JP5086576B2 - 光学読取装置 - Google Patents

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本発明は、情報コードを光学的に読取る装置に関する。
バーコード、2次元コードなどの情報コードを読取る光学読取装置がある。光学読取装置は、レーザ光、可視LED光、赤外LED光などを情報コードに照射し、その反射光を撮像素子で撮像する。そして、撮像素子で撮像した画像を解析することで、情報コードに記録されている情報を解読するのである。
特開平11−39422号公報
光学読取装置から照射された光は、情報コードが印字されている物体面で反射する。この反射光には、正反射光と乱反射光とが含まれる。光学読取装置の撮像素子が、正反射光を受光すると、撮像素子の受光レベルを超えることになり、情報コードを正確に読取ることが困難となる。そこで、正反射光を受光せず、乱反射光を受光することで、情報コードを正確に読取るための様々な工夫が行われている。
正反射光を受光しないようにするため、光学読取装置自体を情報コードの配置面に対して傾斜させる方法が考えられる。たとえば、特許文献1では、従来技術として、図6を用いてその方法を紹介している。この従来技術では、バーコードリーダを傾けて設置し、斜め方向からバーコードを撮像するようにしている。これにより、バーコードリーダから照射された光の正反射光は、撮像素子で受光されない。
しかし、バーコードリーダを傾斜させて設置させるという方法は、設置作業が煩雑であるとともに、設置エリアにデッドスペースができるため、最善の策とは言えない。
そこで、上記特許文献1では、バーコードリーダ内に収納されるレーザ光の投光部と反射光の受光部に、角度を持たせるようにしている。これにより、バーコードリーダを傾斜させて設置することなく、撮像素子が正反射光を受光することを回避しているのである。
このように、レーザ光の投光部と反射光の受光部に角度をつけることで、正反射光を受光することなく、情報コードの内容を正確に読取ることが可能である。しかし、バーコードリーダ自体を傾斜させる必要がないとはいえ、やはり、バーコードリーダ内で各構成部品に角度をつける必要があるため、バーコードリーダ内においてデッドスペースが形成されるという問題はある。したがって、各構成部品の傾斜角度を、なるべく小さくしたいという要請がある。
また、投光部や受光部の設置角度が大きくなればなる程、バーコードリーダの設置位置と、バーコードが設置される位置との距離が大きくなる。つまり、バーコードリーダの直下ではなく、横方向のずれた場所でバーコードを読取る構成となるため、作業エリアが広く必要である。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、光学読取装置内の構成部品に必要とさせる傾き角度をなるべく小さくすることで、装置内のデッドスペースを小さくするとともに狭い作業エリアでも情報コードを読取可能な装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、情報コードが含まれる撮像エリアを撮像し、得られた撮像画像に基づいて該情報コードに記録されている情報を読み取る機能を備えた設置式の光学読取装置において、前記情報コードが配置される面と対向する第1の面と、前記情報コードが配置される面とは反対側で前記第1の面と対向する第2の面と、前記第1および第2の面と略直交に配置され互いに対向する第3および第4の面とを備える略直方体形状のケーシングと、前記ケーシング内で前記第1の面に臨み前記第4の面よりも前記第3の面に近い一端部に配置され、前記情報コードが含まれる撮像エリアを撮像する撮像手段と、前記ケーシング内で前記第1の面に臨み前記第4の面よりも前記第3の面に近い一端部で、前記撮像手段よりも前記第4の面に近い位置に配置され、前記撮像手段の前記撮像エリアを照射する照明手段と、前記ケーシング内で前記第1の面に臨み前記第4の面よりも前記第3の面に近い一端部で、前記撮像手段よりも前記第3の面に近い位置に配置され、前記撮像手段の撮像位置を指し示すポインタ光照射手段と、を備え、前記撮像手段は、その光軸を前記第1および第3の面に直交する面において、前記第1の面と直交する軸よりも前記第3の面側に傾いて配置されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の光学読取装置において、前記ケーシングは、さらに互いに対向する第5および第6の面を有しており、前記照射手段は、前記撮像手段の配置位置よりも前記第5または第6の面側に配置されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の光学読取装置において、前記撮像手段よりも前記第3の面に近い位置に配置され、前記撮像手段の撮像位置を指し示すポインタ光照射手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光学読取装置において、前記第1の面は、前記第3の面側の一端部で、その端部が前記第2の面側に傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項3記載の光学読取装置において、前記ポインタ光照射手段は、略球面状に形成された底面部と、円筒側面状に形成された上面部と、を有し、前記光学読取装置は、開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、を備え、前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記プレートと略垂直な軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項3記載の光学読取装置において、前記ポインタ光照射手段は、略球面状に形成された底面部と、円筒側面状に形成された上面部と、を有し、前記光学読取装置は、開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、を備え、前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記上面部の円筒中心軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項3記載の光学読取装置において、前記ポインタ光照射手段は、略球面状に形成された底面部と、略球面状に形成された上面部と、を有し、前記光学読取装置は、開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、を備え、前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記プレートと略垂直な軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項3記載の光学読取装置において、前記ポインタ光照射手段は、略球面状に形成された底面部と、略球面状に形成された上面部と、を有し、前記光学読取装置は、開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、を備え、前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記ポインタ光照射手段の光軸と略直角で、前記プレートと略並行な軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項3記載の光学読取装置において、前記ポインタ光照射手段は、円筒側面状に形成された底面部と、円筒側面状に形成された上面部と、を有し、前記光学読取装置は、開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、を備え、前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記プレートと略垂直な軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項3記載の光学読取装置において、前記ポインタ光照射手段は、円筒側面状に形成された底面部と、円筒側面状に形成された上面部と、を有し、前記光学読取装置は、開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、を備え、前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記上面部の円筒中心軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする。
本発明の光学読取装置は、撮像手段の光軸を傾斜させ、その傾斜させている方向とは反対の方向に、照射手段を配置した。照射手段により照射した光の正反射光を撮像手段が受光しないようにするために必要となる撮像手段の傾斜角度を小さくすることができる。
撮像手段の傾斜角度を小さくすることができるので、光学読取装置内のデッドスペースを小さくすることができる。また、撮像手段の位置と、読み取られるバーコードが配置される位置とのずれを小さくすることができるので、作業エリアを狭くすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るバーコードリーダ1の斜視図である。また、図2は、バーコードリーダ1の正面図であり、図3は、背面図、図4は、左側面図である。
このバーコードリーダ1は、高さ60mm、幅45mm、奥行き25mm程度で、一部に傾斜面を有する略直方体形状の小型の装置であり、バーコードが印字された商品あるいは製造物などの搬送経路上に設置されることで、バーコードに記録された情報を読み取ることができる。
バーコードリーダ1は、図1ないし図4に示すように、箱状のカバー10が、背面側のプレート11に取り付けられることで外観が形成されている。つまり、カバー10とプレート11とでバーコードリーダ1のケーシングを構成している。そして、このケーシング内に、撮像ユニット3、ポインタ光照射装置4、LED光照明装置5、プリント基板7(図5に図示)等を収納している。
カバー10は、プレート11と略平行に対向して配置される正面部10aと、正面部10aの上部で、正面部10aに対して傾斜している傾斜部10bと、左右両側の側面部10c・10cと、平面部10dと底面部10eで構成されている。左右の側面部10c・10cは、略平行に対向して配置され、平面部10dと底面部10eとが略平行に対向して配置されている。
傾斜部10bは、図4に示すように、正面部10aに対して傾斜角αをもって配置されている。本実施の形態においては、傾斜角αは略20度である。傾斜部10bには、開口部10fが形成され、平面部10dには、開口部10gが形成されている。開口部10fには、図5に示すように、透明部材12が装着されており、透明部材12を介して内部の撮像ユニット3や、ポインタ光照射装置4、LED光照明装置5が視認可能となっている。ポインタ光照射装置4およびLED光照明装置5は、この透明部材12を通してレーザ光やLED光を物体面などに照射する。また、撮像ユニット3は、透明部材12を介してバーコードからの反射光を受光して、バーコード画像を撮像する。また、開口部10gには、ケーシング内に収納された操作パネル部6が嵌め込まれている。
図5は、図2におけるA−A断面図であり、図6は、B−B断面図である。図に示すように、傾斜部10bの傾斜角に対応して、撮像ユニット3およびLED光照明装置5も傾斜して配置されている。具体的には、撮像ユニット3が備える撮像手段の光軸が傾斜部10bと直交するように配置されている。言い換えると、撮像ユニット3が備える撮像素子の素子配列面が傾斜部10bと略平行となるように配置されている。なお、後で説明するが、左右のポインタ光照射装置4,4は、撮像ユニット3に組み込まれるようにして取り付けられ、ポインタ光照射装置4,4から出力されるポインタ光の光軸が、撮像装置の焦点位置で交わるように調整されている。なお、図6において、ハッチングの掛かっている部分は、LED光照明装置5によるLED光の照射範囲を示している。また、図中の破線は、撮像装置の視野範囲を示している。
また、底面部10eからは、ケーブル2が延設している。ケーブル2は、ケーシング内のプリント基板7に接続されており、バーコードリーダ1が読取ったバーコードの情報などを外部のコンピュータなどに転送する。図7は、バーコードリーダ1の組み立て分解図である。このように、バーコードリーダ1の背面側のプレート11と、カバー10との間に、撮像ユニット3等が収納される構造となっている。
図8は、バーコードリーダ1を平面斜め方向から見た一部破断斜視図である。図に示すように、左右のポインタ光照射装置4,4により、バーコード9を照射する。そして、バーコード9の印字面において、2つのポイント光が重なった状態で、撮像ユニット3によりバーコード9の画像を撮像するのである。このような状態で撮像することで、撮像ユニット3が備える撮像手段の焦点がバーコード9の印字面に一致し、バーコード9を正確に読取ることができるのである。
図9も、バーコードリーダ1を平面斜め方向から見た一部破断斜視図である。図に示すように、左右のLED光照明装置5,5により、バーコード9にLED光を照射するのである。撮像ユニット3は、このLED光照明装置5から照射され、バーコード9で乱反射された光を受光することで、バーコード9の画像を撮像するのである。図中、ハッチングの掛かっている部分は、LED光照明装置5によるLED光の照射範囲を示している。
各図面を用いて説明したように、本実施の形態のバーコードリーダ1は、その傾斜部10b内に撮像ユニット3とLED光照明装置5が配置されているが、撮像ユニット3よりも下側にLED光照明装置5が配置されている。言い換えると、傾斜部10bにおいて、平面部10dに近い側に撮像ユニット3が配置され、底面部10eに近い側にLED光照明装置5が配置されているのである。また、傾斜部10bにおいて、撮像ユニット3よりも平面部10dに近い側に、ポインタ光照射装置4が配置されている。そして、図5に示すように、撮像ユニット3の撮像手段の光軸Lは、正面部10aおよび平面部10dに直交する面において、正面部10aに直交する軸Kよりも、平面部10d側に傾斜して配置されている(この実施例では、角度α傾斜して配置されている。)。
このような撮像ユニット3とLED光照明装置5の配置関係をとることによるメリットを説明する。たとえば、図10に示すように、撮像ユニット3の上下両側にLED光照明装置5a,5bを配置した場合を考える。撮像ユニット3は、光学ユニット32と撮像手段である撮像素子341を備えている。もし、バーコード9の印字面に対して、図10で示すように、撮像素子341の光軸Lを直交させたとする。この場合、上下のLED光照明装置5a,5bから照射された光の正反射光が、撮像素子341の視野範囲に入っており、撮像素子341で受光されることになる。つまり、2つのLED光照明装置5a,5bの光源がそのまま撮像素子341に入射する映像に映りこむことになる。この場合、非常に強い光が撮像画像に含まれるため、正確なバーコードの読取は困難となる。
そこで、図11に示すように、撮像ユニット3およびLED光照明装置5a,5bからなる部品群を傾斜させて配置させる場合を考える。つまり、傾斜部10bを角度α1だけ傾斜させ、その傾斜部10bと直交する撮像素子341の光軸も、角度α1だけ傾斜させている。この場合、LED光照明装置5aからの照明は、撮像範囲に入っているため、バーコード9に映りこむが、LED光照明装置5bからの照明は、撮像範囲の外にあり、バーコード9に映りこむことはない。つまり、LED光照明装置5aから出力された光の正反射光は、撮像素子341に直接入射するため、その光源が撮像画像に映りこむが、LED光照明装置5bから出力された光の正反射光は、撮像素子341に入射しなくなっているのである。
そして、さらに、図12に示すように、撮像ユニット3およびLED光照明装置5a,5bからなる部品群の傾斜角を大きくする。つまり、傾斜部10bを図11で示した角度α1よりも大きい角度α2だけ傾斜させ、その傾斜部10bに直交する撮像素子341の光軸も、角度α2だけ傾斜させている。これにより、LED光照明装置5a,5bから照射された光の正反射光は、撮像範囲の外であり、いずれも撮像素子341に入射されなくなり、いずれの光源も撮像画像に映りこまなくなるのである。このような状態で、バーコードリーダ1は、バーコード9を正確に読み取ることが可能となる。
このように、撮像ユニット3に対して上部側(つまり、平面部10d側)に、LED光照明装置5aが配置されていると、撮像素子341が正反射光を受けなくするためには、撮像素子341の光軸の傾斜角をより大きくしなければならないことになる。言い換えると、撮像手段の光軸を傾斜させて配置させることで、撮像手段に正反射光が入射することを回避することができるが、この撮像手段の光軸が傾斜する側に、LED光の照射手段が配置されていると、撮像手段の傾斜角をより大きくしなければならなくなるのである。
そこで、本実施の形態のバーコードリーダ1では、図1ないし図6等で示したように、撮像ユニット3に対して下部側(つまり、底面部10e側)にLED光照明装置5,5を配置している。つまり、撮像素子341の光軸Lが傾斜する方向とは逆の底面部10e側にLED光照明装置5,5が配置されているのである。これにより、撮像素子341の光軸Lの傾き角度を小さくすることができ、装置内のデッドスペースを小さくすることができる。また、傾斜部10bの傾斜角を小さくできるので、ケーシングを直方体形状に近づけることができるので、設置環境におけるデッドスペースが小さく、無駄の少ない構成となる。具体的には、本実施の形態のバーコードリーダ1のように、撮像ユニット3よりもLED光照明装置5を下側に配置することで、正面部10aと傾斜部10bとのなす角を、10度〜30度の範囲に収めることができる。
また、本実施の形態のバーコードリーダ1は、撮像ユニット3の上部側にポインタ光照射装置4を配置し、下部側にLED光照明装置5を配置するようにしているので、プリント基板7との間の配線が行い易い。つまり、ポインタ光照射装置4あるいはLED光照明装置5が撮像ユニット3の上下に分断されて配置されると、その配線が複雑となり、また、プリント基板7を大きくするなどの工夫が必要であるが、上記の構成としたことで、効率的に配線することができる。また、撮像ユニット3を中央として、左右にLED光照明装置5,5を配置するようにしている。これにより、LED光が、撮像エリア内に偏りなく照射される構成となっている。
次に、撮像ユニット3およびポインタ光照射装置4の構成について詳しく説明する。図13は、撮像ユニット3の斜視図である。このように、撮像ユニット3に2つのポインタ光照射装置4,4が組み込まれて構成されている。図14は、撮像ユニット3の正面図である。
図に示すように、撮像ユニット3は、本体部材31と、本体部材31の中央部に組み込まれた光学ユニット32と、本体部材31の上部に取り付けられる金属プレート33と、本体部材31の背面側に取り付けられるセンサユニット34とを備えて構成される。また、本体部材31と金属プレート33に挟み込まれるようにして、2つのポインタ光照射装置4,4が装着されている。
図15は、撮像ユニット3を平面から見た組み立て図であり、図16は、側面から見た組み立て図である。図に示すように、撮像ユニット3は、正面側から、光学ユニット32、本体部材31、フィルタ36、スポンジ35、撮像素子341を含むセンサユニット34の順で組み立てられ、背面側からボルト38で固定される。また、図16に示すように、本体部材31の上部に、金属プレート33が載置され、ボルト37により固定される。
光学ユニット32は、図13、図14に示すように、略円筒形状の部材であり、その中心部には、反射光を入光する入光孔321が形成されている。撮像ユニット3は、この入光孔321を介して、バーコードからの反射光を入光し、光学ユニット32内のレンズを通過させた後、撮像素子341に受光させるのである。
図17は、本体部材31の斜視図である。つまり、撮像ユニット3から光学ユニット32や金属プレート33、センサユニット34、ポインタ光照射装置4などを取り外した状態の斜視図である。図18は、本体部材31の正面図であり、図19は、背面図、図20は、右側面図、図21は、平面図である。
図17等に示すように、本体部材31は、略中央に設けられた光学ユニット32の挿入部311と、左右に延設するウィング部312,312と、上部に延設する上部取付部材316とを備えて構成される。また、左右のウィング部312,312からは、さらに外側に向かって側部取付部材314,314が延設している。
図17、図21に示すように、左右のウィング312,312には、それぞれ平面視略円形状の支持孔313,313が穿孔されている。この支持孔313,313には、それぞれ左右のポインタ光照射装置4,4が載置される。
側部取付部材314には、ボルト孔315が設けられ、上部取付部材316には、ボルト孔317が設けられ、それぞれの孔315,317にボルトを挿入し、プレート11側の図示せぬボルト溝にボルトを螺合することで、撮像ユニット3をプレート11に固定するようにしている。また、上部取付部材316の左右には、円筒部材318,318が設けられ、この円筒部材318,318には、ボルト溝319,319が形成されており、前述したボルト37が螺合される。
図22は、ポインタ光照射装置4の斜視図である。図23は、ポインタ光照射装置4の正面図であり、図24は、右側面図、図25は、平面図である。
図22等に示すように、ポインタ光照射装置4は、中央部にレーザ光照射部41が配置され、その上部に、円筒側面状の上面を持った2つの回転摺動部42,42が形成されている。また、レーザ光照射部41の左右両側には、略円筒形状の突設部43,43が設けられている。突設部43,43には、それぞれ調整具挿入穴44,44が設けられている。
また、図24に示すように、レーザ光照射部41の下部には、略球面状の底面部47が形成されている。この底面部47が前述したウィング312の支持孔313に載置される。この底面部47の径は、支持孔313の径より大きく構成されているので、図26に示したように、底面部47の一部分だけが、支持孔313の上部に挿入されて支持される。
レーザ光照射部41の背面側には、リード線45が延設し、背面側のプリント基板46に接続されている。さらに、プリント基板46は、図示せぬリード線を介して、プリント基板7に接続されている。このような構成において、プリント基板7から制御信号を受けたレーザ光照射部41は、内部の図示せぬ光源からレーザ光を照射するのである。
以上のように構成されたポインタ光照射装置4が、前述したように、本体部材31のウィング部312に設けられた支持孔313に載置される。左右の支持孔313,313にポインタ光照射装置4,4を載置した状態で、さらに、金属プレート33をポインタ光照射装置4,4の上部に当接して載置し、ボルト37で固定する。このとき、ポインタ光照射装置4の上面である回転摺動部42,42が金属プレート33の下面に当接する。
この状態で、突設部43に設けられた調整具挿入穴44に、調整具40を挿入するのである。調整具40としては、たとえば、細い金属棒などを利用すればよい。そして、図26に示すように、調整具40を上下方向に回動させることで、ポインタ光照射装置4を上下方向に回動させるのである。つまり、ポインタ光照射装置4は、その底面部47が支持孔313の上部の環状の縁に当接しており、上面である回転摺動部42が金属プレート33の下面に当接している。この状態で、調整具40を上下方向に回動させると、回転摺動部42の円筒状の上面に沿ってポインタ光照射装置4が上下方向に回動するのである。
図26に示すように、回転摺動部42は、側面視で円弧状の外形を有しており、この円弧の中心を中心点4cとすると、ポインタ光照射装置4は、中心点4cを中心に上下方向に回動するのである。なお、中心点4cは、球状に形成されている底面部47の球の中心とも一致している。したがって、調整具40を上下方向に回動させることで、底面部47も、中心点4cを中心として回転運動する。
また、図27に示すように、調整具40を調整具挿入穴44に挿入し、左右方向に回動させると、ポインタ光照射装置4が、左右方向に回動する。つまり、ポインタ光照射装置4は、回転摺動部42の頂点を金属プレート33の下面に当接させた状態で、水平方向に回動するのである。また、このとき、図28に示すように、底面部47は、支持孔313の環状の縁に当接した状態で水平方向に回動する。そして、調整具40を水平方向(左右方向)に回動させた場合も、ポインタ光照射装置4は、中心点4cを中心として水平方向(左右方向)に回動するのである。
一方、図29に示すように、ポインタ光照射装置4は、左右の2つの回転摺動部42,42が金属プレート33に当接しているので、図の矢視Cの方向には、回転することはない。つまり、レーザ光照射部41の光軸を中心とした回転運動は、金属プレート33により規制されるのである。
このような構成としたことで、ポインタ光照射装置4は、上下方向および水平方向には回動するが、図の矢視Cの方向には回転しない。左右の2つのポインタ光照射装置4は、その2つのポインタ光が交わる点により、撮像手段であるセンサユニット34の焦点位置を指し示すよう調整する必要がある。このためには、ポインタ光照射装置4は、上下方向および左右方向に回動できれば充分であり、ポインタ光の光軸を中心として回転させる必要はない。つまり、本実施の形態の撮像ユニット3およびポインタ光照射装置4は、ポインタ光の調整に必要な方向にのみ回動するよう構成されているので、調整時に、不必要な方向に部材が回転することなく、調整操作が行い易くなっている。
あるいは、ポインタ光照射装置4が、センサユニット34の視野範囲を示すように調整してもよい。つまり、左右両側のポインタ光照射装置4の指し示す光軸が左右両側に広がるように調整し、撮像素子341の視野範囲の外周近傍付近を指し示すようにしてもよい。
本実施の形態における金属プレート33は、平面を持つ弾性部材であれば、別種の素材でも置き換え可能であり、本体部材31の一部を該部材に当てることにより組み立て工数及び部品点数の削減を図ることができる。
また、上記の実施の形態においては、ポインタ光照射装置4の上面部が円筒側面状に形成され、底面部が略球面状に形成されているが、上面部と底面部の両方が球面状に形成されていてもよい。あるいは、上面部と底面部の両方が円筒側面状に形成されていてもよい。
また、上記の実施の形態においては、ウィング312の支持孔313において、ポインタ光照射装置4の底面部を回転自在に支持するようにして、ポインタ光照射装置4の光軸調整を行ったが、ポインタ光照射装置4の上面部が当接するプレート部分に略円状の凹部を形成し、この凹部によりポインタ光照射装置4を回転自在に支持してもよい。
調整具40を上下方向あるいは左右方向に回動させ、左右のポインタ光照射装置4,4の回動位置を調整したところで、支持孔313,313の裏側から接着剤を流し込み、底面部47,47を支持孔313,313内で固定させるのである。
ここで、図30に示すように、底面部47の下部に、接着剤472の注入穴471を設けるようにしてもよい。このような構成とすることで、接着面積が広くなり、光軸調整後のポインタ光照明装置4を充分に固定することが可能である。なお、注入穴471の断面は、円状であってもよいし四角などの矩形であってもよい。あるいは、十字断面などでもよい。あるいは、複数の小さな丸穴で構成してもよいし、長細い形状であってもよい。また、逆に、底面部47に突起を持たせる構成であってもよい。この突起の断面についても、円、四角、十字などとしてもよいし、複数の丸い小さな突起で構成してもよい。あるいは、細長形状の突起で構成してもよい。これによっても、接着面積を大きくさせることができる。そして、これによりポインタ光照射装置4の回転方向への強度をアップさせることができる。
このように、ポインタ光照射装置4,4の位置、すなわち光軸が調整された状態で、撮像ユニット3がケーシング内に収納され、バーコードリーダ1として組み立てられるのである。本実施の形態においては、支持孔313,313は、円筒形上の空間を持った貫通孔としているが、本質的には、底面部47を支持できる凹部が形成されていればよい。そして、その凹部に対して接着剤を流し込めるだけの挿入孔が設けられればよい。
また、ポインタ光照射装置4を接着固定した後に、金属プレート33は取り外すようにしてもよい。図12等で説明したように、金属プレート33は、ボルト37で固定されており、着脱可能である。図31は、金属プレート33を取り外した状態の撮像ユニット3の斜視図である。また、図32は、金属プレート33を取り外した状態の撮像ユニット3の平面図であり、図33は正面図である。つまり、これらの図で示した撮像ユニット3においては、ポインタ光照射装置4の光軸調整が行われ、ポインタ光照射装置4の位置、角度が接着固定された後に金属プレート33が取り外されているのである。このように、金属プレート33を取り外した状態の撮像ユニット3を、プレート11とカバー10とからなるケーシング内に収納するようにすればよい。
以上、本発明の光学読取装置をバーコードリーダ1を例に説明したが、本発明の光学読取装置は、バーコードの読取装置に限られず、QRコードなどの2次元コードを読み取る装置にも適用可能である。
バーコードリーダの斜視図である。 バーコードリーダの正面図である。 バーコードリーダの背面図である。 バーコードリーダの左側面図である。 バーコードリーダの矢視A−A断面図である。 バーコードリーダの矢視B−B断面図である。 バーコードリーダの組み立て分解図である。 バーコードリーダの一部破断斜視図である。 バーコードリーダの一部破断斜視図である。 撮像素子の上下にLED光照明装置を配置し、撮像素子の光軸とバーコード面とを直交させた状態図である。 撮像素子の上下にLED光照明装置を配置し、撮像素子の光軸とバーコード面とを傾斜させた状態図である。 撮像素子の上下にLED光照明装置を配置し、撮像素子の光軸とバーコード面とを傾斜させた状態図である。 撮像ユニットの斜視図である。 撮像ユニットの正面図である。 撮像ユニットの平面組立図である。 撮像ユニットの側面組立図である。 撮像ユニット本体部材の斜視図である。 撮像ユニット本体部材の正面図である。 撮像ユニット本体部材の背面図である。 撮像ユニット本体部材の右側面図である。 撮像ユニット本体部材の平面図である。 ポインタ光照射装置の斜視図である。 ポインタ光照射装置の正面図である。 ポインタ光照射装置の右側面図である。 ポインタ光照射装置の平面図である。 ポインタ光照射装置の上下方向の調整方法を示す図である。 ポインタ光照射装置の水平方向の調整方法を示す図である。 ポインタ光照射装置の水平方向の調整方法を示す図である。 ポインタ光照射装置の回動が規制される方向を示す図である。 ポインタ光照射装置の接着形態を示す図である。 金属プレート取り外した撮像ユニットの斜視図である。 金属プレート取り外した撮像ユニットの平面図である。 金属プレート取り外した撮像ユニットの正面図である。
符号の説明
1 バーコードリーダ
3 撮像ユニット
4 ポインタ光照射装置
5 LED光照明装置

Claims (9)

  1. 情報コードが含まれる撮像エリアを撮像し、得られた撮像画像に基づいて該情報コードに記録されている情報を読み取る機能を備えた設置式の光学読取装置において、
    前記情報コードが配置される面と対向する第1の面と、前記情報コードが配置される面とは反対側で前記第1の面と対向する第2の面と、前記第1および第2の面と略直交に配置され互いに対向する第3および第4の面とを備える略直方体形状のケーシングと、
    前記ケーシング内で前記第1の面に臨み前記第4の面よりも前記第3の面に近い一端部に配置され、前記情報コードが含まれる撮像エリアを撮像する撮像手段と、
    前記ケーシング内で前記第1の面に臨み前記第4の面よりも前記第3の面に近い一端部で、前記撮像手段よりも前記第4の面に近い位置に配置され、前記撮像手段の前記撮像エリアを照射する照明手段と、
    前記ケーシング内で前記第1の面に臨み前記第4の面よりも前記第3の面に近い一端部で、前記撮像手段よりも前記第3の面に近い位置に配置され、前記撮像手段の撮像位置を指し示すポインタ光照射手段と、を備え、
    前記撮像手段は、その光軸を前記第1および第3の面に直交する面において、前記第1の面と直交する軸よりも前記第3の面側に傾いて配置されることを特徴とする光学読取装置。
  2. 請求項1に記載の光学読取装置において、
    前記ケーシングは、さらに互いに対向する第5および第6の面を有しており、前記照明手段は、前記撮像手段の配置位置よりも前記第5または第6の面側に配置されることを特徴とする光学読取装置。
  3. 請求項1又は請求項のいずれかに記載の光学読取装置において、
    前記第1の面は、前記第3の面側の一端部で、その端部が前記第2の面側に傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする光学読取装置。
  4. 請求項1から3のいずれか記載の光学読取装置において、
    前記ポインタ光照射手段は、
    略球面状に形成された底面部と、
    円筒側面状に形成された上面部と、
    を有し、
    前記光学読取装置は、
    開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、
    前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、
    を備え、
    前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記プレートと略垂直な軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする光学読取装置。
  5. 請求項1から3のいずれか記載の光学読取装置において、
    前記ポインタ光照射手段は、
    略球面状に形成された底面部と、
    円筒側面状に形成された上面部と、
    を有し、
    前記光学読取装置は、
    開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、
    前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、
    を備え、
    前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記上面部の円筒中心軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする光学読取装置。
  6. 請求項1から3のいずれか記載の光学読取装置において、
    前記ポインタ光照射手段は、
    略球面状に形成された底面部と、
    略球面状に形成された上面部と、
    を有し、
    前記光学読取装置は、
    開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、
    前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、
    を備え、
    前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記プレートと略垂直な軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする光学読取装置。
  7. 請求項1から3のいずれか記載の光学読取装置において、
    前記ポインタ光照射手段は、
    略球面状に形成された底面部と、
    略球面状に形成された上面部と、
    を有し、
    前記光学読取装置は、
    開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、
    前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、
    を備え、
    前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記ポインタ光照射手段の光軸と略直角で、前記プレートと略並行な軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする光学読取装置。
  8. 請求項1から3のいずれか記載の光学読取装置において、
    前記ポインタ光照射手段は、
    円筒側面状に形成された底面部と、
    円筒側面状に形成された上面部と、
    を有し、
    前記光学読取装置は、
    開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、
    前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、
    を備え、
    前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記プレートと略垂直な軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする光学読取装置。
  9. 請求項1から3のいずれか記載の光学読取装置において、
    前記ポインタ光照射手段は、
    円筒側面状に形成された底面部と、
    円筒側面状に形成された上面部と、
    を有し、
    前記光学読取装置は、
    開口部が略円状の凹部を有する支持部材と、
    前記ポインタ光照射手段の前記上面部に当接するプレートと、
    を備え、
    前記支持部材は、前記凹部に前記ポインタ光照射手段の前記底面部を収納することで、前記ポインタ光照射手段を回転自在に支持し、前記ポインタ光照射手段の前記上面部を前記プレートに当接させた状態で、前記ポインタ光照射手段を、前記上面部の円筒中心軸を中心に回転させることにより、前記ポインタ光照射手段の光軸を調整可能としたことを特徴とする光学読取装置。
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