JP5083389B2 - 画調変換装置、画調変換システム、画調変換方法及びプログラム - Google Patents

画調変換装置、画調変換システム、画調変換方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮影された画像を絵画調画像に変換する画調変換装置、画調変換システム、画調変換方法及びプログラムに関するものである。
従来から、画家の描いた絵画に見られる特徴を擬似的に再現した絵画調画像を容易に作成する画調変換方法が知られている。
この画調変換方法は、処理対象である原画像の他に、実際の画家が描いた絵画の画像も入力し、画家の画像から色彩情報と筆触情報を解析する。そして、解析した情報をもとに原画像の色彩を疑似化させ、筆触を配置することにより、絵画調画像を生成するようにする(例えば下記特許文献1参照)。
したがって、デジタルカメラで撮影された撮影画像を前記原画像として用いることにより、撮影画像を特定の画家が描いた絵画に疑似化させた絵画調画像に変換することもできる。
特開2004−213598号公報
しかしながら、前記従来技術にあっては、解析した情報をもとに原画像の色彩を疑似化させ、筆触を配置することにより、装置が自動的に絵画調画像が完成してしまう。したがって、絵画調画像の作成にユーザが関与することはできず、単に完成された絵画調画像を観賞することができるにすぎない。
このため、ユーザの画像変換に対する興味を高めたり、絵画を描くことに対する欲求を満たすことはできず、興趣性において不満足なものであった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの関与を伴いつつ絵画調画像への変換を行うことにより、ユーザの画調変換に対する興味を高めたり、絵画を描くことに対する欲求を満たすことを可能にした画調変換装置、画調変換方法及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、撮像部で被写体を撮像し、表示部にライブビュー画像を表示する画調変換装置において、任意のライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第1キャプチャー手段と、前記キャプチャーされた静止画像を描く画像の題材として選択する選択手段と、前記描く画像の題材として選択された前記静止画像を前記表示部に表示する第1表示制御手段と、前記表示部に表示されている前記静止画像を第1の下絵として、その一部をユーザの複数回のタッチ操作により逐次絵画調に加工していく絵画調加工手段と、前記絵画調加工手段により絵画調に一部を加工した画像を保存する保存手段と、前記保存手段により前記一部を加工した画像を保存した後、前記撮像部で撮像したライブビュー画像を前記表示部に表示する第2表示制御手段と、前記第2表示制御手段により表示されているライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第2キャプチャー手段と、前記第2キャプチャー手段でキャプチャーされた静止画像を、前記描く画像の題材としての第2の下絵とし、この第2の下絵に前記一部を絵画調に加工した画像を反映させることにより、下絵を交換する下絵交換手段と、を具備し、前記第1の下絵の一部をユーザが逐次絵画調に加工した内容で前記第2の下絵の一部を絵画調に変更可能としたことを特徴とする画調変換装置を提供するものである。
請求項2記載の発明は、撮像部で被写体を撮像し、表示部にライブビュー画像を表示する画調変換方法において、任意のライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする工程と、前記キャプチャーされた静止画像を描く画像の題材として選択する工程と、
前記選択された前記静止画像を前記表示部に表示する工程と、前記表示部に表示されている前記静止画像を第1の下絵として、その一部をユーザの複数回のタッチ操作により逐次絵画調に加工していく工程と、前記絵画調に一部を加工した画像を保存する工程と、
前記一部を加工した画像を保存した後、前記撮像部で撮像したライブビュー画像を前記表示部に表示する工程と、前記表示部に表示されているライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする工程と、前記キャプチャーされた静止画像を、前記描く画像の題材としての第2の下絵とし、この第2の下絵に前記一部を絵画調に加工した画像を反映させることにより、下絵を交換する工程とを含む画調変換方法を提供するものである。
請求項3記載の発明は、ネットワークを介して接続された撮像装置と画調変換装置とで構成される画調変換システムであって、前記撮像装置は、被写体を順次撮像する撮像手段と、この撮像手段により順次撮像されたライブビュー画像を送信する送信手段を備え、前記画調変換装置は、前記撮像装置から送信されてくるライブビュー画像を受信する受信手段と、任意のライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第1キャプチャー手段と、前記キャプチャーされた静止画像を描く画像の題材として選択する選択手段と、前記描く画像の題材として選択された前記静止画像を前記表示部に表示する第1表示制御手段と、前記表示部に表示されている前記静止画像を第1の下絵として、その一部をユーザの複数回のタッチ操作により逐次絵画調に加工していく絵画調加工手段と、前記絵画調加工手段により絵画調に一部を加工した画像を保存する保存手段と、前記保存手段により前記一部を加工した画像を保存した後、前記撮像部で撮像したライブビュー画像を前記表示部に表示する第2表示制御手段と、前記第2表示制御手段により表示されているライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第2キャプチャー手段と、前記第2キャプチャー手段でキャプチャーされた静止画像を、前記描く画像の題材としての第2の下絵とし、この第2の下絵に前記一部を絵画調に加工した画像を反映させることにより、下絵を交換する下絵交換手段と、を具備したことを特徴とする画調変換システムを提供するものである。
請求項4記載の発明は、装置が有するコンピュータを、任意のライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第1キャプチャー手段と、前記キャプチャーされた静止画像を描く画像の題材として選択する選択手段と、前記描く画像の題材として選択された前記静止画像を前記表示部に表示する第1表示制御手段と、前記表示部に表示されている前記静止画像を第1の下絵として、その一部をユーザの複数回のタッチ操作により逐次絵画調に加工していく絵画調加工手段と、前記絵画調加工手段により絵画調に一部を加工した画像を保存する保存手段と、前記保存手段により前記一部を加工した画像を保存した後、前記撮像部で撮像したライブビュー画像を前記表示部に表示する第2表示制御手段と、前記第2表示制御手段により表示されているライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第2キャプチャー手段と、前記第2キャプチャー手段でキャプチャーされた静止画像を、前記描く画像の題材としての第2の下絵とし、この第2の下絵に前記一部を絵画調に加工した画像を反映させることにより、下絵を交換する下絵交換手段として機能させることを特徴とするプログラムを提供するものである。
本発明によれば、ユーザの関与を伴いつつ絵画調画像への変換を行うことから、ユーザの画調変換に対する興味を高めたり、絵画を描くことに対する欲求を満たすことができる。
本発明の実施形態に係る画調変換装置の回路構成、及びシステム構成を示すブロック図である。 RAMのメモリ構成図である。 メインルーチンを示すフローチャートである。 表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 SW処理の処理手順を示すフローチャートである。 キャプチャーSW処理の処理手順を示すフローチャートである。 タッチ処理の処理手順を示すフローチャートである。 変換処理の処理手順を示すフローチャートである。 完了SW処理の処理手順を示すフローチャートである。 全変換処理の処理手順を示すフローチャートである。 (a)は加工用画像の一例を示す図であり、(b)は(a)に対応する絵画調画像を示す図である。 (a)は加工用画像の他の例を示す図であり、(b)は(a)に対応する絵画調画像を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る画調変換装置の回路構成図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る画調変換装置1、及びこれを含む画調変換システムの電気的構成を示したブロック図である。画調変換装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、CPU11に接続されたROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access memory)13、内部メモリ14を備え、ROM12には、CPU11に後述するフローチャートに示す動作を行わせるためのプログラムが記憶されている。
また、CPU11は、写真画像を絵画調の画像に変換する絵画変換エンジン200を含んでいる。絵画変換エンジン200による絵画変換処理は、RAM13に記憶された加工対象の画像(キャプチャー画像)を、絵画が有する特徴を備えた絵画調画像、つまり特定の効果を与えた絵画調画像に変換しつつ、液晶表示パネル3に表示する処理である。
また、絵画調画像への変換に際して目標とする絵画の種類、つまり変換画調画像にする特徴(画調)が選択可能である。本実施の形態において、選択可能な画調は油絵調、水彩画調、パステル画調、鉛筆画調、クレヨン画調、イラスト画調、点描画調、エアブラシ画調とする。しかし、これに限ることなく、ゴッホ調、モネ調、ピカソ調など、画家の特徴を加味した変換の選択を可能としても良い。また、別の画調のアルゴリズムを後述するメモリカード60で提供するようにすることもできる。なお、以下の本実施の形態の説明においては、油絵調が予め選択されたものとする。
内部メモリ14は、ハードディスク又はフラッシュメモリによる大容量不揮発性メモリであり、後述する処理によりフォルダ141、142・・・が確保されて、絵画調に変換された画像である絵画調画像をフォルダ141毎に保存可能となっている。
表示制御部16は、CPU11から供給される表示用の画像データに基づいて液晶表示パネル3を駆動することにより、画像や各種メニューを液晶表示パネル3に表示させる。
キー入力制御部17はCPU11の制御に基づいてタッチパネル5の操作信号と、キー入力部21の操作信号を入力するものである。本実施の形態において、キー入力部21には、少なくともキャプチャースイッチ22と完了スイッチ23が設けられており、その他図示しない電源スイッチやモード切替スイッチ等が設けられている。なお、キャプチャースイッチ22、完了スイッチ23は、突出してオフ状態を維持し、ユーザにより押下された場合にのみオンとなる常開型のスイッチである。
メモリカードインターフェース18は、メモリカードスロットに着脱自在に装着された各種のメモリカード60と、CPU11との間におけるデータの入出力を制御する入出力インターフェースである。GPS制御部20は、GPSアンテナ7で受信した情報を元に位置情報を取得する。これにより、画調変換装置1の現在位置を知ることができる。
人感センサ19はCPU11に接続され、近くに人がいるかどうかを検知するものである。したがって、近くに人がいない状態が所定時間以上続くと自動的に電源を切って節電を図る(オートパワーオフ)。
通信制御部30は、電話回線31若しくは無線LAN32を経由して画像やメールの送受信を含む通信制御を行う。アドレス帳33は、メール送受信に使用するものであり、実際は内部メモリ14内に設けられる。
バックアップサーバー40は、ネットワーク90を介して接続され、自動的に若しくは手動指示により内部メモリ14に記録されたデータのバックアップを行う。コンテンツサーバー50は、多数のコンテンツや画像を有しており、ネットワーク90を介して画調変換装置1へデータを配信することができる。
撮像装置70は、所謂デジタルカメラであり、撮像素子やこれを制御する撮像制御部、及び画像送信部等を備える。そして、撮像制御部により撮像素子を駆動してカラーからなる被写体の画像を所定の周期(フレームレート)で取り込む制御を行い、取り込んだライブビュー画像を外部に送信する送信手段を備える。この撮像装置70は、ネットワーク90を介して電話回線31あるいは無線LAN32で画調変換装置1の通信制御部30に接続されている。したがって、画調変換装置1のCPU11は、撮像装置70により撮像されて、前記送信手段により転送されたライブビュー画像を逐次取り込むことが可能である。
このとき、撮像装置70が、ユーザが有している画調変換装置1の場所とは異なる遠隔地に配置されていることにより、ユーザは遠隔地の景色を画調変換装置1の液晶表示パネル3で観賞したり、遠隔地の景色を画調変換する加工対象の画像として選択することができる。
また、電源制御部80は、電源プラグ31を介してAC電源を取り入れ、直流に変換して各部に電力を供給する。前述したオートパワーオフの制御も行う。
図2は、RAM13のメモリ構成図である。RAM13は、CPU11が必要に応じて種々のデータを一時的に記憶する作業用のメモリであり、取り込み画像記憶部131、加工用画像記憶部132、及びタッチデータ記憶部133等を有している。
取り込み画像記憶部131には、前述のように撮像装置70から所定のフレームレートで転送されるライブビュー画像が逐次更新されつつ記憶される。そして、キャプチャースイッチ22が操作されるまでは、CPU11の制御下で、表示制御部16が取り込み画像記憶部131に記憶される画像データに基づき、液晶表示パネル3を駆動する。これにより、液晶表示パネル3には撮像装置70により撮像されているライブビュー画像が表示される。
加工用画像記憶部132には、キャプチャースイッチ22が操作された際に液晶表示パネル3に表示されている画像が加工用画像(キャプチャー画像)として記憶される。このとき、表示制御部16は、画像の読み出し元を取り込み画像記憶部131から加工用画像記憶部132に切り替える。したがって、キャプチャースイッチ22が操作された後は、液晶表示パネル3に加工用画像(キャプチャー画像)が表示し続けられる。
また、加工用画像記憶部132に記憶された画像は、後述する変換処理により油絵調画像に変換されるが、表示制御部16は所定のタイミング毎(所定のフレームレート)に加工用画像記憶部132の画像を読み出して、液晶表示パネル3に表示する。したがって、キャプチャースイッチ22が操作された後は、ライブビュー画像に代わって、油絵調画像に変換されていく画調変換画像が表示されることとなる。
タッチデータ記憶部133は、タッチパネル5によりタッチが検出された位置からタッチが検出されなった位置までの領域であるタッチエリアを示すデータ「タッチエリア(0)」、「タッチ(1)エリア」、「タッチ(2)エリア」・・・「タッチ(N)エリア」が記憶される。つまり、本実施の形態においては、タッチパネル5によりタッチが検出された位置からタッチが検出されなくなるまでの領域を、一単位のタッチエリアと定義し、この一単位毎にタッチエリアを示すデータが記憶される。
また、各タッチエリアを示すデータ「タッチ(0)エリア」、「タッチ(1)エリア」、「タッチ(3)エリア」・・・「タッチ(N)エリア」の内容は、図2の右端に示すように、当該領域に属する各ドットの画像上におけるx,y座標、「ドット(0)x,y座標」、「ドット(1)x,y座標」、「ドット(2)x,y座標」、・・・「ドット(n)x,y座標」である。つまり、「タッチ(0)エリア」が、ドット(0)〜ドット(n)で構成されるとすると、これらドット(0)〜ドット(n)の画像上における座標が「タッチ(0)エリア」のデータとして記憶されるのである。
次に、以上の構成に係る本実施の形態の動作について説明する。
(ライブビュー画像の表示)
電源スイッチがオン操作されると、CPU11はROM12に記憶されているプログラムに従って、各部の制御及び処理を開始する。図3は、CPU11の処理手順を示すメインフローである。CPU11は、先ずイニシャライズ処理を行って、後述するフロー内において用いるフラグをリセットするとともに、図2に示したROM12の取り込み画像記憶部131、加工用画像記憶部132、タッチデータ記憶部133等をクリアする(ステップSA1)。引き続き、電源スイッチがオフ操作されるまで、表示処理(ステップSA2)、スイッチ処理(ステップSA3)、タッチ処理(ステップSA4)、これら以外のその他の処理(ステップSA5)を順次繰り返す。
図4は、表示処理(ステップSA2)の詳細を示すフローチャートである。CPU11は、キャプチャーフラグCAPFがリセット(=0)であるか否かを判断する(ステップSB1)。このキャプチャーフラグCAPFは、前記イニシャライズ処理によりリセット(=0)され、キャプチャースイッチ22が押下されることにより、セット(=1)されるフラグである。したがって、この表示処理開始時点においては、CAPF=0となっていることから、ステップSB1からステップSB2に進む。
そして、 撮像装置70から、ネットワーク90及び電話回線31あるいは無線LAN32を介して転送されるライブビュー画像を取り込んで(ステップSB2)、取り込み画像記憶部131に記憶する(ステップSB3)。さらに、CPU11は、表示制御部16を制御してこの取り込み画像記憶部131に記憶したライブビュー画像の内容を液晶表示パネル3に表示させる(ステップSB4)。
したがって、電源スイッチが投入された後、キャプチャースイッチ22が操作されるまでは、撮像装置70で撮像されて所定のフレームレートで転送されたライブビュー画像が液晶表示パネル3に表示されている。したがって、ユーザは、液晶表示パネル3に表示されているライブビュー画像を観賞して楽しむことができる。なお、CAPF=1となった場合において実行されるステップSB5〜SB7の処理については、後述する。
(加工対象画像の決定)
図5は、前記スイッチ処理(ステップSA3)の処理手順を示すフローチャートである。このスイッチ処理は、キャプチャーSW処理(ステップSC1)、完了SW処理(ステップSC2)、及びこれら以外のその他のSW処理(ステップSC3)で構成される。
図6は、キャプチャーSW処理(ステップSC1)の処理手順を示すフローチャートである。キャプチャースイッチ22が押下されたか否かを判断する(ステップSD1)。キャプチャースイッチ22が押下されたならば、この時点で取り込まれて液晶表示パネル3に表示されている取り込み画像を加工用画像記憶部132に記憶する。すると、前述のように、表示制御部16は、画像の読み出し元を取り込み画像記憶部131から加工用画像記憶部132に切り替える。したがって、キャプチャースイッチ22が操作された後は、液晶表示パネル3に加工用画像(キャプチャー画像)が表示し続けられる。しかる後に、キャプチャースイッチ22が押下されたことを示すべく、キャプチャーフラグCAPFをセット(←1)して(ステップSD3)、リターンする。
したがって、液晶表示パネル3にてライブビュー画像を視認していたユーザは、画調変換したい画像が液晶表示パネル3に表示された時点で、キャプチャースイッチ22を押下する。これにより、画調変換すべき加工対象の画像が決定されて、当該画像が加工用画像記憶部132に保存され、かつ液晶表示パネル3は当該画像が表示された状態に維持される。
例えば、図11(a)に示すように、富士山のライブビュー画像が表示されている状態で、ユーザがこれを画調変換する画像と決定して、キャプチャースイッチ22を操作すると、このライブビュー画像が加工用画像LP1として加工用画像記憶部132に保存され、かつ液晶表示パネル3はこの加工用画像LP1が表示された状態に維持される。
したがって、ユーザはライブビュー画像が表示されている液晶表示パネル3を観賞していて、任意の時点でキャプチャースイッチ22を操作することにより、所望の画像を画調変換する画像、つまり擬似的に描く画像の題材として選択することができる。
なお、図5のフローチャートにおける完了SW処理(ステップSC3)については、後述する。
(画調変換)
図7は、前記タッチ処理(ステップSA4)の処理手順を示すフローチャートである。先ず、CPU11は、キャプチャーフラグCAPFがセット(=1)されているか否かを判断する(ステップSE1)。CAPF=0である場合には、加工対象とする画像が未だ決定されていない状態(キャプチャーされていない状態)であるから、以降の処理を行うことなくメインフローにリターンする。
しかし、CAPF=1であるならば、図6のフローで説明したように、キャプチャースイッチ22が押下されて、加工用画像記憶部132に取り込み画像が保存され、加工用画像LP1が決定されている。したがって、ステップSE1からステップSE2に進み、タッチフラグTF=0であるか否かを判断する。
このタッチフラグTFは、加工用画像記憶部132が液晶表示パネル3に表示されている状態において、ユーザの手指によりタッチパネル5によって検出されたことを条件として、後述するステップSE6でセット(←1)される。また、当該タッチが検出されなくなったことを条件として、後述するステップSE9でリセット(←0)される。
したがって、ユーザが液晶表示パネル3に表示されている画面上の加工用画像LP1にタッチしていない状態においては、TF=1となっている。そして、TF=1となっており、ユーザが画面上の加工用画像LP1にタッチしていない状態にあるならば、ステップSE2からステップSE3に進み、ユーザがタッチしたか否かを判断する。タッチしたと判断されたならば、図2に示したタッチデータ記憶部133に、初期値を「0」としてN番目のエリアであるタッチ(N)エリアを確保する(ステップSE4)。引き続き、加工用画像LP1のタッチされたエリアに含まれる画素の座標を、前記ステップSE4で確保したタッチ(N)エリアにストアする(ステップSE5)。しかる後に、タッチフラグTFをセット(←1)して(ステップSE6)、リターンする。
したがって、タッチの開始からタッチの終了までを1回のタッチの単位として、1回のタッチが開始されると、タッチフラグTFがセットされることにより、タッチが開始されたことが示される。
また、TF=1となると、このフローに従った処理が再度実行されれた際に、ステップSE2の判断がNOとなる。したがって、ステップSE2からステップSE7に進み、未だタッチしているか否か、つまり当該タッチが継続しているか否かを判断する。タッチが継続しているならば、前記ステップSE5でストアした以降の新たなタッチエリアに含まれる画素の座標を、前記ステップSE4で確保したタッチ(N)エリアにストアする(ステップSE8)。
また、ユーザがタッチさせていた手指を画面上の加工用画像LP1から離すと、このフローに従った処理が再度実行された際に、ステップSE7の判断がNOとなり、ステップSE7からステップSE9に進む。したがって、図2に示したタッチデータ記憶部133には、タッチパネル5により検出されたタッチの開始からタッチの終了までの領域である1回分のタッチエリアを示すデータ「タッチ(0)エリア」が記憶される。
そして、ステップSE7に続くステップSE9においては、1回のタッチが終了したことからタッチフラグTFをリセット(←0)する。しかる後に、後述する変換処理を実行する(ステップSE10)。したがって、この変換処理は、タッチの開始からタッチの終了までを1回のタッチの単位として、1回のタッチが終了する毎に行われる。
よって、1回のタッチが終了する毎に加工用画像LP1のタッチされた領域における画調が変換処理により変化し、ユーザはキャンバスに向かって絵を描いているような感覚を味わうことができる。しかも、加工用画像LP1を下絵として絵を描けばよいのであるから、絵を描くことが不得手なユーザであっても、上手に絵が描けるように思わせることができる。
また、検出されるタッチ領域は、タッチの開始からタッチの終了までを1回のタッチとする領域であることから、筆触動作と近似し、ユーザの筆触特徴をタッチデータに反映させることができる。
引き続き、変換処理を実行していることを示す変換フラグHFをセットし(ステップSE11)、Nの値をインクリメントして(ステップSE12)、リターンする。
したがって、この図7のフローチャートに示したタッチ処理は、CAPF=1となって加工用画像LP1が決定された後において、ユーザが画面上の加工用画像LP1をタッチする毎に実行され、タッチデータ記憶部133には、画面上の加工用画像LP1に対するユーザのタッチエリアを示すデータが「タッチ(0)エリア」、「タッチ(1)エリア」、「タッチ(2)エリア」・・・「タッチ(N)エリア」と記憶される。また、これらタッチエリアを示すデータは、前述のように当該領域に属する各ドット(画素)の加工用画像LP1上におけるx,y座標となる。
図8は、1回のタッチが終了する毎に行われる変換処理(ステップSE10)の処理手順を示すフローチャートである。まず、前記ステップSE5とステップSE8でストアした今回のタッチエリアを示すデータであるタッチ(N)エリアに記憶されている画素の座標群に基づき、加工用画像LP1の当該タッチエリアに属する1つの画素を指定する(ステップSF1)。次に、この指定された1つの画素の前後複数個分の画素を指定する(ステップSF2)。
また、前記ステップSF1で指定された1つの画素と、前記ステップSF2で指定された複数個分の画素のカラーコードの平均値を演算する(ステップSF3)。次に、最初に指定された1つの画素(ステップSF1で指定された1つの画素)のカラーコードを、ステップSF3で演算された平均値に変更する(ステップSF4)。さらに、カラーコードを変更する処理を当該タッチ(N)エリアに属する全ての画素に対して行ったか否かを判断する(ステップSF5)。そして、当該タッチ(N)エリアに属する全ての画素に対する処理が終了するまで、ステップSF1からの処理を繰り返す。
したがって、ステップSF5の判断がYESとなるまでに、当該タッチ(N)エリアに属する全ての画素は、既に平均値のカラーコードに変更されている画素を含む前後複数個の画素の平均値に変更される。このため、ユーザが画面上の加工用画像LP1にワンタッチする毎に、当該ワンタッチしたエリアが加工用画像LP1の元の色とは異なる色に変更されていく。よって、画面上の加工用画像LP1に対するワンタッチを繰り返すといユーザの関与を伴いつつ、絵画調画像への変換を行うことができる。その結果、ユーザの画調変換に対する興味を高めたり、絵画を描くことに対する欲求を満たすことができる。
しかも、加工用画像LP1を下絵として、筆触動作としてのワンタッチを行っていけば、図11(a)に示した加工用画像LP1から、同図(b)に示した絵画調画像PP1に変化して、絵画調画像PP1が完成する。よって、絵を描くことが不得手なユーザであっても擬似的にではあるが、困難なく所望の絵を描くことができる。
なお、本実施の形態においては、図8のフローチャートに示す変換処理を行うようにしたが、変換処理はこれに限ることなく、他の画調変換アルゴリズム等どのようなアルゴリズムを用いてもよい。
(絵画調画像の完成)
図9は、図5のフローチャートにおけるステップSC3の完了SW処理の処理手順を示すフローチャートである。すなわち、液晶表示パネル3の画面上に表示された絵画調画像PP1を見て、ユーザが絵画が完成したと思ったならば、完了スイッチ23を押下する。すると、図9のフローチャートにおいて、ステップSF1の判断がYESとなる。したがって、ステップSF1からステップSF2に進み内部メモリ14に新たなフォルダ141を確保する。そして、この確保したフォルダ141に完成した絵画調画像PP1をストアする。
したがって、ユーザは、任意の時点で完了スイッチ23を操作することにより、絵画調画像PP1の完成を自由に決定することができる。
また、ユーザは、内部メモリ14のフォルダ141にストアした絵画調画像PP1を後日CPU11により読み出させて、液晶表示パネル3に表示させ、随時観賞することができる。しかる後に、キャプチャーフラグCAPFをリセット(←0)して(ステップSF4)、リターンする。
(ライブビュー画像の全変換)
このようにして、前記ステップSF4でキャプチャーフラグCAPF=0にされると、前述した図4のフローチャートにおいてステップSB1の判断がYESとなる。したがって、撮像装置70から、転送されるライブビュー画像が再び取り込こまれ始めて(ステップSB2)、取り込み画像記憶部131に記憶され(ステップSB3)、液晶表示パネル3に表示される(ステップSB4)。つまり、ライブビュー画像の表示が再開される。したがって、例えば撮像装置70が同一の画角で富士山を撮像していても、時間の経過に伴う雲や光の変化によって前記加工用画像LP1における富士山とは異なる景色からなる富士山が表示される場合がある。
例えば図11(a)に示した富士山の景色から、図12(a)に示した富士山の景色に移行する場合がある。そして、ユーザが図12(a)に示した富士山の景色も絵画調画像に変換したいと思った場合には、同図の景色が液晶表示パネル3にされた時点で再度キャプチャースイッチ22を押下する。
すると、図6のフローチャートにおいて、ステップSD1の判断がYESとなり、CPU11は、この時点で取り込まれて液晶表示パネル3に表示されている取り込み画像を加工用画像記憶部132に記憶する(ステップSD2)。すると、前述のように、表示制御部16は、画像の読み出し元を取り込み画像記憶部131から加工用画像記憶部132に切り替える。したがって、キャプチャースイッチ22が操作された後は、液晶表示パネル3に、図13(a)に示した画像が加工用画像LP2として表示し続けられる。また、ステップSD2に続くステップSD3の処理で、キャプチャーフラグCAPFはセット(←1)される。
一方、このようにCAPF=1となると、前述した図4のフローチャートにおいて、ステップSB1の判断がNOとなる。したがって、ステップSB1からステップSB2に進み、変換フラグHF=1であるか否かを判断する。このとき、変換フラグHFは、前述した最初の変換が行われた時点、つまり図11(b)に示した絵画調画像PP1を作成した時点で、図7のフローチャートにおけるステップSE11でセットされ、HF=1となっている。したがって、図4のフローチャートにおけるステップSB5の判断はYESとなる。
よって、ステップSB4からステップSB5に進み変換フラグHF=1であるか否かを判断する。この変換フラグHFは、前回、絵画調画像PP1を生成した際に、図7のフローチャートにおけるステップSE11でセットされ、HF=1となっている。したがって、ステップSB5からステップSB6に進み全変換処理を行った後、HFをリセット(←0)して(ステップSB7)、リターンする。
図10は、全変換処理(ステップSB5)の処理手順をフローチャートである。まず、前記Nの値に対応させるnの値として、初期値「0」を設定する(ステップSH1)。そして、このn=0に対応するN=0の「タッチ(0)エリア」に記憶されている座標群に基づき、変換処理を実行する(ステップSH2)。
この変換処理は、前述した図8のフローチャートに示す処理手順で実行される。まず、nの値で示されるタッチ(N)エリアに記憶されている画素の座標群に基づき、加工用画像LP2の当該タッチエリアに属する1つの画素を指定する(ステップSF1)。次に、この指定された1つの画素の前後複数個分の画素を指定する(ステップSF2)。
また、前記ステップSF1で指定された1つの画素と、前記ステップSF2で指定された複数個分の画素のカラーコードの平均値を演算する(ステップSF3)。次に、最初に指定された1つの画素(ステップSF1で指定された1つの画素)のカラーコードを、ステップSF3で演算された平均値に変更する(ステップSF4)。さらに、カラーコードを変更する処理を当該タッチ(N)エリアに属する全ての画素に対して行ったか否かを判断する(ステップSF5)。そして、当該タッチ(N)エリアに属する全ての画素に対する処理が終了するまで、ステップSF1からの処理を繰り返す。
したがって、ステップSF5の判断がYESとなるまでに、nの値で指定されるタッチ(N)エリアに属する全ての画素は、既に平均値のカラーコードに変更されている画素を含む前後複数個の画素の平均値に変更される。このため、ユーザが画面上の加工用画像LP2対する擬似的な描画動作であるワンタッチを行わずとも、加工用画像LP1を作成した際のタッチデータにより、加工用画像LP2が元の色とは異なる色に変更されていく。よって、この場合には、画面上の加工用画像LP2に対するワンタッチを繰り返すとい動作を行わずとも、前回のタッチデータを利用して絵画調画像への変換を行うことができる。
そして、ステップSH2で変換処理を行ったならば、nの値をインクリメントし(ステップSH3)、n>Nとなったか否かを判断し(ステップSH4)、n>Nとなるまで、ステップSH2〜SH4の処理を繰り返す。したがって、前回の絵画調画像PP1に用いたタッチデータ記憶部133に記憶されているタッチ(0)〜(N)エリアに各々記憶されているタッチデータを用いて、画調変換を行うことができる。
そして、n>Nとなり、タッチデータ記憶部133に記憶されているタッチ(0)〜(N)エリアに記憶されているタッチデータを全て用いて、画調変換が終了すると、図12(a)に示した加工用画像LP2は、同図(b)に示した絵画調画像PP2に変化する。また、この絵画調画像PP2を確認したユーザが完了スイッチ23を押下すると、前述した図9に示すフローチャートに従って完了SW処理が実行される。これにより、内部メモリ14には新たなフォルダ142が確保され、この新たなフォルダ142に絵画調画像PP2が保存されることとなる。
ところで、プロの画家は多数の絵画を作成するが、いずれの絵画にも当該画家の作風や作風に基づく共通する特徴が現れていることが一般的である。しかるに素人の場合、作風が確立されるまでに至っていないことから、絵を描く毎に特徴が異なってしまう。
しかるに、新たなフォルダ141に保存された絵画調画像PP2にあっては、ベースとなる画像は異なるが(加工用画像LP1と加工用画像LP2)、当該ユーザの絵画調画像PP1作成した際のタッチを反映させた画像である。
したがって、前回フォルダ141に保存された絵画調画像PP1と、今回フォルダ142に保存された絵画調画像PP2とは、当該ユーザの絵画調画像PP1作成した際のタッチを反映されている点において共通する。したがって、素人であっても、プロの画家と同様に、作品としての絵画調画像PP1、PP2に共通する作風や作風に基づく特徴を表現することができる。
なお、本実施の形態においては、撮像装置70から転送されるライブビュー画像を取得して、画調変換する対象画像である加工用画像とした。しかし、加工用画像は、これに限ることなく、内部メモリ14に予め記憶されている画像、配信コンテンツサーバ50からダウンロードした画像等、如何なる画像であってもよい。
(他の実施の形態)
図13は、本発明の他の実施の形態に係る画調変換装置100の電気的構成を示したブロック図である。本実施の形態においては、前述した実施の形態において設けられていた通信制御部30及び通信制御部30に接続されたネットワーク等が設けられておらず、これに代わって、撮像素子8が撮像制御部19を介してCPU11に接続されている。撮像制御部19は、CPU11による制御下で撮像素子8を駆動して被写体の画像を取り込む制御を行う。
この取り込まれた被写体の画像は、前記実施の形態と同様に表示制御部16により液晶表示パネル3に表示される。また、CPU11は、前述した図3〜図10のフローチャートに示す処理を実行する。したがって、この実施の形態によれば、ネットワークに接続せずとも、画調変換装置100単体でライブビュー画像を表示し、所望のライブビュー画像をキャプチャーし、キャプチャーしたライブビュー画像をタッチに応じて画調変換し、さらにライブビュー画像を全変換することができる。
1 画調変換装置
3 液晶表示パネル
3 液晶表示パネル
5 タッチパネル
7 GPSアンテナ
8 撮像素子
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 内部メモリ
16 表示制御部
17 キー入力制御部
18 メモリカードインターフェース
19 撮像制御部
20 GPS制御部
21 キー入力部
22 キャプチャースイッチ
23 完了スイッチ
30 通信制御部
40 バックアップサーバー
50 コンテンツサーバー
60 メモリカード
70 撮像装置
100 画調変換装置
131 画像記憶部
132 加工用画像記憶部
133 タッチデータ記憶部
200 絵画変換エンジン

Claims (4)

  1. 撮像部で被写体を撮像し、表示部にライブビュー画像を表示する画調変換装置において、
    任意のライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第1キャプチャー手段と、
    前記キャプチャーされた静止画像を描く画像の題材として選択する選択手段と、
    前記描く画像の題材として選択された前記静止画像を前記表示部に表示する第1表示制御手段と、
    前記表示部に表示されている前記静止画像を第1の下絵として、その一部をユーザの複数回のタッチ操作により逐次絵画調に加工していく絵画調加工手段と、
    前記絵画調加工手段により絵画調に一部を加工した画像を保存する保存手段と、
    前記保存手段により前記一部を加工した画像を保存した後、前記撮像部で撮像したライブビュー画像を前記表示部に表示する第2表示制御手段と、
    前記第2表示制御手段により表示されているライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第2キャプチャー手段と、
    前記第2キャプチャー手段でキャプチャーされた静止画像を、前記描く画像の題材としての第2の下絵とし、この第2の下絵に前記一部を絵画調に加工した画像を反映させることにより、下絵を交換する下絵交換手段と、
    を具備し、
    前記第1の下絵の一部をユーザが逐次絵画調に加工した内容で前記第2の下絵の一部を絵画調に変更可能としたことを特徴とする画調変換装置。
  2. 撮像部で被写体を撮像し、表示部にライブビュー画像を表示する画調変換方法において、
    任意のライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする工程と、
    前記キャプチャーされた静止画像を描く画像の題材として選択する工程と、
    前記選択された前記静止画像を前記表示部に表示する工程と、
    前記表示部に表示されている前記静止画像を第1の下絵として、その一部をユーザの複数回のタッチ操作により逐次絵画調に加工していく工程と、
    前記絵画調に一部を加工した画像を保存する工程と、
    前記一部を加工した画像を保存した後、前記撮像部で撮像したライブビュー画像を前記表示部に表示する工程と、
    前記表示部に表示されているライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする工程と、
    前記キャプチャーされた静止画像を、前記描く画像の題材としての第2の下絵とし、この第2の下絵に前記一部を絵画調に加工した画像を反映させることにより、下絵を交換する工程と
    を含む画調変換方法。
  3. ネットワークを介して接続された撮像装置と画調変換装置とで構成される画調変換システムであって、
    前記撮像装置は、被写体を順次撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により順次撮像されたライブビュー画像を送信する送信手段を備え、
    前記画調変換装置は、
    前記撮像装置から送信されてくるライブビュー画像を受信する受信手段と、
    任意のライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第1キャプチャー手段と、
    前記キャプチャーされた静止画像を描く画像の題材として選択する選択手段と、
    前記描く画像の題材として選択された前記静止画像を前記表示部に表示する第1表示制御手段と、
    前記表示部に表示されている前記静止画像を第1の下絵として、その一部をユーザの複数回のタッチ操作により逐次絵画調に加工していく絵画調加工手段と、
    前記絵画調加工手段により絵画調に一部を加工した画像を保存する保存手段と、
    前記保存手段により前記一部を加工した画像を保存した後、前記撮像部で撮像したライブビュー画像を前記表示部に表示する第2表示制御手段と、
    前記第2表示制御手段により表示されているライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第2キャプチャー手段と、
    前記第2キャプチャー手段でキャプチャーされた静止画像を、前記描く画像の題材としての第2の下絵とし、この第2の下絵に前記一部を絵画調に加工した画像を反映させることにより、下絵を交換する下絵交換手段と、
    を具備したことを特徴とする画調変換システム。
  4. 装置が有するコンピュータを、
    任意のライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第1キャプチャー手段と、
    前記キャプチャーされた静止画像を描く画像の題材として選択する選択手段と、
    前記描く画像の題材として選択された前記静止画像を前記表示部に表示する第1表示制御手段と、
    前記表示部に表示されている前記静止画像を第1の下絵として、その一部をユーザの複数回のタッチ操作により逐次絵画調に加工していく絵画調加工手段と、
    前記絵画調加工手段により絵画調に一部を加工した画像を保存する保存手段と、
    前記保存手段により前記一部を加工した画像を保存した後、前記撮像部で撮像したライブビュー画像を前記表示部に表示する第2表示制御手段と、
    前記第2表示制御手段により表示されているライブビュー画像を静止画像としてキャプチャーする第2キャプチャー手段と、
    前記第2キャプチャー手段でキャプチャーされた静止画像を、前記描く画像の題材としての第2の下絵とし、この第2の下絵に前記一部を絵画調に加工した画像を反映させることにより、下絵を交換する下絵交換手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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