JP5066256B2 - 通信サービス管理システム、ショートメッセージサービス管理システム、通信中継設備、通信サービス管理方法、および、ショートメッセージサービス管理方法 - Google Patents

通信サービス管理システム、ショートメッセージサービス管理システム、通信中継設備、通信サービス管理方法、および、ショートメッセージサービス管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する管理システム、この通信サービスが特にショートメッセージサービスとして実施される場合の該管理システム、このような管理システムにおける当該通信中継設備、上述のような各管理システムにおける管理方法に関する。
文字によるメッセージを、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスは、例えばショートメッセージサービスと称呼される公知の通信サービスにおける一つの態様として、多数の国で既に実施されている。
このような現行のショートメッセージサービスにおいては、本来は、発信側の加入者に係る通信事業者と着信側の加入者に係る通信事業者とが事業者協定を結んでいる場合に回線の接続が許容され、事業者協定を結んでいない場合には、この接続が許容されないように当該接続の妥当性の判定および接続の制御が行われることを要する。
上記に類する接続の妥当性の判定と該判定の結果に応じた接続制御のための技術は、特に、加入者に対する課金が適切に行われ得るか否かに関して、電話の接続の適否を判断する技術として既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1所載の提案は、選択中継事業者は、電話の接続過程で着網から送信される発呼応答信号を受信したとき、その発呼応答信号に含まれる着網の通信事業者を識別する着信事業者情報に基づいて、その着網側通信事業者が、選択中継事業者と事業者協定を結んでいる着網側通信事業者を登録した着信事業者情報リストに登録されているかどうかを調べ、登録されていないとき、選択中継事業者は、接続を拒否し、登録されているとき接続を行うというものである。
上掲の特許文献1所載の提案は、特にショートメッセージサービスに向けての技術では、ないが、他方、ショートメッセージサービスにおける接続の妥当性の判定の問題に対処しようとする技術も既に提案されている。
即ち、発信側端末と着信側端末との各々が加入契約するキャリア(carrier;通信事業者)を異にする場合には、当該異なるキャリア間においてショートメッセージサービス相互接続契約が結ばれている場合にのみ、発信側端末と着信側端末との間においてショートメッセージを授受することができるように構成された相互接続契約判定システムおよび装置の提案がある(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2の提案では、発信側端末よりショートメッセージの転送要求を受けた在圏の交換機は、発信側端末と着信側端末との契約キャリア間でのSMS(Short Message Service)相互接続契約の有無を判定し、有りと判定された場合にのみ、受信したショートメッセージをショートメッセージ配信センタ(SMSC;Short Message Service Center)に転送するといった制御を行うことの必要について開示されている。更に、このような制御を適切に行うために、在圏交換機によって、該在圏交換機が予め保持しているSMS相互接続契約事業者リストの情報に基づいて、着信側の通信端末の契約キャリアが自網のキャリアと相互接続契約を結んでいるか否かを判定することが、既に提案時の技術水準である趣旨で開示されている。
そして特に、特許文献2の提案では、在圏交換機は、着信側の通信端末の電話番号がナンバーポータビリティによって変更されない場合にも、加入者識別情報に基づいて、着信側の通信端末が加入契約しているキャリアを正確に判定することができるようにする。そして、この、正確に判定されたキャリアに基づいて、ショートメッセージサービス相互接続契約判定を正確に行うことができるようにする旨開示されている。
特開2004−253867号公報(段落0004〜段落0008等) 特開2005−191880号公報(段落0002〜段落0009、段落0015〜段落0016等)
しかしながら、現行のショートメッセージサービスにおいて、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けてデータの伝送を行うような場合においても、接続判定を正確に行うことができるようにする技術は未だ確立していない。
また、上掲の各特許文献所載の技術では、データの伝送経路に、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備が介挿されるような条件下においても接続判定を的確に行うことができるようにする点は未だ技術課題として提起されておらず、当然ながら、このような技術課題の解決の方途は提案されるに到っていない。
このため、既提案の技術では、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備が介挿されるような条件下では、的確な接続判定が保証され得ず、従って、正規の相互接続契約が未締結のままでも、結果的に接続が確立してしまう惧れがある。
本案発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関して、この通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を的確に行うことができるようにした、通信サービス管理システム、ショートメッセージサービス管理システム、通信中継設備、通信サービス管理方法、および、ショートメッセージサービス管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するべく、本願では、次に列記するようなシステムおよび装置ならびに方法を提案する。
(1)発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する通信サービス管理システムであって、
当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、中継する当該データに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには該アドレス情報を保持するアドレス情報保存手段を有し、且つ、
当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、前記着網の通信事業者に前記通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求する接続判定要求手段と、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記通信サービスに係る接続を制御する接続制御手段とを有することを特徴とする通信サービス管理システム。
上記(1)の通信サービス管理システムでは、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスでの当該伝送に係る接続の管理を行う。
上記通信サービス管理システムにおける当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、アドレス情報保存手段を有し、中継する当該データに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには、このアドレス情報保存手段によって、該アドレス情報を保持する。
更に、当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、その接続判定要求手段によって、前記着網の通信事業者に前記通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求する。
また、接続制御手段は、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記通信サービスに係る接続を行う。
(2)前記通信中継設備におけるアドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする(1)の通信サービス管理システム。
上記(2)の通信サービス管理システムでは、(1)の通信サービス管理システムにおいて特に、前記通信中継設備におけるアドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行する
(3)前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする(2)の通信サービス管理システム。
上記(3)の通信サービス管理システムでは、(2)の通信サービス管理システムにおいて特に、前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用する。
(4)発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けてショートメッセージの伝送を行うショートメッセージサービスに関するショートメッセージサービス管理システムであって、
当該ショートメッセージの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、中継する当該ショートメッセージに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには該アドレス情報を保持するアドレス情報保存手段を有し、且つ、
当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、前記着網の通信事業者に前記ショートメッセージサービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求する接続判定要求手段と、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記ショートメッセージサービスに係る接続を制御する接続制御手段とを有することを特徴とするショートメッセージサービス管理システム。
上記(4)のショートメッセージサービス管理システムは、
発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網におけるショートメッセージサービスでの当該伝送に係る接続の管理を行う。
上記通信中継設備は、アドレス情報保存手段を有し、中継する当該ショートメッセージに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには、このアドレス情報保存手段によって、該アドレス情報を保持する。
更に、当該ショートメッセージの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、その接続判定要求手段によって、前記着網の通信事業者に前記通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求する。
また、接続制御手段は、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記通信サービスに係る接続を行う。
(5)前記通信中継設備におけるアドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする(4)のショートメッセージサービス管理システム。
上記(5)のショートメッセージサービス管理システムでは、(4)のショートメッセージサービス管理システムにおいて特に、前記通信中継設備におけるアドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行する。
(6)前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする(5)のショートメッセージサービス管理システム。
上記(6)のショートメッセージサービス管理システムでは、(5)のショートメッセージサービス管理システムにおいて特に、前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用する。
(7)発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する通信サービス管理システムに適用される通信中継設備であって、
中継する当該データに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積するアドレス情報蓄積手段と、
前記アドレス情報蓄積手段に蓄積した当該発信側端末装置のアドレス情報を保持するアドレス情報保存手段と、
を有することを特徴とする通信中継設備。
上記(7)の通信中継設備は、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する通信サービス管理システムに適用される。
また、そのアドレス情報蓄積手段によって、中継する当該データに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積する。
前記アドレス情報蓄積手段に、中継する当該ショートメッセージに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには、アドレス情報保存手段によって、該アドレス情報を保持する。
(8)前記アドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする(7)の通信中継設備。
上記(8)の通信中継設備では、(7)の通信中継設備において特に、前記アドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行する。
(9)前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする(8)の通信中継設備。
上記(9)の通信中継設備では、(8)の通信中継設備において特に、前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用する。
(10)発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けてショートメッセージの伝送を行うショートメッセージサービスに関する通信ショートメッセージサービス管理システムに適用される通信中継設備であって、
中継する当該ショートメッセージに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積するアドレス情報蓄積手段と、
前記アドレス情報蓄積手段に蓄積した当該発信側端末装置のアドレス情報を保持するアドレス情報保存手段と、
を有することを特徴とする通信中継設備。
上記(10)の通信中継設備は、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する通信サービス管理システムに適用される。
また、そのアドレス情報蓄積手段によって、中継する当該データに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積する。
前記アドレス情報蓄積手段に、中継する当該ショートメッセージに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには、アドレス情報保存手段によって、該アドレス情報を保持する。
(11)前記アドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする(10)の通信中継設備。
上記(11)の通信中継設備では、(10)の通信中継設備において特に、前記アドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行する。
(12)前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする(11)の通信中継設備。
(13)発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する通信サービス管理方法であって、
当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備において、発網における当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を保持すると共に、
当該プロバイダから前記着網の通信事業者に前記通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求し、
該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記通信サービスに係る接続を行うことを特徴とする通信サービス管理方法。
上記(13)の通信サービス管理方法は、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスでの当該伝送に係る接続の管理方法である。
当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備において、発網における当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を保持すると共に、当該プロバイダから前記着網の通信事業者に前記通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求し、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記通信サービスに係る接続を行うため、発網と着網との間に一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備が介在していても、的確な接続判定と該判定に応じた接続制御とが行われ得る。
(14)前記アドレス情報を保存するに際して、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする(13)の通信サービス管理方法。
上記(14)の通信サービス管理方法では、(13)の通信サービス管理方法において特に、前記アドレス情報を保存するに際して、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行する。
(15)前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする(14)の通信サービス管理方法。
上記(15)の通信サービス管理方法では、(14)の通信サービス管理方法において特に、前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用する。
(16)発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けてのショートメッセージの伝送を行うショートメッセージサービスに関するショートメッセージサービス管理方法であって、
当該ショートメッセージの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備において、発網における当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を保持すると共に、
当該プロバイダから前記着網の通信事業者に前記ショートメッセージサービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求し、
該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記ショートメッセージサービスに係る接続を行うことを特徴とするショートメッセージサービス管理方法。
上記(16)のショートメッセージサービス管理方法は、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けてショートメッセージの伝送を行うショートメッセージサービスでの当該伝送に係る接続の管理方法である。
当該ショートメッセージの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備において、発網における当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を保持すると共に、当該プロバイダから前記着網の通信事業者に前記ショートメッセージサービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求し、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記ショートメッセージサービスに係る接続を行うため、発網と着網との間に一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備が介在していても、的確な接続判定と該判定に応じた接続制御とが行われ得る。
(17)前記アドレス情報を保存するに際して、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする(16)のショートメッセージサービス管理方法。
上記(17)のショートメッセージサービス管理方法では、(16)のショートメッセージサービス管理方法において特に、前記アドレス情報を保存するに際して、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行する。
(18)前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする(17)のショートメッセージサービス管理方法。
上記(18)のショートメッセージサービス管理方法では、(17)のショートメッセージサービス管理方法において特に、前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用する。
本発明によれば、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関して、この通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を的確に行うことができるようにした、通信サービス管理システム、ショートメッセージサービス管理システム、通信中継設備、通信サービス管理方法、および、ショートメッセージサービス管理方法が実現される。
本発明の一つの条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。 図1の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。 図3の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の更に他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。 図5の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 各網および各プロバイダについては図1と同じ配置を採りつつ、発網からデータ(ショートメッセージ)が第一プロバイダ通信中継設備に送信された場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 各網および各プロバイダについては図3と同じ配置を採りつつ、発網からデータ(ショートメッセージ)が第一プロバイダ通信中継設備に送信された場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 各網および各プロバイダについては図5と同じ配置を採りつつ、発網からデータ(ショートメッセージ)が第一プロバイダ通信中継設備に送信された場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の更に他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。 図10の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の更に他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。 本発明の更に他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。 本発明の他の形態の通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の更に他の形態の通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の通信サービス管理システムの通信中継設備における、伝送対象となるデータの受信時の処理を表すフローチャートである。 図16の処理において、伝送対象となるデータを、適用された記憶手段に格納して保持する態様を表す概念図である。 本発明の通信サービス管理システムの通信中継設備が、伝送対象となるメッセージ等のデータを送信する場合の処理を表すフローチャートである。 本発明の通信サービス管理システムにおける伝送対象となるデータの伝送フレームを例示する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述することにより本発明を明らかにする。尚、以下に参照する各図において、便宜上、説明の主題となる要部は適宜誇張し、要部以外については適宜簡略化し乃至省略されている。
図1は、本発明の一つの条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。
図1の通信サービス管理システムにおいては、発網N11(そこに、図示の例では、発信側端末装置MS1が在圏している)から着網N13(そこに、図示の例では、着信側端末装置MS2が在圏している)に蓄積交換方式でデータの伝送を行う。この伝送に際して、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を送信するに先立って、発網N11→第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)→他網N12→第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)→着網N13の経路を通して、相互接続が許容されるか否かの判定が行われる。
茲に、蓄積交換方式でデータの伝送は、典型的には、ショートメッセージサービスにおけるショートメッセージの伝送がこれに該当するが、本発明思想において、伝送対象とされるデータはショートメッセージに限られる必然は無い。
尚、以下に述べる各例において、第一プロバイダP11は、通信事業者間におけるショートメッセージサービスに係る相互接続を行う所謂SMS(Short Message Service)プロバイダであり、第二プロバイダP12は、例えば、所謂SIMN(Simple Imsi Multiple Number:単一回線による複数番号利用) プロバイダであり、通信事業者間における電話番号を変換するプロバイダであると想定している。
この通信サービス管理システムにおける第一プロバイダP11(その通信中継設備PF)および第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、後述するアドレス情報保存手段を有する。
そして、中継する当該データ(例えばショートメッセージ)に付帯する発信側端末装置MS1の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには、このアドレス情報保存手段によって、該アドレス情報を保持する。
図1の例では、更に、他網N12および第一プロバイダP11の通信中継設備PFならびに第二プロバイダP12の通信中継設備PF12のうち該当するもの(後述)は、その接続判定要求手段によって、着網N13の通信事業者に図1の通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求する。
また、接続制御手段が設けられ(後述)、この接続制御手段によって、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記通信サービスに係る接続を行う。
上述の接続判定および接続制御については、更に、図2を併せ参照して詳述する。
図1の例、および、以下に述べる各例において、アドレス情報の保持は、次に例示するような方法によって行われ、これらの方法でアドレス情報を保持する手段が、遍く上述のアドレス情報保存手段として機能するものと要約することができる。
即ち、第一の例としては、当該アドレス情報が、ショートメッセージの伝送過程における情報の蓄積毎に、当該アドレス情報については、その上書きを禁止して、情報の内容が維持されるようにする方法であり、第二の例としては、ショートメッセージの伝送過程で適用されるデータ構造を拡張して、内容の書き換えが禁止される領域を特設し、この領域に当該アドレス情報を収容する形で伝送する方法である。
図2は、図1の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
図2の場合は、特に、発網N11および着網N13間の接続が、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)、および、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)経由で行われる。そして、発網N11は、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)の送信に先立って在圏問合せを実行し、接続判定を行う態様が採られている。
また、図2では、発網N11および着網N13間の接続が許容される場合について示されている。
尚、図2には、第三プロバイダ通信中継設備PF13が表記されているが、これは後述する他の例と対照するためであり、図1および図2を参照して述べる例では、利用されない。
次に、図1および図2を適宜参照して本発明の通信サービス管理システムについて更に説明する。
発信側端末装置MS1から着信側端末装置MS2に向けてメッセージが発信されるに際して、発網N11から他網N12に着信側端末装置MS2の在圏問合せ要求が発される(ステップS201)。
ステップS201での在圏問合せ要求を受けた他網N12では、問合せ要求の対象とされた着信側端末装置MS2の電話番号が着網N13に払い出されたものであることを確認すると(ステップS202)、この在圏問合せ要求を第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に転送する(ステップS203→ステップS204)。
ステップS204で在圏問合せ要求を受けた第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、既述のとおり、本例においては、通信事業者間における電話番号を変換するプロバイダであると想定している。従って、第二プロバイダP12は着信番号変換を行って(ステップS205)、在圏問合せ要求を着網N13に発する(ステップS206)。
また、ステップS201、ステップS204、および、ステップS206における在圏問合せ要求には、着網N13の通信事業者に図1の通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を行うことを要求する接続判定要求が含まれる。
即ち、発網N11、他網N12、および、第二プロバイダ(その通信中継設備PF12)は、上述のような接続判定を行うことを要求する接続判定要求手段(不図示)を備えている。
本発明の実施の形態では、以上、ステップS201〜ステップS206の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は維持されている。
これは、ステップS201、および、ステップS204での情報の伝送においては、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を維持する要求が含まれており、且つ、他網N12、および、第二プロバイダP12において、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を保持するアドレス情報保存手段が備られていることによって保たれる。
従って、ステップS206の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、上述のように維持された番号から発網N11の通信事業者を的確に認識できる。
着網N13はこの認識に立って、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS207)。
図2に表記された例では、ステップS207の相互接続判定において、この発網N11および着網N13間の通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かについて肯定的な判定結果を得られる場合を想定している。
従って、着網N13から発網N11に対し、先のステップS201における在圏問合せ要求への応答として、在圏問合せ応答が発せられる(ステップS208)。
ステップS208の在圏問合せ応答は、着信側端末装置MS2は着網N13の管理下にある趣旨のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)を保有するものであって、且つ、通信メッセージの宛先は当該着網N13である趣旨の情報を含む。
ステップS208の在圏問合せ応答を受けた発網N11は、この通信サービス管理システムにおける伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を着網N13に送信する(ステップS209)。
ステップS209で送信される情報には、着信側端末装置MS2は着網N13のIMSIであり、且つ、通信メッセージの宛先は当該着網N13である趣旨の情報が含まれる。
以上、ステップS201〜ステップS209の過程を経て、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)は、発信側端末装置MS1から着信側端末装置MS2へと、この通信サービス管理システムにおける正規の接続によって送られる。
図3は、本発明の他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。
図3において、既述の図1との対応部は同一の参照符号を附して示してある。
図3の通信サービス管理システムにおいても、発信側端末装置MS1(その在圏網である発網N11)から着信側端末装置MS2(その在圏網である着網N13)に蓄積交換方式でデータの伝送を行う。この伝送に際して、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を送信するに先立って、発網N11→第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)→他網N12→第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)→着網N13の経路を通して、相互接続が許容されるか否かの判定が行われる。
茲に、蓄積交換方式でデータの伝送は、典型的には、ショートメッセージサービスにおけるショートメッセージの伝送がこれに該当するが、本発明思想において、伝送対象とされるデータはショートメッセージに限られる必然は無い。
このような通信サービス管理システムの構成において、既述の図1との相違点は、第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)を経由して、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を、発信側端末装置MS1から着信側端末装置MS2へと送信するように構成されている点である。
尚、図3の通信サービス管理システムにおいても、他網N12および第一プロバイダP11の通信中継設備PF11ならびに第二プロバイダP12の通信中継設備PF12は、後述するアドレス情報保存手段を有する。そして中継する当該データ(例えばショートメッセージ)に付帯する発信側端末装置MS1の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには、このアドレス情報保存手段によって、該アドレス情報を保持する。
また、図1の例と同様に、他網N12および第一プロバイダP11の通信中継設備PF11ならびに第二プロバイダP12の通信中継設備PF12のうち該当するものは、その接続判定要求手段によって、着網N13の通信事業者に図1の通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求する。
図4は、図3の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
図4の場合においても、発網N11および着網N13間の接続が、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)、および、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)経由で行われる。そして、発網N11は、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)の送信に先立って在圏問合せを実行し、接続判定を行う態様が採られている。
しかしながら、図4では、発網N11および着網N13間の接続が、上述した第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)を経由して行われる。
次に、図3および図4を適宜参照して本発明の通信サービス管理システムについて更に説明する。
発信側端末装置MS1から着信側端末装置MS2に向けてメッセージが発信されるに際して、発網N11から他網N12に着信側端末装置MS2の在圏問合せ要求が発される(ステップS401)。
ステップS401での在圏問合せ要求を受けた他網N12では、問合せ要求の対象とされた着信側端末装置MS2の電話番号が着網N13に払い出されたものであることを確認すると(ステップS402)、この在圏問合せ要求を第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に転送する(ステップS403→ステップS404)。
ステップS404で在圏問合せ要求を受けた第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、既述のとおり、例えば、所謂SIMNプロバイダであるという想定であり、従って、着信番号変換を行って(ステップS403)、在圏問合せ要求を着網N13に発する(ステップS406)。
また、ステップS401、ステップS404、および、ステップS406における在圏問合せ要求には、着網N13の通信事業者に図1の通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を行うことを要求する接続判定要求が含まれる。
即ち、発網N11、他網N12、および、第二プロバイダ(その通信中継設備PF12)は、上述のような接続判定を行うことを要求する接続判定要求手段(不図示)を備えている。
本実施の形態では、ステップS401〜ステップS406の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は維持されている。
これは、ステップS401、および、ステップS404での情報の伝送においては、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を維持する要求が含まれており、且つ、他網N12、および、第二プロバイダP12において、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を保持するアドレス情報保存手段が備られていることによって保たれる。
従って、ステップS406の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、上述のように維持された番号から発網N11の通信事業者を的確に認識できる。
着網N13はこの認識に立って、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS407)。
図4に表記された例では、ステップS407の相互接続判定において、この発網N11および着網N13間の通信サービスに係る相互接続の接続許容条件を充足するか否かについて否定的な判定結果を得られる場合を想定している。
ステップS407の相互接続判定における上述のような判定結果が発網N11に返される(ステップS408)。
発網N11では、ステップS408の応答を受けて、発網N11と着網N13間をプロバイダ経由で接続して伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を送るべく、第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)との間の接続検出を行う(ステップS409)。そして、第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)に当該データ(ショートメッセージ)を送信する(ステップS410)。
ステップS410での送信は、着信側端末装置MS2は着網N13の管理下にある趣旨のIMSIを保有するものであって、且つ、通信メッセージの宛先は当該着網N13である趣旨の情報を含む。
ステップS410の送信データを受けた第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)は、着網N13に在圏問合せ要求を出す(ステップS411)。そして、着網N13からステップS411の要求に対する応答があると(ステップS412)、着網N13に向けて当該データ(ショートメッセージ)を送信する(ステップS413)。
図5は、本発明の更に他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。
図5において、既述の図1との対応部は同一の参照符号を附して示してある。
図5の通信サービス管理システムにおいても、発信側端末装置MS1(その在圏網である発網N11)から着信側端末装置MS2(その在圏網である着網N13)に蓄積交換方式でデータの伝送を行う。この伝送に際して、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を送信するに先立って、発網N11→第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)→他網N12→第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)→着網N13の経路を通して、相互接続が許容されるか否かの判定が行われる。
茲に、蓄積交換方式でデータの伝送は、典型的には、ショートメッセージサービスにおけるショートメッセージの伝送がこれに該当するが、本発明思想において、伝送対象とされるデータはショートメッセージに限られる必然は無い。
このような通信サービス管理システムの構成において、既述の図1および図3との相違点は、図3におけるような第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)を経由して、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を、発信側端末装置MS1から着信側端末装置MS2へと送信することも許容されない点である。
図6は、図5の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
図6の場合においても、発網N11および着網N13間の接続が、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)、および、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)経由で行われる。そして、発網N11は、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)の送信に先立って在圏問合せを実行し、接続判定を行う態様が採られている。
しかしながら、図6では、発網N11および着網N13間の接続が許容されないものと判定され、且つ、図4を参照して上述した第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)を経由して当該データ(ショートメッセージ)を送信することも許容され得ない場合が表されている。
次に、図5および図6を適宜参照してこの通信サービス管理システムについて更に説明する。
発信側端末装置MS1から着信側端末装置MS2に向けてメッセージが発信されるに際して、発網N11から他網N12に着信側端末装置MS2の在圏問合せ要求が発される(ステップS601)。
ステップS601での在圏問合せ要求を受けた他網N12では、問合せ要求の対象とされた着信側端末装置MS2の電話番号が着網N13に払い出されたものであることを確認すると(ステップS602)、この在圏問合せ要求を第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に転送する(ステップS603→ステップS604)。
ステップS604で在圏問合せ要求を受けた第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、既述のとおり、例えば、所謂SIMNプロバイダであるという想定であり、従って、着信番号変換を行って(ステップS603)、在圏問合せ要求を着網N13に発する(ステップS606)。
また、ステップS601、ステップS604、および、ステップS606における在圏問合せ要求には、着網N13の通信事業者に図1の通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を行うことを要求する接続判定要求が含まれる。
即ち、発網N11、他網N12、および、第二プロバイダ(その通信中継設備PF12)は、上述のような接続判定を行うことを要求する接続判定要求手段(不図示)を備えている。
本実施の形態では、ステップS601〜ステップS606の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は維持されている。
これは、ステップS601、および、ステップS604での情報の伝送においては、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を維持する要求が含まれており、且つ、他網N12、および、第二プロバイダP12において、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を保持するアドレス情報保存手段が備られていることによって保たれる。
従って、ステップS606の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、上述のように維持された番号から発網N11の通信事業者を的確に認識できる。
着網N13はこの認識に立って、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS607)。
上述のように、図5および図6に表された条件下では、ステップS607の相互接続判定において、発網N11および着網N13間の接続が許容されないものと判定され、且つ、図4を参照して上述したような第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)を経由しての当該データ(ショートメッセージ)の送信も許容され得ない。
このため、着網N13は上述のような相互接続判定結果を踏まえて、発網N11に接続不可(NG)の応答を返す(ステップS608)。
従って、接続の要件を充足しないような発網N11および着網N13間では、本来の送信対象とされるデータ(ショートメッセージ)に関する実質的な接続は拒否され、不適切なメッセージの送受信が行われてしまう虞が抑止される。
図7は、発網および着網、ならびに、両者間に介在する他網および各プロバイダについては図1と同じ配置を採りつつ、発網からデータ(ショートメッセージ)が第一プロバイダ通信中継設備PF11に送信された場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
次に図7および図1を適宜参照してこの通信サービス管理システムについて更に説明する。
発網N11は、伝送対象となるデータ(ショートメッセージ)を第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に送信する(ステップS701)。
ステップS701における送信では、当該データに対し、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)も付帯して送信される。
ステップS701で送信されたデータ(メッセージ)および発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)では、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS702)。
ステップS702における情報の保持は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に備られているアドレス情報保存手段によって行われる。
次いで、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、発網をN11として、在圏問合せ要求を他網N12に発する(ステップS703)。
ステップS703での在圏問合せ要求は、発信元(発網)が、ステップS701でのメッセージ送信における発信元(発網)N11であるとして行われる。
ステップS703の在圏問合せ要求を受けた他網N12は、着番号を着網N13に払い出していることを確認して(ステップS704)、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に転送する準備をする(ステップS705)。
ステップS705で転送の準備ができた他網N12は、発網を先のN11に維持して、在圏問合せ要求を第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に発する(ステップS706)。
第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、既述のように、通信事業者間における電話番号を変換する例えば、所謂SIMNプロバイダであり、ステップS706での在圏問合せ要求を受けたときに着信番号の変換を実行する(ステップS707)。
ステップS707に次いで、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、着網N13に在圏問合せ要求を発する(ステップS708)。
本実施の形態では、ステップS701〜ステップS707の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は、既述のように保持され上書きが禁止されて維持されている。
従って、ステップS708の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、上述のように維持された番号から発網N11の通信事業者を的確に認識できる。
着網N13はこの認識に立って、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS709)。
図7に表記された例では、ステップS709の相互接続判定において、この発網N11および着網N13間の通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かについて肯定的な判定結果を得られる場合を想定している。
従って、着網N13から発網N11に対し、先のステップS701(これを受けてのステップS703〜ステップS708)における在圏問合せ要求への応答として、在圏問合せ応答が発せられる(ステップS710)。
ステップS710の在圏問合せ応答は、着信側端末装置MS2は着網N13の管理下にある趣旨のIMSIを保有するものであって、且つ、通信メッセージの宛先は当該着網N13である趣旨の情報を含む。
ステップS710の在圏問合せ応答を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、この通信サービス管理システムにおける伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を着網N13に送信する(ステップS711)。
ステップS711で送信される情報には、着信側端末装置MS2は着網N13のIMSIであり、且つ、通信メッセージの宛先は当該着網N13である趣旨の情報が含まれる。
以上、ステップS701〜ステップS711の過程を経て、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)は、発信側端末装置MS1から着信側端末装置MS2へと、この通信サービス管理システムにおける正規の接続によって送られる。
図8は、発網および着網、ならびに、両者間に介在する他網および各プロバイダについては図3と同じ配置を採りつつ、発網からデータ(ショートメッセージ)が第一プロバイダ通信中継設備PF11に送信された場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
次に図8および図3を適宜参照して本発明の通信サービス管理システムについて更に説明する。
発網N11は、伝送対象となるデータ(ショートメッセージ)を第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に送信する(ステップS801)。
ステップS801における送信では、当該データに対し、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)も付帯して送信される。
ステップS801で送信されたデータ(メッセージ)および発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)では、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS802)。
ステップS802における情報の保持は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に備られているアドレス情報保存手段によって行われる。
次いで、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、発網をN11として、在圏問合せ要求を他網N12に発する(ステップS803)。
ステップS803での在圏問合せ要求は、発信元(発網)が、ステップS801でのメッセージ送信における発信元(発網)N11であるとして行われる。
ステップS803の在圏問合せ要求を受けた他網N12は、着番号を着網N13に払い出していることを確認して(ステップS804)、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に転送する準備をする(ステップS805)。
ステップS805で転送の準備ができた他網N12は、発網を先のN11に維持して、在圏問合せ要求を第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に発する(ステップS806)。
第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、既述のように、通信事業者間における電話番号を変換する例えば、所謂SIMNプロバイダであり、ステップS806での在圏問合せ要求を受けたときに着信番号の変換を実行する(ステップS807)。
ステップS807に次いで、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、着網N13に在圏問合せ要求を発する(ステップS808)。
本実施の形態では、ステップS801〜ステップS808の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は、既述のように保持され上書きが禁止されて維持されている。
従って、ステップS808の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、上述のように維持された番号から発網N11の通信事業者を的確に認識できる。
着網N13はこの認識に立って、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS809)。
図8に表記された例では、ステップS809の相互接続判定において、この発網N11および着網N13間の通信サービスに係る相互接続の接続許容条件を充足するか否かについて否定的な判定結果を得られる場合を想定している。
ステップS809の相互接続判定における上述のような判定結果が第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に返される(ステップS810)。
第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)では、ステップS810の応答を受けて、発網N11と着網N13間をプロバイダ経由で接続して伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を送るべく、第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)との間の接続検出を行った上(ステップS811)、第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)に当該データ(ショートメッセージ)を送信する(ステップS812)。
ステップS812での送信は、着信側端末装置MS2は着網N13の管理下にある趣旨のIMSIを保有するものであって、且つ、通信メッセージの宛先は当該着網N13である趣旨の情報を含む。
ステップS812の送信データを受けた第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)は、着網N13に在圏問合せ要求を出し(ステップS813)、着網N13からステップS813の要求に対する応答があると(ステップS814)、着網N13に向けて当該データ(ショートメッセージ)を送信する(ステップS815)。
図9は、発網および着網、ならびに、両者間に介在する他網および各プロバイダについては図5と同じ配置を採りつつ、発網からデータ(ショートメッセージ)が第一プロバイダ通信中継設備PF11に送信された場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
次に図9および図5を適宜参照して本発明の通信サービス管理システムについて更に説明する。
発網N11は、伝送対象となるデータ(ショートメッセージ)を第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に送信する(ステップS901)。
ステップS901における送信では、当該データに対し、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)も付帯して送信される。
ステップS901で送信されたデータ(メッセージ)および発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)では、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS902)。
ステップS902における情報の保持は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に備られているアドレス情報保存手段によって行われる。
次いで、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、発網をN11として、在圏問合せ要求を他網N12に発する(ステップS903)。
ステップS903での在圏問合せ要求は、発信元(発網)が、ステップS901でのメッセージ送信における発信元(発網)N11であるとして行われる。
ステップS903の在圏問合せ要求を受けた他網N12は、着番号を着網N13に払い出していることを確認して(ステップS904)、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に転送する準備をする(ステップS905)。
ステップS905で転送の準備ができた他網N12は、発網を先のN11に維持して、在圏問合せ要求を第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に発する(ステップS906)。
第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、既述のように、通信事業者間における電話番号を変換する例えば、所謂SIMNプロバイダであり、ステップS906での在圏問合せ要求を受けたときに着信番号の変換を実行する(ステップS907)。
ステップS907に次いで、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、着網N13に在圏問合せ要求を発する(ステップS908)。
本実施の形態では、ステップS901〜ステップS908の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は、既述のように保持され上書きが禁止されて維持されている。
従って、ステップS908の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、上述のように維持された番号から発網N11の通信事業者を的確に認識できる。
着網N13はこの認識に立って、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS909)。
図5を参照して既述のように、図9および図5に表された条件下では、ステップS909の相互接続判定において、発網N11および着網N13間の接続が許容されないものと判定され、且つ、図4を参照して上述したような第三プロバイダP13(その通信中継設備PF13)を経由しての当該データ(ショートメッセージ)の送信も許容され得ない。
このため、着網N13は上述のような相互接続判定結果を踏まえて、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に接続不可(NG)の応答を返す(ステップS910)。
従って、接続の要件を充足しないような発網N11および着網N13間では、本来の送信対象とされるデータ(ショートメッセージ)に関する実質的な接続は拒否され、不適切なメッセージの送受信が行われてしまう虞が抑止される。
図10は、本発明の更に他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。
図10において、既述の図1との対応部は同一の参照符号を附して示してある。この図10の通信サービス管理システムは、図1の通信サービス管理システムにおける第二プロバイダPF12(従って、その第二プロバイダ通信中継設備PF12)が存在しない形態をとる。
図1の通信サービス管理システムにおいては、発網N11(そこに、図示の例では、発信側端末装置MS1が在圏している)から着網N13(そこに、図示の例では、着信側端末装置MS2が在圏している)に蓄積交換方式でデータの伝送を行う。この伝送に際して、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を発網N11から第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に一律に送信する。そして通信中継設備PF11→他網N12→着網N13の経路を通して、相互接続が許容されるか否かの判定が行われる。
また、他網N12と着網N13との間ではナンバーポータビリティを相互に実施する締約が成立しているものとする。更に、発網N11と着網N13間では回線の接続に関する事業者協定が締結されているものとする。
茲に、蓄積交換方式でデータの伝送は、典型的には、ショートメッセージサービスにおけるショートメッセージの伝送がこれに該当するが、本発明思想において、伝送対象とされるデータはショートメッセージに限られる必然は無い。
尚、以下に述べる各例において、第一プロバイダP11は、通信事業者間におけるショートメッセージサービスに係る相互接続を行う所謂SMSプロバイダであると想定している。
この通信サービス管理システムにおける第一プロバイダP11(その通信中継設備PF)は、後述するアドレス情報保存手段を有する例えば、所謂SMSプロバイダである。そして、中継する当該データ(例えばショートメッセージ)に付帯する発信側端末装置MS1の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには、このアドレス情報保存手段によって、該アドレス情報を保持する。
一方、既述の図1ないし図9の例とは異なり、着網N13において、その接続判定手段によって、図10の通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を実行する。
図11は、図10の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
発網N11は、伝送対象となるデータ(ショートメッセージ)を第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に送信する(ステップS1101)。
ステップS1101における送信では、当該データに対し、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)も付帯して送信される。
ステップS1101で送信されたデータ(メッセージ)および発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)では、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1102)。
ステップS1102における情報の保持は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に備られているアドレス情報保存手段によって行われる。
次いで、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、発網をN11として、在圏問合せ要求を他網N12に発する(ステップS1103)。
ステップS1103での在圏問合せ要求を受けた他網N12は、着信側加入者が着網N13にポートアウトしていることを認識する(ステップS1104)。
ステップS1104で、着信側加入者が着網N13にポートアウトしていることを認識した他網N12は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に在圏問合せ応答を行う(ステップS1105)。ステップS1105における在圏問合せ応答では、着信側加入者を他網N12におけるダミーのIMSIで表し、宛先を他網N12とする。
ステップS1105の在圏問合せ応答を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、他網N12にメッセージを送信する(ステップS1106)。
ステップS1106で送信されたメッセージを受信した他網N12では、この受信したメッセージに関して、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1107)。
ステップS1107に次いで、他網N12は、ステップS1106で受信したメッセージを着網N13に転送する動作を起こす(ステップS1108)。
ステップS1108に次いで、他網N12は、着網N13に対し在圏問合せ要求を送信する(ステップS1109)。ステップS1109における在圏問合せ要求は、発網を先のN11に維持して発せられる。
ステップS1109の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS1110)。
ステップS1110の相互接続判定に際しては、ステップS1101〜ステップS1109の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は、既述のように維持されている。このため、着網N13では、上述のように維持された発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を認識した上で、相互接続判定を的確に行うことができる。
図10および図11に表された例では、ステップS1110の相互接続判定において、この発網N11および着網N13間の通信サービスに係る相互接続の接続許容条件を充足するか否かについて肯定的な判定結果を得られる場合を想定している。
ステップS1110の相互接続判定における上述のような肯定的な判定結果が在圏問合せ応答として他網N12に返される(ステップS1111)。このステップS1111の在圏問合せ応答では、着信側加入者を着網N13のIMSIで表し、宛先を着網N13とする。
ステップS1111での在圏問合せ応答を受けた他網N12は、着網N13にメッセージを送信する(ステップS1112)。このステップS1112でのメッセージの送信では、着信側加入者が着網N1におけるIMSIで表され、宛先は着網N13である。
図12は、本発明の更に他の条件の下での通信サービス管理システムの概要を表す概念図である。図12において、既述の図1との対応部は同一の参照符号を附して示してある。
この、図12に表された通信サービス管理システムは、図5の通信サービス管理システムにおける第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)が存在しない形態のものである。
図12の通信サービス管理システムでは、発信側端末装置MS1(その在圏網である発網N11)から着信側端末装置MS2(その在圏網である着網N13)に蓄積交換方式でデータの伝送を行う。この伝送に際して、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を発網N11から第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に一律に送信する。そして通信中継設備PF11→他網N12→着網N13の経路を通して、相互接続が許容されるか否かの判定が行われる。
また、他網N12と着網N13との間ではナンバーポータビリティを相互に実施する締約が成立しているものとする。更に、発網N11と着網N13間では回線の接続に関する事業者協定が締結されていないものとする。
茲に、蓄積交換方式でデータの伝送は、典型的には、ショートメッセージサービスにおけるショートメッセージの伝送がこれに該当するが、本発明思想において、伝送対象とされるデータはショートメッセージに限られる必然は無い。
このような図12の通信サービス管理システムにおいて、他網N12を経由して、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を、発信側端末装置MS1から着信側端末装置MS2へと送信することが許容されないという条件を想定している。
図13は、図12の場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
発網N11は、伝送対象となるデータ(ショートメッセージ)を第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に送信する(ステップS1301)。
ステップS1301における送信では、当該データに対し、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)も付帯して送信される。
ステップS1301で送信されたデータ(メッセージ)および発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)では、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1302)。
ステップS1302における情報の保持は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に備られているアドレス情報保存手段によって行われる。
次いで、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、発網をN11として、在圏問合せ要求を他網N12に発する(ステップS1303)。
ステップS1303での在圏問合せ要求を受けた他網N12は、着信側加入者が着網N13にポートアウトしていることを認識する(ステップS1304)。
ステップS1304で、着信側加入者が着網N13にポートアウトしていることを認識した他網N12は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に在圏問合せ応答を行う(ステップS1305)。ステップS1305における在圏問合せ応答では、着信側加入者を他網N12におけるダミーのIMSIで表し、宛先を他網N12とする。
ステップS1305の在圏問合せ応答を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、他網N12にメッセージを送信する(ステップS1306)。
ステップS1306で送信されたメッセージを受信した他網N12では、この受信したメッセージに関して、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1307)。
ステップS1307に次いで、他網N12は、ステップS1106で受信したメッセージを着網N13に転送する動作を起こす(ステップS1308)。
ステップS1308に次いで、他網N12は、着網N13に対し在圏問合せ要求を送信する(ステップS1309)。ステップS1309における在圏問合せ要求は、発網を先のN11に維持して発せられる。
ステップS1309の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS1310)。
ステップS1310の相互接続判定に際しては、ステップS1301〜ステップS1309の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は、既述のように維持されている。このため、着網N13では、上述のように維持された発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を認識した上で、相互接続判定を的確に行うことができる。
図12および図13に表された例では、ステップS1310の相互接続判定において、この発網N11および着網N13間の通信サービスに係る相互接続の接続許容条件を充足するか否かについて否定的な判定結果を得られる場合を想定している。
ステップS1310の相互接続判定における上述のような否定的な判定結果が在圏問合せ応答(NG)として他網N12に返される(ステップS1311)。
従って、接続の要件を充足しないような発網N11および着網N13間では、本来の送信対象とされるデータ(ショートメッセージ)に関する実質的な接続は拒否され、不適切なメッセージの送受信が行われてしまう虞が抑止される。
図14は、発網および着網、ならびに、両者間に介在する他網および各プロバイダについては図1と同じ配置を採りつつ、発網からデータ(ショートメッセージ)が第一プロバイダ通信中継設備PF11に送信された場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
尚、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を発網N11から第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に一律に送信するものと想定している。そして通信中継設備PF11→他網N12→着網N13の経路を通して、相互接続が許容されるか否かの判定が行われる。
また、他網N12と着網N13との間ではナンバーポータビリティを相互に実施する締約が成立しているものとする。更に、発網N11と着網N13間では回線の接続に関する事業者協定が締結されているものとする。
次に図14および図1を適宜参照してこの通信サービス管理システムについて更に説明する。
発網N11は、伝送対象となるデータ(ショートメッセージ)を第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に送信する(ステップS1401)。
ステップS1401における送信では、当該データに対し、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)も付帯して送信される。
ステップS1401で送信されたデータ(メッセージ)および発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)では、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1402)。
ステップS1402における情報の保持は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に備られているアドレス情報保存手段によって行われる。
次いで、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、在圏問合せ要求を他網N12に発する(ステップS1403)。
ステップS1403での在圏問合せ要求は、発信元(発網)が、ステップS1401でのメッセージ送信における発信元(発網)N11であるとして行われる。
ステップS1403での在圏問合せ要求を受けた他網N12は、着信側加入者が着網N13にポートアウトしていることを認識する(ステップS1404)。
ステップS1404で、着信側加入者が着網N13にポートアウトしていることを認識した他網N12は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に在圏問合せ応答を行う(ステップS1405)。ステップS1405における在圏問合せ応答では、着信側加入者を他網N12におけるダミーのIMSIで表し、宛先を他網N12とする。
ステップS1405の在圏問合せ応答を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、他網N12にメッセージを送信する(ステップS1406)。
ステップS1406で送信されたメッセージを受信した他網N12では、この受信したメッセージに関して、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1407)。
ステップS1407に次いで、他網N12は、ステップS1401で受信したメッセージを着網N13に転送する動作を起こす(ステップS1408)。
ステップS1408に次いで、他網N12は、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に、伝送対象となるデータ(ショートメッセージ)を送信する(ステップS1409)。
ステップS1409における送信では、当該データに対し、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)も付帯して送信される。
ステップS1409で送信されたデータ(メッセージ)および発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を受けた第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)では、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1410)。
次いで、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、在圏問合せ要求を着網N13に発する(ステップS1411)。
ステップS1411での在圏問合せ要求は、発信元(発網)が、ステップS1401でのメッセージ送信における発信元(発網)N11であるとして行われる。
ステップS1401の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS1412)。
ステップS1412の相互接続判定に際しては、ステップS1101〜ステップS1411の過程で、発信側の当初の送信元となった発網N11の通信事業者を表す情報(番号)は、既述のように維持されている。このため、着網N13では、上述のように維持された発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を認識した上で、相互接続判定を的確に行うことができる。
図1および図14に表された例では、ステップS1412の相互接続判定において、この発網N11および着網N13間の通信サービスに係る相互接続の接続許容条件を充足するか否かについて肯定的な判定結果を得られる場合を想定している。
ステップS1412の相互接続判定における上述のような肯定的な判定結果が在圏問合せ応答として第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に返される(ステップS1413)。このステップS1413の在圏問合せ応答では、着信側加入者を着網N13のIMSIで表し、宛先を着網N13とする。
ステップS1413での在圏問合せ応答を受けた他網N12は、着網N13にメッセージを送信する(ステップS1413)。このステップS1413でのメッセージの送信では、着信側加入者が着網N1におけるIMSIで表され、宛先は着網N13である。
図15は、本発明の更に他の形態の通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
図15は、発網および着網、ならびに、両者間に介在する他網および各プロバイダについては図5と同じ配置を採りつつ、発網からデータ(ショートメッセージ)が第一プロバイダ通信中継設備PF11に送信された場合における通信サービス管理システムの動作を表すシーケンスチャートである。
図15(図5を併せ参照)の例では、伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を発網N11から第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に一律に送信する。そして通信中継設備PF11→他網N12→第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)→着網N13の経路を通して、相互接続が許容されるか否かの判定が行われる。
また、他網N12と着網N13との間ではナンバーポータビリティを相互に実施する締約が成立しているものとする。更に、発網N11と着網N13間では回線の接続に関する事業者協定が締結されていないものとする。
次に図15および図5を適宜参照して本発明の通信サービス管理システムについて更に説明する。
発網N11から伝送対象であるデータ(ショートメッセージサービスの場合は、ショートメッセージ)を発網N11から第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に一律に送信される(ステップS1501)。
ステップS1501における送信では、当該データに対し、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)も付帯して送信される。
ステップS1501で送信されたデータ(メッセージ)および発網N11の通信事業者を表す情報(番号)を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)では、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1502)。
ステップS1502における情報の保持は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に備られているアドレス情報保存手段によって行われる。
次いで、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、発網をN11として、在圏問合せ要求を他網N12に発する(ステップS1503)。
ステップS1503での在圏問合せ要求を受けた他網N12は、着信側加入者が着網N13にポートアウトしていることを認識する(ステップS1504)。
ステップS1504で、着信側加入者が着網N13にポートアウトしていることを認識した他網N12は、第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)に在圏問合せ応答を行う(ステップS1505)。ステップS1505における在圏問合せ応答では、着信側加入者を他網N12におけるダミーのIMSIで表し、宛先を他網N12とする。
ステップS1505の在圏問合せ応答を受けた第一プロバイダP11(その通信中継設備PF11)は、他網N12にメッセージを送信する(ステップS1506)。
ステップS1506で送信されたメッセージを受信した他網N12では、この受信したメッセージに関して、発網N11の通信事業者を表す情報(番号)について、その情報(番号)を保持する(ステップS1507)。
ステップS1507に次いで、他網N12は、ステップS1506で受信したメッセージを第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に転送する動作を起こす(ステップS1508)。
ステップS1508に次いで、他網N12は、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に対しメッセージを送信する(ステップS1509)。
ステップS1509におけるメッセージを受信した第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、発網を表す情報をN11に維持する(ステップS1510)。
次いで、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)は、着網N13に対し在圏問合せ要求を発する(ステップS1511)。ステップS1511での在圏問合せ要求は発網を表す情報をN11に維持して実行される。
ステップS1511における在圏問合せ要求には、着網N13の通信事業者にこの通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を行うことを要求する接続判定要求が含まれる。
従って、ステップS1511の在圏問合せ要求を受けた着網N13では、上述のように維持された番号から発網N11の通信事業者を的確に認識できる。
着網N13はこの認識に立って、発網N11および着網N13間の接続は、双方の網の通信事業者間で正規の協定が締結されている等の所定の接続許容条件を充足する接続であるか否かの相互接続判定を実行する(ステップS1512)。
上述のように、図15および図5に表された条件下では、ステップS1512の相互接続判定において、発網N11および着網N13間の接続が許容されないものと判定される。
このため、着網N13は上述のような相互接続判定結果を踏まえて、第二プロバイダP12(その通信中継設備PF12)に接続不可(NG)の応答を返す(ステップS1513)。
従って、接続の要件を充足しないような発網N11および着網N13間では、本来の送信対象とされるデータ(ショートメッセージ)に関する実質的な接続は拒否され、不適切なメッセージの送受信が行われてしまう虞が抑止される。
次に、以上に説明した各例において、通信中継設備でアドレス情報を保持する方法について、その一つの例を、図16、図17、および、図18を参照して説明する。尚、この方法を実行する手段がアドレス情報保存手段である。
図16は、既述の発網N11から着網N13へのデータの伝送において、この伝送を中継する他網或いはプロバイダ等の通信中継設備における、伝送対象となるデータの受信時の処理を表すフローチャートである。
また、図17は、図16の処理において、伝送対象となるデータを、適用された記憶手段に格納して保持する態様を表す概念図である。
図16において、該当する通信中継設備がメッセージを含む伝送対象となるデータを受信すると(ステップS1601)、そのデータのメッセージ部に、発網のアドレスである発アドレスを対応付ける(ステップS1602)。
次いで、メッセージを表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータにステップS1602で対応付けられた発アドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する(ステップS1603)。
メッセージボックスは、通信中継設備の該当する記憶手段に設定されるデータ格納領域である。このメッセージボックス1700に、図17に例示されるように、メッセージ部1711、1721、および、1731に、同順に各対応する、発アドレス部1712、1722、および、1732が組み合わされた態様の被伝送データ1710、1720、および、1730が格納される。
本例では、メッセージ部1711、1721、および、1731のフォーマット自体は既存のものと同様であることが実施の容易性の確保の点から推奨される。そして、このようなメッセージ部のデータに、発アドレス部の発アドレスデータが対応付けられ、且つ、この発アドレスデータは変更されることなく保持される。
図18は、通信中継設備が、伝送対象となるメッセージ等のデータを送信する場合の処理を表すフローチャートである。
通信中継設備は、伝送対象となるメッセージ等のデータを送信する機会の到来を待機している(ステップS1801→ステップS1802:No)。
その機会の到来が検出されると(ステップS1802:Yes)、着網側における発アドレス情報の必要性を確認する(ステップS1803)。このステップS1803の処理は、例えば、接続契約に際して、着網側における発アドレス情報の必要性について事業者間で予め取り決めを行っておき、この取り決めに則って実行される。
ステップS1803での処理結果が必要である趣旨であるか否かを判断し(ステップS1804)、着網側で発アドレスの情報が必要であるとの結果を得ているときには(ステップS1804:Yes)、図17のメッセージボックス1700内の発アドレス部のアドレスデータを読み出す(ステップS1805)。
次いで、メッセージボックス内のメッセージ部のデータを、ステップS1805で読み出したアドレスデータを発アドレスとする形で、着網に向けて送信する(ステップS1806)。
一方、ステップS1804で、着網側で発アドレスの情報を必要としていないとの結果を得ているときには(ステップS1804:No)、処理を終了する。
図19は、本発明の通信サービス管理システムにおける伝送対象となるデータの伝送フレームを例示する図である。尚、図19の表記は、本発明の実施の形態に関係する部分を主体とし簡略化して表示してある。
図19における“serviceCentreAddress”なるデータフィールドはショートメッセージ配信センタのアドレスである所謂SCアドレスである。また、 “extentionContainer”なるデータフィールドは網固有の拡張子である。
本発明では、伝送対象となるデータの伝送フレームにおける一つの態様として、末尾に、附加データフィールドを設ける。そして、“serviceCentreAddress”または付加データフィールドの何れかに、図17を参照して既述のような発アドレス部における発アドレスデータが記録・保持される。
このため、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関して、この通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を的確に行うことができる。
本発明は、発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関して、この通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を的確に行うことができるようにした、通信サービス管理システム、ショートメッセージサービス管理システム、通信中継設備、通信サービス管理方法、および、ショートメッセージサービス管理方法を実現するために有効に利用できる。
MS1…発信側端末装置
MS2…着信側端末装置
N11…発網
N12…他網
N13…着網
P11…第一プロバイダ
P12…第二プロバイダ
P13…第三プロバイダ
PF11…第一プロバイダ通信中継設備
PF12…第二プロバイダ通信中継設備
PF13…第三プロバイダ通信中継設備

Claims (18)

  1. 発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する通信サービス管理システムであって、
    当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、中継する当該データに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには該アドレス情報を保持するアドレス情報保存手段を有し、且つ、
    当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、前記着網の通信事業者に前記通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求する接続判定要求手段と、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記通信サービスに係る接続を制御する接続制御手段とを有することを特徴とする通信サービス管理システム。
  2. 前記通信中継設備におけるアドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の通信サービス管理システム。
  3. 前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする請求項2に記載の通信サービス管理システム。
  4. 発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けてショートメッセージの伝送を行うショートメッセージサービスに関するショートメッセージサービス管理システムであって、
    当該ショートメッセージの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、中継する当該ショートメッセージに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積したときには該アドレス情報を保持するアドレス情報保存手段を有し、且つ、
    当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備は、前記着網の通信事業者に前記ショートメッセージサービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求する接続判定要求手段と、該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記ショートメッセージサービスに係る接続を制御する接続制御手段とを有することを特徴とするショートメッセージサービス管理システム。
  5. 前記通信中継設備におけるアドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする請求項4に記載のショートメッセージサービス管理システム。
  6. 前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする請求項5に記載のショートメッセージサービス管理システム。
  7. 発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する通信サービス管理システムに適用される通信中継設備であって、
    中継する当該データに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積するアドレス情報蓄積手段と、
    前記アドレス情報蓄積手段に蓄積した当該発信側端末装置のアドレス情報を保持するアドレス情報保存手段と、
    を有することを特徴とする通信中継設備。
  8. 前記アドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の通信中継設備。
  9. 前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする請求項8に記載の通信中継設備。
  10. 発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けてショートメッセージの伝送を行うショートメッセージサービスに関する通信ショートメッセージサービス管理システムに適用される通信中継設備であって、
    中継する当該ショートメッセージに付帯する当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を蓄積するアドレス情報蓄積手段と、
    前記アドレス情報蓄積手段に蓄積した当該発信側端末装置のアドレス情報を保持するアドレス情報保存手段と、
    を有することを特徴とする通信中継設備。
  11. 前記アドレス情報保存手段は、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする請求項10に記載の通信中継設備。
  12. 前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする請求項11に記載の通信中継設備。
  13. 発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けて蓄積交換方式でデータの伝送を行う通信サービスに関する通信サービス管理方法であって、
    当該データの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備において、発網における当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を保持すると共に、
    当該プロバイダから前記着網の通信事業者に前記通信サービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求し、
    該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記通信サービスに係る接続を行うことを特徴とする通信サービス管理方法。
  14. 前記アドレス情報を保存するに際して、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする請求項13に記載の通信サービス管理方法。
  15. 前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする請求項14に記載の通信サービス管理方法。
  16. 発信側端末装置が在圏している網である発網における当該発信側端末装置から、一または複数の、他網およびプロバイダの通信中継設備を介して、着信側端末装置が在圏している網である着網における当該着信側端末装置に向けてのショートメッセージの伝送を行うショートメッセージサービスに関するショートメッセージサービス管理方法であって、
    当該ショートメッセージの伝送に関与する該当する前記他網および前記プロバイダの通信中継設備において、発網における当該発信側端末装置の発網に係るアドレス情報を保持すると共に、
    当該プロバイダから前記着網の通信事業者に前記ショートメッセージサービスに係る接続が所定の接続許容条件を充足するか否かの接続判定を要求し、
    該接続判定の結果が肯定的であるときに、前記ショートメッセージサービスに係る接続を行うことを特徴とするショートメッセージサービス管理方法。
  17. 前記アドレス情報を保存するに際して、中継する当該データ自体を表すデータで形成されるメッセージ部と、このメッセージ部のデータに対応付けられた発網に係るアドレスで形成される発アドレス部とが対を成す形式のデータとして、適用された記憶手段のメッセージボックスに格納する処理を実行することを特徴とする請求項16に記載のショートメッセージサービス管理方法。
  18. 前記発アドレス部のアドレスデータを含んで構成されるデータフィールドを有する伝送フレームを前記データの伝送に適用することを特徴とする請求項17に記載のショートメッセージサービス管理方法。
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