JP5054779B2 - トランスファプレス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、往復動作を行うスライドにより被加工物のプレス加工を行うと共に、クランプ動作、リフト動作、アドバンス動作、ダウン動作、アンクランプ動作及びリターン動作を行うフィーダによりその被加工物の搬送を行うトランスファプレス装置に関する。
従来、被加工物にプレス加工をすると共に被加工物を次の加工位置等に搬送するというプレス加工サイクルを繰り返し実行するトランスファプレス装置が知られている。
このようなトランスファプレス装置においては、プレス加工を行うスライドの運動(上昇と下降)と、被加工物を次の加工位置等に搬送するフィーダの運動(クランプ動作、リフト動作、アドバンス動作、ダウン動作、アンクランプ動作及びリターン動作)とを、完全に同期するように制御して、スライドとフィーダとが干渉(接触、衝突等)せずに協働するようにしている。
例えば、サーボプレス装置においてスライドとフィーダの双方の運動を完全に同期させる方法の一つとしては、クランク軸を回転させてスライドを下降させそして上昇させるとともに、スライドを移動させるクランク軸の回転角度(プレス角度)に基づいてフィーダの運動を移動する方法がある。
これに対して、毎回のプレス加工サイクル中において、フィーダのアドバンス動作、リターン動作の動作区間内については、フィーダとスライドの運動の完全同期を行わないようにする技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−262285号公報
トランスファプレス装置によりプレス加工サイクルを繰り返し実行している途中で、例えば、金型の保守や、プレス加工による製品の確認、金型の取替えなどのために、利用者の指示により、プレス加工サイクルを停止することが行われる。
スライドとフィーダとの完全同期を取っている従来のトランスファプレス装置においては、利用者からの停止指示があった場合には、例えばプレス角が290°の近傍(スライドの上死点を0°とする)でスライドとフィーダの双方を同時に停止するようにしている。従って、スライドは上昇中の上死点と下死点との中間よりやや高い位置に停止して待機し、フィーダは、スライドのこの待機位置に対応した位置、すなわち、リターン後に被加工物をクランプする位置近傍に停止して待機することとなる。
この待機状態では、スライドの位置が上死点より低く、且つフィーダが金型上の被加工物をクランプする位置にあるために、金型を拭く等の保守、金型の交換や、製品の確認等の作業を行う場合には、スライドやフィーダが邪魔になることがある。また、フィーダの動作を確認するために、フィーダを単独で移動させたい場合には、スライドをフィーダと干渉しないようにするために、スライドを上死点に移動させる必要が生じることがある。また、スライドのみを単独で動かしてプレス加工を行わせてみたい場合には、クランプの位置にあるフィーダをプレス加工の邪魔にならない位置へ移動させる必要が生じることがある。また、この時に安全のためにスライドをロックする場合、スライドの待機位置近傍ではスライドがある程度の速度をもって上昇中であることから、スライドの停止位置のばらつきが大きくなり、スライドの待機位置として1つの特定位置にロックすることが難しい。
また、一旦このようにプレス加工サイクルを停止した後に、再びプレス加工サイクルを開始させる場合には、フィーダの位置が確実に被加工物をクランプして後続の動作に進めるよう、スロースタート、すなわち、通常の動作より遅い速度で装置の運動を開始しなければならないという問題がある。
因みに、特許文献1に記載された技術は、毎回のプレス加工サイクル内におけるルーチンと予定されているスライドの一時停止のための同期解除に関するものであって、プレス加工サイクル自体の停止に伴って生じる上述の問題に対しては、何らの解決も開示されていない。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、プレス加工サイクルを停止させた場合に、スライドやフィーダに邪魔されずに容易にメンテナンスやその他の任意作業が行えるようにすることである。また、本発明の別の目的は、一旦停止したプレス加工サイクルを開始するときに、スライドとフィーダの起動を容易にし、且つスライドとフィーダの動作の同期がスムーズに開始できるようにすることにある。
本発明に従うトランスファプレス装置は、往復動作を行って被加工物をプレスするスライドと、前記被加工物が前記スライドによりプレスされてないときに前記被加工物のクランプ動作、リフト動作、アドバンス動作、ダウン動作及びアンクランプ動作を行い、前記被加工物が前記スライドによりプレスされているときにリターン動作を行うフィーダとを備える。このトランスファプレス装置は、さらに、前記スライドの往復動作の繰り返しからなる連続するプレス加工サイクルの実行中に、前記プレス加工サイクルの停止指示を入力する停止入力手段と、前記停止入力手段に応答して、前記スライドを所定のスライド待機位置に移動させて停止させるスライド制御手段と、前記停止入力手段に応答して、前記フィーダを所定のフィーダ待機位置に移動させて停止させるフィーダ制御手段とを有し、前記スライド待機位置は、前記フィーダを単独で搬送動作させることが可能な位置であり、前記フィーダ待機位置は、前記スライドを単独でプレス動作させることが可能な位置である。
本発明に従うトランスファプレス装置によれば、プレス加工サイクルを停止した後に、例えば、スライド単独のプレス加工動作や、フィーダ単独による搬送動作を行うことが容易であり、また、金型の拭き取りや製品の確認等の作業においても、スライドおよびフィーダが邪魔になりにくい。
好適な実施形態では、前記スライド待機位置は、前記スライドが上死点であり、前記フィーダ待機位置は、前記リターンが終了した位置である。これにより、金型の拭き取りや製品の確認等の作業において、スライドおよびフィーダが最も邪魔になりにくい。
本発明に従うトランスファプレス装置では、スライド待機位置とフィーダ待機位置とは、相互間の依存なしに、独立してそれぞれの最適位置に定められる。そのために、前記スライド制御手段は、前記停止指示が入力された後、前記スライドが前記スライド待機位置に到達するまでは、前記フィーダが停止したか否かに関わらず、前記スライドの動作を前記プレス加工サイクルの実行時から継続させ、前記スライドが前記スライド待機位置に到達した時点で前記スライドを停止させるように構成されてよい。あるいは、前記フィーダ制御手段は、前記停止指示が入力された後、前記フィーダが前記フィーダ待機位置に到達するまでは、前記スライドが停止したか否かに関わらず、前記フィーダの動作を前記プレス加工サイクルの実行時から継続させ、前記フィーダが前記フィーダ待機位置に到達した時点で前記フィーダを停止させるように構成されてよい。
好適な実施形態では、前記スライド制御手段は、前記停止指示が入力された後、前記スライドが前記スライド待機位置に到達するまでは、前記スライドの動作を前記プレス加工サイクルの実行時から継続させ、前記スライドが前記スライド待機位置に到達した時点で前記スライドを停止させる。他方、前記フィーダ制御手段は、前記停止指示が入力された後、前記スライドが前記スライド待機位置に到達するまでは、前記スライドと前記フィーダの動作とが同期するようにして、前記フィーダの動作を前記プレス加工サイクルの実行時から継続させ、さらに、前記スライドが前記スライド待機位置で停止した後、前記フィーダが前記フィーダ待機位置に到達するまでは、前記フィーダの動作を単独で継続させ、前記フィーダが前記フィーダ待機位置に到達した時点で前記フィーダを停止させる。
従って、サイクル停止指示が入ると、スライドが先にスライド待機位置に来て停止し、その後、フィーダが単独で動作を継続して、フィーダ待機位置まで行って停止する。このようにプレス加工サイクルが停止した場合、その後、プレス加工サイクルを再開するときには、フィーダの動作(つまり、被加工物の準備)がスライドより既に先に進んでいるので、スライドをスムーズに起動できる。
本発明に従うトランスファプレス装置は、前記スライドと前記フィーダが前記スライド待機位置と前記フィーダ待機位置にそれぞれ停止しているときにプレス加工サイクルの開始指示を入力する開始入力手段を更に備え、前記フィーダ制御手段は、前記スライドの動作が開始した後、前記スライドの位置が前記フィーダ待機位置に対応した位置に達した時に、前記フィーダの動作を開始するように構成されてよい。あるいは、前記スライドと前記フィーダが前記スライド待機位置と前記フィーダ待機位置にそれぞれ停止しているときにプレス加工サイクルの開始指示を入力する開始入力手段と、前記フィーダが前記スライドと同期しているならば前記スライドが現在存在しているべき想定プレス角度を発生する想定プレス角度発生装置とを更に備え、前記スライド制御手段は、前記フィーダの動作が開始した後、前記想定プレス角度が前記スライド待機位置に対応したプレス角度に達した時に、前記スライドの動作を開始するように構成されてもよい。
この構成によれば、プレス加工サイクルが一旦停止した後にプレス加工サイクルを再開するとき、フィーダとスライドの動作の再同期化がスムーズに行える。
例えば、プレス加工サイクルの再開時、まず、スライドが単独で起動し、その後、スライドがフィーダ待機位置に対応する位置に来た時点で、フィーダが起動し、以後、スライドとフィーダが同期して動作する場合、従来のようにスライドとフィーダが同時に同期して起動する従来技術の場合のようなスロースタートは不要である。
本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置の要部の概略的な平面構成図である。 本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置が有する制御システムの構成図である。 本発明の一実施形態に係るフィーダの動作を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るスライドの動作と、フィーダの動作とを説明する図である。 本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置の制御処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置のプレス・フィーダ同期制御処理(図5のステップS5)のフローチャートである。
符号の説明
1 トランスファプレス装置、2 プレス機、3 フィーダ、4 ボルスタ、5 スライド、6 フィンガ、7L,7R バー、11 プレス制御回路、11A サイクル開始ボタン、11B サイクル停止ボタン、12 フィーダ制御回路、13 NCコントローラ、14 エンコーダ、15 メイン通信線、16 フィーダ・プレス間通信線、17 フィーダ通信線、18A〜18F サーボアンプ、19A〜19F モータ、20A〜20F エンコーダ、21 プレス通信線、22A,22B I/Fユニット、23A〜23D エンコーダ、24A〜24D エンコーダ、25A〜25F PDM器、26A〜26F サーボアンプ、27A〜27F サーボモータ、28A〜28F エンコーダ。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが特許請求の範囲にかかる発明に必須であるとは限らない。
本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置の要部の概略的な平面構成図を示す。
トランスファプレス装置1は、複数の加工位置P2〜P4のそれぞれにセットされた被加工物(図示省略)に対してプレス加工を行うプレス機2と、被加工物を順次に搬送して各被加工物をプレス機2の複数の加工位置P2〜P4へ順次にセットするフィーダ3とを有する。
プレス機2は、複数の加工位置P2〜P4のそれぞれに下側金型が取り付けられるボルスタ4と、ボルスタ4の上方に配置され、前記複数の加工位置P2〜P4に相対する位置のそれぞれに上側金型が取り付けられる上下移動可能なスライド5と、スライド5を移動させるための動力源としてのサーボモータ27A〜27F(図2参照)とを有する。なお、サーボモータ27A〜27Fに代えて、油圧シリンダや油圧モータのような油圧アクチュエータや、モータのベルト駆動によるフライホイールが動力源として用いられてもよい。各被加工物に対して、複数の加工位置P2〜P4のそれぞれにおいて、異なるプレス加工が順次に行えるようになっている。
スライド5は、図示しない複数のクランク軸にコンロッドを介して接続されており、クランク軸が回転されるとボルスタ4の上方において往復運動、つまり下降と上昇、を順次に繰り返すようになっている。ここで、クランク軸の回転角度をプレス角といい、本実施形態では、スライド5の上死点をプレス角の原点(0°)としている。クランク軸は、サーボモータ27A〜27Fによって回転されるようになっている。
フィーダ3は、プレス機2の上流側(図面左側)にあるフィード位置P1から下流側(図面右側)にあるイジェクト位置P5まで、ボルスタ4上の加工位置P2〜P4を順次経由して被加工物を搬送する。本実施形態では、フィーダ3は、後述する(図3参照)クランプ動作、リフト動作、アドバンス動作、ダウン動作及びアンクランプ動作という一連の動作を行うことで、図示しないDF(Destack Feeder:デスタックフィーダ)によってフィード位置P1に搬入された一枚の被加工物を最初の加工位置P2に搬送し、同時に加工位置P2に載置された被加工物を加工位置P3に搬送し、同時に加工位置P3に載置された被加工物を加工位置P4に搬送し、同時に加工位置P4に載置された被加工物(加工後の製品)をボルスタ4外のイジェクト位置P5に搬送する。その後、フィーダ3は、リターン動作を行って、上述の一連の動作を再び実行するための元の位置にもどる。連続的にプレス加工サイクルが繰り返されている間、フィーダ3は、上述したクランプ動作、リフト動作、アドバンス動作、ダウン動作、アンクランプ動作及びリターン動作という一連の動作を繰り返す。
フィーダ3は、上述した位置P1〜P5の列の両側に配置された2本のバー7R、7Lと、それらバー7R、7Lに取り付けられ、位置P1〜P4上の複数の被加工物を同時にクランプするための複数のフィンガ6、6、…と、バー7R、7Lを移動させる動力を発生させるモータ19A〜19F(図2参照)とを有する。バー7R、7Lは、対向するバー7Rのフィンガ6、6、…とバー7Lのフィンガ6、6、…とで位置P1〜P4上の複数の被加工物を同時にクランプしてそれらを次の位置P2〜P5へ搬送するように動作させられる。すなわち、バー7R、7Lは、モータ19A〜19Fによる動力により、アドバンス動作及びリターン動作に関わるフィード軸(X軸)方向、クランプとアンクランプの動作に関わるクランプ軸(Y軸)方向、リフトとダウンの動作に関わるリフト軸(Z軸)方向に移動するようになっている。
図2は、本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置が有する制御システムの構成図を示す。
トランスファプレス装置1により実行されるプレス加工サイクルの開始及び停止の指示を入出力するプレス制御回路11と、フィーダ3の動作を制御するフィーダ制御回路12と、スライド5の運動を制御するNC(Numerical control)コントローラ13とが、例えば、信号バスライン又はLAN(Local Area Network)などのようなメイン通信線15を介して接続されている。
プレス制御回路11は、プレス加工サイクルを開始および停止するためのボタン(サイクル開始ボタン11A及びサイクル停止ボタン11B)などをもつユーザインタフェース(図示省略)を有し、そのユーザインタフェースを介して利用者からの各種指示を入力し、トランスファプレス装置1の全体を統括制御する。例えば、プレス制御回路11は、サイクル開始ボタン11Aにより利用者からプレス加工サイクルの開始指示を入力し、当該開始指示をフィーダ制御回路12及びNCコントローラ13に送信する。また、プレス制御回路11は、利用者から、サイクル停止ボタン11Bによりプレス加工サイクルの停止指示を入力し、当該停止指示をフィーダ制御回路12及びNCコントローラ13に送信する。
フィーダ制御回路12には、上述した複数のクランク軸の中の或る代表的なクランク軸の回転位置に応じたパルス信号をカウントすることにより、代表的なクランク軸のプレス角(以下、代表プレス角という)を検出し、代表プレス角を示す位置信号を発するロータリエンコーダ14が接続されている。フィーダ制御回路12は、エンコーダ14からの位置信号を受信する。また、フィーダ制御回路12は、フィーダ通信線17を介して、サーボアンプ18A〜18Fに接続されている。サーボアンプ18A〜18Fには、モータ19A〜19Fが接続されている。
モータ19Aは、フィーダ3のバー7R、7Lの双方の上流側部分をクランプ軸方向に移動させる(つまり、クランプ動作とアンクランプ動作の)ための動力を発生する。モータ19Bは、バー7R、7Lの下流側部分をクランプ軸方向に移動させる(つまり、クランプ動作とアンクランプ動作の)ための動力を発生する。モータ19Cは、バー7R、7Lの双方の上流側部分をリフト軸方向に移動させる(つまり、リフト動作とダウン動作の)ための動力を発生する。モータ19Dは、バー7R、7Lの下流側をリフト軸方向に移動させる(つまり、リフト動作とダウン動作の)ための動力を発生する。モータ19Eは、リニアモータであり、バー7Lをフィード軸方向に移動させる(つまり、アドバンス動作とリターン動作の)ための動力を発生する。モータ19Fは、リニアモータであり、バー7Rをフィード軸方向に移動させる(つまり、アドバンス動作とリターン動作の)ための動力を発生する。
サーボアンプ18A〜18Fに対して、フィーダ制御部12は、上述したフィーダ軸、クランプ軸、リフト軸のそれぞれの方向へバー7R、7Lを移動させるための制御指令(例えば、モータ19A〜19Fの目標回転速度)を送信する。
モータ19A〜19Fの回転または直線移動位置に応じた信号を発するエンコーダ20A〜20Fが設けられている。エンコーダ20A〜20Fからの信号は、それぞれの対応するモータを制御するサーボアンプ18A〜18Fに入力される。
サーボアンプ18A〜18Fは、フィーダ制御回路12から受信した制御指令と、エンコーダ20A〜20Fからの信号に基づいて、モータ19A〜19Fの動作、つまりバー7R、7Lの動作を制御する。
フィーダ制御回路12は、プレス加工サイクルの実行中にフィーダ3(バー7R、7L)が行うべき具体的な動作を時間軸に沿って定義したフィーダ用タイムスケジュール12Tを記憶する。フィーダ用タイムスケジュール12Tには、例えば、検出された代表プレス角が所定の基準角度(基準位置)になった時点を原点とした時間軸上の各時点においてサーボアンプ18A〜18Fに供給すべき制御指令(例えば、モータ19A〜19Fの目標速度)を定義する。
ここで、フィーダ3がフィーダ用タイムスケジュール12Tに従って動作すると共に、スライド5が後述するスライド用スケジュール13Tに従って動作し、かつ、フィーダ用タイムスケジュール12Tとスライド用スケジュール13Tの時間軸が相互間でずれてなければ、フィーダ3とスライド5の動作が結果的に同期するように、それらのスケジュール12T、13Tが予め作成されている。
フィーダ制御回路12は、プレス制御回路11からプレス加工サイクルの開始指示を受け取ると、その後、エンコーダ14からの位置信号が示す代表プレス角が上記基準角度(フィーダ用タイムスケジュール12Tの時間軸の原点に相当するプレス角)になったことを検出するまで待ち、そして、その基準角度の検出時点以降の各時点にて、その各時点に対応する制御指令をフィーダ用タイムスケジュール12Tから取得して、サーボアンプ18A〜18Fに送信する。上記基準角度としては、例えば、フィーダ3とスライド5が同期している場合にフィーダ3のリターンがちょうど終了した時点にてスライド5が存在すべき位置、すなわち、スライド5が下死点から上死点まで上昇している途中のほぼ240°位のプレス角、とすることができる。
フィーダ制御回路12は、また、プレス加工サイクルを実行中の上記各時点において、エンコーダ14からの位置信号が示す代表プレス角と、フィーダ3とスライド5とが同期しているならばスライドが現在存在しているべき位置(想定プレス角)とを比較し、代表プレス角が想定プレス角よりも進んでいる場合には、スライド5の速度(以下、プレス速度という)を減少させる指示(換言すれば、プレス角を遅らせる指示)をNCコントローラ13にフィーダ・プレス間通信線16を介して送信し、他方、代表プレス角が想定プレス角よりも遅れている場合には、プレス速度を増加させる指示(換言すれば、プレス角を進ませる指示)をNCコントローラ13にフィーダ・プレス間通信線16を介して送信する。なお、想定プレス角は、フィーダ用タイムスケジュール12T上で上記時間軸上の各時点ごとに定義されていてもよいし、フィーダ3のエンコーダ20A〜20Fからの信号から検出されるフィーダ3の現在位置に基づいて計算されてもよい。
フィーダ制御回路12は、プレス加工サイクルの実行中にプレス制御回路11からプレス加工サイクルの停止指示を受け取った場合には、フィーダ3を所定のフィーダ待機位置まで移動させてそこに停止させる制御を行う。ここで、フィーダ待機位置は、フィーダ3がアンクランプ動作を終えた後、クランプ動作を開始する前までの間の位置とすることができ、本実施形態では、フィーダ待機位置は、リターン動作がちょうど終了した位置とする(図3参照)。後述するように、上記停止指示が発せられた場合、本実施形態ではスライド5は上死点で停止する(つまり、スライド5の待機位置は上死点である)が、フィーダ制御回路12は、停止信号を受けた後、スライド5が上死点に到達した(と想定される)時点までは、フィーダ用タイムスケジュール12Tに基づいて、フィーダ3とスライド5とが同期するようにフィーダ3を動作させ、そして、スライド5が上死点に到達した(と想定される)時点以降においては、スライド5が停止しても、フィーダ3だけをフィーダ用タイムスケジュール12Tに従ってさらに動作させてフィーダ待機位置にまで移動させて、そのフィーダ待機位置でフィーダ3を停止させる。
NCコントローラ13には、プレス通信線21を介して、I/F(インタフェース)ユニット22A及び22B、PDM(Pulse Density Modulation:パルス密度変調)器25A〜25Fが接続されている。PDM器25A〜25Fは、サーボアンプ26A〜26Fに接続されている。サーボアンプ26A〜26Fには、モータ27A〜27Fが接続されている。
モータ27Aと27Bは、スライド5の上流右側部分を上昇及び下降させるための動力を発生する。モータ27Cと27Dは、スライド5の上流左側部分を上昇及び下降させるための動力を発生する。モータ27Eは、スライド5の下流右側部分を上昇及び下降させるための動力を発生する。モータ27Fは、スライド5の下流左側部分を上昇及び下降させるための動力を発生する。
サーボアンプ26A〜26Fに対して、NCコントローラ13は、スライド5の各部のプレス速度指令(例えば、目標プレス速度に対応した目標モータ回転速度であり、どのモータも同一値でよい)を出力する。
PDM器25A〜25Fは、NCコントローラ13から出力されたプレス速度指令にパルス密度変調を行い、変調した信号をサーボアンプ26A〜26Fに送信する。
各モータ27A〜27Fの動作位置に応じた信号を発するエンコーダ28A〜28Fが設けられている。エンコーダ28A〜28Fの出力信号は、それぞれ対応するモータを制御するサーボアンプ26A〜26Fに入力されるようになっている。
サーボアンプ26A〜26Fは、PDM25A〜PDM25Fから受信した信号と、エンコーダ28A〜28Fからの信号に基づいて、モータ27A〜27Fの動作を制御する。
I/Fユニット22Aには、上流右側のモータ27Aと27Bによるプレス角を検出するための信号を発するエンコーダ23Aと、上流左側のモータ27Cと27Dによるプレス角を検出するための信号を発するエンコーダ23Bと、下流右側のモータ27Eのプレス角を検出するための信号を発するエンコーダ23Cと、下流左側のモータ27Fのプレス角を検出するための信号を発するエンコーダ23Dとが接続されている。I/Fユニット22Aは、各エンコーダ23A〜23Dの検出結果をNCコントローラ13に入力する。
I/Fユニット22Bには、スライド5の上流右側部分の高さ位置を検出するための信号を発するエンコーダ24Aと、スライド5の上流左側部分の高さ位置を検出するための信号を発するエンコーダ24Bと、スライド5の下流右側部分の高さ位置を検出するための信号を発するエンコーダ24Cと、スライド5の下流左側部分の高さ位置を検出するための信号を発するエンコーダ24Dとが接続されている。I/Fユニット22Bは、各エンコーダ24A〜24Dの検出結果をNCコントローラ13に入力する。
なお、エンコーダ24A、24B、24C及び24Dに代えて、それぞれの部分におけるスライド5の高さ位置を検出するリニアセンサを設けるようにしてもよい。
NCコントローラ13は、プレス加工サイクルの実行中にスライド5が行うべき具体的動作を時間軸に沿って定義したスライド用タイムスケジュール13Tを記憶する。スライド用タイムスケジュール13Tは、例えば、上死点でスライド5が下降を開始した時点を原点とした時間軸上の各時点において、PDM器25A〜25Fに供給すべきプレス速度指令(例えば、その各時点での目標プレス速度に対応した目標モータ回転速度)を定義する。
NCコントローラ13は、プレス加工サイクル実行中の各時点において、スライド用タイムスケジュール13Tに定義されたその各時点でのプレス速度指令をPDM器25A〜25Fに送信する。
後述するように、プレス加工サイクルの開始前は、スライド5は上死点にて待機している。この状態においてNCコントローラ13は、プレス制御回路11からプレス加工サイクルの開始指示を受け取ると直ちに、上述したようにスライド用タイムスケジュール13Tから各時点のプレス速度指令を取得して、PDM器25A〜25Fに送信する処理を開始する。
また、NCコントローラ13は、プレス加工サイクルの実行中にプレス制御回路11からプレス加工サイクルの停止指示を受け取ると、その後、スライド用タイムスケジュール13Tに従ってスライド5を上死点(スライド待機位置)まで移動させ、その上死点(スライド待機位置)でスライド5を停止させる制御を行う。
図3は、本発明の一実施形態に係るフィーダの動作を説明する図である。なお、同図では、複数の加工位置P2〜P4中の一つの加工位置P2にある被加工物を次の加工位置P3に搬送するフィーダ3のフィンガ6に着目して動作を説明する。バー7L、7Rの動作もフィンガ6と同様である。
フィーダ3の移動動作は、移動線FML、FMRに示すように、加工位置P2にある搬送対象の被加工物を両側のフィンガ6によってクランプして被加工物を保持するクランプ動作(閉動作)と、フィンガ6に保持された被加工物を金型より高い位置まで持ち上げるリフト(上昇)動作と、フィンガ6に保持された被加工物を次の加工位置P3まで前方へ移動させるアドバンス動作と、フィンガ6に保持された被加工物を加工位置P3の金型上に降ろしてそこにセットするダウン(下降)動作と、金型にセットされた被加工物からフィンガ6を離すアンクランプ動作(開動作)と、被加工物から離されたフィンガ6を元の加工位置P2まで後方へ戻すリターン動作とがある。連続してプレス加工サイクルが繰り返されている間、フィーダ3は、上述したクランプ動作、リフト動作、アドバンス動作、ダウン動作、アンクランプ動作及びリターン動作の一連の動作を繰り返す。
ここで、一点鎖線で図示された領域PRは、被加工物をプレスする際にスライド5が位置する領域を示しており、当該領域PRの上方の空間を、スライド5がプレス加工において移動する。ここで、領域PRの上方の空間をプレス加工空間ということとする。本実施形態では、例えば、クランプ動作の後半、リフト動作、アドバンス動作、ダウン動作及びアンクランプ動作の前半においては、フィーダ3の一部(例えば、フィンガ6の少なくとも一部)がプレス加工空間内に存在することになる。
本実施形態では、プレス加工サイクルの停止指示が入力された場合には、フィーダ3は、リターン動作がちょうど終了した位置(フィーダ待機位置)まで移動して、そこで停止し、以後、別途指示が入力されるまでそのフィーダ待機位置で待機するようになっている。このフィーダ待機位置は、フィーダ3のフィード軸に沿った後退端(最も後退した位置)で、かつ、クランプ軸に沿った開端(すなわち、両バー7L,7Rのフィンガ6の間が最も開いている位置)で、かつ、リフト軸に沿った低端(最も低い位置、つまり、いわゆるパスライン)である。このフィーダ待機位置では、フィーダ3は、上述したプレス加工空間の外に存在し、かつ、被加工物を保持してない。
図4は、本発明の一実施形態に係るスライドの動作と、フィーダの動作とを同じ時間軸に沿って説明する図である。図4Aは、スライド5の動作を示し、図4Bは、フィーダ3の動作を示している。
本実施形態では、スライド5の待機位置(スライド待機位置)は、上死点(厳密な上死点でなくても、上死点の近傍でもよい)である。図4Aに示すように、スライド5は、プレス加工サイクルが開始されると、曲線PPに示すように、上死点から下降して下死点に近づいていき、下死点近傍において被加工物に対して実際のプレス加工を行ない、続いて、下死点から上昇して上死点に到達する。このようにスライド5を運動させるために、各モータ27A〜27Fのモータ回転数は、例えば曲線RSに示すように制御される。
本実施形態では、スライド5が上死点(スライド待機位置)から下降を開始する時点(図4中の左端)を時間軸の原点として、その時間軸上の諸時点におけるモータへの制御指令(例えば、曲線RSに示すような目標回転速度)が、スライド用タイムスケジュールT13に定義されている。
なお、スライド5の具体的な動作態様は、利用者が任意に定義することができる。特に下死点近傍におけるプレス動作の態様は、プレス加工の諸元に応じて変わるので、例えば、曲線PPではなく、曲線PPaに示すように定義することもできる。因みに、曲線PPaに示すようにスライド5を動作させる場合には、曲線RSaに示すようなモータ目標回転速度をスライド用タイムスケジュールT13上に定義する。
各プレス加工サイクルでは、図4Aに示されたスライドの動作に同期して、フィーダ3の動作は図4Bに示すように制御される。すなわち、フィーダ3は、スライド5が上死点の付近に位置するときには、アドバンス動作を実行し、スライド5が比較的低い高さまで降下する前に、ダウン動作を終えて、アンクランプ動作に進み、スライド5が下死点の付近に位置するときには、リターン動作を実行するように制御される。また、フィーダ3は、リターン動作を終え、スライド5が上昇を開始した後に、クランプ動作に進み、スライド5がフィーダ3が比較的高い高さまで上昇した後に、リフト動作を行ない、アドバンス動作を開始するように制御される。そして、プレス加工サイクルが繰り返し実行されている間、フィーダ3は、繰り返し上記動作を実行するように制御される。
本実施形態では、フィーダ3を制御するためのフィーダ用タイムスケジュールT12には、フィーダ3がリターン動作をちょうど完了した時点(フィーダ待機位置(後退端、開端かつ低端の位置)の時点)を時間軸の原点として、その時間軸上での諸時点でフィーダ3に図4Bに示されたような諸動作を実行させるための各モータ19A〜19Fへの制御指令(例えば、目標速度)が定義されている。
このように、スライド5の動作とフィーダ3の動作は、それぞれの時間軸上で別個に定義されている。図4Aと図4Bとを結ぶ破線により示されるように両時間軸が相互間でずれてなければ、スライド5の動作とフィーダの動作とは結果的に同期することになる。また、スライド5の動作とフィーダ3の動作とを同期させずに分離して制御することも容易である。
従って、本実施形態では、上述したように、プレス加工サイクルの実行中(スライド5とフィーダ3とが同期して動作しているとき)にプレス加工サイクルの停止指示が入ると、その後にスライド5が上死点(スライド待機位置)に到達した時点で、スライド5のみを停止させ、その後、(フィーダ3の動作をスライド5の動作から分離して)フィーダ3の動作のみを継続させて、フィーダ3がリターンを終了した時点(つまり、フィーダ待機位置に到達した時点)で、フィーダ3を停止させる、という制御が行われる。また、このようにプレス加工サイクルの停止指示が入った後にプレス加工サイクルの開始指示が再び入ると、まずは、スライド5の動作のみを開始してスライド5を上死点から下降させ、その後、スライド5がフィーダ待機位置に対応する位置(プレス角が240度の近傍)に来た時(この時まではスライド5とフィーダ3とは同期してない)に、フィーダ3の動作を開始して、スライド5とフィーダ3を同期して動作させる、という制御が行われる。また、スライド5の下死点近傍におけるプレス動作の具体的な態様は、フィーダ3の移動動作とは関係なしに、任意に定義することができる。
上記説明から分かるように、スライド5の待機位置とフィーダ3の待機位置とが、相互間で依存することなく、独立して決められる。すなわち、本実施形態では、スライド待機位置は上死点(その近傍も含み得る意味)であり、フィーダ待機位置は、リターン動作がちょうど終わった位置(後退端、開端及び低端の位置)(その近傍も含み得る意味)である。その結果、トランスファプレス装置1の待機中に金型のメンテナンス等が行い易く、スライド5をその待機位置にてロックすることも容易である。加工サイクルを再開する時、スライド5とフィーダ3を同時に同期させて起動する必要がなく、フィーダ3はスライド5より遅れて起動できるので、フィーダ3が被加工物をクランプし損う可能性が減り、スロースタートの必要性もない。
因みに、フィーダ3の位置又は運動をスライド5のプレス位置に応じて制御する従来技術によると、上記のようにスライド5の動作とフィーダ3の動作の同期や分離を容易に行うことはできず、また、スライド待機位置とフィーダ待機位置とを独立して決めることは難しい。さらに、そのような従来技術では、スライド5の被加工物への衝突時の衝撃によって、スライド5の位置に振動が発生すると、フィーダ3の位置もそれに追従するのでフィーダ3のハンチングが発生するという問題があるが、本実施形態では、スライド5の位置が振動しても、フィーダ3の位置はその影響を受けない。
次の本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置の処理について説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置1の制御処理のフローチャートである。
利用者によって、プレス制御回路11がもつサイクル開始ボタン11Aが押下されると(ステップS1)、プレス制御回路11がプレス加工サイクルの開始指示をフィーダ制御回路12及びNCコントローラ13に送信する。NCコントローラ13は、プレス制御回路11からの開始指示に応答してプレス加工サイクルを開始する(ステップS2)。NCコントローラ13は、各プレス加工サイクルにおいて、スライド用タイムスケジュール13Tからプレス速度指令を取得して、PDM器25A〜25Fに送信する。これにより、PDM器25A〜25Fが、NCコントローラ13から出力されたプレス速度指令にパルス密度変調を行い、変調した信号をサーボアンプ26A〜26Fに送信し、サーボアンプ26A〜26Fがモータ27A〜27Fの速度をその変調信号に従って制御する。
また、これと並行して、フィーダ制御回路12は、プレス制御回路11からの開始指示を受け取ると、エンコーダ14の信号により検出される代表プレス角が所定の基準角度(例えば、240°であり、これはフィーダ待機位置(リターンがちょうど終わった位置に対応する)になったか否か、すなわち、プレスのスライド5がフィーダ待機位置に対応する位置に来たか否かを判定する(ステップS3)。この結果、代表プレス角が基準角度にまだ達してない間は、フィーダ制御回路12は、フィーダ3を待機状態のままに維持する。その後、代表プレス角が基準角度に到達すると、フィーダ制御回路12は、フィーダ3を起動して(ステップS4)、プレス・フィーダ同期制御処理(ステップS5)を行う。
プレス・フィーダ同期制御処理(ステップS5)では、フィーダ制御回路12は、代表プレス角が基準角度に達した時点以後の諸時点の各々において、フィーダ用タイムスケジュール12Tから各時点に対応する制御指令を取得し、それをサーボアンプ18A〜18Fに送信する。それと並行して、フィーダ制御回路12は、上記諸時点の各々において、エンコーダ14の信号により検出される代表プレス角と、各時点でのフィーダ3の位置(実際の現在位置又はタイムスケジュールに基づく位置のいずれであってもよい)に対応する想定プレス角とを比較し、代表プレス角が想定プレス角よりも進んでいる場合には、プレス速度を減少させる指示(プレス速度減少指示)をNCコントローラ13にフィーダ・プレス間通信線16を介して送信し、他方、代表プレス角が想定プレス角よりも遅れている場合には、プレス速度を増加させる指示(プレス速度増加指示)をNCコントローラ13にフィーダ・プレス間通信線16を介して送信する処理を開始する。フィーダ3の動作を制御する時間軸と、スライド5の動作を制御する時間軸との間にずれがあってフィーダ3の動作とスライド5の動作とが同期してない場合に、上述したプレス速度減少/増加指示により、そのずれが修正されて、フィーダ3の動作とスライド5の動作とが事実上同期するようになる。
従って、プレス加工サイクルの開始指示が入った場合、まず、スライド5が上死点から動作を開始し、その後、スライド5がフィーダ3の待機位置(リターン動作がちょうど終了した位置)に対応する位置に来た時から、フィーダ3の動作が開始して、以後、スライド5とフィーダ3の動作が同期することになる。
このようなプレス・フィーダ同期制御処理が実行されている間、プレス制御回路11は、利用者によってサイクル停止ボタン11Bが押下されたか否かを検出し(ステップS6)、サイクル停止ボタン11Bが押下されていないと検出した場合(ステップS6:No)には、プレス・フィーダ同期制御処理を引き続き実行する。
一方、サイクル停止ボタン11Bが押下されたことを検出した場合(ステップS6:Yes)には、プレス制御回路11は、プレス加工サイクルの停止指示をフィーダ制御回路12及びNCコントローラ13に通知する。
NCコントローラ13は、プレス制御回路11からプレス加工サイクルの停止指示を受け取ると、その後、スライド5がスライド待機位置(上死点)に到達するまでは、上記のようにスライド用タイムスケジュール13Tに従って制御されるスライド5の動作を継続し、スライド5がスライド待機位置(上死点)に到達した時、スライド5をその上死点に停止させる(ステップS7)。
フィーダ制御回路12は、プレス制御回路11からプレス加工サイクルの停止指示を受け取ると、その後、フィーダ3がフィーダ待機位置(リターン動作がちょうど終了した位置)に到達するまでは、上記のようにフィーダ用タイムスケジュール12Tに従って制御されるフィーダ3の動作を継続し、フィーダ3がフィーダ待機位置(リターン動作がちょうど終了した位置)に到達した時、フィーダ3をそのフィーダ待機位置に停止させる(ステップS8)。従って、プレス加工サイクルの停止指示が入った場合、まず、スライド5が上死点に到達したところで停止し、その後、フィーダ3が単独で動作を継続して、リターン動作が終わった時点でフィーダ3が停止することになる。
図6は、本発明の一実施形態に係るトランスファプレス装置のプレス・フィーダ同期制御処理(図5のステップS5)のフローチャートを示す。
プレス・フィーダ同期制御処理(図5のステップS5)においては、NCコントローラ13は、各時点において、スライド用タイムスケジュール13Tに基づいて、その各時点でのプレス速度指令を決定する(ステップS11)。また、NCコントローラ13は、フィーダ制御回路12からプレス速度減少指示又は増加指示を受信しているか否かを判定し(ステップS12及びS14)、減少指示又は増加指示を受信している場合には、決定されたプレス速度指令が示す目標速度値を、プレス速度減少指示又は増加指示が示す減少値又は増加値だけ減少又は増加させる(ステップS13及びS15)。これにより、その時点でのプレス速度指令が確定される。
次いで、NCコントローラ13は、上記ステップS11〜S15で確定されたプレス速度指令をPDM器25A〜25Fに送信する。これにより、PDM器25A〜25Fが、NCコントローラ13から出力されたプレス速度指令に従いパルス密度変調を行い、変調信号をサーボアンプ26A〜26Fに送信し、サーボアンプ26A〜26Fがモータ27A〜27Fの速度を変調信号に従って制御する。
一方、上記のようなNCコントローラ13の制御動作と並行して、フィーダ制御回路12は、以下の制御動作を行う。すなわち、フィーダ制御回路12は、各時点において、フィーダ用タイムスケジュール12Tからその各時点におけるフィーダ3への制御指令を取得して、サーボアンプ18A〜18Fに送信する(ステップS17)。これにより、サーボアンプ18A〜18Fがモータ19A〜19Fを制御することとなる。
また、フィーダ制御回路12は、各時点において、エンコーダ14により検出される代表プレス角と、各時点でのフィーダ3の位置に対応する想定プレス角とを比較して、代表プレス角が想定プレス角よりも進んでいるか遅れているかを判断する(ステップS18及びS20)。代表プレス角が想定プレス角よりも進んでいる場合には、フィーダ制御回路12は、プレス速度減少指示をNCコントローラ13に送信し(ステップS19)、他方、代表プレス角が想定プレス角よりも遅れている場合には、プレス速度増加指示をNCコントローラ13に送信する(ステップS21)。
上記したように本実施形態のトランスファプレス装置1によると、サイクル停止ボタン11Bが押下された場合には、スライド5は、上死点(その近傍を含む)のスライド待機位置に停止され、フィーダ3は、リターン動作終了位置(その近傍を含む)のフィーダ待機位置に停止される。
したがって、トランスファプレス装置1のプレス加工サイクルの停止後において、スライド5を単独でプレス加工動作させても、フィーダと干渉することがなく、フィーダ3が邪魔になることがない。また、サイクル停止後の金型とスライド5との間の間隔が最大であるため、金型のふき取りや、製品確認も容易且つ迅速に行うことができる。また、フィーダ3を単独で搬送動作させても、スライド5と干渉することがなく、スライド5が邪魔になることがない。
また、本実施形態のように、モータにより回転されるクランク軸によりスライド5を往復移動させるプレス機2の場合、スライド待機位置が上死点であることにより、上死点でもモータの停止位置に多少の変動があっても、スライド5の停止位置はほとんど変動しないので、スライド5を精度よく上死点に停止させることができる。このため、サイクル停止後に安全のためにスライド5をその上死点にロックする機構(典型的には、プレス機2のフレームなどの固定物に形成された穴と、スライド5に形成された穴とに、閂を通すようにしたもの)が簡単になるとともに、確実にスライド5を上死点にロックできる。
また、本実施形態のトランスファプレス装置1によれば、フィーダ3の動作が、スライド5の位置に依存しない時間スケジュールに従って制御されるので、プレス時の衝撃でスライド5の位置が変動しても、フィーダ3はスライド5の位置変動の影響を受けずに動作することができる。
また、本実施形態のトランスファプレス装置1によれば、スライド5の移動を開始する際には、フィーダ3の移動を考慮する必要がないので、スライド5の移動とフィーダ3の移動とを完全同期させる従来技術の場合のように、スロースタートの必要がなく、いきなり定常運転速度で動作を開始できる。
また、本実施形態のトランスファプレス装置1によれば、スライド5は、被加工物をクランプしてない状態から動作を開始するので、被加工物をクランプする状態から動作を開始する従来技術のように、動作開始時にDFからの被加工物をクランプし損ってしまう、いわゆる歯抜け運転が生じる可能性が低減される。
また、本実施形態のトランスファプレス装置1によれば、スライド5とフィーダ3の動作を同期させる方法として、フィーダ3の位置に応じてスライド5の動作を修正するようにしているので、それとは逆にスライド5の位置に依存してフィーダ3の動作を制御する従来技術に比較して、(スライド5の動作の方が、フィーダ3の動作よりも単純であるから)制御が容易である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態は本発明の説明のための例示にすぎず、本発明の適用範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
例えば、上記実施形態では、スライド待機位置を上死点(その近傍でもよい)としているが、本発明はこれに限られず、フィーダ3がその移動範囲のどの位置にあってもフィーダ3に接触し得ないようにフィーダ3から十分離れた位置(例えば、フィーダ3の移動範囲の外にスライド5及び上側金型が存在する位置)であれば、スライド待機位置は、上死点以外の位置(例えば、フィーダ3の最大高さより高い任意の位置)でもよい。
また、上記実施形態では、フィーダ待機位置をリターン動作の終了位置(その近傍でもよい)としているが、本発明はこれに限られず、スライド5がその移動範囲のどの位置にあってもスライド5による被加工物のプレス加工に支障を与えない位置(例えば、スライド5及び上側金型の移動範囲の外にフィーダ3が存在する位置)であれば、フィーダ待機位置は、リターン動作終了位置以外の位置でもよい(例えば、リターン動作の開始から終了までの間の任意の位置)であってもよい。
また、上記実施形態では、サイクル停止時には、スライド5をスライド待機位置で先に停止させ、その後にフィーダ3をフィーダ待機位置に停止させ、また、サイクル開始時には、スライド5をスライド待機位置から先に起動し、その後にフィーダ3をフィーダ待機位置から起動させるが、本発明はこれに限られず、スライド5とフィーダ3の停止順序または起動順序が、サイクル停止時またはサイクル開始時のプレス角などの状況に応じて、または状況に関係なく常に、上記実施形態とは逆であっても良い。例えば、フィーダ3のリターン中にサイクル停止が入った場合、まず、フィーダ3のリターンが終了した時点でフィーダ3を停止し、その後に、スライド5が上死点に到達した時点で、スライド5を停止してもよい。また、起動時において、フィーダ3を起動させ、その後、スライド5を動作させるようにしてもよく、この場合には、フィーダ3がスライド5と同期しているならばスライド3が現在存在しているべき想定プレス角度を発生する想定プレス角度発生装置を備えるようにし、NCコントローラ13は、フィーダ3の動作が開始した後、想定プレス角度がスライド待機位置に対応したプレス角度に達した時に、スライド5の動作を開始するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、プレス制御回路11は、ユーザから停止指示、及び/又は開始指示を入力するようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、プレス制御回路11が、外部の装置から停止指示及び/又は開始指示を入力するようにしてもよく、また、プレス制御回路11が、トランスファプレス装置内部において発生した停止指示及び/又は開始指示を入力するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、クランク軸の回転によってスライドを移動させる方式のトランスファプレス装置に本発明を適用した例を示していたが、本発明はこれに限られず、例えば、ボールスクリューを回転させることによりスライドを移動させる方式や、油圧シリンダでスライドを移動させる方式や、モータのベルト駆動によるフライホイールによりスライドを移動させる方式のトランスファプレス装置にも適用することができる。
また、上記実施形態では、フィーダ用タイムスケジュール12Tは、フィーダ3を駆動するモータ19A〜19Fの目標回転速度を時間軸に沿って定義したものであり、スライド用スケジュール13Tは、プレス機2を駆動するモータ27A〜27Fの目標回転速度を時間軸に沿って定義したものであるが、本発明ではこれに限られない。例えば、フィーダ用タイムスケジュール12Tが、フィーダ3のバー7R、7Lの各軸方向の目標位置を時間軸に沿って定義したものであってもよい。この場合、バー7R、7Lの各軸方向の位置の検出装置を設け、この検出装置からの検出値と前記目標位置との差から速度指令を算出し、サーボアンプ18A〜18Fに送信することになる。また、スライド用スケジュール13Tが、スライド5の目標位置を時間軸に沿って定義したものであってもよい。この場合、スライドの位置の検出装置を設け、この検出装置からの検出値と前記目標位置との差から速度指令を算出し、PDM器25A〜25Fに送信することになる。

Claims (8)

  1. 往復動作を行って被加工物をプレスするスライド(5)と、
    前記被加工物が前記スライド(5)によりプレスされてないときに前記被加工物のクランプ動作、リフト動作、アドバンス動作、ダウン動作及びアンクランプ動作を行い、前記被加工物が前記スライド(5)によりプレスされているときにリターン動作を行うフィーダ(3)と
    を備えるトランスファプレス装置(1)において、
    前記スライド(5)の往復動作の繰り返しからなる連続するプレス加工サイクルの実行中に、前記プレス加工サイクルの停止指示を入力する停止入力手段(11B)と、
    第1の時間軸上の各時点での前記スライド(5)に対する制御内容を定義したスライド用タイムスケジュール(13T)に従って、前記スライド(5)の動作を制御し、前記停止入力手段(11B)に応答して、前記フィーダ(3)を単独で搬送動作させることが可能な位置であるスライド待機位置に前記スライド(5)を移動させて停止させるスライド制御手段(13)と、
    第2の時間軸上の各時点での前記フィーダ(3)に対する制御内容を定義したフィーダ用タイムスケジュール(12T)に従って、前記フィーダ(3)の動作を制御し、前記停止入力手段(11B)に応答して、前記スライド(5)を単独でプレス動作させることが可能な位置であるフィーダ待機位置に前記フィーダ(3)を移動させて停止させるフィーダ制御手段(12)と
    を有し、
    前記トランスファプレス装置は、更に、前記スライド(5)と前記フィーダ(3)が前記スライド待機位置と前記フィーダ待機位置にそれぞれ停止しているときにプレス加工サイクルの開始指示を入力する開始入力手段(11A)と、
    前記フィーダ(3)が前記スライド(5)と同期しているならば前記スライド(5)が現在存在しているべき想定プレス角度を発生する想定プレス角度発生装置と
    を備え、
    前記スライド制御手段(13)は、前記フィーダ(3)の動作が開始した後、前記想定プレス角度が前記スライド待機位置に対応したプレス角度に達した時に、前記スライド(5)の動作を開始する
    トランスファプレス装置。
  2. 前記スライド待機位置は、前記スライド(5)が上死点である
    請求項1に記載のトランスファプレス装置。
  3. 前記フィーダ待機位置は、前記リターン動作が終了した位置である
    請求項1又は2に記載のトランスファプレス装置。
  4. 前記スライド制御手段(13)は、前記停止指示が入力された後、前記スライド(5)が前記スライド待機位置に到達するまでは、前記フィーダ(3)が停止したか否かに関わらず、前記スライド(5)の動作を前記プレス加工サイクルの実行時から継続させ、前記スライド(5)が前記スライド待機位置に到達した時点で前記スライド(5)を停止させる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のトランスファプレス装置。
  5. 前記フィーダ制御手段(12)は、前記停止指示が入力された後、前記フィーダ(3)が前記フィーダ待機位置に到達するまでは、前記スライド(5)が停止したか否かに関わらず、前記フィーダ(3)の動作を前記プレス加工サイクルの実行時から継続させ、前記フィーダ(3)が前記フィーダ待機位置に到達した時点で前記フィーダ(3)を停止させる
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のトランスファプレス装置。
  6. 前記スライド制御手段(13)は、前記停止指示が入力された後、前記スライド(5)が前記スライド待機位置に到達するまでは、前記スライド(5)の動作を前記プレス加工サイクルの実行時から継続させ、前記スライド(5)が前記スライド待機位置に到達した時点で前記スライド(5)を停止させ、
    前記フィーダ制御手段(12)は、前記停止指示が入力された後、前記スライド(5)が前記スライド待機位置に到達するまでは、前記スライド(5)と前記フィーダ(3)の動作とが同期するようにして、前記フィーダ(3)の動作を前記プレス加工サイクルの実行時から継続させ、さらに、前記スライド(5)が前記スライド待機位置で停止した後、前記フィーダ(3)が前記フィーダ待機位置に到達するまでは、前記フィーダ(3)の動作を単独で継続させ、前記フィーダ(3)が前記フィーダ待機位置に到達した時点で前記フィーダ(3)を停止させる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のトランスファプレス装置。
  7. スライド用タイムスケジュール(13T)とフィーダ用タイムスケジュール(12T)は、前記第1と第2の時間軸が互いにずれてなければ前記スライド(5)の動作と前記フィーダ(3)の動作とが結果的に同期するように、それぞれの制御内容を定義している
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のトランスファプレス装置。
  8. 前記フィーダ制御手段(12)は、前記プレス加工サイクルの実行中、前記スライド(5)の位置に対応するプレス角度を検出し、検出された前記プレス角度と前記想定プレス角度との間のずれがあるか判断し、前記ずれがあるときには、前記スライド(5)の動作速度を増加または減少するための速度増加/減少指示を前記スライド制御手段(13)に送信し、
    前記スライド制御手段(13)は、前記速度増加/減少指示に応答して、前記スライド(5)の動作速度を増加または減少する
    請求項7に記載のトランスファプレス装置。
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