JP5081004B2 - ガスケット - Google Patents

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Description

本発明は、密封装置の一種であるガスケットに関するものである。本発明のガスケットは例えば、携帯電話を始めとするモバイル機器または小型の電気・電子機器の防水シールとして用いられる。
近年、携帯電話等のモバイル機器の分野においては機器の小型化が進み、防水化を行なう上で重要となる筐体においても薄肉化による強度低下は避けられない状況である。それによりガスケットを圧縮した際の反力によって筐体が変形する不具合が発生しかねない。
上記状況から、図9に示すようにガスケット51の断面形状を六角形とすることにより、シールに必要な高面圧を維持しつつ筐体52の変形を招く反力を最小限に抑えることが可能となるが、この場合には、装着時の安定性が低下することから、図10に示すようにガスケット51が装着溝53内で倒れると云う不都合がある。
そこで、図11(A)に示すように装着溝53の側面に突起54を設けることによりガスケット51の倒れを防止する改善案や、あるいは図11(B)に示すようにガスケット51の側面に突起54を設けることによりガスケット51の倒れを防止する改善案(特許文献1参照)が考えられているが、これらの改善案によると、ガスケット51がモバイル機器等の防水シールとして用いられるものであってその断面積が極めて小さく設定されている場合に、突起54の追加により充填率が上昇することから反力が増大する、あるいはガスケット51と装着溝53の側面間のクリアランスが狭くなることから装着溝53への装着作業性が著しく悪化するなどの問題が発生する。
実開昭62−75262号公報
本発明は以上の点に鑑みて、ガスケットが装着溝内で倒れるのを防止することができ、しかも充填率があまり上昇せず反力が増大することもなく、装着作業性も良好なガスケットを提供することを目的とする。また、ガスケットが傾いた状態で挿入されたとしても、適正な面圧を発生させることができるガスケットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるガスケットは、互いに対向する二部材のうちの一方の部材に設けた装着溝に装着され、前記装着溝の底面および前記二部材のうちの他方の部材の対向面に密接するガスケットにおいて、当該ガスケットが前記装着溝内で倒れようとしたときに前記装着溝の側面に干渉して倒れを抑制する突起を当該ガスケットの側面に有し、前記突起の上部の高さ位置は溝高さの80%を超えかつガスケット高さの70%以上95%以下の高さ位置とし、かつ前記突起の下部の高さ位置はガスケット高さの40%以上の高さ位置としたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2によるガスケットは、上記した請求項1記載のガスケットにおいて、当該ガスケットは、モバイル機器または小型電気・電子機器の防水シールとして用いられることを特徴とするものである。
上記構成を有する本発明においては、ガスケットの側面に倒れ防止用の突起が設けられるが、この突起がガスケット断面における上部に偏して配置され、すなわち、突起の上部の高さ位置が溝高さの80%を超えかつガスケット高さの70%以上95%以下の高さ位置とされ、かつ突起の下部の高さ位置がガスケット高さの40%以上の高さ位置とされている。ここに突起の上部とは、装着溝が上方へ向けて開口していてこの装着溝にガスケットが挿入された状態(他方の部材による圧縮はなされていない)における突起の上端部または上面部のことを云い、その高さ位置とはその溝底面からの高さ位置のことを云う。溝高さとは装着溝の高さ寸法(深さ寸法)のことを云い、ガスケット高さとはガスケットの高さ寸法のことを云う。また突起の下部とは、装着溝が上方へ向けて開口していてこの装着溝にガスケットが挿入された状態(他方の部材による圧縮はなされていない)における下端部または下面部のことを云い、その高さ位置とはその溝底面からの高さ位置のことを云う。したがって本発明では、突起がガスケット断面における溝開口側の上部に限定して設けられ、下部には設けられず下部側面に空隙が設定されるため、充填率が小さく抑えられることになる。
したがって、本発明によれば、装着溝に対するガスケットの充填率が小さく抑えられることから、発生する反力が小さくなり、よって反力により装着部材(二部材のうちの他方の部材または/および一方の部材)が変形するのを有効に抑制することができる。装着部材は例えば携帯電話等のモバイル機器における筐体であって、近年富に小型化・薄肉化が進み、変形し易いものである。したがってこのような易変形部材ないし脆性部材の変形を有効に抑えることができる。
また、上記構成を有する本発明によれば、装着溝への装着作業性についても、突起がガスケットの上部に限定して設けられ、下部に設けられず下部側面に空隙が設定されるため、装着作業性への影響を最小限に抑えることができる。すなわち、ガスケットの下部は装着溝へ挿入し易いことから、下部を挿入すれば上部も挿入し易くなる。
更にまた、上記構成を有する本発明によれば、ガスケットの側面に突起が設けられているために、ガスケットが装着溝内で倒れようとすると、突起が装着溝の側面と干渉する。したがってガスケットが装着溝内で倒れることがなく、シール面圧が確保されることから、シール性を維持することができる。
特に、本発明のガスケットを装着溝の断面が小さくガスケットの断面も小さいモバイル機器または小型電気・電子機器の防水シールとして用いる場合には、これらの小型機器において上記作用効果を得ることができる。
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)従来の問題解決案としては、筐体溝側に突起を設ける手法や大型Oリング等で設けられる脱落防止突起等が挙げられるが、充填率が上がることから反力が上昇する傾向となる。また、突起を設けることで溝とのクリアランスがなくなることから筐体溝への装着性(挿入性)が悪化する傾向となる。
(2)そこで、本発明形状においては、ガスケット上部の全周もしくは部分的に突起を設けることで面圧および反力を犠牲にすることなく、挿入性についても突起がガスケットの上部のみであることから挿入性への影響を最小限に抑えることが可能となる。
(3)効果が認められる条件としては、突起上面の位置が溝高さの80%を超え、かつガスケット高さの70%以上、95%以下であること。突起下面がガスケット高さの40%以上であること。
(4)上記のように突起を設けることでガスケットを溝の中心に配置することが可能となるうえ、装着時にガスケットを倒す外力が加わった場合においても突起が溝壁に干渉することでこの状態で圧縮されてもシール面圧を確保することが可能となる。
(5)尚、本発明において、ガスケット形状(断面形状、平面形状)やアスペクト比は、なんら限定されない。
(6)本発明は、超小型ガスケット(マイクロガスケット)に係り、この超小型ガスケットと大型ガスケット(例えばカムカバーガスケット)には、以下の共通点および相違点がある。
共通点
装着の仕方によっては、ガスケットが倒れた状態で溝に入ってしまう。ガスケットが倒れた状態で圧縮されると、シール面圧が低下することから、倒れ防止対策が必要である。
相違点
しかしながら、超小型ガスケットの場合、当然ながら溝自体も非常に小さい(容積小)ので、ガスケットを装着する際にガスケットが溝底まできちんと装着されたか、また、ガスケット自体が溝に入っているかが、大型ガスケットとは比較にならないくらい判りにくい(理由:溝が非常に小さいことから、ガスケットを溝に装着している感覚がない。大型ガスケットの場合には、大きな溝に断面の大きなガスケットを装着するので、ガスケットを溝に装着している感覚(装着感)は十分にある)。
また、ガスケット自体のボリュームもないことから、剛性が小さい。その対策として、座屈防止突起(図11(B))を設けようとしても、充填率を上げてしまうことになり、圧縮率を確保できなくなることからできない。
このように、超小型ガスケットは、剛性が小さいうえに、座屈防止突起も設けることが困難、しかも溝に装着している感覚がないような状態で装着することから、大型ガスケットとは異なる観点から倒れ防止対策が必要になっている。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
当該実施例に係るガスケット1は、図1の全体斜視図および図2の断面図(図1におけるA−A線断面図)に示すように、互いに対向する二部材11,12のうちの一方の部材11に設けた装着溝13に装着され、前記装着溝13の底面13aおよび前記二部材11,12のうちの他方の部材12の対向面12aに密接するガスケットである。二部材11,12は例えば、携帯電話等のモバイル機器における一対の筐体(上下のケース)11,12であって、以下、筐体11,12として説明する。
図2に示すように、ガスケット1の側面に突起3が設けられており、図3に示すようにこの突起3は、ガスケット1が装着溝13内で倒れようとしたときに装着溝13の側面13bに干渉して倒れを抑制するものである。突起3は、ガスケット1の内周面(図では左側面)および外周面(図では右側面)にそれぞれ設けられている。突起3は、ガスケット1の周上一部に複数が設けられていても、全周に亙って一体ものとして設けられていても良い。また突起3は、ガスケット1が直立しているとき(図2の状態にあるとき)、装着溝13の側面13bとの間に僅かな間隙を設定されるが、挿入の当初より装着溝13の側面13bに接触するものであっても良い。また突起3は、ガスケット1の高さ方向(装着溝13の深さ方向)中央よりも上部に偏して設けられている。
図4は、当該ガスケット1の構成要素を説明する図であって、ガスケット1は先ず図上白抜きで示す断面六角形のガスケット本体2を有しており、このガスケット本体2の側面すなわち内周面および外周面にそれぞれ突起3が設けられている。断面六角形のガスケット本体2は、装着溝13の底面13aに密接する断面円弧形の下部シールリップ2a、内周側下部傾斜面2b、内周側垂直面2c、内周側上部傾斜面2d、他方の筐体12の対向面12aに密接する断面円弧形の上部シールリップ2e、外周側上部傾斜面2f、外周側垂直面2gおよび外周側下部傾斜面2hを有する点対称の断面形状とされ、このうち内周側垂直面2cから内周側上部傾斜面2dへかけての部位および外周側上部傾斜面2fから外周側垂直面2gへかけての部位にそれぞれ突起3が設けられ、これにより突起3がガスケット断面における上部に偏して設けられている。
また、突起3自体はそれぞれ、下面(下側水平面)3a、垂直面3bおよび上面(上側水平面)3cを有する断面形状とされ、垂直面3bと上面3cとの間は角が立たないようアール状に面取りされている。
ガスケット1は、弾性変形可能なゴムまたは樹脂等よりなるゴム状弾性材料によって成形されている。またガスケット1は、携帯電話等のモバイル機器にその防水シールとして用いられるものであって、その断面積を極めて小さく設定されている(例えば、1mm×1mm)。装着溝13は、断面矩形状とされている。
上記構成のガスケット1においては、図3に示したようにガスケット1が外力Pを受ける等して装着溝13内で倒れようとすると、突起3が装着溝13の側面13bと干渉する。したがってガスケット1が装着溝13内で倒れることがなく、上記シールリップ2a,2eにおけるシール面圧が確保されることから、シール性を維持することができる。
また、突起3がガスケット1の側面において上方に偏して設けられているために、ガスケット1の下部側面には比較的大きな空隙スペースs(図2参照)が設定される。したがって装着溝13に対するガスケット1の充填率が小さく抑えられ、発生する反力が小さいことから、反力により筐体11,12が変形するのを抑制することができる。
また、装着溝13へのガスケット1の装着作業性についても、突起3がガスケット1の側面において上方に偏して設けられ、ガスケット1の下部側面に比較的大きな空隙スペースsが設定されるために、装着作業性への影響を最小限に抑えることができる。すなわち、ガスケット1の下部は突起3が設けられておらず挿入抵抗がないので装着溝13へ挿入し易いことから、下部を挿入すれば引きつづき上部も挿入し易くなる。
尚、本願発明者らが鋭意究明したところによると、上記作用効果を得るには、図4に示したガスケット1を装着溝13に挿入した状態で、突起3の上面3cの高さ位置aは、溝高さcの80%を超え(0.8<a/c・・・(1)式)、かつガスケット高さdの70%以上95%以下(0.7≦a/d≦0.95・・・(2)式)の高さ位置とし、かつ突起3の下面3aの高さ位置bは、ガスケット高さdの40%以上(0.4≦b/d・・・(3)式)の高さ位置とする必要がある。突起3の上面3cの高さ位置aが溝高さcの80%以下であると、ガスケット1が倒れやすくなる。突起3の上面3cの高さ位置aがガスケット高さdの70%未満であると、ガスケットが倒れやすくなる。突起3の上面3cの高さ位置aがガスケット高さdの95%よりも大きいと、シール面圧が立たなくなる。突起3の下面3aの高さ位置bがガスケット高さdの40%未満であると、充填率が高くなる。比較試験の一例を示すと、以下のとおりである。
すなわち、図5(A)に示す高さh:1.5mm、幅w:0.9mmの断面六角形のガスケット本体2をベースとして、このベースに以下の要領で突起3を設けた図6上段に示す4つの試料(A)〜(D)を作成した。
試料(A):a/c=1.15,a/d=0.9,b/d=0.6
試料(B):a/c=1,a/d=0.8,b/d=0.5
試料(C):a/c=0.85,a/d=0.7,b/d=0.4
試料(D):a/c=0.7,a/d=0.55,b/d=0.4
これらの試料(A)〜(D)のうち、(A)(B)および(C)の3つは上記(1)〜(3)式の条件を満たし、(D)は条件を満たさないものである。
しかして、これらの試料(A)〜(D)をそれぞれ、図5(B)に示す高さ(深さ)h:1.2mm、幅w:1.1mmの装着溝13に挿入し、図7の要領で一定の外力を加えて、その後のガスケット1の装着状態を確認した。図7の要領は、装着溝13に挿入したガスケット1に対して他方の筐体12を接触させた状態とし、この状態から他方の筐体12を先ず0.1mm垂直方向に変位させ(矢印E)、次いで0.5mm水平方向に変位させる(矢印F)ものである。尚、図6上段は外力を加える前の状態、中段は外力を加えた後の状態を示す。
結果は、図6中段の各図に示すように、突起3を低い位置に設けた試料(D)は倒れが確認されたが、上記(1)〜(3)式の条件を満たす試料(A)(B)および(C)は傾いているものの突起3が側面13bに干渉しているため、安定した状態を維持していた。尚、ここで「倒れ」とは、上部傾斜面2d,2fが溝側面13bに接触した状態を云い、「傾く」とは、ガスケット本体2が軸方向に対して平行ではない状態を云う。また、各試料(A)〜(D)を装着溝13内で完全に圧縮すると、図6下段の各図に示すようになり、突起3を低い位置に設けた試料(D)では装着溝13の幅方向中央に面圧が発生しないが、上記(1)〜(3)式の条件を満たす試料(A)(B)および(C)では装着溝13の幅方向中央に適正な面圧を発生させることができた。
尚、本発明において、ガスケット1(ガスケット本体2)の断面形状は特に限定されず、上記六角形のほか、例えば長円形や菱形などであっても良い。図8(A)に示す例では、ガスケット本体2は、装着溝13の底面13aに密接する断面円弧形の下部シールリップ2a、内周側垂直面2c、他方の筐体12の対向面12aに密接する断面円弧形の上部シールリップ2eおよび外周側垂直面2gを有する長円形断面とされ、このうち内周側垂直面2cの上部および外周側垂直面2gの上部に突起3が設けられ、これにより突起3がガスケット断面における上部に偏して設けられている。また図8(B)に示す他の例では、ガスケット本体2は、装着溝13の底面13aに密接する断面円弧形の下部シールリップ2a、内周側下部傾斜面2b、内周側上部傾斜面2d、他方の筐体12の対向面12aに密接する断面円弧形の上部シールリップ2e、外周側上部傾斜面2fおよび外周側下部傾斜面2hを有する菱形断面とされ、このうち内周側上部傾斜面2dおよび外周側上部傾斜面2fに突起3が設けられ、これにより突起3がガスケット断面における上部に偏して設けられている。
本発明の実施例に係るガスケットの装着状態を示す全体斜視図 図1におけるA−A線断面図であって同ガスケットの断面図 同ガスケットが倒れようとしたときの状態を示す断面図 同ガスケットの構成要素を示す説明図 (A)は比較試験におけるガスケット本体(ベース)の断面図、(B)は同試験における装着溝の断面図 (A)(B)および(C)はそれぞれ実施例に係る試料の断面図、(D)は比較例に係る試料の断面図 同試験における外力入力要領を示す説明図 (A)および(B)とも本発明の他の実施例に係るガスケットの断面図 従来例に係るガスケットの断面図 同ガスケットが倒れた状態を示す断面図 (A)および(B)とも倒れ対策を施した従来例に係るガスケットの一部平面図および断面図
符号の説明
1 ガスケット
2 ガスケット本体
2a,2e シールリップ
2b,2d,2f,2h 傾斜面
2c,2g,3b 垂直面
3 突起
3a 下面
3c 上面
11,12 筐体
12a 対向面
13 装着溝
13a 底面
13b 側面
s 空隙スペース

Claims (2)

  1. 互いに対向する二部材のうちの一方の部材に設けた装着溝に装着され、前記装着溝の底面および前記二部材のうちの他方の部材の対向面に密接するガスケットにおいて、
    当該ガスケットが前記装着溝内で倒れようとしたときに前記装着溝の側面に干渉して倒れを抑制する突起を当該ガスケットの側面に有し、
    前記突起の上部の高さ位置は溝高さの80%を超えかつガスケット高さの70%以上95%以下の高さ位置とし、かつ前記突起の下部の高さ位置はガスケット高さの40%以上の高さ位置としたことを特徴とするガスケット。
  2. 請求項1記載のガスケットにおいて、
    当該ガスケットは、モバイル機器または小型電気・電子機器の防水シールとして用いられることを特徴とするガスケット。
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