JP5057674B2 - 横編機の編出し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、横編機での編地の編成開始時に用いる横編機の編出し装置に関する。
従来から、図10に簡略化して示すように、横編機1には、前後の針床2が対峙する歯口3の下方に、編出し装置4が設けられている(たとえば、特許文献1参照。)。編出し装置4では、編出し針5を装着した編出しベッドを有する。図10(a)に示すように、編出し針5を上昇させると、編出し針5の先端を歯口3に突出させることが可能となる。編出し針5は、たとえば前後の針床2で1×3のゴム編みを交互に行って歯口3に交差する編出し部を形成した後、編出し部を下方に引下げる。交差する編出し部は、針床2の編針の配列ピッチの2倍の間隔で形成されるので、編出し針5は編針の2倍の配列ピッチで図の奥行方向に配置される。針床2の下方には、たとえば一対の巻下げローラ6が配置され、編出し針5の上昇時には、開閉機構7で間隔が広げられている。
編出し部に続いて編地8が編成されると、編出し装置4は下降し、(b)に示すように、巻下げローラ6間よりも編出し針5が下降すると、開閉機構7は巻下げローラ6を閉じて、編地8を挟む。以降は、編地8を挟んだ巻下げローラ6を回転させて、編成された編地8を連続的に巻取ることができる。編地8の引下げを、編出し装置4から巻下げローラ6に移行させる際には、編出し針5の先端から編地8の下端の編出し部を外す必要がある。
図11は、特許文献1に開示されている編出し装置4の概略的な構成を示す。編出し装置4は、複数の編出し針5を保持する編出しベッド10を備えている。編出しベッド10は、長辺が図10の奥行方向に延び、短辺が図10の上下方向に延びる大略的に長方形の板状であり、編出し針5を収容する針収容溝11が長手方向に沿って一定のピッチで形成されている。編出しベッド10の表面側には、各針収容溝11に直交するように、長手方向に延びる蟻溝12,13が形成されている。編出しベッド10の下方には、長手方向に延びる案内溝14が形成されている。
編出しベッド10の針収容溝11に収容される編出し針5は、針本体15とスライダ16とが組合わされている。スライダ16の上端には編出し部に掛けるフック16aが形成されている。針本体15の上端には、フック格納突起15aが形成されている。針本体15は、針収容溝11に収容される状態で、内部にスライダ16を相対的に昇降変位可能な状態で収容する。スライダ16の下端には、係合部16bが設けられ、編出しベッド10の案内溝14内で昇降変位する昇降バー17に設けられている係合溝17aと係合する。針本体15には、編出しベッド10の針収容溝11への収容時に、蟻溝12を挟む位置に、一対の突起15b,15cが設けられている。
図12は、図11の編出し装置4の側方からの断面構成を(a)に、編出しベッド10,針本体15およびスライダ16の構成を(b)、(c)および(d)に、それぞれ示す。(a)に示すように、蟻溝12,13には、帯金18,19がそれぞれ貫通するように装着される。針本体15の突起15b,15cは、帯金18の上側と下側とにそれぞれ当接するので、針本体15は、(b)に示す針収容溝11に収容された状態で、蟻溝12に装着する帯金18によって、編出しベッド10に保持される。(c)に示すように、針本体15は、厚み方向の中間に、図の右方に開口するスライダ収容溝15dが設けられ、スライダ16を収容する。(a)に示すように、スライダ16の下端の係合部16bは、昇降バー17の係合溝17aと係合しているので、昇降バー17が案内溝14内で昇降変位すると、スライダ16も針本体15に対して相対的な昇降変位を行う。昇降バー17が案内溝14から離脱しないで昇降変位を行うようにガイドさせるため、止めねじ20が設けられている。
図12(a)は昇降バー17が下降している状態を示す。スライダ16が針本体15に対して相対的に下降していると、スライダ16の上端のフック16aと針本体15の上端のフック格納突起15aとは離れて、フック16aが露出する。フック16aの露出状態で、フック16aに図10に示す編地8の編出し部を掛けて引下げることができる。昇降バー17を案内溝14内で上昇させると、スライダ16も針本体15に対して相対的に上昇し、フック16aはフック格納突起15a内に格納される状態となる。フック格納突起15aは、中間部で図の左方に突出する突起が上方と下方とにそれぞれ傾斜しながら右方に後退する形状を有している。このため、フック16aに掛けられている編出し部の編糸は、下方側の斜面に沿ってフック16aから離脱する。図10(a)に示すように、歯口3で編出し部が形成された後で編出し針5を上昇させる際も、フック16aをフック格納突起15aに格納しておき、フック格納突起15aの上方の傾斜面から下方の傾斜面に沿って編出し部を案内し、フック16aをフック格納突起15aから下降させることによって、フック16aに編出し部を掛けることができる。
図10〜図12に示すような編出し装置4では、以上で説明しているように、針本体15とスライダ16とからなる複合針タイプの編出し針5を使用している。編出し針5は、帯金18で保持されているので、補修等で編出し針5を着脱する際には、帯金18を抜く必要があり、手間がかかる。また、帯金18を抜いてしまうと、着脱する目的の編出し針5を収容する針収容溝11に隣接する針収容溝11に対する固定も解除されてしまうので、着脱の必要がない編出し針5が不所望に脱落するおそれもある。
編出し針5に相当する櫛歯を、編出しベッド10に相当する基板に2本の帯金で保持する編出し櫛では、帯金を装着した状態で櫛歯の着脱が可能なものもある(たとえば、特許文献2および特許文献3参照。)。これらの櫛歯は、針収容溝11に相当する櫛歯溝内で、下方にばねで引かれており、櫛歯溝内に昇降変位可能な状態で収容され、ばねを外して、一部を弾性変形させれば、上方に着脱することができる。
しかしながら、特許文献2および特許文献3に開示されている編出し櫛では、櫛歯が編地の編出し部を引下げた後で編出し部を櫛歯から外すために、編目離脱作用を行う装置を別に必要とする。図10〜図12に示すような複合針タイプの編出し針5では、針本体15に対するスライダ16の相対的な昇降変位で、編目の着脱を容易に行うことができる。
特公平3−77298号公報 実公昭62−26471号公報 実公昭62−26472号公報
本発明の目的は、複合針タイプの編出し針5でも、帯金18のように保持する部材を抜かないで容易に編出しベッド10から着脱することができる横編機の編出し装置を提供することである。
本発明は、スライダを針本体に対して相対的に上昇させるとスライダの上端のフックを針本体上端のフック格納突起に格納可能な編出し針を、編出しベッドの溝に装着させた横編機の編出し装置において、
針本体は、
編出しベッドの溝から板面側に突出し、該溝を覆う保持部材の上側に当接して、針本体が該溝に沿って下降するのを阻止する下降阻止突起と、
下降阻止突起よりも下側に設けられ、該溝の保持部材で覆われている部分を通過するように弾性変形可能であり、下降阻止突起が保持部材に当接する状態で弾性変形から回復すれば、該溝に対して係止されて、針本体が該溝に沿って上昇するのを阻止可能な上昇阻止部を有し、
上昇阻止部は、編出しベッドの溝の底面側に弾性変形で出没可能な突起であって、予め定める方向への外力の印加でも該弾性変形を行って、針本体の上昇阻止の解除が可能であり、
該溝の底面には、突出状態の突起が係合可能な凹部が形成されており、
該編出しベッドの板面側から該凹部に鈎状の部材を差込み、該突起を没状態として該凹部への係合を解除することが可能であることを特徴とする横編機の編出し装置である。
本発明によれば、針本体は、下降阻止突起が保持部材の上側に当接し、上昇阻止部が溝に対して係止されて、編出しベッドに保持される。上昇阻止部は、予め定める方向への外力の印加で弾性変形を行って、針本体の上昇阻止の解除が可能であり、溝の保持部材で覆われている部分を通過するように弾性変形可能であるので、保持部材を編出しベッドに装着したままでも、針本体を保持部材よりも上方に、溝に沿って容易に着脱することができる。
また、編出しベッドの溝の底面側に弾性変形で出没可能な突起を溝の底面に設ける凹部に係合させて針本体の上昇を阻止することができる。編出しベッドの板面側から凹部に鈎状の部材を差込み、突起を没状態として凹部への係合を解除することが可能であるので、針本体を溝に沿って上方に着脱することができる。
図1は、本発明の実施の第1形態としての編出し装置30の主要部分の構成を示す。編出し装置30は、複合針タイプの編出し針31を編出しベッド32に設けられる針収容溝33に収容して保持する。編出しベッド32は、基本的には図11に示す編出しベッド10と同等の構成を有する。編出しベッド32の板面には、図の奥行方向である長手方向に貫通する蟻溝34,35および案内溝36がそれぞれ形成される。ただし、針収容溝33の底面には、蟻溝34,35の中間付近に、凹溝37が新たに設けられている。
複合針タイプの編出し針31は、針本体40およびスライダ41とからなる。針本体40の上端のフック格納突起40aとスライダ41の上端のフック41aとによる編目の着脱は、図11および図12に示す編出し針5と同様に行われる。フック41の針本体40に対する相対的な昇降変位は、編出しベッド32の案内溝36内を昇降変位する昇降バー42の係合溝42aに、スライダ41の下端の係合部41bが係合している状態で行われる。スライダ41が編出しベッド32に対して昇降変位するのに対し、針本体40は、後述するように、編出しベッド32に対して保持される。
針本体40には、下降阻止突起40b、スライダ収容溝40c、および上昇阻止部40dも形成される。上昇阻止部40dは、弾性変形部40eと突起40fとを含む。弾性変形部40eは先端の突起40fを針収容溝33の底面側に付勢する。スライダ収容溝40cには、スライダ41を相対的な昇降変位可能に収容する。編出しベッド32の蟻溝34,35に帯金43,44がそれぞれ装着されると、針本体40の下降阻止突起40bは、図12(a)の上側の突起15bと同様に、帯金43の上側に当接する。この位置では、上昇阻止部40dの突起40fも凹溝37に係合可能である。針本体40の下降は、下降阻止突起40bが帯金43の上側に当接して阻止される。針本体40の上昇は、上昇阻止部40dの突起40fが凹溝37に係合していれば阻止される。このようにして、針本体40は、編出しベッド32の針収容溝33に対して保持される。なお、昇降バー42は、案内溝36から離脱しないで昇降変位可能なように、止めねじ45でガイドされている。また、スライダ41には、後述するように、係合部41bを昇降バー42の係合溝42aへの着脱時に容易に変形させることができる弾性変形部41cが設けられている。
図2は、図1の編出しベッド32、針本体40およびスライダ41の構成をそれぞれ示す。また、図3は、編出し針31として、針本体40のスライダ収容溝40cにスライダ41を収容している状態を、(a)では側面視、(b)では平面視、(c)では底面視、(d)では側面断面視して、それぞれ示す。編出しベッド32は、図12(b)に示す編出しベッド10とは、基本的には凹溝37を有する点で相違する。針本体40は、図12(c)に示す針本体15では固定されている下側の突起15cが上昇阻止部40dの弾性変形部40eの先端の突起40fとして、可動となっている点で相違する。スライダ41は、図12(d)に示すスライダ16とは、下端付近に弾性変形部41cを有する点で相違する。
図4は、図1の編出しベッド32の構成を斜視して示す。編出しベッド32は、蟻溝34,35との間で針収容溝33に凹溝37を設けている。この凹溝37は、編出しベッド32の板面側からの切削加工などで形成することができる。蟻溝34,35間の部分は、針収容溝33が形成されていない部分も切削され、板面から凹溝37に達する開放溝38が形成されている。
図5は、編出しベッド32の針収容溝33に収容されている針本体40の保持を解除する際に、凹溝37に対する突起40fの係合を解除する作業の概要を、図4の下方から開放溝38の中間付近を断面視する状態で示す。図4の編出しベッド32では、針収容溝33に針本体40およびスライダ41を収容しても、突起40fの近傍に、開放溝38を介して鈎付部材39の先端の鈎部39aを差込むことができる。鈎部39aで突起40fを凹溝37から引込めば、針本体40の上昇阻止の作用は解除される。帯金43の上側には下降阻止突起40bが当接しているけれども、突起40fと凹溝37との係合による上昇阻止を解除すれば、針本体40を針収容溝33内で上昇させることが可能になる。凹溝37が設けられていない針収容溝33の底面では、弾性変形部40eの変形で、突起40fは底面に当接する状態を維持し、帯金43で覆われている部分も通過可能となる。スライダ41は、針本体40のスライダ収容溝40c内で相対的に昇降変位可能であるので、針本体40が上昇すると、相対的に下降する。
図6は、図5に示すようにして、突起40fと凹溝37との係合を解除した後で、さらに針本体40およびスライダ41を編出しベッド32の針収容溝33から離脱させる状態を示す。(a)に示すように、スライダ41には弾性変形部41cが設けられているので、係合部41bを昇降バー42の係合溝42aから容易に外すことができる。(b)に示すように、下端の係合部41bを外したスライダ41を上昇させれば、弾性変形部41cでの弾性変形を解除させても、スライダ41の係合部41bは針収納溝33側に移行し、昇降バー42の係合溝42aとは係合しなくなる。(c)に示すように、針本体40とスライダ41とをともに上昇させれば、帯金43を装着したままで、上方に抜出すことができる。針本体40とスライダ41とを上方から編出しベッド32に装着する際には、図6の(c)、(b)、(a)に示す状態を、抜出しとは逆に経るようにすればよい。
図7は、本発明の実施の第2形態としての編出し装置50の主要部分の構成を示す。編出し針51では、図1のスライダ41を用いる。昇降バー42、帯金43,44、および止めねじ45も図1と同様であるので、重複する説明は省略する。(a)に示すように、編出しベッド52は、針収容溝53が設けられて、編出し針51を収容可能であるけれども、図1のような凹溝37に相当する部分は設けられていない。したがって、編出しベッド52は、図11および図12に示す編出しベッド10と基本的に同等である。(b)に示すように、針本体60は、フック格納突起60a、下降阻止突起60bおよびスライダ収容溝60cに関しては、図2に示す針本体40と基本的に同等であるけれども、上昇阻止部60dの構成が異なる。すなわち、上昇阻止部60dの弾性変形部60eは、編出しベッド52の板面側に突起60fを付勢するように形成されている。(a)に示すように、突起60fは、帯金43の下側に当接し、帯金43は編出しベッド52に固定されるので、針収容溝53に対して針本体60の上昇を阻止する。したがって、帯金43の上側と下側とに突起がそれぞれ当接して、針本体60が編出しベッド52に保持される点では、図12(a)に示す針本体15と同等である。ただし、針本体60の突起60fは、編出しベッド52の板面側から押圧して、帯金43の下側との当接を解除し、針本体60を上側に抜出すことができる。
図8は、本発明の実施の第3形態としての編出し装置70の主要部分の構成を示す。編出し装置70では、編出し針71のスライダ41は、図1の編出し装置30と同等であり、編出しベッド52は図7の編出し装置50と同等であるので、重複する説明を省略する。(b)に示すように、針本体80は、フック格納突起80a、下降阻止突起80bおよびスライダ収容溝80cに関して、図7(b)に示す針本体60と同等である。上昇阻止部80dは、弾性変形部80eの形状が図7(b)の弾性変形部60eと異なり、突起80fは、突起60fのように弾性変形部60eの先端ではなく、弾性変形部80eの中間に形成されている。すなわち、図7の針本体60の弾性変形部60eは、片持ち梁の形状であるのに対し、弾性変形部80eは両持ち梁の形状である。
図9は、本発明の実施の第4形態としての編出し装置90の主要部分の構成を示す。編出し装置90では、編出し針91のスライダ41は、図1の編出し装置30と同等であり、編出しベッド52は図7の編出し装置50と同等であるので、重複する説明を省略する。(b)に示すように、針本体100は、フック格納突起100a、下降阻止突起100bおよびスライダ収容溝100cに関して、図7(b)に示す針本体60と同等である。上昇阻止部材101は、突起101aと弾性変形部101bとを有する梁本体100とは別の部材であり、針本体100に設ける凹所100dに収納する。上昇阻止部材101の機能は、図8の上昇阻止部80dと同等である。
以上で説明した実施の各形態の編出し装置は、編出しベッドに編出し針が装着されている板面が正面側となるように横編機の歯口下方に設置しておけば、編出し装置から編出しベッドを取外さないでも、横編機の正面側から編出し針を容易に着脱することができる。また、編出しベッドへの編出し針の保持に帯金を利用しているけれども、編出しベッドに対して固定される部材であれば、同様に利用することができる。
本発明の実施の第1形態としての編出し装置30の主要部分の構成を示す側面断面図である。 図1の編出し装置30を構成する編出しベッド32の側面断面図、針本体40およびスライダ41の側面図である。 図1の編出し針31の側面図、平面図、底面図および側面断面図である。 図1の編出しベッド32の斜視図である。 図1の編出しベッド32の針収容溝33に収容されている針本体40の保持を解除する際に、凹溝37に対する突起40fの係合を解除する作業の概要を示す、図4の下方から見た開放溝38の中間付近の断面図である。 図5に示すようにして、突起40fと凹溝37との係合を解除した後で、さらに針本体40およびスライダ41を編出しベッド32の針収容溝33から離脱させる状態を示す側面断面図である。 本発明の実施の第2形態としての編出し装置50の主要部分の構成を示す側面断面図および針本体60の側面図である。 本発明の実施の第3他の形態としての編出し装置70の主要部分の構成を示す側面断面図および針本体80の側面図である。 本発明の実施の第4形態としての編出し装置90の主要部分の構成を示す側面断面図および針本体100の側面図である。 従来からの横編機1に設けられる編出し装置4の概略的な機能を示す簡略化した側面断面図である。 図10の編出し装置4の主要部分の構成を示す分解斜視図である。 図10に示す編出し装置4の主要部分の構成を示す側面断面図および側面図である。
符号の説明
30,50,70,90 編出し装置
31,51,71,91 編出し針
32,52 編出しベッド
33,53 針収納溝
37 凹溝
38 開放溝
39 鈎付部材
40,60,80,100 針本体
40a,60a,80a,100a フック格納突起
40b,60b,80b,100b 下降阻止突起
40c,60c,80c,100c スライダ収容溝
40d,60d,80d 上昇阻止部
40e,41c,60e,80e,101b 弾性変形部
40f,60f,80f,101a 突起
41 スライダ
41a フック
43,44 帯金
101 上昇阻止部材

Claims (1)

  1. スライダを針本体に対して相対的に上昇させるとスライダの上端のフックを針本体上端のフック格納突起に格納可能な編出し針を、編出しベッドの溝に装着させた横編機の編出し装置において、
    針本体は、
    編出しベッドの溝から板面側に突出し、該溝を覆う保持部材の上側に当接して、針本体が該溝に沿って下降するのを阻止する下降阻止突起と、
    下降阻止突起よりも下側に設けられ、該溝の保持部材で覆われている部分を通過するように弾性変形可能であり、下降阻止突起が保持部材に当接する状態で弾性変形から回復すれば、該溝に対して係止されて、針本体が該溝に沿って上昇するのを阻止可能な上昇阻止部を有し、
    上昇阻止部は、編出しベッドの溝の底面側に弾性変形で出没可能な突起であって、予め定める方向への外力の印加でも該弾性変形を行って、針本体の上昇阻止の解除が可能であり、
    該溝の底面には、突出状態の突起が係合可能な凹部が形成されており、
    該編出しベッドの板面側から該凹部に鈎状の部材を差込み、該突起を没状態として該凹部への係合を解除することが可能であることを特徴とする横編機の編出し装置。
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