JP5070999B2 - 蒸気発生器及びそれを使用した加熱調理器 - Google Patents
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Description
その蒸気供給機構は、加熱調理器本体に着脱可能に装備した貯水タンクの水を、加熱調理器本体に配設した給水路を介して水供給手段により蒸気発生手段に供給し、蒸気発生手段において水を加熱し、発生する蒸気を加熱室内に蒸発拡散させるものである。
前記発熱体は、両端に端子部を有する略U字形状をなしており、該端子部が前記加熱容器より上方となるように前記加熱容器に設けられ、前記蒸気発生面には、前記加熱容器の外部から供給された水がそれ自身で下降することを抑制するように突起状の熱交換用フィンを互いに所定間隔を置いて複数個一体に形成されており、該熱交換用フィンは、その最上部と前記蓋体との対向部分に所定の間隙が形成されるような高さを有し、当該間隙が前記蒸気発生面で発生した蒸気の通路になるように形成されている。
被加熱物を収容する加熱室と、被加熱物を加熱する加熱手段と、該加熱室に蒸気を供給する蒸気発生手段と、該蒸気発生手段に水を供給する供給手段とを備えた加熱調理器において、
前記蒸気発生手段は、
密閉された内部空間を有し、かつその空間を形成する少なくとも1壁面に垂直または斜めに傾斜した蒸気発生面が設けられた加熱容器と、
該加熱容器の蒸気発生面に向けて前記供給手段からの水を供給する給水パイプと、
前記蒸気発生面を加熱する発熱体と有し、
前記加熱容器は、内側に前記蒸気発生面を有し、一側面に開口を形成した本体と、該本体の前記開口を閉塞するように前記本体に取り付けられる蓋体とを備え、
前記蒸気発生面には蒸気を該加熱容器の外部に噴出する開口が形成され、前記蓋体には前記給水パイプが接続される給水口が形成されており、
前記発熱体は、両端に端子部を有する略U字形状をなしており、該端子部が前記加熱容器より上方となるように前記加熱容器に設けられ、
前記給水パイプから前記蒸気発生面の上に供給される水が、該蒸気発生面を下方に流れる過程で上記発熱体の熱を受けて蒸気化するように構成され、
前記蒸気発生面には、前記給水パイプとの対応部分より少なくとも下方領域に、給水パイプから供給された水がそれ自身で下降することを抑制するように突起状の熱交換用フィンを互いに所定間隔を置いて複数個形成され、
該熱交換用フィンは、その最上部と前記蓋体との対向部分に所定の間隙が形成されるような高さを有し、当該間隙が前記蒸気発生面で発生した蒸気の通路になるように構成されている。
図1は本発明の実施の形態1を示す加熱調理器の左側面からみた側面断面図、図2は同加熱調理器の右側面断面図、図3は同加熱調理器の貯水タンクのつゆ・タンク受け部材への組付状態を示す斜視図、図4は同加熱調理器の貯水タンクの斜視図、図5は蒸気発生手段の加熱容器の分解斜視図、図6は同加熱容器の蓋体を取り外した状態における斜視図、図7は同加熱容器の一側面図、図8は同加熱容器の反対側側面図、図9は同加熱容器の外観を示す側面図、図10は同加熱容器の蓋体を取り外した状態における側面図、図11は同加熱容器の反対側側面図で発熱体の位置を破線で示している。図12は同加熱容器を中央部で縦に切った場合の断面図で一部断面のハッチングは省略している。図13は同加熱容器を温度検出部のある位置で横に切った場合の断面図である。
本体1の前方には被加熱物4を出し入れする開閉自在なドア26が設けられている。
本実施の形態1の加熱調理器は、加熱室2の中央に回転するテーブルがない、いわゆるターンテーブルレス式オーブンレンジと言われるものである。
また、蒸気発生手段13の外壁を断熱材で覆い、周囲への放熱を抑制すると、昇温時間が短縮され、加熱効率の向上/省エネに繋がる。
蒸気発生手段13に供給された水は、蒸気発生手段13の容器13aに貯水され、ヒータ13bによって加熱され蒸発して水蒸気になり、蒸気発生手段13に対向するよう後板2aに設けられた蒸気吹出口13cから加熱室2内に供給される。
そのつゆ・タンク受け部材20のタンク受け部22に貯水タンク14が着脱自在に設けられている。その貯水タンク14は、細長いタンク容器14aと、タンク容器14aの上面全体を開閉自在に蓋する上蓋14bとで構成されている。
その上蓋14bの他端側には給水パイプ19が蓋14bと一体に設けられている。
そして、貯水タンク14はつゆ・タンク受け部材20のタンク受け部22に装着されて本体1に装着されたとき、本体1の正面から見て意匠的に違和感が無いように貯水タンク14の前面にカバー27aを設けている。なお、つゆ・タンク受け部材20のつゆ受け部21の前面にも、本体1の正面から見て意匠的に違和感が無いようにカバー27bを設けている。
また、貯水タンク14の蓋14bには給水パイプ19の近傍位置に空気孔14fが設けられており、ポンプ15の動作により貯水タンク14内の水を吸い出すとき、この空気孔14fからタンク14内に空気が流入するようにしている。
Claims (13)
- 密閉された内部空間を有し、かつその空間を形成する少なくとも1壁面に蒸気発生面が設けられた熱伝導性材料から形成された加熱容器と、
前記加熱容器の外部からその蒸気発生面に供給された水を加熱し蒸気を発生させる発熱体を有し、
前記加熱容器は、内側に前記蒸気発生面を有し、一側面に開口を形成した本体と、この本体の前記開口を閉塞するように前記本体に取り付けられる蓋体とを備え、
前記蒸気発生面には蒸気を該加熱容器の外部に噴出する開口が形成され、前記蓋体には給水口が形成されており、
該加熱容器は、前記蒸気発生面が垂直又は斜めに傾斜した状態で用いられ、
前記発熱体は通電を行うことにより発熱するヒーターであり、前記加熱容器の内部に設けられ、両端に端子部を有する略U字形状をなしており、該端子部が前記加熱容器より上方となるように前記加熱容器に設けられ、
前記蒸気発生面には、前記加熱容器の外部から供給された水がそれ自身で下降することを抑制するように突起状の熱交換用フィンを互いに所定間隔を置いて複数個一体に形成されており、
該熱交換用フィンは、その最上部と前記蓋体との対向部分に所定の間隙が形成されるような高さを有し、当該間隙が前記蒸気発生面で発生した蒸気の通路になることを特徴とする蒸気発生器。 - 前記蒸気発生面の上下方向の中央部に対向するように、加熱容器の外部から蒸発用の水が供給される給水口を前記加熱容器に形成していることを特徴とする請求項1に記載の蒸気発生器。
- 前記蒸気発生面の上下方向の中央部に対向するように、加熱容器の外部から蒸発用の水が供給される給水口を前記加熱容器に形成し、蒸気発生面の上部には発生した蒸気を加熱容器の外部へ排出するための開口を設けていることを特徴とする請求項1に記載の蒸気発生器。
- 前記発熱体は前記本体に取り付けられ、前記給水口は前記蓋体に形成していることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の蒸気発生器。
- 前記加熱容器には、前記蒸気発生面の給水口と対向する位置よりも下方に蒸気発生面の温度を検知し前記発熱体の通電を制御するための温度検出器が取り付けられていることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の蒸気発生器。
- 前記蒸気発生面の表面には親水性の皮膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の蒸気発生器。
- 被加熱物を収容する加熱室と、被加熱物を加熱する加熱手段と、該加熱室に蒸気を供給する蒸気発生手段と、該蒸気発生手段に水を供給する供給手段とを備えた加熱調理器において、
前記蒸気発生手段は、
密閉された内部空間を有し、かつその空間を形成する少なくとも1壁面に垂直または斜めに傾斜した蒸気発生面が設けられた加熱容器と、
該加熱容器の蒸気発生面に向けて前記供給手段からの水を供給する給水パイプと、
前記蒸気発生面を加熱する発熱体と有し、
前記加熱容器は、内側に前記蒸気発生面を有し、一側面に開口を形成した本体と、該本体の前記開口を閉塞するように前記本体に取り付けられる蓋体とを備え、
前記蒸気発生面には蒸気を該加熱容器の外部に噴出する開口が形成され、前記蓋体には前記給水パイプが接続される給水口が形成されており、
前記発熱体は通電を行うことにより発熱するヒーターであり、前記加熱容器の内部に設けられ、両端に端子部を有する略U字形状をなしており、該端子部が前記加熱容器より上方となるように前記加熱容器に設けられ、
前記給水パイプから前記蒸気発生面の上に供給される水が、該蒸気発生面を下方に流れる過程で上記発熱体の熱を受けて蒸気化するように構成され、
前記蒸気発生面には、前記給水パイプとの対応部分より少なくとも下方領域に、給水パイプから供給された水がそれ自身で下降することを抑制するように突起状の熱交換用フィンを互いに所定間隔を置いて複数個形成され、
該熱交換用フィンは、その最上部と前記蓋体との対向部分に所定の間隙が形成されるような高さを有し、当該間隙が前記蒸気発生面で発生した蒸気の通路になるように構成されていることを特徴とする加熱調理器。 - 前記給水パイプの末端部は前記蒸気発生面の上下方向の中央部に向けて配置されていることを特徴とする請求項7に記載の加熱調理器。
- 前記給水パイプの末端部は前記蒸気発生面の上下方向の中央部に向けて配置され、蒸気発生面の上部には発生した蒸気を排出するための開口を設けていることを特徴とする請求項7に記載の加熱調理器。
- 前記発熱体はこの本体に取り付けられ、前記給水パイプの末端部は前記蓋体に形成した給水口に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の加熱調理器。
- 前記加熱容器には、前記蒸気発生面の給水口と対向する位置よりも下方位置に、蒸気発生面の温度を検知し前記発熱体の通電を制御するための温度検出器が取り付けられていることを特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載の加熱調理器。
- 前記蒸気発生面の表面には親水性の皮膜が形成されていることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の蒸気発生器。
- 前記蒸気発生面の温度検出部を除いた表面には、親水性の皮膜が形成されていることを特徴とする請求項7〜12のいずれかに記載の蒸気発生器。
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