JP5074583B2 - 不揮発性記憶素子の製造方法、および不揮発性記憶装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性記憶素子の製造方法、および不揮発性記憶装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5074583B2
JP5074583B2 JP2010511019A JP2010511019A JP5074583B2 JP 5074583 B2 JP5074583 B2 JP 5074583B2 JP 2010511019 A JP2010511019 A JP 2010511019A JP 2010511019 A JP2010511019 A JP 2010511019A JP 5074583 B2 JP5074583 B2 JP 5074583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
electrode layer
mask
upper electrode
nonvolatile memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010511019A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009136493A1 (ja
Inventor
良男 川島
巧 三河
剛 高木
浩二 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010511019A priority Critical patent/JP5074583B2/ja
Publication of JPWO2009136493A1 publication Critical patent/JPWO2009136493A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5074583B2 publication Critical patent/JP5074583B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B63/00Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices
    • H10B63/30Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices comprising selection components having three or more electrodes, e.g. transistors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/011Manufacture or treatment of multistable switching devices
    • H10N70/061Shaping switching materials
    • H10N70/063Shaping switching materials by etching of pre-deposited switching material layers, e.g. lithography
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/20Multistable switching devices, e.g. memristors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/821Device geometry
    • H10N70/826Device geometry adapted for essentially vertical current flow, e.g. sandwich or pillar type devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/881Switching materials
    • H10N70/883Oxides or nitrides
    • H10N70/8833Binary metal oxides, e.g. TaOx

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

本発明は、電気的パルスの印加によって抵抗値が可逆的に変化する材料を用いてデータを記憶する不揮発性記憶素子の製造方法および不揮発性記憶装置の製造方法に関する。
近年、電子機器におけるデジタル技術の進展に伴い、音楽、画像、情報等のデータを保存するために、さらに大容量で、かつ不揮発性の記憶素子の要求が高まってきている。こうした要求に応えるための1つの方策として、与えられた電気的パルスによって抵抗値が変化し、その状態を保持し続ける材料を用いた記憶素子が注目されている。
図9は、このような不揮発性記憶素子の従来例(例えば、特許文献1を参照。)の構成を示す要部断面図である。この不揮発性記憶素子は、図9に示すように、1つの抵抗体932および1つのスイッチング構造体(トランジスタ)を備えたメモリ素子(不揮発性記憶素子)であり、半導体基板920上ソース領域921aおよびドレイン領域921bが形成され、ソース領域921aとドレイン領域921bと接触する半導体基板920上にゲート絶縁層922とゲート電極923が形成され、層間絶縁膜924にコンタクトプラグ925が形成され、コンタクトプラグ925は下部電極931と電気的に接続され、下部電極931上には抵抗体932および上部電極933が順次形成されている。
抵抗体932を構成する物質としては、ニッケル酸化物(NiO)、チタン酸化物(TiO2)、ハフニウム酸化物(HfO)、ニオブ酸化物(NbO2)、亜鉛酸化物(ZnO)、ジルコニウム酸化物(ZrO2)、タングステン酸化物(WO3)、コバルト酸化物(CoO)、GST(Ge2Sb2Te5)およびPCMO(PrxCa1-xMnO3)等が用いられている。このような遷移金属酸化物は、ある特定の電圧を印加されたときまたはある特定の電圧をある特定の印加方法により印加することで特定の抵抗値を示し、その抵抗値は新たに電圧又は電流が印加されるまで、その抵抗値を維持し続けることが知られている。
特開2006−135335号公報
上記従来例の不揮発性記憶素子には下部電極または上部電極として使用される電極材料が特に記載されていないが、抵抗体を可逆的に変化させる電極としてはある特定の制限があり、特定の材料に限られる。例えば一般的に難エッチング材料として代表的な白金(Pt)等を下部電極および上部電極、またはいずれかに使用し、上記従来例のような不揮発性記憶素子を作製すると、抵抗変化しやすくなり不揮発性記憶素子の特性が安定するが、Ptは難エッチング材料のため、従来のレジストをマスクとするとエッチング中にレジストはエッチングされ寸法が減少し、Ptはテーパー形状となるため上部電極と下部電極の寸法差が大きくなって、抵抗体の形状のシフトが大きくなり、不揮発性記憶素子の特性のばらつきが大きくなる傾向がある。
また、Ptをエッチングする際のマスクとしてレジストよりエッチングレートが低い導電性の材料を用いると、エッチング後のPtの形状、上部電極と下部電極の寸法差、抵抗体の形状のシフトは改善される傾向にあるがマスクはテーパー形状となり、この状態で上部電極側へのコンタクトを接続させる場合、コンタクトの接続部が平坦でないため、接続部が不安定になり特性ばらつきの原因となる。
そのため、マスクを除去しなければならないが、マスク除去のエッチングにより不揮発性記憶素子の下方にある層間膜までエッチングされ層間膜の掘れ量のコントロールが困難なため、不揮発性記憶素子の形状がばらつき、特性のばらつきが大きくなる。
本発明は上記の従来の課題を解決するもので、難エッチング材料を下部電極および上部電極、またはいずれかに使用しても層間膜の掘れ量のコントロール可能で、形状ばらつきの小さい不揮発性記憶素子を製造するための製造方法、および、当該不揮発性記憶素子を備える不揮発性記憶装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の不揮発性記憶素子の製造方法は、導電性を有する接続電極層と、非貴金属の窒化物からなりかつ導電性を有する下部電極層と、前記下部電極層より上方に形成されかつ貴金属からなる上部電極層と、前記下部電極層と前記上部電極層との間に介在させ、前記下部電極層および前記上部電極層間に与えられる電気的信号に基づいて可逆的に抵抗値が変化する抵抗変化層とを備えた不揮発性記憶素子の製造方法において、前記接続電極層、前記下部電極層、前記抵抗変化層、前記上部電極層、およびマスク層をこの順に堆積させる工程と、前記マスク層をレジスト膜をマスクとして所定の形状に形成する工程と、前記所定の形状に形成されたマスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層、前記下部電極層をエッチングで所定の形状に形成する3層エッチング工程と、前記マスク層と前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域とを同時に除去する工程とを含む。
さらに、前記3層エッチング工程において、前記マスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層、および前記下部電極層を1回のエッチングで所定の形状に形成してもよい。
さらに、前記マスク層の前記3層エッチング工程の時のエッチングレートは、少なくとも前記3層エッチング工程の時の前記レジスト膜のエッチングレートより小さくてもよい。
また、本発明の不揮発性記憶素子の製造方法は、導電性を有する接続電極層と、前記接続電極層より上方に形成されかつ貴金属からなる上部電極層と、前記接続電極層と前記上部電極層との間に介在させ、前記接続電極層および前記上部電極層間に与えられる電気的信号に基づいて可逆的に抵抗値が変化する抵抗変化層とを備えた不揮発性記憶素子の製造方法において、前記接続電極層、前記抵抗変化層、前記上部電極層、およびマスク層をこの順に堆積させる工程と、前記マスク層をレジスト膜をマスクとして所定の形状に形成する工程と、前記所定の形状に形成されたマスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層をエッチングで所定の形状に形成する2層エッチング工程と、前記マスク層と前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域を除去する工程とを含む。
さらに、前記2層エッチング工程において、前記マスク層をマスクとして前記上部電極層、および前記抵抗変化層を1回のエッチングで所定の形状に形成してもよい。
さらに、前記マスク層の前記2層エッチング工程の時のエッチングレートは、少なくとも前記2層エッチング工程の時の前記レジスト膜のエッチングレートより小さくてもよい。
また、上記発明に係る不揮発性記憶素子の製造方法において、前記接続電極層は前記マスク層と同一のエッチングレートを有する材料または、前記マスク層と同一の材料により構成されていてもよい。
このような製造方法を用いることにより、マスク層の除去の際に、不揮発性記憶素子の下方にある層間膜を覆っている接続電極層も同時にエッチング除去されるため、前記層間膜の掘れ量を少なくコントロールすることができ、抵抗変化層に接している上部電極層と下部電極層の寸法差または、抵抗変化層に接している上部電極層と接続電極層の寸法差を小さくすることが可能であり、形状シフトが小さく安定した形状を確実に得ることができる。さらにマスク層が除去されているため、上部電極層は平坦な形状となり上部電極層へのコンタクトを確実に接続させることが可能となり、安定した特性を得ることができる。
さらに、上記発明に係る不揮発性記憶素子の製造方法において、前記上部電極層はPtまたはイリジウム(Ir)から構成されていてもよい。また下部電極層を形成する場合、前記下部電極層はTaNから構成されていてもよい。さらに、前記接続電極層および前記マスク層はチタンアルミニウム窒化物(TiAlN)から構成されていてもよい。
このような製造方法を用いることにより、上記3層エッチング工程または上記2層エッチング工程において、アルゴン(Ar)と塩素(Cl)を主成分とする混合ガスを用いた場合のPtのエッチングレートはTiAlNのエッチングレートの約7.5倍であり、TiAlNはPtをエッチングする際のマスク層として十分機能を有する。また、Irでも同程度のエッチングレートを有するため、同様の機能を有する。また、TiAlNは導電性を有し、接続電極層としても十分な機能を有する。
本発明の不揮発性記憶装置の製造方法は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された、互いに交差するように配列された複数のワード線および複数のビット線、前記複数のワード線および複数のビット線の交点に対応してそれぞれ設けられた複数のトランジスタ、並びに前記複数のトランジスタに一対一で対応して設けられた複数の不揮発性記憶素子とを備え、前記不揮発性記憶素子のそれぞれは、導電性を有する接続電極層と、非貴金属の窒化物からなりかつ導電性を有する下部電極層と、前記下部電極層より上方に形成されかつ貴金属からなる上部電極層と、前記下部電極層と前記上部電極層との間に介在させ、前記下部電極層および前記上部電極層間に与えられる電気的信号に基づいて可逆的に抵抗値が変化する抵抗変化層とを備えた不揮発性記憶装置の製造方法において、前記接続電極層、前記下部電極層、前記抵抗変化層、前記上部電極層、およびマスク層をこの順に堆積させる工程と、前記マスク層をレジスト膜をマスクとして所定の形状に形成する工程と、前記所定の形状に形成されたマスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層、および前記下部電極層をエッチングで所定の形状に形成する3層エッチング工程と、前記マスク層と前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域を除去する工程と、前記接続電極層及び前記上部電極層と電気的に接続される前記トランジスタおよび半導体集積回路を前記基板に形成する工程とを含む。
さらに、前記3層エッチング工程において、前記マスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層、および前記下部電極層を1回のエッチングで所定の形状に形成してもよい。
また、本発明の不揮発性記憶装置の製造方法は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された、互いに交差するように配列された複数のワード線および複数のビット線、前記複数のワード線および複数のビット線の交点に対応してそれぞれ設けられた複数のトランジスタ、並びに前記複数のトランジスタに一対一で対応して設けられた複数の不揮発性記憶素子とを備え、前記不揮発性記憶素子のそれぞれは、導電性を有する接続電極層と、前記接続電極層より上方に形成されかつ貴金属からなる上部電極層と、前記接続電極層と前記上部電極層との間に介在させ、前記接続電極層および前記上部電極層間に与えられる電気的信号に基づいて可逆的に抵抗値が変化する抵抗変化層とを備えた不揮発性記憶装置の製造方法において、前記接続電極層、前記抵抗変化層、前記上部電極層、およびマスク層をこの順に堆積させる工程と、前記マスク層をレジスト膜をマスクとして所定の形状に形成する工程と、前記所定の形状に形成されたマスク層をマスクとして前記上部電極層、および前記抵抗変化層をエッチングで所定の形状に形成する2層エッチング工程と、前記マスク層と前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域を除去する工程と前記接続電極層及び前記上部電極層と電気的に接続される前記トランジスタおよび半導体集積回路を前記基板に形成する工程とを含む。
さらに、前記2層エッチング工程において、前記マスク層をマスクとして前記上部電極層、および前記抵抗変化層を1回のエッチングで所定の形状に形成してもよい。
本発明の不揮発性記憶素子の製造方法および不揮発性記憶装置の製造方法によれば、上部電極(上部電極層)と下部電極(抵抗変化層と接する下部電極層または抵抗変化層と接する接続電極層)の寸法差を小さくすることが可能であり、形状シフトが小さく安定した形状を確実に得ることができ、安定した特性を得ることができる。
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性記憶素子の記憶部の要部の構成を模式的に示す斜視図である。図1(b)は、図1(a)のI−I線に沿った断面を示す断面図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性記憶素子を搭載した不揮発性記憶装置の具体的な構成を示す断面図である。 図3(a)から(c)は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性記憶装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図4(a)から(c)は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性記憶装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図5(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性記憶素子の記憶部の要部の構成を模式的に示す斜視図である。図5(b)は、図5(a)のII−II線に沿った断面を示す断面図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性素子を搭載した不揮発性記憶装置の具体的な構成を示す断面図である。 図7(a)から(c)は、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性記憶装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図8(a)から(c)は、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性記憶装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図9は、従来例の不揮発性記憶素子の構成を示す要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ要素には同じ符号を付しており、説明を省略する場合がある。また、便宜上、一部が拡大されて図示される場合がある。
(第1の実施の形態)
図1(a)は本発明の実施の形態に係る不揮発性記憶素子10の記憶部の要部の構成を模式的に示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のI−I線に沿った断面を示す断面図である。
図1(a)および図1(b)に示すように、本発明の不揮発性記憶素子10は、接続電極層4と、下部電極層3より上方に形成された上部電極層1を備えている。これらの下部電極層3と上部電極層1との間には、抵抗変化層2が形成されている。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性記憶素子10を搭載した不揮発性記憶装置100であり、具体的な構成を示す断面図である。なお、通常の場合、基板上には多数の不揮発性記憶素子が形成されるが、図面の簡略化のため、ここでは1個の不揮発性記憶素子のみが図示されている。また、理解しやすいように、一部を拡大して示している。
図2に示すように、本実施の形態の不揮発性記憶装置100は、基板11上にゲート層13と、ソースおよびドレイン層12が形成されており、そのソースおよびドレイン層12と接続する第1のコンタクト15が第1の絶縁層14を貫通するように形成されている。その第1のコンタクトに不揮発性記憶素子10の接続電極層4が接続するように形成されている。すなわち第1のコンタクト上に接続電極層4、下部電極層3、抵抗変化層2、上部電極層1が形成された不揮発性記憶素子10が形成されている。そして、これらゲート層13、ソースおよびドレイン層12、第1のコンタクト15、不揮発性記憶素子10を覆うように第2の絶縁層19が形成されている。
第2の絶縁層19の上面には配線18が所定の形状に形成されている。そして、第2の絶縁層19および第1の絶縁層14を貫通するように第2のコンタクト16および第3のコンタクト17が形成され、この第2のコンタクト16によって不揮発性記憶素子10の上部電極層1が配線18に接続され、第3のコンタクト17によってソースおよびドレイン層12が配線18に接続されている。
以上のように構成された不揮発性記憶素子10および不揮発性記憶装置100の動作を次に説明する。
この不揮発性記憶素子10においては、下部電極層3と上部電極層1との間に第1の所定の電気的パルス(電流パルス又は電圧パルス)を印加する。この場合、下部電極層3と上部電極層1との間に配されている抵抗変化層2にこの電気的パルスが印加されることになる。これにより、この抵抗変化層2が第1の所定の抵抗値となり、その状態を維持する。そして、この状態において、下部電極層3と上部電極層1との間に第2の所定の電気的パルスを印加すると、抵抗変化層2の抵抗値が第2の所定の抵抗値となり、その状態を維持する。
ここで、第1の所定の抵抗値と第2の所定の抵抗値とを、例えば2値データの2つの値にそれぞれ対応させる。その結果、第1又は第2の所定の電気的パルスを抵抗変化層2に印加することにより、不揮発性記憶素子10に2値データを書き込むことができる。また、不揮発性記憶素子10に対し、抵抗変化層2の抵抗値が変化しないような電圧又は電流を供給して、その抵抗値を検出することにより、不揮発性記憶素子10に書き込まれた2値データを読み出すことができる。
このように、下部電極層3と上部電極層1との間に配されている抵抗変化層2が、記憶部として機能することになる。
この不揮発性記憶装置100においては、ゲート層13、ソースおよびドレイン層12からなるトランジスタ(電圧または電流供給スイッチ)に不揮発性記憶素子10が接続されており、このトランジスタにより不揮発性記憶素子10に制御された電圧または電流を印加することで、上述したような不揮発性記憶素子10に2値のデータを書き込むことができ、さらに上述したように不揮発性記憶素子10に書き込まれた2値のデータを読み出すことができる。
次に、不揮発性記憶素子10および不揮発性記憶装置100の製造方法について説明する。
図3(a)から(c)及び図4(a)から(c)は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性記憶素子10および不揮発性記憶装置100の製造方法の工程を示す断面図である。
図3(a)に示す工程において、従来の半導体プロセスを用いて基板11上にゲート層13、ソースおよびドレイン層12を形成後、第1の絶縁層14を形成し、第1の絶縁層14を貫通しソースおよびドレイン層12と接続する第1のコンタクト15を形成する。
次に、図3(b)に示す工程において、第1のコンタクト15を被覆するように第1の絶縁層14上に、不揮発性記憶素子10を構成する接続電極層4、下部電極層3、抵抗変化層2、上部電極層1、マスク層23をこの順に形成させる。
なお、ここでは、所定の形状にエッチングされた状態だけではなく、成膜後まだエッチングされていない状態をも含めて、接続電極層4、下部電極層3、抵抗変化層2、上部電極層1およびマスク層23と呼んでいる。
次に、図3(c)に示す工程において、通常の露光プロセス及び現像プロセスによって、所定の形状にレジスト膜24を形成し、レジスト膜24をマスクとしてドライエッチングプロセスにより所定の形状にマスク層23を形成する。
次に、図4(a)に示す工程において、レジスト膜24を除去後、マスク層23をマスクとしてドライエッチングプロセスにより上部電極層1、抵抗変化層2および下部電極層3を1回のエッチングにより所定の形状に形成する(このプロセスを3層エッチング工程という)。1回のエッチングで加工することにより、工程の簡略化が図れる。なお、上部電極層1、抵抗変化層2および下部電極層3は、それぞれ同じマスク層23を用いて、別々のエッチングプロセスで加工してもよい。その場合、工程は少し複雑になるが、それぞれの膜の加工に最適なエッチング条件を適用することができる。
次に、図4(b)に示す工程において、3層エッチング工程で露出された接続電極層4をドライエッチングプロセスにより除去する。その際、マスク層23も同時に除去するため上部電極層1、抵抗変化層2、下部電極層3および接続電極層4から構成され、上部電極層1と抵抗変化層2と下部電極層3と接続電極層4の側面が同一の面の形状を有する不揮発性記憶素子10が形成される。
次に、図4(c)に示す工程において、さらに不揮発性記憶素子10を覆うように第2の絶縁層19を形成し、第2の絶縁層19を貫通し、不揮発性記憶素子10の上部電極層1と接続する第2のコンタクト16および第2の絶縁層19および第1の絶縁層14を貫通し、ソースおよびドレイン層12と接続する第3のコンタクト17を形成する。次に、第1の絶縁層14の上面に第2のコンタクト16および第3のコンタクト17にそれぞれ接続される配線18を形成する。
このようにして、図2に示す不揮発性記憶素子10が搭載された不揮発性記憶装置100が製造される。この不揮発性記憶素子10を用いて、例えば1トランジスタ/1不揮発性記憶部の構成からなる不揮発性記憶装置を作製することができる。
このような製造方法とすることにより、上部電極層1と下部電極層3の寸法差が小さい同一形状の不揮発性記憶素子10を得ることができるため、安定的な特性を有する不揮発性記憶装置100が得られる。なお、本実施の形態の場合には、従来の不揮発性記憶素子の記憶部を製造する場合のプロセスをほとんど変更せずに適用することができるため、より高性能で、安価な不揮発性記憶素子および不揮発性記憶装置を安定して得ることができる。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性記憶素子10および不揮発性記憶装置100の製造方法を以下に具体的に示す。
図3(b)に示す工程において、上部電極層1にPtを100nm堆積し、下部電極層3としてTaNを50nm堆積した場合に、マスク層23としてTiAlNを100nm堆積し、接続電極層4としてTiAlNを70nm堆積し、抵抗変化層2としてTaOx(0.8≦x≦1.9)を30nm堆積させた。
次に、図3(c)に示す工程において、レジスト膜24をマスクとしてArとClとトリフルオロメタン(CHF3)の混合ガスを用いてマスク層23のTiAlNをエッチングする。
次に、図4(a)に示す工程において、ArとClを主成分とする混合ガスを用いて上部電極層1のPtと抵抗変化層2のTaOxと下部電極層3のTaNをエッチングする。この際、PtのエッチングレートはTiAlNのエッチングレートの7.5倍であり、TaOxのエッチングレートはTiAlNのエッチングレートの約1倍であり、TaNのエッチングレートはTiAlNのエッチングレートの約10倍である。このため、マスク層としてのTiAlNは100nmであるので、安定した形状を得ることができる。さらにマスク層を100nmとしたので、接続電極層4は51nm以上あればよいので70nmとした。
次に、図4(b)に示す工程において、ArとClとCHF3の混合ガスを用いてマスク層23のTiAlNを除去すると同時に、接続電極層4のTiAlNをエッチングする。このとき、若干のオーバーエッチングをするため第1の絶縁層14は安定して約40nm程度エッチングされる。さらにオーバーエッチ量を最適化することにより、第1の絶縁層14のエッチ量を5nm以下にすることができる。
上記のようなドライエッチングプロセスにより、抵抗変化層2と上部電極層1が接する上部領域幅101(図1に示す)は491nm、抵抗変化層2と下部電極層3が接する下部領域幅102は512nm(いずれも設計値500nm)の大きさに形成され、上部領域幅101と下部領域幅102の設計値からの寸法誤差は12nm以内とすることができ、不揮発性記憶素子10の面積としては設計値から5%以内の形状シフトに抑えることができる。
下部電極をエッチングしている際に、上部電極側から印加されたエッチングプラズマの電荷は、抵抗変化層を流れ下部電極側へ流れる。この電荷により抵抗変化層内の酸素や空孔が移動し酸素濃度分布が乱れ、初期動作や動作特性にばらつきを生じさせる抵抗変化型記憶装置特有の特性劣化が生じる。
この際、下部電極として、TaN等のPtに比べエッチングが容易な材料を用いることで、エッチング時間の短縮、もしくはエッチングパワーの低減が可能となる。これにより、下部電極をエッチングする際の抵抗変化層へ印加されるエッチングプラズマの電荷を低減することが可能となり、初期動作や動作特性のばらつきを低減することが可能となる。
また、上部電極と下部電極に、それぞれ抵抗変化層2に含まれる金属の標準電極電位より、標準電極電位が高い材料(例えばPtやIr等)と低い材料(例えばTaNやAl等)を配置することにより、標準電極電位が高い電極との界面近傍で選択的に抵抗変化を起こす事ができ、安定動作を実現できる。
なお、接続電極層4はTiAlNとTiNの積層構造からなっていてもよく、この場合、上記のような構造においてTiAlNは50nmであり、TiNは20nmであっても同様の効果を得ることができる。さらに、マスク層23としてTiAlNに限らず、上部電極層1または下部電極層3をエッチングにより形成する際に、下部電極層3または前記上部電極層1のエッチングレートが接続電極層4およびマスク層23のエッチングレートより7.5倍程度もしくは、7.5倍以上のエッチングレートを有する材料であれば、上述の材料の組み合わせに限らない。たとえばマスク層23としてTiNを用いても同様の効果を得ることができる。
さらに、上部電極層1にPtではなく、Irを用いても同様の効果を得ることができる。
第1の実施の形態の不揮発性記憶素子において、前記接続電極層の膜厚(tce)は、前記マスク層の膜厚(tm)から、前記上部電極層の膜厚(tue)を、前記3層エッチング工程の時の前記上部電極層のエッチングレート(ERue)で割った値に、前記3層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(tue1=tue×ERm1/ERue)と、前記抵抗変化層の膜厚(tr)を、前記3層エッチング工程の時の前記抵抗変化層のエッチングレート(ERr)で割った値に、前記3層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(tr1=tr×ERm1/ERr)と、前記下部電極層の膜厚(tle)を、前記3層エッチング工程の時の前記下部電極層のエッチングレート(ERle)で割った値に、前記3層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(tle1=tle×ERm1/ERle)と、を引いた膜厚(tm1=tm−tue1−tr1−tle1)を、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm2)で割った値に、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記接続電極層のエッチングレート(ERce)を掛けた膜厚(tm2=tm1×ERce/ERm2)より厚く、前記マスク層の膜厚(tm)から、前記上部電極層の膜厚(tue)を、前記3層エッチング工程の時の前記上部電極層のエッチングレート(ERue)で割った値に、前記3層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(=tue×ERm1/ERue)と、前記抵抗変化層の膜厚(tr)を、前記3層エッチング工程の時の前記抵抗変化層のエッチングレート(ERr)で割った値に、前記3層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(=tr×ERm1/ERr)と、前記下部電極層の膜厚(tle)を、前記3層エッチング工程の時の前記下部電極層のエッチングレート(ERle)で割った値に、前記3層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレートERm1)を掛けた膜厚(=tle×ERm1/ERle)と、を引いた膜厚(tm1=tm−tue×ERm1/ERue−tr×ERm1/ERr−tle×ERm1/ERle)を、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm2)で割った値に、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記下部電極層に覆われていない領域を除去する工程の時の前記接続電極層のエッチングレート(ERce)を掛けた膜厚(=tm1×ERce/ERm2)と、前記上部電極層の膜厚(tue)を、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記上部電極層のエッチングレート(ERue2)で割った値に、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記接続電極層のエッチングレート(ERce)を掛けた膜厚(tue2=tue×ERce/ERue2)とを足した膜厚(=tm2+tue2)より薄いことを特徴とする。
つまり、
m2<tce<tm2+tue2 (1)
の関係が成り立つよう、接続電極層の膜厚(tce)を決定すればよい。
ここで、tue1、tr1、tle1、はそれぞれ、エッチレートを考慮して、上部電極層の膜厚、抵抗変化層の膜厚、下部電極層の膜厚をマスク層の膜厚に換算した換算膜厚である。したがって、tm1は、3層エッチング工程終了後のマスク層の残膜厚である。さらに、tm2は、残ったマスク層を、接続電極層と同時に除去する際、エッチレートを考慮して、接続電極層の膜厚に換算したもので、(1)式の左辺の関係は、3層エッチング工程終了後に残ったマスク層をすべて除去した時、接続電極層が先になくなっていないことを、第1の条件とする関係式である。
また、(1)式の右辺において、tue2は、3層エッチング工程終了後に残ったマスク層をすべて除去した後、接続電極層をさらにエッチングした際の上部電極層の残膜厚を、エッチレートを考慮して、接続電極層の膜厚に換算した換算膜厚である。したがって、(1)式の右辺の関係は、3層エッチング工程終了後に残ったマスク層をすべて除去した後、接続電極層をすべて除去した際に、上部電極層が先になくなっていないことを、第2の条件とする関係式である。実際のプロセスにおいては、前記3層エッチング工程で露出された領域の接続電極層をすべて除去するため、オーバーエッチが必要であり、その際、第1の絶縁層14が若干エッチングされる。また上部電極層には、さらに上層との配線とコンタクトを取るためにコンタクトプラグを形成するので、上部電極層の残膜厚としては、15〜20nm程度以上は必要である。
(第2の実施の形態)
図5(a)は本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性記憶素子20の記憶部の要部の構成を模式的に示す斜視図であり、図5(b)は図5(a)のII−II線に沿った断面を示す断面図である。
図5(a)および図5(b)に示すように、不揮発性記憶素子20は、接続電極層4より上方に形成された上部電極層1を備えている。これらの接続電極層と上部電極層1との間には、抵抗変化層2が形成されている。
また、図6は、同じく第2の実施の形態に係る不揮発性記憶素子20を搭載した不揮発性記憶装置200であり、具体的な構成を示す断面図である。そのため、接続電極層4より上方に形成された上部電極層1を備えている。これらの接続電極層と上部電極層1との間には、抵抗変化層2が形成された不揮発性記憶素子20となっている。なお、通常の場合、基板上には多数の不揮発性記憶素子が形成されるが、図面の簡略化のため、ここでは1個の不揮発性記憶素子のみが図示されている。また、理解しやすいように、一部を拡大して示している。
なお、不揮発性記憶装置200のその他の構成については、不揮発性記憶装置100の場合と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
図7(a)から(c)及び図8(a)から(c)は本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性記憶素子20および不揮発性記憶装置200の製造方法の工程を示す断面図であるが、次の点を除いて、上述した不揮発性記憶素子10および不揮発性記憶装置100の製造方法と同様である。
不揮発性記憶素子10および不揮発性記憶装置100の製造方法と異なる点は、図7(b)に示す工程において、第1のコンタクト15を被覆するように第1の絶縁層14上に、不揮発性記憶素子20を構成する接続電極層4、抵抗変化層2、上部電極層1、マスク層23をこの順に形成させることである。マスク層23と接続電極層4は同程度のエッチングレートを有することが望ましい。ここでは、ともにTiAlNを用いた。膜厚は、第1の実施の形態と同様に、それぞれ100nmおよび70nmとした。
次に、図8(a)に示す工程において、レジスト膜24を除去後、マスク層23をマスクとしてドライエッチングプロセスにより上部電極層1、抵抗変化層2を1回のエッチングにより所定の形状に形成する。このプロセスを2層エッチング工程という。
次に、図8(b)に示す工程において、ドライエッチングプロセスにより接続電極層4の2層エッチング工程で露出された領域を除去する。その際、マスク層23も同時に除去するため上部電極層1、抵抗変化層2および接続電極層4から構成され、上部電極層1と抵抗変化層2と接続電極層4の側面が同一の面の形状を有する不揮発性記憶素子20が形成される。
このとき、接続電極層4は不揮発性記憶素子20において下部電極として機能する。
なお、第2の実施の形態に係る不揮発性記憶素子20および不揮発性記憶装置200においても、上部電極層1、抵抗変化層2および接続電極層4にそれぞれ上述した材料および膜厚を用いても不揮発性記憶素子10および不揮発性記憶装置100と同様に寸法シフトを小さくすることができる等の効果を得ることができる。
第2の実施の形態の不揮発性記憶素子において、前記接続電極層の膜厚(tce)は、前記マスク層の膜厚(tm)から、前記上部電極層の膜厚(tue)を、前記2層エッチング工程の時の前記上部電極層のエッチングレート(ERue)で割った値に、前記2層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(tue1=tue×ERm1/ERue)と、前記抵抗変化層の膜厚(tr)を、前記2層エッチング工程の時の前記抵抗変化層のエッチングレート(ERr)で割った値に、前記2層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(tr1=tr×ERm1/ERr)とを引いた膜厚(tm1=tm−tue1−tr1)を、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm2)で割った値に、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記接続電極層のエッチングレート(ERce)を掛けた膜厚(tm2=tm1×ERce/ERm2)より厚く、前記マスク層の膜厚(tm)から、前記上部電極層の膜厚(tue)を、前記2層エッチング工程の時の前記上部電極層のエッチングレート(ERue)で割った値に、前記2層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(=tue×ERm1/ERue)と、前記抵抗変化層の膜厚(tr)を、前記2層エッチング工程の時の前記抵抗変化層のエッチングレート(ERr)で割った値に、前記2層エッチング工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm1)を掛けた膜厚(=tr×ERm1/ERr)と、を引いた膜厚(tm1=tm−tue×ERm1/ERue−tr×ERm1/ERr)を、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記マスク層のエッチングレート(ERm2)で割った値に、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記下部電極層に覆われていない領域を除去する工程の時の前記接続電極層のエッチングレート(ERce)を掛けた膜厚(=tm1×ERce/ERm2)と、前記上部電極層の膜厚(tue)を、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記上部電極層のエッチングレート(ERue2)で割った値に、前記マスク層を除去する際に、前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域を除去する工程の時の前記接続電極層のエッチングレート(ERce)を掛けた膜厚(tue2=tue×ERce/ERue2)とを足した膜厚(=tm2+tue2)より薄いことを特徴とする。
つまり、
m2<tce<tm2+tue2 (2)
の関係が成り立つよう、接続電極層の膜厚(tce)を決定すればよい。
ここで、tue1、tr1、はそれぞれ、エッチレートを考慮して、上部電極層の膜厚、抵抗変化層の膜厚をマスク層の膜厚に換算した換算膜厚である。したがって、tm1は、2層エッチング工程終了後のマスク層の残膜厚である。さらに、tm2は、残ったマスク層を、接続電極層と同時に除去する際、エッチレートを考慮して、接続電極層の膜厚に換算したもので、(2)式の左辺の関係は、2層エッチング工程終了後に残ったマスク層をすべて除去した時、接続電極層が先になくなっていないことを、第1の条件とする関係式である。
また、(2)式の右辺において、tue2は、2層エッチング工程終了後に残ったマスク層をすべて除去した後、接続電極層をさらにエッチングした際の上部電極層の残膜厚を、エッチレートを考慮して、接続電極層の膜厚に換算した換算膜厚である。したがって、()式の右辺の関係は、2層エッチング工程終了後に残ったマスク層をすべて除去した後、接続電極層をすべて除去した際に、上部電極層が先になくなっていないことを、第2の条件とする関係式である。実際のプロセスにおいては、前記層エッチング工程で露出された領域の接続電極層をすべて除去するため、オーバーエッチが必要であり、その際、第1の絶縁層14が若干エッチングされる。また上部電極層には、さらに上層との配線とコンタクトを取るためにコンタクトプラグを形成するので、上部電極層の残膜厚としては、15〜20nm程度以上は必要である。
本発明の不揮発性記憶素子および不揮発性記憶装置は、高速動作が可能で、しかも安定した書き換え特性を有しており、デジタル家電、メモリーカード、携帯型電話機、およびパーソナルコンピュータなどの種々の電子機器に用いられる不揮発性記憶素子等として有用である。
1 上部電極層
2 抵抗変化層
3 下部電極層
4 接続電極層
10、20 不揮発性記憶素子
11 基板
12 ソースおよびドレイン層
13 ゲート層
14 第1の絶縁層
15 第1のコンタクト
16 第2のコンタクト
17 第3のコンタクト
18 配線
19 第2の絶縁層
23 マスク層
24 レジスト膜
100、200 不揮発性記憶装置
101 上部領域幅
102 下部領域幅
920 半導体基板
921a ソース領域
921b ドレイン領域
922 ゲート絶縁層
923 ゲート電極
924 層間絶縁膜
925 コンタクトプラグ
931 下部電極
932 抵抗体
933 上部電極

Claims (14)

  1. 導電性を有する接続電極層と、非貴金属の窒化物からなりかつ導電性を有する下部電極層と、前記下部電極層より上方に形成されかつ貴金属からなる上部電極層と、前記下部電極層と前記上部電極層との間に介在させ、前記下部電極層および前記上部電極層間に与えられる電気的信号に基づいて可逆的に抵抗値が変化する抵抗変化層とを備えた不揮発性記憶素子の製造方法において、
    前記接続電極層、前記下部電極層、前記抵抗変化層、前記上部電極層、およびマスク層をこの順に堆積させる工程と、
    前記マスク層をレジスト膜をマスクとして所定の形状に形成する工程と、
    前記所定の形状に形成されたマスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層、および前記下部電極層をエッチングで所定の形状に形成する3層エッチング工程と、
    前記マスク層と、前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域とを同時に除去する工程と
    を含む不揮発性記憶素子の製造方法。
  2. 前記3層エッチング工程において、前記マスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層、および前記下部電極層を1回のエッチングで所定の形状に形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性記憶素子の製造方法。
  3. 前記マスク層の前記3層エッチング工程の時のエッチングレートは、少なくとも前記3層エッチング工程の時の前記レジスト膜のエッチングレートより小さい
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の不揮発性記憶素子の製造方法。
  4. 前記上部電極層はPtまたはIrからなり、前記下部電極層はTaNからなり、前記接続電極層はTiAlNからなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の不揮発性記憶素子の製造方法。
  5. 導電性を有する接続電極層と、前記接続電極層より上方に形成されかつ貴金属からなる上部電極層と、前記接続電極層と前記上部電極層との間に介在させ、前記接続電極層および前記上部電極層間に与えられる電気的信号に基づいて可逆的に抵抗値が変化する抵抗変化層とを備えた不揮発性記憶素子の製造方法において、
    前記接続電極層、前記抵抗変化層、前記上部電極層、およびマスク層をこの順に堆積させる工程と、
    前記マスク層をレジスト膜をマスクとして所定の形状に形成する工程と、
    前記所定の形状に形成されたマスク層をマスクとして前記上部電極層、および前記抵抗変化層をエッチングで所定の形状に形成する2層エッチング工程と、
    前記マスク層と前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域とを同時に除去する工程と
    を含む不揮発性記憶素子の製造方法。
  6. 前記2層エッチング工程において、
    前記マスク層をマスクとして前記上部電極層、および前記抵抗変化層を1回のエッチングで所定の形状に形成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の不揮発性記憶素子の製造方法。
  7. 前記マスク層の前記2層エッチング工程の時のエッチングレートは、少なくとも前記2層エッチング工程の時の前記レジスト膜のエッチングレートより小さい
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の不揮発性記憶素子の製造方法。
  8. 前記上部電極層はPtまたはIrからなり、前記接続電極層はTiAlNからなる
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の不揮発性記憶素子の製造方法。
  9. 前記接続電極層は前記マスク層と同一のエッチングレートを有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の不揮発性記憶素子の製造方法。
  10. 前記接続電極層は前記マスク層と同一の材料により構成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の不揮発性記憶素子の製造方法。
  11. 半導体基板と、前記半導体基板上に形成された、互いに交差するように配列された複数のワード線および複数のビット線、前記複数のワード線および複数のビット線の交点に対応してそれぞれ設けられた複数のトランジスタ、並びに前記複数のトランジスタに一対一で対応して設けられた複数の不揮発性記憶素子とを備え、
    前記不揮発性記憶素子のそれぞれは、導電性を有する接続電極層と、非貴金属の窒化物からなりかつ導電性を有する下部電極層と、前記下部電極層より上方に形成されかつ貴金属からなる上部電極層と、前記下部電極層と前記上部電極層との間に介在させ、前記下部電極層および前記上部電極層間に与えられる電気的信号に基づいて可逆的に抵抗値が変化する抵抗変化層とを備えた不揮発性記憶装置の製造方法において、
    前記接続電極層、前記下部電極層、前記抵抗変化層、前記上部電極層、およびマスク層をこの順に堆積させる工程と、
    前記マスク層をレジスト膜をマスクとして所定の形状に形成する工程と、
    前記所定の形状に形成されたマスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層、および前記下部電極層をエッチングで所定の形状に形成する3層エッチング工程と、
    前記マスク層と前記接続電極層の前記3層エッチング工程で露出された領域とを同時に除去する工程と、
    前記接続電極層及び前記上部電極層と電気的に接続される前記トランジスタおよび半導体集積回路を前記基板に形成する工程と
    を含む不揮発性記憶装置の製造方法。
  12. 前記3層エッチング工程において、前記マスク層をマスクとして前記上部電極層、前記抵抗変化層、および前記下部電極層を1回のエッチングで所定の形状に形成する
    ことを特徴とする請求項11に記載の不揮発性記憶装置の製造方法。
  13. 半導体基板と、前記半導体基板上に形成された、互いに交差するように配列された複数のワード線および複数のビット線、前記複数のワード線および複数のビット線の交点に対応してそれぞれ設けられた複数のトランジスタ、並びに前記複数のトランジスタに一対一で対応して設けられた複数の不揮発性記憶素子とを備え、
    前記不揮発性記憶素子のそれぞれは、導電性を有する接続電極層と、前記接続電極層より上方に形成されかつ貴金属からなる上部電極層と、前記接続電極層と前記上部電極層との間に介在させ、前記接続電極層および前記上部電極間に与えられる電気的信号に基づいて可逆的に抵抗値が変化する抵抗変化層とを備えた不揮発性記憶装置の製造方法において、
    前記接続電極層、前記抵抗変化層、前記上部電極層、およびマスク層をこの順に堆積させる工程と、
    前記マスク層をレジスト膜をマスクとして所定の形状に形成する工程と、
    前記所定の形状に形成されたマスク層をマスクとして前記上部電極層、および前記抵抗変化層をエッチングで所定の形状に形成する2層エッチング工程と、
    前記マスク層と前記接続電極層の前記2層エッチング工程で露出された領域とを同時に除去する工程と、
    前記接続電極層及び前記上部電極層と電気的に接続される前記トランジスタおよび半導体集積回路を前記基板に形成する工程と
    を含む不揮発性記憶装置の製造方法。
  14. 前記2層エッチング工程において、前記マスク層をマスクとして前記上部電極層、および前記抵抗変化層を1回のエッチングで所定の形状に形成する
    ことを特徴とする請求項13に記載の不揮発性記憶装置の製造方法。
JP2010511019A 2008-05-08 2009-05-07 不揮発性記憶素子の製造方法、および不揮発性記憶装置の製造方法 Active JP5074583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010511019A JP5074583B2 (ja) 2008-05-08 2009-05-07 不揮発性記憶素子の製造方法、および不揮発性記憶装置の製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008121948 2008-05-08
JP2008121948 2008-05-08
PCT/JP2009/001994 WO2009136493A1 (ja) 2008-05-08 2009-05-07 不揮発性記憶素子、及び、不揮発性記憶素子又は不揮発性記憶装置の製造方法
JP2010511019A JP5074583B2 (ja) 2008-05-08 2009-05-07 不揮発性記憶素子の製造方法、および不揮発性記憶装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009136493A1 JPWO2009136493A1 (ja) 2011-09-08
JP5074583B2 true JP5074583B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=41264550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010511019A Active JP5074583B2 (ja) 2008-05-08 2009-05-07 不揮発性記憶素子の製造方法、および不揮発性記憶装置の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7981760B2 (ja)
JP (1) JP5074583B2 (ja)
CN (1) CN101796640A (ja)
WO (1) WO2009136493A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012001978A1 (ja) * 2010-07-01 2012-01-05 パナソニック株式会社 不揮発性記憶素子及びその製造方法
JP5438707B2 (ja) 2011-03-04 2014-03-12 シャープ株式会社 可変抵抗素子及びその製造方法、並びに、当該可変抵抗素子を備えた不揮発性半導体記憶装置
JP5636092B2 (ja) * 2011-04-14 2014-12-03 パナソニック株式会社 不揮発性記憶素子およびその製造方法
KR101528094B1 (ko) * 2011-06-10 2015-06-10 가부시키가이샤 아루박 저항 변화 소자 및 그 제조 방법
WO2013054506A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 パナソニック株式会社 半導体記憶素子の製造方法
US8658511B1 (en) 2012-12-20 2014-02-25 Intermolecular, Inc. Etching resistive switching and electrode layers
JP2014127566A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Panasonic Corp 不揮発性記憶装置の製造方法および不揮発性記憶装置
CN112054117A (zh) * 2019-06-05 2020-12-08 联华电子股份有限公司 存储器元件的结构及其制造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003273330A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 容量素子の製造方法
JP2003318371A (ja) * 2002-01-31 2003-11-07 Texas Instruments Inc 強誘電体メモリセルに関連するキャパシタスタックのエッチング方法
JP2008021750A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抵抗変化素子およびその製造方法、ならびにそれを用いた抵抗変化型メモリ

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4138013A (en) * 1976-08-27 1979-02-06 Parke, Davis & Company Enteric capsules
US4265814A (en) * 1978-03-24 1981-05-05 Takeda Chemical Industries Matansinol 3-n-hexadecanoate
US4790881A (en) * 1982-03-26 1988-12-13 Warner-Lambert Company Molded hydrophilic polymer
US4462839A (en) * 1983-06-16 1984-07-31 Fmc Corporation Enteric coating for pharmaceutical dosage forms
US5330759A (en) * 1992-08-26 1994-07-19 Sterling Winthrop Inc. Enteric coated soft capsules and method of preparation thereof
US7122207B2 (en) * 1998-05-22 2006-10-17 Bristol-Myers Squibb Company High drug load acid labile pharmaceutical composition
IL133196A0 (en) * 1999-11-29 2001-03-19 Yissum Res Dev Co Gastroretentive controlled release pharmaceutical dosage forms
US6566148B2 (en) * 2001-08-13 2003-05-20 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method of making a ferroelectric memory transistor
JP2004273656A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Taiyo Yuden Co Ltd Epir素子及びそれを利用した半導体装置
US6955992B2 (en) 2003-09-30 2005-10-18 Sharp Laboratories Of America, Inc. One mask PT/PCMO/PT stack etching process for RRAM applications
CN1977337A (zh) 2004-05-03 2007-06-06 统一半导体公司 非易失性可编程存储器
US6972985B2 (en) * 2004-05-03 2005-12-06 Unity Semiconductor Corporation Memory element having islands
US7169637B2 (en) 2004-07-01 2007-01-30 Sharp Laboratories Of America, Inc. One mask Pt/PCMO/Pt stack etching process for RRAM applications
KR100682895B1 (ko) 2004-11-06 2007-02-15 삼성전자주식회사 다양한 저항 상태를 지닌 저항체를 이용한 비휘발성메모리 소자 및 그 작동 방법
JPWO2006080276A1 (ja) * 2005-01-28 2008-06-19 株式会社アルバック キャパシタンス素子製造方法、エッチング方法
US20060190704A1 (en) * 2005-02-24 2006-08-24 International Business Machines Corporation Apparatus for increasing addressability of registers within a processor

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003318371A (ja) * 2002-01-31 2003-11-07 Texas Instruments Inc 強誘電体メモリセルに関連するキャパシタスタックのエッチング方法
JP2003273330A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 容量素子の製造方法
JP2008021750A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抵抗変化素子およびその製造方法、ならびにそれを用いた抵抗変化型メモリ

Also Published As

Publication number Publication date
US20100190313A1 (en) 2010-07-29
WO2009136493A1 (ja) 2009-11-12
CN101796640A (zh) 2010-08-04
US7981760B2 (en) 2011-07-19
JPWO2009136493A1 (ja) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5074583B2 (ja) 不揮発性記憶素子の製造方法、および不揮発性記憶装置の製造方法
JP5468087B2 (ja) 不揮発性記憶素子及び不揮発性記憶装置
JP4948688B2 (ja) 抵抗変化型不揮発性記憶素子、抵抗変化型不揮発性記憶装置及び抵抗変化型不揮発性記憶素子の製造方法
US9214628B2 (en) Nonvolatile memory element, nonvolatile memory device, and manufacturing method for the same
US8437173B2 (en) Nonvolatile memory element, manufacturing method thereof, design support method therefor, and nonvolatile memory device
JP5636081B2 (ja) 不揮発性記憶装置およびその製造方法
CN101097988B (zh) 包括n+界面层的可变电阻随机存取存储器
JP4228033B2 (ja) 不揮発性記憶素子、不揮発記憶装置、及びそれらの製造方法
JP5154711B2 (ja) 不揮発性記憶装置及びその製造方法
JP5036909B2 (ja) 抵抗変化型素子及びその製造方法
JP5873981B2 (ja) 抵抗変化型不揮発性記憶装置の製造方法及び抵抗変化型不揮発性記憶装置
JP4971522B2 (ja) 不揮発性記憶装置及びその製造方法
JP2010251352A (ja) 不揮発性記憶素子及びその製造方法
JP5571833B2 (ja) 不揮発性記憶素子及び不揮発性記憶素子の製造方法
WO2013038641A1 (ja) 不揮発性記憶素子の製造方法及び不揮発性記憶素子
JP2009071304A (ja) 抵抗変化型メモリ素子及びその形成方法
JP5555821B1 (ja) 不揮発性記憶素子及びその製造方法
JP5232935B2 (ja) 抵抗変化素子の製造方法
US9142773B2 (en) Variable resistance nonvolatile memory element and method of manufacturing the same
US20210408119A1 (en) Non-volatile storage device and method of manufacturing the same
JP5374865B2 (ja) 抵抗変化素子、これを用いた記憶装置、及びそれらの作製方法
JP5338236B2 (ja) 不揮発性記憶素子およびその製造方法、並びにその不揮発性記憶素子を用いた不揮発性記憶装置およびその製造方法
JP2015146343A (ja) 不揮発性記憶装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5074583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250