JP5050759B2 - 自動車のバウンドストッパ取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は自動車のリーフスプリング式サスペンションに支持されたアクスルハウジングと車体の下部との間で、両者の上下方向の相対移動を規制するバウンドストッパの取付構造に関する。
従来、商用のバン型車にはリヤタイヤを支持するリヤサスペンションとしてリーフスプリング式サスペンションを備えたものがある。
この種の車両のリーフスプリング式サスペンションは、図6、図7に示すように、車体の荷室フロア1の下面に沿って前後方向に延びるリヤサイドメンバ2の下方に、前端31および後端32が連結された前後方向のリーフスプリング3の中央部に左右のリヤタイヤ9をつなぐアクスルシャフトのハウジング(アクスルハウジング)8を上下移動可能に支持する構造をなす。
この種のリヤサスペンションには、車両走行時の振動や荷物の積載により、アクスルハウジング8およびリヤサイドメンバ2とが互い上下方向に相対移動して接近したときに、両者8,2が直接、衝突しないように、リヤサイドメンバ2の下面にゴムブロック体からなるバウンドストッパ4を設け(特許文献1参照)、バウンドストッパ4によりアクスルシャフト8を受けることが行なわれている。なお、特許文献1にはバウンドストッパ単体の構造が記載されている。
特開2004−225799号公報
しかしながら、従来構造では、リヤサイドメンバ2の下面にバウンドストッパ4を設置しているので、荷室の床下に、リヤサイドメンバ2の上下寸法、バウンドストッパ4の上下寸法、更にバウンドストッパ4とアクスルハウジング8間にサスペンションのストロークを確保する上下寸法が必要で、荷室のフロア面が高くなり、荷物の積み下ろしの作業が難儀である。
そこで、荷物の積み下ろしの作業性を向上すべく荷室フロア1を下げるには、リヤサイドメンバ2の上下寸法やバウンドストッパ4の上下寸法を小さくすることが考えられるが、リヤサイドメンバ2の剛性低下やバウンドストッパ4の衝撃緩和性能が低下することとなり、車両走行時に路面からの強い突き上げによりアクスルハウジング8が強くバウンドストッパ4に衝突したときに、荷室フロア1が突き上げられて変形するおそれがある。従ってリヤサイドメンバ2やバウンドストッパ4の上下寸法を小さくすることは困難である。
またサスペンションのストローク寸法を小さくすると乗り心地性能が低下する。
そこで本発明は、サイドメンバやバウンドストッパの上下寸法およびサスペンションのストローク寸法を削減することなく、車体のフロアパネルの高さ位置を下げることができる自動車のバウンドストッパ取付構造を提供することを課題としてなされたものである。
本発明は、自動車のリーフスプリング式サスペンションに上下移動可能に支持されたアクスルハウジングと対向してその上方の車体の下部に設けられ、アクスルハウジングおよび車体の下部とが互いに上下方向に相対移動して接近したときに、アクスルハウジングに当接して上記相対移動を規制するゴムブロック体からなるバウンドストッパを備えた自動車のバウンドストッパ取付構造において、上記車体の下部はフロアパネルの下面に沿って前後方向に延び、フロアパネルとで閉断面をなすサイドメンバを備え、上記サイドメンバに隣接して、上記フロアパネルの下面およびサイドメンバの側面の上半部とでボックス断面をなし、下面を上記サイドメンバの下面よりも一段高い位置に設定したストッパ取付部材を設け、該ストッパ取付部材の下面に、上記サイドメンバよりも下方へ突出する上記バウンドストッパを取付ける(請求項1)。
フロアパネルおよびサイドメンバと一体で剛性が高く、かつ下面をサイドメンバの下面よりも一段高い位置としたストッパ取付部材を設け、ストッパ取付部材の下面にバウンドストッパを取付けたので、バウンドストッパをサイドメンバ下面に設けた従来構造よりもフロアパネルを低くできる。
上記ストッパ取付部材は、水平断面がコ字形をなす三面の縦壁と、これら縦壁の下縁間をつなぐ底壁とからなり、上記縦壁の上縁に形成したフランジを上記フロアパネルの下面に固着するとともに、上記底壁の側縁に形成したフランジを上記サイドメンバの側面に固着し、上記底壁の下面に上記バウンドストッパを取付ける(請求項2)。
フロアパネルおよびサイドメンバとでボックス断面をなすストッパ取付部材として好適である。
上記サイドメンバは、ホイールハウスの縦壁状の側壁部の下縁が結合するフロアパネルの側縁から間隔をおいた車内側の位置に設置して、上記フロアパネルには、その側縁とサイドメンバとの間の側端部に上記ストッパ取付部材を設置する。上記ホイールハウスの側壁部にはその下縁に沿って上記側壁部とで閉断面をなす補強部材を設ける(請求項3)。
フロアパネルの側縁に沿うホイールハウスの側壁部の剛性を強化したので、フロアパネルのストッパ取付部材設置個所たる側端部の剛性が強化される。
上記フロアパネルの側端部には補強板を重ね合わせる(請求項4)。
フロアパネルの側端部の剛性が更に強化される。
商用のバン型車のリーフスプリング式のリヤサスペンションに本発明を適用した実施形態を説明する。なお、リヤサスペンションは従来構造と同様の基本構造を有し、前後方向に延びるリーフスプリングの前端および後端を車体の下面に連結し、リーフスプリングの前後中央部で車輪を支持するアクスルハウジングを上下方向に移動可能に支持する構造である。なお、リヤサスペンションは左右同一構造で、以下、図に基いて左右一方の構造を中心に説明する。
図1ないし図3に示すように、車体の下面をなすフロアパネル1はほぼ水平な平板状に形成してあり、車幅方向外側の側部にはリヤホイールハウス7が設けられ、フロアパネル1の側縁はリヤホイールハウス7縦壁状をなす側壁部71の下縁と結合してある。
フロアパネル1の下面には、側壁部71の下縁と結合した側縁から車内側へ所定の間隔をおいた位置に前後方向に延びるリヤサイドメンバ2が設けてある。リヤサイドメンバ2は水平の底面部21と、底面部21の左右の側縁から屈曲して上方へ起立する左右の側面部22a,22bとからなる断面ほぼ逆ハット形で、左右の側面部22a,22bの上縁フランジをそれぞれフロアパネル1の下面に結合してフロアパネル1とで閉断面構造をなす。
またフロアパネル1の下面には左右一対のリヤサイドメンバ間に車幅方向に延びる複数のクロスメンバ20,20・・(図1)が設けてある。
リヤホイールハウス7の側壁部71にはその下縁に沿ってホイールハウス内を前後方向に延びるリィンフォースメント6が設けてある。リィンフォースメント6は車内側へ向けて開口する断面ほぼハット形で、上縁フランジおよび下縁フランジをそれぞれ側壁部71の外面に重ね合わせて固着してあり、側壁部71とで閉断面構造をなす。
フロアパネル1の側縁はリヤサイドメンバ2から離れた位置にあるので補強部材たるリィンフォースメント6を設けてフロアパネル1の側縁沿いを強化することで、リヤホイールハウス7の側壁部71の下縁とリヤサイドメンバ2との間に位置するフロアパネル1の側端部11の剛性が強化される。また、同時にホイールハウス7の側壁部71の剛性も向上する。
フロアパネル1の側端部11の下面には、リヤホイールハウス7の前後方向の中央に対応する位置に、ストッパ取付部材5を介して、上記アクスルハウジング8を受けるバウンドストッパ4が設置してある。
ストッパ取付部材5は金属板を曲げ加工した成形品で、水平断面がコ字形をなす三面の縦壁52,53,54と、これら縦壁52,53,54の下縁間をつなぐ平面視長方形状の底壁51とを備え、上部と一方の側部が開口する半容器状に形成してある。ストッパ取付部材5の高さ寸法は、リヤサイドメンバ2よりも低くしてあり、リヤサイドメンバ2の2分の1程度としてある。
ストッパ取付部材5には、各縦壁52,53,54の上縁に外周方向へ屈曲形成した上縁フランジ55が形成してあり、かつ両側の縦壁52,53には上記開口側の縦縁にそれぞれ側縁フランジ56、56が形成してある。
またストッパ取付部材5には、底壁51の上記開口側の下縁から下方へ屈曲する縦面部とその下縁から屈曲する水平面部とで断面ほぼL字形に形成した下縁フランジ57が形成してある。
フロアパネル1の側端部11には、ホイールハウス7からリヤサイドメンバ2に至るほぼ側端部11の全幅にわたって、金属平板状で、下縁フランジ57を除いたストッパ取付部材5の本体の平面視外形よりもひとまわり大きい補強板50が重ね合わせて固着してある。
ストッパ取付部材5は、中央の縦壁54を車外側として各縦壁52,53,54の上縁フランジ55を補強板50の下面に重ね合わせて固着するとともに、両側の縦壁52,53の側縁フランジ56,56をリヤサイドメンバ2の側面部22aの上半部に重ね合わせて固着し、フロアパネル1の側端部11およびリヤサイドメンバ2の側面部22aとで前後方向かつ前後両端が閉じられたボックス断面構造をなす。更にストッパ取付部材5の下縁フランジ57の縦面部および水平面部をリヤサイドメンバ2の側面部22aの下半部およびリヤサイドメンバ2の底面部21に重ね合わせて固着してある。
ストッパ取付部材5は、リヤサイドメンバ2の底面部21よりも一段,高さ寸法S分高く形成した底壁51下面を取付座として、該底壁51下面にバウンドストッパ4が取付けてある。バウンドストッパ4は従来構造と同一の高さ寸法を有するゴムのブロック体で、上部には浅い断面逆ハット形の金属プレート41がインサート成形してある。
バウンドストッパ4は、前面上縁および後面上縁から前後に突出する金属プレート41の両端の取付部をそれぞれ底壁51下面の前後両端位置に下から重ね合わせてボルト締め固定してある。
バウンドストッパ4はその下面がリヤサイドメンバ2よりも下方に突出しており、下面が上下方向に所定の間隔をおいてアクスルハウジング8と対向しており、車体の下部(フロアパネル1やリヤサイドメンバ2)とアクスルハウジング8とが上下方向に相対移動して互いに近接したときにバウンドストッパ4とアクスルハウジング8とが当接してアクスルハウジング8とリヤサイドメンバ2とが当らないようにしてある。
なお、リーフスプリング3は、図略の前端および後端をそれぞれ、ホイールハウス7の前後両側位置で、リヤサイドメンバ2よりも車外側に設けられた車体の骨格部材たる前後のクロスメンバに連結して、フロアパネル1の側端部およびバウンドストッパ4の下方位置に前後方向に設置してある。
本実施形態によれば、リヤホイールハウス7の側壁部71下縁とこれより間隔をおいて車内側に設けたリヤサイドメンバ2との間のフロアパネル1の側端部11にストッパ取付部材5を設け、リヤサイドメンバ2の底面部21よりも一段高い位置(高さ寸法S分)に取付座面(底壁51)を設けてこれにバウンドストッパ4を取付けたので、バウンドストッパ4の下面とアクスルハウジング8との間に従来構造と同じストローク寸法を確保した状態で、かつバウンドストッパ4の上下寸法を大きく設定することができ、アクスルハウジング8が衝突したときの衝撃緩和性能が向上するからフロアパネル1の高さ位置を従来構造(図2の仮想線)よりも上記高さ寸法S分低くすることができる。従って、荷物の積み下ろし作業が楽にできる。
バウンドストッパ4とアクスルハウジング8との当接時、バウンドストッパ4を介してストッパ取付部材5とフロアパネル1の側端部11には上方へ向けて突き上げ荷重が作用するが、ストッパ取付部材5はフロアパネル1の側端部11とリヤサイドメンバ2の側面部22aとでボックス断面を構成するので、上記荷重に対する剛性を確保することができる。
また突き上げ荷重はストッパ取付部材5からフロアパネル1の側端部11へ作用するが、側端部11は、リヤホイールハウス7の下縁沿いに設けたリィンフォースメント6による強化により上記荷重に対する剛性を充分に確保する。
フロアパネル1の厚さや側端部11の幅寸法によっては、上記荷重に対する剛性をなお一層確実に保持するために上記補強板50を設ける。
上述の実施形態ではストッパ取付部材5を一体の成形品で構成したが、これに限らず、2部品で構成してもよい。図4、図5に基いてストッパ取付部材を2部品で構成した本発明の他の実施形態を説明する。なお本実施形態の基本構造は先の実施形態のそれとほぼ同じで、相違点を中心に説明し、図において同一部材は同一符号で表し、それらの説明を省略する。
図4、図5に示すように、ストッパ取付部材5Aは、底壁51と中央の縦壁54とを一体に備えた第1の部材5bと、両側の縦壁52,53を一体に備えた第2の部材5cとを組み合わせてなる。
第1の部材5bは、取付座部をなす底壁51と、その一方の端縁から起立する縦壁54および上縁フランジ55,更に底壁51の他方の端縁から下方へ向けて縦面部と水平面部とからなる下縁フランジ57とを備えた断面階段状の板状に形成してある。
また第1の部材5bには、底壁51と下縁フランジ57の縦面部の両側の端縁間を三角形状につなぐ補強縦リブ58,58が一体に形成してある。
第2の部材5cは上方が開口する断面逆ハット形をなし、両側の縦壁52,53、これらの下縁間を前後方向につないだ底壁59、および前後の上縁フランジ55,55が一体に形成してある。第2の部材5cはその底壁59の外形寸法を第1の部材5bの底壁51と合致してある。
第1および第2の部材5b,5cは、第1の部材5bの底壁51上面に第2の部材5cの底壁59を上から重ね合わせるとともに、第2の部材5cの両側の縦壁52,53に、第1の部材5bの中央の縦壁54の両側の縦縁から舌片状に張り出す結合フランジ541,541を重ね合わせて固着してあり、ストッパ取付部材5Aは第1および第2の部材5b,5cを組み合わせて上方かつ一方の側部が開口する半容器状に形成してある。
また本実施形態では、補強板50Aは、浅い断面逆ハット形に形成してあり、外周に結合フランジ501を備えている。
補強板50Aは、結合フランジ501をフロアパネル1の側端部11の下面に重ね合わせて固着するとともに、車内側の側縁をリヤサイドメンバ2の車外側の側面部22aに結合せしめて、側端部11およびリヤサイドメンバ2の側面部22aとでボックス断面構造をなす。
ストッパ取付部材5Aは、第1の部材5bおよび第2の部材5cの上縁フランジ55,55,55を補強板50Aの仮面に重合固着するとともに、第2の部材5cの縦壁52,53の側縁フランジ56、56をリヤサイドメンバ2の側面部22aの上半部に重ね合わせて固着し、フロアパネル1の補強板50Aおよびリヤサイドメンバ2の側面部22aとでボックス断面構造をなす。更に第1の部材5bの下縁フランジ57をリヤサイドメンバ2の側面部22aの下半部およびリヤサイドメンバ2の底面部21に重ね合わせて固着してある。そして、底壁51に先の実施形態と同様にバウンドストッパ4が締結してある。
なお、ストッパ取付部材5Aの高さ寸法は、補強板50Aをボックス断面構造とした分、先の実施形態のストッパ取付部材5のそれよりも低く設定してある。
本実施形態によれば、先の実施形態と同様の作用効果によりフロアパネルを低くできる上、ストッパ取付部材5Aを第1および第2の部材5b,5cからなる分割構造としたのでストッパ取付部材の成形が容易となり、また第1の部材5bの底壁51に補強縦リブ58,58を設けたことで、バウンドストッパ4からストッパ取付部材5Aに作用する荷重を、両補強縦リブ58,58によりリヤサイドメンバ2側へ効率よく分散することができ、上記荷重に対するストッパ取付部材5Aの剛性がより向上する。
また補強板50Aをボックス断面構造としたので、更に上記荷重に対するフロアパネル1の側端部11の剛性をより強化することができる。
本発明のバウンドストッパ取付構造を示す要部斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 上記バウンドストッパ取付構造の要部側面図である。 本発明の他の実施形態に用いるストッパ取付部材の斜視図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 自動車のリーフスプリング式のサスペンションを示す概略側面図である。 従来のバウンドストッパの取付位置を示す概略説明図である。
符号の説明
1 フロアパネル
11 側端部
2 サイドメンバ
21 底面部(下面)
22a 側面部(側面)
3 リーフスプリング
4 バウンドストッパ
5 ストッパ取付部材
50,50A 補強板
51 底壁(下面)
52,53,54 縦壁
55,56,57 フランジ
6 リィンフォースメント(補強部材)
7 ホイールハウス
71 側壁部

Claims (4)

  1. 自動車のリーフスプリング式サスペンションに上下移動可能に支持されたアクスルハウジングと対向してその上方の車体の下部に設けられ、アクスルハウジングおよび車体の下部とが互いに上下方向に相対移動して接近したときに、アクスルハウジングに当接して上記相対移動を規制するゴムブロック体からなるバウンドストッパを備えた自動車のバウンドストッパ取付構造において、
    上記車体の下部はフロアパネルの下面に沿って前後方向に延び、フロアパネルとで閉断面をなすサイドメンバを備え、
    上記サイドメンバに隣接して、上記フロアパネルの下面およびサイドメンバの側面の上半部とでボックス断面をなし、下面を上記サイドメンバの下面よりも一段高い位置に設定したストッパ取付部材を設け、
    該ストッパ取付部材の下面に、上記サイドメンバよりも下方へ突出する上記バウンドストッパを取付けたことを特徴とする自動車のバウンドストッパ取付構造。
  2. 上記ストッパ取付部材は、水平断面がコ字形をなす三面の縦壁と、これら縦壁の下縁間をつなぐ底壁とからなり、上記縦壁の上縁に形成したフランジを上記フロアパネルの下面に固着するとともに、上記底壁の側縁に形成したフランジを上記サイドメンバの側面に固着し、上記底壁の下面に上記バウンドストッパを取付けた請求項1に記載の自動車のバウンドストッパ取付構造。
  3. 上記サイドメンバは、ホイールハウスの縦壁状の側壁部の下縁が結合するフロアパネルの側縁から間隔をおいた車内側の位置に設置し、
    上記フロアパネルには、上記側縁とサイドメンバとの間の側端部に上記ストッパ取付部材を設置し、
    上記ホイールハウスの側壁部にはその下縁に沿って上記側壁部とで閉断面をなす補強部材を設けて、
    バウンドストッパおよびストッパ取付部材を介して下方から上記フロアパネルの側端部に作用する衝撃荷重に対して上記側端部の剛性を強化した請求項1または2に記載の自動車のバウンドストッパ取付構造。
  4. 上記フロアパネルの側端部には補強板を重ねあわせ、バウンドストッパおよびストッパ取付部材を介して下方から上記フロアパネルの側端部に作用する衝撃荷重に対して上記側端部の剛性を強化した請求項3に記載の自動車のバウンドストッパ取付構造。
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