JP5058586B2 - ワイパ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、ワイパ装置を制御するために用いられるワイパ駆動装置に関する。
車両には、ウィンドウシールドに付着した雨や前車の飛沫等を拭き取り、運転者の視界を確保するワイパ装置が設けられている。ワイパ装置は、ワイパ駆動装置によって揺動制御されるワイパアームを有し、ワイパアームの先端にウィンドウシールドに当接させられるワイパブレードが装着されている。ワイパブレードは、ラバーが磨耗したときに交換できるように、ワイパアームに対して着脱自在になっている。
ここで、ワイパ装置には、停止時にワイパブレードをボンネットフード内に格納できるものがある。この種のワイパ装置では、ボンネットフードに格納された状態ではブレード交換が困難である。そこで、例えば、特許文献1に開示されているように、車室内でワイパ装置を操作するコントロールパネルに、交換時に使用するボタンを新たに設け、このボタンが押されたときにワイパブレードを格納位置から上反転位置まで移動させるように構成したものがある。交換用のボタンは、ワイパアームを通常動作させるワイパスイッチなどと並んで配置されている。
独国特許出願公開第10044924号明細書
しかしながら、コントロールパネル上に交換用のボタンを設けると、操作が容易になるが、ワイパスイッチなどと並んで配置されているので誤って交換用のボタンを押してしまうことがあった。
また、ワイパブレードをボンネットフード内に格納する制御機能を有しない車両から、特許文献1に開示されているような制御機能を有する車両に乗り換えたときは、交換用のボタンを押す操作が増えるので、運転者に煩わしさを感じさせることがあった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ワイパブレードの交換を容易に、かつ誤操作しないようにすることを主な目的とする。
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、ウィンドウシールドに当接させるワイパブレードが装着されたワイパアームを上反転位置と下反転位置の間で揺動させるワイパ作動手段を備えるワイパ駆動装置であって、前記ワイパ作動手段は、ワイパスイッチをONにして前記ワイパアームを作動させているときに、第一の停止範囲内でイグニッションスイッチがOFFになったときには、その位置で前記ワイパアームを停止させ、前記第一の停止範囲外でイグニッションスイッチがOFFになったときには、前記ワイパアームを前記下反転位置又は格納位置まで移動させてから前記ワイパアームを停止させるように構成したことを特徴とするワイパ駆動装置とした。
このワイパ駆動装置では、ワイパアームが第一の停止範囲内にあるときに停止操作が実施されると、その位置でワイパアームが停止する。これに対して、第一の停止範囲外で停止操作を実施すると、下反転位置又は格納位置まで移動する。運転者が目視で確認しながらワイパブレードの停止位置を選択できる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のワイパ駆動装置において、前記第一の停止範囲は、前記上反転位置を含み、前記上反転位置から20°までの範囲であることを特徴とする。
このワイパ駆動装置は、第一の停止位置が上反転位置近傍になるので、ワイパブレードを交換する作業が容易になる。
請求項3に係る発明は、ウィンドウシールドに当接させるワイパブレードが装着されたワイパアームを上反転位置と下反転位置の間で揺動させるワイパ作動手段を備えるワイパ駆動装置であって、前記ワイパ作動手段は、ワイパスイッチをONにして前記ワイパアームを作動させているときに、第一の払拭範囲内でイグニッションスイッチがOFFになったときには、前記第一の払拭範囲内で前記ワイパアームを停止させ、第一の払拭範囲より前記下反転位置又は格納位置側の第二の払拭範囲内で前記イグニッションスイッチがOFFになったときには、前記第一の払拭範囲内で前記ワイパアームを停止させ、前記下反転位置又は格納位置を含む第三の払拭範囲で前記イグニッションスイッチがOFFになったときには、前記ワイパアームを前記下反転位置又は格納位置まで移動させてから前記ワイパアームを停止させるように構成したことを特徴とするワイパ駆動装置とした。
このワイパ駆動装置は、ブレード交換位置となる第一の払拭範囲を越えた後にワイパアームが停止した場合、第一の払拭範囲に近い第二の払拭範囲内であれば第一の払拭範囲まで戻ってからワイパアームを停止させる。第一の払拭範囲よりも下反転位置や格納位置に近いところでワイパアームが停止した場合には、ワイパアームを下反転位置又は格納位置で停止させる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のワイパ駆動装置において、前記ワイパ作動手段は、前記ワイパアームが上反転位置から下反転位置に向けて移動しているときに、前記第二の払拭範囲で前記イグニッションスイッチがOFFになったときは、下反転位置まで戻ってから前記第一の払拭範囲まで移動し、前記第一の払拭範囲内で前記ワイパアームを停止させるように構成したことを特徴とする。
このワイパ駆動装置は、第二の払拭範囲内でワイパアームを停止させたときは、通常の払拭動作にしたがってワイパアームを駆動させ、第一の払拭範囲内で停止する。
請求項5に係る発明は、請求項3又は請求項4に記載のワイパ駆動装置において、前記ワイパ作動手段は、前記イグニッションスイッチをOFFからONに切り換えたときに、前記ワイパアームを前記下反転位置又は格納位置まで移動させるように構成したことを特徴とする。
このワイパ駆動装置は、ブレード交換した後にイグニッションスイッチをONにすると、復帰動作としてワイパアームが下反転位置又は格納位置まで移動する。移動後は、ワイパスイッチがOFFであれば、その位置に停止する。ワイパスイッチがONであれば、通常の払拭動作を実施する。
本発明によれば、所定の範囲でワイパアームを停止させたときにはブレード交換が可能な位置で停止させ、所定の範囲の外で停止させたときには下反転位置又は格納位置に移動するようにしたので、ワイパブレードの交換作業が容易になる。
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の各実施の形態で同じ構成要素には、同一に符号を付してある。また、各実施の形態で重複する説明は省略する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、ワイパ装置1は、車両2に搭載され、ワイパモータ3がリンク機構4を介して一対のワイパアーム5,6に連結された構成を有する。
ワイパモータ3は、モータ本体11と、モータ本体11の回転を減速して出力する減速機構部12とを有する。モータ本体11は、直流ブラシモータから構成されており、モータハウジング13内に図示しない界磁マグネットとブラシが固定され、コンミテータを備えるアーマチュアが回転自在に収容されている。なお、モータ本体11は、ブラシレスの直流モータや、他の形式のモータを使用しても良い。
ワイパモータ3の減速機構部12は、ギヤハウジング14内に減速機構となるウォームギヤが収容されている。ギヤハウジング14内に延びるアーマチュアの回転軸はウォームに固定され、ウォームに噛み合うウォームホイールには出力軸15が固定されている。出力軸15は、ギヤハウジング14の外に引き出され、クランクアーム16に連結されている。クランクアーム16は、リンク機構4に連結されている。リンク機構4は、一対のワイパ軸17を支点として形成されており、クランクアーム16を回転させることで一対のワイパアーム5,6をワイパ軸17を支点にして揺動させることができる。
各ワイパアーム5,6には、ワイパブレード21が着脱自在に装着されている。ワイパブレード21は、ワイパアーム5,6内に装着されたバネ部材によってラバーをウィンドウシールド2Aに弾圧的に接触させる。
ここで、減速機構部12のギヤハウジング14内には、ワイパ装置1の制御を司るワイパ駆動装置が収容されている。図2に示すように、ワイパ駆動装置31は、電源32からの電力供給を受け、車室内に配置された各種スイッチ33,35に電気的に接続されており、運転者の操作を受けてワイパアーム5,6の制御を行う。
ワイパ駆動装置31は、電源回路41と、ワイパ作動手段であるCPU(中央演算装置)42と、IG(イグニッション)スイッチ入力回路43と、ワイパスイッチ入力回路45と、モータ駆動回路46と、位置検出センサ47とを有する。電源回路41は、電源32の電圧をCPU42の作動電圧に変換する回路構成を有する。
CPU42は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、タイマなどを有し、ROMには制御用のプログラムやデータが格納されている。IGスイッチ入力回路43は、車両2のIGスイッチ33(第二のスイッチ)がONになったときにCPU42に信号を出力する。ワイパスイッチ入力回路45は、ワイパスイッチ35がONになったときにCPU42に信号を出力する。
モータ駆動回路46は、スイッチング素子などを有し、ワイパモータ3への通電を制御する。位置検出センサ47は、例えば、磁気抵抗センサを使用できる。磁気抵抗センサを使用するときは、ウォームホイールの出力軸15にN極とS極が周方向に着磁された回転検出用のマグネットを設け、このマグネットに近接して磁気抵抗センサを配置する。ワイパモータ3を駆動させたときには、出力軸15の回転に伴って回転検出用のマグネットが回転する。位置検出センサ47は、回転検出用のマグネットの磁極が切り替わるたびに信号を出力するので、この信号をデータ処理すればワイパブレード21の位置を演算できる。なお、位置検出センサ47は、ホールICなどを使用しても良い。
次に、ワイパ装置1の動作について、図3のフローチャートを主に参照して説明する。ワイパスイッチ35をONにすると、ワイパ装置1が作動する(ステップS101)。ブレード交換しないときは(ステップS102でNo)、そのままワイパ動作を継続する。CPU42が位置検出センサ47の信号に基づいてワイパモータ3の回転制御を行い、一対のワイパアーム5,6を上側反転位置と下側反転位置との間で揺動させる。運転席側のワイパアーム5に取り付けられたワイパブレード21が領域R1内を往復移動し、ラバーがウィンドウシールド2A上の水滴や汚れを払拭する。同様に、助手席側のワイパアーム6に取り付けられたワイパブレード21が領域R2内を往復移動し、ラバーがウィンドウシールド2A上の水滴や汚れを払拭する。
これに対して、ブレード交換するときは、IGスイッチ33をOFFにする(ステップS103)。CPU42は、IGスイッチ33がOFFになったときのワイパブレード21の位置(以下、ブレード位置という)が予め設定されたメンテナンス範囲(第一の停止範囲)にあるか調べる(ステップS104)。ブレード位置は、位置検出センサ47の出力に基づいてCPU42が判定する。
ブレード位置がメンテナンス範囲外であれば(ステップS104でNo)、CPU42は正規位置、例えば下反転位置や格納位置まで自動で移動させてから停止させる(ステップS105)。その後、IGスイッチ33がONになったら(ステップS106)、ワイパ動作を継続させ(ステップS107)、ステップS103に戻る。
これに対して、IGスイッチ33をOFFにしたときのブレード位置がメンテナンス範囲内であれば(ステップS104でYes)、CPU42がその場でワイパアーム5,6を停止させる(ステップS108)。その位置でブレード交換を実施したら(ステップS109)、IGスイッチ33をONにする(ステップS110)。ワイパスイッチ35がONのままなので、通常の払拭動作が継続される(ステップS111)。ワイパスイッチ35をOFFにすると(ステップS112)、正規位置まで移動してからワイパアーム5,6が停止する(ステップS113)。
ここで、第一の停止範囲であるメンテナンス範囲について具体例をあげて説明する。
図4には、一対のワイパアーム5,6が同じ方向で移動するタンデムタイプにおけるメンテナンス範囲が図示されている。運転席側を払拭するワイパブレード21の動作範囲は領域R1のようになり、助手席側を払拭するワイパブレード21の動作範囲は領域R2になる。ワイパブレード21は、部分21Aでワイパアーム5,6にそれぞれ装着されているので、ブレード交換時には、部分21Aに作業者の手が届かなければならない。例えば、下反転位置や格納位置に相当する位置PD1,PP1は、車両2の中央付近であるため、手が届き難い。同様に、位置PD2,PP2も車両2の中央付近なので手が届き難い。これに対して、上反転位置に相当する位置PD3,PP3では、ワイパアーム6は、車両2の端にあり、ワイパアーム5も車両2の中央よりも端に寄っているので、手が届き易い。したがって、位置PD3,PP3近傍がメンテナンス範囲になる。位置PD3,PP3近傍とは、車両2の大きさによって異なるが、上反転位置を含み上反転位置から10°程度である。車両の形状等によっては上反転位置を含み上反転位置から20°程度でも良い。この角度範囲であれば、交換作業が容易になる。
図5には、運転席側と助手席側のそれぞれにワイパ軸17が配置されたオポジットタイプにおけるメンテナンス範囲が図示されている。下反転位置や格納位置に相当する位置PD4,PP4は、車両2の中央付近なので手が届き難い。位置PD5,PP5は、車両2の中央に近いので、作業性は良くない。上反転位置に相当する位置PD6,PP6の近傍では、それぞれが車両2の端になるので、作業性が良い。したがって、位置PD6,PP6の近傍が適切なメンテナンス範囲になる。位置PD6,PP6の近傍とは、車両2の大きさによって異なるが、上反転位置を含み上反転位置から20°程度であることが望ましい。この角度範囲であれば、交換作業が容易になる。
この実施の形態では、ワイパ装置1が稼動しているときに、ワイパブレード21を交換し易い範囲でIGスイッチ33をOFFにすれば、その位置でワイパモータ3を停止させることができる。これに対して、その他の位置では停止位置に戻る。したがって、ワイパアーム5,6が自動的に停止位置に戻るようなワイパ装置1でもブレード交換位置にワイパアーム5,6を停止させることが可能になる。目視で確認した位置で止めることができるので、運転者が観念し易い。ブレード交換位置は、ピンポイントの位置でなく所定の範囲として設定されているので、ワイパアーム5,6を確実に停止できる。
ワイパ作動中にIGスイッチ33をOFFにしたら、常にブレード交換位置に移動させるように制御しても良い。
(第2の実施の形態)
この実施の形態では、図1及び図2に示すワイパ装置1において、ワイパ作動手段であるCPU42がワイパ停止時の位置に応じて停止動作を変更することを特徴とする。図6には、ワイパアーム5における払拭範囲の区分けが模式的に示されている。ワイパアーム5の払拭範囲は、上反転位置を含む第一の払拭範囲RA1と、第一の払拭範囲RA1よりも下側の第2の払拭範囲RA1と、下反転位置又は格納位置を含む第三の払拭範囲RA3とに区分けされている。第一の払拭範囲RA1は、例えば、上反転位置を含む約20°の範囲である。第三の払拭範囲RA3は、例えば、下反転位置又は格納位置を含む約20°の範囲である。第二の払拭範囲RA2は、第一、第三の払拭範囲RA1,RA3の間の領域からなる。なお、ワイパアーム6についても同様に、第一、第二、第三の払拭範囲RA1,RA2,RA3が区分けがされている。
ワイパ装置1の動作について、図7のフローチャートを主に参照して説明する。
ステップS101からステップS103までの処理でブレード交換のためにIGスイッチをOFFにしたら、CPU42はワイパアーム5,6がメンテナンス範囲内にあるか調べる(ステップS104)。ここでのメンテナンス範囲とは、ワイパアーム5,6が第一の払拭範囲RA1又は第二の払拭範囲RA2内にある場合をいう。ワイパアーム5,6の位置は、位置検出センサ47で検出される。メンテナンス範囲内にない場合(ステップS104でNo)、つまり第三の払拭範囲RA3内にあるときはステップS105からステップS107を実施する。ワイパアーム5,6は、正規位置である下反転位置又は格納位置で停止する。
ワイパアーム5,6がメンテナンス範囲にある場合は(ステップS104でYes)、第一の払拭範囲RA1内にあれば(ステップS121でYes)、その場で停止させる(ステップS122)。第一の払拭範囲RA1内にない場合(ステップS121でNo)、つまりワイパアーム5,6が上反転位置から下反転位置に向けて移動で、第二の払拭範囲RA2内にあったときは、第一の払拭範囲RA1まで移動してから停止させる(ステップS123)。このとき、ワイパアーム5,6は、上反転位置を越えて下反転位置又は格納位置に戻る動作中の場合があるので、CPU42は、ワイパアーム5,6を下反転位置又は格納位置に移動してから、第一の払拭範囲RA1まで移動させ、移動後に停止する。
第一の払拭範囲RA1内でブレード交換を行い(ステップS124)、IGスイッチ33がONになったら(ステップS125)、ワイパ動作を継続させる(ステップS126)。この場合、ワイパアーム5,6は、ブレード交換位置から下反転位置まで移動し、その後、通常の払拭動作に移行する。ワイパスイッチ35がOFFになったら(ステップS127)、正規位置にて停止させる(ステップS128)。
なお、ステップS124からステップS128までの処理は、第1の実施の形態のステップS109からステップS113と同様の処理である。ステップS125でIGスイッチ33をONにしたときに、ワイパスイッチ35がOFFであった場合には、CPU42はワイパアーム5,6を下反転位置又は格納位置まで移動させ、その位置で停止させる。
この実施の形態では、ワイパアーム5,6の払拭範囲R1を3つに分割し、ブレード交換が容易な第一の払拭範囲RA1でIGスイッチ33をOFFして場合にはそのまま停止させるようにした。さらに、第二の払拭範囲RA2で停止させた場合には、第一の払拭範囲RA1まで戻ってから停止させるようにした。したがって、ワイパアーム5,6が自動的に停止位置に戻るようなワイパ装置1でもブレード交換位置に容易にワイパアーム5,6を停止させることが可能になる。第二の払拭範囲RA1でIGスイッチ33をOFFにしてもブレード交換が容易な第一の払拭範囲RA1で停止させることができるので、運転者の意思を反映させ易くなる。
第二の払拭範囲RA2でIGスイッチ33をOFFにしたときや、ブレード交換後の復帰動作では、通常の払拭動作に従ってワイパアーム5,6を稼動させるようにしたので、特殊な処理が不要である。
なお、本発明は、前記の各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、第一、第二、第三の払拭範囲RA1〜RA3の大きさは、図示した割合に限定されない。第二の払拭範囲R2より第三の払拭範囲RA3を大きくするなど、種々の変更が可能である。第二の実施の形態のワイパ装置1も図5に示すようなオポジットタイプであっても良い。
第2の実施の形態のステップS123では、ワイパアーム5,6が上反転位置から下反転位置に向けて移動中でなくても、第二の払拭範囲RA2内にあったときは、第一の払拭範囲RA1まで移動してから停止させても良い。
本発明の実施の形態に係るワイパ駆動装置を搭載したワイパ装置の構成を示す図である。 ワイパ装置に搭載されているワイパ駆動装置のブロック図である。 イグニッションスイッチをOFFにしたときのワイパブレードの位置に応じてワイパアームの制御を行う場合のフローチャートである。 タンデムタイプのワイパ装置のメンテナンス範囲を説明する図である。 オポジットタイプのワイパ装置のメンテナンス範囲を説明する図である。 第一、第二、第三の払拭範囲を模式的に説明する図である。 イグニッションスイッチをOFFにしたときのワイパブレードの位置に応じてワイパアームの制御を行う場合のフローチャートである。
符号の説明
1 ワイパ装置
2 車体
2A ウィンドウシールド
3 ワイパモータ
5,6 ワイパアーム
21 ワイパブレード
31 ワイパ駆動装置
33 IGスイッチ
35 ワイパスイッチ
42 CPU(ワイパ作動手段)
PD3,PP3,PD6,PP6 位置(第一の停止範囲)
RA1 第一の払拭範囲
RA2 第二の払拭範囲
RA3 第三の払拭範囲

Claims (5)

  1. ウィンドウシールドに当接させるワイパブレードが装着されたワイパアームを上反転位置と下反転位置の間で揺動させるワイパ作動手段を備えるワイパ駆動装置であって、
    前記ワイパ作動手段は、ワイパスイッチをONにして前記ワイパアームを作動させているときに、第一の停止範囲内でイグニッションスイッチがOFFになったときには、その位置で前記ワイパアームを停止させ、前記第一の停止範囲外でイグニッションスイッチがOFFになったときには、前記ワイパアームを前記下反転位置又は格納位置まで移動させてから前記ワイパアームを停止させるように構成したことを特徴とするワイパ駆動装置。
  2. 前記第一の停止範囲は、前記上反転位置を含み、前記上反転位置から20°までの範囲であることを特徴とする請求項1に記載のワイパ駆動装置。
  3. ウィンドウシールドに当接させるワイパブレードが装着されたワイパアームを上反転位置と下反転位置の間で揺動させるワイパ作動手段を備えるワイパ駆動装置であって、
    前記ワイパ作動手段は、ワイパスイッチをONにして前記ワイパアームを作動させているときに、第一の払拭範囲内でイグニッションスイッチがOFFになったときには、前記第一の払拭範囲内で前記ワイパアームを停止させ、
    第一の払拭範囲より前記下反転位置又は格納位置側の第二の払拭範囲内で前記イグニッションスイッチがOFFになったときには、前記第一の払拭範囲内で前記ワイパアームを停止させ、
    前記下反転位置又は格納位置を含む第三の払拭範囲で前記イグニッションスイッチがOFFになったときには、前記ワイパアームを前記下反転位置又は格納位置まで移動させてから前記ワイパアームを停止させるように構成したことを特徴とするワイパ駆動装置。
  4. 前記ワイパ作動手段は、前記ワイパアームが上反転位置から下反転位置に向けて移動しているときに、前記第二の払拭範囲で前記イグニッションスイッチがOFFになったときは、下反転位置まで戻ってから前記第一の払拭範囲まで移動し、前記第一の払拭範囲内で前記ワイパアームを停止させるように構成したことを特徴とする請求項3に記載のワイパ駆動装置。
  5. 前記ワイパ作動手段は、前記イグニッションスイッチをOFFからONに切り換えたときに、前記ワイパアームを前記下反転位置又は格納位置まで移動させるように構成したことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のワイパ駆動装置。
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