JP5051187B2 - 光学フィルタ - Google Patents
光学フィルタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5051187B2 JP5051187B2 JP2009150048A JP2009150048A JP5051187B2 JP 5051187 B2 JP5051187 B2 JP 5051187B2 JP 2009150048 A JP2009150048 A JP 2009150048A JP 2009150048 A JP2009150048 A JP 2009150048A JP 5051187 B2 JP5051187 B2 JP 5051187B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- transparent
- image contrast
- resin
- dark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
また、本発明のフィルタは、(気泡の混入なく)パターン層の凹凸を埋めて平坦化層となり得る厚みの接着剤層によって、電磁波遮蔽シートと画像コントラスト向上層とが貼り合わされていることにより、優れた画像コントラスト向上性とともに、可視光透明性を損なうことなく電磁波遮蔽性が付与された、特にディスプレイ用に好適な、光学フィルタとなる。
本発明の光学フィルタは、図1に示すように、基本的に、画像コントラスト向上層と、透明基材シート上に導電体パターン層が形成された電磁波遮蔽シートとを接着剤で貼り合わせてなる。
図2は、本発明で用いる画像コントラスト向上層の一例を示す模式的な断面図(A)と、これを暗色部側から見た平面図(B)であり、図3は、透明支持体を備えた本発明で用いる画像コントラスト向上層の斜視図である。
透明基材4としては、電離放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等の樹脂材料、あるいは硝子等の無機透明材料が各種使用可能である。通常は、溝状凹部3を形成し易く、軽量で薄くすることが可能であり、可撓性にも優れるという点で、樹脂材料が好ましく用いられる。電離放射線硬化性樹脂と熱硬化性樹脂については、後述の透明樹脂の説明箇所で例示するものと同様のものの中から選択して使用できる。また、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の含ハロゲン樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体等のスチレン系樹脂、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、アセテートブチレートセルロース等のセルロース樹脂、熱可塑性ポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、等が使用できる。
暗色部10は、図2及び図3に示すように、透明基材4の一方の面に形成されており、透明基材4の面内方向に沿って平行に並設された直線状の、且つその延長方向に直交する断面形状が台形又は略台形の形態からなるものである。そして、この暗色部10は、断面形状が台形又は略台形の溝状凹部3内に、暗色粒子1と透明樹脂2とが充填されて構成されている。
ル(メタ)アクリレート系、エポキシ(メタ)アクリレート系、ウレタン(メタ)アクリレート系、ポリオール(メタ)アクリレート系、シリコーン(メタ)アクリレート、不飽和ポリエステル系等の分子中にラジカル重合性官能基を有する重合性オリゴマー、あるいはノボラック系型エポキシ樹脂プレポリマー、芳香族ビニルエーテル系樹脂プレポリマー等のエポキシ系樹脂等の分子中にカチオン重合性官能基を有する重合性オリゴマー等が挙げられる。これらの電離放射線重合性プレポリマーは、1種単独で、又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、ここで、「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート又はメタクリレート」を意味する。
透光性領域20は、図2及び図3に示すように、隣接する暗色部10,10間に位置し、透明基材4の表面S1が透明保護層2Lで覆われて構成されている。この透明保護層2Lは、溝状凹部3に暗色粒子1とともに充填される透明樹脂2のみが、透明基材4の溝状凹部非形成部(凸部、又は透光性開口部ともいう。)、すなわち透光性領域20を被覆して構成されたものである。透明保護層2Lの厚さtは、用いる暗色粒子1の最小粒径及び最大粒径との関係で規定されるが、後述する関係を満たす範囲であれば、0.1μm〜30μmの範囲であることが好ましい。透明保護層2Lの厚さtが0.1μm未満では、通常の製法において、透明基材4の溝状凹部3以外の平坦部8である凸部上に形成した透明保護層2Lを研磨や拭き取り無しで実現することは困難であるとともに、主に透光性領域20の表面の汚染や擦り傷からの保護層としても不十分となる。また、透明保護層2Lの厚さtが30μmを超えると、表面の保護機能としては過剰品質となり、不要な価格高騰をきたすため、好ましくない。透明保護層2Lを汚染や擦り傷から保護する上では、高硬度で耐擦傷性に優れる電離放射線硬化性樹脂、又は熱硬化性樹脂が好ましい。
本発明の特徴は、暗色部10と透光性領域20の構成要素が以下の関係であるように構成した点にある、すなわち、暗色粒子1の最小粒径dmin及び最大粒径dmaxと、透明保護層2Lの厚さtと、溝状凹部3の最大幅W及び深さHとの間に、t<dmin<dmax<W、且つ、t<dmin<dmax<H、の関係が成り立つように構成されていることに特徴がある。
透明支持体6は、図3に示すように、透明基材3の透明保護層非形成側の面S2に必要に応じて設けることができる。なお、本願では、図3に示す透明支持体6を備えた画像コントラスト向上層を符号100Bで表し、図2に示す透明支持体6を備えない画像コントラスト向上層を符号100Aで表している。この透明支持体6は、透明基材4を支持し、透明基材4の機械的強度を補強したり、あるいは透明基材4の層形成、透明基材4上への溝状凹部3の形成、暗色部形成用組成物の溝状凹部3内への充填と透明保護層2Lの形成、画像コントラスト向上層100の他部材への積層等の加工工程における加工適性の付与等の目的で好ましく設けられるものである。この透明支持体6の材料は、上述した透明基材4のところで説明した材料から、透明支持体6を設ける目的に照らして適宜選択して適用できる。また、透明支持体6の厚さも透明支持体6を設ける目的に照らして適宜選択すればよい。
次に、本発明で用いる画像コントラスト向上層の製造例を説明する。図4は、本発明で用いる画像コントラスト向上層の製造方法の一例を示す工程フロー図である。
本発明のフィルタを構成する電磁波遮蔽シート300は、透明基材シート301上に導電体パターン層302を形成したもので、電磁波遮蔽性能と光透過性とを両立させた電磁波遮蔽シートである。
透明基材シート301は、可視領域での透明性(光透過性)、耐熱性、機械的強度等の要求物性を考慮して、公知の材料及び厚みを適宜選択すればよいが、生産性に優れるロール・トゥ・ロールでの連続加工適性を考慮すると、フレキシブルな樹脂フィルム(乃至樹脂シート)が好ましい。
樹脂フィルム、樹脂シートの樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、エチレングリコール−1,4シクロヘキサンジメタノール−テレフタール酸共重合体、エチレングリコール−テレフタール酸−イソフタール酸共重合体などのポリエステル系樹脂、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリプロピレン、シクロオレフィン重合体などのポリオレフィン系樹脂、トリアセチルセルロースなどのセルロース系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリイミド系樹脂等である。なかでも、ポリエチレンテレフタレートはその2軸延伸フィルムが耐熱性、機械的強度、光透過性、コスト等の点で好ましい樹脂である。
透明基材シートの厚みは基本的には特に制限はなく用途等に応じ適宜選択すればよいが、フレキシブルな樹脂フィルムを利用する場合、例えば12〜500μm、好ましくは25〜200μm程度である。
導電体パターン層302は、電磁波遮蔽性能と光透過性とを両立させたパターン層であればよく、金属パターン層、導電性組成物印刷パターン層のいずれでもよい。
該パターンは、電磁波遮蔽層に通常採用されるメッシュ(格子)状、ストライプ(縞)状、或いはスパイラル(螺旋)状であってよく、その線幅と線間ピッチも通常採用されている寸法であればよい。例えば、線幅は5〜50μmとすることができ、線間ピッチは100〜500μmとすることができる。開口率(電磁波遮蔽パターンの全面積中における開口部の合計面積の占める比率)は、通常、50〜95%程度である。またメッシュやストライプ形状の電磁遮蔽パターンとは別に、それと導通を保ちつつ隣接した全ベタ等の接地パターンが設けられる場合もある。
また、導電体パターン層の厚さは、その導電体パターン層の抵抗値によっても異なるが、電磁波遮蔽性能と該導電体パターン層上への他部材の接着適性との兼ね合いから、その中央部(突起パターンの頂部)での測定において、通常、2μm以上50μm以下であり、好ましくは、5μm以上20μm以下である。
透明基材シート上への金属パターン層の形成方法としては、次のような方法が挙げられる。
(1)一旦、透明基材シート上に金属厚膜を接着剤層を介して全面連続被覆した後、フォトリソグラフィー等の手法により、不要部分を除去して、所望のパターンに形成する方法。
(2)先ず、透明基材シート上の金属層不要部分直上部をレジスト層で被覆し、しかる後、その上に真空蒸着、スパッタリング、電解又は無電解メッキ等で金属により、レジスト非形成部直上にのみ金属を堆積積層する方法。
(3)先ず、印刷法により、透明基材シート上の金属層必要部分直上部を無電解メッキで所望の金属を析出させ得る触媒層で被覆し、しかる後、その上に無電解メッキで金属層を堆積積層する方法。
(1)WO2008/149969A1(PCT/JP2008/60427)記載の如き、(所謂「引抜プライマー」と我々が俗称する)凹版印刷法により、導電性組成物層を所望のパターン状に形成する方法。
(2)その他の印刷法(上記(1)以外の従来の通常凹版印刷、シルクスクリーン印刷等)により、導電性組成物層を所望のパターン状に形成する方法。
導電性組成物は、金、銀、白金、銅、ニッケルなどの高導電率の金属粒子、グラファイト粒子、カーボンブラック粒子などから選ばれる導電性粒子と、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂或いは熱可塑性樹脂であるバインダー樹脂からなり、凹版印刷のためには、一般的に印刷インキに用いられる溶剤を使用して流動性のあるインキとする(電離放射線硬化性樹脂を用いる場合には、もともと流動性があるため、必ずしも溶剤を必要としない)。
WO2008/149969A1記載の凹版印刷法では、透明基材シート上に形成した未硬化の電離放射線硬化性樹脂である液状プライマー層を介在させることで、凹版凹部内の導電性組成物との密着、及びプライマー層固化後の透明基材シートの離版により、高いインキ転移性を得る。
接着剤層200は、画像コントラスト向上層100と電磁波遮蔽シート300の導電体パターン層側とを貼り合わせる層であり、熱可塑性樹脂の接着剤が好ましく用いられる。
熱可塑性樹脂の接着剤は、室温(0〜30℃乃至その前後)で固体であり、100℃前後で溶融状態となり、しかる後、融点乃至溶融温度未満に冷却して固体化せしめることにより導電体パターン層と画像コントラスト向上層の両方に対して接着性を持つ材料である。斯かる形態で用いる熱可塑性樹脂の接着剤のことを熱溶融(ホットメルト;Hot Melt)型接着剤、感熱融着型接着剤、熱封着(ヒートシール;Heat Seal)型接着剤等とも呼称する。
そのような熱可塑性樹脂の接着剤の材料としては、例えば、アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等が好適に使用できる。
ここで、アクリル樹脂としては、例えば、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリブチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート−エチル(メタ)アクリレート共重合体、メチル(メタ)アクリレート−ブチル(メタ)アクリレート共重合体、メチル(メタ)アクリレート−スチレン共重合体、メチル(メタ)アクリレート−2ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート共重合体、メチル(メタ)アクリレート−2ヒドロキシ3フェニルオキシプロピル(メタ)アクリレート共重合体、メチル(メタ)アクリレート−2ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート−スチレン共重合体等が挙げられる(なお、(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はメタクリレートを意味する)。
熱可塑性ポリエステル樹脂としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,4シクロヘキサンジメタノール等の多価アルコールと、テレフタール酸、イソフタール酸、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸等の多塩基酸とを縮重合させたものが挙げられる。
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体としては、例えば、酢酸ビニル含有量が5〜20質量%程度、平均重合度350〜900程度の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が挙げられる。なお、必要に応じ、更にマレイン酸、フマル酸、(メタ)アクリル酸等のカルボン酸を共重合させたものでもよい。
一方の面に熱可塑性樹脂の接着剤層を成膜してなる画像コントラスト向上層を、その熱可塑性樹脂の接着剤層側を導電体パターン層に対面する向きで、電磁波遮蔽シート上に重ね合わせて、画像コントラスト向上層の上から熱ローラを当て、一方向に移動させて、熱圧を加える。加熱のみでもよいが、通常は、加熱及び加圧の両方を加える。加熱及び加圧(熱圧の付与)は、通常、鉄等の金屬の円筒状芯材の周囲をシリコンゴム等の耐熱性弾性体で表面を被覆した加熱ローラにて押圧する。斯かる加熱ローラによる熱圧条件としては、温度100〜220℃、圧力0.1〜50kgf/cm2、時間1〜60秒が好ましい。加熱、或いは加熱及び加圧し、溶融状態の接着剤が導電体パターンの凹凸を十分に充填し、凹部内の空気と十分に置換した後、該熱可塑性樹脂の接着剤層をその溶融温度乃至融点未満、最終的には室温迄に冷却し、該熱可塑性樹脂の接着剤層を固体化せしめる。斯かる冷却は、室温空気中に放置するのみでも足りるが、より効率的に冷却する場合は、冷風吹き付け、冷却ローラとの接触、冷水中への浸漬等の手段を採用する。
本発明のフィルタは、基本的に、画像コントラスト向上層100、接着剤層200及び電磁波遮蔽シート300で構成されるが、これらの層に加えて、各種の機能層を適宜積層位置に積層することができる。該機能層としては、例えば、図1の如く、画像コントラスト向上層、電磁波遮蔽シートの接着剤層とは接しない面側に、それぞれ、耐擦傷機能(ハードコート)層400、粘着剤層500が設けられていてもよい。耐擦傷機能層は本発明のフィルタを保護するための層であり、粘着剤層は、本発明のフィルタを画像表示装置本体又は画像表示装置基板に接着する役割を有する層である。その他、図示は略すが、該機能層としては、近赤外線吸収層、ネオン光吸収層、調色(着色)層、紫外線吸収層、反射防止層、防眩層、耐衝撃層、耐汚染層等が挙げられる。
また、本発明のフィルタにおいて、画像コントラスト向上層の透明基材部、接着剤層、粘着剤層のいずれか1層以上に、近赤外線吸収剤、ネオン光吸収剤、調色光吸収剤、紫外線吸収剤などの各種吸収剤を含有させ、これら層自体を、近赤外線吸収層、ネオン光吸収層、調色(着色)層、紫外線吸収層等と兼用させることもできる。
耐擦傷機能(ハードコート)層は、JISK5600−5−4(1999)で規定される鉛筆硬度試験で「H」以上の硬度を示すものであることが好ましく、このような硬度と十分な透明性を実現できるものであれば、材料は特に限定されない。
耐擦傷機能(ハードコート)層は、通常樹脂硬化層として形成される。
用いる硬化性樹脂としては、電離放射線硬化性樹脂、その他公知の硬化性樹脂などを要求性能などに応じて適宜採用すればよい。電離放射線硬化性樹脂としては、アクリレート系、オキセタン系、シリコーン系などが挙げられる。例えば、アクリレート系の電離放射線硬化性樹脂は、例えば、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等の多官能(メタ)アクリレートプレポリマー、或いは、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の3官能以上の多官能(メタ)アクリレートモノマーを単独で或いはこれらの中から2種以上選択して組み合わせて配合した電離放射線硬化性樹脂を用いた塗膜として形成することができる。
耐擦傷機能(ハードコート)層は上記材料を必要に応じて溶剤で希釈して画像コントラスト向上層上に塗工等の湿式成膜法により形成することができる。
耐擦傷機能層の厚みは特に限定されるものではないが、1.0μm以上20μm以下が好ましく、より好ましくは3.0μm以上5μm以下である。
粘着剤層500は、電磁波遮蔽シートの接着剤層とは接しない面側、透明基材シート301の裏面上に形成され、本発明の光学フィルタを画像表示装置本体又は画像表示装置基板に接着する役割を有すると共に、後述の各種吸收剤を含有させるのに好ましい層である。
近赤外線吸収剤は、本発明の光学フィルタの代表的な用途であるPDPに適用する場合、PDPがキセノンガス放電を利用して発光する際に生じる近赤外線領域、即ち、800nm〜1100nmの波長領域を吸収し、且つ可視光領域、即ち、380nm〜780nmの波長領域では吸収が少なくて十分な光線透過率を有する色素が好ましい。そして、粘着剤層500に添加する場合、上記近赤外線領域での近赤外線の吸収量が、透過率でいえば20%以下、更に好ましくは10%以下となるように、近赤外線吸収剤の種類、近赤外線吸収剤の粘着剤層中での含有量、及び粘着剤層の厚み等を設定するのが好ましい。
このような近赤外線吸収剤としては、具体的には、フタロシアニン系、イモニウム系、ジイモニウム系、ジチオール金屬錯体、シアニン系化合物、アゾ化合物、ポリメチン系化合物、キノン系化合物、ジフェニルメタン系化合物、トリフェニルメタン系化合物系等の有機系化合物からなる有機系近赤外線吸收剤、或いは金属酸化物、金属ホウ(硼)化物、金属窒化物などの無機系化合物から成る無機系近赤外線吸收剤が挙げられ、耐久性の面から、無機系近赤外線吸收剤が好ましい。
金属酸化物としては、例えば、酸化タングステン系化合物、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化亜鉛、酸化ルテニウム、酸化インジウム、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、酸化錫、アンチモンドープ酸化錫(ATO)、酸化セシウムなどの微粒子が挙げられる。十分な可視光線透明性を発現せしめるためには、平均粒子径は可視光線の最低波長である380nm以下、特に平均粒子径40〜200nmのものが好ましい。
金属ホウ化物としては、多ホウ化金属化合物が好ましく、具体的には、ホウ化ランタン(LaB6)、ホウ化プラセオジウム(PrB6)、ホウ化ネオジウム(NdB6)、ホウ化セリウム(CeB6)、ホウ化イットリウム(YB6)、ホウ化チタン(TiB6)、ホウ化ジルコニウム(ZrB6)、ホウ化ハフニウム(HfB6)、ホウ化バナジウム(VB6)、ホウ化タンタル(TaB6)、ホウ化クロム(CrB、CrB6)、ホウ化モリブデン(MoB6、Mo2B5、MoB)、ホウ化タングステン(W2B5)などが挙げられ、また、金属窒化物としては、窒化チタン、窒化ニオブ、窒化タンタル、窒化ジルコニウム、窒化ハフニウム、窒化バナジウムなどが挙げられる。
これらの中で、近赤外線の高吸収率と可視光線の高透過率との両立性、及び高湿高湿度条件下における分光透過率特性の変化に対する耐久性の点から、特開2006−154516号公報等記載の酸化タングステン系化合物が好ましく、特にセシウム含有酸化タングステンが、近赤外線吸収能が高いことから特に好適である。
上記近赤外線吸収剤の含有量は、吸収層中に0.1〜15質量%程度であることが好ましい。
ネオン光吸収剤は、本発明の光学フィルタの代表的な用途であるPDPに適用する場合、PDPから放射されるネオン光を吸収させる色素である。該ネオン光は、ネオン原子の発光スペクトル帯域、即ち550〜640nmの波長領域(ネオン光領域)を吸収し、且つ該波長領域を除いた可視光領域380nm〜780nmの波長領域中ではなるべく吸収が少なくて十分な光線透過率を有する色素が好ましい。
そして、粘着剤層500に添加する場合、上記Ne光領域の中心波長を590nmとすれば、該590nmにおける光線の透過率が50%以下になるように、ネオン光吸収剤、ネオン光吸収剤の粘着剤層中での含有量、及び粘着剤層の厚み等を設定するのが好ましい。
このようなネオン光吸収剤としては、具体的には、シアニン系、オキソノール系、メチン系、サブフタロシアニン系もしくはポルフィリン系等が挙げられる。これらの中でもポルフィリン系が好ましく、中でも、テトラアザポルフィリン系色素が、分散性が良好で、且つ耐熱性、耐湿性、耐光性が良好な点から好ましい。
ネオン光吸収剤の含有量は、ネオン光吸収層中に、0.05〜5質量%であることが好ましい。含有量が0.05質量%以上であれば充分なネオン光吸収機能を発現でき、5質量%以下であれば、充分な量の可視光線を透過できる。
調色光吸収剤は、表示画像を好みの色調(天然色、或いは天然色から多少偏移した色)に補正するための色素である。このような調色光吸収剤としては、有機系色素、無機系色素などを1種単独使用、又は2種以上併用することができる。具体的には、アントラキノン系、ナフタレン系、アゾ系、フタロシアニン系、ピロメテン系、テトラアザポルフィリン系、スクアリリウム系、シアニン系等の色素が挙げられる。
調色光吸収剤の含有量は、補正すべき色に合わせて適宜調整され、特に限定されない。通常、調色層中に0.01〜10質量%程度含有する。
紫外線吸収剤としては、例えば、サリシレート系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、置換アクリロニトリル系、トリアジン系等の有機系化合物、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムなどを微粒子化した粉体、あるいは二酸化チタン微粒子を酸化鉄で複合化処理してなるハイブリッド無機粉体、酸化セリウム微粒子の表面を非結晶性シリカでコーティングしてなるハイブリッド無機粉体等の無機系化合物からなる公知の化合物を用いることができる。
なお、紫外線吸収剤を添加する場合、他の吸収剤(色素)を外来光から保護するために、他の吸収剤(色素)を添加した層と同じ層か、或いはその層よりも観察者側に近い層に添加する。また、耐光性が堅牢な色素を使用する場合は、紫外線吸収剤の添加は不要である。
<画像コントラスト向上層の作製>
先ず、透明支持体6として、両面易接着処理された厚さ188μmのポリエチレンテレフタレート(PET)シート(東洋紡績社製;品名A4300)を準備し、その上に、ウレタンアクリレートプレポリマーからなる紫外線硬化性樹脂を厚さ300μmとなるように塗布し、未硬化状態の透明基材を形成した。この未硬化状態の透明基材表面に、ピッチが70μmで溝状凹部3を形成した側の開口幅が20μmで深さが120μmの溝状凹部3を形成できる金属製賦形型ロールを押し当て、所望の溝状凹部形状を刻設しながら背面から紫外線を照射して透明基材4を硬化させた。こうして、ピッチが70μmで溝状凹部3を形成した側の開口幅が20μmで深さが120μmの溝状凹部3を形成した。なお、賦形型ロールは、その円周方向に溝状凹部3が賦形されているので、シート部材上で回転させることにより、シート部材の長手方向に延びるように溝状凹部3を形成することができる。
次に、透明アクリル系の紫外線硬化性プレポリマー100質量部中に、最小粒径が2μmで最大粒径が3μmの黒い球状ビーズ状粒子50質量部、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン(商品名:イルガキュア184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)2質量部を混合して液状の紫外線硬化性樹脂組成物7を調製した。この液状樹脂組成物7を、上記のようにして得られた溝状凹部形成済みの透明基材4の該溝状凹部形成面側上に塗工し、その後、ドクターブレード72でワイピングした。ワイピングに際しては、同時に背面から紫外線を照射して紫外線硬化性樹脂である透明樹脂2を硬化させた。ワイピングでは、透明基材4の平坦部8とドクターブレード72との隙間を1.5μmとして行い、そのワイピングを2回繰り返した。その結果、溝状凹部3には透明樹脂2である紫外線硬化性樹脂と暗色粒子1である黒い球状ビーズが充填され、一方、平坦部8の上には透明樹脂2のみを厚さ1.5μmで残留させることができ、同時に行ったUV照射によりその透明樹脂2を硬化させて厚さ1μmの透明保護層2Lを形成した。こうして、実施例1の画像コントラスト向上層100を得た。なお、上記において、[透明樹脂の屈折率]−[球状ビーズの屈折率]=−0.003であった。
作製した画像コントラスト向上層の透明支持体形成面に、アクリル系樹脂からなる紫外線硬化性樹脂(DIC株式会社製、RC25−750)をバーコートし、紫外線照射装置(光源Hバルブ)を用いて照射線量760mJ/cm2で紫外線照射を行い、塗膜を硬化させてハードコート層を形成した。該ハードコート層の膜厚は、硬化後の厚みが5μmであった。
続いて、画像コントラスト向上層の透明樹脂層形成面に、熱可塑性ポリエステル系樹脂からなるヒートシール型接着剤(DIC株式会社製、A−970)をバーコートし乾燥させて溶剤を除去することで塗膜を形成した。これを「部材1」とする。該接着剤層の膜厚は、乾燥後の厚みが30μmであった。
透明基材シートとして、片面に易接着処理がされた幅1000mmで厚さ100μmの長尺ロール巻の無色透明な2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用いた。供給部にセットしたPETフィルムを繰り出し、易接着処理面にプライマー層用の光硬化性樹脂組成物を厚さ5μmとなるように塗布形成した。塗布方式は、通常のグラビアリバースコート法を採用し、光硬化性樹脂組成物としては、エポキシアクリレートプレポリマー35質量部、ウレタンアクリレートプレポリマー12質量部、フェノキシエチルアクリレートからなる単官能アクリレートモノマー44質量部、エチレンオキシド変性イソシアヌル酸トリアクリレートからなる3官能アクリレートモノマー9質量部、さらに光開始剤としてイルガキュア184を3質量部添加したものを使用した。このときの粘度は約1300mPa・s(25℃、B型粘度計)であり、塗布後のプライマー層は触ると流動性を示すものの、PETフィルム上から流れ落ちることはなかった。
次に、プライマー層が形成されたPETフィルムを転写工程を行う凹版ロールに供するが、それに先だって、開口部の線幅が20μmで線ピッチが300μm、版深10μmの正方格子状のメッシュパターンとなる凹部が形成された凹版ロールの版面に、導電性組成物をピックアップロールで塗布し、ドクターブレードで凹部内以外の導電性組成物を掻き取って凹部内のみに導電性組成物を充填させた。なお、用いた導電性組成物は、以下の組成の銀ペーストを用いた。
導電性組成物(銀ペースト)の作製:
導電性粉末として平均粒径約2μmの鱗片状銀粉末93質量部、バインダー樹脂として熱可塑性のポリエステルウレタン樹脂7質量部、溶剤としてブチルカルビトールアセテート25質量部を配合し、十分に攪拌混合した後、3本ロールで混練りして導電性組成物を作製した。
次いで行われる転写工程は以下の通りである。先ず、プライマー層が形成されたPETフィルムを、そのプライマー層が凹版ロールの版面側に対向した状態で、凹版ロールとニップロールとの間に挟む。その凹版ロールとニップロールとの間でPETフィルムのプライマー層は版面に押し付けられる。プライマー層は流動性を有しているので、版面に押し付けられたプライマー層は、導電性組成物が充填された凹部内にも流入し、凹部内で生じた導電性組成物の凹みを充填する。こうしてプライマー層は導電性組成物に対して隙間なく密着した状態となる。その後、さらに凹版ロールが回転して高圧水銀燈からなるUVランプによって紫外線が照射され、光硬化性樹脂組成物からなるプライマー層が硬化する。プライマー層の硬化により、凹版ロールの凹部内の導電性組成物はプライマー層と密着し、その後、出口側のニップロールによってフィルムが凹版ロールから剥離され、プライマー層上には導電性組成物層が転写形成される。このようにして得られた電磁波遮蔽フィルムを、110℃の乾燥ゾーンを通過させて銀ペーストの溶剤を蒸発させて固化せしめ、プライマー層上にメッシュパターンからなる導電パターン層を形成した。このときの導電パターン層が存在するパターン部分の厚さ(導電パターン層が形成されているメッシュパターン部分とそれ以外の部分との厚さの差)は9.5μmで、版の深さとほぼ同等の厚さで転移しており、版の凹部内の銀ペーストが高い転移率(版深に対する転移した銀ペーストの比として定義する転移率は、(9.5/10)×100=95%)で転移していた。転移後の凹部内を目視で観察したところ、ペーストの版凹部内での残りは見られず、また、メッシュパターンの断線や形状不良も見られなかった。
次いで、得られた転写フィルムに対し、銅めっきを行った。得られた転写フィルムを硫酸銅めっき液に浸漬し、その表面に形成されたメッシュ状の導電性パターン層を陰極として、銅板を陽極として、2A/dm2の電流を流して電解銅めっきを行った。銅めっき膜(金属層)は、導電性組成物からなるパターン層上に選択的に、厚さ2μmで形成された。
上記で得たメッシュパターン状電磁波遮蔽シートのメッシュパターン側と、上記で得た部材1の画像コントラスト向上層の片面上に形成されたヒートシール型接着剤層側とを対峙させて重ね合わせた。
画像コントラスト向上層上の他方の面上に形成されたハードコート層の上から熱ローラを押し付けることにより、ヒートシール型接着剤が溶融してメッシュ凹部に流入し、気泡を残すことなく該メッシュ凹部内に充填する。そののち、室温(23℃)雰囲気中で冷却して、該ヒートシール型接着剤層を固化せしめて、メッシュパターン状電磁波遮蔽シート上に画像コントラスト向上層をラミネートした光学フィルタを得た。
ここで、熱ローラによる熱圧条件は、温度100℃、圧力30kgf/cm2、時間20秒である。
光学顕微鏡で観察したところ、メッシュ面に対してヒートシール型接着剤が気泡なく充填されていることが確認された。
実施例1において、上記球状ビーズ状粒子に代えて、最小粒径が0.2μmで最大粒径が3μmの黒い球状ビーズ状粒子を用いた他は、実施例1と同様にして画像コントラスト向上層を得、さらに実施例1と同様にして比較例1の光学フィルタを得た。
実施例1と比較例1で得た画像コントラスト向上層の平坦部8を顕微鏡で拡大して観察した結果、実施例1の画像コントラスト向上層は、透光性領域20である平坦部8上に黒い球状ビーズは無かったが、比較例1の画像コントラスト向上層は、平坦部8上に黒い球状ビーズが載っていた。
2 透明樹脂
2L 透明保護層
3 溝状凹部
4 透明基材
5 斜面
6 透明支持体
7 液状樹脂組成物
8 平坦部
10 暗色部
20 透光性領域
100,100A,100B 画像コントラスト向上層
200 接着剤層
300 電磁波遮蔽シート
301 透明基材シート
302 導電体パターン層
400 耐擦傷機能(ハードコート)層
500 粘着剤層
dmin 暗色粒子の最小粒径
dmax 暗色粒子の最大粒径
t 透明保護層の厚さ
t’ 平坦部上の透明樹脂の厚さ
H 溝状凹部の深さ
W 溝状凹部の最大幅
P 法線
θ 斜面と法線との角度
Claims (2)
- 透明基材シート上に導電体パターン層を形成した電磁波遮蔽シートと、該導電体パターン層の凹凸を埋めて平坦化層となり得る厚みの接着剤層と、画像コントラスト向上層とがこの順に積層されてなる光学フィルタであって、
該画像コントラスト向上層が、
透明基材の一方の面に、該透明基材の面内方向に沿って平行に並設された直線状の、且つその延長方向に直交する断面形状が台形又は略台形の暗色部と、隣接する前記暗色部間の透光性領域とを有する、画像コントラスト向上層であって、
前記暗色部は、断面形状が台形又は略台形の溝状凹部内に、暗色粒子と透明樹脂とで充填されてなり、
前記透光性領域は、その表面が透明樹脂からなる透明保護層で覆われてなり、
前記暗色粒子の最小粒径dmin及び最大粒径dmaxと、前記透明保護層の厚さtと、前記溝状凹部の最大幅W及び深さHとの間に、t<dmin<dmax<W、且つ、t<dmin<dmax<H、の関係が成り立つ画像コントラスト向上層
であることを特徴とする光学フィルタ。 - 透明基材シート上に、導電体パターン層を形成するパターン層形成工程と、
前記パターン層形成工程後、その一方の面にパターン層の凹凸を埋めて平坦化層となり得る厚みの熱可塑性樹脂の接着剤層を成膜してなる画像コントラスト向上層を、その熱可塑性樹脂の接着剤層側をパターンに対面する向きで、パターン層上に重ねて、これを熱可塑性樹脂の融点乃至溶融温度以上に加熱して該接着剤層を液状物化せしめ、しかる後、冷却して固体化せしめる画像コントラスト向上層積層工程とを有することを特徴とする、請求項1に記載の光学フィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009150048A JP5051187B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 光学フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009150048A JP5051187B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 光学フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011007950A JP2011007950A (ja) | 2011-01-13 |
JP5051187B2 true JP5051187B2 (ja) | 2012-10-17 |
Family
ID=43564705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009150048A Expired - Fee Related JP5051187B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 光学フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5051187B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016147995A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 洗浄装置 |
-
2009
- 2009-06-24 JP JP2009150048A patent/JP5051187B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011007950A (ja) | 2011-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009222996A (ja) | 画像表示装置用前面フィルタ | |
JP2011154162A (ja) | コントラスト向上フィルタ転写シート | |
JP2011039195A (ja) | プラズマディスプレイ用前面フィルタ | |
JP5151516B2 (ja) | 電磁波シールド材 | |
US20080166546A1 (en) | Optical sheet and display optical filter | |
JP2011154211A (ja) | 画像表示装置前面用複合フィルタ | |
JP5050959B2 (ja) | 画像コントラスト向上フィルター及び画像表示装置 | |
JP5051187B2 (ja) | 光学フィルタ | |
JP2011039196A (ja) | 表示装置用前面フィルタ | |
JP2010066346A (ja) | 画像コントラスト向上フィルター、その製造方法及び画像表示装置 | |
JP2010197847A (ja) | 複合光学フィルタ | |
JP5169340B2 (ja) | 表示装置用前面フィルター | |
JP2012169353A (ja) | 光学シート、及びそのシートを用いたプラズマディスプレイ用前面フィルタ | |
JP5003514B2 (ja) | 電磁波シールド部材 | |
JP2009218423A (ja) | 表示装置用前面フィルター | |
JP5304415B2 (ja) | 電磁波シールド材の製造方法 | |
JP2009044005A (ja) | プラズマディスプレイ用電磁波シールド部材及びその製造方法 | |
JP2010080654A (ja) | 複合フィルタの製造方法 | |
JP5104103B2 (ja) | 電磁波シールド材、その製造方法及びディスプレイ用フィルター | |
JP5240106B2 (ja) | 光学フィルター及び画像表示装置 | |
JP2011054671A (ja) | 複合フィルタ | |
JP2010134301A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2011176176A (ja) | ディスプレイ用フィルタ及びこれを用いた画像表示装置 | |
JP2009038110A (ja) | プラズマディスプレイ用電磁波シールド部材及びその製造方法 | |
JP2011033944A (ja) | 複合光学フィルタおよび製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120626 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |