JP5071692B2 - 移動体通信システム用の不連続受信/送信 - Google Patents

移動体通信システム用の不連続受信/送信 Download PDF

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Description

本発明は、移動体無線通信システムに関し、特に、移動体無線通信デバイス、移動体無線通信ネットワーク・デバイス、およびこれらデバイスにおける不連続受信/送信のサイクルを制御する関連方法に関する。
移動体無線通信デバイス、および、これをサポートするように設けられたネットワークに関連して重要視される事項となるのは、電力消費と動作効率のうちのいずれかである。このような移動体デバイスは、必然的に、本体に搭載された電源を備えることが必要である。
バッテリ技術の向上は、バッテリ再充電が必要になるまでの動作可能期間を延長するのに役立ってきたが、一方で、UEがネットワークにおいて動作する効率を高めるような制御手法が移動体無線通信デバイスのユーザ機器(UE:User Equipment)動作へ取り入れられている。
UEは、通常、アクティブ状態とアイドル状態との間で切り替わるように構成されている。さらに、UEがアクティブ状態で動作している間、不連続受信(DRX:Discontinuous Reception)および不連続送信(DTX:Discontinuous Transmission)などのさらなる制御を用いることができ、それによりUEがアクティブ状態の場合であっても、比較的低電力なモードが可能になることも知られている。
DRXは、UEによって主に用いられており、可能性のある全てのページング・チャネルをUEが連続的にモニタしなくてもよいことを決定するのに有効である。
DTXは一般に、ネットワーク・ノード内において送信停止のために使用されている。この送信停止は、UE内でDRXによって実現され得る省電力化と関連付けられている間、ネットワーク・トラフィックを制限することにも役立つ。
3GPPにおける、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムに関する諸提案は、DRXサイクルおよびDTXサイクルの考察に特に向けられている。その理由は、特にLTEには、データ・パケットが一般的に「バースト的」かつ不連続的に送信/配信されるパケット中心のシステムが含まれているからである。この場合、上述のようなDRXおよびDTX動作から見込まれる省電力化が重要になることが判明している。
例えば、先のRAN2会議にて示された提案では、DRXサイクルを制御して、省電力化性能を最適化し上述の相反する要件を満たすことが可能になり得ると提言された。R2−063397「LTEにおけるDRX/DTX制御に関する見解(Views on DRX/DTX control in LTE),NTTドコモ(NTT DoCoMo)」の提案では、DRXサイクルは予め定義されたルールによって黙示的に延長可能であり、さらにこの延長はタイマによってトリガされることが提言された。DRX期間の終わりにUEがウェイクアップしたときに、eNBが、バッファリング済みの送信すべきデータを持っていなければ、UEは、設定されている最短のDRXサイクル(連続受信モードであり得る)へ戻る。R2−060888「LTE_ActiveにおけるDRXおよびDTX動作(DRX and DTX Operation in LTE_Active」,パナソニック(Panasonic)では、eNBが、明示的なMACシグナリングを介して、UEの動作レベルに従ってアクティブ期間およびスリープ期間の割り当ておよび変更を行うことが可能になり得ると提案されている。しかし、これはMACシグナリングを多用したDRXスキームになると考えられる。R2−063248「DRXスキーム(DRX Scheme)」,LG電子(LG Electronics)の提案では、2レベルのDRXスキームが提示され、当該スキームでは、無線ベアラの確立中にRRCによって2つのDRXサイクルを構成して第1層/第2層(L1/L2:Layer1/Layer2)シグナリング・オーバーヘッドを低減させることができる。あるいは、eNBが、明示的なMACシグナリングを用いて、異なるDRXサイクルの間の切り換えを行うことが考えられる。別の柔軟な2レベルのDRXスキームが、R2−063081「アクティブ・モードDRX(Active mode DRX)」,ノキア(Nokia)、ならびにR2−062752「アクティブ・モードDRX(Active Mode DRX)」,ノキア(Nokia)にて提案されており、このスキームは、正規のDRXサイクル(長いDRXサイクル)と臨時のDRXサイクル(短いDRXサイクル)とを用いる。正規のDRXパラメータはRRC層にて設定され、それに対し臨時のDRXパラメータはMACシグナリングによって割り当てられる。
しかし、上述のような提案に関しては、欠点および限界が確認されており、例えば、提案されたDRXスキームでは、DRX環境にて柔軟性および適応性を実現するためにL1/L2シグナリング・オーバーヘッドが生じるか、あるいは、DRX構成のために単にRRCシグナリングだけを用いた場合、結果的にUEの動作レベルに適応した能力を失ってしまうかのいずれかである。
上述の、提言されている各システムは、1つのシナリオの範囲内では適切に機能するかもしれないが、ただ1つのシナリオに限定されること自体が、さらなる制限を加えることになっている。
従って、本発明は、既知のデバイス、システム、および方法よりも優れた利点を備えた通信デバイスUE、および関連する移動体無線通信ネットワーク・デバイス、ならびにこれらを制御する一般的なシステムおよび方法を提供しようとするものである。
具体的には、本発明は、特にLTE_ACTIVE動作に効果的であり、省電力化性能とパケット遅延許容度(tolerance)とのバランスを取るように機能するDRX/DTXスキームを、提供しようとするものである。
本発明の一態様によれば、移動体無線通信デバイスにおける不連続受信サイクルを制御する方法が提供され、本方法は、データが受信されない連続した不連続受信期間の数をモニタするステップと、データが受信される連続した不連続受信期間の数をモニタするステップと、前記モニタリングの結果に応じて前記不連続受信サイクルを変更するステップと、を含む。
本発明は、前述の連続したDRX期間のモニタリングを通じて特定されるUEの動作レベルに基づいたDRXサイクルの適応調整によって、要求される省電力化性能とパケット遅延耐性とを効果的にバランスする、一般的な不連続受信(DRX)スキームを提供する点で、有利であることが分かる。上述のような、連続した期間の数のモニタリングを通じて、無線ベアラのQoS要件をも考慮に入れたやり方でUEの動作レベルが効果的にモニタされる。さらに、有利なことに、DRXサイクル割り当てのために通常用いられる無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)および媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)のシグナリングを最小限にすることができることが分かっている。このことは特に、非実時間サービスならびに実時間サービスのどちらにも適することが分かる。
言うまでもなく当然のことながら、一実施形態では、移動体無線通信デバイスには、例えばセルラ式電話ハンドセットなどの形の、移動体ネットワークUEを含めることができる。
さらになお、本方法には、現在の不連続受信サイクルと前記モニタリングの結果とに応じて、アクティブ・モードからアイドル・モードへの遷移を制御するステップを含めることができる。さらになお、本方法には、不連続受信サイクルと前記モニタリングの結果とに応じて、移動体無線通信デバイスのアクティブ状態から連続受信状態への遷移を制御するステップを含めることができる。
本発明の別の態様によれば、移動体無線通信ネットワーク・デバイスにおける不連続送信サイクルを制御する方法が提供され、本方法は、データが送信されない連続したDTX期間の数をモニタするステップと、データが送信される連続したDTX期間の数をモニタするステップと、前記モニタリングの結果に応じて前記不連続送信サイクルを変更するステップと、を含む。
言うまでもなく当然のことながら、本発明の本態様において移動体無線通信ネットワーク・デバイスは、ネットワーク・ノード・デバイス、具体的にはeNodeBを含むことが好ましい。
モニタするステップは、前記連続した期間をカウントするステップを含むことが好ましい。
具体的には、閾値を上回っているカウントに応じて、前記サイクルの変更が制御される。
さらになお、本方法は有利なことに、データのない連続した期間のカウントが閾値を上回る場合には、サイクルが拡大するやり方で前記サイクルを変更するように設けられている。
一方、データのある連続した期間のカウントが閾値を上回る場合には、サイクルが縮小するように前記サイクルが変更される。
さらなる有利な特徴によれば、前記閾値は、無線ベアラの追加、修正、または削除と一緒に設定または再設定されるように設けられている。
従って、上述のような再設定は、確立された無線ベアラ全てのQoS要件を考慮に入れることができる。このようにして設定された閾値は、要求される省電力化性能と許容可能なパケット待ち時間との適切なバランスを効果的にもたらす。
本発明の別の態様によれば、移動体無線通信システムにおける不連続動作を制御する方法であって上記に概要を示した方法ステップ群を含む方法が提供され、データが受信されない期間はデータが送信されない期間に一致し、データが受信される期間はデータが送信される期間に一致する。
本発明の本態様は、移動体無線通信デバイスと移動体無線通信ネットワーク・デバイスとのそれぞれにおいて生じるカウントは必然的に互いに一致することになり、前記サイクルの拡大または縮小も同様に一致することになるという、特に有利な特徴を強調するものである。
このようにして、移動体無線通信デバイスにおける不連続サイクルの適応制御が、特定のシグナリングを何も必要とせずに、移動体無線通信ネットワーク・デバイスに忠実に反映されることになる。
本発明の別の態様によれば、不連続受信サイクルを呈する不連続受信モードにて動作するように設けられた移動体無線通信デバイスが提供され、本移動体無線通信デバイスは、データが受信されない連続した不連続受信期間の数をモニタする手段と、データが受信される連続した不連続受信期間の数をモニタする手段とを含み、さらに本デバイスは、前記モニタリングの結果に応じて前記不連続受信サイクルを変更するように設けられている。
前記期間をモニタする前記手段は、カウンタ手段を含むことが好ましい。具体的には、データのない連続した不連続受信期間の数をモニタするために或るカウンタを備え、データのある不連続受信期間をモニタするために別個のカウンタを備えることができる。
さらに、不連続受信サイクルを変更する手段は、閾値を上回っているカウントに応じて動作するように設けられている。
すなわち、データのない連続した期間が閾値を上回る場合には、不連続受信サイクルも拡大するように設けられている。
データのある連続した期間のカウントが閾値を上回る場合には、不連続受信サイクルは縮小する。
言うまでもなく当然のことながら、本発明は、LTEネットワーク機構にて動作するように設けられたLTEハンドセットを含む移動体無線通信デバイスに特に適している。
本デバイスは、故に、現在の不連続受信サイクルと前記モニタリングの結果とに応じてアクティブ・モードからアイドル・モードへ移行するように、設けることができる。
さらに上記ハンドセットは、同様に現在の不連続受信サイクルと前記モニタリングの結果とに応じてアクティブ・モードから連続受信モードへ移行するように、設けることができる。
本デバイスには、さらに、無線ベアラの確立中に設定されたタイマ閾値を用いて、連続受信モードから不連続受信モードへの移行を制御するタイマ手段を含めることができる。
タイマは、初めに、移動体無線通信デバイスが前回のデータ受信に関するHARQ_ACKを送信してからセットされるように設けられることが好ましい。
本発明のさらなる態様によれば、不連続送信サイクルを呈する不連続送信モードにて動作するように設けられた移動体無線通信ネットワーク・デバイスが提供され、本移動体無線通信ネットワーク・デバイスは、データが送信されない連続した不連続送信期間の数をモニタする手段と、データが送信される連続した不連続送信期間の数をモニタする手段とを含み、本デバイスはさらに、前記モニタリングの結果に応じて、前記不連続送信サイクルを変更するように設けられている。
前記期間をモニタする前記手段は、カウンタ手段を含むのが望ましい。具体的には、データのない連続した不連続送信期間の数をモニタするために或るカウンタを備え、データのある不連続送信期間をモニタするために別個のカウンタを備えることができる。
さらに、不連続送信サイクルを変更するように設けられた手段は、閾値を上回っているカウントに応じて動作するように設けられている。
すなわち、データのない連続した期間のカウントが閾値を上回る場合には、不連続送信サイクルも拡大するように設けられている。
データのある連続した期間のカウントが閾値を上回る場合には、不連続送信サイクルが縮小するように設けられている。
上記のように、当然のことながら、本発明は、LTEネットワーク機構にて動作するように設けられたLTEハンドセットを含む移動体無線通信デバイスに特に適している。
本デバイスは、故に、現在の不連続送信サイクルと前記モニタリングの結果とに応じてアクティブ・モードからアイドル・モードへ移行するように、設けることができる。
さらに上記ハンドセットは、同様に現在の不連続送信サイクルと前記モニタリングの結果とに応じてアクティブ・モードから連続受信モードへ移行するように、設けることができる。
本デバイスには、さらに、無線ベアラの確立中に設定されたタイマ閾値を用いて、連続送信モードから不連続送信モードへの進入を制御する、タイマ手段を含めることができる。
タイマは、初めに、移動体無線通信デバイスが前回のデータ受信に関するHARQ_ACKを送信してからセットされるように設けられることが好ましい。
本発明のさらなる態様によれば、上記に定義されるような移動体無線通信デバイスおよび移動体無線通信ネットワーク・デバイスを含む通信ネットワーク・システムが提供される。
前述のように、本発明は特にLTEに適しており、その理由は、LTEはパケット中心のシステムであって、一般にパケットの到着がバースト的かつ不連続的であり、そのためDRX動作による省電力化が有意となり得るからである。さらに、LTEシステムでは、UEが比較的長期にわたって接続モードのままでいることがあり得ると予想され、そのためLTE_ACTIVE状態におけるUEの効率的なDRX動作が特に重要であることが実証できる。
RAN2、RAN3およびSA2合同会議にて、3GPP TSG RAN WG2&RAN WG3&SA WG2合同Me3eting報告書草案,第3巻(Draft Report of Joint 3GPP TSG RAN WG2&RAN WG3&SA WG2 Me3eting,v.003)では、作業仮説として、LTE−ACTIVE状態における省電力化がLTE_IDLE状態における省電力化と同等になるべきことが合意された。
一方で、DRX構成に関する2つの相反する要件、すなわち、より望ましい省電力化性能のための大きいDRXサイクルと、より少ないパケット待ち時間のための小さいDRXサイクルとが指摘されているが、本発明は、これを実現することが可能である。サービス・タイプ、QoS要求などに従って、2つの要件の間に有利にバランスをもたらすことができる。さらに、各無線ベアラは独自のQoS要件を有するので、DRXサイクルおよび関連パラメータを無線ベアラごとに設定することが可能となっている。
遅延要件およびパケット到着パターンなどの属性は各トラフィック・タイプによって異なり、さらに最適なDRX環境はサービス・タイプによって決まるのであるが、本発明は、様々なトラフィック・タイプに対処するのに十分な適応性があることが分かっている。UEの動作レベルは動的に変化し得るものの、LET_ACTIVEにおけるUEの動作レベルに従ってDRXサイクルを構成することも可能である。
本発明の一実施形態による、不連続動作サイクルを延長するように機能する、不連続動作サイクルの動的制御を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による、不連続動作サイクルを縮小するように機能する、不連続動作サイクルの動的制御を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による、LTE_IDLE状態へ入っていく本発明のLTEデバイス実施形態の遷移を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による、連続DRXモードへ入っていく本発明のLTEデバイス実施形態の遷移を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による、LTE_ACTIVE DRXモードへ入っていく本発明のLTEデバイス実施形態の遷移を示すタイミング図である。 本発明に従って有利に対処することのできる潜在的エラーのシナリオを示す図である。 本発明に従って有利に対処することのできる潜在的エラーのシナリオを示す図である。 本発明に従って有利に対処することのできる潜在的エラーのシナリオを示す図である。 本発明に従って有利に対処することのできる潜在的エラーのシナリオを示す図である。 本発明を具現化しているシステムのユーザ機器(UE)とeNodeBとの間のシグナリング図を含み、具体的には、無線リソース・コントローラによる、不連続送信および不連続受信の構成および再構成を含む図である。 本発明による、ネットワーク・システムの概略ブロック図である。
本明細書の記載におけるDRX動作とは、一般に、UE DRX/eNB DTX動作と関連していることに留意すべきである。故に、UEは、DRX動作において、DRX期間の終わりにウェイクアップするタイミングでのみUL(Uplink:アップリンク)データを送信するものと限定されるべきではない。アップリンク(UL)データ送信は、スリープ期間中いつでも開始することができ、その後UEは、アップリンク送信が終了し次第スリープ・モードへ戻る。
本発明は、LTE_ACTIVE用の一般的で適応性のあるDRXスキームを提供することを理解すべきである。図に示すこの実施形態では、DRXサイクルの調整は、UEの動作レベルをUEとeNBそれぞれにおいて追跡する2つのカウンタによってトリガされる。一方のカウンタは、その間にeNBからUEへとデータが送信される連続したDRX期間をカウントする。もう一方のカウンタは、その間に上述のようなデータが送信されない連続したDRX期間をカウントする。カウンタのうちの1つがトリガ閾値に達すると、DRX/DTXサイクルは、UEおよびeNBにて必要に応じて拡大または短縮される。eNBとUEとは、データ送信に関する全く同じ知識を共有しているので、RRCまたはMACシグナリングを何も必要とせずに、一致してDTX/DRXサイクルを拡大あるいは短縮する。さらに、無線ベアラが追加、修正または削除されるとき、DRXサイクル調整のためのトリガ閾値およびその他のDRX動作パラメータを、eNBによって、無線ベアラのQoSに従って設定または再設定することができる。
本発明のよりよい理解のために、図8を参照しつつ、上述の動作を実行するネットワーク・システムについて明示的に説明する。図8に示すネットワーク・システムは、移動体無線通信デバイスとして動作するUEデバイスと、発展型Node基地局(evolved Node Base station)であるeNBとを含む。説明を簡潔にするために、UEデバイスを、2つのデバイス・カウンタC1UE およびC2UE と、UEコントローラと、UE無線回路とで具体的に示し、同様にeNBを、2つのカウンタC1eNB およびC2eNB と、eNBコントローラと、eNB無線回路とで具体的に示す。図8に示すように、UEコントローラは、デバイス・カウンタC1UE およびC2UE とUE無線回路との間に接続されて、データ転送制御動作、DTX/DRXサイクルのモニタリングおよび変更に関する動作などの制御動作を実行する。一方、eNBコントローラは、カウンタC1eNB およびC2eNB とeNB無線回路との間に接続されて、データ転送制御動作、DTX/DRXサイクルのモニタリングおよび変更に関する動作、ならびにデータ送信スケジューリングに関する動作などの制御動作を実行する。
加えて、以下の記載において、カウンタおよびそのカウント値が、C1UE、C2UE、C1eNB、およびC2eNBなどの、共通した参照記号によって表されることにも留意すべきである。
まず、図1を参照すると、アクティブ・モードにて動作しておりeNBとシグナリングをやり取りしているLTEデバイスのタイミング図が提示されている。データ・ブロック10、12および14は、eNBに到着しているものとして示される。これらは次に、図に示すようにダウン・リンク(DL:Down Link)16、18、20で送信され、その後UEにて、データ交換の一部として22、24および26で受信される。このようなデータ交換には、MACスケジューリング・シグナリング、DL_SCH上の送信データ、さらにはHARQ−ACK/NAKシグナリングなどを含めることができる。
eNBとUEとの間の上述のようなシグナリング交換は、eNBにて複数の不連続送信サイクルDTXの中で行われ、その間UEにて複数の対応する不連続受信サイクルDRXが発生することは勿論である。
図に示すように、このようなサイクルおよびその長さは同期しており、そのためDTX=DRXとなる。
図1から分かるように、対になったDTX/DRXサイクルの3番目の範囲内には、eNBから送信されるデータもUEによって受信されるデータもない。
eNBおよびUEの各々は、データが送信/受信されないDTXサイクルおよびDRXサイクルの数をそれぞれカウントするように設けられている、各自のカウンタC1eNBおよびC1UEを有する。
そのような「データのない」期間のカウントは、2つのクロックに関してそれぞれ矢印28、30で示されるように継続する。
クロック・カウントは、不連続動作期間が生じたと判断された時点で一旦停止する。その期間内に、eNBに到着するデータ32およびそれに続くデータ34によって示されるように、データが生じ、その後DLにて36、38で送信され、さらにUEにて、データ交換の一部として40、42で受信される。
DRXサイクルがxと定められる場合、パケット到着とパケット送信との間のパケット待ち時間は、統計上、x/2に等しくなる。UEは、あり得るDLデータ送信に備えて、各DRX期間の終わりにウェイクアップする。UEがウェイクアップしても、eNBがUEへ送信するデータを持っていない(eNBは、前回のスリーピング期間にそのUE用のデータを何もバッファリングしなかった)場合、UEは、カウンタC1UEをインクリメントすることによって、このイベントをカウントする。eNBも、自分のC1eNBを同様のやり方で使用する。一方、UEがウェイクアップし、eNBがUEへ送信する何らかのバッファリングされたデータを持っている場合、カウンタC1UEはリセットされ、同時に、eNBのカウンタC1eNBもリセットされる。カウンタC1UE(および、同様にeNBのカウンタC1eNB)がNに達する場合、これは、連続してN個のDRXサイクルにわたってUEがeNBから何もデータを受信しなかった(eNBに到着したデータがなかった)ことを意味する。このことは、現在のDRXサイクルがあるべき状態よりも小さい可能性があり拡大する必要があることを指し示すものとして、用いられる。UEおよびeNBは、自分たちの間のデータ転送に関する全く同じ知識を有しているので、シグナリング交換を何も必要とせずに、一致してDRXサイクル拡大を行うことができる。
eNBが、バッファリングされたデータの送信を次のウェイクアップ時間の開始より前に終えた場合には、UEがスリープ・モードへ戻ることが可能となり、省電力化が最大になる。
ここで図2を参照すると、eNBに到着しているデータ・ブロック44が、その後DLにて46で送信され、UEにてデータ交換の一環として48で受信されるのを示している点で図1のものと類似するタイミング図が提示されている。カウンタタC2eNBおよびC2UEがそれぞれeNBおよびUEに備えられ、データが送信/受信される不連続動作サイクルをカウントするように機能する。
この図においても、上述のようなサイクルの長さが、DTXおよびDRXによって表示されている。
図2に示す実施形態では、動作に際し不連続動作サイクルが、それぞれのクロックのカウント期間50、52の結果に基づいて適応的に短くなるように設けられている。
さらに詳しくは、UEがウェイクアップし、eNBがこのUEへ送信するデータを持っている場合、UEは、もう1つのカウンタC2UEをインクリメントすることによって、このイベントをカウントする。eNBも、同様にインクリメントされる自分のカウンタC2eNBを使用する。UEがウェイクアップし、eNBがこのUEへ送信するデータを持っていない場合、カウンタC2UEはUEにてリセットされ、同時にカウンタC2eNBはeNBにてリセットされる。カウンタC2UE(および、同時にC2eNB)がMに達する場合、これは、連続してM個のDRXサイクルにわたってUEがeNBからデータを受信していたことを意味する。このことは、現在のDRXサイクルはそれがあり得る状態よりも大きい可能性があり短縮する必要があることを指し示すように機能する。上記と同じ理由で、UEおよびeNBは、何もシグナリング交換をせずに、一致するDRXサイクル短縮を採用することができる。
前回のスリープ期間中に大量のデータがバッファリングされたと考えられる状況においては、UEが、次のウェイクアップ時間より前にスリープへ戻る機会がないこともある。この場合、eNBは、DRXの境界を越えて、とにかくデータを送信し続ける。あるいはこのことを、UEおよびeNBがDRX動作を抜けて連続RXモードへ進む、特別のトリガとして定義することもできる。
図3を参照すると、UEが、LTE_ACTIVE状態からLTE_IDLE状態へ入るように設けられることが可能なやり方を説明する、さらなるシグナリング図が示されている。
この場合もやはり、最初のシグナリング54がeNBに到着しており、次にDLにて56で送信され、UEにて58で受信されることが示されている。
さらに、アイドル状態へ入ると、RRC解放要求/確認ならびにページング・シグナリング60を含み得る選択的なRRCシグナリング交換が示されている。
図1に関連して示したのと同様のクロックが、eNBおよびUEそれぞれの内部に用いられており、矢印62、64で示すカウント期間をもたらすように機能する。
この場合もやはりNおよびMが、DRXサイクルの延長あるいは短縮のためのトリガ基準を含む。トリガ基準の選択は事実上、省電力化性能と個別の無線ベアラのパケット待ち時間要件とのトレードオフである。無線ベアラQoSが要件とする遅延が短くなるほど、より大きいNおよびより小さいMが選択され、無線ベアラが許容できる遅延が長くなるほど、より小さいNおよびより大きいMが選択される。UEにあるカウンタC1UEおよびC2UE(eNBにあるC1eNBおよびC2eNB)は、DRX環境がUEの動作レベルのいかなる変化にも追随し適切であり続けることを確実にするべく、連携して機能する。
確立された無線ベアラの各々は、個別のパケット到着パターンを有し、サービス・タイプによって動作レベルの範囲にばらつきがあることが分かっているが、本発明は、これに有利に適応することができる。ウェブ・ブラウジングなど一部のサービス・タイプは動作レベルの変動範囲が大きく、それに対してVoIPなど他のサービス・タイプは、動作レベルの変動範囲が小さいか、あるいは動作レベルが一定でさえある。従って様々な無線ベアラが、それぞれの変動範囲を示すのに1対のDRXmin値およびDRXmax値を必要とする場合がある。VoIPの極端な例では、採用されるコーデックに従ってDRXmin=DRXmax=20、40または80ms、ならびにN=M=∞である。
DRXサイクルがDRXmaxに達し、それでもカウンタC1UEおよびC1eNBにおけるカウント値が増え続け、閾値であるNIdleを上回るシナリオでは、これは、UEが十分に長いインアクティブ期間を経験しており、図3に示すようにUEがLTE_IDLE状態へ入る時期が来たことを指し示すものと解釈される。
ここで図4を参照すると、DLを介して68で送信され、eNBに到着しているデータ66がUEにて70で受信されるシグナリング図が同様な形式で示されている。
図2で説明した動作に関連して示されたようなクロックが、この場合もやはりeNBおよびUEのそれぞれにおいて用いられ、それぞれのカウント期間72、74の終わりには、連続送信/受信モードへの進入が可能かどうかの判断が下される。
本例では、DRXサイクルがDRXmin値に達し、それでもカウンタC2UEおよびC2eNBのカウント値が増え続け、閾値であるNcontiを上回る場合、このことは、UEが連続RXモードへ戻る時期が来たことを指し示す機能を果たす。
ここで図5を参照すると、LTE_ACTIVE DRX動作モードへのUEの制御された進入を支援するためにeNBおよびUEの内部に個別のタイマを含めることによってもたらすことの可能な、動作モードが示されている。
現在アクティブなデータ・ブロック76,78,80が、eNB、DL送信およびUE受信のそれぞれに関して示されており、時間計測動作の開始および範囲が、eNBおよびUEそれぞれに関して矢印82、84で示されている。
連続RXモードからDRXモードへ入るために、UEおよびeNBそれぞれにおいて、タイマTenter,eNBを採用することができ、タイムアウト値TDRXは、無線ベアラ確立の間に設定することができる。タイマはそれぞれ、eNBにおける前回のデータ送信に関するHARQ−ACKをeNBが受信し、UEにおける前回のデータ受信に関するHARQ−ACKをUEが送信してから、セットされる。タイマが期限切れになると、UEがDRXモードへ入り、同時にeNBが、このUEに対するDTXモードへ入る。
上述のように、UEおよびeNBが自分たちの間で、今し方生じたデータ転送に関する全く同じ知識を有するため、本発明は、UEとeNBとの間のMACまたはRRCシグナリング交換を必要とせずに、DRXサイクルの一致した調整を実現できる点で有効である。HARQ動作のおかげで、仮にDLデータ送信の間にエラーが生じたとしても、UEおよびeNBは、常に一致するDRXサイクル調整操作:不変、延長、または短縮を、行うことができる。図6は、UEがウェイクアップし、eNBがこのUEへ送信するデータを持っている場合に、DLデータ送信に生じる可能性のある4つのエラー事例を示す。起こり得る全てのエラーは、これらのエラーのうちの1つであるか、これらの組み合わせということになる。
4つの事例全てにおいて、タイム・インスタンスA以降、UEおよびeNBはいずれも両者間でデータ転送が生じていることを既知であり、互いの間で不整合なしに、一致してイベントをカウントすることができる。すなわち、UEは、HARQ ACKまたはNAKを送信し次第、カウントを開始する;eNBは、HARQ ACKまたはNAKを受信し次第、カウントを開始する。このことは、シグナリングを何も必要とせずに、提案されているDRXサイクル調整のロバスト性および信頼性を確実にする機能を有利に果たす。
当然分かることであるが、上記の記載は、パケット到着パターンが、常に長いバーストである訳ではないことを前提としている。簡単な例を挙げると、1つのウェブ・ページは、いくつかのサーバからのデータで構成されることがある。この場合、そのウェブ・ページの各コンポーネントに関して必要な配信時間は、かなり異なってくる。ウェブ・ページが1つのサーバに由来する場合でさえ、ページの別々の部分は、各自の異なるルーティング・パスを理由に、あるいはネットワーク混雑のために、別々の転送時間を経験し得る。DRXサイクルに比べると全体の伝送時間は短くなるとはいえ、伝送自体が連続的にならない可能性があり、ギャップが生じることになる。
R2−063068「E−UTRANにおける測定(Measurement in E−UTRAN)」ノキア(Nokia)により、このような機構は、過度に複雑な規格作業を取り入れずとも非常にロバストでありかつ優れた省電力化機能をもたらすので、UEの測定要件および報告基準を調整して、UEの現在採用されているDRXサイクルに整合させることが可能であることが確認されている。このことは、3GPP RAN2#56bis会議において作業仮説として合意されている。唯一の不利な点は、長いDRXサイクルが適用される場合に、新しいセルの識別が遅れる可能性のあることであろう。しかし、長いDRXサイクルは、データ受信動作がどちらかと言えば少ないUEにて採用されており、故に悪影響はどちらかと言えば限られるはずである。
ここで、さらに本発明の或る特定の実施形態を説明するべく、この説明される実施形態に従って必要とされるパラメータの例を参照する。
提案されているスキームでは、C1UEおよびC2UEと表される2つのカウンタがUEに、さらにC1eNBおよびC2eNBと表される2つのカウンタがeNBに、それぞれ採用されることが必要である。UEにおいてはTenter,UEと表され、eNBにおいはTenter,eNBと表されるタイマを採用することができる。加えて、一連のDRXパラメータが定義され、それらの意味は上記に記載済みである:
− TDRX
− N
− M
− NIdle
− Nconti
− Imin:DRXminに対するインデックス
− Imax:DRXmaxに対するインデックス
さらに、eNBおよび各UEにて、一連のDRXサイクルが予め定義される:
DRX<DRX<...<DRXn−1<DRX<DRXn+1<...
(例えば、20,40,80,160,320,...ms)
IF(現在のDRX期間にeNBからUEへ送信されるデータがない)
UEにて、C1UE+1→C1UE さらに 0→C2UE
eNBにて、C1eNB+1→C1eNB さらに 0→C2eNB
UEおよびeNBが現在のDRX期間におけるデータ送信に関する全く同じ知識を有しているので、これらのカウンタは、UEおよびeNBにおいて一致してインクリメントまたはリセットされる
IF(C1UE>=Nかつ現在のDRXサイクル<DRXmax)/C1eNB>=Nかつ現在の DTXサイクル<DTXmaxが同時に成り立つ必要がある
UEにて、DRXn+1→現在のDRXサイクル さらに 0→Clue
eNBにて、DTXn+1→現在のDTXサイクル さらに 0→C1eNB
ELSE/現在のDRX期間に eNBからUEへ送信される何らかのデータがある
UEにて、C2UE+1→C2ue さらに 0→C1UE
eNBにて、C2eNB+1→C2eNB さらに 0→C1eNB
IF(C2UE>=Mかつ現在のDRXサイクル>DRXmin)/C2eNB>=Mかつ現在の DTXサイクル>DTXminが同時に成り立つ必要がある
UEにて、DRXn−1→現在のDRXサイクル さらに 0→C2UE
eNBにて、DTXn−1→現在のDTXサイクル さらに 0→C2eNB
最後に図7を参照すると、この図は、UE86およびeNB88における、RRCを介したDTX/DRX構成および再構成を示している。
提案されているスキームのDRXサイクル調整を簡明に説明するために、上述したアルゴリズムでは、現在のDRX/DTXサイクルがDRXminまたはDRXmaxに達したかどうかを確認する瑣末な部分を省略した。それに対し図7は、新しい無線ベアラの追加、あるいは既存の無線ベアラの修正または解放に際し、eNBがどのようにしてDRX動作ならびに関連パラメータを設定または再設定するのかを示している。確立された無線ベアラがUEに2つ以上ある場合、eNBは、確立された全ての無線ベアラのQoS要件を考慮することになる。あるいはeNBは単純に、最も厳密なQoS要件を有する無線ベアラに照らして一連のDRXパラメータを決定してもよい。
図7を見ると、eNB88にて、新しい無線ベアラが固有のQoSを有して確立されるシナリオが、具体的に説明されている。
ステップ90にて、eNBがシグナリングを処理し、生じている無線ベアラのタイプならびに要求されているQoSなどに基づいて、上述したような、DRXパラメータの適切なセット(TDRX、N、M、NIdle、Ncontiminmaxなど)を決定する。
このような処理に続き、eNB88からUE86へ、RRC接続が必要であることを示す信号92が送信され、その結果として、UE86からeNB88へ、RRC接続確認信号94が送信される。
96にて、本発明に従いUE86およびeNB88は、上述のカウント機構を用いて各自のDRX/DTXサイクルを適応的に調整し、それによりUEの動作レベルのあらゆる変化を効率的にモニタおよび追跡し、その結果、要求される省電力化性能とパケット待ち時間耐性とのバランスを取る。
96における上述のような適応調整の後、eNB88が、例えば確立された無線ベアラおよびQoSの全てに関してなど、新しいDRXパラメータのセットが必要であるという決定を下すはずであり、その結果ステップ98にてそのような新しいパラメータを用いることができる。上記のセットは、最も厳密なQoS要件を示している無線ベアラに関連して決められてもよい。
ステップ98でeNBにて下された上述のような決定に続き、RRCシグナリングの変更要求100および変更確認102シグナリングが、eNB88とUE86との間で交換される。
故に上記全体から分かるように、本発明は、LTE_ACTIVEに向けて、一般的な主にカウンタ主導の適応的DRXスキームを提示するものである。UEがLTE_ACTIVE状態にあるとき、2つのカウンタがUEおよびeNBそれぞれにて動作して、UEの動作レベルを追跡している。一方のカウンタは、その間にデータが送信されない連続したDRX期間をカウントする。カウンタのうちの1つがトリガ閾値に達すると、UEおよびeNBにて、DRX/DTXサイクルが延長あるいは短縮される。eNBおよびUEは自分たちの間のデータ送信に関する全く同じ知識を有しているので、RRCまたはMACシグナリングを何も必要とせずに、一致してDTX/DRXサイクルを延長または短縮することになる。DRXサイクル調整のためのトリガ閾値、およびその他のDRX動作パラメータは、無線ベアラの追加、修正または削除に際し、eNBによって設定または再設定される。UEに複数の無線ベアラがある場合、上記の設定または再設定は、確立された無線ベアラ全てのQoS要件を考慮に入れる。その結果、無線ベアラのQoSに従って設定されるトリガ閾値は、要求される省電力化性能と許容されるパケット待ち時間とを容易にバランスさせることになる。
本願は、2007年3月9日に出願された英国特許出願第0704606.3号に基づき、その優先権の恩恵を主張する。該特許の開示の内容全体は、参照により本願明細書に組み込んだものとする。

Claims (31)

  1. 移動体無線通信デバイスにおける不連続受信サイクルを制御する方法であって、データが受信されない連続した不連続受信期間の数をモニタするステップと、データが受信される連続した不連続受信期間の数をモニタするステップと、前記モニタリングの前記結果に応じて前記不連続受信サイクルを変更するステップとを含む、方法。
  2. 現在の不連続受信サイクルと前記モニタリングの前記結果とに応じて、アクティブ・モードからアイドル・モードへの遷移を制御するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記不連続受信サイクルと前記モニタリングの前記結果とに応じて、前記移動体無線通信デバイスのアクティブ状態から連続受信状態へ遷移を制御するステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 移動体無線通信ネットワーク・デバイスにおける不連続送信サイクルを制御する方法であって、データが送信されない連続したDTX期間の数をモニタするステップと、データが送信される連続したDTX期間の数をモニタするステップと、前記モニタリングの前記結果に応じて前記不連続送信サイクルを変更するステップとを含む、方法。
  5. 前記移動体無線通信ネットワーク・デバイスは、ネットワーク・ノード・デバイスを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記モニタするステップは、前記連続した期間をカウントするステップを含む、請求項1から5のいずれか1項以上に記載の方法。
  7. 前記サイクルを前記変更するステップは、閾値を上回っているカウントに応じて行われる、請求項6に記載の方法。
  8. データのない連続した期間の前記カウントが前記閾値を上回る場合、前記サイクルは、前記サイクルを拡大することによって変更される、請求項7に記載の方法。
  9. データのある連続した期間の前記カウントが閾値を上回る場合、前記サイクルは、前記サイクルを縮小することによって変更される、請求項6または7に記載の方法。
  10. 前記閾値は、無線ベアラの追加、修正または削除と共に、設定または再設定されるように設けられている、請求項7、8または9に記載の方法。
  11. 移動体無線通信システムにおける不連続動作を制御する方法であって、前記方法は、請求項1から10のいずれか1項以上に記載の方法ステップを含み、前記データが受信されない期間は、データが送信されない期間に対応し、データが受信される期間は、データが送信される期間に対応する、方法。
  12. 不連続受信サイクルをあらわす不連続受信モードで動作するように設けられた移動体無線通信デバイスであって、データが受信されない連続した不連続受信期間の数をモニタする手段と、データが受信される連続した不連続受信期間の数をモニタする手段とを含み、前記デバイスは、前記モニタリングの前記結果に応じて前記不連続受信サイクルを変更するように設けられている、デバイス。
  13. 前記期間をモニタする前記手段が、カウンタ手段を含む、請求項12に記載のデバイス。
  14. カウンタが、データのない連続した不連続受信期間の数をモニタするように備えられ、別個のカウンタが、前記データのある不連続受信期間をモニタするように備えられる、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記不連続受信サイクルを変更する前記手段が、閾値を上回っている前記カウントに応じて動作するように設けられている、請求項12、13または14に記載のデバイス。
  16. 前記データのない連続した期間の前記カウントが閾値を上回る場合には前記不連続受信サイクルが拡大するように設けられている、請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記データのある連続した期間の前記カウントが前記閾値を上回る場合には前記不連続受信サイクルが縮小するように設けられている、請求項15または16に記載のデバイス。
  18. 前記不連続受信サイクルと前記モニタリングの前記結果とに応じてアクティブ・モードからアイドル・モードへ遷移するように設けられたLTEハンドセットを含む、請求項12から17のいずれか1項に記載のデバイス。
  19. 前記不連続受信サイクルと前記モニタリングの前記結果とに応じてアクティブ・モードから連続受信モードへ遷移するように設けられたLTEハンドセットを含む、請求項12から17のいずれか1項に記載のデバイス。
  20. 無線ベアラ確立の間に設定されたタイマ閾値を介して、連続受信モードから不連続受信モードへの遷移を制御するタイマ手段を含む、請求項12から19のいずれか1項に記載のデバイス。
  21. 前記タイマは、前記移動体無線通信デバイスが、前回のデータ受信に関するHARQ_ACKを送信してからセットされるように設けられている、請求項20に記載のデバイス。
  22. 不連続送信サイクルをあらわす不連続送信モードで動作するように設けられた移動体無線通信ネットワーク・デバイスであって、データが送信されない連続した不連続送信期間の数をモニタする手段と、データが送信される連続した不連続送信期間の数をモニタする手段とを含み、前記デバイスは、さらに、前記モニタリングの前記結果に応じて、前記不連続送信サイクルを変更するように設けられている、ネットワーク・デバイス。
  23. 前記期間をモニタする前記手段は、カウンタ手段を含む、請求項22に記載のネットワーク・デバイス。
  24. データのない連続した不連続送信期間の数をモニタするように備えられるカウンタと、前記データのある不連続送信期間をモニタする別個のカウンタとを含む、請求項23に記載のネットワーク・デバイス。
  25. 前記デバイスに適するように設けられた前記手段は、前記不連続送信サイクルを変更するように設けられ、閾値を上回っている前記カウントに応じて動作するような手段である、請求項23または24に記載のネットワーク・デバイス。
  26. 前記データのない連続した期間の前記カウントが前記閾値を上回る場合には前記不連続送信サイクルが拡大するように設けられている、請求項25に記載のネットワーク・デバイス。
  27. 前記データのある連続した期間の前記カウントが前記閾値を上回る場合には前記不連続送信サイクルが縮小するように設けられている、請求項25または26に記載のネットワーク・デバイス。
  28. 現在の不連続送信サイクルおよび前記モニタリングの前記結果に応じてアクティブ・モードからアイドル・モードへ遷移するように設けられている、請求項22から27のいずれか1項に記載のネットワーク・デバイス。
  29. 前記不連続送信サイクルと前記モニタリングの前記結果とに応じてアクティブ・モードから連続送信モードへ遷移するように設けられている、請求項22から28のいずれか1項に記載のネットワーク・デバイス。
  30. 無線ベアラ確立の間に設定されたタイマ閾値を用いて、連続送信モードから不連続送信モードへの遷移を制御するタイマ手段をさらに含む、請求項22から29のいずれか1項に記載のネットワーク・デバイス。
  31. 請求項12から21のいずれか1項に記載の移動体無線通信デバイスと、請求項22から30のいずれか1項に記載の移動体無線通信ネットワーク・デバイスとを含む、通信ネットワーク・システム。
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