JP5052122B2 - 使い捨てカイロ等に使用される包装材 - Google Patents

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Description

本発明は、一面が通気性シート、他面が非通気性シートからなり、内部に機能性充填物が封入される扁平状の袋体を備えた包装材に関し、例えば、使い捨てカイロ、吸湿シート、芳香シート、消臭シート、防虫シートなどとして使用される包装材に関する。
今日、鉄粉等を含有した発熱材を通気性のある扁平袋体内に封入した使い捨てカイロが広く普及している。この種使い捨てカイロは、非通気性シートよりなる包装袋(外装袋)の中に一つずつ気密状に封入して包装され、使用時にその包装袋を破って取り出したときに空気中の酸素が扁平袋体を通過して、発熱材が発熱するようになっている。
発熱材を封入する扁平袋体は、通常、略同一形状の通気性シートと非通気性シート、又は通気性シート同士における、互いの周縁部同士を熱圧着して扁平袋状に形成される。
このような従来の使い捨てカイロは、製造時において、発熱材が封入された扁平袋体を一つずつ包装袋(外装袋)に封入しなければならず、製造工程の簡素化、低コスト化に限界があった。また、使用時に包装袋を破って取り出さなければならないので面倒であるばかりか、包装袋はゴミになるので、地球環境保護などの面からも改良が望まれていた。
このような問題を解消するために、本出願人は、一面が非通気性シート、他面が通気性シートからなる内部に発熱材が封入された扁平袋体を、前記通気性シートが内側になるよう中央部分で折り曲げて二つ折りにし、且つ前記通気性シートにおける前記折り曲げ部分を除く互いに対向する縁部同士を剥離可能に接合せしめて密封状の外装レス包装形態とし、該二つ折り状の扁平袋体における前記接合せしめた縁部同士を引き剥がし展開して使用するよう形成した二つ折り型の外装レス式使い捨てカイロを先に提案した(特許文献1参照)。
この二つ折り型使い捨てカイロによれば、包装袋(外装袋)を不要として、製造の簡素化、低コスト化を図れ、且つ簡単に使用ができると共に、カイロ本体以外のゴミを大幅に低減し得るなど、多くの効果を奏する。
特願2006−125787号 特願2006−125788号
しかし、前記した二つ折り型使い捨てカイロに関し、その技術内容をより詳細に検討したところ、以下の点について改良の余地があることが判明した。
すなわち、本出願人による先提案の二つ折り型カイロでは、通気性シートとして、ポリエチレンフィルムなどの難剥離性接合層の上に、ナイロンフィルムなどの強度維持層を積層し、その上にイージーピールフィルムを積層し、且つ、周縁部以外の部分に微細孔が多数形成された多孔シートが開示されている。
しかし、既存の設備を用いてこのような積層構造の通気性シートを押し出し成形などで一体成形することは容易ではなく、新規な成形装置が必要となり、コスト高になるという問題があった。
また、使い捨てカイロは、手に持ったりポケット等に入れて使用する所謂貼らないタイプ、衣類などに貼り付けて使用する所謂貼るタイプ、靴の中に入れて使用する靴用タイプなどの様々な用途があり、その用途毎に通気性を選択する必要がある。
すなわち、靴の中で使用する足用タイプや肌着に貼って使用する貼るタイプでは通気性の悪い環境で使用するので高い通気性(例えば3000sec/100cc程度)が必要とされ、貼らないタイプでは通気性が良すぎると発熱材が発熱し過ぎるので、通気性を抑制(例えば35000sec/100cc程度に)する必要がある。
このように通気性を制御するには、前記した積層構造の通気性シートに形成する微細孔の孔径や数などを調整しなければならず、製造に手間がかかると共に、コスト高になるという問題がある。
このような問題は、本出願人による先提案の分離型使い捨てカイロ(特許文献2参照)にも関わることである。
また、本出願人は、先提案の二つ折り型使い捨てカイロ、分離型使い捨てカイロの構成は、必ずしも使い捨てカイロとしてのみ適用されるものではなく、一面が通気性シート、他面が非通気性シートからなり、内部に機能性充填物が封入される扁平状の袋体を備えた包装材として広く対応可能であり、例えば、吸湿シート、芳香シート、消臭シート、防虫シートなどとして使用し得るという、新たな知見を得た。
本発明はこのような従来事情に鑑みて成されたもので、その目的とする処は、一面が通気性シート、他面が非通気性シートからなり、内部に機能性充填物が封入される扁平状の袋体を備えた包装材であって、袋体における通気性の制御が容易になし得、且つ、製造が容易で、低コストでの提供が可能な、新規な包装材を提供することにある。
以上の目的を達成するために本発明は、内部に機能性充填物が封入される扁平状の袋体を備えた包装材であって、前記袋体は、一面が通気性シート、他面が非通気性シートからなり、前記通気性シートは、前記袋体の裏面層となる多孔質合成樹脂フィルムの上に、接着層を介して、前記袋体の表面層となるイージーピールフィルムを積層してなり、該イージーピールフィルムが多数の針孔を有すると共に、前記接着層が、前記針孔を塞がないように形成されており、前記扁平状の袋体を二つ備え、それら袋体を、前記通気性シート同士が対面するように重ね合わせ、且つ、該重なり合った袋体の前記通気性シートにおける前記イージーピールフィルムの対向せる縁部同士を熱圧着により易剥離性をもって接合させて、二つの袋体が重なり合った密封状の包装形態と、前記イージーピールフィルムの縁部同士を引き剥がして二つに分離した使用形態とに変形可能に形成したことを特徴とする。
このように、多数の針孔が形成されたイージーピールフィルムと、多孔質合成樹脂フィルムを、接着層を介して接合せしめた積層フィルムは、既存の設備により容易に形成することができる。また、イージーピールフィルムに形成する針孔の孔径や数を任意に選択することで、扁平状袋体の通気性を適宜に調整(例えば3000sec/100cc〜35000sec/100cc程度)することができる。この際、多孔質合成樹脂フィルムは微細孔を多数備えているので、イージーピールフィルムに形成する針孔の数や穿孔の手間は、本出願人による先出願中に開示された場合に比べ、大幅に低減し得ることは言うまでもない。
尚、本発明においては、多数の針孔が形成されたイージーピールフィルムを、接着剤(接着層)を介して多孔質合成樹脂フィルムに接合せしめた積層構造の通気性シートとするので、多孔質合成樹脂フィルム(又はイージーピールフィルム)の全面に接着剤を塗布すると、該多孔質合成樹脂フィルムの微細孔、及びイージーピールフィルムの針孔が、接着剤で塞がれてしまう虞れがある。
よって、前記接着層は、前記針孔を塞がないように形成する必要がある。具体的には、接着層として、多孔質合成樹脂フィルム(又はイージーピールフィルム)に接着剤を格子状、網目状、散在状、ドット状などに塗布するなどの手段をあげることができる。
通気性シートを構成する多孔質合成樹脂フィルムとしては、例えば、厚さ40〜100μm程度のポリエチレン製、直鎖状低密度ポリエチレンやポリプロピレン製などの多孔質フィルムを用いることができる。
イージーピールフィルムとしては、例えば、ポリエチレンフィルムの表面にスチロール樹脂などを積層してなり、手で引き剥がすことができる剥離強度をもって熱圧着されるイージーピール性を有する厚さ20〜40μm程度のフィルム(例えば、東レフィルム加工(株)社製の「CFフィルム7601Eシリーズ」など)を用いることができる。
多孔質合成樹脂フィルムとイージーピールフィルムを接合するための接着剤としては、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、ポリアクリル酸エステル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂系などの接着剤を用いることができる。
または、ホットメルト型の粘着剤ないし接着剤の如く、加熱溶融できて常温又は加熱溶融時に粘着性を示すものを用いることができる。例えば、SISやSBS、SEBSやSIPSの如きスチレン系エラストマ、ポリエチレン、特に超低密度ポリエチレンやポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体の如きオレフィン系ポリマー、アクリル酸やメタクリル酸等のアルキルエステルを成分とするアクリル系ポリマー、ポリエステル系やポリアミド系やウレタン系等の熱可塑性樹脂等を成分とするものがあげられる。
イージーピールフィルムに針孔を多数形成した場合、その針孔からフィルムが裂ける虞れがある。よって、イージーピールフィルムの裏面に、合成樹脂補強フィルムからなる補強層を積層し、イージーピールフィルムを複層化すると良い。この場合、前記針孔は、イージーピールフィルムと該裏面側の合成樹脂補強フィルム(補強層)を貫通するよう形成することは言うまでもない。
ここで、補強層を形成するための合成樹脂補強フィルムとして、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂フィルムを用いることができる。袋体の柔軟性などを確保することを考慮すると、ナイロンフィルムを用いることが好ましい。
また本発明、前記通気性シートを覆う剥離自在な通気遮断手段を備え、該通気遮断手段は、前記イージーピールフィルムに対し、易剥離性をもって熱圧着されるイージーピールフィルムを備えることを特徴とする。
このように構成した場合、通気性シートを通気遮断手段で覆うだけで袋体の密封性が確保されるので、別途包装袋(外装袋)などに充填、密封する手間を省くことができ、外装レスタイプの包装材としての提供が可能になる。
通気遮断手段の具体的態様として、例えば、以下の二つの構成をあげることができる。
(1)前記扁平状の袋体を、前記通気性シートが内側になるように中央部分で折り曲げて二つ折り状とし、且つ、該二つ折り状となった前記通気性シートにおける前記イージーピールフィルムの対向せる縁部同士を熱圧着により易剥離性をもって接合させて、密封状の二つ折り包装形態と、前記イージーピールフィルムの縁部同士を引き剥がして展開させた使用形態とに変形可能に形成する。
(2)前記扁平状の袋体を二つ備え、それら袋体を、前記通気性シート同士が対面するように重ね合わせ、且つ、該重なり合った袋体の前記通気性シートにおける前記イージーピールフィルムの対向せる縁部同士を熱圧着により易剥離性をもって接合させて、二つの袋体が重なり合った密封状の包装形態と、前記イージーピールフィルムの縁部同士を引き剥がして二つに分離した使用形態とに変形可能に形成する。
これ以外にも、前記通気性シートを覆う剥離自在な通気遮断シートを備え、該通気遮断シートは、前記袋体表面の前記イージーピールフィルムに対し、易剥離性をもって熱圧着されるイージーピールフィルムを備えるものを用いることもできる。但し、この場合、通気遮断シートが剥離後に不要物となる。
本発明において、前記非通気性シートとして、前記通気性シートにおける前記多孔質合成樹脂フィルムに対し熱圧着可能なシーラント層を備え、該シーラント層の表面側にバリア層を積層したシートを用いることができる。このような構成の非通気性シートは使い捨てカイロの技術分野において通常用いられるものである(例えば、特開2002−345875号公報、特開2002−360624号公報、特開2006−116171号公報など参照)。
本発明においては、前記バリア層の表面側に半透明状等の透過性を有する不織布を積層し、且つ、前記バリア層の表面又は前記不織布の裏面に印刷を施したことを特徴とする。このような構成によれば、非通気性シートが和紙に印刷を施した和風の装丁を醸し出すものとなり、従来にない新規な意匠の包装材として供することができる。
本発明において、袋体内に封入する機能性充填物は、発熱材、吸湿剤、芳香剤、消臭剤、防虫剤など、用途に応じて任意に選択することができる。
例えば、機能性充填物が、通気性シートを介して袋体内に流入する空気と接触して発熱する発熱材である場合、外装レス式の使い捨てカイロを形成することができる。
機能性充填物が、通気性シートを介して袋体内に流入する空気中の水分を吸収する吸湿剤である場合、外装レス式の吸湿シートを形成することができる。
機能性充填物が、通気性シートを介して袋体外に放出される芳香剤又は消臭剤又は防虫剤である場合、外装レス式の芳香シート又は消臭シート又は防虫シートを形成することができる。
本発明の包装材により使い捨てカイロを形成する場合、該使い捨てカイロは、そのまま手に持ったりポケットなどに入れて使用する、所謂貼らないタイプの使い捨てカイロとして使用することができる。また、袋体の所望箇所に粘着層を設けると共に、該粘着層を剥離シートで覆い、使用時に剥離シートを剥して粘着層を露出させることで、衣類などに貼って使用する、所謂貼るタイプの使い捨てカイロとして使用することができる。
吸湿シート、芳香シート、消臭シート、防虫シートにおいても、袋体の所望箇所に粘着層を設けると共に該粘着層を剥離シートで覆い、使用時に剥離シートを剥して粘着層を露出させることで、所望箇所(例えば壁など)などに貼って使用するよう形成することができる。また、粘着層を設けず、直置き式としたり、別途フックなどを備えて吊下げ式とするなど、用途に応じて種々の構成を採用することができる。
また、本発明において、易剥離性をもって接合せしめたイージーピールフィルム同士を引き剥がす際の手掛かりとなるよう、前記接合せしめたイージーピールフィルムの縁部同士の一部に、非接合部を形成すると良い。
尚、袋体を形成する通気性シートと非通気性シートの周縁部同士は、通常、難剥離性をもって熱圧着され、これにより、前記扁平状の袋体が形成される。
より具体的な例として、例えば、使い捨てカイロの場合、扁平状の袋体が形成される際の、通気性シートと非通気性シートの周縁部同士の熱圧着によるシール強度(接合強度)は、例えば15(N/25mm)以上、好ましくは20(N/25mm)以上として、該袋体自体の周縁部を難剥離性接合部とする。
一方、イージーピールフィルム同士の縁部の熱圧着によるシール強度(剥離強度)は、例えば8〜24(N/25mm)、好ましくは10〜17(N/25mm)程度とし、且つ前記シール強度(接合強度)>該シール強度(剥離強度)となるようにして、該縁部を易剥離性接合部とする。
尚、前記した各シール強度(接合強度、剥離強度)は、熱圧着された二枚のシートを中央にしてその端部を180度開き、その状態で、各シートの端部を引張試験機のつかみ具に固定した後、前記熱圧着された二枚のシートが剥離するまで引張応力を加えて、剥離するまでの最大応力を求めたものである。
使い捨てカイロ以外の用途に用いる場合も、大凡、前記した数値に準ずるものとなるが、これに限定されるものではない。
以上説明したように本発明は、内部に機能性充填物が封入される扁平状の袋体を備えた包装材であって、該袋体は一面が通気性シート、他面が非通気性シートからなり、前記通気性シートは、ポリエチレンなどの多孔質合成樹脂フィルムの上に、接着層を介して、袋体の表面層となるイージーピールフィルムを積層したもので、該イージーピールフィルムが多数の針孔を有すると共に、前記接着層が、前記針孔を塞がないように形成されており、前記扁平状の袋体を二つ備え、それら袋体を、前記通気性シート同士が対面するように重ね合わせ、且つ、該重なり合った袋体の前記通気性シートにおける前記イージーピールフィルムの対向せる縁部同士を熱圧着により易剥離性をもって接合させて、二つの袋体が重なり合った密封状の包装形態と、前記イージーピールフィルムの縁部同士を引き剥がして二つに分離した使用形態とに変形可能に形成されている。
よって、用途に応じた所望の通気性を備えた包装材を、容易且つ低コストで提供することができ、使い捨てタイプのカイロ、吸湿シート、芳香シート、消臭シート、防虫シートなど、各種の用途に好適に用いることができる。
また、前記イージーピールフィルムに易剥離性をもって熱圧着されて前記通気性シートを覆う剥離自在な通気遮断手段を備えることで、別途包装袋(外装袋)などに充填、密封する手間や材料を省くことができ、外装レス式の新規な包装形態としての提供が可能になるなど、多くの効果を奏する。
以下、本発明に係る包装材として、所謂貼らないタイプの使い捨てカイロに使用する場合について説明する。
図1〜図4は、本出願人による先提案の二つ折り型使い捨てカイロ(特願2006−125787号)に本発明を適応した例を示す。
すなわち、本例の使い捨てカイロaは、発熱材1を扁平状の袋体2内に封入したものであって、発熱材1は、例えば鉄粉、水、バーミキュライト、活性炭、塩類等が混合された混合粉体で、酸素と反応して発熱するものである。尚、発熱材として、前記混合粉体をシート状に成形したり、シート状物に前記混合粉体を保持させたものを用いることもできる。
袋体2は、内部の発熱材1に酸素を供給できるように少なくともその一部分が通気性を有するようになっており、詳しくは、図1に示すように、略同一形状の通気性シート3と非通気性シート4の周縁部同士を、20(N/25mm)程度のシール強度(接合強度)をもって熱圧着して難剥離性接合部5とすることにより、扁平な袋状に形成されている。
通気性シート3は、図2に拡大断面を示すように、袋体2の裏面(非通気性シート4との接合面)となる層が低密度ポリエチレンフィルムからなる厚さ40〜50μm程度の多孔質合成樹脂フィルム3aであって、該フィルムは1〜10μmの平均孔径を有する微細孔が、通気度が3000〜35000(sec/100cc)程度となるよう形成されている。この多孔質合成樹脂フィルム3aの周縁部は、非通気性シート4の周縁部に対し、前記したシール強度(接合強度)をもって熱圧着して難剥離性接合部5を形成する。
多孔質合成樹脂フィルム3aの上には、接着層3bを介して、袋体2の表面層となる厚さ20〜40μm程度のイージーピールフィルム3dが積層されている。
イージーピールフィルム3dは、ポリエチレンフィルムの表面にスチロール樹脂などを積層してなり、手で引き剥がすことができる剥離強度をもって熱圧着されるイージーピール性を有するフィルムで、例えば、東レフィルム加工(株)社製の「CFフィルム7601Eシリーズ」などを用いることができる。
また、イージーピールフィルム3dは、裏面側に積層した合成樹脂補強フィルム3cにより複層化されており、該複層化されたイージーピールフィルム3d(イージーピールフィルム3dと合成樹脂補強フィルム3cの二層フィルム)に、針孔3eが穿設されている。
合成樹脂補強フィルム3cは、厚さ8〜15μm程度のナイロンフィルムからなり、針孔3eを穿孔することによるイージーピールフィルム3dの裂けを防止するための補強用裏地フィルムである。
イージーピールフィルム3dと合成樹脂補強フィルム3cからなる二層フィルムに穿設する針孔3eの孔径及び穿孔割合は、用途に応じて要求される通気性シート3の通気機能に応じて適宜選択される。
例えば、使い捨てカイロaが、靴の中で使用する足用タイプや肌着に貼って使用する貼るタイプである場合、通気性の悪い環境での使用になるので、高い通気機能(例えば3000sec/100cc程度)が必要とされ、通気性シート3としてその程度の通気機能が得られるように、針孔3eの孔径と穿孔割合が適宜設定される。
使い捨てカイロaが、貼らないタイプである場合、通気性が良すぎると発熱材1が発熱し過ぎるので、例えば35000sec/100cc程度に通気性を抑制する必要があり、通気性シート3としてその程度の通気機能が得られるように、針孔3eの孔径と穿孔割合が適宜設定される。
接着層3bは、前記した多孔質合成樹脂フィルム3aと合成樹脂補強フィルム3cを接合させる接着剤、例えば、段落0014で述べたものと同様の接着剤を用い、多孔質合成樹脂フィルム3aの微細孔と前記針孔3eを塞がないよう、格子状、網目状、スプレー等で噴霧し散在させた状態、又はドット状等に塗布されるようになっている。
非通気性シート4は、図3に拡大断面を示すように、袋体2の裏面(通気性シート3との接合面)となる層が低密度ポリエチレンフィルムからなる厚さ15〜25μm程度のシーラント層4aであり、このシーラント層4aの周縁部が、前記した通気性シート3における多孔質合成樹脂フィルム3aの周縁部に対し、前記したシール強度(接合強度)をもって熱圧着して難剥離性接合部5を形成する。
シーラント層4aの表面側(袋体2の表面側)には、厚さ10〜20μm程度のポリエチレンフィルム4bを積層して複層化し、且つ、ポリプロピレンフィルムに塩化ビニリデンをコーティングしたバリアフィルム4dを接着剤4cで積層してバリア層を形成し、非通気性シート4の非通気機能を確保している。
また、本例では、非通気性シート4の最外層(袋体2の表面層)に、目付量10〜50g/m程度の半透明状(透過性を有する)となるナイロン不織布4eを積層すると共に、バリアフィルム4dの表面(ナイロン不織布4e側)又はナイロン不織布4eの裏面(バリアフィルム4d側)に所望の印刷4fを施してある。これにより、ナイロン不織布4eを介してその印刷4fが視認されるようになっていて、非通気性シート4が和紙に印刷4eを施した和風の装丁を醸し出すような、従来にない新規な意匠を発現するようになっている。
このような積層構造の通気性シート3と非通気性シート4の周縁部同士を、所定温度と所定圧をもって熱圧着することで、互いの最内層である低密度ポリエチレンフィルム同士、すなわち、多孔質合成樹脂フィルム3aとシーラント層4aが、20(N/25mm)程度のシール強度をもって接合され、これにより難剥離性接合部5が形成されて、扁平状の袋体2が構成される。
そして、本例の使い捨てカイロaは、前記した通気性シート3を覆う剥離自在な通気遮断手段として、図4,図5に示すように、二つ折りにした密封状の包装形態を採用している。
すなわち、前記袋体2を、通気性シート3が内側になるように中央部分で折り曲げて二つ折りにし、且つ、通気性シート3のイージーピールフィルム3dにおける折り曲げ部分10を除く互いに対向する縁部同士を剥離可能に熱圧着して、二つ折りした袋体2の前記折り曲げ部分10を除く周縁部を易剥離性接合部6としている。これにより、図4,図5に示す密封状の二つ折り型外装レス包装形態から、前記易剥離性接合部6を引き剥がして展開させた図1に示す使用形態とに、容易に変形し得るようになる。
易剥離性接合部6は、二つ折りされたイージーピールフィルム3dにおける折り曲げ部分10を除く互いに対向する縁部同士を、10〜17(N/25mm)程度のシール強度(剥離強度)をもって熱圧着することで形成される。
このような包装形態によれば、袋体2の通気面(通気性シート3で形成された面)が空気に触れることのない密封構造となるので、非通気性の包装袋(外装袋)に封入したり外装材で覆うような必要なく、そのままの状態で保管、搬送が可能となる。
二つ折りした袋体2の前記折り曲げ部分10を除く周縁部の一部には、前記した易剥離性接合部6を引き剥がす際の操作片7a,7bが形成されている。操作片7a,7bは、前記易剥離性接合部6を形成する際に、通気性シート3の周縁部の一部を熱圧着しないことで形成される。該操作片7a,7bを有する場合、使用時において、該操作片7a,7bを手掛かりにして易剥離性接合部6を容易に引き剥がすことができる。
また、本例では、図5に示すように、前記した操作片7a,7bを、二つ折りされた袋体2における折り曲げ部分10と対向する縁部(前縁部)に形成し、該前縁部における易剥離性接合部は、袋体2の幅方向中心に頂点6aを有する山形の易剥離性接合部6’として、易剥離性接合部6を極めて容易に引き剥がすことができるようになっている。
図6には、前記した使い捨てカイロaの一部を変形した例を示す。
この例の使い捨てカイロa’では、前述した袋体2における前記折曲げ部分10に、通気性シート3と非通気性シート4とを、難剥離性接合部5と同様のシール強度をもって部分的に接合せしめた帯状の仕切り部10’が形成されており、この仕切り部10’で仕切られた左右の内部空間11a,11bにそれぞれ発熱材1が封入されると共に、この仕切り部10’で袋体2を折り曲げることで、前述した密封状の二つ折り型外装レス包装形態を形成するようになっている。
このように、袋体2を仕切り部10’で折り曲げて二つ折り状とすることで、該二つ折り部分(仕切り部10’)に発熱材1が存在せず、該折り曲げ部分が厚肉になることが無いので、中心に通孔が形成される所謂トンネル現象を防止することができる。よって、該折り曲げ部分(仕切り部10’)の両端において通気性シート3の縁部同士が確実に密着して熱圧着され、該折り曲げ部分両端からの空気の流入を防止することができる。
尚、図1〜図5に係る前述の使い捨てカイロaは、所謂「貼らないタイプ」としての例を示したものであるが、この例の使い捨てカイロa’は「貼るタイプ」として構成されている。すなわち、この例では、非通気性シート4の外側全面に粘着層12を設けると共にこれを剥離シート13で覆って、使用時に剥離シート13を剥して、所望箇所に貼り付けて使用し得るようになっている。
剥離シート13で覆われる粘着層12の形成部位は、通気性シート3の表面に部分的に設けたり、操作片7a,7b形成部分に設けるなど、適宜選択することができる。
図7,図8には、本出願人による先提案の分離型使い捨てカイロ(特願2006−125788号)に本発明を適応した例を示す。
この例の使い捨てカイロa”は、発熱材1が封入された前述の袋体2を二つ用意し、これら袋体2,2を、通気性シート3,3同士が対面するように重ね合わせ、且つ、各々の通気性シート3,3のイージーピールフィルム3d,3dにおける互いに対向する周縁部同士を剥離可能に熱圧着している。そして、重ね合わせた袋体2,2の周縁部同士に前述した易剥離性接合部6を形成し、二つの袋体2,2が重なりあった密封状の外装レス包装形態(図7参照)としている。
すなわち、重ね合わせた袋体2,2における通気性シート3の互いに対向する周縁部同士を、所定温度と所定圧をもって熱圧着することで、互いの最外層であるイージーピールフィルム3d,3dの周縁部同士が10〜17(N/25mm)程度のシール強度(剥離強度)をもって接合され、これにより易剥離性接合部6が形成されて、二つの袋体2,2が密封状に接合された分離型の使い捨てカイロa”を構成する。
このような包装形態によれば、それぞれの袋体2,2の通気面(通気性シート3で形成された面)が空気に触れることのない密封構造となるので、非通気性の包装袋(外装袋)に封入したり外装材で覆うような必要なく、そのままの状態で保管、搬送が可能となる。
重ね合わせた袋体2,2における熱圧着された周縁部(易剥離性接合部6)の一部には、該易剥離性接合部6を引き剥がす際の前述の操作片7a,7bが形成されている。
そして、使用の際には、この操作片7a,7bを指で摘むなどして周縁部(易剥離性接合部6)を引き剥がし、重ね合わせ状態の袋体2,2を分離すれば、前述の使い捨てカイロaが二つある状態になる(図8参照)。この状態では、各袋体2の通気性シート3が露出して空気に触れ、空気中の酸素が通気性シート3を通過して発熱材1が発熱し、各々が使用可能となる。
よって、各々の袋体2,2を左右のポケットに入れて使用したり、手袋内の加温用又は靴内の加温用などのように、左右一組として必要とされる場合に好適に用いることができる。
尚、この例の使い捨てカイロa”も、図6に係るカイロa’と同様、各袋体2における任意の箇所に、剥離シートで覆われる粘着層12を設けることで、所謂「貼るタイプ」とすることもできる。
また、袋体2の形状は図示したものに限定されず、正方形状、円形状、楕円形状など、扁平状であれば任意に選択可能である。
また、図示例では、使い捨てカイロとしての適用例を説明したが、発熱材1に代えて、袋体2内に吸湿剤を封入すれば使い捨てタイプの外装レス式吸湿シートとすることができ、芳香剤を封入すれば使い捨てタイプの外装レス式芳香シートとすることができ、消臭剤を封入すれば使い捨てタイプの外装レス式消臭シートとすることができ、防虫剤を封入すれば使い捨てタイプの外装レス式防虫シートとすることができる。また、これら以外の機能性充填物を適宜選択して使用することも可能である。
以上、本発明の実施形態例を説明したが、本発明は前述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において各種の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明を二つ折り型の外装レス使い捨てカイロに適用した実施形態の一例に係り、展開状態(使用形態)における袋体の中央縦断正面図を示す。 図1に示す袋体を構成する通気性シートの拡大断面図である。 図1に示す袋体を構成する非通気性シートの拡大断面図である。 図1に示す使い捨てカイロを二つ折りした状態(外装レス包装形態)を表す中央縦断正面図である。 図4に示す使い捨てカイロの斜視図である。 図1〜図5に示す使い捨てカイロの一部変更例に係り、二つ折りした状態(外装レス包装形態)を表す中央縦断正面図である。 本発明を分離型の外装レス使い捨てカイロに適用した実施形態の一例に係り、袋体同士を重ね合わせ状態(包装形態)における中央縦断正面図を示す。 図7に示す使い捨てカイロの、袋体同士を分離させた状態(使用形態)における中央縦断正面図を示す。
符号の説明
a,a’,a”:使い捨てカイロ
1:発熱材
2:袋体
3:通気性シート
3a:多孔質合成樹脂フィルム
3b:接着層
3c:合成樹脂補強フィルム
3d:イージーピールフィルム
3e:針孔
4:非通気性シート
4a:シーラント層
4d:バリアフィルム(バリア層)
4f:印刷
4e:不織布
5:難剥離性接合部
6:易剥離性接合部

Claims (7)

  1. 内部に機能性充填物が封入される扁平状の袋体を備えた包装材であって、
    前記袋体は、一面が通気性シート、他面が非通気性シートからなり、前記通気性シートは、前記袋体の裏面層となる多孔質合成樹脂フィルムの上に、接着層を介して、前記袋体の表面層となるイージーピールフィルムを積層してなり、該イージーピールフィルムが多数の針孔を有すると共に、前記接着層が、前記針孔を塞がないように形成されており、
    前記扁平状の袋体を二つ備え、それら袋体を、前記通気性シート同士が対面するように重ね合わせ、且つ、該重なり合った袋体の前記通気性シートにおける前記イージーピールフィルムの対向せる縁部同士を熱圧着により易剥離性をもって接合させて、二つの袋体が重なり合った密封状の包装形態と、前記イージーピールフィルムの縁部同士を引き剥がして二つに分離した使用形態とに変形可能に形成したことを特徴とする包装材。
  2. 前記イージーピールフィルムは、裏面側に積層した合成樹脂補強フィルムにより複層化されており、前記針孔が、前記イージーピールフィルムと該裏面側の合成樹脂補強フィルムを貫通していることを特徴とする請求項1記載の包装材。
  3. 前記通気性シートを覆う剥離自在な通気遮断手段を備え、該通気遮断手段は、前記イージーピールフィルムに対し、易剥離性をもって熱圧着されるイージーピールフィルムを備えることを特徴とする請求項1または2記載の包装材。
  4. 前記非通気性シートは、前記通気性シートにおける前記多孔質合成樹脂フィルムに対し熱圧着可能なシーラント層を備え、該シーラント層の表面側にバリア層を積層すると共に、該バリア層の表面側に透過性を有する不織布を積層し、且つ、前記バリア層の表面又は前記不織布の裏面に印刷を施したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装材。
  5. 前記機能性充填物が、前記通気性シートを介して前記袋体内に流入する空気と接触して発熱する発熱材であり、外装レス式の使い捨てカイロに使用されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の包装材。
  6. 前記機能性充填物が、前記通気性シートを介して前記袋体内に流入する空気中の水分を吸収する吸湿剤であり、外装レス式の吸湿シートに使用されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装材。
  7. 前記機能性充填物が、前記通気性シートを介して前記袋体外に放出される芳香剤又は消臭剤又は防虫剤であり、外装レス式の芳香シート又は消臭シート又は防虫シートに使用されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の包装材。
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