JP5066692B2 - テンポ検出装置 - Google Patents

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本発明は、楽音信号等の音楽データのテンポを示す指標であるBPM値(Beat Per Minute)を検出するテンポ検出装置の改良に関する。
音楽分野等での音信号からテンポを検出する装置は従来から多数提案されている。例えば、CPUに大きな負担をかけず、且つ、テンポを正確に検出するため、所定の単位時間区間であるフレームを処理単位とし、所定レベル以上のピーク位置を検出して、当該フレーム区間における各ピーク位置間の間隔を求め、発生頻度の高いピーク値間隔をテンポとして決定する装置等が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−302053号公報(第6−14頁、第8図)
しかしながら、この装置は、図8に示すように1フレーム区間を越えるビート間隔には対応できないものであった。つまり、フレーム長さに依存してテンポを求めているため種々の音楽データには対応不能であった。しかも、この装置に限らず従来のテンポ検出装置にあっては、そのアルゴリズムが複雑でプログラム量が多くなる等の装置規模の大きなものであった。
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、フレーム長さに依存せず正確なテンポ検出が可能なテンポ検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、音楽信号に対し所要の信号処理を施した信号を出力する第1の信号処理手段と、
この第1の信号処理手段からの出力信号をアナログデジタル変換して出力する信号変換手段と、
この信号変換手段からの出力信号をピークホールドしたものに対して順次そのビート位置に対応する時間情報を出力する検出手段と、
この検出手段からの時間情報に基づいてテンポ値の候補を抽出出力するテンポ値候補抽出手段と、
この出力されたテンポ値候補群の出現頻度に関する出現頻度情報に基づいてテンポ値を検出するテンポ値決定手段と、を備え、
前記テンポ値候補抽出手段は、
前記検出手段から出力される時間情報の差を順次BPM値(Beat Per Minute)に変換する一方、1個おきの時間情報の差も順次BPM値に変換して、これらをBPM値候補として出力し、
前記テンポ決定手段は、
既に記憶されている旧BPM値候補と新たに送られてくる新BPM値候補との差分が所定値内の場合には、旧BPM値候補と新BPM値候補の平均値を新たなBPM値候補としてこの頻度数を1増加させる一方、旧BPM値候補と新BPM値候補との差分が前記所定値内でない場合には、旧BPM値候補に頻度数をそのままに維持していく処理を繰り返し実行することによって、最も頻度が大きなBPM値候補を最終的なBPM値として決定出力する手段であって、或る値よりも頻度値が大きくなるものが出現した場合に前記所定値を複数段階で小さくなるように変更制御する閾値制御部を含んで成る手段であることを特徴とするようにした。
本発明においては、信号変換手段が、第1の信号処理手段からの出力信号をアナログデジタル変換して出力し、検出手段がこの信号変換手段からの出力信号をピークホールドしたものに対して順次そのビート位置に対応する時間情報を出力する。そして、テンポ値候補抽出手段が、この検出手段からの時間情報に基づいてテンポ値の候補を抽出出力し、テンポ値決定手段が、この出力されたテンポ値候補群の出現頻度に関する出現頻度情報に基づいてテンポ値を検出する。したがって、フレーム長さ等に依存せず正確なテンポ検出が可能なテンポ検出装置を簡素な構成で実現することが可能となる。
より具体的には、前記テンポ値候補抽出手段を、前記検出手段から出力される時間情報の差を順次BPM値(Beat Per Minute)に変換する一方、1個おきの時間情報の差も順次BPM値に変換してこれらをBPM値候補として出力する構成とし、更に、前記テンポ決定手段が、前記候補とされたBPM値の前記出現頻度情報に応じて最終的なBPM値を決定する構成とすることができる。
また、前記テンポ値候補抽出手段を、前記時間情報を先入れ先出し可能に所定数個記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された最新の前記所定数個の時間情報に基づいて、任意の2個の時間情報で組み合わせ可能な時間幅をテンポ値候補として出力するテンポ値候補生成手段と、を含んで成る構成とすることも可能である。この場合には、前記テンポ値決定手段が、前記テンポ値候補生成手段から出力されるBPM値候補群に関する前記出現頻度情報を記憶する第2の記憶手段と、前記テンポ値候補生成手段からのBPM値候補群の出現頻度情報の記憶更新を所定の条件を満足するものに限って行くように制御する制御手段とを含んで成る構成とすることも可能である。
本発明によれば、フレーム長さ等に依存せず正確なテンポ検出が可能なテンポ検出装置を実現することが可能になるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1は本発明の最良の実施形態であるテンポ検出装置1の構成図である。本装置1は、楽音信号等の音楽信号を入力し後述するような信号処理を施す信号処理部10と、この信号処理部10からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部50と、変換されたデジタル信号に基づいて信号処理を行う信号処理部20と、信号処理部20からの出力信号に基づいてテンポ値としてのBPM(Beat Per Minutes)値の候補値を抽出出力するBPM値候補抽出部30と、このBPM値候補抽出部30から出力されたBPM値候補群の出現頻度に関する出現頻度情報に基づいてテンポ値を決定出出力するBPM値決定部40とを備えて構成される。
信号処理部10は、入力された楽音信号に対して全波整流を行いその後、フィルタによって所望の周波数帯域の信号を抽出する。図3(a)、図3(b)はその信号処理例であり、図3(a)の入力信号に対して全波整流処理、フィルタ処理を行った結果、図3(b)に示すような信号を得ることができる。また、信号処理部20は、ピークホールド部22及びビート位置検出部24とを備えて構成される。その動作の詳細は後述するが、このピークホールド部22及びビート位置検出部24が一体になって行う動作によって、図3(c)に示すような波形が得られると共に、ビート位置に対応する時間情報「t(0)〜t(10)…」が得られる構成になっている。
なお、本装置1のBPM値決定部40からの最終決定されたBPM値の情報を表示したり、この信号に基づいて不図示の他の装置を同期制御させることも可能である。上記実施形態では、A/D変換器50を信号処理部10の後段に設ける構成としたが、A/D変換器を信号処理部10の前段の設けて、総ての信号処理をデジタル信号の信号処理で実行することも可能である(請求項2)。
(動作)
次に動作を説明する。信号処理部10で信号処理され、更に、A/D変換部50によってアナログデジタル変換されたデジタル信号は、信号処理部20に入力されてピークホールド部22及びビート位置検出部2によって所要の信号処理が行われる。図2を参照して、ピークホールド部22及びビート位置検出部2が一体になって実行する処理を説明する。以下、「FAG1」をビート位置検出フラグ、「IN1」をピークホールド部22への入力値、「BUF1」をピークホールド値バッファ、「CNT1」をピークホールドカウンタとする。
先ず、「FRAG1」をクリアし(ステップS200)、ステップS205において、「IN1」の値つまりピークホールド部22への入力値が、「BUF1」に記憶されているピークホールド値より大きいか否かを判定する。大きいと判定した場合(Yes)には、ステップS230において「CNT1」に「100」を設定し、ステップS235において、今回入力値「IN1」を「BUF1」に記憶して処理を終える。即ち、ステップS205、230、235のルートで処理が移行される場合は、信号が単調に増加する場合である。
一方、ステップS205で「No」と判定された場合、即ち、「IN1」の値が「BUF1」に記憶されているピークホールド値以下の場合にはステップS210において「CNT1」が0か否かを判定する。「CNT1」が「0」の場合(Yes)にはステップS240に移行する一方、「CNT1」が「0」でない場合(No)にはステップS215に移行する。ステップS240においては、現在「BUF1」の値に「0.8」を乗じて処理を終える。即ち、ステップS240に移行する場合には、信号が小さくなっていく場合に対応する処理が実行される。
さて、ステップS215に移行した場合には、「CNT1」を「1」だけデクリメントしてステップS220に移行する。ステップS220において、「CNT1」が「0」か否かを判定する。この判定結果が「0」でない場合(No)には処理を終了する。一方。判定結果が「0」の場合(Yes)にはステップS225に移行して「FLAG1」をセットし、即ち「FLAG1」を「1」として処理を終える。このステップS205、ステップS210、ステップS215、ステップS220、ステップS225の一連の処理ルートは、信号が或る時間幅で平坦になっている場合の処理である。したがって、「FLAG1」がセットされた時刻を検出すれば、図3(d)に示すようなビート位置に対応する時間情報t(0)〜t(10)を得ることが可能となる。このようにして。図2に示す信号処理を信号処理部20が繰り返し行うことによって、ビート位置に対する時間情報を得てこれをBPM値抽出部30へと出力する。なお、「FLAG1」がセットされた時刻から所定時間遡った時刻を出力することもできる。例えば、上記時間幅(信号が平坦になっている時間)だけ遡った時刻を出力すれば、信号のピーク位置(信号の振幅が増加から減少に転じた位置)をビート位置とすることになる。
図4はBPM値抽出部30が行う信号処理を説明するためのエントリーテーブル400である。「n」はビート位置に対応する時刻情報列tの要素番号で、0から始まり時刻情報が得られる度に1加算される。BPM値抽出部30は、新たな時刻情報が得られる度に(「n」が加算される度に)、一つ前の時刻情報と今回の時刻情報との差分を求め、これを「(t(n)−t(n−1))」の欄に格納するのであるが、この差分値「(t(n)−t(n−1))」が一分間に何回入るかがBPM値なので、「60000/(t(n)−t(n−1))」をBPM値とし、前記計算の結果、BPM値が「80〜160」の範囲に収まるようにし(外れるものについては、2または1/2を乗算する計算を繰り返し80〜160の範囲に収まるようにする:図4のテーブルにある数値もこれが適用された結果)、これをBPM値候補として格納していく処理を繰り返し行う。これと共に、BPM値抽出部30は、1個おきの時間情報の差分を求め、これを「(t(n)−t(n−2))」の欄に格納するとともに、この差分値をBPM値に変換してこれをBPM値候補の欄に格納していく処理を繰り返して実行することによって、エンントリーテーブル400に示すようなBPM値候補の抽出を行うことができる。かくして、BPM値候補が出力される。
図5はBPM値決定部40が行う信号処理を説明するためのエントリーテーブル500のである。「n」はビート位置に対応する時刻情報列tの要素番号であり、新たな時刻情報が得られる度に、個々のデータ領域に、1組の「BPM値候補」と「頻度」とが対になって格納される。図4、図5を参照してBPM値決定部40が行う処理について説明する。なお、この例では最終的に6個のグループがエントリーされている。なお、頻度情報は単純に度数分布を求めるのではなく、BPM値候補のグループ化を図りながら頻度情報を求めて行く点に特徴がある。以下これについて説明する。
「n=1」の場合には、図4に示すように、BPM値候補は「156」のみでありこの頻度を「1」としてそのまま格納する。「n=2」の場合には新たにBPM値候補「105」、「125」が送られてくるが、過去のBPM値候補即ち「156」に対して一定の差であるΔ(例えば±6)に収まるものは存在しないので、「105」、「125」を新たに格納する。そして、「n=3」の場合には、新たに送られてきた「117」については過去のBPM値候補との差がΔ以内のものはないので「117」を新たに格納する一方、新たに送られてきた「111」は既に格納されているBPM値候補「105」との差がΔ以内に収まるので、両BPM値候補「111」と「105」の平均値である新たな値「108」を頻度「2」と対応付けてBPM値候補として格納する。
つまり、新たに送られてくるBPM候補値が過去に送られてきたものとΔ以内である場合にはそれらの平均値を新たなBPM値とし頻度を「1」だけインクリメントする。かくして、図5に示すエントリーテーブル500が構築されていき、頻度が一定以上(例えば4)に達した候補の中で、最も頻度の大きなもの(この場合、n=6、7、8の時は「107」、n=9、10の時は「108」)をBPM値として逐次決定出力する。
以上説明してきたように、入力信号のビート位置に対応する時間情報の差を順次BPM値に変換する一方、1個おきの時間情報の差も順次BPM値に変換してこれらをテンポ値候補とし、更に、候補とされたテンポ値の頻度に応じて最終的なテンポ値を決定するので、フレーム長さ等に依存せず正確なテンポ検出が可能なテンポ検出装置1を簡素な構成で実現することが可能となる。
(他の構成:動作例)
次に他の構成、動作例を説明する。図6はBPM値候補抽出部35の構成図、図7はBPM値決定部45の構成図である。このBPM値候補抽出部35は、時刻情報を管理する時刻管理部105を備えた制御部100と、ビート検出時刻記憶部110と、BPM値候補生成部120とを備える。また、BPM値決定部45は、BPM値頻度テーブル210と閾値制御部200とを備えて構成される。なお、図6のビート検出時刻記憶部110は、先入れ先だし方式のFIFO等で実現され、記憶しきれなくなった古い時間情報を廃棄し新たな情報を記憶する構成としている。
本装置1の動作を開始させると、これを基準時として時刻管理部105は時刻を把握可能となる。制御部100は、時刻管理部105の時刻情報を参照して所定時間、時間情報が送られてこない場合には、楽音信号の入力が終了したか途絶えた等と判断しリセット信号を出力する。閾値制御部200はこのリセット信号を受信すると、BPM頻度テーブル210の記憶内容をクリアして再度の楽音信号の入力に備える構成となっている。
さて、信号処理部20から時間情報を受け取った制御部100は、時刻管理部105の時刻を参照して、ビート検出時刻情報記憶部110にその時刻情報を記憶させる処理を繰り返す。これに応じて、ビート検出時刻情報記憶部110には所定数個(例えば4個)の最新の時刻情報が格納される。すると、BPM値候補生成部120はこれらの時刻情報に基づいてBPM値候補を生成する。より具体的には、最新の4個の時刻情報に基づいて、任意の2個の時刻情報で組み合わせ可能な時間幅をBPM値候補として出力する。図9はこの動作の説明図であり、今「t1<t2<t3<t4」の場合を想定している。この場合、任意の2つの時刻差である、Ta、Tb、Tc、Td、Te、TfがBPM値候補として生成出力される。
これらBPM値候補を受け取った閾値制御部200は、先にエントリーテーブル500を用いた処理で説明した動作を行う。つまり、BPM頻度テーブル210に、BPM値候補と頻度とを対応付けて記憶していく処理を実行する。この際、閾値制御部200は、先に説明したΔを複数段階で小さくしていき、頻度の多い或るBPM値を絞っていくようにBPM頻度テーブル210の更新処理を実行する。例えば最初のΔ1(±6)を、Δ2(±5)、…というようにΔを変更制御し、Δ以内の時間情報を受け取った場合にのみ、BPM頻度テーブルを更新するように動作する。なお、このΔの変更制御は装置動作の開始からの時間に応じて行っても良いし、例えば、或る値よりも頻度値が大きくなるものが出現した場合を契機として実行することができる。そして、閾値制御部210は最も頻度の大きなBPM値候補を最終的なBPM値として出力する。
したがって、この他の構成によっても、フレーム長さ等に依存せず正確なテンポ検出が可能なテンポ検出装置1を簡素な構成で実現することが可能となる。
(その他)
図10(a)は例えばドラム等の楽音信号の波形である。この信号波形ではアタック操作の開始点が不明確となっている。なお、1−A、1−B、1−C…はこのオリジナル波形のビート位置を示している。一方、図10(b)に示す2−A、2−B、2−C…は、図3(b)に示す波形に対して、信号処理部20が検出したビート位置である。そして、図10(b)の3−A、3−B、3−C、…は、より改良したアルゴリズムでビート位置を検出したものである。つまり、アタックが不鮮明の場合には信号処理部20が求めたビート位置は、若干送れぎみに検出される。そこで、信号処理部20がビート位置を求めるのと並行してピーク位置を求め、そして、2−A、2−B、2−C、…に示すビート位置よりも、1個ピーク前のピーク位置をビート位置と見なして処理を行うことによって、正確なアタック位置を反映させたビート検出が行える。
以上説明してきたように、本発明のテンポ検出装置は音楽分野等の装置に適用して好適である。
テンポ検出装置1の構成図である。 信号処理部20の動作を説明するためのフローチャートである。 信号処理の説明図である。 エントリーテーブル400の説明図である。 エントリーテーブル500の説明図である。 BPM値候補抽出部35の構成図である。 BPM値決定部45の構成図である。 従来技術の説明図である。 BPM値候補生成部120の動作の説明図である。 信号処理の説明図である
符号の説明
1 テンポ検出装置
10 信号処理部
20 信号処理部
22 ピークホールド部
24 ビート位置検出部
30 BPM値候補抽出部
35 BPM値候補抽出部
40 BPM値決定部
45 BPM値決定部
400 エントリーテーブル
500 エントリーテーブル

Claims (1)

  1. 音楽信号に対し所要の信号処理を施した信号を出力する第1の信号処理手段と、
    この第1の信号処理手段からの出力信号をアナログデジタル変換して出力する信号変換手段と、
    この信号変換手段からの出力信号をピークホールドしたものに対して順次そのビート位置に対応する時間情報を出力する検出手段と、
    この検出手段からの時間情報に基づいてテンポ値の候補を抽出出力するテンポ値候補抽出手段と、
    この出力されたテンポ値候補群の出現頻度に関する出現頻度情報に基づいてテンポ値を検出するテンポ値決定手段と、を備え、
    前記テンポ値候補抽出手段は、
    前記検出手段から出力される時間情報の差を順次BPM値(Beat Per Minute)に変換する一方、1個おきの時間情報の差も順次BPM値に変換して、これらをBPM値候補として出力し、
    前記テンポ決定手段は、
    既に記憶されている旧BPM値候補と新たに送られてくる新BPM値候補との差分が所定値内の場合には、旧BPM値候補と新BPM値候補の平均値を新たなBPM値候補としてこの頻度数を1増加させる一方、旧BPM値候補と新BPM値候補との差分が前記所定値内でない場合には、旧BPM値候補に頻度数をそのままに維持していく処理を繰り返し実行することによって、最も頻度が大きなBPM値候補を最終的なBPM値として決定出力する手段であって、或る値よりも頻度値が大きくなるものが出現した場合に前記所定値を複数段階で小さくなるように変更制御する閾値制御部を含んで成る手段であることを特徴とするテンポ検出装置。
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