JP5082326B2 - 文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラム - Google Patents

文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、多機能デジタル複合機であるMFP(Multi function peripherals)等の画像形成装置等に適用され、一連の関連する文書の中から所定のものを出力する文書処理装置、文書処理方法及びコンピュータに文書処理を実行させるための文書処理プログラムに関する。
日常生活において、提出の順番が予め決められている文書を、順序どおりに処理していく必要のある場面が存在する。例えば、学習塾で学習進度に応じて与えられる学習プリントンに対して回答を記入し、それを提出すると次の学習プリントが与えられる場合や、出張申請書をまず提出したのち、出張後に出張清算書や出張報告書を提出する場合である。このような場合、従来では、印刷装置やパーソナルコンピュータ(単にパソコンという)などに一連の文書を予め記憶させておき、ユーザが必要に応じて前記パソコンから必要な文書を検索し印刷していた。
しかし、従来では提出の順番が予め決められている一連の複数の文書であっても、それら文書の出力順などの文書間の関連性はパソコン等には記憶されていなかったため、ユーザは一つの文書の処理が終了する度に次に必要とする文書を検索し出力しなければならず、大きな負担を強いられていた。
そこで、ユーザ自らが印刷装置等に記憶されている文書を検索し、出力を必要とする複数の関連文書に、画面上で同じ付箋を付け、同じ付箋を持った複数の文書から1つの文書を作成し出力することにより、ユーザが一度の検索及び出力により必要とする一連の関連文書すべてを一度で入手することで、ユーザの負担を軽減するという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ユーザが印刷装置等に記憶されている複数の文書を検索し、その複数の文書間の関連を記憶させ、例えばユーザが検索した複数の文書に画面上で通し番号を付加することにより文書間に関連性を持たせることによって一連の関連文書を統合管理し、印刷時には、その一連の関連文書を一度に出力するという技術も提案されている。(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−56934号公報 特開平10-21220号公報
ところが、特許文献1に記載の技術ではユーザ自らが印刷装置内の文書を検索し画面上で希望する関連文書に付箋を付けるため、ユーザが関連する文書を検索しなければならず面倒であった。また、付箋の貼り付け後、文書を出力する際、関連する文書が一度に出力されるため、出力された文書の管理が煩雑になるという問題もあった。
特許文献2に記載の技術においても、一連の関連文書に通し番号を付け統合管理するためには、ユーザ自らが装置に保存されている文書を検索しなければならず面倒であった。また関連文書が通し番号順に一度に出力されるため、ユーザが出力文書を管理する必要があり、文書管理の負担をユーザに強いていた。
この発明は、予め出力の順序が決められている文書を順番に出力してユーザが処理する場合に、ユーザが次の出力対象文書を検索する負担を解消するとともに、一度で全ての文書が出力されることによる文書管理の煩雑さを解消することができる文書処理装置、文書処理方法並びに文書処理プログラムの提供を課題としている。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)文書を読み取る読取手段と、読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別手段と、予め出力の順番が定められている複数の関連文書を保存する文書保存手段と、前記識別手段により識別された文書に基づいて、前記文書保存手段に保存されている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された文書を出力する出力手段と、前記出力手段による文書の出力時からその出力文書の前記読取手段による読み取り時までの経過時間を計測する計測手段と、計測された経過時間に基づいて、前記出力対象文書の出力範囲を決定する出力範囲決定手段と、を備えたことを特徴とする文書処理装置。
(2)文書を読み取る読取手段と、読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別手段と、予め出力の順番が定められている複数の関連文書を保存する文書保存手段と、前記識別手段により識別された文書に基づいて、前記文書保存手段に保存されている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された文書を出力する出力手段と、を備え、前記読取手段により読み取られた文書を前記文書保存手段に保存し、さらに、前記読取手段により読み取られた文書と同一内容の文書が、前記文書保存手段に既に保存されているか否かを判断する文書同一判断手段と、前記文書同一判断手段により同一と判断された場合には警告を表示する警告表示手段と、を備え、前記文書同一判断手段により同一内容の文書が既に保存されていると判断された場合には、前記読み取られた文書の次の出力対象文書の出力は行わないことを特徴とする文書処理装置。
(3)前記出力手段は、文書を印刷する印刷手段である前項1または2に記載の文書処理装置。
(4)前記文書に付加されている文書識別情報はバーコード又は電子透かしである前項1または2に記載の文書処理装置。
(5)前記文書処理装置を利用するユーザが、前記文書の登録を行う管理者か又は前記文書処理装置を使用する一般利用者かを判別する判別手段と、前記判別手段により管理者と判別された場合には、装置のモードを、前記読取手段で読み取られた文書又は外部から送信された文書を前記文書保存手段に保存する文書登録モードに設定し、一般利用者と判別された場合には、読み取られた文書の次の出力対象文書を出力する文書出力モードに設定するモード設定手段と、を備えている前項1または2に記載の文書処理装置。
(6)前記文書保存手段は、前記複数の関連文書を関連文書ごとに保存する複数の関連文書ボックスを備えている前項1または2に記載の文書処理装置。
(7)前記文書保存手段に保存された複数の文書の出力状況を表示する出力状況表示手段を備えている前項1または2に記載の文書処理装置。
(8)前記出力状況表示手段は、前記文書が出力済みか又は未出力かに応じて、未出力の文書のみを表示するか又は未出力の文書と出力済みの文書とを区別して表示することにより、文書の出力状況を表示する前項7に記載の文書処理装置。
(9)外部装置にインストールされたプリンタドライバの画面上で前記関連文書ボックスが指定された状態で、前記外部装置から文書が送信されてきた場合には、前記送信文書を指定された関連文書ボックスに保存する前項6に記載の文書処理装置。
(10)前記計測手段によって計測された計測時間と予め定められた時間とを比較する経過時間比較手段と、その比較結果に応じて、異なったメッセージを表示するメッセージ表示手段と、を備えている前項1に記載の文書処理装置。
(11)前記読取手段により読み取られた文書を予め指定されたメールアドレスに送信する送信手段を備えている前項1または2に記載の文書処理装置。
(12)前記読取手段により読み取られた文書と同一の文書識別情報の文書が、前記文書保存手段に既に保存されているか否かを判断する識別情報判断手段と、前記読み取られた文書と同一の文書識別情報の文書が既に保存されていると判断された場合において、前記2つの文書の内容が異なっていると判断された場合には、前記保存されている文書を前記読み取られた文書に置き換えるか否かについてユーザからの指示を受け付ける受付手段と、を備えている前項2に記載の文書処理装置。
(13)前記文書保存手段に文書を保存する文書登録モード時に、文書の保存先候補である関連文書ボックスを表示する表示手段と、前記表示手段に表示された関連文書ボックスの中からユーザによって選択された関連文書ボックスを、保存先として受け付けるとともに、関連文書ボックスに保存されている文書が複数の関連文書のうちの最終の文書であるか否かについて、ユーザからの指示を受け付ける受付手段と、前記文書登録モード時に、前記最終の文書であることの指示が受け付けられていない関連文書ボックスのみを、前記文書の保存先候補として表示手段に表示させる制御手段と、を備えている前項6に記載の文書処理装置。
(14)文書を読み取る読取ステップと、読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別ステップと、前記識別ステップにおいて識別された文書に基づいて、文書保存手段に保存されている予め出力の順番が定められている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索ステップと、前記検索ステップにより検索された文書を出力する出力ステップと、前記出力ステップにおける文書の出力時からその出力文書の前記読取ステップにおける読み取り時までの経過時間を計測する計測ステップと、計測された経過時間に基づいて、前記出力対象文書の出力範囲を決定する出力範囲決定ステップと、を備えたことを特徴とする文書処理方法。
(15)文書を読み取る読取ステップと、読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別ステップと、前記識別ステップにおいて識別された文書に基づいて、文書保存手段に保存されている予め出力の順番が定められている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索ステップと、前記検索ステップにより検索された文書を出力する出力ステップと、前記読取ステップにおいて読み取られた文書を前記文書保存手段に保存するステップと、前記読取ステップにおいて読み取られた文書と同一内容の文書が、前記文書保存手段に既に保存されているか否かを判断する文書同一判断ステップと、前記文書同一判断ステップにおいて同一と判断された場合には警告を表示する警告表示ステップと、を備え、前記文書同一判断ステップにおいて同一内容の文書が既に保存されていると判断された場合には、前記読み取られた文書の次の出力対象文書の出力は行わないことを特徴とする文書処理方法。
(16)文書を読み取る読取ステップと、読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別ステップと、前記識別ステップにより識別された文書に基づいて、文書保存手段に保存されている予め出力の順番が定められている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索ステップと、前記検索ステップにより検索された文書を出力する出力ステップと、前記出力ステップにおける文書の出力時からその出力文書の前記読取ステップにおける読み取り時までの経過時間を計測する計測ステップと、計測された経過時間に基づいて、前記出力対象文書の出力範囲を決定する出力範囲決定ステップと、をコンピュータに実行させるための文書処理プログラム。
(17)文書を読み取る読取ステップと、読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別ステップと、前記識別ステップにおいて識別された文書に基づいて、文書保存手段に保存されている予め出力の順番が定められている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索ステップと、前記検索ステップにより検索された文書を出力する出力ステップと、前記読取ステップにおいて読み取られた文書を前記文書保存手段に保存するステップと、前記読取ステップにおいて読み取られた文書と同一内容の文書が、前記文書保存手段に既に保存されているか否かを判断する文書同一判断ステップと、前記文書同一判断ステップにおいて同一と判断された場合には警告を表示する警告表示ステップと、をコンピュータに実行させ、前記文書同一判断ステップにおいて同一内容の文書が既に保存されていると判断された場合には、前記コンピュータに、前記読み取られた文書の次の出力対象文書の出力を行わせない文書処理プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、読取手段により読み取られた文書が識別され、この識別された文書に基づいて次の出力対象文書が検索され出力されるから、ユーザは文書を読取手段に読み取らせるだけで、次に必要な文書を自動的に入手することができる。このため、ユーザは次に必要な文書を装置上で検索したり、出力を指示する必要がないから、検索等の負担を解消することができる。しかも、次の出力対象文書のみが出力されるから、一度に全ての文書が出力されることによる文書管理の煩雑さを解消することができる。また、計測結果に基づいて出力対象文書の出力範囲を変えることによって、ユーザの文書処理の効率アップを図ることができる。
前項(2)に記載の発明によれば、処理済み文書を文書処理装置に保存することができ、またユーザは同じ文書を読み取らせたことを認識できる。
前項(3)に記載の発明によれば、出力手段が印刷手段であるからユーザは紙媒体で次の文書を入手できる。
前項(4)に記載の発明によれば、読み取られた文書に付されている文書識別情報はバーコード又は電子透かしであるから、文書の識別が容易となる。
前項(5)に記載の発明によれば、文書処理装置は、使用時に、文書の登録を行う管理者か一般利用者かに応じて文書登録モード又は文書出力モードが設定される。これによって、管理者は前もって複数の文書を登録することができる。また、一般利用者は次の出力対象文書を入手することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、一連の関連文書が関連文書毎に、それぞれ1つの関連文書ボックスに記憶されることによって、関連文書の検索手段による検索が容易となる。
前項(7)に記載の発明によれば、出力状況表示手段を備えることによって、ユーザは現在処理している一連の関連文書の出力状況を知ることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、出力状況表示手段は未出力の文書のみを表示するか又は未出力の文書と出力済みの文書とを区別して表示するから、ユーザは視覚により関連文書の出力状況を知ることができる。
前項(9)に記載の発明によれば、外部装置から関連文書ボックスへの文書登録が可能となる。
前項(10)に記載の発明によれば、経過時間比較手段の結果に応じて異なるメッセージが表示されるから、ユーザは文書処理が遅いのか速いのか等を知ることができる。
前項(11)に記載の発明によれば、送信手段によって、読み取られた文書を予め指定されたメールアドレスに送信することができる。
前項(12)に記載の発明によれば、一般利用者は、読み取らせた文書をそれ以前に読み取らせ保存手段に保存した文書に置き換えることができる。
前項(13)に記載の発明によれば、最終文書が登録されていない関連文書ボックスのみが表示されることによって、文書登録時に、ユーザの関連文書ボックスの選択が容易になる。
前項(14)に記載の発明によれば、文書の読取、文書の識別、関連文書の保存、及び次の出力対象文書の検索により、ユーザは自動的に次の文書を入手でき、また文書管理の煩雑さから解消される。
前項(16)に記載の発明によれば、文書の読取、文書の識別、関連文書の保存、及び次の出力対象文書の検索をコンピュータに実行させることができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
<全体の構成>
図1は、この発明の一実施形態に係る文書処理装置が用いられた文書処理システムの全体構成図である。
この文書処理システムは、文書処理装置2、文書処理装置3及び端末装置5から構成されており、これらの文書処理装置2,3,端末装置5は、ネットワーク4を介して、相互に接続されている。
図2は、文書処理装置2及び3の構成を示すブロック図である。なお、文書処理装置2と3は同一の構成であるので、以下、文書処理装置2について説明する。
文書処理装置2は、制御部11、画像読取部12、ROM13、記憶部14、操作・表示部15、画像メモリ16、プリント部17、画像処理部18、RAM19及び通信部20から構成されており、これらはそれぞれ制御部11に接続されている。
制御部11はUPU(図示せず)を備え、文書処理装置2の全体を制御するほか、この実施形態では次のような処理を行う。
即ち、文書処理装置2の使用者が文書を登録する管理者か一般利用者かの判断、文書登録モードか又は文書出力モードかのモード設定、読み取られた文書の文書IDの検知及び読み取られた文書に付されている文書IDが既に読み取られ記憶部14の関連文書ボックスに保存されている文書の文書IDと一致するか否かの判断を行う。
また、文書出力モードにおいて、読み取られた文書の内容と既に読み取られ記憶部14の関連文書ボックスに保存されている文書の内容とを比較する内容同一判断、読み取られた文書を既に読み取られ記憶部14の関連文書ボックスに保存されている文書と置き換えるか否かについてのユーザ指示の受け付け、及び読み取られた文書を保存する関連文書ボックスについてのユーザ選択の受け付け、及び読み取られた文書が関連文書ボックスに保存する最終の文書か否かについてのユーザ指示の受け付けを行う。
さらに、読み取られた文書に文書IDが付されているか否かの判断、読み取られた文書の文書IDが、既に読み取られ記憶部14に記憶されている文書の文書IDと一致するか否かの判断、前記判断により2つの文書の文書IDが一致すると判断された場合の前記2つの文書の内容が一致するか否かの判断、前記内容判断により内容が一致しなかった場合の前記2つの文書を置き換えるか否かについてのユーザ指示の受け付け、文書出力時から前記文書の読取時までの時間計測、前記計測時間と予め定められた時間との比較及び印刷枚数の決定を行う。
制御部11による上記のような処理については後述する。
画像読取部12は、例えばスキャナー等からなり、文書原稿を読み取る。この原稿には、文書を識別するための文書識別情報である文書IDが付加されている。この文書IDは、例えばバーコードや電子透かし等からなる。このように文書IDがバーコードや電子透かし等から構成されているから、文書の識別が容易となる。
ROM13は、制御部11のCPUが実行するプログラムやその他のデータを記憶するものである。
記憶部14は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、記憶領域である複数の関連文書ボックスを備えている。各関連文書ボックスには、複数の関連文書とそれぞれの文書IDが、関連文書ごとに予め保存されている。また、複数の関連文書は予め印刷の順序が決められており、それらの各情報も関連文書ボックスに記憶されている。
操作・表示部15は、メッセージ及びユーザに対する入力画面や選択画面を表示し、またユーザが各種の入力操作を行うものであり、テンキーなどのキー入力部とタッチパネル式の液晶表示部等を備えている。
画像メモリ16は画像読取部12によって読み取られた文書を一時的に保存する。
プリント部17は、制御部11の指示に従って、文書を用紙に印刷する。
画像処理部18は、画像読取部12で読み取られ、画像メモリ16に一時的に保存されている画像データに対し、ガンマ補正等の周知の画像処理を施す。
RAM19は、一時記憶媒体であり、画像処理部18で検知された文書識別情報や制御部11のCPUがプログラムを実行する際のデータ等を一時保存する。
通信部20は、端末装置5等とデータの送受信を行うものであり、この通信部20を介して電子メールの送受信が可能となる。
<文書処理装置の動作>
次に、文書処理装置2の動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。この動作は、制御部11のCPUがROM13に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
文書処理装置2を使用したいユーザに対して、図4に示すログイン画面50が操作・表示部15に表示され、制御部11はユーザからのユーザIDボックス51及びパスワードボックス52の入力受付を行う(ステップS101)。
「キャンセル」ボタン54が押されると、制御部11は入力されたユーザID及びパスワードをクリアし、再度ログイン画面50を表示する。
「OK」ボタン53が押されると、制御部11は、受け付けたユーザIDに基づいて、ユーザが文書管理者か又は一般利用者かの判断を行う(ステップS102)。
ステップS102で、文書管理者と判断した場合(ステップS102でYES)、制御部11は文書登録モードを設定し(ステップS103)、一般利用者と判断した場合(ステップS102でNO)、文書出力モードを設定する(ステップS117)。
文書登録モードでは、ユーザ(管理者)がセットした文書を、画像読取部12を介して、読み取る(ステップS104)。
制御部11は、前記読み取った文書に付されている文書IDを検知し(ステップS105)、ステップS106へ進む。
ステップS106で、制御部11は読み取った文書の文書IDが、記憶部14の関連文書ボックスに保存されている文書の文書IDのいずれかと一致するか否かの文書ID同一判断を行う。
ステップS106で、読み取った文書の文書IDが保存されている文書の文書IDと一致した場合(ステップS106でYES)には、ステップS107へ進む。
ステップS107で、制御部11は文書IDの一致した上記2つの文書の内容が同一か否かの判断を行い、内容が同一でないと判断した場合は(ステップS107でNO)、ステップS108で、2つの文書のうち読み取った文書を、関連文書ボックスに保存されている文書に置き換えるか否かをユーザに確認するための文書置き換え確認画面55(図5に示す)を、操作・表示部15に表示する。次いで、ステップS109では、ユーザが置き換えを選択したか(「YES」ボタン56)、選択しなかったか(「NO」ボタン57)の判断をする。
ステップS109で、ユーザが置き換えを選択し、「YES」ボタン56が押された場合、(ステップS109でYES)、制御部11は、これを受け付けて、読み取った文書を、既に関連文書ボックスに保存されている文書と置き換えて保存し(ステップS113)、ステップS114へ進む。これにより、文書管理者は文書を更新することができる。
ステップS109で、ユーザが置き換えないことを選択し、「NO」ボタン57が押された場合(ステップS109でNO)、制御部11はこれを受け付けて処理を終了する。
ステップS114では、制御部11は操作・表示部15に、管理者に対して、前記受け付けた文書が関連文書ボックスに登録する最終文書であるか否かの確認を求める最終文書確認画面58(図6に示す)を表示し、「YES」ボタン59又は「NO」ボタン60のいずれが選択されたかを判断する(ステップS115)。
ステップS115で、「YES」ボタン59が選択されたと判断した場合(ステップS115でYES)、関連文書ボックスに最終文書が登録された事を表す最終文書登録済み情報を、記憶部14にある対応関連文書ボックス内に保存し(ステップS116)、処理を終了する。
ステップS115で、「NO」ボタン60が選択されたと判断した場合(ステップS115でNO)、処理を終了する。これにより、ユーザは、記憶部14にある関連文書ボックスに最終文書が保存されているか否かの情報を付与することができる。
ステップS107で、制御部11は同じ文書IDを持つ上記2つの文書の内容が同一と判断した場合(ステップS107でYES)、ステップS110に進む。
ステップS110で、制御部11は、上記2つの文書の内容が同一であることを示す警告表示画面61(図7に示す)を操作・表示部15に表示し(ステップS110)、処理を終了する。これにより、文書の登録者は同じ文書を保存しようとしていることを認識でき、重複登録を回避できる。
ステップS106で、読み取った文書の文書IDが記憶部14の関連文書ボックスに記憶されている文書の文書IDのいずれとも一致しないと判断された場合、(ステップS106でNO)、新しい登録文書であると判断されることから、制御部11は、最終文書が登録されていない関連文書ボックスを表す最終文書未登録関連文書ボックス画面62(図8に示す)を表示し(ステップS111)、ユーザによるボックス選択ボタン(この例では、グループAボタン63かグループBボタン64か)の選択を受け付ける(ステップS112)。なお、文書の保存先である関連文書ボックスの表示の際に、最終文書が登録された関連文書ボックスは表示されないため、ユーザは関連文書ボックスの選択が容易となる。
ステップS112で、ボタン選択を受け付けると、制御部11は読み取った文書を対応関連文書ボックスに出力順の情報と共に保存し(ステップS113)、ステップS114に進む。(この例では、グループAボタン63が押された場合、制御部11は、読み取った文書を、出力順の情報と共に記憶部14にあるグループAの関連文書ボックスに保存する。同様に、グループBボタン64が押された場合、出力順の情報と共に記憶部14にあるグループBの関連文書ボックスに保存する。)
これにより、ユーザは読み取らせた複数の文書を、希望する関連文書ボックスに出力の順番を付けて保存することができる。
ステップS114で、制御部11は操作・表示部15に、受け付けた文書が関連文書ボックスに登録する最終文書であるか否かの確認を求める最終文書確認画面58(図6に示す)を表示し(ステップS114)、保存された文書が、関連文書ボックスに保存する最終の文書であるか否かをユーザから受け付ける(ステップS115)。
ステップS115で、「YES」ボタン59が押されると、制御部11は記憶部14にあるステップS113で文書を保存した関連文書ボックスに最終文書登録済み情報を保存し(ステップS116)、処理を終了する。
ステップS115で、「NO」ボタン60が押されると、処理を終了する。
こうして、管理者(登録者)は、一連の文書を関連文書ボックスに登録することができる。
ステップS102で、一般利用者と判断された場合(ステップS102でNO)、制御部11は、文書処理装置2のモードを文書出力モードに設定後(ステップS117)、ユーザによりセットされた文書を画像読取部12を介して読み取り(ステップS118)、読み取った文書に付されている文書IDを検知し(ステップS119)、ステップS120へ進む。
ステップS120では、制御部11が読み取った文書の文書IDが存在しているかどうかを判断し、存在している場合(ステップS120でYES)、制御部11は読み取られた文書に付されている文書IDが既に読み取られ記憶部14に保存されている文書の文書IDのいずれかと一致するか否かの判断を行う(ステップS121)。
ステップS121で、読み取った文書に付された文書IDが既に保存されている文書の文書IDのいずれとも一致しないと判断された場合(ステップS121でNO)、制御部11は読み取った文書と関連する関連文書ボックスを操作・表示部15に表示後(ステップS122)、まだ印刷されていない(ユーザが処理していない)文書の枚数を示す出力状況表示画面65(図9に示す)を操作・表示部15に表示する(ステップS123)。これにより、ユーザは文書処理の処理状況を知ることができる。
なお、この例では未印刷の文書の枚数を表示して出力状況を表示するものとしたが、印刷済文書の枚数を表示しても良いし、印刷済みの文書と未印刷の文書を色を変えるなどして表示しても良い。
次に、制御部11は、読み取った文書が印刷された時から読み取られた時までの経過時間を計測し、その経過時間と予め定められた時間との比較を行う(ステップS124)。
ステップS124で、経過時間が予め定められた時間未満と判断された場合(ステップS124でNO)、前記経過時間が予め定められた時間内であることを示すメッセージ画面66(図10に示す)を操作・表示部15に表示する(ステップS125)。
ステップS124で、経過時間が予め定められた時間以上と判断された場合(ステップS124でYES)、前記経過時間が予め定められた時間をオーバーしたことを示すメッセージ画面67(図11に示す)を操作・表示部15に表示する(ステップS126)。これにより、ユーザは画像読取部12に読み取らせた文書について自己の処理が早いのか遅いのかを知ることができる。
さらに、制御部11は前記計測結果により、次の文書の印刷範囲を決定し(ステップS127)、プリント部17より、決定された範囲の文書を印刷する(ステップS128)。
例えば、ユーザの処理が速かった場合(前記経過時間が短い場合)は、処理能力が高いとみなせるから、複数枚の文書を印刷して提供し、処理が遅かった場合(前記経過時間が長かった場合)は、次の1枚のみを印刷する。
これによりユーザは、能力に応じた枚数の文書を入手することができる。しかも次の出力対象文書しか印刷されず、全ての文書が一度に印刷されないから、印刷された文書の管理に煩わされることはない。
次いで、制御部11は、読み取った文書を記憶部14の関連文書ボックスに記憶し(ステップS129)、予め定められたメールアドレスに前記文書を送信し(ステップS130)、処理を終了する。
これにより、ユーザは読み取らせた文書を自己の外部端末5に送信することができる。
一方、ステップS121で、制御部11が、読み取った文書に付されている文書IDが既に保存された文書の文書IDと一致すると判断した場合(ステップS121でYES)、ステップS131へ進む。
ステップS131において、制御部11は、文書IDが同じ前記2つの文書の内容が同じか否かの判断を行う。
前記2つの文書内容が一致していないと判断された場合(ステップS131でNO)、制御部11は、読み取った文書を既に保存されている文書に置き換えるか否かをユーザに確認させる文書置き換え確認画面68(図12に示す)を操作・表示部15に表示し(ステップS132)、前記2つの文書を置き換えるか否かについてのユーザの選択を受け付ける(ステップS133)。
「YES」ボタン69の選択を受け付けた場合(ステップS133でYES)、制御部11は読み取った文書を既に保存されている文書に置き換えて記憶部14に保存し(ステップS134)、処理を終了する。
これにより、装置利用者は処理済みの文書を更新することができる。
ステップS133で、制御部11は「NO」ボタン70の選択を受け付けた場合には(ステップS133でNO)、処理を終了する。
ステップS131で、制御部11が読み取った文書の内容が既に保存されている文書の内容と一致すると判断した場合(ステップS131でYES)、読み取った文書が既に保存されていることを示す警告画面71(図13に示す)を表示し(ステップS135)、処理を終了する。この警告表示により、ユーザは処理済み文書が既に読み取られて保存されていることを知ることができる。
ステップS120で、制御部11が読み取った文書に文書IDが付されていないと判断した場合(ステップS120でNO)、制御部11は、読み取った文書に文書IDが付されていないことを示す警告画面72(図14に示す)を操作・表示部15に表示後、処理を終了する。この警告により、ユーザは、画像読取部12に読み取らせた文書が、文書処理装置5で扱えない規格外文書だと知ることができる。
<端末装置5からの文書登録>
この実施形態では、文書を登録する管理者が端末装置5から文書処理装置2へ文書を送信して関連文書ボックスに登録することが可能となされている。この文書登録時の端末装置5の動作について、図15に示すフローチャートを用いて説明する。
端末装置5は、文書処理装置2から関連文書ボックスIDを取得し(ステップS140)、関連文書ボックス選択画面73(図16に示す)を端末装置5の表示部に表示する(ステップS141)。この画面に表示されるボックスは、図8で説明したのと同じく、最終文書が登録されていない関連文書ボックスのみであるため、ユーザは関連文書ボックスの選択が容易となる。
端末装置5はユーザにより選択された関連文書ボックスIDの入力を受け付け(ステップS142)、表示部に文書送信設定画面(図示せず)を表示し(ステップS143)、ユーザからの文書送信設定を受け付ける(ステップS144)。
ステップS144で、「キャンセル」ボタンが押されると処理を終了し、ステップS141に戻って、関連文書ボックス表示画面73を表示し、再度ユーザからの入力を待つ。
また、「実行」ボタンが押されると、端末装置5はステップS145で、通信部を介して文書処理装置2に文書を送信する。
次に、端末装置5から送信されてきた文書を、文書処理装置2が関連文書ボックスへ登録する際の動作を、図17に示すフローチャート用いて説明する。
制御部11は、ネットワーク4を介して、送信されてきた端末装置5からの文書を、通信部10で受信する(ステップS150)。
次いで、制御部11は、受信文書に付加されている関連文書ボックスIDが記憶部14に記憶されている関連文書ボックIDのいずれかと一致するか否かの判断をする(ステップS151)。
ステップS151で、一致すると判断された場合(ステップS151でYES)、制御部11は受信文書をIDの一致した関連文書ボックスに保存し(ステップS152)、処理を終了する。
ステップS151で、一致しないと判断された場合(ステップS151でNO)、制御部11は記憶部14に新規関連文書ボックスを作成し(ステップS153)、そこに受信文書を保存し(ステップS152)、処理を終了する。
これにより、ユーザは外部端末5から文書処理装置2へ、ネットワーク4を介して文書を登録することができる。
本発明の一実施形態に係る文書処理装置が用いられた文書処理システムの構成図である。 本発明の一実施形態に係る文書処理装置の構成を示すブロック図である。 図2に示した文書処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 文書処理装置の利用開始時のログイン画面である。 文書登録モード時に、読み取られた文書を保存されている文書に置き換えるか否かについてユーザに確認させる画面である。 文書登録モード時に、読み取られた文書が対応する関連文書ボックスに登録する最後の文書であるか否かについてユーザに確認させる画面である。 文書登録モード時に、読み取られた文書が既に保存されていることをユーザに知らせる警告画面である。 読み取った文書を保存する関連文書ボックのユーザ選択を受け付ける画面である。 ユーザに関連文書の出力状況を知らせる出力状況表示画面である。 出力された文書処理が予め定められた時間内に終了したことを示す画面である。 出力された文書処理が予め定められた時間内に終了しなかったことを示す画面である。 一般利用者モード時に、読み取られた文書を既に保存されている文書に置き換えるか否かについてユーザに確認させる画面である。 一般利用者による文書出力モード時に、読み取った文書が既に保存されていることをユーザに知らせる警告画面である。 一般利用者による文書モード時に、読み取った文書に文書IDが付されていないことをユーザに知らせる警告画面である。 端末装置から文書処理装置へ文書を登録する際の端末装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 端末装置の表示部に表示される関連文書ボックス選択画面である。 端末装置からの文書を受信した時の文書処理装置の処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1・・・システム構成
2、3・・・文書処理装置
4・・・ネットワーク
5・・・端末装置
11・・・制御部
12・・・画像読取部
13・・・ROM
14・・・記憶部
15・・・操作・表示部
16・・・画像メモリ
17・・・プリント部
18・・・画像処理部
19・・・RAM
20・・・通信部

Claims (17)

  1. 文書を読み取る読取手段と、
    読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別手段と、
    予め出力の順番が定められている複数の関連文書を保存する文書保存手段と、
    前記識別手段により識別された文書に基づいて、前記文書保存手段に保存されている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された文書を出力する出力手段と、
    前記出力手段による文書の出力時からその出力文書の前記読取手段による読み取り時までの経過時間を計測する計測手段と、
    計測された経過時間に基づいて、前記出力対象文書の出力範囲を決定する出力範囲決定手段と、
    を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 文書を読み取る読取手段と、
    読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別手段と、
    予め出力の順番が定められている複数の関連文書を保存する文書保存手段と、
    前記識別手段により識別された文書に基づいて、前記文書保存手段に保存されている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された文書を出力する出力手段と、
    を備え、
    前記読取手段により読み取られた文書を前記文書保存手段に保存し、さらに、
    前記読取手段により読み取られた文書と同一内容の文書が、前記文書保存手段に既に保存されているか否かを判断する文書同一判断手段と、
    前記文書同一判断手段により同一と判断された場合には警告を表示する警告表示手段と、
    を備え、
    前記文書同一判断手段により同一内容の文書が既に保存されていると判断された場合には、前記読み取られた文書の次の出力対象文書の出力は行わないことを特徴とする文書処理装置。
  3. 前記出力手段は、文書を印刷する印刷手段である請求項1または2に記載の文書処理装置。
  4. 前記文書に付加されている文書識別情報はバーコード又は電子透かしである請求項1または2に記載の文書処理装置。
  5. 前記文書処理装置を利用するユーザが、前記文書の登録を行う管理者か又は前記文書処理装置を使用する一般利用者かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により管理者と判別された場合には、装置のモードを、前記読取手段で読み取られた文書又は外部から送信された文書を前記文書保存手段に保存する文書登録モードに設定し、一般利用者と判別された場合には、読み取られた文書の次の出力対象文書を出力する文書出力モードに設定するモード設定手段と、
    を備えている請求項1または2に記載の文書処理装置。
  6. 前記文書保存手段は、前記複数の関連文書を関連文書ごとに保存する複数の関連文書ボックスを備えている請求項1または2に記載の文書処理装置。
  7. 前記文書保存手段に保存された複数の文書の出力状況を表示する出力状況表示手段を備えている請求項1または2に記載の文書処理装置。
  8. 前記出力状況表示手段は、前記文書が出力済みか又は未出力かに応じて、未出力の文書のみを表示するか又は未出力の文書と出力済みの文書とを区別して表示することにより、文書の出力状況を表示する請求項7に記載の文書処理装置。
  9. 外部装置にインストールされたプリンタドライバの画面上で前記関連文書ボックスが指定された状態で、前記外部装置から文書が送信されてきた場合には、前記送信文書を指定された関連文書ボックスに保存する請求項6に記載の文書処理装置。
  10. 前記計測手段によって計測された計測時間と予め定められた時間とを比較する経過時間比較手段と、
    その比較結果に応じて、異なったメッセージを表示するメッセージ表示手段と、
    を備えている請求項1に記載の文書処理装置。
  11. 前記読取手段により読み取られた文書を予め指定されたメールアドレスに送信する送信手段を備えている請求項1または2に記載の文書処理装置。
  12. 前記読取手段により読み取られた文書と同一の文書識別情報の文書が、前記文書保存手段に既に保存されているか否かを判断する識別情報判断手段と、
    前記読み取られた文書と同一の文書識別情報の文書が既に保存されていると判断された場合において、前記2つの文書の内容が異なっていると判断された場合には、前記保存されている文書を前記読み取られた文書に置き換えるか否かについてユーザからの指示を受け付ける受付手段と、
    を備えている請求項2に記載の文書処理装置。
  13. 前記文書保存手段に文書を保存する文書登録モード時に、文書の保存先候補である関連文書ボックスを表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された関連文書ボックスの中からユーザによって選択された関連文書ボックスを、保存先として受け付けるとともに、関連文書ボックスに保存されている文書が複数の関連文書のうちの最終の文書であるか否かについて、ユーザからの指示を受け付ける受付手段と、
    前記文書登録モード時に、前記最終の文書であることの指示が受け付けられていない関連文書ボックスのみを、前記文書の保存先候補として表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えている請求項6に記載の文書処理装置。
  14. 文書を読み取る読取ステップと、
    読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別ステップと、
    前記識別ステップにおいて識別された文書に基づいて、文書保存手段に保存されている予め出力の順番が定められている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索された文書を出力する出力ステップと、
    前記出力ステップにおける文書の出力時からその出力文書の前記読取ステップにおける読み取り時までの経過時間を計測する計測ステップと、
    計測された経過時間に基づいて、前記出力対象文書の出力範囲を決定する出力範囲決定ステップと、
    を備えたことを特徴とする文書処理方法。
  15. 文書を読み取る読取ステップと、
    読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別ステップと、
    前記識別ステップにおいて識別された文書に基づいて、文書保存手段に保存されている予め出力の順番が定められている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索された文書を出力する出力ステップと、
    前記読取ステップにおいて読み取られた文書を前記文書保存手段に保存するステップと、
    前記読取ステップにおいて読み取られた文書と同一内容の文書が、前記文書保存手段に既に保存されているか否かを判断する文書同一判断ステップと、
    前記文書同一判断ステップにおいて同一と判断された場合には警告を表示する警告表示ステップと、
    を備え、
    前記文書同一判断ステップにおいて同一内容の文書が既に保存されていると判断された場合には、前記読み取られた文書の次の出力対象文書の出力は行わないことを特徴とする文書処理方法。
  16. 文書を読み取る読取ステップと、
    読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別ステップと、
    前記識別ステップにより識別された文書に基づいて、文書保存手段に保存されている予め出力の順番が定められている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索された文書を出力する出力ステップと、
    前記出力ステップにおける文書の出力時からその出力文書の前記読取ステップにおける読み取り時までの経過時間を計測する計測ステップと、
    計測された経過時間に基づいて、前記出力対象文書の出力範囲を決定する出力範囲決定ステップと、
    をコンピュータに実行させるための文書処理プログラム。
  17. 文書を読み取る読取ステップと、
    読み取られた文書に付された文書識別情報を読み取ることにより文書を識別する識別ステップと、
    前記識別ステップにおいて識別された文書に基づいて、文書保存手段に保存されている予め出力の順番が定められている複数の文書の中より、次の出力対象文書を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索された文書を出力する出力ステップと、
    前記読取ステップにおいて読み取られた文書を前記文書保存手段に保存するステップと、
    前記読取ステップにおいて読み取られた文書と同一内容の文書が、前記文書保存手段に既に保存されているか否かを判断する文書同一判断ステップと、
    前記文書同一判断ステップにおいて同一と判断された場合には警告を表示する警告表示ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記文書同一判断ステップにおいて同一内容の文書が既に保存されていると判断された場合には、前記コンピュータに、前記読み取られた文書の次の出力対象文書の出力を行わせない文書処理プログラム。
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