JP5080436B2 - 簡易山留め壁及びその施工方法 - Google Patents
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Description
図1〜9を参照して、実施例1に係る簡易山留め壁及びその施工方法について詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る簡易山留め壁の施工方法による施工状態を示した図であり、図2は、簡易山留め壁の施工方法に使用するランナー受け部材の構成を示した図であり、図3は、対面する位置に型枠を並設するための部材の構成を示した図であり、
図4は、簡易山留め壁の施工方法に使用する型枠パネルの構成を示した斜視図であり、図5は、図2に示す型枠パネルA−A断面を示した図である。
なお、実施例1で示す簡易山留め壁及びその施工方法は、型枠パネルを並設して簡易山留め壁を構築し、この簡易山留め壁と対面する位置にコンクリート躯体を構築するための型枠パネルを並設することが可能である。
図1に示すように、簡易山留め壁100は、傾斜面101に埋設された支柱102と、傾斜面101から所定の位置に立設された型枠パネル10とを支線103で固定し、傾斜面101と型枠パネル10との間に形成された空間に土砂を埋め戻して構成されている。
なお、本実施形態で用いられる支線103とは、針金や鉄線、またはチェーンや鉄筋棒を示す。
図4及び図5に示すように、鋼製の板形状の材質を、正面略方形状かつ断面略角波形状に折り曲げ、切断加工して成形した埋め殺し型の型枠パネルである。この型枠パネル10は、パネル鋼板を断面略角波形状に折り曲げることで、互いに平行な複数の凸条11が所定間隔で並設され、パネル自体の強度を補強している。また、パネル断面の等辺角波型に成形することで、特に表面又は裏面側からの力に対して優れた強度を発揮することができる。
なお、本実施形態において、この凸条11の形成方向を型枠パネル10の長さ方向とし、型枠パネル10においてその長さ方向に垂直な方向を幅方向とする。
図6は、簡易山留め壁の施工方法における各工程の施工手順を示したフローチャートであり、図7〜図9は、簡易山留め壁の施工方法における各工程の状態を示した図である。
まず、図7(a)に示すように、地面を重機等(図示せず)で掘削し、掘削面を転圧し、埋め戻しするためのスペースを確保する(ステップS100)。次に、図7(b)に示すように、掘削によって形成された根切り底104に傾斜面101から所定の離れた位置に打込支柱109を打ち込む(ステップS101)。打込支柱109に対して墨出しを行い、ランナー受け部材110を取り付ける(ステップS102)。そして、このランナー受け部材110にランナー106を嵌め込む。(ステップS103)。次に、図8(a)に示すように、ランナー106上に型枠パネル10を並設し(ステップS104)、ランナー106と型枠パネル10の下部とをビス108で固定する(ステップS105)。そして、並設された型枠パネル10の水平性及び直線性を保持するために、型枠パネル10の上部にキャップ111を取り付け、ビス108で固定する。
次に、図10〜15を参照して、実施例2に係る簡易山留め壁及びその施工方法について詳細に説明する。
実施例2は、例えば、地中梁を構築する場合における簡易山留め壁及びその施工方法である。
図10は、実施例2に係る簡易山留め壁の構成を示した図である。
図10に示すように、簡易山留め壁200は、地面の掘削によって形成された対面する傾斜面201に埋設された支柱202と、並設された型枠パネル10とを支線203で固定し、傾斜面201と型枠パネル10とで形成される空間に土砂を埋め戻して構築されている。支柱202は、並設する型枠パネル10の高さに応じて複数本が埋設されており、地面の掘削によって形成された根切り底204上には、それぞれの傾斜面201から所定の離れた位置に打込支柱209が打ち込まれている。この打込支柱209には、墨出しを行った後、傾斜面201側の面にランナー受け部材210が取り付けられている。そして、このランナー受け部材210にランナー206が嵌め込まれている。このランナー206上に型枠パネル10が並設され、ランナー206と型枠パネル10の下部とがビス208で固定されている。また、型枠パネル10の上部には、並設した際に水平性及び直線性を保持するためのキャップ211がビス208で固定されている。
このようにして、対面する型枠パネル10に固定される中間幅止めキャップ214と幅止めキャップ215によって、対面する型枠パネル10の幅方向の空間を保持することができる。
図12は、実施例2に係る簡易山留め壁の施工手順を示したフローチャートであり、図13〜図15は、実施例2に係る簡易山留め壁の各施工状態を示した図である。
次に、図16〜図21を参照して、実施例3に係る簡易山留め壁及びその施工方法について説明する。
実施例3に係る簡易山留め壁の施工方法は、複数枚の型枠パネルを並設し、さらに積み上げることによって簡易山留め壁を構築し、この簡易山留め壁と対面する位置にコンクリート躯体を構築するための型枠パネルを並設することが可能である。
図16は、実施例3に係る簡易山留め壁の構成を示した図である。
図16に示すように、簡易山留め壁300は、地面の掘削によって形成された傾斜面301に埋設された支柱302と、複数枚の型枠パネル10とを支線303で固定し、傾斜面301と型枠パネル10とで形成される空間に土砂を埋め戻して構築される。支柱302は、積み上げられた型枠パネル10の高さに応じて複数本が埋設されており、地面の掘削によって形成された根切り底304上には、傾斜面301から所定の離れた位置に打込支柱309が打ち込まれている。この打込支柱309には、墨出しを行った後、傾斜面301側の面にランナー受け部材310が取り付けられている。そして、このランナー受け部材310にランナー306が嵌め込まれている。このランナー306の長手方向に沿って型枠パネル10が並設され、ランナー306と型枠パネル10の下部とがビス308で固定されている。そして、この型枠パネル10の上部には、キャップ311とランナー306とがビス308で固定されており、さらに、このランナー306の長手方向に沿って型枠パネル10が並設される。この作業を繰り返して、所定の高さになるまで型枠パネル10が積み上げられている。そして、積み上げられた型枠パネル10の上部には、型枠パネル10の水平性と直線性を保持するためのキャップ311が取り付けられている。
図17は、実施例3に係る簡易山留め壁の施工手順を示したフローチャートであり、図18〜図21は、実施例3に係る簡易山留め壁の各施工状態を示した図である。
まず、図18(a)に示すように、地面を掘削し、掘削面を転圧し、埋め戻しをするためのスペースを確保する(ステップS300)。次に、図18(b)に示すように、掘削によって形成された根切り底304にそれぞれの傾斜面301から所定の離れた位置に打込支柱309を打ち込む(ステップS301)。次に、打込支柱309に対して墨出しを行い、ランナー受け部材310を取り付ける(ステップS302)。そして、このランナー受け部材310にランナー306を嵌め込む(ステップS303)。次に、図19(a)に示すように、ランナー306上に型枠パネル10を並設させ(ステップS304)、型枠パネル10の下部とランナー306とをビス308で固定する(ステップS305)。
次に、図22〜図28を参照して、実施例4に係る簡易山留め壁及びその施工方法について説明する。
図22は、実施例4に係る簡易山留め壁の構成を示した図である。
図22に示すように、実施例4に係る簡易山留め壁400は、地面の掘削によって形成された対面する傾斜面401に埋設された支柱402と、積み上げ式に並設された型枠パネル10とを支線403で固定し、傾斜面401と型枠パネル10とで形成される空間に土砂を埋め戻して構築されている。支柱402は、並設された型枠パネル10の高さに応じて複数本が埋設されており、地面の掘削によって形成された根切り底404上には、互いの傾斜面401から所定の離れた位置に打込支柱409が打ち込まれている。この打込支柱409には、墨出しを行った後、傾斜面401側の面にランナー受け部材410が取り付けられている。そして、このランナー受け部材410にランナー406が嵌め込まれている。このランナー406の長手方向に沿って型枠パネル10が並設され、ランナー406と型枠パネル10の下部とがビス408で固定されている。そして、この型枠パネル10の上部には、キャップ411とランナー406とがビス408で固定されており、さらに、このランナー406の長手方向に沿って型枠パネル10が並設される。この作業を繰り返して、所定の高さになるまで型枠パネル10が積み上げられている。そして、積み上げられた型枠パネル10の上部には、型枠パネル10の水平性と直線性を保持するためのキャップ411がビス408で固定されている。
図23は、実施例4に係る簡易山留め壁の施工手順を示したフローチャートであり、図24〜図28は、実施例4に係る簡易山留め壁の各施工状態を示した図である。
まず、図24(a)に示すように、地面を掘削し、掘削面を転圧し、埋め戻しをするためのスペースを確保する(ステップS400)。次に、図24(b)に示すように、掘削によって形成された根切り底404にそれぞれの傾斜面401から所定の離れた位置に打込支柱409を打ち込む(ステップS401)。次に、打込支柱409に対して墨出しを行い、ランナー受け部材410を取り付ける(ステップS402)。そして、このランナー受け部材410にランナー406を嵌め込む(ステップS403)。次に、図24に示すように、ランナー206上に型枠パネル10を並設させ(ステップS404)、型枠パネル10の下部とランナー406とをビス408で固定する(ステップS405)。
次に、図29〜33を参照して、実施例5に係る簡易山留め壁及びその施工方法について説明する。
実施例5で示す簡易山留め壁及びその施工方法は、掘削した地面の底面にコンクリートを打設した後、型枠パネルを並設して簡易山留め壁を構築し、この簡易山留め壁と対面する位置にコンクリート躯体を構築するための型枠パネルを並設することが可能である。
図29は、実施例5に係る簡易山留め壁の構成を示した図である。
図29に示すように、簡易山留め壁500は、傾斜面501に埋設された支柱502と、傾斜面501から所定の距離に並設された型枠パネル10とを支線503で固定し、傾斜面501と型枠パネル10との間に形成された空間に土砂を埋め戻して構成されている。
図30は、簡易山留めの施工方法における各工程の手順を示したフローチャートであり、図31〜図33は、山留めの施工方法における各工程の状態を示した図である。
まず、図31(a)に示すように、地面を重機等(図示せず)で掘削し、掘削面を転圧し、埋め戻しするためのスペースを確保する(ステップS500)。次に、図31(b)に示すように、掘削によって形成された根切り底504に砕石・捨てコンクリートを打設してコンクリート層505を形成する(ステップS501)。次に、掘削によって形成された傾斜面501から所定の離れた位置にランナー506をコンクリート釘507で固定する(ステップS502)。次に、図32(a)に示すように、ランナー106上に型枠パネル10を並設する(ステップS503)。そして、型枠パネル10の下部とランナー506とをビス508で固定する(ステップS504)。また、並設された型枠パネル10の水平性及び直線性を保持するために、型枠パネル10の上部にキャップ511を取り付ける。
実施例6は、例えば、地中梁を構築する場合における簡易山留め壁を構築する施工方法である。
図34〜38を参照して、実施例6に係る簡易山留め壁及びその施工方法について説明する。
図34に示すように、簡易山留め壁600は、地面の掘削によって形成された対面し合う傾斜面601に埋設された支柱602と、並設された型枠パネル10とを支線603で固定し、傾斜面601と型枠パネル10とで形成される空間に土砂を埋め戻して構築される。支柱602は、立設する型枠パネル10の高さに応じて複数本を埋設されており、地面の掘削によって形成された根切り底604上にコンクリート層605が打設されている。このコンクリート層605には、それぞれの傾斜面601から所定の離れた位置にランナー606がコンクリート釘607で固定されている。
図35は、実施例6に係る山留め壁の施工手順を示したフローチャートである。
図36〜38は、実施例6に係る山留め壁の各施工状態を示した図である。
次に、図39〜図43参照して実施例7に係る山留め壁の施工方法について説明する。
実施例7に係る簡易山留め壁の施工方法は、掘削した地面の底面にコンクリートを打設し、複数枚の型枠パネルを並設し、さらに積み上げることによって簡易山留め壁を構築し、この簡易山留め壁と対面する位置にコンクリート躯体を構築するための型枠パネルを並設することが可能である。
図39は、実施例7に係る山留め壁の構成を示した図である。
図39に示すように、山留め壁700は、地面の掘削によって形成された傾斜面701に埋設された支柱702と、複数枚の型枠パネル10とを支線で固定し、傾斜面701と型枠パネル10とで形成される空間に土砂を埋め戻して構築される。支柱702は、積み上げられた型枠パネル10の高さに応じて複数本が埋設されており、地面の掘削によって形成された根切り底704上にコンクリート層705が打設されている。このコンクリート層705には、傾斜面701から所定の離れた位置にランナー706がコンクリート釘707で固定されている。
このようにして並設し、積み上げられた型枠パネル10は、傾斜面701に埋設された支柱702と支線703によって固定されている。支線703は、型枠パネル10に設けられている穴に通して、支柱702に締結して、型枠パネル10と支柱702とを固定する。また、横端太部材712の近傍には、型枠パネル10に通した全ネジボルト718が座金719と、短横端太部材717を締め付けた締付部材716とで固定されている。また、土砂の埋め戻しの際に、側圧を支持するために、サポート713が型枠パネル10に設置されている。そして、傾斜面701と型枠パネル10との間に形成された空間に土砂を埋め戻し、簡易山留め壁700を構築する。
図40は、実施例7に係る山留め壁の施工手順を示したフローチャートである。
図41〜43は、実施例7に係る山留め壁の各施工状態を示した図である。
まず、図41(a)に示すように、地面を重機等(図示せず)で掘削し、掘削面を転圧し、埋め戻しするためのスペースを確保する(ステップ700)。次に、図41(b)に示すように、掘削によって形成された根切り底704に砕石・捨てコンクリートを打設してコンクリート層705を形成する(ステップS701)。次に、掘削によって形成された傾斜面701から所定の離れた位置にランナー706をコンクリート釘707で固定する(ステップS702)。次に、図42(a)に示すように、ランナー706上に複数枚の型枠パネル10を並設する(ステップS703)。そして、型枠パネル10の下部とランナー706とをビス708で固定する(ステップS704)。
次に、図44〜図50を参照して、実施例8に係る山留め壁の施工方法について説明する。
図44は、実施例8に係る山留め壁の構成を示した図である。
図44に示すように、実施例8に係る山留め壁800は、地面の掘削によって形成された対面する傾斜面801に埋設された支柱802と、立設された型枠パネル10とを支線803で固定し、傾斜面801と型枠パネル10とで形成される空間に土砂を埋め戻して構築されている。支柱802は、立設する型枠パネル10の高さに応じて複数本を埋設されており、地面の掘削によって形成された根切り底804上にコンクリート層805が打設されている。このコンクリート層805には、それぞれの傾斜面801から所定の離れた位置にランナー806がコンクリート釘807で固定されている。
図45は、実施例8に係る山留め壁の施工手順を示したフローチャートであり、図46〜50は、実施例8に係る山留め壁の各施工工程の状態を示した図である。
12 リブ
13 切込み
14 蓋
16 溝部
31 上面
32 側面
100、200、300、400、500、600、700、800 簡易山留め壁
101、201、301、401、501、601、701、801 傾斜面
102、202、302、402、502、602、702、802 支柱
103、203、303、403、503、603、703、803 支線
104、204、304、404、504、604、704、804 根切り底
505、605、705、805 コンクリート層
106、206、306、406、506、606、706、806 ランナー
107、207、307、407 コンクリート釘
108、208、308、408、508、608、708、808 ビス
109、209、309、409 打込支柱
110、210、310、410 ランナー受け部材
110a 底板部
110b、110c 側板部
111、211、311、411、511、611、711、811 キャップ
112、212、312、412、512、612、712、812 横端太部材
113、313、513、713 サポート
116、316、516、716 締付部材
116a、316a、516a、716a 穴
117、317、517、717 短横端太部材
118、318、518、718 全ネジボルト
119、319、519、719 座金
214、414、614、814 中間幅止めキャップ
214a、215a 底板部
214b、215b 立ち上がり部
214c、215c 側端部
215、415、615、815 幅止めキャップ
306a、406a 底板部
306b、406b 側板部
311a、411a 上板部
311b、411b 側板部
Claims (9)
- 掘削箇所の周辺地盤の崩落を防止する簡易山留め壁であって、
掘削面に埋設される複数の支柱と、
前記掘削面から所定の離れた位置に立設される型枠パネルと、
前記型枠パネルの一方の面に配設される複数の横端太部材と、
前記複数の横端太部材を一端で固定するとともに他端で前記複数の支柱に接続されて前記型枠パネルと該複数の支柱とを固定する複数の支線と、
前記型枠パネルの一方の面の下部の地中に打ち込まれ、前記型枠パネルを立設させるためのランナーと該ランナーを嵌合させるランナー受け部材とが設けられた打込部材と、
前記型枠パネルに挿通されて固定されその先端にセパレータが接続可能な全ネジボルトと、
を有することを特徴とする簡易山留め壁。 - 掘削箇所の周辺地盤の崩落を防止する簡易山留め壁であって、
掘削面に埋設される複数の支柱と、
前記掘削面から所定の離れた位置に立設される型枠パネルと、
前記対面する前記型枠パネルの高さ方向略中央付近及び上部に複数設置される幅止め部材と、
前記型枠パネルの一方の面に配設される複数の横端太部材と、
前記複数の横端太部材を一端で固定するとともに他端で前記複数の支柱に接続されて前記型枠パネルと該複数の支柱とを固定する複数の支線と、
前記型枠パネルの一方の面の下部の地中に打ち込まれ、前記型枠パネルを立設させるためのランナーと該ランナーを嵌合させるランナー受け部材とが設けられた打込部材と、
を有することを特徴とする簡易山留め壁。 - 前記型枠パネルは、複数枚の前記型枠パネルを積み上げて構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の簡易山留め壁。
- 前記積み上げられる前記型枠パネルの境界には、ランナーおよびキャップからなる固定部材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の簡易山留め壁。
- 前記型枠パネルは、予め前記固定部材が取り付けられた状態の型枠パネルを積み上げて構成することを特徴とする請求項3に記載の簡易山留め壁。
- 掘削箇所の周辺地盤の崩落を防止する簡易山留め壁の施工方法であって、
掘削で形成された底面に打込部材を打ち込み、
前記打込部材にランナー受け部材及びランナーを設置し、
前記ランナー上に型枠パネルを並設し、
前記型枠パネルと前記ランナーを固定し、
掘削面に支柱を埋設し、
前記型枠パネルの一方の面に横端太部材を配設し、
前記横端太部材を固定しながら、前記型枠パネルと前記支柱を支線で固定し、
先端にセパレータが接続可能な全ネジボルトを前記型枠パネルに挿通して固定し、
前記型枠パネルと前記掘削面との間に土砂を埋め戻して、山留め壁を構築することを特徴とする簡易山留め壁の施工方法。 - 掘削箇所の周辺地盤の崩落を防止する簡易山留め壁の施工方法であって、
対面する掘削面から所定の離れたそれぞれの位置に打込部材を打ち込み、
前記打込部材にランナー受け部材及びランナーを設置し、
前記ランナー上に型枠パネルを並設し、
前記型枠パネルと前記ランナーを固定し、
対面する掘削面にそれぞれ支柱を埋設し、
前記型枠パネルの一方の面に横端太部材を配設し、
前記横端太部材を固定しながら、前記型枠パネルと前記支柱とを支線で固定し、
前記対面する型枠パネルの間に該型枠パネルの高さ方向略中央付近及び上部に複数幅止め部材を設置し、
前記型枠パネルと前記掘削面との間に土砂を埋め戻して、山留め壁を構築することを特徴とする簡易山留め壁の施工方法。 - 掘削箇所の周辺地盤の崩落を防止する簡易山留め壁の施工方法であって、
掘削で形成された底面に打込部材を打ち込み、
前記打込部材にランナー受け部材及びランナーを設置し、
前記ランナー上に型枠パネルを並設し、
前記型枠パネルと前記ランナーを固定し、
掘削面に支柱を埋設し、
前記型枠パネルの上部に積み上げた型枠パネルを固定するための固定部材を設け、
所定の高さになるまで前記型枠パネルを固定部材で固定しながら積み上げ、
前記型枠パネルの一方の面に横端太部材を配設し、
前記横端太部材を固定しながら、前記型枠パネルと前記支柱とを支線で固定し、
先端にセパレータが接続可能な全ネジボルトを前記型枠パネルに挿通して固定し、
前記型枠パネルと前記掘削面との間に土砂を埋め戻して、山留め壁を構築することを特徴とする簡易山留め壁の施工方法。 - 掘削箇所の周辺地盤の崩落を防止する簡易山留め壁の施工方法であって、
対面する掘削面から所定の離れたそれぞれの位置に打込部材を打ち込み、
前記打込部材にランナー受け部材及びランナーを設置し、
前記ランナー上に型枠パネルを並設し、
前記型枠パネルと前記ランナーを固定し、
掘削面に支柱を埋設し、
前記型枠パネルの上部に積み上げた型枠パネルを固定するための固定部材を設け、
所定の高さになるまで前記型枠パネルを固定部材で固定しながら積み上げ、
前記型枠パネルの一方の面に横端太部材を配設し、
前記横端太部材を固定しながら、前記型枠パネルと前記支柱とを支線で固定し、
前記対面する型枠パネルの間に該型枠パネルの高さ方向略中央付近及び上部に複数幅止め部材を設置し、
前記型枠パネルと前記掘削面との間に土砂を埋め戻して、山留め壁を構築することを特徴とする簡易山留め壁の施工方法。
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