JP5076208B2 - 風呂装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽内の湯・水(以下「浴槽水」という)を入浴のために設定温度まで沸き上げた後、その設定温度を維持するように間欠的に追い焚き加熱する保温運転や、入浴後に循環配管内の凍結予防のために浴槽水を循環配管内に強制循環させる凍結予防運転を行うように構成された風呂装置に関し、特に高断熱仕様の浴槽に対し組み合わせる場合に好適な技術に係る。
従来、風呂装置の自動運転制御として、外気温等の環境温度を検出し、それが予め設定した凍結予防温度より低ければ循環ポンプを作動させて浴槽水を循環配管及び循環路を通して浴槽と風呂装置との間に循環させる、という凍結予防運転が知られている(例えば特許文献1又は特許文献2参照)。凍結予防運転では循環に加えて、循環配管等を直接に加熱する凍結予防ヒータを作動させるようにしている(例えば特許文献2参照)。
又、一定の時間間隔毎に循環ポンプを作動させることにより浴槽水を循環させて浴槽水の温度を検出し、それが設定温度未満であれば加熱作動して設定温度まで昇温させる、という保温運転も知られている(例えば特許文献2参照)。
いずれの自動運転でも循環ポンプの作動により浴槽水を循環させる点では同じであるが、保温運転では浴槽水への加熱作動(燃焼作動)が伴うのに対し、凍結防止運転では浴槽水への加熱作動を伴わない点で互いに異なる制御となる。
実開平1−131947号公報 特公平7−92276号公報
ところで、近年、浴槽として高断熱仕様のものが用いられるようになっている。この高断熱仕様の浴槽では浴槽周囲を従来よりも十分な断熱材で覆い、内部の浴槽水が冷めにくくされている。かかる高断熱仕様の浴槽に対しても従来の浴槽と同様の時間間隔(保温インターバル:例えば10分又は20分)で保温運転を実行させると、浴槽水は余り冷めていなくて保温運転は実際には不要であるにも拘わらず循環ポンプ等が作動されてしまうという不都合な状況を招くことになる。このため、保温運転が実行される保温インターバルをより長く変更(例えば60分に変更)した上で保温運転を実行させることが考えられる。
又、浴槽水の温度は高断熱仕様の浴槽の使用により冷め難くはなっても、風呂釜又は熱源機により構成された風呂装置側の循環路や、風呂装置と浴槽との間の循環配管内の循環水は冷め易い傾向となる。このため、外気温が凍結予防温度よりも低くなったからといって凍結予防運転を実行させると、高断熱使用の浴槽により保温されている浴槽水がその凍結予防運転によって冷めてしまうという不都合を招くことになる。すなわち、凍結予防運転の実行により循環ポンプが作動されると、浴槽内の浴槽水は余り冷めていないのに、循環配管内の冷めてしまった循環水が浴槽内に流入し、浴槽内の浴槽水温度を下げてしまうことになる。
さらに、上記の如く高断熱仕様の浴槽に風呂装置を適用するために、保温運転が実行される保温インターバルを従来よりも長くすると、その間に循環配管内等に滞留している循環水が凍結するおそれを招いてしまうという不都合が生じる。
一方、風呂装置としては、高断熱仕様の浴槽のみならず、それ以外の従来の浴槽に対しても適用し得る構成にしておく必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記の不都合を解消することにあり、浴槽水の保温及び凍結予防の双方を不都合を生じさせることなく両立させ得る風呂装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、浴槽と風呂加熱部とを接続するための循環回路を備え、この循環回路は循環ポンプの作動により浴槽内の浴槽水を風呂加熱部との間で強制循環させるように構成され、上記浴槽内への湯張り完了後から所定の保温インターバル毎に、上記循環ポンプ及び風呂加熱部を作動制御して浴槽水を設定温度まで昇温させる保温運転を実行する制御手段を備えた風呂装置を対象にして次の特定事項を備えるものとした。すなわち、上記制御手段として、上記浴槽が高断熱仕様の浴槽である場合に適用される高断熱制御モードを備えるものとし、上記高断熱制御モードとして、保温インターバルの計時開始から計時終了前までの間に、凍結予防運転の要否の判定条件として予め設定された凍結予防条件が成立するか否かを監視し、凍結予防条件の成立により凍結予防運転を割り込みにて実行させる構成とし、かつ、上記保温インターバルの計時開始から計時終了までの間を2以上の時間区分に分割し、上記凍結予防条件として、各時間区分に応じて、外気温検出センサにより検出される温度値について異なる凍結予防条件を設定することとした(請求項1)。
本発明の場合、保温運転の実行間隔である保温インターバルが高断熱仕様の浴槽に対応させて通常制御モードよりも長い時間値に変更・設定されて保温運転がより長い時間に亘り実行されることはなくなったとしても、その保温インターバルが経過する間に凍結が生じてしまうおそれを確実に回避することが可能になる。これにより、保温インターバルが長く変更されて不要な保温運転の実行が省略されることに伴い省エネルギー化の実現を図りつつも、それに起因する凍結発生のおそれを確実に回避させることが可能となる。加えて、設定された異なる凍結予防条件に基づいて時間区分に応じた監視と処理が実行されることになる。
本発明における高断熱制御モードとしては、凍結予防運転として上記保温運転と同じ運転を実行させる構成とすることができる(請求項2)。このようにすることにより、凍結予防運転の実行に伴う、保温対象である浴槽水の温度低下の発生を回避することが可能となる。すなわち、凍結予防条件が成立するほどに温度低下して循環回路内の循環水が冷水となっている状態で、凍結予防運転の実行により循環作動されると、その冷水が浴槽内に流入し浴槽水の温度低下を招いてしまうおそれがある。これに対し、凍結予防運転として単に循環ポンプを作動させて浴槽水を循環回路に循環させるだけではなくて、風呂加熱部を作動させて循環水を加熱するという保温運転を凍結予防運転として実行させるようにすることにより、上記の浴槽水の温度低下の発生を回避することが可能となる。
その場合、保温インターバルを計時して上記制御手段に出力する保温インターバルタイマーを備え、上記制御手段として、凍結予防運転が割り込みで実行されたときには、その終了により上記保温インターバルタイマーをリセットした上で保温インターバルの計時を再スタートさせる構成とすることができる(請求項3)。凍結予防運転の実行により既に浴槽水の設定温度までの昇温、つまり浴槽水の保温が完了しているため、当初の保温インターバルで保温運転を繰り返す必要がなく、保温インターバルタイマーをリセットして再スタートさせることにより、保温と凍結予防との双方を図る上で省エネルギー化の実現を効率よく図り得る。
又、本発明における制御手段として、保温インターバルの初期段階の凍結のおそれがないと考えられる時間区分では凍結予防運転を実行しない構成とすることができる(請求項4)。保温インターバルの初期段階は保温運転により浴槽水は昇温された直後であるため、凍結のおそれはないものとして、凍結予防運転を予め不実行とすることにより、省エネルギー化が図られる。
以上、説明したように、本発明の風呂装置によれば、保温運転の実行間隔である保温インターバルが高断熱仕様の浴槽に対応させて通常制御モードよりも長い時間値に変更・設定されて不要な保温運転の実行が省略されることに伴い省エネルギー化の実現を図りつつも、それに起因する凍結発生のおそれを確実に回避させることができるようになる。加えて、設定された異なる凍結予防条件に基づいて時間区分に応じた監視と処理が実行されることになる。
特に、請求項2によれば、凍結予防運転の実行に伴う、保温対象である浴槽内の浴槽水の温度低下の発生のおそれを確実に回避することができるようになる。
請求項3によれば、凍結予防運転の実行により保温インターバルタイマーをリセットして再スタートさせているため、保温と凍結予防との双方を図る上で省エネルギー化の実現を効率よく図ることができる。
請求項4によれば、保温インターバルの初期段階は保温運転により浴槽水は昇温された直後であるため、凍結のおそれはないものとして、凍結予防運転を予め不実行とすることにより、省エネルギー化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る風呂装置の例を示す。この風呂装置2は、温水循環式暖房機能、給湯機能、風呂追い焚き機能、風呂湯張り機能の各機能を共に有する複合熱源機により構成されたものを例示し、かつ、燃焼加熱式の加熱部において燃焼排気ガスからの潜熱回収を行うことにより高効率化を図る潜熱回収型のものを例示している。なお、本発明を実施する上では、少なくとも風呂追い焚き機能を有する風呂装置(風呂釜等)であれば適用することができ、暖房機能、給湯機能や風呂湯張り機能は必須ではないし、又、潜熱回収型である必要もない。
同図において、符号21は給湯機能を実現するための給湯回路、22は温水循環式暖房機能を実現するための暖房回路、23は風呂側循環回路として風呂追い焚き機能を実現するための追い焚き回路、24は風呂湯張り機能を実現するための注湯回路、25,26は燃焼排気ガスからの潜熱回収用の二次熱交換器、27はこの二次熱交換器25,26で発生する排気ガスドレンを処理する排気ガスドレン処理回路、28はこれらの各回路の作動制御等を行うコントローラである。なお、例示の風呂装置2における風呂追い焚きは、暖房回路22の高温水を熱源として、追い焚き回路23の浴槽水を液−液熱交換加熱することにより昇温させて追い焚き加熱を行うタイプのものであるが、これに限らず、追い焚き加熱のための燃焼バーナ及びこの燃焼バーナの燃焼熱により熱交換加熱される熱交換器を備えたもので追い焚きを行う構成にしてもよい。
(給湯回路21)
上記給湯回路21は、給湯用燃焼バーナ31と、この燃焼バーナ31の燃焼熱により入水を熱交換加熱する給湯用一次熱交換器32と、上記燃焼バーナ31に燃料ガスを供給する燃料供給系33と、上記給湯用一次熱交換器32の入口側に水道水等を入水させる入水路34と、その一次熱交換器32で加熱された後の湯を出湯させる出湯路35とを備えている。上記入水路34からの入水は一次熱交換器32に入水される前に上記二次熱交換器25の給湯用の熱交換部に通されるようになっており、この二次熱交換器25において燃焼排気ガスの潜熱回収により予熱された状態で一次熱交換器32に入水されるようになっている。
上記燃料供給系33は、後述の暖房用燃焼バーナ51に対する燃料供給をも兼ねており、元電磁弁36と、給湯用燃焼バーナ31及び暖房用燃焼バーナ51に対する燃料ガス供給量を各別に変更調整する給湯用電磁比例弁及び暖房用電磁比例弁とを備えている。
そして、給水接続口341に給水された水道水などの水が上記入水路34を通して入水され、この入水がまず二次熱交換器25で予熱され、さらに給湯用一次熱交換器32を通過する間に燃焼熱により熱交換加熱され、所定温度まで昇温されて出湯路35に出湯された湯が流量変更手段としての流量調整弁39や出湯接続口351を経て台所や浴室等の給湯栓40や上記注湯回路24などの所定の給湯箇所に給湯されるようになっている。なお、図例では給湯栓40として1つのみ図示しているが、通常は台所、洗面台、浴室等にそれぞれ配設されて複数ある。
給湯回路21での給湯制御は、上記コントローラ28において、リモコン281等による設定給湯温度の入力設定や、入水流量センサ41による入水流量、入水サーミスタ42による入水温度及び出湯サーミスタ43による出湯温度等からの各検出値に基づいて、上記給湯栓40への給湯温度が上記設定給湯温度になるように実行される。
(暖房回路22)
上記暖房回路22は、暖房用燃焼バーナ51と、この燃焼バーナ51の燃焼熱により循環温水を熱交換加熱する暖房用一次熱交換器52と、この暖房用一次熱交換器52を通る暖房用温水循環路53とを備えて構成されている。
上記温水循環路53は、膨張タンク61に戻されて貯留される低温水を暖房用循環ポンプ62の作動により上記暖房用一次熱交換器52の入口に送る加熱戻り路63と、その暖房用一次熱交換器52の出口から高温往き接続口64に至る高温往き路65と、上記循環ポンプ62の下流側位置の加熱戻り路63から分岐して低温往き接続口66に至る低温往き路67と、上記高温往き路65から分岐し途中に後述の風呂加熱部としてのバスヒータ(液−液熱交換器)81を通過した後に開閉切換弁としての風呂熱動弁82を経て後述の戻り路71に合流するバスヒータ循環路68と、上記高温往き接続口64よりも上流側の高温往き路65から分岐して膨張タンク61に高温水を戻すバイパス路69と、暖房端末72,75から戻りヘッダー73及び戻り接続口70を経て戻された低温の戻り温水をまず二次熱交換器26で排ガスからの潜熱回収により予熱した後に上記バイパス路69に流入させる戻り路71とを備えている。
このような温水循環路53における2温度の温水供給について簡単に説明すると、暖房用一次熱交換器52により加熱された所定温度(例えば80℃)の高温水が高温往き路65から高温往き接続口64及び高温往きヘッダー78を経て例えば浴室乾燥機等の高温用の暖房端末72に供給され、放熱により低温となった温水が戻りヘッダー73及び戻り接続口70から戻り路71に戻され、二次熱交換器26にて予熱された後にバイパス路69を経て膨張タンク61に戻される。この膨張タンク61には高温往き路65から分岐したバイパス路69を通して高温水の一部も戻され、この高温水との混合により所定温度(例えば60℃)の低温水になる。この低温水の一部が加熱戻り路63により暖房用一次熱交換器52に送られ加熱されることにより上記の高温水が生成される一方、他部が低温往き路67から低温往き接続口66及び熱動弁付きの低温往きヘッダー74を経て例えば各部屋の床暖房機等の低温用暖房端末75に供給される。なお、ここで暖房端末72,75はそれぞれ1つずつ図示しているが、これに限らず、通常は所定の複数あり高温往きヘッダー78、低温往きヘッダー74は個別に分配するように接続口を所定数有し、戻りヘッダー73はそれらの暖房端末の全てから戻り温水を受け入れるだけの接続口を有している。
上記低温往きヘッダー74は各暖房用低温端末75の使用開始により付設の端末熱動弁が後述のコントローラ28により個別に開閉切換えされて低温水を該当する暖房端末75へ供給するようになっている。そして、各暖房端末75にて放熱されてさらに低温となった温水が上記の放熱後の高温水の場合と同様に戻りヘッダー73及び戻り接続口70から戻り路71に戻され、最終的に膨張タンク61に戻される。又、後述の追い焚き回路23による追い焚きが実行される場合には、風呂熱動弁82を開制御することにより暖房用一次熱交換器52からの高温水が高温往き路65から分岐してバスヒータ循環路68に流入し、風呂加熱部としてのバスヒータ81において浴槽水を液−液熱交換加熱することにより低温となって上記戻り路71に戻され、二次熱交換器26を経て最終的には膨張タンク61に戻されることになる。要するに、バスヒータ81に対し追い焚き加熱のための熱源として高温水が循環供給されるようになっている。
以上の高温水及び低温水の2温度の温水循環に際し、暖房高温側の温度制御は暖房用一次熱交換器52出口に配設された高温サーミスタ76の検出温度に基づいて所定温度の高温水が暖房用一次熱交換器52から供給されるように燃焼バーナ51の燃焼制御がコントローラ28により行われ、暖房低温側の温度制御は膨張タンク61に配設された温水温度検出センサとしてり低温サーミスタ77の検出温度に基づいて所定温度の低温水が供給されるように同様制御が行われるようになっている。
なお、上記膨張タンク61では、給湯回路21の入水側から膨張タンク61への注水と補水とが上記コントローラ24により自動制御されるようになっており、余剰水が排水されるようになっている。
(追い焚き回路23)
追い焚き回路23は、風呂加熱部としてのバスヒータ81と、戻り路83a及び往き路83bからなり上記バスヒータ81が介装された追い焚き用循環路83と、この追い焚き用循環路83を通して浴槽水を強制循環させる追い焚き用循環ポンプ84とを備えている。又、風呂装置2と浴槽Bとが戻り配管85a及び往き配管85bからなる循環配管85により接続され、上流端が浴槽Bに連通された戻り配管85aの下流端が風呂戻り接続口831に接続されて上記戻り路83aに連通される一方、下流端が浴槽Bに連通された往き管85bの上流端が風呂往き接続口832に接続されて往き路83bに連通されている。
そして、湯張り後に設定温度まで沸き上げる追い焚き運転の実行や、あるいは、設定温度に沸き上げられた後の保温運転が実行されると、循環ポンプ84が作動されて、浴槽Bから戻り配管85aを通して取り出された浴槽水が風呂戻り接続口831から戻り路83aを経てバスヒータ81に送られ、このバスヒータ81において暖房回路22側の高温水を熱源とする液−液熱交換により追い焚き加熱された後の浴槽湯水が往き路83bから往き接続口832を経て往き配管85bを通して浴槽Bに送られることになる。又、循環ポンプ84の吐出側の追い焚き循環路83には浴槽水温度検出センサとしての浴槽水サーミスタ86と、流水の通過によりスイッチが入って流水検知を出力する水流スイッチ87とが配設されている。
(注湯回路24)
注湯回路24は、給湯回路21から上流端が分岐して下流端が追い焚き循環路83に合流された注湯路88と、開閉切換により注湯の実行と遮断とを切換える注湯電磁弁89とを備えている。この注湯電磁弁89がコントローラ28により開閉制御され、注湯の実行により、出湯路35の湯が注湯路88,循環路83及び循環配管85を経て浴槽Bに注湯されて所定量の湯張りが行われるようになっている。
(排気ガスドレン処理回路27)
排気ガスドレン処理回路27は、二次熱交換器25,26において燃焼排気ガスが潜熱回収のための熱交換により冷やされて凝縮することにより生じた排気ガスドレンを、中和処理した上で排水するために設置された回路である。すなわち、排気ガスドレン処理回路27は、二次熱交換器25,26の下側位置に配設されたドレン受け部により集水・回収された排ガスドレンをドレン導入管271を通してドレン処理槽272に導き、このドレン槽272にて中和処理を施した上で機外に排水するようになっている。
(コントローラ28)
コントローラ28は、リモコン281からユーザー等による入力設定操作に基づき各種操作指令を受けて上記の各回路21,22,23,24の運転を制御するものであり、マイクロコンピュータやメモリ等を含んで構成されたものである。そして、上記コントローラ28は、上記各回路21,22,23,24に対応して給湯運転を制御する給湯制御手段、暖房運転を制御する暖房制御手段、湯張りや追い焚き運転を制御して浴槽B内に設定温度の湯が湯張りされた状態にする風呂自動運転制御手段を基本部分として備える他、凍結予防運転及び保温運転について浴槽Bの種別に応じて2タイプの凍結予防・保温運転制御手段282(図2参照)を選択的に機能させ得るようにして備えている。凍結予防・保温運転制御手段282が本願特許請求の範囲における制御手段を構成する。又、図1中、281aはリモコン281の電源スイッチ、281bは保温スイッチであり、この保温スイッチ281bのON操作により出力される保温指令信号により凍結予防・保温制御手段282の制御が開始されるようになっている。
すなわち、コントローラ28は図2に示すように、保温インターバル選択用の第1ディップスイッチ283と、凍結予防循環選択用の第2ディップスイッチ284と、保温時間中にも凍結予防運転をも実施させるか否かを選択・設定するための第3ディップスイッチ285とが設けられ、これらのディップスイッチ283〜285の設定に応じて凍結予防・保温運転制御手段282において通常制御モード282aか高断熱制御モード282bかのいずれの制御モードが有効に機能する状態になるかが決まるようになっている。
第1ディップスイッチ283は保温インターバルの時間値を如何にするかを選択・設定するための変更設定手段であり、通常浴槽(高断熱浴槽以外の浴槽)用の標準もしくは10分固定か、又は、高断熱浴槽(高断熱仕様の浴槽)用の60分もしくは無限大(つまり保温運転を行わない)かを選択して設定するものである。デフォルトでは「10分固定」が設定されており、この第1ディップスイッチ283により設定される時間値が保温インターバルタイマー287のタイマー値として設定されることになる。第2ディップスイッチ284は凍結予防のための循環作動(風呂F点循環)を実行させるか否か、つまり外気温(環境温度)に基づく凍結予防運転を実行させるか否かを選択して設定する変更設定手段である。ON設定であれば風呂F点循環を実行させる処理が有効となり、OFF設定であれば風呂F点循環を実行させる処理が無効となる。又、第3ディップスイッチ285は保温時間タイマー286に設定される保温時間(例えば4時間)の間に実行される保温運転制御の途中においても凍結予防運転を併せて実行させるか否かを選択して設定する変更設定手段である。ON設定であれば保温運転制御の実行中にも凍結予防運転が割り込みで実行される処理(保温中凍結予防処理)が有効となり、OFF設定であれば保温運転制御の実行中においては凍結予防運転の実行は禁止されることになる。
上記の第1ディップスイッチ283で「60分」が選択・設定されたときに凍結予防・保温制御手段では高断熱制御モード282b(高断熱仕様の浴槽に対応した運転制御モード)が有効となり、第2ディップスイッチ284がON設定かOFF設定か、あるいは、第3ディップスイッチ285がON設定かOFF設定かの状況に応じた制御が高断熱制御モード282bの下で行われることになる。
例えば、第1ディップスイッチ283が「60分」に設定され、第2ディップスイッチ284がOFF設定、第3ディップスイッチ285がOFF設定の場合には、図3に示すような処理が凍結予防・保温制御手段282の高断熱制御モード282bにより実行される。すなわち、注湯運転と設定温度までの追い焚き運転とが終了(湯張り完了)した時点からスタートされる保温時間タイマー286(図2参照)がタイムアップするまでの間に、同時にスタートした保温インターバルタイマー287(図2参照)の60分がタイムアップすれば保温追い焚き運転を実行し、この保温追い焚き運転の終了後に保温インターバルタイマー287を再スタートさせてそのタイムアップにより上記の保温追い焚き運転の実行を繰り返すようになっている。
上記の保温追い焚き運転は、例えばリモコン281の保温スイッチ281bがユーザーによりON操作されていることを前提として、まず、追い焚き用循環ポンプ84を作動させて浴槽水サーミスタ86により浴槽水の現在の温度を検出し、この検出温度が設定温度(ユーザーによりリモコン281に入力設定された風呂の浴槽水温度)よりも低い又は所定温度分低い場合には、バスヒータ81による加熱系80(図2参照)を作動させて、暖房回路22の高温水を熱源にしてバスヒータ81を通過する浴槽水を液−液熱交換により加熱する。加熱系80の作動とは、暖房用循環ポンプ62を作動し、ふろ熱動弁82を開作動させて燃焼バーナ51や燃料供給系33(これらを「燃焼系」という)の作動制御により燃焼作動させることである。これにより浴槽水が浴槽Bとバスヒータ81との間で追い焚き回路23を循環され、その間に追い焚き加熱されて昇温する。設定温度まで昇温したことが浴槽水サーミスタ86により確認されれば、加熱系80による加熱作動を停止し追い焚き用循環ポンプ84の作動も停止させて、保温追い焚き運転が終了する。あるいは、上記の浴槽水サーミスタ86による浴槽水の検出温度が設定温度を維持している又は設定温度よりも低いが所定温度範囲である場合には、加熱系80による加熱作動をすることなく保温追い焚き運転自体は実行せずに浴槽水の温度監視だけで終了して、保温インターバルタイマー287による保温インターバル(60分)の計時を再スタートさせる。以上が保温追い焚き運転であり、浴槽水が一定温度(又は設定温度を基準にした一定温度範囲)を維持するように、加熱系80による加熱作動により追い焚きするものであり、一定温度を維持していれば、浴槽水の検出温度の監視だけで加熱作動をせずに次の保温インターバルを待つようになっている。
第1ディップスイッチ283が「60分」に設定され、第2ディップスイッチ284がON設定、第3ディップスイッチ285がON設定の場合には、図4に示すような処理が凍結予防・保温制御手段282の高断熱制御モード282bにより実行される。この処理は、上述の図3の処理を原則としつつ、保温インターバルタイマー287の進行と共に所定の凍結予防条件が成立するか否かを監視し続け、その凍結予防条件が成立すれば、保温インターバルタイマーによる60分のタイムアップを待たずに保温追い焚き運転が凍結予防のために実行され、その終了と同時に保温インターバルタイマー287をリセットして再スタートさせるものである。すなわち、原則の処理は、図3の場合と同様に湯張り完了時点からスタートされる保温時間タイマー286(図2参照)がタイムアップするまでの間に、同時にスタートした保温インターバルタイマー287(図2参照)の60分がタイムアップすれば保温追い焚き運転を実行し、この保温追い焚き運転の終了後に保温インターバルタイマー287を再スタートさせてそのタイムアップにより上記の保温追い焚き運転の実行を繰り返す、ことである。そして、この原則の処理と同時進行で凍結予防条件が成立するか否かの監視を継続させる。
保温インターバルタイマー287が計時する60分を2以上の時間区分に分割し、各時間区分に応じて異なる凍結予防条件を設定して保温追い焚き運転を凍結予防運転として実行するか否かを判定し実行するようになっている。すなわち、第1時間区分(例えば0分から20分経過前までの時間区分)の範囲では、外気温検出センサとしてのF点サーミスタ87(図2参照)の検出如何に拘わらず保温追い焚き運転は不実行とする。この「20分」は例えば循環配管85を合成樹脂管により構成し、内部に37℃の温水を満たした状態で断熱材被覆なしに外気温−10℃の環境に放置した場合であっても、凍結しない経過時間値を設定する。要するに凍結予防を一切考慮する必要のない時間区分を設定することにより省エネルギー及び制御の簡略化を図るようにしている。第2時間区分(例えば20分から45分経過前までの時間区分)の範囲では、F点サーミスタ87が1℃未満になれば上記と同様の保温追い焚き運転を実行し、第3時間区分(例えば45分から60分経過前までの時間区分)の範囲では、F点サーミスタ87が3℃未満になれば上記と同様の保温追い焚き運転を実行する。
上記の第2時間区分又は第3時間区分において凍結予防運転として保温追い焚き運転が実行された場合には、その保温追い焚き運転の終了時点で保温インターバルタイマー287をリセットして再スタートさせ、以後、上記と同様に再スタートさせた保温インターバルタイマー287の第1〜第3時間区分に応じた監視と処理を実行する。今回の保温インターバルタイマー287の計時期間には凍結予防条件が成立しないまま60分が経過すれば、その60分経過のタイムアップにより原則通りに保温追い焚き運転を実行し、その終了時点で保温インターバルタイマー287を再スタートさせる。
以下、第1ディップスイッチ283が「60分」に設定され、第2ディップスイッチ284がON設定、第3ディップスイッチ285がON設定に選択・設定された場合の制御(図4参照)の具体的内容について図5を参照しつつ説明する。
かかる制御は上記の如き湯張りのための運転が管理した時点で保温時間タイマー286及び保温インターバルタイマー287を共にスタートさせて開始される。まず、第2ディップスイッチ284がON設定になっていること(ステップS1でYES)、第1ディップスイッチ283で「標準」もしくは「10分固定」というような通常浴槽を対象にする通常制御モード282aが選択されていないこと(ステップS2でYES)、リモコン281の保温スイッチ281bがユーザーによりON操作されて保温運転状態下にあること(ステップS3でYES)、をそれぞれ確認した上で、さらに、現時点で風呂動作中ではないことを確認する(ステップS4)。風呂動作中であるか否かは、注湯運転が実行中ではないこと、その後の設定温度まで沸き上げるための追い焚き運転が実行中ではないことを確認するものであり、もしもそれらが実行中であれば(ステップS4でNO)、それらが終了するまで待ち(ステップS5でNO)、終了すれば保温インターバルタイマー287をリセットし再スタートさせてからステップS1から繰り返す(ステップS5でYES,ステップS9)。注湯運転が実行中ではないことが確認されれば(ステップS4でYES)、次の処理に進む。以上が前提処理である。
次に、保温インターバルタイマー287による計時が20分経過するまで待ち(ステップS6でNO)、20分までの第1時間区分(図4参照)が経過すれば、F点サーミスタの検出温度が1℃未満であるか否かを判定する(ステップS7)。もしも、1℃未満まで低下していれば(ステップS7でYES)、凍結のおそれありと判定して保温追い焚き運転を実行し(ステップS8)、その保温追い焚き運転が終了すれば保温インターバルタイマー287をリセットして再スタートさせてから(ステップS9)、ステップS1からの確認判定・処理を繰り返す。
F点サーミスタ87が1℃未満ではなくても(ステップS7でNO)、保温インターバルタイマー287が第2時間区分の終期である45分が経過するまで、ステップS7のF点サーミスタ87の検出温度が1℃未満になるか否かを監視する(ステップS10でNO)。保温インターバルタイマー287の計時が45分経過すれば(ステップS10でYES)、F点サーミスタ287による外気温の検出値が3℃未満か否かの判定を行い(ステップS11)、3℃未満まで低下していれば保温追い焚き運転を実行させる(ステップS11でYES,ステップS8)。つまり、加熱系80を加熱作動させて浴槽水を設定温度まで追い焚き加熱する。そして、保温追い焚き運転が終了すれば保温インターバルタイマー287をリセットして再スタートさせ(ステップS9)、ステップS1に戻って確認判定・処理を繰り返す。なお、F点サーミスタ87の代わりに、又は、F点サーミスタ87に加えて、F点スイッチ(所定の設定温度でON信号を出力するスイッチ)を設け、このF点スイッチにより3℃未満の外気温に至ったことを検出するようにしてもよい。
一方、上記ステップS11でF点サーミスタ87による検出温度が3℃未満でなければ(ステップS11でNO)、保温インターバル設定用の第1ディップスイッチ283の設定が「60分」であることを確認し(ステップS12)、「60分」であれば保温インターバルタイマー287の計時が60分でタイムアップした時点で保温追い焚き運転を実行する(ステップS12でYES,ステップS13でYES,ステップS8)。そして、その運転終了により保温インターバルタイマー287をリセットして再スタートさせた上で(ステップS9)、ステップS1からの確認判定・処理を繰り返す。
ステップS12で第1ディップスイッチ283の設定が「60分」ではない、つまり「無限大」である場合や(ステップS12でNO)、保温インターバルタイマー287による計時がまだ60分経過まで進行していない場合(ステップS13でNO)には、保温時間タイマー286による計時がまだ保温時間まで到達していない間は(ステップS14でNO)、ステップS10に戻って、保温インターバルタイマー287による計時が45分を経過していることを確認した上で(ステップS10でYES)、外気温の検出値が3℃未満まで低下するか否かの監視を60分が経過するまで繰り返す(ステップS11でNO,ステップS12でYES,ステップS13でNO)。そして、保温時間タイマー286による保温時間の計時がタイムアップすれば、凍結予防・保温制御手段282の高断熱制御モード282bによる制御を終了させる(ステップS15)。
以上によれば、高断熱浴槽の浴槽Bに対し風呂装置2を適用する場合であっても、凍結予防・保温制御手段が高断熱制御モード282bを通常制御モード282aの他に備え、第1〜第3ディップスイッチ283〜285の設定により高断熱制御モード282bを有効にし得るため、好適な凍結予防・保温制御を行わせることができるようになる。すなわち、保温インターバルを通常浴槽の場合よりも長く変更することにより、不必要な保温運転の実行を回避して省エネルギーを図ることができる。又、保温インターバルを長く変更したとしても、その間に同時に凍結予防条件が成立するか否かの監視を継続し、凍結予防条件が成立すれば保温インターバル毎の保温追い焚き運転に優先させて凍結予防のための処理を行うようにしているため、凍結発生のおそれをなくすことができる。しかも、その凍結予防のための処理として、保温のための保温追い焚き運転と同じ内容の運転を凍結予防のために実行させるようにしているため、凍結予防のための処理として単に循環させるだけの場合に循環配管85等に滞留している冷水が高度の保温状態に保たれている浴槽B内に流入してしまう結果、浴槽水の温度を低下させてしまう、という不都合の発生を回避することができる。さらに、保温インターバルを長めに変更し、保温インターバルに基づく保温のための保温追い焚きと同時進行で凍結予防のための監視及び凍結予防のための保温追い焚きを実行させるようにしているものの、長く変更した保温インターバルの内の凍結のおそれのない初期の一定時間経過(第1時間区分の経過)までは凍結予防のための保温追い焚き運転を不実行としているため、この分についての省エネルギーも図ることができる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、第1ディップスイッチ283により設定可能な高断熱浴槽の場合の保温インターバルとして「60分」を例示しているが、これに限らず、その高断熱の度合に応じて20分以上の範囲又は20分〜60分の範囲で選択して設定するようにしてもよい。
また、第1ディップスイッチ283により保温インターバルを設定した後であっても、リモコン281等の変更設定手段により保温インターバルの時間値を第1ディップスイッチ283による設定値から変更可能としてもよい。
さらに、凍結予防条件として、F点サーミスタ87による検出値が「1℃未満」である、あるいは、「3℃未満」である、という条件を例示しているが、これに限らず、デフォルトの設定値自体を他の温度値に変更してもよいし、デフォルトの設定値を例えばリモコン281等の変更設定手段により変更可能としてもよい。
本発明の実施形態が適用される風呂装置の例を示す全体模式図である。 図1のコントローラの特に凍結予防・保温制御手段に係る部分のブロック図である。 第1ディップスイッチで「60分」、第3ディップスイッチがOFF設定の場合の保温時間タイマー及び保温インターバルタイマーによる計時と、保温追い焚き運転との関係を示すタイムチャートである。 第1ディップスイッチで「60分」、第2ディップスイッチがON設定、第3ディップスイッチがON設定の場合の保温時間タイマー及び保温インターバルタイマーによる計時と、保温追い焚き運転との関係を示すタイムチャートである。 凍結予防・保温制御手段の高断熱制御モード282bによる制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
2 風呂装置
23 追い焚き回路(循環回路)
81 バスヒータ(風呂加熱部)
84 循環ポンプ
282 凍結予防・保温制御手段(制御手段)
282b 高断熱制御モード
287 保温インターバルタイマー
B 浴槽

Claims (4)

  1. 浴槽と風呂加熱部とを接続するための循環回路を備え、この循環回路は循環ポンプの作動により浴槽内の浴槽水を風呂加熱部との間で強制循環させるように構成され、上記浴槽内への湯張り完了後から所定の保温インターバル毎に、上記循環ポンプ及び風呂加熱部を作動制御して浴槽水を設定温度まで昇温させる保温運転を実行する制御手段を備えた風呂装置であって、
    上記制御手段は、上記浴槽が高断熱仕様の浴槽である場合に適用される高断熱制御モードを備えており、
    上記高断熱制御モードは、保温インターバルの計時開始から計時終了前までの間に、凍結予防運転の要否の判定条件として予め設定された凍結予防条件が成立するか否かを監視し、凍結予防条件の成立により凍結予防運転を割り込みにて実行させるように構成され、かつ、上記保温インターバルの計時開始から計時終了までの間を2以上の時間区分に分割し、上記凍結予防条件として、各時間区分に応じて、外気温検出センサにより検出される温度値について異なる凍結予防条件が設定されている
    ことを特徴とする風呂装置。
  2. 請求項1に記載の風呂装置であって、
    上記高断熱制御モードは、凍結予防運転として上記保温運転と同じ運転を実行させるように構成されている、風呂装置。
  3. 請求項2に記載の風呂装置であって、
    保温インターバルを計時して上記制御手段に出力する保温インターバルタイマーを備えており、
    上記制御手段は、凍結予防運転が割り込みで実行されたときには、その終了により上記保温インターバルタイマーをリセットした上で保温インターバルの計時を再スタートさせるように構成されている、風呂装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の風呂装置であって、
    上記制御手段は、保温インターバルの初期段階の凍結のおそれがないと考えられる時間区分では凍結予防運転を実行しないように構成されている、風呂装置。
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