en) Apparatus and method of rewriting firmware
JPH0772767A (ja) 対話型ユーザ支援システム
JP6212911B2 (ja) 状態判定装置、画像処理装置、状態判定方法及び状態判定プログラム
JP5103349B2 (ja) 画像形成装置
JP2008097281A (ja) プログラム生成システム、シーケンスプログラム、シーケンス制御方法、およびシーケンサ装置
EP3647878A1 (en) Image forming apparatus
JP2007268739A (ja) 消耗品情報表示装置、画像形成装置および消耗品情報表示方法
JP2009289009A (ja) 印刷システム、プログラム、及び印刷装置
EP2367064A2 (en) Image forming apparatus using electrophotographic process
JP6558295B2 (ja) 画像形成装置
JP2010113007A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2006133358A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の画質調整方法
JP2004109318A (ja) 画像形成装置
JP2010156730A (ja) 画像形成装置
JP4893267B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2006323416A (ja) カラー画像形成装置
JP4292866B2 (ja) 画像形成装置、ファームウエアの書換方法、書換プログラムならびに記録媒体
US20090034993A1 (en) Method and apparatus for forming image
US20060159467A1 (en) Image forming device
JP7301520B2 (ja) 画像形成装置
JP2021020347A (ja) 画像形成装置
JP2000338740A (ja) カラープリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120815

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120828

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees